JP2003121608A - 等倍結像用レンズアレイ、同アレイを用いた画像読取り装置および同装置を用いた携帯電子機器 - Google Patents

等倍結像用レンズアレイ、同アレイを用いた画像読取り装置および同装置を用いた携帯電子機器

Info

Publication number
JP2003121608A
JP2003121608A JP2001313172A JP2001313172A JP2003121608A JP 2003121608 A JP2003121608 A JP 2003121608A JP 2001313172 A JP2001313172 A JP 2001313172A JP 2001313172 A JP2001313172 A JP 2001313172A JP 2003121608 A JP2003121608 A JP 2003121608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens array
lens
array
rod
image reading
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001313172A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003121608A5 (ja
Inventor
Hideya Ogi
秀也 小木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Original Assignee
Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Sheet Glass Co Ltd filed Critical Nippon Sheet Glass Co Ltd
Priority to JP2001313172A priority Critical patent/JP2003121608A/ja
Priority to EP02022574A priority patent/EP1302786A3/en
Priority to TW091123316A priority patent/TW595204B/zh
Priority to CNB021443467A priority patent/CN1224848C/zh
Priority to US10/268,512 priority patent/US6724537B2/en
Publication of JP2003121608A publication Critical patent/JP2003121608A/ja
Publication of JP2003121608A5 publication Critical patent/JP2003121608A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B3/00Simple or compound lenses
    • G02B3/0087Simple or compound lenses with index gradient
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B13/00Optical objectives specially designed for the purposes specified below
    • G02B13/0095Relay lenses or rod lenses
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B25/00Eyepieces; Magnifying glasses
    • G02B25/002Magnifying glasses
    • G02B25/008Magnifying glasses comprising two or more lenses
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B3/00Simple or compound lenses
    • G02B3/0006Arrays
    • G02B3/0037Arrays characterized by the distribution or form of lenses
    • G02B3/005Arrays characterized by the distribution or form of lenses arranged along a single direction only, e.g. lenticular sheets

Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化を図り、レンズアレイを用いた画像読
取り装置を従来搭載できなかった携帯電子機器へ搭載可
能にした等倍結像用レンズアレイを提供する。 【解決手段】 光軸を互いに平行にして少なくとも1列
に配置された複数のロッドレンズ22からなるロッドレ
ンズアレイ21において、{(2m+1)・D}の値が
ほぼ2.1mm以下となるとともに、開口角θが次式α
D/6×{n・cos-1(−α/2/m)+(4m2
α2 −1)1/2 }≦θ≦αD/2×(4m2 /α2
1)1/2 を満たすように、レンズ並び方向両端の少なく
とも一方を切断した。画像読取り有効幅Wiと全幅Wt
との差が2.5mm以下になり、横幅(Wt)が小さく
なる。また、共役長TCが6mm以下になり、厚さ方向
の寸法も小さくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話等の携帯
電子機器に搭載される画像読取り装置に適用して好適な
倍結像用レンズアレイ、同アレイを用いた携帯電子機器
および同装置を用いた携帯電子機器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置、コピー機、ス
キャナ等の機器には、原稿に記された画像を読み取るた
めに密着型イメージセンサ等の画像読取り装置が用いら
れている。なかでも密着型イメージセンサは、装置を小
型化できるので広く用いられている。
【0003】密着型イメージセンサは、原稿の読取り部
にLEDアレイ等の光源から出射される照明光が照射さ
れ、原稿で反射した光をレンズアレイにより光導電素子
上に結像するように構成されている。こうした密着型イ
メージセンサには、原稿上の画像を光導電素子上に等倍
の正立像として結像する等倍結像用レンズアレイ11
は、共役長TCが約10mmで、複数のロッドレンズ1
2を2列に配置したロッドレンズアレイである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
レンズアレイ11を用いた密着型イメージセンサを用い
た密着型イメージセンサを、携帯電話機やパーソナルコ
ンピュータ等の携帯電子機器に搭載しようとすると、機
器のサイズアップを招いてしまうという問題があった。
これは、次のような理由による。
【0005】(1)ロッドレンズアレイ11の画像読取
り有効幅Wiが(図6参照)その全幅Wt(図5参照)
に対して5〜6mmほど狭いため、その長さ分だけ本来
読取りに必要な幅よりも広いスペースを機器内に確保す
る必要があるからである。ここで、「画像読取り有効幅
Wi」は、光量が一定となる範囲(周期光量ムラは除く
範囲)である。(2)共役長TCが約10mmと長く、
ロッドレンズアレイ11を用いた密着型イメージセンサ
を携帯電子機器の現行厚さ内に収めるのが難しいからで
ある。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、その目的は、小型化を図り、レン
ズアレイを用いた画像読取り装置を従来搭載できなかっ
た携帯電子機器へ搭載可能にした等倍結像用レンズアレ
イを提供することにある。
【0007】本発明の別の目的は、小型化を図り従来搭
載できなかった携帯電子機器への搭載を可能にした画像
読取り装置を提供することにある。また、本発明の別の
目的は、小型化を図った画像読取り装置を用いた携帯電
子機器を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係る発明は、光軸を互いに平行にして
少なくとも1列に配置された複数のロッドレンズからな
る等倍結像用レンズアレイにおいて、前記レンズアレイ
の重なり度をm、前記ロッドレンズのレンズ配列ピッチ
をD、同レンズの光軸上屈折率をn、その開口角をθ、
その有効直径をd、前記レンズアレイの充填率をα(α
=d/D)とし、前記レンズアレイの重なり度mが、前
記ロッドレンズが奇数列配置の場合にはほぼ1.53〜
3.00の範囲内の値に、同レンズが偶数列配列の場合
にはほぼ1.10〜3.00の範囲内の値に設定される
とき、{(2m+1)・D}の値がほぼ2.1mm以下
となるとともに、前記ロッドレンズの開口角θが下記の
式 αD/6×{n・cos-1(−α/2/m)+(4m2
/α2 −1)1/2 }≦θ≦αD/2×(4m2 /α2
1)1/2 を満たすように、レンズ並び方向両端の少なくとも一方
を切断したことを要旨とする。
【0009】この構成によれば、{(2m+1)・D}
の値がほぼ2.1mm以下となる(条件1)とともに、
ロッドレンズの開口角θが上記式を満たす(条件2)よ
うに、レンズ並び方向両端の少なくとも一方を切断して
ある。条件1を満たすことにより、レンズアレイの画像
読取り有効幅Wiと全幅Wtとの差(Wi−Wt)の値
は{(2m+1)・D}の値に等しいので、その差が最
大となる場合に、レンズ並び方向両端の少なくとも一方
の切断時に+0.2mmの誤差が生じたとしても、その
差は2.5mm以下になる。その差が小さくなった分だ
けレンズアレイの横幅(全幅Wt)が小さくなり、本来
読取りに必要な幅よりも広いスペースを搭載される機器
内に確保する必要がない。なお、ここにいう、「前記差
が最大となる場合」とは、両端のロッドレンズ(図1で
斜線で示すレンズ)がほぼ丸ごと残っていながら損傷を
受けていて機能しない場合である。これに加えて、条件
2を満たすことにより、共役長TCが6mm以下になる
ので、厚さ方向の寸法も小さくなる。こうしてレンズア
レイの横幅と厚さが小さくなり、同アレイの小型化を図
れるので、広いスペースを搭載される機器に確保する必
要がない。これにより、レンズアレイを用いた画像読取
り装置の小型化を図ることができ、同装置を携帯電話等
の携帯電子機器に搭載する際に、同機器内に確保する必
要のあるスペースが小さくてすむ。したがって、全幅や
厚さが大きすぎるために従来搭載できなかった携帯電子
機器にも、本発明のレンズアレイを用いた画像読取り装
置を搭載することが可能になる。
【0010】さらに、条件2を満たすように作ることに
より、作動距離Lが1mm以上になるので、レンズアレ
イの近くに配置される他部品の配置スペースを、搭載さ
れる機器に確保する必要がない。これによっても、レン
ズアレイを用いた画像読取り装置の小型化を図ることが
できる。
【0011】請求項2に係る発明は、光軸を互いに平行
にして少なくとも1列に配置された複数のロッドレンズ
からなる等倍結像用レンズアレイにおいて、前記レンズ
アレイの重なり度をm、前記ロッドレンズのレンズ配列
ピッチをD、同レンズの光軸上屈折率をn、その開口角
をθ、その有効直径をd、前記レンズアレイの充填率を
α(α=d/D)とし、前記レンズアレイの重なり度m
が、前記ロッドレンズが奇数列配置の場合にはほぼ1.
