JP4554024B2 - 追従装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プレスブレーキによってワークに曲げ加工を施すとときに、ワークの曲がりに追従しながらワークを支持する追従装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
プレスブレーキは、金属板等のワークの所定位置が載せられているダイへ向けてパンチを相対移動させ、ダイとパンチとの間でこのワークの所定位置を挟み込むことにより、この位置でワークを折り曲げる。このようなプレスブレーキでワークを折り曲げる場合、ワークは、端部が折り曲げ位置を軸にして持ち上がる。
このときに、ワークが自重によって垂れることにより発生するワークの塑性変形(ワークの腰折れ)を防止するために、プレスブレーキに隣接してテーブルを配置し、このテーブルをワークの持ち上がりに応じて回動させることにより、プレスブレーキで折り曲げられるワークに腰折れが生じるのを防止する追従装置がある。
【0003】
この追従装置は、テーブルにワークを載置した状態で、曲げ加工を施すときのワークの持ちあがりに合わせて、テーブルをダイの所定位置が軸となるように回動させる。
【0004】
一方、ワークの曲げ加工を行うときに、ワークを載置しているテーブルの移動が遅れた場合ワークに垂れを生じさせ、進みすぎると逆にワークを曲げ過ぎてしまう。
【0005】
このために、追従装置では、例えばパンチの移動量に応じてプレスブレーキから出力されるパルスと、テーブルの回動量に応じた角度パルスを比較し、テーブルの回動角度がパンチの移動量に応じた角度となるように同期させることにより、ワークの持ち上げりに対して、テーブルを適正に回動させるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、テーブルの回動角度をパンチの移動量に正確に同期させる場合、ダイやパンチの形状、ワークの板厚等の加工条件が変わると、ワークの持ち上がりに対してテーブルの回動が早すぎたり遅れたりすることがある。したがって、ワークやワークの加工条件が変わるごとに、テーブルがワークの持ち上がりに対して適正に回動するように詳細な設定を行う必要があり、この設定作業がプレスブレーキを用いたワークの曲げ加工を煩雑なものとしている。
【0007】
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、詳細な初期設定を行うことなくワークの持ち上がりに対して、ワークを支持するテーブルを正確に追従させることができる追従装置を提案することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、プレスブレーキに隣接して配置され、プレスブレーキによって曲げ加工されるワークが載置されているテーブルを、曲げ加工によるワークの持ち上がりに合わせて回動させる追従装置であって、前記テーブルを支持し前記プレスブレーキでの前記ワークの折り曲げ部位に応じた位置を中心にしてテーブルを回動させる支持部と、半球状に形成されて、前記テーブルの前記プレスブレーキ側の端部に形成された丸孔からテーブルの上面側へ出没可能に配置された摺接部と、L字形状に形成された一端側に前記摺接部が設けられ他端側が被計測部とされて屈曲部分でピンに軸支され、付勢手段により前記半球状の前記摺接部が前記テーブルに載置された前記ワークへ向けて前記丸孔から突出する方向へ回動されるように付勢されたアクチュエータと、前記テーブルの下面側に配置されて前記アクチュエータの前記被計測部に対向され、前記摺接部が前記丸孔から突出することにより離間する前記被計測部との隙間量を検出するセンサと、前記センサによって検出された前記隙間量に応じた前記テーブルと前記ワークとの隙間量を所定量に抑えるように、前記支持部による前記テーブルの回動を制御する制御手段と、を含む。
【0009】
この発明によれば、ワークをテーブルに載置してプレスブレーキによって曲げ加工を行う。このテーブルは支持部によって支持されて回動される。センサは、テーブルのプレスブレーキ側の端部に設けられ曲げ加工されることによりテーブルからワークが持ちあがった時のテーブルとワークの隙間量に応じた被計測部との隙間量を検出する。
【0010】
制御手段は、センサによって検出する隙間量が所定量(例えば曲げ加工を開始する前の隙間量)となるように支持部によるテーブルの回動を制御し、ワークの持ち上がりに対してテーブルが的確に追従するように回動させる。
【0011】
