JP2005167630A - デバイスプロファイルを調整する方法および画像処理装置 - Google Patents

デバイスプロファイルを調整する方法および画像処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 プリンタの変動をプリンタプロファイルの修正によって吸収し、安定的に目標色の色再現精度を保証すること。
【解決手段】 まず、デバイス非依存色空間で表現された目標色を入力する(S20)。次に、入力された目標色に応じて複数の点からなるカラーパッチチャートを生成する(S21)。それらのカラーパッチチャートを出力デバイスから出力し(S23)、測色をする(S24)。そして、この測色結果からデバイス色を推定し(S25)、その推定結果に基づき初期状態のデバイスプロファイルの調整を行う(S26)。
【選択図】 図2

Description

本発明は、出力デバイスのカラーマッチングに用いられるデバイスプロファイルを調整する技術に関する。
従来より、目標色を再現する方法として目標色を色票の名前で識別し、その名前からLab等の色空間への変換を行うスポットカラーマッチングとよばれる技術が知られている。
また、印刷機とプリンタのプロファイルを使ってマッチングを行い、印刷機による印刷結果とプリンタの出力結果とをそれぞれ測色して、着目点の色が同じになるように印刷機のプロファイル(入力プロファイル)の調整を行う技術が提案されている(特許文献1を参照。)。
特開2000−203094号公報
上記したスポットカラーマッチングは、その目標色のLabに対してプリンタプロファイルを用いたカラーマッチングにおいてデバイス色空間への変換が適切に行われることが前提である。しかし、たとえ初期状態でプリンタプロファイルが適切に調整されていたとしても、環境変化やその他の要因によるプリンタの変動により、現実にはプリンタの出力が目標のLab値からずれてしまうという問題がある。
また、上記のスポットカラーマッチングに用いられるプロファイルは一般に、プロファイルビルダによって、あらかじめ決められた複数の色から構成されるパッチチャートを出力・測色して、全体的に整合性のあるプロファイルを作成するものである。つまり、特定の目標色に対して最適化されたプロファイルを生成するものではない。
一方、特許文献1に開示されているような印刷機のプロファイルとプリンタのプロファイルとの組合せで印刷機のプロファイルを調整する方式では、1つの画像データが複数の異なるデバイス色空間のデータから構成されている場合に、プリンタの変動に従って全ての入力プロファイルを個々に調整する必要があるという問題がある。
本発明はこのような課題を解決すべくなされたものであり、プリンタの変動をプリンタプロファイルの修正によって吸収し、安定的に目標色の色再現精度を保証することを目的とする。
本発明の一側面は、出力デバイスのカラーマッチングに用いられるデバイスプロファイルを調整する方法に係り、本方法は、デバイス非依存色空間で表現された目標色を入力する入力ステップと、入力された目標色に応じた複数色のカラーパッチチャートを生成する生成ステップと、生成された前記複数色のカラーパッチチャートを前記出力デバイスから出力する出力ステップと、前記出力デバイスから出力された前記複数色のカラーパッチチャートの各々を測色機を用いて測色する測色ステップと、前記測色ステップによる測色結果に基づいて前記デバイスプロファイルを調整する調整ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明の別の側面は、デバイスプロファイルを用いて出力デバイスのカラーマッチングを行う画像処理装置に係り、デバイス非依存色空間で表現された目標色を入力する入力手段と、入力された目標色に応じたカラーパッチチャートを生成する生成手段と、生成されたカラーパッチチャートを前記出力デバイスから出力させる出力手段と、出力されたカラーパッチチャートを測色する測色手段と、前記測色手段による測色結果に基づいて前記デバイスプロファイルを調整する調整手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、プリンタの変動をプリンタプロファイルの修正によって吸収し、安定的に目標色の色再現精度を保証することができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。図面において、同様のブロックには同一の参照番号を付してある。
<第1の実施形態>
図1は、本実施形態における画像処理装置の構成を示すブロック図である。
中央制御装置11にユーザ・インタフェース(UI)10、記憶装置12、出力デバイスとしてのプリンタ13、測色機14が接続されている。UI10はユーザに対して情報表示やデータ入力の受付をする。中央制御装置11は記憶装置12に記憶されたプログラムに従って命令を実行し、接続された各装置を制御する。
