JP2000203094A - 印刷プロファイルの修正方法 - Google Patents

印刷プロファイルの修正方法

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JP2000203094A
JP2000203094A JP11004634A JP463499A JP2000203094A JP 2000203094 A JP2000203094 A JP 2000203094A JP 11004634 A JP11004634 A JP 11004634A JP 463499 A JP463499 A JP 463499A JP 2000203094 A JP2000203094 A JP 2000203094A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ターゲットである印刷物上の着目点の色と、プ
リンタで作成されたプルーフ(校正刷り)上の前記着目
点の色とが一致するように、CMYK画像データをXY
Z測色値データに変換する印刷プロファイルを修正す
る。 【解決手段】所望の入力データ値に対応して印刷プロフ
ァイルを利用してプリンタ16から出力されるプルーフ
HC(Pf)上の着目点59での色を測色するととも
に、カラー印刷物Pm上で前記着目点59に対応する点
59での色を測色し、各測色値の差分に対応する値を、
前記所望の入力データ値を囲む補間処理に使用する直近
の格子点に規定されている測色値に加算して印刷プロフ
ァイルを修正する。このようにすれば、修正後の印刷プ
ロファイルを使用して得たプルーフHC(Pf)上の、
前記所望の入力データ値に対応して得られる着目点59
の色は、カラー印刷物Pm上の着目点59の測色値と一
致する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、輪転機等を利用
するカラー印刷機により印刷本紙を用いてカラー印刷物
を作成する前に、校正のためのカラー画像が校正紙上に
形成されたカラー印刷プルーフ{カラー印刷校正刷りま
たは単に校正刷り(プルーフ)ともいう。}をカラープ
リンタ等の印刷用プルーファにより作成する印刷プルー
フ作成システムに適用して好適な印刷プロファイルの修
正方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、製品としての網点画像による
カラー画像が印刷本紙(最終製品となる正式な用紙)に
形成されたカラー印刷物をカラー印刷機により作成する
前段階で、色等の校正用の校正刷り(以下、プルーフと
もいう。)を画像出力装置であるカラープリンタ等の印
刷用プルーファにより作成している。
【0003】印刷用プルーファを使用するのは、印刷機
のように製版フイルムや刷版(PS版)等の作成が不要
で、短時間に複数回、校正紙上にカラー画像が形成され
たハードコピー、すなわち校正刷りを容易に作成するこ
とができるからである。
【0004】校正紙上にプルーフ用のカラー画像を形成
するためには、デバイス(印刷、写真、イメージセン
サ、CRT、LED等)依存の画像データ、例えば、C
MYK(シアン、マゼンタ、黄、墨)画像データを、予
めメーカー等により与えられた標準的な印刷プロファイ
ル(4次元のルックアップテーブル等)により、一旦、
デバイス非依存の画像データである測色値データ、例え
ば、XYZ(刺激値)画像データに変換した後、印刷用
プルーファプロファイル(以下、単にプルーファプロフ
ァイルともいう。)、例えば、プリンタプロファイル
(3次元のルックアップテーブル)によりカラープリン
タ用のデバイス依存の画像データ、例えば、RGB
(赤、緑、青)画像データに変換し、このデバイス依存
の画像データを用いてカラープリンタ(校正用プリンタ
ともいう。)により校正紙上にカラー画像が形成された
校正刷り(プルーフ)を作成するようにしている。
【0005】このようにすれば、印刷機に係る印刷物の
色をカラープリンタの校正刷り(プルーフ)によりシミ
ュレーションして実際の印刷の前工程で確認することが
できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記印刷プ
ロファイルは、予め決められた有限の複数の色パッチを
有するカラーチャートを測色し、前記色パッチの色に対
応する入力CMYK画像データ等のデバイス依存の画像
データと、前記測色値との変換関係を表すものとして作
成される。
【0007】言い換えれば、印刷プロファイルは、前記
各色パッチに対応する所定(一定)間隔(格子点間隔と
もいう。)でデータの値を変化させた各CMYK画像デ
ータに対して測色値が規定された色変換手段として構成
される。