このように、ワークが曲げられることにより生じるワークとテーブルの隙間量に基づいてテーブルを回動させることにより、ワークの加工条件の設定が不要となると共に、テーブルの回動をプレスブレーキの作動に同期させる必要がなくなり、ワークの加工作業が容易となる。
【0012】
このような本発明では、前記制御手段が、前記検出手段により検出された前記隙間量に応じて設定されている回動速度で前記テーブル回動されるように前記支持部の作動を制御するものであれば良い。このときに、隙間量が多いときにはテーブルの回動速度を速め、隙間量が少なくなるにしたがってテーブルの回動速度を下げれば良い。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1には、本実施の形態に係る追従装置10及びプレスブレーキ12を示している。
【0015】
プレスブレーキ12は、装置前面側(図1の紙面手前側)に設けているベッド14にダイ16が取り付けられている。また、ダイ16の上方には、このダイ16に対向してパンチ18が設けられている。パンチ18は、ダイ16へ向けて下降し、ダイ16との間で平板状のワーク22を挟み込む。このとき、パンチ18がダイ16上のワーク22をダイ16に押し込むことにより、この位置でワーク22を折り曲げる。なお、本実施の形態では、パンチ18をダイ16へ向けて移動するものとして説明するが、プレスブレーキとしては、ダイ16をパンチ18を互いに接近する方向へ相対移動させることにより、ダイ16とパンチ18との間でワーク22を挟みこんで曲げ加工を施すものであれば、従来公知の任意の構成を用いることができ、本実施の形態では詳細な説明を省略する。
【0016】
追従装置10は、追従ユニット24によって構成されている。この追従ユニット24は、プレスブレーキ12の前面側(図1の紙面手前側)に配置される。なお、図1には、プレスブレーキ12の前面側に2台の追従ユニット24を設けて追従装置10を構成している例を示しているが、追従装置10としては、1台の追従ユニット24によって構成されても良く、複数台(例えば2台又は3台以上)の追従ユニット24によって構成されるものであっても良い。
【0017】
図1乃至図3に示すように、プレスブレーキ12の前面には、装置の左右方向に沿ってガイドレール26が設けられている。図2及び図3に示すように、追従ユニット24には、略L字形状に形成されたフレーム28に、ガイドレール26に対向するガイドベアリング30が設けられており、このガイドベアリング30が、ガイドレール26に摺動可能に連結されている。なお、フレーム28は、図2及び図3の紙面表裏側に対で設けられた側板部28Aが連結されて形成されている。
【0018】
これにより、追従ユニット24は、プレスブレーキ12に連結された状態でプレスブレーキ12の前面側を、ワーク22の寸法に応じてダイ16及びパンチ18の長手方向である装置の左右方向に沿って移動可能となっている。
【0019】
なお、以下で説明する追従ユニット24は、それぞれがガイドレール26を介してプレスブレーキ12に連結され、互いに同期して又は、互いに独立してワークの持ち上がりに同期して作動するようになっており、以下では、一つの追従ユニット24として説明する。
【0020】
追従ユニット24は、上部にリフター部32が設けられている。このリフター部32は、テーブル受け34と、複数のテーブル36によって形成されている。
テーブル受け34は、長手方向がプレスブレーキ12との接離方向(図2の紙面左右方向)に沿って配置されている。テーブル36は、テーブル受け34の長手方向に沿って所定の間隔で配置され、それぞれが脚38を介してテーブル受け34の所定位置に固定されている。また、テーブル36は、上面が同一平面となるように取りつけられている。
【0021】
なお、テーブル受け34には、脚38の取付け孔34Aが、所定間隔で設けられており、テーブル36のそれぞれをワーク22のサイズや形状に応じてプレスブレーキ12との接離方向に移動して固定することができるようになっており、これにより、ワーク22の逆曲げにも対応可能となっている。
【0022】
リフター部32には、プレスブレーキ12で曲げ処理を行うワーク22を、このテーブル36の表面を水平状態として載置する。このときに、図2に示すように、ワーク22の所定位置が、パンチ18の先端に対向するダイ16のV溝16A上となるように配置される。また、テーブル36の表面には、載置したワーク22を吸着する吸着手段が設けられ、曲げ加工の開始時及び終了時にワーク22にずれが生じないようにしている。このような吸着手段としては、磁力によってワーク22を吸着して保持するものであっても良く、また、テーブル36の表面にバキュームパッドを設けてワーク22を吸着保持しても良い。