記憶装置12はプログラムやデータを記憶するが、本実施形態ではとりわけ、120〜126で示されるデータを記憶する。ここで、目標色120はユーザによって設定・入力されるデバイス非依存色空間(例えばLab)の色値である。カラーパッチデータ121は目標色120に対して生成される複数の色から構成されるデータである。デバイス色パッチデータ122は、カラーパッチデータ121に対するデバイス色空間におけるパッチデータであり、このデバイス色空間パッチデータ122を用いてプリンタ13からカラーチャート出力物130がプリントされることになる。カラーチャート出力物130を測色機14から測色した結果がカラーチャート測色値123である。デバイス色124はカラーチャート測色値123を基にして目標色120を現在の状態で出力すると思われるプリンタ色空間の推定値である。125は初期のプリンタプロファイルで、現在のプリンタ13の状態に合わせて調整されていない。そして、126が本発明により目標色に対して調整されたプロファイルである。
以下では、図2および図3を参照して本実施形態におけるプリンタプロファイルの調整処理を説明する。図2は本実施形態におけるプリンタプロファイルの調整手順を示すフローチャート、図3は、本実施形態における画像処理装置の機能ブロック図である。
(ステップS20)
UI10を介して目標色120が入力される。
(ステップS21)
カラーパッチ生成部30により、目標色120と初期プロファイル125を用いてデバイス非依存色のカラーパッチデータ121が生成される。
(ステップS22)
マッチング処理部31により、デバイス非依存色のカラーパッチデータ121がデバイス色パッチデータ122に変換される。
(ステップS23)
プリント出力部32により、デバイス色パッチデータ122を用いてプリンタ13からカラーチャート出力物130が出力される。
(ステップS24)
測色部33により、測色機14を用いてカラーチャート出力物130の測色が行われ、これによりカラーチャート測色値123が求められる。
(ステップS25)
デバイス色推定部34により、デバイス色パッチデータ122とカラーチャート測色値123とに基づいて目標色120を再現するためのデバイス色124が推定される。この推定は例えば、デバイス非依存色空間における補間計算により行われる。
(ステップS26)
プロファイル調整部35により、目標色120に対してのマッチング結果がデバイス色124になるように初期プロファイル125を調整して、調整後プロファイル126を生成する。
ここで、Lab色空間を示す模式図を図4に示す。本実施形態では例えば、Lab色空間における各グリッドに対応した出力値(CMYK)を記述したルックアップテーブル(LUT)によってプリンタプロファイルが実現される。
図4において、目標色 (L1,a1,b1)は、Lab色空間の一部を形成する8点のグリッドに囲まれている。プリンタの状態が変動する前は、初期プロファイルによるマッチング結果 (C1,M1,Y1,K1) で目標色 (L1,a1,b1) が再現できていた。しかし、プリンタの状態が変動した後でも同じ初期プロファイルを用いる場合にはカラーマッチングにずれを生じてしまう。そこで本実施形態では、プリンタの状態が変動すると、目標色 (L1,a1,b1) を再現するためにマッチング結果が (C2,M2,Y2,K2) となるように、上記したような手順でプロファイルの調整が行われる。
図5は、ステップS21のカラーパッチデータ生成処理の内容を示すフローチャートである。
(ステップS50)
ステップS20で入力された目標色を (L1,a1,b1) とする。ただしここでは、0≦L1≦100, −128≦a1≦128, −128≦b1≦128とする。
(ステップS51)
プロファイルのルックアップテーブルのグリッド数から1を減算した値をnとする。例えばグリッド数が33であれば n = 32 である。そして、次式によりLab色空間グリッドのインデックスi,j,kを求める。ただし、0≦i,j,k≦nであり、小数点以下は切り捨てるものとする。
i = L1/100 * n
j = (a1+128)/256 * n
k = (b1+128)/256 * n
(ステップS52)
初期プロファイル125の BToA1Tag の3次元ルックアップテーブルから、次のインデックスで示される8点のグリッドのデータをカラーパッチデータ121とする。
(i,j,k),(i,j,k+1),(i,j+1,k),(i,j+1,k+1)
(i+1,j,k),(i+1,j,k+1),(i+1,j+1,k),(i+1,j+1,k+1)
