JP2003324624A - 色変換定義補正方法、色変換定義補正装置、および色変換定義補正プログラム - Google Patents
色変換定義補正方法、色変換定義補正装置、および色変換定義補正プログラムInfo
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Abstract
ターゲットデバイスのプロファイルと、画像データに基
づく画像を出力する出力デバイスのプロファイルとの結
合からなる色変換定義を用いターゲットデバイス用の画
像データを出力デバイス用の画像データに変換して、そ
の変換後の画像データに基づく画像を出力するときの、
その色変換定義を補正する色変換定義補正方法に関し、
色変換定義を容易にかつ正確に補正する。 【解決手段】ターゲットデバイスの色再現域のうち出力
デバイスの色再現域を外れた部分が出力デバイスの色再
現域内に収まるようにターゲットデバイスのプロファイ
ルを修正し、ターゲットデバイスで出力したカラーチャ
ートの測色値も同様に修正して、修正後の測色値と出力
デバイスで出力したカラーチャートの測色値とに基づい
て、修正後のターゲットデバイスのプロファイルを更に
補正する。
Description
く画像を出力するターゲットデバイスのプロファイル
と、画像データに基づく画像を出力する出力デバイスの
プロファイルとの結合からなる色変換定義を用いターゲ
ットデバイス用の画像データを出力デバイス用の画像デ
ータに変換してその変換後の画像データに基づく画像を
出力するときの、その色変換定義を補正する色変換定義
補正方法、色変換定義補正装置、および色変換定義補正
プログラムに関する。
印刷を行なうにあたっては、印刷を行なう前に、カラー
プリンタ等を用いて、その印刷機で印刷される画像の色
と極力同じ色に似せたプルーフ画像を作成することが行
なわれている。プリンタでプルーフ画像を作成するにあ
たっては、印刷を行なおうとしている印刷機に対応し
た、画像データと実際の印刷物の色との関係を記述した
色再現特性(印刷プロファイル)と、プリンタに対応し
た、画像データと実際にプリント出力される画像の色と
の関係を記述した色再現特性(プリンタプロファイル)
とを知り、これらの印刷プロファイルとプリンタプロフ
ァイルとの結合からなる色変換定義を作成し、この色変
換定義に基づいて印刷用の画像データをプリンタ用の画
像データに変換し、この変換されたプリンタ用の画像デ
ータに基づいてプルーフ画像を作成する。こうすること
により、実際の印刷物と色の一致したプルーフ画像を作
成することができる。
るためには、印刷機やプリンタ等の出力デバイスの色再
現特性(プロファイル)を正確に求める必要がある。こ
の色再現特性(プロファイル)を求めるに当たっては、
カラーパッチが配列されたカラーチャートに相当する画
像データを作成し、その画像データに基づいて出力デバ
イスでカラーチャートを出力し、そのカラーチャートを
分光測色計などで測色し、そのようにして得た測色色空
間の座標と、その画像データが表現される色空間(デバ
イス色空間)の座標とを対応づけることにより、その出
力デバイスのプロファイルが求められる(例えば特許文
献1参照)。
して印刷機やプリンタ等の出力デバイスの色再現特性
(プロファイル)を慎重に求め、それらの色再現特性
(プロファイル)の結合からなる色変換定義に基づいて
画像データを変換しても、さまざまな誤差や変動要因に
より、印刷物とプルーフ画像との間の色が微妙に食い違
うという現象が生じる。
に、それらのプロファイルや色変換定義を修正して色を
正しく一致させるということが概念的には考えられる
が、プロファイルや色変換定義のどこをどのように修正
すればよいか不明な場合もあり、どこをどのように修正
すればよいかわかっていたとしてもそれを手作業で修正
していくのは極めて大変である。
なる出力デバイス間で画像の色を一致させるシステムに
おいて一般的に生じるものである。
ーゲットデバイスで出力される画像を表わす画像データ
をプリンタ等の出力デバイス用の画像データに変換して
出力デバイスで画像を出力するときの上記色変換定義を
容易にかつ正確に補正することのできる色変換定義補正
方法、色変換定義補正装置、および色変換定義補正プロ
グラムを提供することを目的とする。
明の色変換定義補正方法は、画像データに基づく画像を
出力するターゲットデバイスに依存したターゲット色空
間上の座標値とデバイス非依存の測色色空間上の座標値
との対応を表わすターゲットプロファイルと、画像デー
タに基づく画像を出力する出力デバイスに依存した出力
デバイス色空間上の座標値と上記測色色空間上の座標値
との対応を表わす出力プロファイルとの結合からなる色
変換定義を補正する色変換定義補正方法において、上記
測色色空間における上記ターゲットデバイスの色再現域
内の座標値のうちその測色色空間における上記出力デバ
イスの色再現域を外れた座標値がその出力デバイスの色
再現域内に収まるような修正を上記ターゲットプロファ
イルに施すターゲットプロファイル修正過程と、複数の
カラーパッチが配列されたカラーチャートを表わす第1
のチャートデータに基づいて上記ターゲットデバイスに
よって出力されたカラーチャートのカラーパッチを測色
することにより、上記測色色空間上の座標値で定義され
た第1測色データを得る第1測色過程と、上記第1のチ
ャートデータが上記色変換定義に基づいて変換されてな
る第2のチャートデータに基づいて上記出力デバイスに
よって出力されたカラーチャートのカラーパッチを測色
することにより、上記測色色空間上の座標値で定義され
た第2測色データを得る第2測色過程と、第1測色過程
で得られた第1測色データに対し、ターゲットプロファ
イル修正過程における修正と同等な修正を施す測色デー
タ修正過程と、測色データ修正過程で修正された第1測