53〜3.00の範囲内の値に、同レンズが偶数列配列
の場合にはほぼ1.10〜3.00の範囲内の値に設定
されるとき、{(2m+1)・D}の値がほぼ2.5m
m以下となるとともに、前記ロッドレンズの開口角θが
下記の式 αD/6×{n・cos-1(−α/2/m)+(4m2
/α2 −1)1/2 }≦θ≦αD/2×(4m2 /α2
1)1/2 を満たすように、レンズ並び方向両端の少なくとも一方
を折る等したことを要旨とする。
【0012】この構成によれば、{(2m+1)・D}
の値がほぼ2.5mm以下となる(条件1)とともに、
ロッドレンズの開口角θが上記式を満たす(条件2)よ
うに、レンズ並び方向両端の少なくとも一方を折る等し
てある。このため、前記差が最大となる場合でも、その
差は2.5mm以下になる。その差が小さくなった分だ
けレンズアレイの横幅(全幅Wt)が小さくなる。な
お、ここにいう、「前記差が最大となる場合」とは、例
えば、樹脂部で一体化された複数のロッドレンズが側板
で保持されている構成の場合、両端のロッドレンズ(図
2の二点鎖線で示すレンズ)が抜けて、その抜けた部分
に側板の両端部と樹脂部の両端部とが残っている場合で
ある。これに加えて、条件2を満たすことにより、共役
長TCが6mm以下になるので、厚さ方向の寸法も小さ
くなる。こうしてレンズアレイの横幅と厚さが小さくな
り、同アレイの小型化を図れるので、広いスペースを搭
載される機器に確保する必要がない。これにより、レン
ズアレイを用いた画像読取り装置の小型化を図ることが
でき、同装置を携帯電話等の携帯電子機器に搭載する際
に、同機器内に確保する必要のあるスペースが小さくて
すむ。したがって、全幅や厚さが大きすぎるために従来
搭載できなかった携帯電子機器にも、本発明のレンズア
レイを用いた画像読取り装置を搭載することが可能にな
る。
【0013】さらに、条件2を満たすように作ることに
より、作動距離Lが1mm以上になるので、レンズアレ
イの近くに配置される他部品の配置スペースを、搭載さ
れる機器に確保する必要がない。これによっても、レン
ズアレイを用いた画像読取り装置の小型化を図ることが
できる。
【0014】請求項3に係る発明は、請求項1又は2に
記載された等倍結像用レンズアレイを用いた画像読取り
装置であって、前記等倍結像用レンズアレイと、原稿の
読取り部に照明光を照射する光源と、光電変換手段とを
備え、前記照明光が前記原稿で反射した光を前記レンズ
アレイにより前記光電変換手段上に結像するように構成
されていることを要旨とする。この構成によれば、横幅
と厚さが小さいレンズアレイを用いることで小型化を図
ることができ、従来搭載できなかった携帯電子機器への
搭載が可能になる。
【0015】請求項4に係る発明は、請求項3に記載さ
れた画像読取り装置が内蔵されていることを特徴とする
画像読取り装置を用いた携帯電子機器である。この構成
によれば、画像読取り装置を備えた小型の携帯電子機器
を実現できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した等倍結
像用レンズ、同レンズを用いた画像読取り装置および同
装置を用いた携帯電子機器の各実施形態を図面に基づい
て説明する。 [ レンズアレイの第1実施形態]図1は第1 実施形態に
係る等倍結像用レンズアレイとしてのロッドレンズアレ
イ21を示している。このロッドレンズアレイ21は、
光軸を互いに平行にして1列に配置された多数の(複数
の)ロッドレンズ22と、これらのロッドレンズ22の
アレイ厚さ方向両側に固定された側板23,24とを備
える。多数のロッドレンズ22は、それぞれ正立等倍結
像する円柱状のレンズで、半径方向に屈折率分布をもつ
屈折率分布型ロッドレンズである。これらのロッドレン
ズ22は、隣り合うロッドレンズ22の作る像が互いに
同じ重なり度mで重なり合うように1列に配列されてい
る。また、これらのロッドレンズ22は、樹脂部25で
一体化されている。
【0017】樹脂部25は、フレアー光を除去するため
に、黒色のシリコーン樹脂やエボキシ樹脂等でできてい
る。樹脂部25は、各ロッドレンズ22間の隙間を埋め
るとともに全ロッドレンズ22の周囲を覆うように、こ
れらのロッドレンズ22と一体に成形(一体化)されて
いる。また、樹脂部25のアレイ厚さ方向の両側面に側
板23,24が接着等により固定されている。側板2
3,24には、ロッドレンズ22の熱膨張とほぼ同じ特
性を持つ材料が選ばれ、ガラスレンズの場合はガラス布
基材エポキシ樹脂黒色積層板(FRP)等が用いられて
いる。このように構成されたロッドレンズアレイ21
は、図5に示す上記従来のロッドレンズアレイ11と同
様に、直方体形状に作られている。
【0018】また、ロッドレンズアレイ21は、同アレ
イ21を用いた密着型イメージセンサ等の画像読取り装
置を携帯電子機器に搭載(内蔵)するために、下記の条
件1と条件2とを満たすように作られている。
【0019】(条件1)全幅(全幅最大値)Wtと画像
有効読取り幅Wiとの差(Wt−Wi)は2.5mm以
下であること。 (条件2)共役長TC(図5参照)は6mm以下である
こと。ただし、作動距離L(図5参照)は1mm以上で
あること。
【0020】具体的には、第1実施形態に係るロッドレ
ンズアレイ21は、下記の(式4)と(式11)とを満
たすように作られている。また、ロッドレンズアレイ2
1は、側板23,24のレンズ並び方向両端を(図1の
矢印で示す個所で)切断することで、下記の(式4)を
満たす所定の全幅にしてある。
【0021】すなわち、ロッドレンズアレイ21の画像
有効読取り幅Wiは、次の(式1)のように求められ
る。 Wi=Wl−2・(X0−D/2)=Wl−(2m−1)・D (式1) ここで、Wlはロッドレンズアレイ21の有効レンズ幅
(図1,図5参照)、X0は視野半径(図5参照)、D
はレンズ配列ピッチ(図1,図5,図6参照)、mは重
なり度である。
【0022】上記切断によりロッドレンズアレイ21の
全幅Wtを所定値にする場合、WlとWtとの差が最大
になるのは、図1において斜線で示す両端のロッドレン
ズがほぼ丸ごと残っていながら損傷を受けていて機能し
ない場合である。この場合、次の(式2)が成り立つ。
【0023】 Wt=Wl+2D ・・・(式2) 上記(式1),(式2)より、次の(式3)が得られる。 Wi=Wt−(2m+1)・D ・・・(式3) 上記切断で期待できる精度は、±0.2mm程度であ
る。この条件と、上記条件1(Wt−Wi≦2.5m
m)とを上記(式3)に代入すると、次の(式4)が得
られる。
【0024】 Wt−Wi=(2m+1)・D≦2.5−2×0.2=2.1(mm) ∴ (2m+1)・D≦2.1 ・・・(式4) なお、ここで対象とするm値の範囲は、周期光量ムラと
明るさのバランスをとる観点から、多数のロッドレンズ
22を1列(奇数列)に配置してある本例では、ほぼ
1.53〜3.00とする。
