JP2003125221A - 色変換テーブル調整方法 - Google Patents

色変換テーブル調整方法

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JP2003125221A
JP2003125221A JP2001316585A JP2001316585A JP2003125221A JP 2003125221 A JP2003125221 A JP 2003125221A JP 2001316585 A JP2001316585 A JP 2001316585A JP 2001316585 A JP2001316585 A JP 2001316585A JP 2003125221 A JP2003125221 A JP 2003125221A
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JP2001316585A
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Yasuhiko Muramoto
安彦 村本
Akira Matsumura
彰 松村
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所望の色相範囲、彩度範囲または明度範囲に対
して色変換テーブルを高精度に調整する。 【解決手段】第1色空間データを構成する第1調整値を
色相値Hi、彩度値Siおよび明度値Liに変換した
後、これらに対して色相調整範囲ΔH、彩度調整範囲Δ
Sおよび明度調整範囲ΔLを指定し、指定した範囲に含
まれる第1色空間データを求め、その範囲内で色変換テ
ーブルの調整を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、第1色空間データ
を第2色空間データに変換する色変換テーブル調整方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、印刷物を作成する場合、図7に
示すように、先ず、カラースキャナ、デジタルカメラ等
の入力機2によってカラー画像情報を取り込み、次い
で、画像処理装置4において、カラー画像情報に対して
所望の画像処理を施した後、C、M、Y、Kの4版の画
像データCMYKとして出力機6に出力する。出力機6
は、画像データCMYKからフイルム原版あるいは刷版
を作成し、これらを印刷機8に供給する。印刷機8は、
供給された各版のフイルム原版あるいは刷版を用いて印
刷物を作成する。
【0003】ところで、所望の印刷物を得るためには、
印刷に使用するインクの種類、印刷用紙、印刷物を観察
する照明等の各種印刷条件を考慮する必要がある。これ
らの印刷条件を適切に設定するためには、種々の印刷条
件で印刷を試みればよいのであるが、印刷条件が多岐に
渡っているため、多数のテスト印刷物を作成して決定す
る作業は、非常に煩雑であるだけでなく、テスト印刷の
ために多大な時間とコストを浪費してしまう。
【0004】そこで、実際に印刷を行うことなく、印刷
物の仕上がり状態を簡便にシミュレーションすることの
できるプルーフ作成機10が開発されている。このプル
ーフ作成機10は、例えば、図8に示すように、出力機
6に供給されるC、M、Y、Kの画像データCMYK
を、共通色空間データである測色値L*、a*、b*の画
像データL***に変換する共通色空間変換テーブル
LUT1と、画像データL***をプルーフ作成機1
0の固有色空間データであるC、M、Y、Kの画像デー
タC′M′Y′K′に変換する固有色空間変換テーブル
LUT2とを備えている。
【0005】プルーフ作成機10では、画像処理装置4
から供給される画像データCMYKを、印刷条件に対応
して予め作成した複数の共通色空間変換テーブルLUT
1から選択した所望の色変換テーブルを用いて画像デー
タL***に変換した後、プルーフ作成機10の出力
特性を考慮した固有色空間変換テーブルLUT2によっ
て画像データC′M′Y′K′に変換してプルーフを作
成する。この場合、印刷条件を共通色空間変換テーブル
LUT1の選択によって自由に設定することができるた
め、容易且つ低コストで印刷物のプルーフを作成するこ
とができる。
【0006】ところで、プルーフ作成機10に設定され