以上のようにしてカラーパッチデータが生成される。ここで、上記の8点を順に P11, P12, P13, P14, P15, P16, P17, P18 とする。このとき、8点のカラーパッチについてルックアップテーブルのCMYKデータを取得すればステップS22のマッチング処理を省略してデバイス色パッチデータ122を得ることができる。
続いて行われるカラーチャートの出力(ステップS23)、および、測色(ステップS24)は公知の処理であるため、詳細な説明は省く。
次に、デバイス色の推定(ステップS25)について詳しく説明する。ここで、8点のカラーパッチP11〜P18のデバイス色パッチデータ122をそれぞれ(C11,M11,Y11,K11)〜(C18,M18,Y18,K18)とし、カラーチャート測色値123をそれぞれ(L11,a11,b11)〜(L18,a18,b18)とする。ステップS25におけるデバイス色の推定は次の手順で行われる。
(P11,P12からP21を求める)
L21=(L12−L11)*(b1−b11)/(b12−b11)+L11
a21=(a12−a11)*(b1−b11)/(b12−b11)+a11
C21=(C12−C11)*(b1−b11)/(b12−b11)+C11
M21=(M12−M11)*(b1−b11)/(b12−b11)+M11
Y21=(Y12−Y11)*(b1−b11)/(b12−b11)+Y11
K21=(K12−K11)*(b1−b11)/(b12−b11)+K11
(P13,P14からP22を求める)
L22=(L14−L13)*(b1−b13)/(b14−b13)+L13
a22=(a14−a13)*(b1−b13)/(b14−b13)+a13
C22=(C14−C13)*(b1−b13)/(b14−b13)+C13
M22=(M14−M13)*(b1−b13)/(b14−b13)+M13
Y22=(Y14−Y13)*(b1−b13)/(b14−b13)+Y13
K22=(K14−K13)*(b1−b13)/(b14−b13)+K13
(P21,P22からP23を求める)
L23=(L22−L21)*(a1−a21)/(a22−a21)+L21
C23=(C22−C21)*(a1−a21)/(a22−a21)+C21
M23=(M22−M21)*(a1−a21)/(a22−a21)+M21
Y23=(Y22−Y21)*(a1−a21)/(a22−a21)+Y21
K23=(K22−K21)*(a1−a21)/(a22−a21)+K21
(P15,P16からP24を求める)
L24=(L16−L15)*(b1−b15)/(b16−b15)+L15
a24=(a16−a15)*(b1−b15)/(b16−b15)+a15
C24=(C16−C15)*(b1−b15)/(b16−b15)+C15
M24=(M16−M15)*(b1−b15)/(b16−b15)+M15
Y24=(Y16−Y15)*(b1−b15)/(b16−b15)+Y15
K24=(K16−K15)*(b1−b15)/(b16−b15)+K15
(P17,P18からP25を求める)
L25=(L18−L17)*(b1−b17)/(b18−b17)+L17
a25=(a18−a17)*(b1−b17)/(b18−b17)+a17
C25=(C18−C17)*(b1−b17)/(b18−b17)+C17
M25=(M18−M17)*(b1−b17)/(b18−b17)+M17
Y25=(Y18−Y17)*(b1−b17)/(b18−b17)+Y17
K25=(K18−K17)*(b1−b17)/(b18−b17)+K17
(P24,P25からP26を求める)
L26=(L25−L24)*(a1−a24)/(a25−a24)+L24
C26=(C25−C24)*(a1−a24)/(a25−a24)+C24
M26=(M25−M24)*(a1−a24)/(a25−a24)+M24
Y26=(Y25−Y24)*(a1−a24)/(a25−a24)+Y24
K26=(K25−K24)*(a1−a24)/(a25−a24)+K24
(P23,P26からP27を求める)
C27=(C26−C23)*(L1−L23)/(L26−L23)+C23
M27=(M26−M23)*(L1−L23)/(L26−L23)+M23
Y27=(Y26−Y23)*(L1−L23)/(L26−L23)+Y23
K27=(K26−K23)*(L1−L23)/(L26−L23)+K23
こうして求められた(C27,M27,Y27,K27)が、推定されたデバイス色124である。
図6は、ステップS26のプロファイル調整処理の内容を示すフローチャートである。
(ステップS60)
目標色(L1,a1,b1)に対して初期プロファイル125を用いてマッチングした結果を求める。その結果を(C1,M1,K1,Y1)とする。
(ステップS61)
ステップS25で推定したデバイス色を(C2,M2,K2,Y2)とする。