【0025】次に、上記条件2で規定される共役長TC
に関する制約(共役長TC≦6mm)から、本例に係る
ロッドレンズアレイ21の開口角の範囲を求める。な
お、以下の各式で用いる光学パラメータは次の通りであ
る。ロッドレンズ22の光軸上屈折率をn、屈折率分布
定数を√A、1周期長をP、開口角をθ、有効半径を
r、そして有効直径をdとする。また、ロッドレンズア
レイ21のレンズ長をZ、作動距離をL、共役長をT
C、レンズ配列ピッチ(レンズ素子配列周期)をD、そ
して充填率をα(α=d/D)とする。
【0026】開口角θ、作動距離L及び重なり度mは、
それぞれ下記の(式5),(式6)及び(式7)で表さ
れる。 θ=n×√A×r ・・・(式5) L=−1/n√A×tan(Zπ/P) ・・・(式6) m=−α/2/cos(Zπ/P) ・・・(式7) 上記(式6),(式7)より、次の式が得られる。
【0027】(n・√AL)2 +1=(2m/α)2 この式に上記(式5)を代入すると、下記の(式8)が
得られる。 L=r/θ×(4m2 /α2 −1)1/2 ・・・(式8) また、上の(式7)より下記の(式9)が得られる。
【0028】 Z=P/π×cos-1(−α/2/m) =2・n・r/θ×cos-1(−α/2/m) ・・・(式9) 次に、TC=Z+2L(図5参照)に上記(式8),
(式9)を代入すると、下記の(式10)が得られる。 TC=αD/θ×{n・cos-1(−α/2/m)+(4m2 /α2 −1)1/2 } ・・・(式10) ここで、上記条件2で規定される1≦L,共役長TC≦
6mmに上記(式8),(式10)をそれぞれ代入する
と、下記の(式11)が得られる。
【0029】 α/D/6×{n・cos-1(−α/2/m)+(4m2 /α2 −1)1/2 } ≦θ≦αD/2×(4m2 /α2 −1)1/2 ・・・(式11 ) 上記第1実施形態に係るロッドレンズアレイ21によれ
ば、以下の作用効果を奏する。
【0030】(イ)ロッドレンズアレイ21は、レンズ
並び方向両端を(図1の矢印で示す個所で)切断するこ
とで、上記の(式4)を満たす所定の全幅にしてある。
このため、上述したようにWlとWtとの差が最大とな
る場合に、ロッドレンズアレイ21の両端の切断時に+
0.2mmの誤差が生じたとしても、WtとWiとの差
は2.5mm以下になる。
【0031】こうして上記従来のロッドレンズアレイで
は画像読取り有効幅Wiと全幅Wtとの差が5〜6mm
になっているのに対し、本例ではその差を2.5mm以
下にすることができる。その差が小さくなった分だけロ
ッドレンズアレイ21の横幅(全幅Wt)を小さくする
ことができる。
【0032】これに加えて、ロッドレンズアレイ21
を、開口角θが上記(式11)を満たすように作ること
により、共役著TCが6mm以下になる。共役長TCが
6mm以下になることで、横幅(全幅Wt)が小さくな
るのに加えて、厚さ方向の寸法も小さくなる。こうして
ロッドレンズアレイ21の横幅と厚さが小さくなり、同
アレイの小型化を図れる。このため、広いスペースを搭
載される機器(画像読取り装置)に確保する必要がな
い。これによりロッドレンズアレイ21を用いた画像読
取り装置の小型化を図ることができ、ロッドレンズアレ
イ21を用いた画像読取り装置を携帯電子機器の現行厚
さ内に収めることが可能になる。
【0033】したがって、上記従来のロッドレンズアレ
イを用いた画像読取り装置では搭載できなかった携帯電
話等の携帯電子機器にも、本例のロッドレンズアレイ2
1を用いた画像読取り装置を搭載することができる。
【0034】(ロ)ロッドレンズアレイ21を、開口角
θが上記(式11)を満たすように作ることにより、作
動距離Lが1mm以上になるので、ロッドレンズアレイ
21の近くに配置される他部品の配置スペースを確保す
ることができる。
【0035】[ レンズアレイの第2実施形態]図2は第
2実施形態に係る等倍結像用レンズアレイとしてのロッ
ドレンズアレイ21Aを示している。このロッドレンズ
アレイ21Aも、上記第1実施形態と同様に、同アレイ
21Aを用いた密着型イメージセンサ等の画像読取り装
置を携帯電子機器に搭載するために、上記の条件1と条
件2を満たすように作られている。
【0036】具体的には、ロッドレンズアレイ21A
は、下記の(式4´)と上記の(式11)とを満たすよ
うに作られている。また、ロッドレンズアレイ21A
は、側板23,24のレンズ並び方向両端を折って短く
することで、下記の(式4´)を満たす所定の全幅にし
てある。
【0037】このように、ロッドレンズアレイ21A
を、両端を折ることで、下記の(式4´)を満たす所定
の全幅にする場合、WlとWtとの差が最大となるの
は、次の場合である。すなわち、図2の二点鎖線で示す
両端のロッドレンズ22a,22が抜けて、その抜けた
部分に側板23,24の両端部と樹脂部25の両端部と
が残っている場合に、WlとWtとの差が最大になる。
この場合におけるWt,Wl,Wiの関係は、上記第1
実施形態の場合と同様である。
【0038】また、ロッドレンズアレイ21Aのレンズ
配列ピッチDの精度は、携帯電子機器に用いる場合のよ
うに全幅Wtの小さいものでは、上記第1実施形態にお
ける切断で期待できる精度(±0.2mm程度)より1
桁小さいと思われる。このため、レンズ配列ピッチDの
精度は無視でき、上記条件1((Wt−Wi)≦2.5
mm)を上記(式3)に代入すると、次の(式4´)が
得られる。
【0039】 Wt−Wi=(2m+1)・D≦2.5(mm) ∴(2m+1)・D≦2.5 ・・・(式4´) なお、ここで対象とするm値の範囲は、上記第1実施形
態と同様にほぼ1.53〜3.00とする。
【0040】そして、本例に係るロッドレンズアレイ2
1Aは、上記第1実施形態と同様に、開口角θの範囲が
上記の(式11)を満たすように作られている。上記第
2実施形態に係るロッドレンズアレイ21Aによれば、
以下の作用効果を奏する。
【0041】(ハ)ロッドレンズアレイ21は、レンズ
並び方向両端を折って短くすることで、上記の( 式4
´)を満たす所定の全幅にしてある。このため、上述し
たようにWlとWtとの差が最大となる場合でも、Wt
とWiとの差は2.5mm以下になる。したがって、上
記実施形態と同様に、上記(イ)の作用効果を奏する。
【0042】(ニ)ロッドレンズアレイ21は、開口角
θが上記( 式11)を満たすように作ることにより、上
記実施形態と同様に、上記(ロ)の作用効果を奏する。 [ 画像読取り装置の第1実施形態]図3は第1実施形態
に係る画像読取り装置としての密着型イメージセンサ3
1を示している。この密着型イメージセンサ31は、原
稿32の読取り部32aに照明光を照射するアレイ状ま
たはライン状の光源33と、等倍結像用レンズアレイ3
4と、光源変換手段としての光導電素子アレイ35と、
カバーガラス36とを備える。この密着型イメージセン