【0008】このため、ユーザが着目する色を表す任意
のCMYK画像データ値に対する測色値を前記印刷プロ
ファイルから得ようとする場合、このCMYK画像デー
タ値を囲む格子点で規定されている測色値は、直線補間
処理により得ることができる。
【0009】このように構成される基準の印刷プロファ
イルと補間手段とからなる印刷プロファイルを使用し
て、プルーフを出力した場合に、このプルーフ上の着目
点での色(着目色の測色値)と、ターゲットである印刷
物上での前記着目点に対応する色(着目色の測色値)と
が一致しない場合がある。
【0010】もちろん正確なプルーフとして機能するた
めには、該プルーフ上の着目色(測色値)と印刷物上で
の着目色(測色値)とが一致することが必要である。
【0011】この色ずれを合わせこむために、前記印刷
プロファイルの前段でデバイス依存の画像データCMY
Kの各色に対して階調調整(トーンカーブの調整)の微
調整を行うようにしている。
【0012】しかしながら、この微調整作業は、ユーザ
の着目色に対して直接的な調整手段ではないため、色の
ずれに対してどこをどのようにどの程度修正すればよい
のかということが明確ではないので手間(時間)がかか
り、また、微調整によっても修正できない場合があると
いう問題がある。
【0013】この発明は、このような課題を考慮してな
されたものであって、ターゲットである印刷物の色中の
着目色に、プルーフ上の色を簡単かつ確実に一致させる
ことを可能とする印刷プロファイルの修正方法を提供す
ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明は、印刷プロフ
ァイルが、デバイス依存の画像データとしての各色入力
データの一定増分の組合せに係わる格子点毎に、出力測
色値データが規定された基準印刷プロファイルと、該基
準印刷プロファイルに対して与えられる任意の入力デー
タが前記格子点に一致していない値であるときには、前
記任意の入力データを囲む直近の複数の格子点で規定さ
れている各測色値を補間して出力測色値を求める補間手
段と、を有する構成とされている場合に、所望の入力デ
ータに対応して作成された目標とする印刷物上の所望の
着目色に対して、前記印刷プロファイルを用いてプルー
ファから出力したプルーフ上の着目色が合わないとき、
該プルーフ上の着目色と前記目標とする印刷物上の着目
色との測色値の差分を求め、前記プルーフ上の着目色の
測色値が、前記印刷物上の着目色の測色値に一致するよ
うに、前記差分に対応する値を、前記所望の入力データ
を囲む前記補間処理に使用する前記直近の格子点に規定
されている測色値に加算して前記基準印刷プロファイル
を修正することを特徴とする(請求項1記載の発明)。
【0015】この発明によれば、所望の入力データ値に
対応して得られるプルーフ上の着目点での色(着目色)
を測色するとともに、ターゲットである印刷物上で前記
着目点に対応する点での色(着目色)を測色し、前記プ
ルーフ上の測色値が前記ターゲット上の測色値に一致す
るように、前記測色値の差分に対応する値を、前記所望
の入力データ値を囲む補間処理に使用する直近の格子点
に規定されている測色値に加算して基準印刷プロファイ
ルを修正するようにしている。
【0016】このため、この修正後の印刷プロファイル
を使用して得たプルーフ上の、前記所望の入力データ値
に対応して得られる着目色の色は、ターゲットである印
刷物上で測色した色と一致することになる。
【0017】前記印刷プロファイルを修正する場合に、
前記着目色の補間処理に使用する前記直近の格子点を囲
む前記着目色の補間処理に使用しない格子点に規定され
ている測色値に対しても所定範囲で修正範囲を広げ、前
記注目色上で得られた差分に前記着目色からの色差の増
加に従い小さくなる重みをかけた値を、前記補間処理に
使用しない前記所定範囲の格子点に規定されている測色
値に加算して前記基準印刷プロファイルを修正すること
により、着目色とその近傍の色の段差を滑らかにするこ
とができる(請求項2記載の発明)。
【0018】また、前記着目色が複数である場合に、各
着目色について基準印刷プロファイルを修正することに
より、ターゲットである印刷物上の複数の着目色に一致
したプルーフを得ることができる(請求項3記載の発
明)。
【0019】なお、前記デバイス依存の画像データが、
CMYK画像データであるとき、前記補間処理に使用す
る前記直近の格子点を5点とすればよい(請求項4記載
の発明)。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態に
ついて図面を参照して説明する。
【0021】図1は、この発明の一実施の形態が適用さ
れた印刷プルーフ作成システム10の概略的な全体構成
