JP2003121844A - 液晶用リフレクターの加工方法 - Google Patents

液晶用リフレクターの加工方法

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JP2003121844A
JP2003121844A JP2001316905A JP2001316905A JP2003121844A JP 2003121844 A JP2003121844 A JP 2003121844A JP 2001316905 A JP2001316905 A JP 2001316905A JP 2001316905 A JP2001316905 A JP 2001316905A JP 2003121844 A JP2003121844 A JP 2003121844A
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Takayoshi Sekida
隆良 関田
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SEKITA KINZOKU KOGYO KK
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SEKITA KINZOKU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 製品のコスト低減ができ、製品の寸法精度が
高い液晶用リフレクターの加工方法を提供する。 【解決手段】 素材基板1に対して、ブランク形状部材
21を打ち抜く抜き工程aと、ブランク形状部材の一方
側縁に山形片22を折り曲げ加工する第1の曲げ工程b
と、山形片を起こして段付き折り曲げ片7を形成すると
共に、他方側縁にベース片8を折り曲げる第2の曲げ工
程cと、ブランク形状部材を幅方向の途中で直角に折り
曲げる第3の曲げ工程dと、ベース片を段付き折り曲げ
片と平行になるよう折り曲げて液晶用リフレクター11
の基本断面形状に形成する第4の曲げ工程eと、液晶用
リフレクターを上向きの姿勢にする姿勢戻し工程fと、
液晶用リフレクター内に対して修正雄型を挿入し、外形
を雌型で保形することで液晶用リフレクターの断面形状
を仕上げる修正工程gと、仕上がった液晶用リフレクタ
ーを両端部の接続細幅部23で切断する切り離し工程h
とを経る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、液晶の端縁を嵌
め込んで取り付けると共に、その内部に液晶の光源を収
納するリフレクター(ランプハウス)の加工方法に関す
る。 【0002】 【従来の技術】液晶に対する照明は、液晶の端縁をリフ
レクターに嵌め込んで取り付け、このリフレクターの内
部空間にランプを収納した構造になっている。 【0003】上記リフレクターは、ランプの光を効率よ
く液晶に照射することができるよう、ステンレス板の一
面側に銀メッキを施した材料を使用し、銀メッキ層が内
側になるようにして、内部が広くこの内部よりも狭い間
隔で一面側が開放する略角筒形に形成され、開放部分で
液晶の端縁を挟み込み、内部空間に収納したランプの光
を銀メッキ層で反射するようになっている。 【0004】図9乃至図11は、従来の液晶用リフレク
ターの加工方法を工程順に示している。 【0005】先ず、リフレクターの製作に用いる素材基
板1は、図1(B)に示したように、ステンレス板2の
一面側に銀メッキ層3を施し、この銀メッキ層3の表面
を合成樹脂シート製の剥離可能な保護皮膜4で覆った断
面構造を有している。 【0006】図9(A)のように、上記素材基板1から
横長となる帯板状のブランク形状部材5を打ち抜く抜き
工程と、図9(B)のように、単品となるブランク形状
部材5の一方側縁に下向きの屈曲片6を直角に折り曲げ
る第1の曲げ工程と、図9(C)のように、下向きの屈
曲片6を上側に起こして段付き折り曲げ片7を形成する
第2の曲げ工程と、図10(A)のように、ブランク形
状部材5の他方側縁に上向きのベース片8を直角に折り
曲げる第3の曲げ工程と、図10(B)のように、ブラ
ンク形状部材5を幅方向の途中で略45°の角度に折り