サ31は、光源33により原稿32の読取り部32aに
照明光が照射され、その照明光が原稿32で反射した光
を等倍結像用レンズアレイ34により光導電素子アレイ
35上に結像するようになっている。
【0043】本例の密着型イメージセンサ31では、原
稿32に記入された画像を光導電素子アレイ35上に等
倍の正立像として結像する等倍結像用レンズアレイ34
として、図1に示す上記第1実施形態に係るロッドレン
ズアレイ21が使用されている。また、アレイ状の光源
33として、複数個のLED素子を1列に配置したLE
Dアレイが用いられ、ライン状の光源としてはLEDを
光源とする導光体が用いられている。
【0044】上記第1実施形態に係る密着型イメージセ
ンサ31によれば、以下の作用効果を奏する。 (ホ)密着型イメージセンサ31には、等倍結像用レン
ズアレイ34として、全幅Wtと画像読取り有効幅Wi
との差が2.5mm以下である上記ロッドレンズアレイ
21が使用されている。すなわち、WtとWlとの差が
2.5mm以下と小さく、その差が小さくなった分だけ
その横幅(全幅Wt)を小さくしたロッドレンズアレイ
21を使用している。このため、上記従来のロッドレン
ズアレイを用いた画像読取り装置では搭載できなかった
携帯電話等の携帯電子機器にも、本例の密着型イメージ
センサ31を搭載することができる。
【0045】(ヘ)密着型イメージセンサ31には、等
倍結像用レンズアレイ34として、共役長TCが6mm
以下で、作動距離Lが1mm以上である上記ロッドレン
ズアレイ21が使用されている。ロッドレンズアレイ2
1の共役長TCが6mm以下であるため、密着型イメー
ジセンサ31を携帯電子機器の現行厚さ内に収めること
が可能になる。これにより、上記従来のロッドレンズア
レイを用いた画像読取り装置では搭載できなかった携帯
電話等の携帯電子機器にも、密着型イメージセンサ31
を搭載することができる。
【0046】(ト)ロッドレンズアレイ21の作動距離
Lが1mm以上であるため、ロッドレンズアレイ21の
近くに配置される他部品の配置スペースを確保すること
ができる。
【0047】[ 画像読取り装置の第2実施形態]図4は
第2実施形態に係る画像読取り装置としての密着型イメ
ージセンサ31を示している。上記第1実施形態に係る
密着型イメージセンサ31では、等倍結像用レンズアレ
イ34として用いたロッドレンズアレイ21は作動距離
Lが短く、光源33からの照明光の一部が一方の側板3
4でけられるおそれがある。これを避けるために、光源
33を図1に示すように配置すると、その照明光の光量
分布F1の中心と、原稿32の読取り部32aのずれS
1が大きくなってしまう。その結果、光源33による照
明効率が下がるおそれがある。
【0048】このような不具合を改善するために、本例
に係る密着型イメージセンサ31では、等倍結像用レン
ズアレイ34として用いるロッドレンズアレイ21の側
板23,24´のうちの、光源33側に位置する側板3
4´の厚さを0.4mm以下にしてある。
【0049】第2実施形態に係る密着型イメージセンサ
31によれば、以下の作用効果を奏する。 (チ)ロッドレンズアレイ21の側板24の厚さを0.
4mm以下にすることで、照明光の一部が側板34でけ
られないように、照明光の光量分布F1の中心と、原稿
32の読取り部32aとを一致させることができる。そ
の結果、光源33による照明効率を向上させることがで
きる。
【0050】[ 変形例]なお、この発明は以下のように
変更して具体化することもできる。 ・上記第1及び第2実施形態に係るロッドレンズアレイ
21及び21Aでは、多数のロッドレンズ22を1列に
配置してあるが、これらのロッドレンズ22を2列以上
に配置したロッドレンズアレイにも本発明は適用可能で
ある。
【0051】・上記第1及び第2実施形態に係るロッド
レンズアレイ21では、m値の範囲をほぼ1.53〜
3.00としているが、この範囲は、多数のロッドレン
ズ22を1列以外の奇数列に配置する場合にも適用され
る。また、多数のロッドレンズ22を偶数列に配置する
場合には、m値の範囲は、周期光量ムラと明るさのバラ
ンスをとる観点から、ほぼ1.10〜3.00とする。
【0052】・上記第1及び第2実施形態に係るロッド
レンズアレイ21では、樹脂部25のアレイ厚さ方向の
両側面に側板23,24が固定されているが、その両側
面の一方にのみ側板が固定されているロッドレンズアレ
イ、あるいは両側面とも側板が除去されて存在しないロ
ッドレンズアレイにも本発明は適用可能である。側板が
存在しないロッドレンズアレイでは、複数のロッドレン
ズが樹脂で固定されている。このような側板のないロッ
ドレンズアレイの場合、アレイ自体は曲がりやすいが、
機器側の支持部材にロッドレンズアレイを直接貼り付け
て固定すればよい。このような側板のないロッドレンズ
アレイによれば、小型化が強く要求される携帯電話等の
携帯電子機器に用い場合に、側板のスペースが節約でき
るため、特に有効になる。
【0053】・上記第1実施形態に係るロッドレンズア
レイ21では、レンズアレイ並び方向両端を切断するよ
うにしているが、両端の一方のみを切断する場合にも本
発明は適用可能である。
【0054】・上記第2実施形態に係るロッドレンズア
レイ21では、レンズ並び方向両端を折るようにしてい
るが、両端の一方のみを折る場合にも本発明は適用可能
である。
【0055】・上記第1及び第2実施形態に係るロッド
レンズアレイ21及び21Aにおいて、上記条件1(W
t−Wi≦2.5mm)で規定した数値2.5mmに本
発明は限定されない。その数値2.5mmは、ロッドレ
ンズアレイを用いた密着型イメージセンサ等の画像読取
り装置が搭載される携帯電子機器のスペースの大きさに
応じて適宜変更可能である。したがって、上記の(式
4)における数値2.1(mm)も前記携帯電子機器の
スペースの大きさに応じて適宜変更可能である。
【0056】・上記第1及び第2実施形態に係るロッド
レンズアレイ21において、上記条件2(共役長TC≦
6mm、作動距離L≧1mm)で規定した数値6mmと
数値1mmに本発明は限定されない。すなわち、共役長
TCについては、携帯電子機器の厚さに応じて6mmよ
り大きい値を適宜選択可能である。また、作動距離Lに
ついては、他部品の配置スペースを必要としない場合に
は、1mmより小さい値を適宜選択可能である。
【0057】・上記第1及び第2実施形態に係る密着型
イメージセンサ31では、ロッドレンズアレイ21の側
板24´の厚さを0.4mm以下にしてあるが、その側
板24´を無くしてもよい。
【0058】・上記各実施形態では、携帯電子機器に搭
載される密着型イメージセンサ等の画像読取り装置につ
いて説明したが、本発明はこれに限定されない。本発明
に係るロッドレンズアレイおよびそれを用いた画像読取
り装置は、ファクシミリ装置、コピー機、据え置き型の
スキャナー等の機器にも広く適用可能であり、これらの