を示している。
【0022】この印刷プルーフ作成システム10は、基
本的には、イーサネット等の通信インタフェースを介し
て接続される電子集版装置6とカラー画像記録装置8と
から構成されている。
【0023】電子集版装置6は、電子集版装置本体とし
てのワークステーション(W/S)12を含み、このW
/S12には、画像入力装置として機能するカラースキ
ャナ2とCMYK4版の各フイルム原版を出力するフイ
ルムプリンタ4等が接続されている。
【0024】一方、カラー画像記録装置8は、後述する
印刷プロファイルおよびプリンタプロファイルが格納さ
れ、主に色変換手段として機能するホストコンピュータ
14と、校正用画像出力装置(校正刷り出力装置あるい
は印刷用プルーファ)として機能するプリンタ16とか
ら構成されている。
【0025】電子集版装置6を構成するW/S12は、
図示していない表示装置であるディスプレイと、CPU
・メモリ(記憶手段)等を有する本体部と、入力装置で
あるキーボードやマウスを備えている。また、同様に、
ホストコンピュータ14も、ディスプレイ14Aと、C
PU・メモリ(記憶手段)等を有する本体部14Bと、
入力装置であるキーボード14Kやマウス14Cとを備
えている。
【0026】W/S12に接続されているカラースキャ
ナ2は、文字や写真が挿入される範囲である罫が書き込
まれた版下台紙(図示していない)上の原稿画像を読み
取るとともに、他の原稿画像から絵柄、文字、図形等の
カラー画像を読み取り、4色(CMYK)色分解後の画
像データ(デバイス依存の画像データ)をW/S12に
送る。
【0027】W/S12は、カラースキャナ2により読
み込んだ版下台紙画像を自身のディスプレイ上に表示さ
せる。ユーザは、この版下台紙画像上に、キーボードや
マウスを利用して前記画像データに基づく画像を電子的
に集版し、1ページ分の電子集版画像、いわゆる面付け
パターンを作成する。
【0028】面付けパターンを表すデータがフイルムプ
リンタ4に供給される。フイルムプリンタ4は、その面
付けパターンデータに対応した高画質のCMYK各版の
印刷用フイルム原版を出力する。
【0029】通常、この印刷用フイルム原版から刷版が
作成され、作成された刷版が輪転機、すなわち、印刷機
7に装着されてインクが塗布される。そして、刷版に塗
布されたインクが印刷本紙Paに転移されて画像IMが
形成されたカラー印刷物Pmが完成する。
【0030】この場合、印刷機7を利用してカラー印刷
物Pmを作製する作業は、きわめて大がかりな作業であ
り、コストも高い。このため、印刷機7による実際の印
刷の前にカラー印刷物Pmの仕上がりを確認することを
目的として、カラー印刷用プルーファとしてのカラー画
像記録装置8が用いられる。
【0031】そこで、W/S12を用いて編集・集版さ
れた画像は、位置情報、色情報(濃度情報を含む)等を
含む1ページ分の画像情報を記述する記述言語データ
(記述言語による画像データ)であるPDL(Page Des
cription Language )データとしてホストコンピュータ
14に供給される。
【0032】ホストコンピュータ14は、色変換処理等
を行い、色変換処理等が行われた画像データがプリンタ
(印刷用プルーファ本体)16に供給される。
【0033】プリンタ16は、供給された画像データに
基づきプルーフPfとしてのハードコピーHCを出力す
る。この実施の形態において、ハードコピーHCは、シ
ートRS上に画像IMが形成されたものである。
【0034】図2は、ホストコンピュータ14の主機能
の概略的な構成を示している。このホストコンピュータ
14は、基本的には、色変換手段20として機能する。
すなわち、ホストコンピュータ14は、W/S12から
供給されたPDLデータを図示しないラスタイメージプ
ロセッサ(RIP)により解読してビットマップ展開
し、各走査画像データであるCMYK各画像データ(デ
バイス依存の画像データ)に展開する。
【0035】このCMYK各画像データは、それぞれ、
色変換用のLUT(ルックアップテーブル)である印刷
プロファイル26とプリンタプロファイル36が設定さ
れる色変換手段20に供給される。
【0036】色変換手段20は、入力するデバイス依存
の画像データである、例えば、それぞれが網%データで
あるCMYK各色の画像データIin=Iin(C,
M,Y,K)をデバイス依存の画像データであるRGB
各色の画像データ(以下、単にRGB画像データともい
う。)Iout=Iout(R,G,B)に変換した
後、プリンタ16に出力する。
【0037】この場合、色変換手段20を構成する印刷
プロファイル26は、供給されるCMYK各色の画像デ
ータIin(C,M,Y,K)を、デバイス非依存の画