【0023】
フレーム28には、側板部28Aに支持プレート40が取り付けられている。
リフター部32のテーブル受け34は、支持プレート40との間が4本のリンクアーム42A、42B、42C、42Dによって形成されているパンダグラフ式のリンク機構44によって連結されている。なお、フレーム28の側板部28Aはテーブル受け34を挟むように、図2及び図3の紙面表裏側に対で設けられており、支持プレート40及びリンク機構44(リンクアーム44A〜44D)のそれぞれも対で設けられている(図2及び図3では、それぞれの一方のみを図示)。
【0024】
対で設けられている支持プレート40には、駆動シャフト46が掛け渡されて軸支されている。また、支持プレート40には、駆動シャフト46よりもプレスブレーキ12側(図2及び図3の紙面左側の上部にシャフト48が取りつけられている。
【0025】
このシャフト48には、リンクアーム42Aの一端が軸支されている。また、テーブル受け34の長手方向に沿った中間部には、シャフト50を介してリンクアーム42Bの一端が軸支されており、このリンクアーム42Bとリンクアーム42Aとが、それぞれの他端側でシャフト52によって回転自在に連結されている。
【0026】
駆動シャフト46には、リンクアーム42Cの一端が連結されている。このリンクアーム42Cの他端には、シャフト54を介してリンクアーム42Dの一端が回転自在に連結され、このリンクアーム42Dの他端が、シャフト56を介してテーブル受け34に連結されている。このリンクアーム34Dのテーブル受け34への連結位置は、シャフト50よりもプレスブレーキ12側の所定位置となっている。また、リンクアーム42A、42Dは、交差する所定位置でシャフト58を介して回転自在に連結されている。
【0027】
このように構成されたリンク機構44は、駆動シャフト46、シャフト48〜58が対で設けられているリンクアーム42A〜42Dの間に掛け渡されていることにより一体で伸縮可能となっており、駆動シャフト46に連結固定しているリンクアーム42Cが下方の所定位置まで回動したときに、リフター部32のテーブル36の上面を水平(図2参照)とし、かつ、テーブル36の上面がプレスブレーキ12のダイ16の上面と同一高さとなるように調整される。この位置が原位置となっており、ワーク22は、この原位置で載置及び取出しが行われる。
【0028】
また、図3に示すように、リンク機構44は、駆動シャフト46に連結されたリンクアーム42Cが、上方(図3の矢印A方向)へ向けて回動することにより、リフター部32が上昇し、また、上昇した位置で矢印A方向と反対方向へ回動することにより、リフター部32が下降する。このリフター部32の昇降によりテーブル36は、ダイ16上の所定位置が回動中心Pとなるようにして回動する。
【0029】
すなわち、図7に示すように、テーブル36は、ダイ16のV溝16Aの肩部16Bを中心にして回動される。また、ダイ16は、ワーク22の板厚にあわせた溝幅Vのものが用いられる。したがって、溝幅Vが変わるとテーブル36の回動中心Pも変わる。
【0030】
このために、図2及び図3に示すように、追従ユニット24には、調整ねじ59A、59Bが設けられており、ダイ16を交換したときには、フレーム28の側板部28Aから突設されている調整プレート28Bに設けている調整ねじ59Aによって支持プレート40と共にリフター部32及びリンク機構44を一体で、プレスブレーキ12との接離方向へ水平移動することにより、回動中心Pの調整を行う(V幅調整)。
【0031】
また、追従ユニット24では、ダイ16を交換することにより、床面FLからのダイ16の上面の高さH(図7参照)が変化したときには、フレーム28の側板部28Aの下端に設けている調整ねじ59Bを用いて支持プレート40と共にリフター部32及びリンク機構44を上下移動することにより、テーブル36の上面とダイ16の肩部16Bが同一の水平面上となるようにしている(ダイハイト調整)。なお、追従ユニット24では、フレーム28の側板部28Aと調整プレート28Bの間及び調整プレート28Aと支持プレート40の間のそれぞれを、六角レール、Vローラ等によって構成される移動機構を用いて取付けることにより位置調整機構が形成されている(詳細な図示を省略)。
【0032】