機器に適用することで機器の小型化を図ることができ
る。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2に
係る発明によれば、レンズアレイの横幅と厚さが小さく
なり、同アレイの小型化を図れるので、レンズアレイを
用いた画像読取り装置の小型化を図ることができる。し
たがって、従来搭載できなかった携帯電子機器にも、レ
ンズアレイを用いた画像読取り装置を搭載することが可
能になる。
【0060】請求項3に係る発明によれば、画像読取り
装置の小型化を図ることができ、同装置を携帯電子機器
へ搭載可能になる。請求項4に係る発明によれば、画像
読取り装置を備えた小型の携帯電子機器を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態に係るロッドレンズアレイを示
す断面図。
【図2】 第2実施形態に係るロッドレンズアレイを示
す断面図。
【図3】 第1実施形態に係る密着型イメージセンサを
示す概略構成図。
【図4】 第2実施形態に係る密着型イメージセンサを
示す概略構成図。
【図5】 従来のロッドレンズアレイ及びその結像作用
を示す説明図。
【図6】 従来のロッドレンズアレイの画像読取り有効
範囲等を示す説明図。
【符号の説明】
21…等倍結像用レンズアレイとしてのロッドレンズア
レイ、22…ロッドレンズ、23,24,24´…側
板、31…画像読取り装置としての密着型イメージセン
サ、34…等倍結像用レンズアレイ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/028 H04N 1/028 Z 1/19 1/04 102 Fターム(参考) 2H087 KA08 KA18 LA01 RA21 RA26 RA44 RA45 5B047 AA01 BA03 BB02 BC05 BC20 5C051 AA01 BA04 DA03 DB01 DB22 DB29 DC04 DC07 5C072 AA01 BA01 CA05 DA03 DA25 EA07 PA00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光軸を互いに平行にして少なくとも1列
    に配置された複数のロッドレンズからなる等倍結像用レ
    ンズアレイにおいて、前記レンズアレイの重なり度を
    m、前記ロッドレンズのレンズ配列ピッチをD、同レン
    ズの光軸上屈折率をn、その開口角をθ、その有効直径
    をd、前記レンズアレイの充填率をα(α=d/D)と
    し、前記レンズアレイの重なり度mが、前記ロッドレン
    ズが奇数列配置の場合にはほぼ1.53〜3.00の範
    囲内の値に、同レンズが偶数列配列の場合にはほぼ1.
    10〜3.00の範囲内の値に設定されるとき、{(2
    m+1)・D}の値がほぼ2.1mm以下となるととも
    に、前記ロッドレンズの開口角θが下記の式 αD/6×{n・cos-1(−α/2/m)+(4m2
    /α2 −1)1/2 }≦θ≦αD/2×(4m2 /α2
    1)1/2 を満たすように、レンズ並び方向両端の少なくとも一方
    を切断したことを特徴とする等倍結像用レンズアレイ。
  2. 【請求項2】 光軸を互いに平行にして少なくとも1列
    に配置された複数のロッドレンズからなる等倍結像用レ
    ンズアレイにおいて、前記レンズアレイの重なり度を
    m、前記ロッドレンズのレンズ配列ピッチをD、同レン
    ズの光軸上屈折率をn、その開口角をθ、その有効直径
    をd、前記レンズアレイの充填率をα(α=d/D)と
    し、前記レンズアレイの重なり度mが、前記ロッドレン
    ズが奇数列配置の場合にはほぼ1.53〜3.00の範
    囲内の値に、同レンズが偶数列配列の場合にはほぼ1.
    10〜3.00の範囲内の値に設定されるとき、{(2
    m+1)・D}の値がほぼ2.5mm以下となるととも
    に、前記ロッドレンズの開口角θが下記の式 αD/6×{n・cos-1(−α/2/m)+(4m2
    /α2 −1)1/2 }≦θ≦αD/2×(4m2 /α2
    1)1/2 を満たすように、レンズ並び方向両端の少なくとも一方
    を折る等したことを特徴とする等倍結像用レンズアレ
    イ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載された等倍結像用
    レンズアレイを用いた画像読取り装置であって、前記等
    倍結像用レンズアレイと、原稿の読取り部に照明光を照
    射する光源と、光電変換手段とを備え、前記照明光が前
    記原稿で反射した光を前記レンズアレイにより前記光電
    変換手段上に結像するように構成されていることを特徴
    とする等倍結像用レンズアレイを用いた画像読取り装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載された画像読取り装置が
    内蔵されていることを特徴とする画像読取り装置を用い
    た携帯電子機器。
JP2001313172A 2001-10-10 2001-10-10 等倍結像用レンズアレイ、同アレイを用いた画像読取り装置および同装置を用いた携帯電子機器 Pending JP2003121608A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001313172A JP2003121608A (ja) 2001-10-10 2001-10-10 等倍結像用レンズアレイ、同アレイを用いた画像読取り装置および同装置を用いた携帯電子機器
EP02022574A EP1302786A3 (en) 2001-10-10 2002-10-08 Lens array for unity magnification imaging and image reading apparatus using the same array
TW091123316A TW595204B (en) 2001-10-10 2002-10-09 Lens array for unity magnification imaging, and image reading apparatus using the same array
CNB021443467A CN1224848C (zh) 2001-10-10 2002-10-10 等倍成像透镜阵列及使用该阵列的图像读取装置
US10/268,512 US6724537B2 (en) 2001-10-10 2002-10-10 Lens array for unity magnification imaging, and image reading apparatus using the same array