像データである測色値データとしてのXYZ測色値デー
タIcv=Icv(X,Y,Z)に変換する。
【0038】このXYZ測色値データIcvが、色変換
手段20を構成するプリンタ用色変換手段としてのプリ
ンタプロファイル36によりデバイス非依存の画像デー
タからデバイス依存の画像データであるRGB画像デー
タIout=Iout(R,G,B)に変換される。
【0039】なお、印刷プロファイル26の前段に、C
MYK各色の画像データIinをCMYK各色毎に階調
変換を行う1次元変換の4個のルックアップテーブル
(以下、LUTともいう。)を挿入してもよく、さら
に、印刷プロファイル26の後段に標準の印刷本紙では
なく、所望の印刷本紙を使用しようとするときにその紙
色(地色)の差を補正するための1次元のLUTを各測
色値XYZ毎に挿入してもよい。
【0040】色変換手段20を構成するプリンタプロフ
ァイル36により変換されたRGB画像データIout
がプリンタ16に供給されることで、図1に示すよう
に、プリンタ16からシートRS上に画像IMが形成さ
れたプルーフ(校正刷り)PfとしてのハードコピーH
Cが出力される。
【0041】この実施の形態において、プリンタ16と
しては、例えば、RGB画像データIoutに対応して
発光され、RGB各画像データIoutに応じて強度変
調されたRGBの各レーザ光により図示していない感光
材料上を走査して潜像を露光記録し、潜像が露光記録さ
れた感光材料に水が塗布された後、シートRSと合わさ
れ、熱現像転写して顕像をシートRS上に形成するもの
が使用されている。
【0042】次に、色変換手段20に設定される標準的
な印刷プロファイル26の作成方法およびプリンタプロ
ファイル36の作成方法について説明する。
【0043】プリンタプロファイル36は、以下のよう
に作成される。プリンタ16に供給されるRGB画像デ
ータIoutのRGB各色毎に、値を0値から最大値
(例えば、255)まで所定の刻みで変化させ、図1に
示すように、RGB各色の組合せに係わる色パッチ40
をシートRS上に形成してカラーチャートCpfを作成
する。
【0044】カラーチャートCpfに形成された各色パ
ッチ40を測色計42により測定してXYZ測色値デー
タを求め、RGB画像データとXYZ測色値データとの
変換テーブルを作成する。この変換テーブルを逆変換し
必要に応じて補間処理をすることで、XYZ測色値デー
タ(図2例では、測色値データIcv)をRGB画像デ
ータIoutに変換するためのLUTを求めることがで
きる(ステップS1)。このLUTがプリンタプロファ
イル36として設定される。
【0045】なお、この実施の形態においては、この発
明の理解の容易化のためにプリンタプロファイル36
は、完全に校正されていて、プルーフPfであるハード
コピーHC上の画像IMの測色計による測色値(計測
値)が、印刷プロファイル26の出力測色値データIc
v(X,Y,Z)と一致しているものとする。
【0046】図3は、印刷プロファイル26の詳しい構
成を示している。印刷プロファイル26は、入力CMY
K画像データIinから、この入力CMYK画像データ
Iinに対応する測色値データIcv(X,Y,Z)
を、5つの測色値データIq{Q1(X,Y,Z),Q
2(X,Y,Z),Q3(X,Y,Z),Q4(X,
Y,Z),Q5(X,Y,Z)}からの直線補間処理に
より作成する補間部(補間手段)29と、前記入力CM
YK画像データIinから、該入力CMYK画像データ
Iinの値の近傍の5つの格子点を示すCMYK画像デ
ータIp{P1(C,M,Y,K),P2(C,M,
Y,K),P3(C,M,Y,K),P4(C,M,
Y,K),P5(C,M,Y,K)}を選択して出力す
る格子点選択部27と、この5つの格子点を示すCMY
K画像データIp{P1(C,M,Y,K),P2
(C,M,Y,K),P3(C,M,Y,K),P4
(C,M,Y,K),P5(C,M,Y,K)}に対応
する5つの測色値データIq{Q1(X,Y,Z),Q
2(X,Y,Z),Q3(X,Y,Z),Q4(X,
Y,Z),Q5(X,Y,Z)}を出力する基準印刷プ
ロファイル26Rとから構成される。
【0047】なお、補間処理は、基準印刷プロファイル
26Rのように、入力の次元数がCMYKの4次元であ
る場合には、その近傍の5つの格子点を選択して補間出
力を求めることができる。一般的に、入力の次元数をn
次元とした場合、補間処理に必要な格子点の個数は、n
+1個である。
【0048】簡単のために、例えば、図4に示すよう
に、基準印刷プロファイル26RがC色とM色の2次元
格子構造から構成されていると考えた場合、Q(C1,
M1)点の測色値(例えば、測色値X=X0とする。)
は、このQ点の直近の3つの格子点P1、P2、P3に