曲げる第4の曲げ工程とが順次行われる。 【0007】次に、図10(C)の如く、下部先端が厚
肉となる雄型9と外形を成形する雌型10とを用い、ベ
ース片8を垂直に配置して段付き折り曲げ片7をベース
片8と平行になるよう折り曲げて液晶用リフレクター1
1の基本断面形状に形成し、この後、雄型9を横移動さ
せて基本断面形状の液晶用リフレクター11から抜き取
り、雌型10から基本断面形状の液晶用リフレクター1
1を取り出す第5の曲げ工程と、図11(A)の如く、
同じく下部先端が厚肉となる雄型12と外形を成形する
雌型13とを用い、横から挿入した雄型12で基本断面
形状の液晶用リフレクター11を雌型13内に圧入し、
液晶用リフレクター11の断面形状を仕上げる修正工程
とが順次行われ、断面形状の仕上がった液晶用リフレク
ター11は、図11(B)のように、雄型12を横に抜
き取り、完成した液晶用リフレクター11は雌型13か
ら取り出されることになる。 【0008】上記のような各工程を経て製作された液晶
用リフレクター11は、図11(B)に示すように、ベ
ース片8と、その後縁から直角に屈曲する側壁片14
と、側壁片14の端縁から直角に折れ曲がり、ベース片
8と対向する上壁片15と、上壁片の先端から連なる段
付き折り曲げ片7とで、内部が角形の中空室となり、こ
の中空室よりも狭い間隔で一面側が開放口となる略角筒
形の断面形状に形成され、中空室にランプを収納し、開
放口を液晶の端縁に嵌め込むことになる。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の加工方法は、先ず、素材基板1から横長となる帯板
状のブランク形状部材5を打ち抜き、この単体となるブ
ランク形状部材5に対して、各工程を別個に実施して行
くため、工程数だけの加工機械と作業員が必要になり、
設備費と人件費が高くつくだけでなく、作業能率も悪
く、製品のコストが高くなるという問題がある。 【0010】また、液晶用リフレクター11は、液晶の
嵌合部分から光が漏れることのないよう、高い寸法精度
が要求されると共に、ランプの光線の反射効率が低下し
ないよう、内面の銀メッキ層3の損傷発生を防ぐ必要が
ある。 【0011】しかし、上記した従来の加工方法は、第5
の曲げ工程と修正工程において、雄型9、12を横方向
に移動させて液晶用リフレクター11から抜き取る必要
があるので、液晶用リフレクター11の成形後の断面形
状には、雄型9、12の抜き取りを可能にするための余
裕を設けなければならず、このため、液晶の嵌合部分の
寸法精度が低下すると共に、雄型9、12の横移動時に
保護皮膜が破損し、銀メッキ層3に損傷を与える可能性
がある。 【0012】そこで、この発明の課題は、素材基板から
打ち抜いたブランク形状部材から液晶用リフレクターの
形成までの工程を連続的に行うことにより、設備費と人
件費を大幅に削減し、作業能率の向上により、製品のコ
スト低減が実現できる液晶用リフレクターの加工方法を
提供することにある。 【0013】また、製品の寸法精度が高く、銀メッキ層
に損傷を生じることのない液晶用リフレクターの加工方
法を提供することにある。 【0014】 【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するため、この発明は、素材基板に対して、両端部の接
続細幅部を残して素材基板と連なった状態の横長となる
ブランク形状部材を打ち抜く抜き工程と、このブランク
形状部材の一方側縁に傾斜状となるベース片及び、他方
側縁に段付き折り曲げ片を形成する第1の曲げ工程と、
ブランク形状部材を幅方向の途中で直角に折り曲げる第
2の曲げ工程と、ベース片を段付き折り曲げ片と平行に
なるよう折り曲げて液晶用リフレクターの基本断面形状
に形成する第3の曲げ工程と、基本断面形状の液晶用リ
フレクターを上向きの姿勢にする姿勢戻し工程と、基本
断面形状の液晶用リフレクター内に対して修正雄型を、
ベース片と段付き折り曲げ片の対向面間から挿入し、外
形を雌型で保形することで液晶用リフレクターの断面形
状を仕上げる修正工程と、断面形状の仕上がった液晶用
リフレクターを両端部の接続細幅部で切断することによ
り、素材基板から分離する切り離し工程とを経る構成を
採用したものである。 【0015】上記素材基板は、ステンレス板の一面側に