(ステップS62)
初期プロファイル125の3次元ルックアップテーブルのグリッドでLab色空間上において目標色(L1,a1,b1)を囲む上述のP11〜P18の8点にそれぞれ、(C2−C1,M2−M1,Y2−Y1,K2−K1)を加算する。初期プロファイルの上記8点のルックアップテーブル値をこの加算結果で置き換えたものが、調整後プロファイル126である。
以上説明した第1の実施形態についてまとめる。
本実施形態では、まず、目標色としてデバイスに依存しないLab等の色値を設定する。目標色に応じてLab等のデバイス非依存色空間で複数の点からなるカラーパッチデータを生成し、初期状態のプリンタプロファイルのデバイス非依存空間からプリンタ色空間への対応関係を用いてプリンタ色空間の対応するデバイス色パッチデータへ変換する。そのパッチデータをプリンタからカラーマッチングなしで出力し、測色をする。そして目標色が適切に出力されるプリンタ色空間(例えばCMYK)の色値を上記パッチの測色値から推定し、初期プロファイルにおいてデバイス非依存色空間からプリンタ色空間への対応関係で目標色の変換に影響する部分を変更し、目標色に対して上記推定したプリンタ色が対応するようにプリンタプロファイルの調整を行う。
以上説明した第1の実施形態によれば、プリンタの状態が変動してプロファイルがずれてしまった等の理由により、特定の目標色に対するプロファイルの色再現精度が低い場合に、特定の目標色に対する色再現精度を向上させるという効果がある。
また、プリンタプロファイルを調整するために、入力画像データのプロファイルに依存せずにプリンタの色再現安定性を保証することができる。
また、従来のスポットカラーマッチング技術と組合せることにより色票の名前からLab値へ変換された色に対してプリンタの色再現安定性を向上させることもできる。
<第2の実施形態>
上述した第1の実施形態では、Lab空間における目標色を内包する8点のグリッドのパッチデータを出力するようにしたが、プリンタの変動が大きい場合には、目標色がLab空間における8点のグリッドの外側に存在し、そのために8点の測色値に基づく目標色推定の精度が低下してしまうことも考えられる。
そこで本実施形態では、多数(例えば64点)のパッチ測色値のうちデバイス非依存色空間において目標色の近傍となるパッチ測色値を選択し、これを近傍パッチリストとして登録する。そして、上記近傍パッチリストに登録されたパッチ測色値に基づいて、目標色を再現するためのデバイス色を推定する。以下、図面を参照して具体的に説明する。
図7は、本実施形態における画像処理装置の構成を示すブロック図である。図1と対照すると分かるように、この画像処理装置のハードウェア構成は図1と同様である。図1と異なる点は、記憶装置12に近傍パッチリスト127が記憶される点である。この近傍パッチリスト127は、カラーチャート測色値123がデバイス非依存色空間において目標色120の近傍となる、カラーパッチデータ121の部分集合を示すパッチ番号のリストである。デバイス色124は、カラーチャート測色値123のうち近傍パッチリスト127に登録されたデータを基にして、目標色120を現在の状態で出力すると思われるプリンタ色空間の推定値である。
図8は、本実施形態におけるプリンタプロファイルの調整手順を示すフローチャートである。図2のフローチャートと対照すると、本実施形態ではステップS24とS25の間に、ステップS24.5が追加されていることが分かる。また、図9は、本実施形態における画像処理装置の機能ブロック図であり、図3と対照すると、近傍パッチ選択部36が追加され、この近傍パッチ選択部36によって近傍パッチリスト127が管理される点が理解されよう。
図8のステップS24.5では、近傍パッチ選択部36により、カラーパッチデータ121のうち、デバイス非依存色空間においてカラーチャート測色値123が目標色120の近傍色となるものが選択され、近傍パッチリスト127に選択されたカラーパッチデータのパッチ番号が登録される。
また、ステップS25では、デバイス色推定部34により、近傍パッチリスト127に登録されたパッチのデバイス色パッチデータ122とカラーチャート測色値123とに基づいて、目標色120を再現するためのデバイス色124が推定されることになる。
図10は、本実施形態におけるカラーパッチデータ生成処理の内容を示すフローチャトである。
(ステップS100)
ステップS20で入力された目標色を(L1,a1,b1)とする。ただしここでは、0≦L1≦100,−128≦a1≦128,−128≦b1≦128とする。
(ステップS101)
プロファイルのルックアップテーブルのグリッド数から1を減算した値をnとする。例えばグリッド数が33であればn=32である。そして、次式によりLab色空間グリッドのインデックスi,j,kを求める。ただし、0≦i,j,k≦nであり、小数点以下は切り捨てるものとする。