それぞれ対角する3角形である△QP2P3、△QP3
P1、△QP1P2の面積率(重み、または重み係数と
もいう。)をそれぞれk1(△QP2P3/△P1P2
P3)、k2(△QP3P1/△P1P2P3)、k3
(△QP1P2/△P1P2P3)(ただし、三角形△
P1P2P3の面積を1とする。)とし、3つの格子点
P1、P2、P3における測色値をX1、X2、X3と
するとき、補間処理により次の(1)式で得られること
が容易に理解される。
【0049】 X0=k1×X1+k2×X2+k3×X3 …(1) ここで、基準印刷プロファイル26Rの作成方法を説明
する。基準印刷プロファイル26Rは、CMYKの網%
データを、所定刻み(一定増分)で変化させたときの測
色値テーブルである。例えば、CMYKの網%データで
10%刻みの測色値のテーブルを作成しようとする場
合、網%値を0、10、…、100%と変化させたCM
YKの4色について114 =14641(10%の増分
の組合せに係る格子点の数に等しい)色分の測色値を求
める必要がある。しかし、実際には、この中、特徴的な
数百色だけのフイルム原版をフイルムプリンタ4により
作成した後、刷版を作成し、該刷版を用い印刷機7によ
り標準的な印刷本紙Pa上に標準的なインキを使用して
色パッチ44が形成された印刷物としてのカラーチャー
トCpaとして印刷形成し(図1参照)、各色パッチ4
4を測色計42により測色し、この数百色分の格子点に
係る測色値の補間処理により114 =14641色分の
前記10%刻みの組合せに係る測色値テーブル、すなわ
ち基準印刷プロファイル26Rを作成する。なお、基準
印刷プロファイル26Rとして、114=14641色
分の値を全てルックアップテーブルとして保存するため
のメモリ容量が不足する場合には、基準印刷プロファイ
ル26Rを、測色した数百色分の格子点に係る測色値
と、該数百色分の格子点に係る測色値を補間し前記数百
色以外の測色していない格子点に係る測色値を算出する
格子点測色値補間部とからなる構成としてもよい。
【0050】図5は、この数百色分の格子点に係る測色
値と前記格子点測色値補間部により算出される残りの格
子点に係る測色値からなる、全格子点での測色値が規定
される基準印刷プロファイル26Rの模式的な構成を示
している。この基準印刷プロファイル26Rを用い、こ
れにCMYK画像データIp(P1,P2,P3,P
4,P5)を入力することにより、各CMYK画像デー
タP1,P2,P3,P4,P5に対応する、測色値デ
ータIq(Q1,Q2,Q3,Q4,Q5)が一意に出
力される。
【0051】なお、図5において、CMYKの右側に書
かれた数字は10%刻みの%を表し、XYZの右側に書
かれた数字は、単に、0番目から(114 −1)番目ま
での番号を意味する。
【0052】基準印刷プロファイル26Rは、変換精度
のよいものを作成するためにきわめて大掛かりな測色を
必要とする。このため、通常、メーカーから、標準的な
基準印刷プロファイル26Rが提供される。「標準的
な」とは、例えば、紙の種類としてはアート紙、コート
紙、マット紙、上質紙等、またインキとしては、市場占
有率の高い2〜3種類のインキ、さらに印刷機として
は、同様に市場占有率の高い印刷機7を常温で用いた場
合等を意味する。
【0053】次に、プルーフPfとしてのハードコピー
HC上の着目点の色が、ターゲットとしてのカラー印刷
物Pmの対応する着目点の色に一致していない場合に、
一致するように、基準印刷プロファイル26Rを修正す
る手順について、図6に示すフロー図を参照しながら説
明する。なお、フロー図中の処理は、ホストコンピュー
タ14あるいはユーザにより行われる。
【0054】まず、図1に示すように、ホストコンピュ
ータ14を構成するディスプレイ14Aに、CMYK走
査画像データを元に、カラー印刷物Pmの画像IMに対
応する画像IMを表示させる(ステップS1)。
【0055】次に、ユーザは、ディスプレイ14Aの画
像IMを確認し、ターゲットであるカラー印刷物Pmの
画像IMに対応するハードコピーHC(プルーフPf)
をプリンタ16から出力させる(ステップS2)。
【0056】次いで、ユーザは、カラー印刷物Pmの画
像IMとハードコピーHC(プルーフPf)上の画像を
視覚あるいは測色計42等を利用して対比し、自己が着
目する点の色(着目色)が合っていないと判断した場合
には(ステップS3:NO)、その着目点59、例え
ば、人物の顔の肌色とかグレイ色とか、自己が着目する
点を着目点指示手段としてのマウス14Cを利用してマ
ウスカーソル14CKにより指示する(ステップS
4)。
【0057】この指示により、指示された点のCMYK
画像データIinがホストコンピュータ14で画像デー