支持プレート40には、サーボモータ60及び減速ボックス62が設けられている。駆動シャフト46は、この減速ボックス62内に挿通されており、サーボモータ60の駆動力が減速ボックス62を介して駆動シャフト46に伝達される。これにより、サーボモータ60が回転駆動されると、駆動シャフト46が回転する。このときに、サーボモータ60の回転速度が減速されて駆動シャフト46に伝達される。駆動シャフト46は、このサーボモータ60の回転速度に応じた回転速度で駆動される。
【0033】
リンク機構44は、リンクアーム42Cが駆動シャフト46に連結されていることにより、サーボモータ60の駆動によって回動し、リフター部32を昇降する。
【0034】
プレスブレーキ12でワーク22の曲げ加工を行うときに、ワーク22は、パンチ18によってダイ16のV溝16A(図7参照)へ押し込まれる。このとき、ワーク22は、V溝16Aの肩部16Bを支点にしてテーブル36側が持ち上がり、自重により湾曲が生じる状態となる。
【0035】
追従装置10は、追従ユニット24に設けているリフター部32のテーブル36にワーク22を載置し、ワーク22の持ち上がりに追従させて、回動中心Pを中心にして回動させることにより、ワーク22が自重によって垂れ下がるのを防止するようにしている。
【0036】
ところで、図4に示すように、リフター部32には、プレスブレーキ12側のテーブル36(以下「テーブル36A」とする)には、下方に検出手段を形成するアクチュエータ64が配置されている。アクチュエータ64は、略L字形状に形成され、屈曲部分の近傍でピン66に軸支されている。
【0037】
このアクチュエータ64の一端側は、テーブル36Aの表面に沿うように配置され、先端部に半球状の摺接部68が取付けられている。テーブル36Aには、プレスブレーキ12側の端部に、この摺接部68に対向して丸孔70が形成されており、アクチュエータ64がピン66を軸に揺動することにより、摺接部68が丸孔70からテーブル36Aの上面側に出没するようになっている。
【0038】
アクチュエータ64の他端側は被計測部72となっており、この被計測部72に対向して、渦電流変位センサ74の検出部74Aが取りつけられている。また、アクチュエータ64は、被計測部72側にコイルばね76の一端が連結されており、このコイルばね76によって摺接部68がテーブル36Aの丸孔70から突出する方向へ付勢されている。
【0039】
アクチュエータ64は、テーブル36Aのワーク22が載せられると、コイルばね76の付勢力に抗してピン66を軸に回動して摺接部68が丸孔70内に押し込まれる。また、ワーク22がテーブル36Aの表面から浮き上がると、コイルばね76の付勢力によって摺接部68が丸孔70から突出してワーク22に当接し続ける。
【0040】
アクチュエータ64は、摺接部68がテーブル36Aとワーク22の隙間量であるワーク22の浮きに追従して揺動することにより、被計測部72が渦電流変位センサ74の検出部74Aに対して接離方向へ移動する。
【0041】
このアクチュエータ64は、少なくとも渦電流変位センサ74の検出部74Aに対向する被計測部72が金属等の導電性材料によって形成されている。検出部74Aは、内部に設けているコイルによって発生させた磁界によって導電性材料によって形成されている被計測部72に渦電流を生じさせ、この渦電流によって生じる磁界によってコイルのインピーダンスが変化する。渦電流によるコイルのインピーダンスの変化は、被計測部72と検出部74Aの間の隙間δに応じた大きさとなる。
【0042】
図5に示すように、渦電流変位センサ74は、この検出部74Aと出力部74Bによって構成されており、出力部74Bは、インピーダンスの変化、すなわち隙間δに応じて出力する電流が変化する。
【0043】
すなわち、図6に示すように、コイルに流れる電流が被計測部72に生じる渦電流の影響を受けることにより渦電流変位センサ74の出力部74Bから出力される電流を偏差電流ΔIとすると、この偏差電流ΔIは、隙間δに略比例し、隙間δが大きいと偏差電流ΔIも大きくなり、隙間δが小さいと偏差電流ΔIも小さくなる。
【0044】
図5に示すように、追従ユニット24には、図示しないマイコンを備えたコントロール基板78が設けられており、渦電流変位センサ74の出力部74Bは、このコントロール基板78に接続されている。コントロール基板78は、この渦電流変位センサ74の出力部74Bの偏差電流ΔIを検出する。なお、本実施の形態に用いる渦電流変位センサ74は、検出部74Aの出力を電流に変換するようにしているが、隙間δに応じた電圧の変化量に変換して出力するものであっても良い。
【0045】