色データと第2測色過程で得られた第2測色データとに
基づいて、ターゲットプロファイル修正過程でターゲッ
トプロファイルが修正された色変換定義を更に補正する
定義補正過程とを有することを特徴とする。
等な修正」とは、完全に同一な修正である必要はなく、
例えば実質的に不要な微少修正量を無視したものなどと
いった、実質的に同一な修正でよいことを意味してい
る。
スにおける画像の色を再現するためのものであれば、印
刷分野におけるプルーフ画像を作成するために特化した
プルーファであってもよく、印刷物を受注生産するため
のオンデマインドプリンタであってもよく、あるいは印
刷分野以外の一般的なカラープリンタなどであってもよ
い。
と、出力デバイスで出力された画像の色とが微妙に食い
違うという現象が生じる場合に、複数のカラーパッチか
らなる同一のカラーチャートをターゲットデバイスと出
力デバイスの双方で出力させ、出力された各カラーチャ
ートのカラーパッチを測色計で測色して各測色値を得、
それらの測色値の差を打ち消すように色変換定義を補正
する方法が考えられる。
に、出力デバイスの色再現域をはみ出す部分が存在する
場合には、その部分の色について、出力デバイスで一致
した色を再現することが原理的に不可能である。このた
め、そのような部分における測色値の差を打ち消すよう
に色変換定義を補正しても、実際には色再現性は向上せ
ず、かえって色再現が悪くなるということも予想され
る。これに対処する方法として、色再現域の十分内側の
色を有するカラーパッチのみからなるカラーチャートを
用いるという方法が考えられる。
や2次色の純色といったような、印刷などで重要視され
る色が存在するため、この境界付近も含めて不具合なく
色変換定義を補正する方法が望まれる。
は、色変換定義を補正する前に、ターゲットプロファイ
ル修正過程で、その色変換定義を構成するターゲットプ
ロファイルに修正を施すとともに、測色データ修正過程
で第1の測色データに、その修正と同等な修正を施す。
この結果、カラーチャートに色再現域の境界付近の色の
カラーパッチが含まれている場合であっても、色変換定
義を容易かつ正確かつ不具合なく補正することができ
る。
程は、出力デバイスの色再現域外の座標値に対する修正
のみを行うものに限定されず、出力デバイスの色再現域
外の座標値に対する修正による不連続性を回避すること
などを目的として、出力デバイスの色再現域内の座標値
に対する修正をも行うものであってもよいことは当然で
ある。
いて、上記ターゲットデバイス色空間が、シアン、マゼ
ンタ、イエロー、およびブラックを座標軸とし、これら
シアン、マゼンタ、イエロー、およびブラックの4色の
網点面積率を表わす色空間であり、上記ターゲットプロ
ファイル修正過程が、ターゲットデバイス色空間におけ
るブラックの網点面積率が固定されてなる、シアン、マ
ゼンタ、イエローを変数とする立方体状の色空間におけ
る8頂点それぞれからその色空間の中心方向へと順次に
座標点を選択し、選択した座標点が表す座標値に対して
ターゲットプロファイルが対応付けている測色空間上の
座標値が出力デバイスの色再現域を外れているか否かを
確かめる確認過程と、確認過程で、出力デバイスの色再
現域を外れていることが確かめられた座標値について、
その座標値をその色再現域内に修正する修正量を算出す
る第1の修正量算出過程と、上記シアン、マゼンタ、イ
エローを変数とする立方体状の色空間における6側面の
いずれかに対して平行で、かつ、第1の修正量算出過程
で選択された座標点を頂点とする正方形内の各座標点に
おける修正量を、第1の修正量算出過程で算出された修
正量に基づいて算出する第2の修正量算出過程と、第1
の修正量算出過程および第2の修正量算出過程で算出さ
れた修正量に基づいてターゲットプロファイルを修正す
る修正過程とを有するものであることが好適である。
は、ターゲットデバイス色空間上の座標点が出力デバイ
スの色再現域を外れているか否かを、そのターゲットデ
バイス色空間の全体に亘って一点一点確認し、確認した
結果に応じて修正する方法が考えられるが、このような
方法では、確認に多くの手間を必要とする。
アン、マゼンタ、イエローを変数とする立法体の集まり
として観念されることに着目し、その立方体の8頂点か
ら中心方向へと座標点をサーチすることにより、少ない
手間で確認することができる。
正装置は、画像データに基づく画像を出力するターゲッ
トデバイスに依存したターゲット色空間上の座標値とデ
バイス非依存の測色色空間上の座標値との対応を表わす
ターゲットプロファイルと、画像データに基づく画像を
出力する出力デバイスに依存した出力デバイス色空間上
の座標値と上記測色色空間上の座標値との対応を表わす
出力プロファイルとの結合からなる色変換定義を補正す
る色変換定義補正装置において、上記測色色空間におけ
る上記ターゲットデバイスの色再現域内の座標値のうち
その測色色空間における上記出力デバイスの色再現域を
外れた座標値がその出力デバイスの色再現域内に収まる
ような修正を上記ターゲットプロファイルに施すターゲ
ットプロファイル修正部と、複数のカラーパッチが配列
されたカラーチャートを表わす第1のチャートデータに
基づいて上記ターゲットデバイスによって出力されたカ
ラーチャートのカラーパッチを測色することにより得ら
れた、測色色空間上の座標値で定義された第1測色デー
タを取得する第1測色データ取得部と、上記第1のチャ
ートデータが上記色変換定義に基づいて変換されてなる
第2のチャートデータに基づいて上記出力デバイスによ
って出力されたカラーチャートのカラーパッチを測色す
ることにより得られた、測色色空間上の座標値で定義さ
れた第2測色データを取得する第2測色データ取得部
と、第1測色データ取得部で得られた第1測色データに
対し、ターゲットプロファイル修正部における修正と同