タIin(C,M,Y,K)=(Ca,Ma,Ya,K
a)と特定され(ステップS5:図7のホストコンピュ
ータ14の本体部14B内のメモリ60に記憶された番
号1の項の画像データIinの欄の内容参照。)、この
画像データIin(Ca,Ma,Ya,Ka)に基づ
き、格子点選択部27により、該入力CMYK画像デー
タIinの値の近傍の5つの格子点を示すCMYK画像
データIpが、Ip=Ip{P1(C1,M1,Y1,
K1),P2(C2,M2,Y2,K2),P3(C
3,M3,Y3,K3),P4(C4,M4,Y4,K
4),P5(C5,M5,Y5,K5)}が選択されて
基準印刷プロファイル26Rに対して出力される(ステ
ップS5:図7のCMYK画像データIpの欄参照)。
【0058】なお、メモリ60に記憶されている図7の
表は、ディスプレイ14Aにも表示され、処理が行われ
る毎に関連する箇所の表示が更新されるため、ユーザが
容易に確認することができる。
【0059】基準印刷プロファイル26Rは、この5つ
の格子点を示すCMYK画像データIPの各格子点の測
色値データIq=Iq{Q1(X1,Y1,Z1),Q
2(X2,Y2,Z2),Q3(X3,Y3,Z3),
Q4(X4,Y4,Z4),Q5(X5,Y5,Z
5)}を出力する(ステップS7:図7の測色値データ
Iqの欄参照)。
【0060】次いで補間部29で、この5個の格子点の
測色値データIqから、画像IM上の着目点59のCM
YK画像データIin=Iin(Ca,Ma,Ya,K
a)に対する測色値データIcv(X,Y,Z)=Ic
v(X0,Y0,Z0)を計算して出力する(ステップ
S8:図7の測色値データIcvの欄参照)。
【0061】この場合、補間部29では、(1)式と同
様に、重み(近傍の5個の格子点の座標点P1〜P5か
ら着目点59の座標点までの重み)を、k1,k2,k
3,k4,k5(k1+k2+k3+k4+k5=1)
としたとき、この重みk1〜k5を算出し、さらに、次
の(2)式、(3)式、(4)式に示すように、測色値
データIcvを計算する。
【0062】 X0=k1×X1+k2×X2+k3×X3+k4×X4+k5×X5 …(2) Y0=k1×Y1+k2×Y2+k3×Y3+k4×Y4+k5×Y5 …(3) Z0=k1×Z1+k2×Z2+k3×Z3+k4×Z4+k5×Z5 …(4) なお、以下の説明においては、繁雑さを避けるために、
必要に応じて、測色値データ(単に、測色値ともい
う。)XYZ中、測色値Xについてのみ説明する。
【0063】次に、ユーザは、ターゲット(目標)であ
るカラー印刷物Pmの画像IM上の着目点59の色を測
色計42により測色し{測色値It=It(Xt,Y
t,Zt)とする。}、該測色値It=It(Xt,Y
t,Zt)をキーボード14Kにより、ホストコンピュ
ータ14に入力する(ステップS9:図7の測色値It
の欄参照)。
【0064】次に、ターゲットとしての実測値の測色値
It(Xt,Yt,Zt)と現在の基準印刷プロファイ
ル26Rから求めた測色値Icv(X0,Y0,Z0)
との差分(It−Icv)が、ΔX=Xt−X0、ΔY
=Yt−Y0、ΔZ=Zt−Z0として計算される{ス
テップS10:図7の(It−Icv)の欄参照}。
【0065】次に基準印刷プロファイル26Rを修正す
る(ステップS11)。この基準印刷プロファイル26
Rの修正処理では、着目点59のCMYK画像データI
in=Iin(Ca,Ma,Ya,Ka)に対する測色
値Icv(X,Y,Z)=Icv(X0,Y0,Z0)
が、ターゲットとしての測色値It=It(Xt,Y
t,Zt)に等しくなることが必要であることから、前
記差分ΔX、ΔY、ΔZを着目点59の測色値X0、Y
0、Z0にそれぞれ重み付け加算した値を加算すればよ
い。
【0066】すなわち、着目点59における修正後の基
準印刷プロファイル26RAの測色値をIcv′=Ic
v′(X0′,Y0′,Z0′)とおけば、測色値X
0′,Y0′,Z0′は、それぞれ、次の(5)、
(6)、(7)式で与えられる。
【0067】 X0′=k1×(X1+ΔX)+k2×(X2+ΔX)+k3×(X3+Δ X)+k4×(X4+ΔX)+k5×(X5+ΔX) …(5) Y0′=k1×(Y1+ΔY)+k2×(Y2+ΔY)+k3×(Y3+Δ Y)+k4×(Y4+ΔY)+k5×(Y5+ΔY) …(6) Z0′=k1×(Z1+ΔZ)+k2×(Z2+ΔZ)+k3×(Z3+Δ Z)+k4×(Z4+ΔZ)+k5×(Z5+ΔZ) …(7) ここで、測色値X0′を、X0′=X0+ΔX′、測色
値Y0′をY0′+ΔY′、測色値Z0′を、Z0′=
Z0+ΔZ′と表した場合に、差分ΔXは、次の(8)
式、(9)式、(10)式で表される。