る共通色空間変換テーブルLUT1は、例えば、C、
M、Y、Kの値が既知である複数の画像データCMYK
に基づいて所定の印刷条件でテスト印刷物を作成し、そ
のテスト印刷物の測色値L*、a*、b*を測定し、その
測色値L*、a*、b*とC、M、Y、Kとの関係として
求められる。この場合、C、M、Y、Kの値を10%刻
みで設定してテスト印刷物を作成するものとすると、1
4のテスト印刷物の測色値L*、a*、b*を測定しなけ
ればならない。しかも、このような作業を各印刷条件毎
に行うとすると、その作業は膨大なものとなってしまう
ため、現実的ではない。従って、一般的には、C、M、
Y、Kの値の刻みを大きく設定し、間引かれた数のテス
ト印刷物を作成して測色し、得られた関係を補間するこ
とで共通色空間変換テーブルLUT1を作成している。
【0007】このようにして作成された共通色空間変換
テーブルLUT1を用いてプルーフを作成した場合、テ
スト印刷物に従い補間されることなく直接設定された画
像データCMYKと画像データL***との関係に対
しては、印刷条件が一致していれば、印刷物に近い高精
度なプルーフの得られることが期待される。しかしなが
ら、補間によって得られた関係については、印刷物とプ
ルーフとの間に誤差の生じるおそれがある。また、印刷
条件が近いが完全に一致していない共通色空間変換テー
ブルLUT1を選択せざるを得ない場合もあり、その場
合には、補間された関係に限らず、印刷物とプルーフと
の間に誤差の生じるおそれがある。従って、このような
誤差をでき得る限り小さくするため、共通色空間変換テ
ーブルLUT1の調整が行われる。
【0008】図9は、プルーフ作成機10に設定される
共通色空間変換テーブルLUT1を、説明の便宜上、画
像データCMYを画像データL***に変換するC、
M、Yの3軸からなる3次元直方体で表したものであ
る。なお、3次元直方体の各頂点は、C、M、Y、K、
R、G、B、W(白)の各最大値を表す。この場合、共
通色空間変換テーブルLUT1を構成する画像データC
MYは、3次元直方体の格子点に設定されており、各格
子点の画像データCMYに対して画像データL***
が対応している。
【0009】従来、このように設定された共通色空間変
換テーブルLUT1の調整を行う場合、先ず、調整を必
要とする格子点である調整ポイント(格子点座標)(C
i,Mi,Yi)の画像データCMYに対する画像デー
タL***を所望の値に変更し、次いで、調整ポイン
ト(Ci,Mi,Yi)の画像データL***を変更
することによる周辺の画像データL***との不連続
性を回避するため、調整ポイント(Ci,Mi,Yi)
を中心として設定した直方体の調整範囲12に含まれる
格子点での画像データCMYに対する画像データL**
*を、調整ポイント(Ci,Mi,Yi)からの距離
に応じた調整量で徐々に変更している。
【0010】しかしながら、このようにして共通色空間
変換テーブルLUT1の調整を行った場合、調整範囲1
2をC、M、Yの値を基準とした直方体で設定している
ため、例えば、特定の色相に対して彩度によらず一定の
色相範囲内で調整を行うことが困難である。従って、所
望しない色相範囲まで共通色空間変換テーブルLUT1
が変更されてしまうといった不具合が生じるおそれがあ
る。また、彩度や明度を基準として共通色空間変換テー
ブルLUT1の調整を行うこともできない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の不具
合を解消するためになされたものであり、所望の色相範
囲に対して色変換テーブルを高精度に調整することので
きる色変換テーブル調整方法を提供することを目的とす
る。
【0012】また、本発明は、所望の色相範囲、彩度範
囲および明度範囲に対して色変換テーブルを高精度に調
整することのできる色変換テーブル調整方法を提供する
ことを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明は、第1色空間データを第2色空間データ
に変換する色変換テーブルの調整方法において、前記第
1色空間データを構成する第1調整値を指定するステッ
プと、前記第1調整値の色相値を求めるステップと、前
記色相値に対する色相調整範囲を指定するステップと、
前記色相調整範囲に対応する第1色空間調整範囲を求め