等な修正を施す測色データ修正部と、測色データ修正部
で修正された第1測色データと第2測色データ取得部で
取得された第2測色データとに基づいて、ターゲットプ
ロファイル修正部でターゲットプロファイルが修正され
た色変換定義を更に補正する定義補正部とを有すること
を特徴とする。
定義補正プログラムは、画像データに基づく画像を出力
するターゲットデバイスに依存したターゲット色空間上
の座標値とデバイス非依存の測色色空間上の座標値との
対応を表わすターゲットプロファイルと、画像データに
基づく画像を出力する出力デバイスに依存した出力デバ
イス色空間上の座標値と上記測色色空間上の座標値との
対応を表わす出力プロファイルとの結合からなる色変換
定義を補正する色変換定義補正プログラムにおいて、上
記測色色空間における上記ターゲットデバイスの色再現
域内の座標値のうちその測色色空間における上記出力デ
バイスの色再現域を外れた座標値がその出力デバイスの
色再現域内に収まるような修正を上記ターゲットプロフ
ァイルに施すターゲットプロファイル修正部と、複数の
カラーパッチが配列されたカラーチャートを表わす第1
のチャートデータに基づいて上記ターゲットデバイスに
よって出力されたカラーチャートのカラーパッチを測色
することにより得られた、測色色空間上の座標値で定義
された第1測色データを取得する第1測色データ取得部
と、上記第1のチャートデータが上記色変換定義に基づ
いて変換されてなる第2のチャートデータに基づいて上
記出力デバイスによって出力されたカラーチャートのカ
ラーパッチを測色することにより得られた、測色色空間
上の座標値で定義された第2測色データを取得する第2
測色データ取得部と、第1測色データ取得部で得られた
第1測色データに対し、ターゲットプロファイル修正部
における修正と同等な修正を施す測色データ修正部と、
測色データ修正部で修正された第1測色データと第2測
色データ取得部で取得された第2測色データとに基づい
て、ターゲットプロファイル修正部でターゲットプロフ
ァイルが修正された色変換定義を更に補正する定義補正
部とを有することを特徴とする。
説明する。
印刷およびプルーフ画像作成システムの全体構成図であ
る。
読み取られて、その読み取った原稿画像11をあらわす
CMYK4色の色分解画像データが生成される。このC
MYKの画像データはワークステーション20に入力さ
れる。ワークステーション20では、オペレータによ
り、入力された画像データに基づく、電子的な集版が行
なわれ、印刷用の画像をあらわす画像データが生成され
る。この印刷用の画像データは、印刷を行なう場合は、
フィルムプリンタ30に入力され、フィルムプリンタ3
0では、その入力された画像データに対応した、CMY
K各版の印刷用フィルム原版が作成される。
され、その作成された刷版が印刷機40に装着される。
この印刷機40に装着された刷版にはインクが塗布さ
れ、その塗布されたインクが印刷用の用紙上に転移され
てその用紙上に印刷画像41が形成される。
原版を作成し、さらに刷版を作成して印刷機40に装着
し、その刷版にインクを塗布して用紙上に印刷を行なう
一連の作業は、大がかりな作業であり、コストもかか
る。このため、実際の印刷作業を行なう前に、プリンタ
60により、以下のようにしてプルーフ画像61を作成
し、印刷画像41の仕上りの事前確認が行なわれる。フ
ィルムプリンタ30および印刷機40は、本発明にいう
ターゲットデバイスの一例を構成しており、プリンタ6
0は、本発明にいう出力デバイスの一例に相当する。
ークステーション20上の電子集版により作成された画
像データがパーソナルコンピュータ80に入力される。
ここで、このパーソナルコンピュータ80に入力される
画像データは、いわゆるPDL(Page Descr
iption Language)で記述された記述言
語データであり、パーソナルコンピュータ80では、い
わゆるRIP(Raster Image Proce
ssor)により、ビットマップに展開されたCMYK
4色の画像データに変換される。このCMYK4色の画
像データは、実質的には、フィルムプリンタ30に入力
される印刷用の画像データと同一である。
は、このパーソナルコンピュータ80の内部で、LUT
(Look Up Table)の形式を持つ色変換定
義が参照され、プリンタ60に適合したCMYK4色の
画像データに変換される。プリンタ60には、そのプリ
ンタ用のCMYK4色の画像データが入力され、プリン
タ60では、その入力されたプリンタ用のCMYK4色
の画像データに基づくプルーフ画像61が作成される。
画像41とプリンタ60で得られたプルーフ画像の色の
一致の程度は、パーソナルコンピュータ80内の色変換
定義により定まる。
れているが印刷機は複数台存在していてもよく、あるい
は1台の印刷機であっても異なる複数の印刷条件が存在
してもよく、色変換定義は、印刷機の相異を含めた複数
の印刷条件それぞれに応じて作成される。この図1に示
す分光測色計70およびパーソナルコンピュータ80は
その色変換定義の作成に関連するものである。
のプルーフ画像を確認することにより、印刷の仕上りを
事前に確認することができる。
フ画像作成システムにおける、本発明の一実施形態とし
ての特徴は、パーソナルコンピュータ80の内部で実行
される処理内容に関連があり、以下、先ず、このパーソ
ナルコンピュータ80について説明する。
70およびパーソナルコンピュータ80の外観斜視図、
図3は、そのパーソナルコンピュータ80のハードウェ
ア構成図である。また、図4はカラーチャートの模式図
である。
に示すような、複数のカラーパッチが配列されたカラー
チャート90が乗せられ、そのカラーチャート90を構
成する複数のカラーパッチ91a,91b,…のそれぞ