i=L1/100*n
j=(a1+128)/256*n
k=(b1+128)/256*n
(ステップS102)
iの値を判定し、0<i<nであればステップS103へ、i=0であればステップS103aへ、i=nであればステップS103bへ進む。
(ステップS103)
i2にiを代入し、ステップS104へ進む。
(ステップS103a)
i2にi+1を代入し、ステップS104へ進む。
(ステップS103b)
i2にi−1を代入し、ステップS104へ進む。
(ステップS104)
jの値を判定し、0<j<nであればステップS105へ、j=0であればステップS105aへ、j=nであればステップS105bへ進む。
(ステップS105)
j2にjを代入し、ステップS106へ進む。
(ステップS105a)
j2にj+1を代入し、ステップS106へ進む。
(ステップS105b)
j2にj−1を代入し、ステップS106へ進む。
(ステップS106)
kの値を判定し、0<k<nであればステップS107へ、k=0であればステップS107aへ、k=nであればステップS107bへ進む。
(ステップS107)
k2にkを代入し、ステップS108へ進む。
(ステップS107a)
k2にk+1を代入し、ステップS108へ進む。
(ステップS107b)
k2にk−1を代入し、ステップS108へ進む。
(ステップS108)
初期プロファイル125のBToA1Tagの3次元ルックアップテーブルから、L成分は{i2−1,i2,i2+1,i2+2}番目、a成分は{j2−1,j2,j2+1,j2+2}番目、b成分は{k2−1,k2,k2+1,k2+2}番目となるインデックスの組合せ(4×4×4=64通り)の64点グリッドのデータをカラーパッチデータ121とする。
図11は、Lab色空間における目標色(L1,a1,b1)と上記の64点のパッチデータを示す模式図である。図11では、0<i<n,0<j<n,0<k<nの場合の例を示している。また、図の見易さの都合上64点全ては表示せず一部の点を省略している。
このとき、64点のカラーパッチについてルックアップテーブルのCMYKデータを取得すれば、ステップS22のマッチング処理を省略してデバイス色パッチデータ122を得ることができる。
以上説明したカラーパッチ生成処理によると、ステップS24.5の近傍パッチ選択処理は具体的には次のように行われる。
ステップS24.5では、上記64点のうちL成分は{I,I+1}番目(I=i2−1,i2,i2+1)、a成分は{J,J+1}番目(J=j2−1,j2,j2+1)、b成分は{K,K+1}番目(K=k2−1,k2,k2+1)となるインデックスの組合せ8点グリッド3×3×3=27通りの中から、カラーチャート測色値123がLab色空間において目標色(L1,a1,b1)を内包するものを選択する。例えば8点の測色値と目標色(L1,a1,b1)との色差の和が最小になる8点グリッドを選択すれば良い。ただし、元のカラーパッチデータ121がデバイスの色再現範囲外のために8点の測色値123がつぶれてしまいステップS25の補間計算に使用できないものは除く。
その他の処理は第1の実施形態と同様に行うことができるので、説明は省略する。
以上説明した第2の実施形態によれば、特にプリンタの状態変動が大きい場合でも、パッチを多く出力してその中からデバイス非依存色空間において目標色の近傍に近いパッチを選択することにより目標色を出力するデバイス色の推定の精度を上げることができる。
<第3の実施形態>
上述した第2の実施形態では、プリンタの大きな状態変動にも追従できるように、8点より多い点数(例えば64点)のグリッドのパッチデータを出力するようにしたが、目標色がプリンタの色再現範囲の境界付近の色である場合には、Lab空間の8点または64点のパッチデータがその色再現範囲外に出てしまい、プリンタから出力されるパッチが色再現範囲内へ変換されてしまうために、パッチ全体での測色により得られる情報量が減り、目標色推定の精度が低下してしまうことも考えられる。
そこで本実施形態では、生成したデバイス非依存色空間のカラーパッチデータをデバイス色空間のパッチデータ(デバイス色パッチデータ)へ変換した後、デバイス色パッチデータを初期プロファイルによりデバイス非依存色空間の初期プロファイル再現色へ変換する。次に、デバイス非依存色空間で生成したパッチの色と、一度デバイス色に変換した後にデバイス非依存色空間へ戻した初期プロファイル再現色とを比較する。ここでその差が大きければ、差が小さくなるように元のパッチを変更し、全てのパッチが色再現範囲内であると判断されるまで繰り返しパッチ変更を行う。そして、上記の処理で色再現範囲内に変更されたデバイス色パッチデータをプリンタからカラーマッチングなしで出力し、測色を行い、上述の第2の実施形態と同様に、パッチ測色値のうちデバイス非依存色空間において目標色の近傍となるパッチ測色値を選択し、これを近傍パッチリストとして登録する。その後、上記近傍パッチリストに登録されたパッチ測色値に基づいて、目標色を再現するためのデバイス色を推定する。以下、図面を参照して具体的に説明する。