銀メッキ層を施し、この銀メッキ層の表面を合成樹脂シ
ート製の剥離可能な保護皮膜で覆った断面構造を有し、
保護皮膜が内側になるよう各工程で折り曲げ、液晶用リ
フレクターの完成後に保護皮膜は剥離し、銀メッキ層を
露出させる。 【0016】また、素材基板に対してブランク形状部材
を順次打ち抜くことにより、素材基板の両側に送り桟が
形成され、この送り桟にパイロット孔がブランク形状部
材の打ち抜き間隔に一致して設けられ、各工程の金型が
ブランク形状部材の打ち抜き間隔に一致して配置され、
素材基板はパイロット孔を利用して上記打ち抜き間隔に
一致するピッチで間欠的に送られ、各工程を同時に行う
ことになる。 【0017】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
示例と共に説明する。なお、液晶用リフレクターに関し
て、図9乃至図11と同一部分は同一符号を用いて説明
する。 【0018】図8で示したように、この発明の加工方法
によって製作する液晶用リフレクター11は、ベース片
8と、その端縁から直角に屈曲する側壁片14と、側壁
片14の端縁から直角に折れ曲がり、ベース片8と対向
する上壁片15と、上壁片15の先端から連なる段付き
折り曲げ片7とで、内部が角形の中空室となり、この中
空室よりも狭い間隔で一面側が開放口となる略角筒形の
断面形状に形成され、中空室にランプを収納し、開放口
を液晶の端縁に嵌め込むことになる。 【0019】上記液晶用リフレクター11の製作には、
図1(B)に示すように、ステンレス板2の一面側に銀
メッキ層3を施し、この銀メッキ層3の表面を合成樹脂
シート製の剥離可能な保護皮膜4で覆った帯状の素材基
板1を用いる。 【0020】図1乃至図8は、この発明の加工方法の工
程を順番に示している。 【0021】図1(A)は、素材基板1に対して施す各
工程と、各工程での加工形状の変化を平面的に示し、各
工程は、素材基板1に対してブランク形状部材21を打
ち抜く抜き工程a(図2)と、このブランク形状部材2
1の一方側縁に山形片22を折り曲げ加工する第1の曲
げ工程b(図3)と、山形片22を引き起こして段付き
折り曲げ片を形成すると共に、ブランク形状部材21の
他方側縁に傾斜状となるベース片を形成する第2の曲げ
工程c(図4)と、ブランク形状部材21を幅方向の途
中で直角に折り曲げる第3の曲げ工程d(図5)と、ベ
ース片8を段付き折り曲げ片7と平行になるよう折り曲
げて液晶用リフレクター11の基本断面形状に形成する
第4の曲げ工程e(図6)と、基本断面形状の液晶用リ
フレクター11を上向きの姿勢にする姿勢戻し工程f
(図7)と、基本断面形状の液晶用リフレクター11の
断面形状を仕上げる修正工程g(図8)と、断面形状の
仕上がった液晶用リフレクター11を素材基板1から切
断する切り離し工程hとで構成されている。 【0022】先ず、抜き工程a(図2)では、素材基板
1からブランク形状部材を、その両端部に接続細幅部2
3を残して該素材基板1と連なった状態の横長形状に打
ち抜くものであり、上記接続細幅部23は、ブランク形
状部材21の幅方向の略中央から連なった平面L字状に
なり、このブランク形状部材21を一定間隔で形成する
には、ブランク形状部材21間に幅の狭い空間24を抜
くことによって行い、素材基板1の両側にはその長さ方
向に連続する細い幅の送り桟25が形成され、この送り
桟25には、パイロット孔26がブランク形状部材21
の打ち抜き間隔に一致して設けられ、このパイロット孔
26を利用して素材基板1がパイロット孔26の間隔に
一致するピッチで間欠的に送られることになる。 【0023】上記第1の曲げ工程b(図3)は、ブラン
ク形状部材21の長さ方向に沿う一方側縁に、突部27
を備えた下型28と凹部29を備えた上型30で直角の
山形片22を折り曲げ加工する。 【0024】第2の曲げ工程c(図4)は、水平部31
と傾斜部32及び突出部33を有する下型34と、ブラ
ンク形状部材21をこの下型34に押し込む上型35と
で、ブランク形状部材21の他方側縁に略60°の角度
で傾斜状となるベース片8を折り曲げ、上記山形片22
を直角に起こして段付き折り曲げ片7を形成することに
なる。 【0025】上記第3の曲げ工程d(図5)は、直角の