れについて測色値(ここではXYZ値とする)が測定さ
れる。この分光測色計70での測定により得られた各カ
ラーパッチの測色値を表わす測色データは、ケーブル9
2を経由してパーソナルコンピュータ80に入力され
る。
ブロックで示す印刷機40での印刷により、あるいはプ
リンタ60でのプリント出力により作成されたものであ
り、パーソナルコンピュータ80は、このカラーチャー
ト90を構成する各カラーパッチに対応する色データ
(デバイス色空間上の座標;CMYKの各値)を知って
おり、このパーソナルコンピュータ80では、そのカラ
ーチャート90の各カラーパッチの色データと分光測色
計70で得られた測色データとに基づいて、印刷プロフ
ァイルやプリンタプロファイルが作成される。この点に
関する詳細説明は後に譲り、ここでは、次に、パーソナ
ルコンピュータ80のハードウェア構成について説明す
る。
構成上、本体装置81、その本体装置81からの指示に
応じて表示画面82a上に画像を表示する画像表示装置
82、本体装置81に、キー操作に応じた各種の情報を
入力するキーボード83、および、表示画面82a上の
任意の位置を指定することにより、その位置に表示され
た、例えばアイコン等に応じた指示を入力するマウス8
4を備えている。この本体装置81は、外観上、フロッ
ピィ(登録商標)ディスクを装填するためのフロッピィ
(登録商標)ディスク装填口81a、およびCD−RO
Mを装填するためのCD−ROM装填口81bを有す
る。
に、各種プログラムを実行するCPU811、ハードデ
ィスク装置813に格納されたプログラムが読み出され
CPU811での実行のために展開される主メモリ81
2、各種プログラムやデータ等が保存されたハードディ
スク装置813、フロッピィ(登録商標)ディスク10
0が装填されその装填されたフロッピィ(登録商標)デ
ィスク100をアクセスするFDドライブ814、CD
−ROM101が装填され、その装填されたCD−RO
M101をアクセスするCD−ROMドライブ815、
分光測色計70(図1,図2参照)と接続され、分光測
色計70から測色データを受け取るI/Oインタフェー
ス816が内蔵されており、これらの各種要素と、さら
に図2にも示す画像表示装置82、キーボード83、マ
ウス84は、バス85を介して相互に接続されている。
ーソナルコンピュータ80でプロファイルを作成するた
めのプロファイル作成プログラムが記憶されており、そ
のCD−ROM101はCD−ROMドライブ815に
装填され、そのCD−ROM101に記憶されたプロフ
ァイル作成プログラムがこのパーソナルコンピュータ8
0にアップロードされてハードディスク装置813に記
憶される。
おけるプロファイルの作成方法について説明する。
法について説明する。
えば0%,10%,……,100%と順次変化させたC
MYK4色の網%データを生成し、前述の印刷手順に従
って、そのようにして生成した網%データに基づくカラ
ーチャート90(図4参照)を作成する。図1に示す画
像41は、カラーチャートを表わしている画像ではない
が、この画像41に代えて図4に示すカラーチャート9
0を印刷したものとし、そのカラーチャートを構成する
各カラーパッチ91a,91b,…を分光測色計70で
測色する。こうすることにより、CMYK4色の色空間
上の座標値と測色色空間上の座標値との対応関係をあら
わす印刷プロファイルが構築される。
る。
発明にいうターゲットデバイス色空間の一例)で定義さ
れた画像データが入力され、そのCMYKの画像データ
がXYZ(本発明にいう測色色空間の一例)で定義され
た画像データに変換される。
ついて説明する。
のプリンタのメーカで既に作成されプリンタとともに納
品されているものとし、したがってここでは、プリンタ
プロファイルをあらためて作成する必要はないが、以下
では、そのプリンタプロファイルを新たに作成するとし
た場合の基本的な作成方法について説明する。
カラーチャートを出力する出力デバイスが印刷機ではな
くプリンタであるという点を除き、印刷プロファイルの
作成方法と同様である。すなわち、ここでは、図1に示
すパーソナルコンピュータ80で、各色について例えば
0%,10%,…,100%と順次変化させた、CMY
K4色の網%データを生成し、そのように生成した網%
データをプリンタ60に送り、プリンタ60でその網%
データに基づくカラーチャートをプリント出力する。な
お、網%データは、10%刻み以外の他の間隔刻みに順
次変化するものであってもよい。但し、以下では説明の
便宜上、10%刻みの網%データが用いられるものとす
る。
あらわしている画像ではないが、プリンタ60では、こ
の画像61に代えて、例えば、印刷プロファイルの作成
のために印刷機40での印刷により作成したカラーチャ
ートと同一タイプのカラーチャートを出力したものと
し、そのカラーチャートを構成する各カラーパッチを分
光測色計70で測色する。こうすることにより、プリン
タ60についての、CMYK4色の色空間(本発明にい
うプルーファ色空間の一例)上の座標値と測色色空間
(XYZ空間)上の座標値との対応関係をあらわすプリ
ンタプロファイルが構築される。
ある。
の網%データが入力され、そのCMYKの網%データが
XYZの測色データに変換される。ここでは、この、C
MYKの網%データをXYZの測色データに変換するプ
リンタプロファイルをPであらわし、その逆変換、すな
わちXYZの測色データをCMYKの網%データに変換
するプリンタプロファイルをP-1であらわす。
%データに基づいて画像を出力するプリンタであるとし
て説明しているが、例えばRGBのデータに基づく画像
を出力するプリンタに関しても、パーソナルコンピュー
タ80でRGB空間で定義されたデータを発生させて、
カラーチャートを出力することにより、同様にしてその