コントロール基板78には、サーボモータ60を駆動するサーボモータドライバ回路80が接続されている。コントロール基板78は、検出した偏差電流ΔIに基づいてパルス列の信号をサーボモータドライバ回路80へ出力する。
【0046】
このときに、コントロール基板78では、偏差電流ΔIが大きい時には、パルスの周期を短く(単位時間あたりのパルス数を多く)し、偏差電流ΔIが少ない時にはパルスの周期を長く(単位時間あたりのパルス数を少なく)する。
【0047】
サーボモータドライバ回路80は、このパルス信号に基づいてサーボモータ60を駆動する。このときに、サーボモータドライバ回路80は、サーボモータ60の回転数をパルス数に応じた回転数となるようにしている。
【0048】
これにより、追従ユニット24は、テーブル36Aからワーク22が持ち上がり、アクチュエータ64の被計測部72が渦電流変位センサ74の検出部74Aから離れると、このときの隙間δに応じた回転速度でサーボモータ60を駆動して、リフター部32を上昇させ、テーブル36Aを含むテーブル36を回動させる。また、テーブル36Aから持ち上がったワーク22がテーブル36Aに接近したときには、このときの隙間δに合わせてリフター部32の上昇速度を下げることにより、テーブル36の回動速度を下げ、ワーク22の持ち上がりにテーブル36を追従させるようにしている。
【0049】
なお、図1に示すように、追従装置10には、操作コントローラ82が設けられており、これらがコントロール基板78に接続されている(図5参照)。追従装置10は、この操作コントローラ82のスイッチ操作によって運転操作される。このときに、例えば「自動追従」に設定することにより、テーブル36に載置したワーク22の持ち上がりに追従させて、リフター部32を上昇させる。
【0050】
また、図4に示すように、アクチュエータ64には、ストッパ86が設けられており、このストッパ86がテーブル36Aの裏面側に当接することにより、隙間δが大きくなりすぎて、リフター部32の上昇速度が高くなりすぎるのを防止している。
【0051】
さらに、追従ユニット24には、リンク機構44のリンクアーム42Cに対向する所定の位置に図示しないストッパが設けられており、このストッパによってリンクアーム42Cの回動範囲を制限することにより、リフター部32の昇降範囲(テーブル36の回動範囲)を制限している。
【0052】
以下に、本実施の形態の作用を説明する。
ワーク22の曲げ加工を行うときには、追従ユニット24のテーブル36を水平状態にしてワーク22を載置し、ワーク22の折り曲げ位置Pをプレスブレーキ12に設けいているダイ16の所定位置に位置決めする。なお、追従装置10では、ワーク22の載置に先立って、V幅調整及びダイハイト調整が行われる。
【0053】
このとき、2台の追従ユニット24のそれぞれをワーク22の寸法に応じてガイドレール26に沿って移動させることにより、追従装置10は、小さいサイズから大きいサイズのワーク22の曲げに用いることができる。また、テーブル36にワーク22を吸着保持する手段を設けることにより、テーブル36に載置したワーク22にずれが生じるのを防止することができる。
【0054】
この後、プレスブレーキ12によってワーク22の曲げ加工を行うときに、テーブル36へのワーク22の吸着保持を解除する。
【0055】
プレスブレーキ12は、ワーク22の曲げ加工を開始すると、パンチ18をダイ16へ向けて下降する。これにより、パンチ18がダイ16のV溝16A上でワーク22に当接し、ワーク22をダイ16へ押し込み、ワーク22をダイ16とパンチ18によって挟み込んで、ダイ16とパンチ18の型とスキ間に応じた形状(曲げ角度)で折り曲げる。
【0056】
ワーク22は、パンチ18によってダイ16へ押し込まれて曲がり始めることにより、追従ユニット24のテーブル36に載置されている側が、V溝16Aの肩部16Bを支点にして徐々に持ちあがる。
【0057】
追従ユニット24のコントロール基板78では、ワーク22の曲げ加工前(ワーク22がテーブル36Aに密着した)の被計測部72と渦電流変位センサ74の検出部74Aの隙間δを初期値とし、ワーク22が曲がり始めることによりアクチュエータ64が揺動し被計測部72と渦電流変位センサ74の間の隙間δの変化に応じて渦電流変位センサ74の出力部74Bから出力される偏差電流ΔIを検出する。
【0058】