V溝36を有する下型37と、V溝36の直上からV溝
36に向けてブランク形状部材21を押して直角に折り
曲げる押し型38とを用い、ブランク形状部材21を幅
方向の途中で全長にわたって直角に折り曲げるものであ
り、この折り曲げは、図5(B)のように、接続細幅部
23の外端縁に沿う線x−x上で行い、該直角の折り曲
げにより、上述した側壁片14と上壁片15とが形成さ
れ、これがV字状となって起立し、側壁片14の側縁か
らベース片8が斜め上向きに突出し、このとき、上壁片
15と連なる接続細幅部23は、送り桟25に対して線
y−yの部分で上壁片15と同様の角度で屈曲する。 【0026】第4の曲げ工程e(図6)は、V溝39に
よって上壁片15を45°の角度で支持する下型40
と、ベース片8を45°の傾斜面41で押圧する上型4
2とを用い、上型42の下降によりベース片8を段付き
折り曲げ片7と平行になるよう折り曲げて液晶用リフレ
クター11の基本断面形状に形成する。 【0027】上記姿勢戻し工程f(図7)は、基本断面
形状の液晶用リフレクター11を受ける下型43と、傾
斜姿勢の液晶用リフレクター11に対して、ベース片8
と段付き折り曲げ片7の対向面間に抜き差し可能に挿入
し、側壁片14を押し下げつつ直立する板状の押し型4
4とを用い、押し型44で側壁片14を押し下げること
により、接続細幅部23の線y−yに沿って屈曲してい
た部分が元に戻り、基本断面形状の液晶用リフレクター
11をベース片8が垂直となる上向きの姿勢に戻すこと
になる。 【0028】上記液晶用リフレクター11の断面形状を
仕上げる修正工程g(図8)は、液晶用リフレクター1
1の上壁片15とベース片8の外部間隔が丁度納まる雌
型45と、ベース片8と段付き折り曲げ片7の対向面間
に上部の開口部分から抜き差し可能に挿入する板状の修
正雄型46と、この修正雄型46を誘導するストリッパ
ー47とを用い、基本断面形状の液晶用リフレクター1
1を修正雄型46で雌型45内に押圧することで、液晶
用リフレクター11の断面形状を所定の寸法精度に仕上
げ、この後、修正雄型46を上昇させて抜き取ることに
なる。 【0029】前記切り離し工程hは、断面形状の仕上が
った液晶用リフレクター11を、刃物を用いて両端部の
接続細幅部23で送り桟25から切断するものである。 【0030】上記した素材基板1は、保護皮膜4が内側
になるよう各工程a乃至gで折り曲げ及び修正し、液晶
用リフレクター11の完成後に保護皮膜4は剥離し、銀
メッキ層3を露出させることになると共に、各工程a乃
至hの金型と刃物は、図1の加工形状に示すように、ブ
ランク形状部材21の打ち抜き間隔に一致して配置さ
れ、素材基板1はパイロット孔26を利用して上記打ち
抜き間隔に一致するピッチで間欠的に送られ、各工程a
乃至gを一台のプレス機で同時に行うことになる。 【0031】次に、この発明の加工方法を説明する。 【0032】長さ方向へ間欠送りされる素材基板1は、
先ず、抜き工程a(図2)でブランク形状部材21が打
ち抜かれ、このブランク形状部材21が第1の曲げ工程
b(図3)に移行すると、このブランク形状部材21の
一方側縁に直角の山形片22が折り曲げ加工され、続く
第2の曲げ工程c(図4)では、ブランク形状部材21
の山形片22が起こされて段付き折り曲げ片7と、他方
側縁に傾斜状となるベース片8が形成される。 【0033】次に、第3の曲げ工程d(図5)に移行す
ると、ブランク形状部材21は幅方向の途中で直角に折
り曲げられ、第4の曲げ工程e(図6)では、ベース片
8が段付き折り曲げ片7と平行になるよう折り曲げられ
てリフレクター11の基本断面形状に形成され、姿勢戻
し工程f(図7)では、基本断面形状の液晶用リフレク
ター11が上向きの姿勢になり、修正工程g(図8)で
は、基本断面形状の液晶用リフレクター11内に対して
修正雄型46を、ベース片8と段付き折り曲げ片7の対
向面間から挿入し、外形を雌型45で保形することで液
晶用リフレクター11の断面形状を仕上げる。 【0034】この後、切り離し工程hで、断面形状の仕
上がった液晶用リフレクター11が両端部の接続細幅部
23で切断され、製品としての液晶用リフレクター11
が完成する。 【0035】このようにして製作された液晶用リフレク