プリンタに適合したプリンタプロファイルを作成するこ
とができる。
基づいて画像を出力するプリンタ60を使用するものと
して説明する。
ファイルを結合させた結合プロファイルを示す図であ
る。
ファイルTによりXYZの測色データに変換し、次いで
そのXYZの測色データをプリンタプロファイルP-1に
より再び、ただし今度はプリンタ用の、CMYKの網%
データに変換する。このようにして生成したプリンタ用
のCMYKの網%データに基づいて、プリンタ60によ
り、印刷と同じ色のプルーフ画像を出力することができ
る。この印刷プロファイルTとプリンタプロファイルP
-1との結合からなる結合プロファイルは、印刷用のCM
YK色空間で定義された画像データをプリンタ用のCM
YK色空間で定義された画像データに変換する色変換を
表す色変換定義であり、この結合プロファイルは、後述
する本発明の色変換定義補正方法の一実施形態における
補正対象となる。但し、その一実施形態の色変換定義補
正方法では、結合プロファイルを構成する印刷プロファ
イルを補正することにより、実質的に結合プロファイル
を補正する。
ステムでは、パーソナルコンピュータ80が、このよう
な色変換定義(結合プロファイル)を作成し、ワークス
テーション20から入力されたPDLで記述された画像
データをCMYKの画像データに変換した後、そのCM
YKの画像データを、その色変換定義を用いてプリンタ
用のCMYKの画像データに変換し、プリンタ60が、
そのプリンタ用のCMYKの画像データに基づく画像を
プリント出力することにより、印刷の画像に対するプル
ーフ画像が作成される。
の色変換定義を用いて、ワークステーションから入力さ
れた印刷用の画像データをプリンタ用の画像データに変
換してそのプリンタ用の画像データに基づいてプルーフ
画像を作成しても、そのプルーフ画像の色が、その印刷
用の画像データに基づいて印刷物を作成したときの印刷
物上の画像の色と完全には一致せず、誤差を持っている
場合がある。その原因の1つとして、プリンタプロファ
イルは、そのプリンタのメーカ側で、基本的には上記の
ような手順に従って既に作成済である旨説明したが、メ
ーカ側で作成されたプリンタプロファイルは、納品され
たプリンタ自体のものではなく、メーカ側で定めたプリ
ンタの原機を使用して作成されたものであり、そのプリ
ンタ原機と納品されたプリンタとの間にある程度の機差
が存在することを挙げることができる。ただし、プルー
フ画像の色の不一致の原因は、それのみではなく、印刷
プロファイルの作成の過程における様々な誤差要因やそ
の他の様々な要因の集合にあると考えられる。
不満足のものである場合に、色を更に高精度に一致させ
るために色変換定義を補正することが考えられる。
の色再現域をはずれる部分が存在する場合があり、この
部分の色をプルーフ画像上に再現することは原理的に不
可能である。
色再現域の一例を示す図である。
測色空間(Lab空間)が示されており、図の横軸はa
*軸およびb*軸、図の縦軸はL*軸を表している。この
Lab空間は測色空間の一例であって、XYZ空間から
の座標変換によって得られる。
機の色再現域110が実線で示されており、プリンタの
色再現域120が破線で示されている。なお、Lab空
間の方がXYZ空間よりも色空間の感覚的な把握が容易
であるので、ここではLab空間を用いて説明するが、
色再現域はXYZ空間上でも同様に観念される。
は、色再現域120が印刷機の色再現域110になるべ
く近似するように設計されているが、印刷機の色再現域
110には、プリンタの色再現域120をはみ出す部分
111が存在する場合があり、この部分111に含まれ
る色は、プリンタで再現することが不可能である。ま
た、このような部分111に含まれる色をプリンタで再
現させるように無理に色変換定義を補正すると、色再現
域110,120の境界付近における色の再現性がかえ
って悪化することが予想される。
近には、1次色や2次色の純色に近い色が存在してお
り、このような色は印刷で重要視される色であるので、
可能な限り正確に色再現されることが望まれる。
の不具合を回避しつつ色変換定義を補正することができ
る、本発明の色変換定義補正方法の一実施形態について
説明する。
は、上述したパーソナルコンピュータ80で色変換定義
を補正するための色変換定義補正プログラムも記憶され
ており、その色変換定義補正プログラムはパーソナルコ
ンピュータ80にアップロードされてハードディスク装
置813に記憶される。そして、この色変換定義補正プ
ログラムが起動されて実行されることによりパーソナル
コンピュータ80は、後述する色変換定義補正方法で色
変換定義を補正する色変換定義補正装置として動作す
る。
ず、図7に示す結合プロファイルを構成している印刷プ
ロファイルTに対して、図8に示す印刷機の色再現域1
10のうちプリンタの色再現域120をはみ出す部分1
11がプリンタの色再現域120内に収まるような修正
が施される。
ローチャートである。
網%データを記述するCMYK色空間におけるK版の網
%データについて、例えば0%,10%,…,100%
と順次変化させた網%データが設定され、その設定され
た一連の網%データそれぞれにK版が固定されてなる、
CMY3色を変数とする立法体状のCMY色空間が求め
られる。このように求められたCMY色空間の集合はC
MYK色空間と等価である。
版が固定されてなる一連の色空間を表す図である。
%,10%,…,100%という一連の網%データそれ
ぞれに固定されてなる立法体状のCMY色空間130が
示されている。
ついて、8つの頂点131が選択され、その選択された
頂点131に相当するCMYK色空間の座標値に対して
印刷プロファイルが対応付けている測色値(XYZ値)
について、プリンタの色再現域内に存在するか否かが確
認される。その測色値がプリンタの色再現域外の測色値
