JP2003121608A5 - - Google Patents
Download PDFInfo
- Publication number
- JP2003121608A5 JP2003121608A5 JP2001313172A JP2001313172A JP2003121608A5 JP 2003121608 A5 JP2003121608 A5 JP 2003121608A5 JP 2001313172 A JP2001313172 A JP 2001313172A JP 2001313172 A JP2001313172 A JP 2001313172A JP 2003121608 A5 JP2003121608 A5 JP 2003121608A5
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens array
- rod lens
- rod
- array
- side plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話等の携帯電子機器に搭載される画像読取り装置に適用して好適な等倍結像用レンズアレイ、同アレイを用いた画像読取り装置および同装置を用いた携帯電子機器に関するものである。
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話等の携帯電子機器に搭載される画像読取り装置に適用して好適な等倍結像用レンズアレイ、同アレイを用いた画像読取り装置および同装置を用いた携帯電子機器に関するものである。
密着型イメージセンサは、原稿の読取り部にLEDアレイ等の光源から出射される照明光が照射され、原稿で反射した光をレンズアレイにより光導電素子上に結像するように構成されている。こうした密着型イメージセンサでは、図5に示すように、原稿上の画像を光導電素子上に等倍の正立像として結像する等倍結像用レンズアレイ11は、共役長TCが約10mmで、複数のロッドレンズ12を2列に配置したロッドレンズアレイである。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した等倍結像用レンズアレイ、同アレイを用いた画像読取り装置および同装置を用いた携帯電子機器の各実施形態を図面に基づいて説明する。
[ レンズアレイの第1実施形態]
図1は第1 実施形態に係る等倍結像用レンズアレイとしてのロッドレンズアレイ21を示している。このロッドレンズアレイ21は、光軸を互いに平行にして1列に配置された多数の(複数の)ロッドレンズ22と、これらのロッドレンズ22のアレイ厚さ方向両側に固定された側板23,24とを備える。多数のロッドレンズ22は、それぞれ正立等倍結像する円柱状のレンズで、半径方向に屈折率分布をもつ屈折率分布型ロッドレンズである。これらのロッドレンズ22は、隣り合うロッドレンズ22の作る像が互いに同じ重なり度mで重なり合うように1列に配列されている。また、これらのロッドレンズ22は、樹脂部25で一体化されている。
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した等倍結像用レンズアレイ、同アレイを用いた画像読取り装置および同装置を用いた携帯電子機器の各実施形態を図面に基づいて説明する。
[ レンズアレイの第1実施形態]
図1は第1 実施形態に係る等倍結像用レンズアレイとしてのロッドレンズアレイ21を示している。このロッドレンズアレイ21は、光軸を互いに平行にして1列に配置された多数の(複数の)ロッドレンズ22と、これらのロッドレンズ22のアレイ厚さ方向両側に固定された側板23,24とを備える。多数のロッドレンズ22は、それぞれ正立等倍結像する円柱状のレンズで、半径方向に屈折率分布をもつ屈折率分布型ロッドレンズである。これらのロッドレンズ22は、隣り合うロッドレンズ22の作る像が互いに同じ重なり度mで重なり合うように1列に配列されている。また、これらのロッドレンズ22は、樹脂部25で一体化されている。
(条件1)全幅(全幅最大値)Wtと画像読取り有効幅Wiとの差(Wt−Wi)は2.5mm以下であること。
(条件2)共役長TC(図5参照)は6mm以下であること。ただし、作動距離L(図5参照)は1mm以上であること。
(条件2)共役長TC(図5参照)は6mm以下であること。ただし、作動距離L(図5参照)は1mm以上であること。
すなわち、ロッドレンズアレイ21の画像読取り有効幅Wiは、次の(式1)のように求められる。
Wi=Wl−2・(X0−D/2)=Wl−(2m−1)・D (式1)
ここで、Wlはロッドレンズアレイ21の有効レンズ幅(図1,図5参照)、X0は視野半径(図5参照)、Dはレンズ配列ピッチ(図1,図5,図6参照)、mは重なり度である。
Wi=Wl−2・(X0−D/2)=Wl−(2m−1)・D (式1)
ここで、Wlはロッドレンズアレイ21の有効レンズ幅(図1,図5参照)、X0は視野半径(図5参照)、Dはレンズ配列ピッチ(図1,図5,図6参照)、mは重なり度である。
このように、ロッドレンズアレイ21Aを、両端を折ることで、下記の(式4´)を満たす所定の全幅にする場合、WlとWtとの差が最大となるのは、次の場合である。すなわち、図2の二点鎖線で示す両端のロッドレンズ22a,22aが抜けて、その抜けた部分に側板23,24の両端部と樹脂部25の両端部とが残っている場合に、WlとWtとの差が最大になる。この場合におけるWt,Wl,Wiの関係は、上記第1実施形態の場合と同様である。
[ 画像読取り装置の第2実施形態]