ここで、ワーク22が曲がり始めることにより、ワーク22がテーブル36から持ち上がり始めると、先ず、プレスブレーキ12側のテーブル36Aとワーク22との間に隙間が生じる。これにより、テーブル36Aに設けているアクチュエータ64がコイルばね76の付勢力によって揺動し、摺接部68がワーク22の持ち上がりに追従して丸孔70から突出し、アクチュエータ64の被検出部72が渦電流変位センサ74の検出部74Aから離間し隙間δが大きくなり、渦電流変位センサ72の出力部74Bが出力する偏差電流ΔIが増加する。
【0059】
コントロール基板78では、偏差電流ΔIが増加すると、増加した偏差電流ΔIに応じたパルス周期(パルス数)のパルス信号を、サーボモータドライバ回路80へ出力する。これにより、サーボモータ60が駆動して、リフター部32を上昇させ、テーブル36を回動中心Pを中心に回動させる。
【0060】
このとき、サーボモータ60の回転速度が、テーブル36Aとワーク22の間隔(ワーク22の浮き)に応じた速度となるため、ワーク22とテーブル36Aの間隔が広くなっているときには、ワーク22とテーブル36Aの隙間が迅速に狭められる。
【0061】
また、ワーク22とテーブル36Aの間隔が狭められることにより、アクチュエータ64が揺動し、被計測部72と渦電流変位センサ74の検出部74Aの隙間δが狭められ、渦電流変位センサ74の出力部74から出力する偏差電流ΔIが減少する。
【0062】
コントロール基板78では、偏差電流ΔIが減少することにより、この偏差電流ΔIに応じてパルス周期を長くすることによりパルス数を減少させる。これにより、リフター部32の上昇速度、すなわち、テーブル36の回動速度が下げられる。
【0063】
このように追従装置10の追従ユニット24では、リフター部32のテーブル36が、曲がりに応じて持ち上がるワーク22に追従してワーク22の持ち上がる支点(ダイ16の肩部16B)を回動中心Pとして回動する。このときに、ワーク22に追従したテーブル36の回動は、ワーク22の持ち上がりによってワーク22との間に最も早くかつ最も大きな間隔が生じるテーブル36Aとワーク22との間隔を狭める速度となっている。したがって、追従ユニット24は、持ち上がるワーク22に自重による腰折れを生じさせることがない。
【0064】
このテーブル36の回動速度は、ワーク22とテーブル36Aの間隔が狭くなると遅くなり、また、初期状態の隙間δからの変化量を検出しているので、テーブル36Aにワーク22が密着する初期状態となると、テーブル36の回動を停止する。したがって、テーブル36がワーク22を持ち上げてしまうことがない。
【0065】
すなわち、テーブル36の回動速度がワーク22の持ち上がりに応じた速度よりも速いと、テーブル36がワーク22を持ち上げ過ぎて、ワーク22に曲がりを生じさせてしまうことがあるが、追従装置10の追従ユニット24は、テーブル36にワーク22を載せたときを初期状態とし、この初期状態からテーブル36Aとワーク22との間の隙間が広がたとき(隙間が生じたとき)、この隙間を初期状態に戻すようにテーブル36Aを含むテーブル36を回動させるため、ワーク22を持ち上げ過ぎてしまうことがない。
【0066】
このように、追従装置10では、プレスブレーキ12によってワーク22の曲げ加工を行うときに、ワーク22を載置したテーブル36(36A)とワーク22の間に生じる隙間に応じてテーブル36を回動させることにより、ワーク22に自重による腰折れを生じさせることもなければ、ワーク22を持ち上げ過ぎてしまうこともなく、テーブル36の回動をワーク22の持ち上がりに適性に追従させることができる。
【0067】
また、追従装置10では、テーブル36の回動をテーブル36Aとワーク22の隙間に基づいて行っているため、プレスブレーキ12に設けているダイ16、パンチ18の形状と位置等に応じて変わる曲げ角度や、パンチ18の下降速度に応じて変わるワーク22の曲げ加工速度等の加工条件に拘らず、ワーク22にテーブル36を的確に追従させることができる。したがって、加工条件を詳細に設定する煩雑な作業を行う必要がなく、ワーク22の加工作業が容易となる。
【0068】
なお、以上説明した本実施の形態は、本発明の構成を限定するものではない。
例えば、本実施の形態では、検出手段として渦電流変位センサを用い、この渦電流変位センサとアクチュエータ64の被計測部72との隙間からテーブル36Aとワーク22の隙間を間接的に検出するようにしたが、ワーク22が導電性の金属の場合、渦電流変位センサの検出部をテーブル36Aのワーク22に対向させ、ワーク22とテーブル36Aの隙間を直接検出するようにしてもよい。
【0069】