ター11は、修正工程g(図8)において、雌型45で
外形が規制され、開口部分の幅は板状の修正雄型46で
規制するので、開口部分の幅が精度よく仕上がり、ま
た、板状の修正雄型46は上方に抜き取るだけでよいの
で、修正工程が速やかに行え、しかも、内面側に位置す
る保護皮膜4を破損して銀メッキ層3に損傷を与えるこ
とがなく、保護皮膜4の剥離作業が支障なく行えること
になる。 【0036】 【発明の効果】以上のように、この発明によると、素材
基板から打ち抜いたブランク形状部材から液晶用リフレ
クターの形成までの工程を連続的に行うことができ、設
備費と人件費を大幅に削減することができると共に、連
続的な成形により作業能率が向上し、製品のコスト低減
を実現できる。 【0037】また、雌型で外形が規制され、開口部分の
幅は板状の修正雄型で開口部分の幅を規制するので、製
品の寸法精度、特に、液晶が嵌合する開口部分の幅の寸
法精度が高くなり、液晶が嵌合する部分から光が漏れる
ことのない良品質の製品を製作することができる。 【0038】更に、各折り曲げや修正工程で、保護皮膜
を破損して銀メッキ層に損傷を与えるというようなこと
がなく、保護皮膜の剥離作業も確実に行える製品を製作
できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】(A)はこの発明に係る加工方法により、素材
基板に対する各工程での加工形状を示す平面図、(B)
は素材基板の拡大縦断面図 【図2】(A)は素材基板から打ち抜いたブランク形状
部材の拡大縦断面図、(B)は同ブランク形状部材の端
部構造を示す斜視図 【図3】(A)は第1の曲げ工程を示す縦断面図、
(B)は第1の曲げ加工を施したブランク形状部材の端
部構造を示す斜視図 【図4】(A)は第2の曲げ工程を示す縦断面図、
(B)は第2の曲げ加工を施したブランク形状部材の端
部構造を示す斜視図 【図5】(A)は第3の曲げ工程を示す縦断面図、
(B)は第3の曲げ加工を施す位置を示す平面図、
(C)は第3の曲げ加工を施したブランク形状部材の端
部構造を示す斜視図 【図6】(A)は第4の曲げ工程を示す縦断面図、
(B)は第4の曲げ加工を施したブランク形状部材の端
部構造を示す斜視図 【図7】(A)は姿勢戻し工程を示す縦断面図、(B)
は姿勢戻し工程後の基本断面形状の液晶用リフレクター
を示す斜視図 【図8】(A)は修正工程を示す縦断面図、(B)は仕
上がった液晶用リフレクターの断面図、(C)は同液晶
用リフレクターの斜視図 【図9】(A)は従来の加工方法により打ち抜かれたブ
ランク形状部材の斜視図、(B)は第1の曲げ工程を示
す縦断面図、(C)は段付き折り曲げ片を形成する第2
の曲げ工程を示す縦断面図 【図10】(A)は第3の曲げ工程を示す縦断面図、
(B)は第4の曲げ工程を示す縦断面図、(C)は第5
の曲げ工程を示す縦断面図 【図11】(A)は修正工程を示す縦断面図、(B)は
液晶用リフレクターからの雄型の抜き取りを示す縦断面
図 【符号の説明】 1 素材基板 2 ステンレス板 3 銀メッキ層 4 保護皮膜 11 液晶用リフレクター 21 ブランク形状部材 22 山形片 23 接続細幅部 24 空間 25 送り桟 26 パイロット孔 27 突部 28 下型 29 凹部 30 上型 31 水平部 32 傾斜部 33 突出部 34 下型 35 上型 36 V溝 37 下型 38 押し型 40 下型 41 傾斜面 42 上型 43 下型 44 押し型 a 抜き工程 b 第1の曲げ工程 c 第2の曲げ工程 d 第3の曲げ工程 e 第4の曲げ工程 f 姿勢戻し工程 g 修正工程 h 切り離し工程

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 素材基板に対して、両端部の接続細幅部
    を残して素材基板と連なった状態の横長となるブランク
    形状部材を打ち抜く抜き工程と、このブランク形状部材
    の一方側縁に傾斜状となるベース片及び、他方側縁に段
    付き折り曲げ片を形成する第1の曲げ工程と、ブランク
    形状部材を幅方向の途中で直角に折り曲げる第2の曲げ
    工程と、ベース片を段付き折り曲げ片と平行になるよう
    折り曲げて液晶用リフレクターの基本断面形状に形成す