るステップと、前記第1調整値に対する前記第2色空間
データを構成する第2調整値を指定するステップと、前
記第1調整値を前記第2調整値に変換すべく、前記色変
換テーブルを調整するステップと、前記第1色空間調整
範囲の前記第1色空間データを、前記第1調整値から前
記第2調整値への調整量に準じた前記第2色空間データ
に変換すべく、前記色変換テーブルを調整するステップ
と、からなることを特徴とする。
【0014】この場合、第1色空間データから求めた色
相値に対して色相調整範囲を設定して色変換テーブルの
調整を行うため、彩度によらない所望の色相範囲内のデ
ータが調整された色変換テーブルを得ることができる。
【0015】なお、第1色空間調整範囲の求め方として
は、第1色空間データの全ての色相値を求めた後、指定
した色相調整範囲に含まれる第1色空間データを選択す
る方法、第1調整値からその周囲に対して順次色相値を
求め、指定した色相範囲内であるかを判断しながら第1
色空間データを選択する方法、指定した色相調整範囲の
境界値に対する第1色空間境界値を求め、第1色空間境
界値に含まれる範囲を選択する方法がある。
【0016】また、本発明は、第1色空間データを第2
色空間データに変換する色変換テーブルの調整方法にお
いて、前記第1色空間データを構成する第1調整値を指
定するステップと、前記第1調整値の色相値、彩度値お
よび明度値を求めるステップと、前記色相値、彩度値お
よび明度値に対する色相調整範囲、彩度調整範囲および
明度調整範囲を指定するステップと、前記色相調整範
囲、前記彩度調整範囲および前記明度調整範囲に対応す
る第1色空間調整範囲を求めるステップと、前記第1調
整値に対する前記第2色空間データを構成する第2調整
値を指定するステップと、前記第1調整値を前記第2調
整値に変換すべく、前記色変換テーブルを調整するステ
ップと、前記第1色空間調整範囲の前記第1色空間デー
タを、前記第1調整値から前記第2調整値への調整量に
準じた前記第2色空間データに変換すべく、前記色変換
テーブルを調整するステップと、からなることを特徴と
する。
【0017】この場合、第1色空間データから求めた色
相値、彩度値および明度値に対して調整範囲を設定して
色変換テーブルの調整を行うため、所望の色相、彩度お
よび明度の範囲内のデータが調整された色変換テーブル
を得ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の色変換テーブル
調整方法が適用されるプルーフ作成機20の概略構成を
示す。
【0019】プルーフ作成機20は、図7に示す画像処
理装置4から供給されるC、M、Y、Kの画像データC
MYKを、印刷条件およびプルーフ作成機20の出力特
性に応じて設定された色変換テーブルに基づいて画像デ
ータC′M′Y′K′に変換する色変換部22と、画像
データC′M′Y′K′に従ってプルーフを出力する出
力部24とを備える。色変換テーブルは、オペレータに
よって設定される調整データに基づきテーブル調整処理
部26において調整され、色変換テーブル記憶部28に
記憶されており、印刷条件に応じて選択された色変換テ
ーブルが色変換テーブル記憶部28から色変換部22に
供給される。
【0020】この場合、色変換テーブルは、図8に示す
ように、印刷条件毎に設定され、第1色空間データであ
るC、M、Y、Kの画像データCMYKを、第2色空間
データである測色値L*、a*、b*の画像データL**
*に変換する共通色空間変換テーブルLUT1と、画
像データL***をプルーフ作成機20の出力特性に
応じたC、M、Y、Kの画像データC′M′Y′K′に
変換する固有色空間変換テーブルLUT2とから構成さ
れるものとする。
【0021】次に、図2に示すフローチャートに従い、
色変換テーブル記憶部28に記憶される色変換テーブル
である共通色空間変換テーブルLUT1の調整方法を説
明する。なお、色変換テーブル記憶部28には、図9に
示すように、テスト印刷物に基づいて作成された調整前
の共通色空間変換テーブルLUT1が予め記憶されてお
り、この共通色空間変換テーブルLUT1を調整するも
のとして説明する。
【0022】プルーフ作成機20の図示しないディスプ
レイには、図3に示す色変換テーブル調整画面が表示さ
れる。オペレータは、この色変換テーブル調整画面に従