であると確認された場合には、対角線132上に存在す
る点のうち、頂点131からCMY色空間130の中心
へと近づいた次の点が選択され、その選択された点に対
応する測色値に関し、上記同様の確認が行われる。
1それぞれからCMY色空間130の中心へと向かって
順次に繰り返されて、プリンタの色再現域に到達した時
点で選択と確認が終了する(図9のステップS1)。
再現域外であると確認された測色値のうち、上述した8
頂点に対応する測色値について、プリンタの色再現域内
で、その測色値との色差が最も小さい測色値が求められ
(ステップS2)、上記ステップS1の確認によってプ
リンタの色再現域外であると確認された各測色値に対す
る修正量が算出される(ステップS3)。
大して示す図である。
がプリンタの色再現域120からはみ出している部分が
拡大されて示されている。
に対応するXYZ値と等価な、Lab空間上の点112
が示されており、この点112は、印刷機の色再現域1
10の境界上に存在している。また、この点112に続
く破線上の各点は、図10に示す対角線132上の各点
に対応しており、点Fは、プリンタの色再現域120内
に到達した点を表している。
する点112に最も近い、プリンタの色再現域120内
の点Gも示されており、図9のステップS3では、点1
12−点F間の各点を点G−点F間の各点に移動させる
修正量が、矢印で示すように求められる。このとき、点
G−点F間の各点は、例えば、点G−点F間を等間隔に
分割する位置に存在する点であってもよく、あるいは、
点112−点F間の各点の間隔比率と同じ間隔比率で点
G−点F間を分割する位置に存在する点であってもよ
い。このような修正量は、Lab空間上で求める方が、
XYZ空間上で求めるよりも人間の間隔に整合した修正
量となる。
算出されると、次に、図10に示す立方体130の側面
上や、その側面に平行な面上に存在する各点に対応する
測色値に対する修正量が算出される(図9のステップS
4)。
の一例を示す図である。
る正方形の面134が示されており、これらの4つの頂
点133はいずれも、図10に示す対角線132上に存
在する点である。黒丸で表されている頂点133は、対
応する測色値に対する修正量として0でない値が求めら
れている点であり、白丸で表されている頂点133は、
対応する測色値に対する修正量が0である点である。ま
た、ここに示す正方形の面134は、図10に示す立方
体130の側面に対して平行な面である。つまり、この
正方形の面134は、図10に示す立方体130の内部
に入れ子状に存在する立方体の側面とも観念される。
点135に対応する測色値の修正量は、4つの頂点13
3それぞれにおける修正量と、正方形の面134上にお
ける点135の位置とに基づいた補間計算によって求め
られる。
上の各点に対応する測色値の修正量が算出されると、上
記ステップS3およびステップ4それぞれで算出された
各修正量に従って、図7に示す印刷プロファイルTが修
正される(図9のステップS5)。ただし、上記ステッ
プS3およびステップ4では、修正量がLab値で求め
られているので、これらの修正量がXYZ値に換算され
た上で、印刷プロファイルTの出力を定義したXYZ値
に加算されることにより、印刷プロファイルTが修正さ
れる。
に対し、更に、以下説明する補正が施される。なお、印
刷プロファイルTの修正に用いられた修正量は、以下説
明する補正で再利用するために保存されている。
正を表すフローチャートである。
いられ、その補正用のカラーチャートは、一般的には、
図4に示すカラーチャート90とは別のカラーチャート
であることが望ましいが、ここでは、説明の便宜のた
め、図4に示すカラーチャート90が補正用のカラーチ
ャートとして用いられるものとして説明する。また、こ
のように補正用のカラーチャートとして用いられるカラ
ーチャート90には、プリンタの色再現域の境界付近に
存在する、補正時に重要視される色のカラーパッチも配
置されているものとする。
チャート90を印刷機40で刷ってそのカラーチャート
90が印刷された印刷物を作成し(ステップS11)、
図2を参照して説明したように、そのカラーチャート9
0を構成する複数のカラーパッチ90a,90b,…そ
れぞれについてXYZ値(X1,Y1,Z1)を測定す
る(ステップS13)。この測定結果は、パーソナルコ
ンピュータ80に取り込まれる。
データを、補正の対象としている色変換定義に基づいて
プリンタ用のチャートデータに変換し、プリンタ60を
用いて、そのプリント用のチャートデータが表すカラー
チャートを出力し(ステップS12)、印刷機40で得
られたカラーチャートと同様にして各カラーパッチのX
YZ値(X2,Y2,Z2)を測定する(ステップS1
4)。このXYZ値(X2,Y2,Z2)も、パーソナ
ルコンピュータ80に取り込まれる。
で得られたカラーチャートとプリンタで得られたカラー
チャートに関するXYZの測定データ(X1,Y1,Z
1),(X2,Y2,Z2)が取り込まれると、パーソ
ナルコンピュータ80では、印刷機で得られたカラーチ
ャートに関するXYZの測定データ(X1,Y1,Z
1)に対し、図9に示す修正と同等な修正が施される
(ステップS15)。本実施形態では、測定データ(X
1,Y1,Z1)に対応するカラーパッチのCMYK値
がわかっているので、図9の修正で求められた修正量の
うち、このCMYK値に対応する修正量が得られ、その
修正量が所定量δを越える場合には、その修正量が測定
データ(X1,Y1,Z1)に加算される。これによ
り、プリンタの色再現域外に存在する測定データ(X
1,Y1,Z1)が、プリンタの色再現域内に収まる。
定データ(X1,Y1,Z1)と、プリンタで得られた
カラーチャートに関するXYZの測定データ(X2,Y
2,Z2)とが用いられて以下の演算処理が行なわれ