図4は第2実施形態に係る画像読取り装置としての密着型イメージセンサ31を示している。上記第1実施形態に係る密着型イメージセンサ31では、等倍結像用レンズアレイ34として用いたロッドレンズアレイ21は作動距離Lが短く、光源33からの照明光の一部が一方の側板24でけられるおそれがある。これを避けるために、光源33を図3に示すように配置すると、その照明光の光量分布F1の中心と、原稿32の読取り部32aのずれS1が大きくなってしまう。その結果、光源33による照明効率が下がるおそれがある。
図4は第2実施形態に係る画像読取り装置としての密着型イメージセンサ31を示している。上記第1実施形態に係る密着型イメージセンサ31では、等倍結像用レンズアレイ34として用いたロッドレンズアレイ21は作動距離Lが短く、光源33からの照明光の一部が一方の側板24でけられるおそれがある。これを避けるために、光源33を図3に示すように配置すると、その照明光の光量分布F1の中心と、原稿32の読取り部32aのずれS1が大きくなってしまう。その結果、光源33による照明効率が下がるおそれがある。
このような不具合を改善するために、本例に係る密着型イメージセンサ31では、等倍結像用レンズアレイ34として用いるロッドレンズアレイ21の側板23,24´のうちの、光源33側に位置する側板24´の厚さを0.4mm以下にしてある。
第2実施形態に係る密着型イメージセンサ31によれば、以下の作用効果を奏する。
(チ)ロッドレンズアレイ21の側板24´の厚さを0.4mm以下にすることで、照明光の一部が側板24´でけられないように、照明光の光量分布F1の中心と、原稿32の読取り部32aとを一致させることができる。その結果、光源33による照明効率を向上させることができる。
(チ)ロッドレンズアレイ21の側板24´の厚さを0.4mm以下にすることで、照明光の一部が側板24´でけられないように、照明光の光量分布F1の中心と、原稿32の読取り部32aとを一致させることができる。その結果、光源33による照明効率を向上させることができる。
・上記第1及び第2実施形態に係るロッドレンズアレイ21及び21Aでは、樹脂部25のアレイ厚さ方向の両側面に側板23,24が固定されているが、その両側面の一方にのみ側板が固定されているロッドレンズアレイ、あるいは両側面とも側板が除去されて存在しないロッドレンズアレイにも本発明は適用可能である。側板が存在しないロッドレンズアレイでは、複数のロッドレンズが樹脂で固定されている。このような側板のないロッドレンズアレイの場合、アレイ自体は曲がりやすいが、機器側の支持部材にロッドレンズアレイを直接貼り付けて固定すればよい。このような側板のないロッドレンズアレイによれば、小型化が強く要求される携帯電話等の携帯電子機器に用いる場合に、側板のスペースが節約できるため、特に有効になる。
・上記第2実施形態に係るロッドレンズアレイ21Aでは、レンズ並び方向両端を折るようにしているが、両端の一方のみを折る場合にも本発明は適用可能である。
・上記第1及び第2実施形態に係るロッドレンズアレイ21及び21Aにおいて、上記条件2(共役長TC≦6mm、作動距離L≧1mm)で規定した数値6mmと数値1mmに本発明は限定されない。すなわち、共役長TCについては、携帯電子機器の厚さに応じて6mmより大きい値を適宜選択可能である。また、作動距離Lについては、他部品の配置スペースを必要としない場合には、1mmより小さい値を適宜選択可能である。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001313172A JP2003121608A (ja) | 2001-10-10 | 2001-10-10 | 等倍結像用レンズアレイ、同アレイを用いた画像読取り装置および同装置を用いた携帯電子機器 |
EP02022574A EP1302786A3 (en) | 2001-10-10 | 2002-10-08 | Lens array for unity magnification imaging and image reading apparatus using the same array |
TW091123316A TW595204B (en) | 2001-10-10 | 2002-10-09 | Lens array for unity magnification imaging, and image reading apparatus using the same array |
US10/268,512 US6724537B2 (en) | 2001-10-10 | 2002-10-10 | Lens array for unity magnification imaging, and image reading apparatus using the same array |
CNB021443467A CN1224848C (zh) | 2001-10-10 | 2002-10-10 | 等倍成像透镜阵列及使用该阵列的图像读取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001313172A JP2003121608A (ja) | 2001-10-10 | 2001-10-10 | 等倍結像用レンズアレイ、同アレイを用いた画像読取り装置および同装置を用いた携帯電子機器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003121608A JP2003121608A (ja) | 2003-04-23 |
JP2003121608A5 true JP2003121608A5 (ja) | 2005-06-02 |
Family