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001313172A JP2003121608A (ja) 2001-10-10 2001-10-10 等倍結像用レンズアレイ、同アレイを用いた画像読取り装置および同装置を用いた携帯電子機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003121608A true JP2003121608A (ja) 2003-04-23
JP2003121608A5 JP2003121608A5 (ja) 2005-06-02

Family

ID=19131705

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001313172A Pending JP2003121608A (ja) 2001-10-10 2001-10-10 等倍結像用レンズアレイ、同アレイを用いた画像読取り装置および同装置を用いた携帯電子機器

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6724537B2 (ja)
EP (1) EP1302786A3 (ja)
JP (1) JP2003121608A (ja)
CN (1) CN1224848C (ja)
TW (1) TW595204B (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005332294A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Noriji Ooishi 走査型立体像取り込み装置
JP2006313218A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Noriji Ooishi 走査型立体像取り込み装置
US10063740B2 (en) 2016-05-25 2018-08-28 Kyocera Document Solutions Inc. Image reading apparatus
US10069997B2 (en) 2016-07-26 2018-09-04 Kyocera Document Solutions Inc. Image reading unit and image reading device and image forming apparatus including the same
US10148842B2 (en) 2016-07-28 2018-12-04 Kyocera Document Solutions Inc. Reading module, and image reading device/image forming apparatus including the reading module
US10228557B2 (en) 2016-11-30 2019-03-12 Kyocera Document Solutions Inc. Image reading device and image forming apparatus therewith
US10237437B2 (en) 2016-11-30 2019-03-19 Kyocera Document Solutions Inc. Reading module and image reading device and image forming apparatus therewith
US10237438B2 (en) 2016-11-30 2019-03-19 Kyocera Document Solutions Inc. Reading module and image reading device and image forming apparatus therewith
US10440212B2 (en) 2016-11-30 2019-10-08 Kyocera Document Solutions Inc. Reading module and image reading device and image forming apparatus therewith
US10469697B2 (en) 2017-08-07 2019-11-05 Kyocera Document Solutions Inc. Reading module and image reading device including same, and image forming apparatus
US10602013B2 (en) 2017-08-07 2020-03-24 Kyocera Document Solutions Inc. Reading module and image forming apparatus provided with the same
US10666826B2 (en) 2016-11-30 2020-05-26 Kyocera Document Solutions Inc. Reading module having reflection mirror array, image reading device comprising same, and image forming apparatus therewith
US10681240B2 (en) 2017-08-07 2020-06-09 Kyocera Document Solutions Inc. Reading module, and image reading device and image forming apparatus therewith