って調整作業を行う。
【0023】先ず、オペレータは、調整前の共通色空間
変換テーブルLUT1において、調整データとして、調
整を希望するC、M、Y、Kの調整ポイント(Ci,M
i,Yi,Ki)(第1調整値)を指定する(ステップ
S1)。なお、iは、格子点番号を表し、Ci、Mi、
Yi、Kiは、格子点iにおけるC、M、Y、Kの網%
を表すものとする。
【0024】調整ポイント(Ci,Mi,Yi,Ki)
が指定されると、テーブル調整処理部26は、調整ポイ
ント(Ci,Mi,Yi,Ki)に対応して共通色空間
変換テーブルLUT1に設定されている測色値(L
*i,a*i,b*i)を求め、その値を表示する(ステ
ップS2)。
【0025】次に、オペレータは、調整ポイント(C
i,Mi,Yi,Ki)の測色値(L *i,a*i,b*
i)に対して希望する変更後の調整値(L*i′,a
*i′,b*i′)(第2調整値)を指定する(ステップ
S3)。
【0026】さらに、オペレータは、指定した調整ポイ
ント(Ci,Mi,Yi,Ki)に対する変更による影
響範囲(ΔH,ΔS,ΔL,ΔK)を指定する(ステッ
プS4)。この場合、影響範囲(ΔH,ΔS,ΔL,Δ
K)は、指定した調整ポイント(Ci,Mi,Yi,K
i)の色相値Hi、彩度値Si、明度値Liに対する色
相調整範囲ΔH、彩度調整範囲ΔS、明度調整範囲ΔL
およびKの調整範囲ΔKとして指定される。
【0027】図4は、色相値、彩度値、明度値に変換さ
れた格子点iの調整ポイント(Hi,Si,Li)に対
して、色相調整範囲ΔHをGからCの範囲に指定し、彩
度調整範囲ΔSおよび明度調整範囲ΔLを全範囲に指定
した影響範囲30を色相・彩度・明度空間で表した一例
である。この場合、色相調整範囲ΔH、彩度調整範囲Δ
Sおよび明度調整範囲ΔLは、相互に依存することなく
設定される。
【0028】調整ポイント(Ci,Mi,Yi,Ki)
に対する影響範囲(ΔH,ΔS,ΔL,ΔK)が指定さ
れた後、テーブル調整処理部26は、調整ポイント(C
i,Mi,Yi,Ki)の近傍の影響点を算出する(ス
テップS5)。
【0029】影響点を算出する第1の方法として、共通
色空間変換テーブルLUT1に設定されている全ての格
子点iの画像データCMYKの色相値、彩度値、明度値
を求め、影響範囲(ΔH,ΔS,ΔL,ΔK)に含まれ
る格子点iを選択する方法がある。
【0030】影響点を算出する第2の方法として、指定
した調整ポイント(Ci,Mi,Yi,Ki)に隣接す
る格子点の画像データCMYKに対する色相値、彩度
値、明度値を求め、その値が影響範囲(ΔH,ΔS,Δ
L,ΔK)に含まれるか否かを判定し、含まれる場合に
は、その格子点に隣接する新たな格子点の画像データC
MYKに対する色相値、彩度値、明度値を求めて判定す
る処理を繰り返すことにより、影響範囲(ΔH,ΔS,
ΔL,ΔK)に含まれる格子点を選択する方法がある。
【0031】さらに、影響点を算出する第3の方法とし
て、影響範囲(ΔH,ΔS,ΔL,ΔK)の境界値に対
応する画像データCMYK(第1色空間境界値)を求
め、その画像データCMYKで囲まれる格子点を選択す
る方法がある。
【0032】図5は、色相調整範囲ΔH、彩度調整範囲
ΔSおよび明度調整範囲ΔLを図4に示すように設定し
た場合において、上記いずれかの方法によって選択され
た影響点によって構成される第1色空間での影響範囲3
2を表したものである。この影響範囲32は、図9に示
す従来の設定方法による直方体での調整範囲12とは異
なり、G、C、Kを結ぶ三角形を底辺とし、Wを頂点と
する三角錐形状となる。なお、図4において、色相調整
範囲ΔHをGからCを経由してBまで広げた場合、影響
範囲32は、G、C、B、Kを結ぶ四角形を底辺とし、
Wを頂点とする四角錐形状となる。
【0033】次に、影響範囲32に含まれる影響点の数
(格子点の数)を求めて表示する(ステップS6)。こ
の影響点の数が、例えば、0である場合には、指定した
影響範囲が狭すぎると判断し(ステップS7)、影響範
囲(ΔH,ΔS,ΔL,ΔK)を再指定して影響点を算
出する処理を繰り返す(ステップS4〜S6)。
【0034】一方、影響点の数が適切であると判断した
場合、第1色空間での影響範囲32内の格子点に対する
色変換テーブルの調整を行う(ステップS8)。