ID=19131705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001313172A Pending JP2003121608A (ja) | 2001-10-10 | 2001-10-10 | 等倍結像用レンズアレイ、同アレイを用いた画像読取り装置および同装置を用いた携帯電子機器 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6724537B2 (ja) |
EP (1) | EP1302786A3 (ja) |
JP (1) | JP2003121608A (ja) |
CN (1) | CN1224848C (ja) |
TW (1) | TW595204B (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4066960B2 (ja) * | 2004-01-28 | 2008-03-26 | 三菱電機株式会社 | イメージセンサ |
JP2005332294A (ja) * | 2004-05-21 | 2005-12-02 | Noriji Ooishi | 走査型立体像取り込み装置 |
JP2006313218A (ja) * | 2005-05-09 | 2006-11-16 | Noriji Ooishi | 走査型立体像取り込み装置 |
JP6525562B2 (ja) * | 2014-11-27 | 2019-06-05 | 株式会社沖データ | ロッドレンズアレイ、ledプリントヘッド、コンタクトイメージセンサヘッド、画像形成装置、及び画像読取装置 |
JP6572828B2 (ja) | 2016-05-25 | 2019-09-11 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像読取装置 |
JP6547703B2 (ja) | 2016-07-26 | 2019-07-24 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 読取モジュール及びそれを備えた画像読取装置並びに画像形成装置 |
JP6544313B2 (ja) | 2016-07-28 | 2019-07-17 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 読取モジュール及びそれを備えた画像読取装置並びに画像形成装置 |
JP6583234B2 (ja) | 2016-11-30 | 2019-10-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 画像読取装置及びそれを備えた画像形成装置 |
JP6669276B2 (ja) | 2016-11-30 | 2020-03-18 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 読取モジュール及びそれを備えた画像読取装置並びに画像形成装置 |
JP6583233B2 (ja) | 2016-11-30 | 2019-10-02 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 読取モジュール及びそれを備えた画像読取装置並びに画像形成装置 |
CN108156347B (zh) | 2016-11-30 | 2020-07-28 | 京瓷办公信息系统株式会社 | 读取模块、图像读取装置和图像形成装置 |
JP6544346B2 (ja) | 2016-11-30 | 2019-07-17 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 読取モジュール及びそれを備えた画像読取装置並びに画像形成装置 |
JP6895068B2 (ja) | 2017-08-07 | 2021-06-30 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 読取モジュール及びそれを備えた画像読取装置並びに画像形成装置 |
JP6895069B2 (ja) | 2017-08-07 | 2021-06-30 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 読取モジュール及びそれを備えた画像読取装置並びに画像形成装置 |
JP6930272B2 (ja) | 2017-08-07 | 2021-09-01 | 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 | 読取モジュール及びそれを備えた画像形成装置 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5233469A (en) * | 1987-10-22 | 1993-08-03 | Canon Kabushiki Kaisha | Imaging optical system using index distribution type optical elements |
JP2696797B2 (ja) * | 1989-09-20 | 1998-01-14 | 日本板硝子株式会社 | 屈折率分布型レンズアレイ |
JP2815130B2 (ja) * | 1992-11-04 | 1998-10-27 | キヤノン株式会社 | レンズアレイ及びそれを用いた密着型イメージセンサー |
US5450157A (en) * | 1993-12-06 | 1995-09-12 | Xerox Corporation | Imaging system using a gradient index lens array with improved depth of focus |