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4066960B2 (ja) * 2004-01-28 2008-03-26 三菱電機株式会社 イメージセンサ
JP6525562B2 (ja) * 2014-11-27 2019-06-05 株式会社沖データ ロッドレンズアレイ、ledプリントヘッド、コンタクトイメージセンサヘッド、画像形成装置、及び画像読取装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5233469A (en) * 1987-10-22 1993-08-03 Canon Kabushiki Kaisha Imaging optical system using index distribution type optical elements
JP2696797B2 (ja) * 1989-09-20 1998-01-14 日本板硝子株式会社 屈折率分布型レンズアレイ
JP2815130B2 (ja) * 1992-11-04 1998-10-27 キヤノン株式会社 レンズアレイ及びそれを用いた密着型イメージセンサー
US5450157A (en) * 1993-12-06 1995-09-12 Xerox Corporation Imaging system using a gradient index lens array with improved depth of focus
JP3728032B2 (ja) * 1996-10-31 2005-12-21 三菱レイヨン株式会社 低色収差ロッドレンズアレイ及びそのユニット並びにこれらを用いたイメージスキャナ
JP3453492B2 (ja) * 1997-05-13 2003-10-06 キヤノン株式会社 画像形成装置及びプリンタヘッド
JPH1114803A (ja) * 1997-06-24 1999-01-22 Nippon Sheet Glass Co Ltd ロッドレンズアレイ及びそれを用いた等倍結像光学装置
JP4132145B2 (ja) * 1997-08-18 2008-08-13 日本板硝子株式会社 等倍結像光学装置
US6031668A (en) * 1997-12-24 2000-02-29 Nippon Sheet Glass Co., Ltd. Optical imaging system
US6545811B1 (en) * 1999-01-29 2003-04-08 Rohm Co., Ltd. Lens unit for image formation, and image reader having lens unit
JP2001174606A (ja) * 1999-12-20 2001-06-29 Nippon Sheet Glass Co Ltd 結像光学装置
JP2001296405A (ja) * 2000-04-12 2001-10-26 Nippon Sheet Glass Co Ltd ロッドレンズアレイ
TW504588B (en) * 2000-09-22 2002-10-01 Nippon Sheet Glass Co Ltd Array of rod lenses used in scanner

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005332294A (ja) * 2004-05-21 2005-12-02 Noriji Ooishi 走査型立体像取り込み装置
JP2006313218A (ja) * 2005-05-09 2006-11-16 Noriji Ooishi 走査型立体像取り込み装置
US10063740B2 (en) 2016-05-25 2018-08-28 Kyocera Document Solutions Inc. Image reading apparatus
US10069997B2 (en) 2016-07-26 2018-09-04 Kyocera Document Solutions Inc. Image reading unit and image reading device and image forming apparatus including the same
US10148842B2 (en) 2016-07-28 2018-12-04 Kyocera Document Solutions Inc. Reading module, and image reading device/image forming apparatus including the reading module
US10237437B2 (en) 2016-11-30 2019-03-19 Kyocera Document Solutions Inc. Reading module and image reading device and image forming apparatus therewith
US10228557B2 (en) 2016-11-30 2019-03-12 Kyocera Document Solutions Inc. Image reading device and image forming apparatus therewith
US10237438B2 (en) 2016-11-30 2019-03-19 Kyocera Document Solutions Inc. Reading module and image reading device and image forming apparatus therewith
US10440212B2 (en) 2016-11-30 2019-10-08 Kyocera Document Solutions Inc. Reading module and image reading device and image forming apparatus therewith
US10666826B2 (en) 2016-11-30 2020-05-26 Kyocera Document Solutions Inc. Reading module having reflection mirror array, image reading device comprising same, and image forming apparatus therewith
US10469697B2 (en) 2017-08-07 2019-11-05 Kyocera Document Solutions Inc. Reading module and image reading device including same, and image forming apparatus
US10602013B2 (en) 2017-08-07 2020-03-24 Kyocera Document Solutions Inc. Reading module and image forming apparatus provided with the same
US10681240B2 (en) 2017-08-07 2020-06-09 Kyocera Document Solutions Inc. Reading module, and image reading device and image forming apparatus therewith

Also Published As

Publication number Publication date
CN1224848C (zh) 2005-10-26
EP1302786A3 (en) 2005-02-02
US6724537B2 (en) 2004-04-20
CN1412578A (zh) 2003-04-23
US20030095335A1 (en) 2003-05-22
EP1302786A2 (en) 2003-04-16
TW595204B (en) 2004-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3331230B1 (en) Reading module and image reading device and image forming apparatus therewith
US8482813B2 (en) Image-scanning device
JP2003121608A (ja) 等倍結像用レンズアレイ、同アレイを用いた画像読取り装置および同装置を用いた携帯電子機器
US8049937B2 (en) Image sensor unit and image reading apparatus using the same
US10228557B2 (en) Image reading device and image forming apparatus therewith
US20130155472A1 (en) Image reading apparatus
CN108121183B (zh) 读取模块、图像读取装置和图像形成装置
US7688529B2 (en) Lens unit and image reading apparatus using the same
TW460712B (en) Optical imaging system
JP2003121608A5 (ja)
JP2008065234A (ja) 画像読取用レンズを用いた画像読取装置
JPS61177423A (ja) 偏倍結像装置
JP2008058338A (ja) 正立等倍レンズアレイ、正立等倍レンズアレイを用いた画像読取装置及び画像書込装置、並びに、正立等倍レンズアレイの製造方法
JP4569086B2 (ja) 画像読取り光学装置及び該装置における反射面の調整方法
JP2002016758A (ja) 画像読み取り装置
JP2018093470A (ja) 読取モジュール及びそれを備えた画像読取装置並びに画像形成装置
JP2011176524A (ja) 画像読取装置
JP2004138799A (ja) 結像光学系
JP4218753B2 (ja) 画像読取装置
JP2010050696A (ja) 画像読取装置
JP2001154277A (ja) 画像読取装置
JP2002281236A (ja) 画像読取装置
JP2003287683A (ja) 画像読み取り光学系
JPH07107352A (ja) イメージセンサ
JPH05307140A (ja) 縮小光学系

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040806

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070911

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20080430