【0035】この場合、調整ポイント(Ci,Mi,Y
i,Ki)に対する測色値(L*i,a*i,b*i)
は、オペレータによって指定された変更後の調整値(L
*i′,a*i′,b*i′)に調整される。また、影響
範囲32内の他の格子点の値は、図6に示すように、第
1色空間境界値の下限値(Cd,Md,Yd,Kd)お
よび上限値(Cu,Mu,Yu,Ku)の範囲で、変更
後の調整ポイント(Ci,Mi,Yi,Ki)に対する
調整値(L*i′,a*i′,b*i′)から、第2色空
間境界値の下限値(L*d,a*d,b*d)および上限
値(L*u,a*u,b*u)まで徐々に変化するように
調整される。
【0036】以上のようにして共通色空間変換テーブル
LUT1の調整が行われた後、調整された共通色空間変
換テーブルLUT1および固有色空間変換テーブルLU
T2を用いて、任意の画像データCMYKがプルーフ作
成機20の出力特性に応じた画像データC′M′Y′
K′に変換され、次いで、出力部24からプルーフとし
て出力される。
【0037】なお、上述した実施形態では、共通色空間
変換テーブルLUT1の調整を行う場合について説明し
たが、共通色空間変換テーブルLUT1および固有色空
間変換テーブルLUT2を合成して得られる色変換テー
ブルの調整を行うようにしてもよい。
【0038】また、共通色空間変換テーブルLUT1で
は、第1色空間データであるC、M、Y、Kを第2色空
間データである測色値L*、a*、b*に変換する場合に
ついて説明したが、第2色空間データを測色値X、Y、
Zあるいは測色値R、G、Bに変換する場合において
も、同様にして共通色空間変換テーブルLUT1の調整
を行うことができる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、第1色
空間データを第2色空間データに変換する色変換テーブ
ルの調整を行う際、第1色空間データの彩度や明度によ
らず、所望の色相範囲内での調整ができる。この結果、
調整された色変換データを用いて所望の色相からなるカ
ラー画像を生成することが可能となる。
【0040】また、色相値、彩度値および明度値に対す
る調整範囲を設定して色変換テーブルを調整することが
できるため、調整された色変換テーブルを用いて所望の
色相、彩度および明度を有するカラー画像を生成するこ
とが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の色変換テーブル調整方法が適用される
プルーフ作成機の構成ブロック図である。
【図2】本実施形態の色変換テーブル調整方法のフロー
チャートである。
【図3】本実施形態の色変換テーブル調整方法における
色変換テーブル調整画面の説明図である。
【図4】本実施形態の色変換テーブル調整方法における
色相・彩度・明度空間と、その空間で設定した色変換テ
ーブルの調整範囲の説明図である。
【図5】本実施形態の色変換テーブル調整方法によって
設定した第1色空間における色変換テーブルの調整範囲
の説明図である。
【図6】本実施形態の色変換テーブル調整方法によって
変換される色変換テーブルの説明図である。
【図7】印刷物を作成する印刷システムと、印刷物のプ
ルーフを作成するプルーフ作成機との関係説明図であ
る。
【図8】プルーフ作成機に設定される色変換テーブルの
説明図である。
【図9】色変換テーブルを構成する第1色空間での格子
点と、第1色空間に設定される従来の調整範囲の関係説
明図である。
【符号の説明】
20…プルーフ作成機 22…色変換部 24…出力部 26…テーブル調
整処理部 28…色変換テーブル記憶部 30、32…影響
範囲 LUT1…共通色空間変換テーブル LUT2…固有色
空間変換テーブル
フロントページの続き Fターム(参考) 2C262 AB13 AB17 BA01 BA16 BA18 BA19 BC01 BC19 EA01 EA02 5B057 AA11 CE17 CE18 CH07 5C077 MP08 PP33 PP35 PP36 PP37 PQ23 5C079 HB03 HB06 HB08 HB11 HB12 LB02 MA04 NA29

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1色空間データを第2色空間データに変