JP3728032B2 (ja) * | 1996-10-31 | 2005-12-21 | 三菱レイヨン株式会社 | 低色収差ロッドレンズアレイ及びそのユニット並びにこれらを用いたイメージスキャナ |
JP3453492B2 (ja) * | 1997-05-13 | 2003-10-06 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置及びプリンタヘッド |
JPH1114803A (ja) * | 1997-06-24 | 1999-01-22 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | ロッドレンズアレイ及びそれを用いた等倍結像光学装置 |
JP4132145B2 (ja) * | 1997-08-18 | 2008-08-13 | 日本板硝子株式会社 | 等倍結像光学装置 |
US6031668A (en) * | 1997-12-24 | 2000-02-29 | Nippon Sheet Glass Co., Ltd. | Optical imaging system |
US6545811B1 (en) * | 1999-01-29 | 2003-04-08 | Rohm Co., Ltd. | Lens unit for image formation, and image reader having lens unit |
JP2001174606A (ja) * | 1999-12-20 | 2001-06-29 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | 結像光学装置 |
JP2001296405A (ja) * | 2000-04-12 | 2001-10-26 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | ロッドレンズアレイ |
TW504588B (en) * | 2000-09-22 | 2002-10-01 | Nippon Sheet Glass Co Ltd | Array of rod lenses used in scanner |
-
2001
- 2001-10-10 JP JP2001313172A patent/JP2003121608A/ja active Pending
-
2002
- 2002-10-08 EP EP02022574A patent/EP1302786A3/en not_active Withdrawn
- 2002-10-09 TW TW091123316A patent/TW595204B/zh not_active IP Right Cessation
- 2002-10-10 US US10/268,512 patent/US6724537B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-10-10 CN CNB021443467A patent/CN1224848C/zh not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003121608A5 (ja) | ||
JP5787122B2 (ja) | 照明装置 | |
JP5291658B2 (ja) | レンズアレイ製造方法、レンズアレイ、ledヘッド、露光装置、画像形成装置及び読取装置 | |
US20150002912A1 (en) | Image reading device and image forming device | |
US6724537B2 (en) | Lens array for unity magnification imaging, and image reading apparatus using the same array | |
JP4132145B2 (ja) | 等倍結像光学装置 | |
JP2001174606A (ja) | 結像光学装置 | |
JP4953660B2 (ja) | 光電式エンコーダ | |
JPS61177423A (ja) | 偏倍結像装置 | |
JPH1114803A (ja) | ロッドレンズアレイ及びそれを用いた等倍結像光学装置 | |
JP2000221445A (ja) | 光学ヘッド用光学系 | |
JP2000066134A (ja) | 結像装置、該結像装置を用いる画像読取装置及び光書込装置 | |
JP2001194585A (ja) | 結像光学装置 | |
US20040197715A1 (en) | Lenticular printing | |
JP2004178487A (ja) | 指紋入力装置 | |
US20020196561A1 (en) | Rod lens array | |
JP2009218992A (ja) | 読取装置 | |
JP4236865B2 (ja) | 撮像検査装置 | |
JPH06208082A (ja) | 面分割投影素子 | |
JP3089857U (ja) | 撮像検査装置 | |
JPH0876056A (ja) | 光学系 | |
JP5896141B2 (ja) | 画像読取レンズ並びに画像読取装置及び画像形成装置 | |
JP2002016758A (ja) | 画像読み取り装置 | |
JP2002281236A (ja) | 画像読取装置 | |
Glaser et al. | Multiple lenslet array imagers and correlators |