また、検出手段としてアクチュエータ64と渦電流変位センサを用いたが、ワーク22とテーブル36Aの隙間有無及び隙間の変化を正確に検出できる構成であれば、任意の構成を適用することができる。
【0070】
また、本実施の形態では、サーボモータ60を用いてリフター部32の昇降(テーブル36回動)を行ったが、テーブル36を昇降する支持手段の駆動源は、これに限るものではない。例えば、油圧シリンダを用い、テーブル36Aとワーク22の隙間に応じてサーボバルブ又は比例制御弁を制御することにより、テーブル36を回動させる油圧シリンダのロッドの伸縮速度を制御するようにするなど、任意の構成を用いることができる。
【0071】
さらに、本発明は、追従装置10に限らず、ワークを載置したテーブルを、ワーク上の所定位置を中心にして回動させる任意の構成の追従装置に適用することができる。また、本発明を適用した追従装置は、平板状又は一部に曲げ加工が施されているワークの所定位置に曲げ処理を施す任意の構成のプレスブレーキに用いることができる。
【0072】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ワークが持ち上がることにより生じるワークとテーブルの隙間量に応じてテーブルを回動させることにより、テーブルの回動角度を制御することなく、ワークの持ち上がりにテーブルを適切に回動させることができる。これにより、ワークの量産の折り曲げは勿論、1枚ごとに折曲条件が異なる場合、ハンドパルサによるためし曲げ等のワークの種々の曲げ加工時の作業の簡略化を図り、かつ、テーブルをワークに適切に追従させて、ワークを支持することができると言う優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用した追従装置とプレスブレーキの概略外観図である。
【図2】追従ユニットの概略構成図であり、リフター部を原位置に下降させた状態を示している。
【図3】リフター部をワークの持ち上がりに追従させて上昇させた状態を示す追従ユニットの概略構成図である。
【図4】テーブルに設けたアクチュエータと渦電流変位センサを示す追従ユニットの要部の概略構成図である。
【図5】サーボモータの制御の概略構成を示すブロック図である。
【図6】渦電流変位センサとアクチュエータの被計測部の間の隙間に対する渦電流変位センサから出力される偏差電流の概略を示す線図である。
【図7】曲げ加工を行った時のダイに対するワークの形状の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
10 追従装置
12 プレスブレーキ
22 ワーク
24 追従ユニット
32 リフター部
36(36A) テーブル
44 リンク機構(支持部)
60 サーボモータ(支持部)
64 アクチュエータ
72 被計測部(検出手段)
74 渦電流変位センサ(検出手段)
74A 検出部
74B 出力部
76 コイルばね(検出手段、付勢手段)
78 コントロール基板(制御手段)
80 サーボモータドライバ回路

Claims (2)

  1. プレスブレーキに隣接して配置され、プレスブレーキによって曲げ加工されるワークが載置されているテーブルを、曲げ加工によるワークの持ち上がりに合わせて回動させる追従装置であって、
    前記テーブルを支持し前記プレスブレーキでの前記ワークの折り曲げ部位に応じた位置を中心にしてテーブルを回動させる支持部と、
    半球状に形成されて、前記テーブルの前記プレスブレーキ側の端部に形成された丸孔からテーブルの上面側へ出没可能に配置された摺接部と、
    L字形状に形成された一端側に前記摺接部が設けられ他端側が被計測部とされて屈曲部分でピンに軸支され、付勢手段により前記半球状の前記摺接部が前記テーブルに載置された前記ワークへ向けて前記丸孔から突出する方向へ回動されるように付勢されたアクチュエータと、
    前記テーブルの下面側に配置されて前記アクチュエータの前記被計測部に対向され、前記摺接部が前記丸孔から突出することにより離間する前記被計測部との隙間量を検出するセンサと、
    前記センサによって検出された前記隙間量に応じた前記テーブルと前記ワークとの隙間量を所定量に抑えるように、前記支持部による前記テーブルの回動を制御する制御手段と、
    を含む追従装置。
  2. 前記制御手段が、前記検出手段により検出された前記隙間量に応じて設定されている回動速度で前記テーブルが回動されるように前記支持部の作動を制御する請求項1に記載の追従装置。
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