    る第3の曲げ工程と、基本断面形状の液晶用リフレクタ
    ーを上向きの姿勢にする姿勢戻し工程と、基本断面形状
    の液晶用リフレクター内に対して修正雄型を、ベース片
    と段付き折り曲げ片の対向面間から挿入し、外形を雌型
    で保形することで液晶用リフレクターの断面形状を仕上
    げる修正工程と、断面形状の仕上がった液晶用リフレク
    ターを両端部の接続細幅部で切断することにより、素材
    基板から分離する切り離し工程とを経る液晶用リフレク
    ターの加工方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8980135B2 (en) * 2004-08-31 2015-03-17 Sumitomo Metal Mining Co., Ltd. Electroconductive particle, visible light transmitting particle-dispersed electrical conductor and manufacturing method thereof, transparent electroconductive thin film and manufacturing method thereof, transparent electroconductive article that uses the same, and infrared-shielding article
US11105959B2 (en) 2004-08-31 2021-08-31 Sumitomo Metal Mining Co., Ltd. Electroconductive particle, visible light transmitting particle-dispersed electrical conductor and manufacturing method thereof, transparent electroconductive thin film and manufacturing method thereof, transparent electroconductive article that uses the same, and infrared-shielding article

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8980135B2 (en) * 2004-08-31 2015-03-17 Sumitomo Metal Mining Co., Ltd. Electroconductive particle, visible light transmitting particle-dispersed electrical conductor and manufacturing method thereof, transparent electroconductive thin film and manufacturing method thereof, transparent electroconductive article that uses the same, and infrared-shielding article
US11105959B2 (en) 2004-08-31 2021-08-31 Sumitomo Metal Mining Co., Ltd. Electroconductive particle, visible light transmitting particle-dispersed electrical conductor and manufacturing method thereof, transparent electroconductive thin film and manufacturing method thereof, transparent electroconductive article that uses the same, and infrared-shielding article

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