図12は、本実施形態における画像処理装置の構成を示すブロック図である。第2の実施形態に係る図7と対照すると分かるように、この画像処理装置の構成は図7とほぼ同様である。図7と異なる点は、記憶装置12に初期プロファイル再現色128が記憶される点である。この初期プロファイル再現色128は、デバイス色パッチデータ122を初期プロファイル125を用いて再びデバイス非依存色空間へ変換したものである。
図13は、本実施形態におけるプリンタプロファイルの調整手順を示すフローチャートである。第2の実施形態に係る図8のフローチャートと対照すると、本実施形態ではステップS22とS23の間に、ステップS22.1およびS22.2が追加されていることが分かる。また、図14は、本実施形態における画像処理装置の機能ブロック図であり、第2の実施形態に係る図9と対照すると、初期プロファイル再現色128に基づいてパッチ検査およびパッチの変更を行うパッチ検査・変更部37が追加されていることが分かる。
図13のステップS22.1では、パッチ検査・変更部37により、デバイス色パッチデータ122を初期プロファイル125を用いてデバイス非依存色空間へ戻した初期プロファイル再現色128を、カラーパッチデータ121と比較する。ここで2つの色差が所定値よりも小さければ、カラーパッチデータ121はデバイスの色再現範囲内であると判定する。全てのパッチについて色再現範囲内であると判定されればステップS23へ進むが、少なくともいずれかのパッチが色再現範囲外であると判定された場合にはステップS22.2へ進む。
ステップS22.2では、ステップS22.1で色再現範囲外と判定されたパッチについて色再現範囲内の方向へ色の変更を行う。具体的には、デバイス非依存色空間において元のカラーパッチデータ121を初期プロファイル再現色128の対応する色の方向へ移動させる。このとき、カラーパッチデータ121全体の分布が偏らないように変更することが好ましい。その後、処理はステップS22に戻る。
例えば、元のカラーパッチデータを(L21,a21,b21)、初期プロファイル再現色を(L22,a22,b22)とする。ステップS22.1において、両者の色差が所定値以上ある場合には、ステップS22.2に進み、カラーパッチデータは例えば次のように変更される。
L21←(L21+L22)/2
a21←(a21+a22)/2
b21←(b21+b22)/2
この場合、色再現範囲外と判定されたパッチデータについてのみ、上式により元のカラーパッチデータ121を変更すればよい。
また、本実施形態では、ステップS24.5の近傍パッチ選択およびステップS25のデバイス色推定は例えば次のように行われる。
まず、ステップS24.5について説明する。ここでは、第2の実施形態で説明したような方法で生成された64点のグリッドのカラーチャート測色値123のうち、Lab色空間において目標色(L1,a1,b1)との色差が小さいものから4点を選択する。ただし、4点の測色値123がLab色空間において同一平面上となりステップS25の補間計算に使用できないものは除く。選択された4点のパッチデータを目標値からの色差の小さい順にP11,P12,P13,P14とする。
次に、ステップS25について説明する。ここで、目標色をP1(L1,a1,b1)、上記4点のカラーパッチP11〜P14のデバイス色パッチデータ122をそれぞれ(C11,M11,Y11,K11)〜(C14,M14,Y14,K14)とし、カラーチャート測色値123をそれぞれ(L11,a11,b11)〜(L14,a14,b14)とする。また、図15に示すように、Lab色空間においてP1およびP11の2点を通る直線と、P12,P13,P14の3点を含む平面との交点をP3(L3,a3,b3)とし、P12およびP3の2点を通る直線とP13およびP14を通る直線との交点をP4(L4,a4,b4)とする。
これらの関係を式で表すと以下のようになる。下式においてPnはベクトルを表す。
P4=d13・P13+d14・P14 d13+d14=1
P3=d12・P12+d4・P4 d12+d4=1
P1=d11・P11+d3・P3 d11+d3=1
Pn’=Pn−P11(P11が原点にくるように平行移動)とすると、
P1’=d3(1−d4)P12’+d3・d4・d13・P13’+d3・d4(1−d13)P14’
となる。次に、目標色および測色値のL,a,bの3成分で上記式を解いてd3,d4,d13を求める。そして、次式により推定される(C2,M2,Y2,K2)がデバイス色124である。