【0068】 ΔX′=k1×ΔX+k2×ΔX+k3×ΔX+k4×ΔX+k5×ΔX …(8) ΔY′=k1×ΔY+k2×ΔY+k3×ΔY+k4×ΔY+k5×ΔY …(9) ΔZ′=k1×ΔZ+k2×ΔZ+k3×ΔZ+k4×ΔZ+k5×ΔZ …(10) したがって、基準印刷プロファイル26Rの修正は、着
目点59に対応する入力CMYK画像データIinの値
の近傍の5つの格子点を示すCMYK画像データIp=
Ip{P1(C1,Y1,M1,K1),P2(C2,
M2,Y2,K2),P3(C3,M3,Y3,K
3),P4(C4,M4,Y4,K4),P5(C5,
M5,Y5,K5)}が与えられたとき、着目点59の
近傍の5つの格子点の基準の測色値データIq=Iq
{Q1(X1,Y1,Z1),Q2(X2,Y2,Z
2),Q3(X3,Y3,Z3),Q4(X4,Y4,
Z4),Q5(X5,Y5,Z5)}の各測色値XYZ
に、ターゲットに対する差分ΔX、ΔY、ΔZをそのま
ま加算した値とすればよい。
【0069】例えば、測色値データIq=Iq{Q1
(X1,Y1,Z1)}は、次の(11)式に示す値に
変えればよい。
【0070】 Iq=Iq{Q1(X1,Y1,Z1)} =Iq[Q1{(X1+ΔX),(Y1+ΔY),(Z1+ΔZ)}] …(11) ただし、実際には、着目点59近傍の5つのCMYK画
像データIPで示される5つの格子点の測色値データI
qだけを変更するのではなく、この近傍の値も着目点5
9からの色差に応じた重みを付けることが、色の不連続
性を軽減することができるので好ましい。
【0071】そこで、修正を及ぼす範囲{修正範囲(修
正領域)}を決定する(ステップS12)。具体的に説
明すると、CMYK格子の空間上で、着目点59で調整
する色を中心にCMYKをそれぞれプラスマイナスのど
の格子点まで修正(調整)するのかを決定する。
【0072】この修正範囲を、理解の容易化のために、
C色とM色の2次元の範囲で説明すると、図4で示した
着目点Q(C1,M1)を取り囲む、例えば、格子範囲
C×Dに選択する。
【0073】次に、この決定した修正すべき格子範囲C
×D内に存在する格子点の各修正量を、着目点59での
重みwをw=1として、補間に使用した直近の格子点
(図4中、黒丸で示している。)P1、P2、P3を除
く、補間に使用しない格子点(図4中、白丸で示してい
る。)を、着目点Qと補間に使用しない格子点の元の色
差 (補正前の着目点59の測色値Iqと補間に使用し
ない格子点での測色値の色差をΔEとしたとき、図8に
示す直線(直線ではなく、正規分布的減少関数でもよ
い。)の重み関数w(ΔE)を用いる場合には、補間に
使用しない格子点で加算すべき差分をΔXi、ΔYi、
ΔZiとすれば、次の(12)式、(13)式、(1
4)式で決定することができる(ステップS13、S1
4)。
【0074】 ΔXi=ΔX×w(ΔEi) …(12) ΔYi=ΔY×w(ΔEi) …(13) ΔZi=ΔZ×w(ΔEi) …(14) このように基準印刷プロファイル26Rを修正した修正
印刷プロファイル26RAを使用することで、着目点5
9での測色値がターゲットの測色値に一致し、かつ、そ
の回りの一定範囲で測色値が修正されることになる。
【0075】そして、さらにプルーフを出力し(ステッ
プS2)、ターゲットと対比し(ステップS3)、OK
であれば、終了し、さらに他に指定したい着目点がある
場合には、上述したステップS4〜S14までの処理を
繰り返して行う。
【0076】このように上述した実施の形態によれば、
決められたチャートの測色で作成される基準印刷プロフ
ァイル26Rでは、ユーザの着目する色が一致しない場
合に、その点と周囲の色空間での高精度を調整すること
ができる。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、印刷プロファイルを利用して出力されたプルーフ上
の着目点の色(着目色)が、ターゲットとしての印刷物
上の着目色の値に一致するように、所望の入力データ値
に対応して得られるプルーフ上の着目点での色を測色す
るとともに、ターゲットである印刷物上で前記着目点に
対応する点での色を測色し、該測色値の差分に対応する
値を、前記所望の入力データ値を囲む補間処理に使用す
る直近の格子点に規定されている測色値に加算して前記
印刷プロファイル(基準印刷プロファイル)を修正する
ようにしている。
【0078】このため、この修正後の印刷プロファイル
を使用して得たプルーフ上の、前記所望の入力データ値
に対応して得られる着目色の色は、ターゲットである印
刷物上で測色した色と一致するという効果が達成され
る。
【0079】この場合、この修正処理は、きわめて簡単
な処理であるので、ターゲットである印刷物の色中の着