る。
れ、これにより、それらの間の色差が求められる(ステ
ップS16)。
は各カラーチャートの各カラーパッチの測色データを代
表的に示したものであり、上記(1)式の演算は、印刷
機で得られたカラーチャートとプリンタで得られたカラ
ーチャートとの間での対応するカラーパッチのペアごと
に行なわれる。
により、印刷用のCMYK色空間の、網%が0%,10
%,20%,…,100%の各格子点に相当する、測色
色空間内の各点の色差dX,dY,dZが求められる
(ステップS17)。
刷プロファイルが参照される。この印刷プロファイルに
は、CMYK色空間上の、CMYK各色についての網%
が0%,10%,20%,…,100%の各格子点の座
標値(CMYK値)とXY色空間の座標値(XYZ値)
との対応関係が示されており、ここではCMYK色空間
の各格子点について、ステップS17で求めた各格子点
に対応する色差(dX,dY,dZ)が加味される(ス
テップS18)。
イルの、CMYK色空間の各格子点に対応する、XYZ
色空間の各座標値を代表的に表わしたものである。
うことにより、印刷プロファイルの全体が補正される。
ようにして作成された補正印刷プロファイルを採用し、
この補正印刷プロファイルと、この補正を行なうときに
既に使用されたプリンタプロファイルとを組み合わせた
色変換定義(結合プロファイル)を採用してカラーマッ
チングを行なうことにより、補正前よりも一層高精度に
色が一致したプルーフ画像を得ることができる。即ち、
結合プロファイルを構成する印刷プロファイルに修正と
補正を施すことにより結合プロファイルの実質的な補正
が行われる。
ファイルと印刷プロファイルとのうちの印刷プロファイ
ルのみを補正したが、その理由は、プリンタプロファイ
ルの方を補正すると、この補正には印刷機側の誤差要因
に関する補正分も含まれているため、同じプリンタを別
の印刷機(あるいは同じ印刷機の別の印刷条件)のプル
ーファとしても用いようとしたときに、その別の印刷機
(あるいは同じ印刷機の別の印刷条件)の印刷プロファ
イルと補正されたプリンタプロファイルを結合したと
き、その結合プロファイルに、プリンタプロファイルを
以前補正したとき用いた印刷機の誤差の分までが含まれ
てしまう結果となり適当でないからである。ただし、そ
のプリンタをある1台の印刷機のある1つの印刷条件の
みに関するプルーファとして用いるときは、印刷プロフ
ァイルの補正に代えてプリンタプロファイルの方を補正
してもよい。
定義補正部では、印刷プロファイルとプリンタプロファ
イルのいずれも補正せずに、(2)式に示す演算に対応
する補正用の変換定義、すなわち、XYZ色空間内で、
(X0,Y0,Z0)を(X=X0+dX,Y=Y0+
dY,Z=Z0+dZ)に変換する補正用変換定義を作
成し、カラーマッチングを行なうにあたっては、印刷プ
ロファイルとその補正用変換定義とプリンタプロファイ
ルとの三者を合体させた色変換定義を採用するようにし
てもよい。
換定義を補正する」態様に含まれる。
に基づいて、印刷機とプルーファの双方でカラーチャー
トが出力されて測色されるが、本発明では、印刷機によ
って出力されるカラーチャートに対応する測色データ
を、図9に示す修正の前の印刷プロファイルに従って計
算して得てもよい。
現域外であると確認された測色値(座標)を対象とした
修正を行うが、本発明では、例えばプルーファの色再現
域内に所定の領域部分を設け、その領域部分を外れた座
標についてはプルーファの色再現域内であっても修正の
対象とすることで、修正に伴う不連続性の回避などを図
ってもよい。
刷画像をプリンタによるプルーフ画像で再現するシステ
ムを例示したが、本発明にいうターゲットデバイスは、
色再現の目標となる出力デバイスであれば、カラープリ
ンタなどであってもよく、本発明にいう出力デバイス
は、ターゲットデバイスの色を再現するものであれば、
プルーフ画像の作成に特化されたプルーファであっても
よく、印刷物を受注生産するためのオンデマインドプリ
ンタであってもよく、あるいは、印刷分野以外の一般的
なカラープリンタであってもよい。
ば、色変換定義を容易かつ高精度に補正することができ
る。
ルーフ画像作成システムの全体構成図である。
ナルコンピュータの外観斜視図である。
である。
合させた結合プロファイルを示す図である。
例を示す図である。
である。
てなる一連の色空間を表す図である。
である。
算出方法を説明する図である。
を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 画像データに基づく画像を出力するター
ゲットデバイスに依存したターゲット色空間上の座標値
とデバイス非依存の測色色空間上の座標値との対応を表
わすターゲットプロファイルと、画像データに基づく画
像を出力する出力デバイスに依存した出力デバイス色空
間上の座標値と前記測色色空間上の座標値との対応を表
わす出力プロファイルとの結合からなる色変換定義を補
正する色変換定義補正方法において、 前記測色色空間における前記ターゲットデバイスの色再
現域内の座標値のうち該測色色空間における前記出力デ
バイスの色再現域を外れた座標値が該出力デバイスの色
再現域内に収まるような修正を前記ターゲットプロファ
イルに施すターゲットプロファイル修正過程と、 複数のカラーパッチが配列されたカラーチャートを表わ
す第1のチャートデータに基づいて前記ターゲットデバ
イスによって出力されたカラーチャートのカラーパッチ
を測色することにより、前記測色色空間上の座標値で定
義された第1測色データを得る第1測色過程と、 前記第1のチャートデータが前記色変換定義に基づいて
変換されてなる第2のチャートデータに基づいて前記出
力デバイスによって出力されたカラーチャートのカラー
パッチを測色することにより、前記測色色空間上の座標