C2=C11+d3(1−d4)(C12−C11)+d3・d4・d13(C13−C11)+d3・d4(1−d13)(C14−C11)
M2=M11+d3(1−d4)(M12−M11)+d3・d4・d13(M13−M11)+d3・d4(1−d13)(M14−M11)
Y2=Y11+d3(1−d4)(Y12−Y11)+d3・d4・d13(Y13−Y11)+d3・d4(1−d13)(Y14−Y11)
K2=K11+d3(1−d4)(K12−K11)+d3・d4・d13(K13−K11)+d3・d4(1−d13)(K14−K11)
その他の処理は第2の実施形態と同様に行うことができるので、説明は省略する。
以上説明した第3の実施形態によれば、目標色がプリンタの色再現範囲境界付近の色であっても、元のパッチが、デバイス非依存色空間でプリンタの色再現範囲と予想されるパッチに変更されるので、デバイス色の推定の精度を上げることができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の実施形態を詳述したが、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータがその供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。その場合、プログラムの機能を有していれば、その形態はプログラムである必要はない。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、そのコンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の特許請求の範囲には、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM,DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、そのホームページから本発明のコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明のクレームに含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせ、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現される。
第1の実施形態における画像処理装置の構成を示すブロック図である。 第1の実施形態におけるプリンタプロファイルの調整手順を示すフローチャートである。 第1の実施形態における画像処理装置の機能ブロック図である。 プリンタプロファイルの調整を説明するための図である。 第1の実施形態におけるカラーパッチデータ生成処理の内容を示すフローチャートである。 実施形態におけるプロファイル調整処理の内容を示すフローチャートである。 第2の実施形態における画像処理装置の構成を示すブロック図である。 第2の実施形態におけるプリンタプロファイルの調整手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態における画像処理装置の機能ブロック図である。 第2の実施形態におけるカラーパッチデータ生成処理の内容を示すフローチャートである。 Lab色空間における目標色とパッチデータとの関係を説明するための模式図である。 第3の実施形態における画像処理装置の構成を示すブロック図である。 第3の実施形態におけるプリンタプロファイルの調整手順を示すフローチャートである。 第3の実施形態における画像処理装置の機能ブロック図である。 第3の実施形態におけるデバイス色の推定方法を示す図である。

Claims (10)

  1. 出力デバイスのカラーマッチングに用いられるデバイスプロファイルを調整する方法であって、
    デバイス非依存色空間で表現された目標色を入力する入力ステップと、
    入力された目標色に応じた複数色のカラーパッチチャートを生成する生成ステップと、
    生成された前記複数色のカラーパッチチャートを前記出力デバイスから出力する出力ステップと、
    前記出力デバイスから出力された前記複数色のカラーパッチチャートの各々を測色機を用いて測色する測色ステップと、
    前記測色ステップによる測色結果に基づいて前記デバイスプロファイルを調整する調整ステップと、
    を有することを特徴とする方法。
  2. 前記デバイスプロファイルは、デバイス非依存色空間と前記出力デバイスに依存するデバイス色空間との対応関係を記述した3次元ルックアップテーブルにより構成され、