    換する色変換テーブルの調整方法において、 前記第1色空間データを構成する第1調整値を指定する
    ステップと、 前記第1調整値の色相値を求めるステップと、 前記色相値に対する色相調整範囲を指定するステップ
    と、 前記色相調整範囲に対応する第1色空間調整範囲を求め
    るステップと、 前記第1調整値に対する前記第2色空間データを構成す
    る第2調整値を指定するステップと、 前記第1調整値を前記第2調整値に変換すべく、前記色
    変換テーブルを調整するステップと、 前記第1色空間調整範囲の前記第1色空間データを、前
    記第1調整値から前記第2調整値への調整量に準じた前
    記第2色空間データに変換すべく、前記色変換テーブル
    を調整するステップと、 からなることを特徴とする色変換テーブル調整方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の方法において、 前記色相調整範囲に対応する前記第1色空間調整範囲を
    求めるステップでは、 前記第1色空間データの全ての色相値を求め、前記色相
    調整範囲に含まれる前記色相値に対応する前記第1色空
    間データの範囲を前記第1色空間調整範囲とすることを
    特徴とする色変換テーブル調整方法。
  3. 【請求項3】請求項1記載の方法において、 前記色相調整範囲に対応する前記第1色空間調整範囲を
    求めるステップでは、 前記第1調整値を基点とし、その近傍の前記第1色空間
    データの色相値を求め、前記色相値が前記色相調整範囲
    に含まれるか否かを判断する処理を、前記近傍の範囲を
    徐々に拡大しながら繰り返し、前記第1色空間調整範囲
    を求めることを特徴とする色変換テーブル調整方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の方法において、 前記色相調整範囲に対応する第1色空間調整範囲を求め
    るステップでは、 前記色相調整範囲の境界値に対する第1色空間境界値を
    求め、前記第1色空間境界値に含まれる前記第1色空間
    データの範囲を前記第1色空間調整範囲とすることを特
    徴とする色変換テーブル調整方法。
  5. 【請求項5】第1色空間データを第2色空間データに変
    換する色変換テーブルの調整方法において、 前記第1色空間データを構成する第1調整値を指定する
    ステップと、 前記第1調整値の色相値、彩度値および明度値を求める
    ステップと、 前記色相値、彩度値および明度値に対する色相調整範
    囲、彩度調整範囲および明度調整範囲を指定するステッ
    プと、 前記色相調整範囲、前記彩度調整範囲および前記明度調
    整範囲に対応する第1色空間調整範囲を求めるステップ
    と、 前記第1調整値に対する前記第2色空間データを構成す
    る第2調整値を指定するステップと、 前記第1調整値を前記第2調整値に変換すべく、前記色
    変換テーブルを調整するステップと、 前記第1色空間調整範囲の前記第1色空間データを、前
    記第1調整値から前記第2調整値への調整量に準じた前
    記第2色空間データに変換すべく、前記色変換テーブル
    を調整するステップと、 からなることを特徴とする色変換テーブル調整方法。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法
    において、 前記第1色空間データは、少なくともC、M、Yの3色
    の画像データにより構成されることを特徴とする色変換
    テーブル調整方法。
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JP (1) JP2003125221A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7800781B2 (en) 2006-06-23 2010-09-21 Fujitsu Limited Recording medium and color adjusting apparatus

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