値で定義された第2測色データを得る第2測色過程と、 前記第1測色過程で得られた第1測色データに対し、前
記ターゲットプロファイル修正過程における修正と同等
な修正を施す測色データ修正過程と、 前記測色データ修正過程で修正された第1測色データと
前記第2測色過程で得られた第2測色データとに基づい
て、前記ターゲットプロファイル修正過程でターゲット
プロファイルが修正された色変換定義を更に補正する定
義補正過程とを有することを特徴とする色変換定義補正
方法。 - 【請求項2】 前記ターゲットデバイス色空間が、シア
ン、マゼンタ、イエロー、およびブラックを座標軸と
し、これらシアン、マゼンタ、イエロー、およびブラッ
クの4色の網点面積率を表わす色空間であり、 前記ターゲットプロファイル修正過程が、 前記ターゲットデバイス色空間におけるブラックの網点
面積率が固定されてなる、シアン、マゼンタ、イエロー
を変数とする立方体状の色空間における8頂点それぞれ
からその色空間の中心方向へと順次に座標点を選択し、
選択した座標点が表す座標値に対して前記ターゲットプ
ロファイルが対応付けている測色空間上の座標値が前記
プルーファの色再現域を外れているか否かを確かめる確
認過程と、 前記確認過程で、前記出力デバイスの色再現域を外れて
いることが確かめられた座標値をその色再現域内に修正
する修正量を算出する第1の修正量算出過程と、 前記シアン、マゼンタ、イエローを変数とする立方体状
の色空間における6側面のいずれかに対して平行で、か
つ、前記第1の修正量算出過程で選択された座標点を頂
点とする正方形内の各座標点における修正量を、前記第
1の修正量算出過程で算出された修正量に基づいて算出
する第2の修正量算出過程と、 前記第1の修正量算出過程および前記第2の修正量算出
過程で算出された修正量に基づいて前記ターゲットプロ
ファイルを修正する修正過程とを有するものであること
を特徴とする請求項1記載の色変換定義補正方法。 - 【請求項3】 画像データに基づく画像を出力するター
ゲットデバイスに依存したターゲット色空間上の座標値
とデバイス非依存の測色色空間上の座標値との対応を表
わすターゲットプロファイルと、画像データに基づく画
像を出力する出力デバイスに依存した出力デバイス色空
間上の座標値と前記測色色空間上の座標値との対応を表
わす出力プロファイルとの結合からなる色変換定義を補
正する色変換定義補正装置において、 前記測色色空間における前記ターゲットデバイスの色再
現域内の座標値のうち該測色色空間における前記出力デ
バイスの色再現域を外れた座標値が該出力デバイスの色
再現域内に収まるような修正を前記ターゲットプロファ
イルに施すターゲットプロファイル修正部と、 複数のカラーパッチが配列されたカラーチャートを表わ
す第1のチャートデータに基づいて前記ターゲットデバ
イスによって出力されたカラーチャートのカラーパッチ
を測色することにより得られた、測色色空間上の座標値
で定義された第1測色データを取得する第1測色データ
取得部と、 前記第1のチャートデータが前記色変換定義に基づいて
変換されてなる第2のチャートデータに基づいて前記出
力デバイスによって出力されたカラーチャートのカラー
パッチを測色することにより得られた、測色色空間上の
座標値で定義された第2測色データを取得する第2測色
データ取得部と、 前記第1測色データ取得で取得された第1測色データに
対し、前記ターゲットプロファイル修正部における修正
と同等な修正を施す測色データ修正部と、 前記測色データ修正部で修正された第1測色データと前
記第2測色データ取得部で取得された第2測色データと
に基づいて、前記ターゲットプロファイル修正部でター
ゲットプロファイルが修正された色変換定義を更に補正
する定義補正部とを有することを特徴とする色変換定義
補正装置。 - 【請求項4】 画像データに基づく画像を出力するター
ゲットデバイスに依存したターゲット色空間上の座標値
とデバイス非依存の測色色空間上の座標値との対応を表
わすターゲットプロファイルと、画像データに基づく画
像を出力する出力デバイスに依存した出力デバイス色空
間上の座標値と前記測色色空間上の座標値との対応を表
わす出力プロファイルとの結合からなる色変換定義を補
正する色変換定義補正プログラムにおいて、 前記測色色空間における前記ターゲットデバイスの色再
現域内の座標値のうち該測色色空間における前記出力デ
バイスの色再現域を外れた座標値が該出力デバイスの色
再現域内に収まるような修正を前記ターゲットプロファ
イルに施すターゲットプロファイル修正部と、 複数のカラーパッチが配列されたカラーチャートを表わ
す第1のチャートデータに基づいて前記ターゲットデバ
イスによって出力されたカラーチャートのカラーパッチ
を測色することにより得られた、測色色空間上の座標値
で定義された第1測色データを取得する第1測色データ
取得部と、 前記第1のチャートデータが前記色変換定義に基づいて
変換されてなる第2のチャートデータに基づいて前記出
力デバイスによって出力されたカラーチャートのカラー
パッチを測色することにより得られた、測色色空間上の
座標値で定義された第2測色データを取得する第2測色
データ取得部と、 前記第1測色データ取得で取得された第1測色データに
対し、前記ターゲットプロファイル修正部における修正
と同等な修正を施す測色データ修正部と、 前記測色データ修正部で修正された第1測色データと前
記第2測色データ取得部で取得された第2測色データと
に基づいて、前記ターゲットプロファイル修正部でター
ゲットプロファイルが修正された色変換定義を更に補正
する定義補正部とを有することを特徴とする色変換定義
補正プログラム。
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