    前記生成ステップは、前記目標色を内包する前記3次元ルックアップテーブルの複数のグリッドを求め、それら各グリッドに対応する複数色のカラーパッチチャートを生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記測色ステップによる測色結果に基づいて、前記目標色に近い複数のカラーパッチチャートを選択する選択ステップを更に有し、
    前記調整ステップは、前記選択ステップにより選択された前記複数のカラーパッチチャートの測色結果に基づいて前記デバイスプロファイルを調整する
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記生成ステップは、
    入力された目標色に応じた、デバイス非依存色空間で表現される複数色のカラーパッチデータを生成する第1のステップと、
    前記デバイス非依存色空間で表現される複数色のカラーパッチデータをそれぞれ、前記出力デバイスに依存するデバイス色空間で表現されるカラーパッチデータに変換する第2のステップと
    を含み、
    前記第2のステップにより変換された前記デバイス色空間で表現される複数色のカラーパッチデータを、調整前の初期デバイスプロファイルを用いてデバイス非依存空間で表現される複数色のカラーパッチデータに再変換する再変換ステップと、
    前記第1のステップにより生成されたデバイス非依存空間で表現される複数色のカラーパッチデータと、前記再変換ステップにより再変換されたデバイス非依存空間で表現される複数色のカラーパッチデータとを比較する比較ステップと、
    前記比較ステップによる比較結果に応じて、前記出力ステップで出力させるカラーパッチチャートを変更する変更ステップと、
    を更に有することを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. コンピュータに請求項1から4までのいずれかに記載の方法を実行させるためのプログラム。
  6. 請求項5に記載のプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  7. デバイスプロファイルを用いて出力デバイスのカラーマッチングを行う画像処理装置であって、
    デバイス非依存色空間で表現された目標色を入力する入力手段と、
    入力された目標色に応じたカラーパッチチャートを生成する生成手段と、
    生成されたカラーパッチチャートを前記出力デバイスから出力させる出力手段と、
    出力されたカラーパッチチャートを測色する測色手段と、
    前記測色手段による測色結果に基づいて前記デバイスプロファイルを調整する調整手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  8. 前記デバイスプロファイルは、デバイス非依存色空間と前記出力デバイスに依存するデバイス色空間との対応関係を記述した3次元ルックアップテーブルにより構成され、
    前記生成手段は、前記目標色を内包する前記3次元ルックアップテーブルの複数のグリッドを求め、それら各グリッドに対応する複数色のカラーパッチチャートを生成する
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記測色手段による測色結果に基づいて、前記目標色に近い複数のカラーパッチチャートを選択する選択手段を更に有し、
    前記調整手段は、前記選択手段により選択された前記複数のカラーパッチチャートの測色結果に基づいて前記デバイスプロファイルを調整する
    ことを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 前記生成手段は、
    入力された目標色に応じた、デバイス非依存色空間で表現される複数色のカラーパッチデータを生成する第1の手段と、
    前記デバイス非依存色空間で表現される複数色のカラーパッチデータをそれぞれ、前記出力デバイスに依存するデバイス色空間で表現されるカラーパッチデータに変換する第2の手段と
    を含み、
    前記第2の手段により変換された前記デバイス色空間で表現される複数色のカラーパッチデータを、調整前の初期デバイスプロファイルを用いてデバイス非依存空間で表現される複数色のカラーパッチデータに再変換する再変換手段と、
    前記第1の手段により生成されたデバイス非依存空間で表現される複数色のカラーパッチデータと、前記再変換手段により再変換されたデバイス非依存空間で表現される複数色のカラーパッチデータとを比較する比較手段と、
    前記比較手段による比較結果に応じて、前記出力手段で出力させるカラーパッチチャートを変更する変更手段と、
    を更に有することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
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