目色に、プルーフ上の色を簡単にしかも確実に一致させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態が適用された印刷プル
ーフ作成システムを含む構成を示すブロック図である。
【図2】色変換手段の構成を示すブロック図である。
【図3】色変換手段中、印刷プロファイルの詳細な構成
を示すブロック図である。
【図4】補間の説明に供される線図である。
【図5】基準印刷プロファイルの内容説明に供される線
図である。
【図6】基準印刷プロファイルの修正手順の説明に供さ
れるフロー図である。
【図7】基準印刷プロファイルの修正手順の説明に供さ
れる線図である。
【図8】基準印刷プロファイル修正時の重み係数の説明
に供される線図である。
【符号の説明】
2…カラースキャナ 4…フイルムプリンタ 6…電子集版装置 7…印刷機 8…カラー画像記録装置 10…印刷プルーフ作
成システム 12…ワークステーション 14…ホストコンピュ
ータ 14A…ディスプレイ 14CK…マウスポイ
ンタ 16…プリンタ(印刷用プルーファ本体) 20…色変換手段 26…印刷プロファイ
ル 26R…基準印刷プロファイル 26RA…修正後の基準印刷プロファイル 27…格子点選択部 29…補間部 36…プリンタプロファイル 40、44…色パッチ 42…測色計 59…着目点 60…メモリ Cpf…カラーチャート(プリンタプロファイル作成
用) Cpa…印刷されたカラーチャート IM…画像 Iin…CMYK画像
データ Icv…XYZ測色値データ Ip…Iin近傍の5つのCMYK画像データ Iq…Iin近傍の5つのCMYK画像データの格子に
それぞれ規定された測色値データ It…ターゲットとしての印刷物上の着目点の測色値
(着目色) HC…ハードコピー Pa…印刷本紙 Pf…プルーフ Pm…カラー印刷物 RS…シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印刷プロファイルが、 デバイス依存の画像データとしての各色入力データの一
    定増分の組合せに係わる格子点毎に、出力測色値データ
    が規定された基準印刷プロファイルと、 該基準印刷プロファイルに対して与えられる任意の入力
    データが前記格子点に一致していない値であるときに
    は、前記任意の入力データを囲む直近の複数の格子点で
    規定されている各測色値を補間して出力測色値を求める
    補間手段と、 を有する構成とされている場合に、 所望の入力データに対応して作成された目標とする印刷
    物上の所望の着目色に対して、前記印刷プロファイルを
    用いてプルーファから出力したプルーフ上の着目色が合
    わないとき、該プルーフ上の着目色と前記目標とする印
    刷物上の着目色との測色値の差分を求め、 前記プルーフ上の着目色の測色値が、前記印刷物上の着
    目色の測色値に一致するように、前記差分に対応する値
    を、前記所望の入力データを囲む前記補間処理に使用す
    る前記直近の格子点に規定されている測色値に加算して
    前記基準印刷プロファイルを修正することを特徴とする
    印刷プロファイルの修正方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の修正方法において、 前記印刷プロファイルを修正する場合に、前記着目色の
    補間処理に使用する前記直近の複数の格子点を囲む前記
    着目色の補間処理に使用しない格子点に規定されている
    測色値に対しても所定範囲で修正範囲を広げ、前記着目
    色上で得られた前記差分に前記着目色からの色差の増加
    に従い小さくなる重みをかけた値を、前記補間処理に使
    用しない前記所定範囲の格子点に規定されている測色値
    に加算して前記基準印刷プロファイルを修正することを
    特徴とする印刷プロファイルの修正方法。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載の修正方法におい
    て、前記着目色が複数である場合に、各着目色について
    基準印刷プロファイルを修正することを特徴とする印刷
    プロファイルの修正方法。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1項に記載の修正
    方法において、 前記デバイス依存の画像データが、CMYK画像データ
    であるとき、前記補間処理に使用する前記直近の格子点
    を5点とすることを特徴とする印刷プロファイルの修正
    方法。
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