JP2001174606A - 結像光学装置 - Google Patents

結像光学装置

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JP2001174606A
JP2001174606A JP36181399A JP36181399A JP2001174606A JP 2001174606 A JP2001174606 A JP 2001174606A JP 36181399 A JP36181399 A JP 36181399A JP 36181399 A JP36181399 A JP 36181399A JP 2001174606 A JP2001174606 A JP 2001174606A
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Japan
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rod lens
optical device
imaging optical
lens array
light
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JP36181399A
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Shigeo Kikko
重雄 橘高
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Nippon Sheet Glass Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 軸ズレ時の光量ムラを考慮しつつ、重なり度
mをできるだけ小さくして、ロッドレンズアレイの光量
の増大と解像力の向上を実現することにより、高性能な
結像光学装置を実現する。 【解決手段】 半径方向に屈折率分布を有するロッドレ
ンズ1を、その光軸が互いに平行となるように2列に複
数本配列したロッドレンズアレイ2と、ロッドレンズア
レイ2の両側に配置された原稿面3及び像面4とにより
結像光学装置を構成する。隣接するロッドレンズ1の光
軸間距離を2R、ロッドレンズ1が像面に張る画像半径
0 としたとき、下記(数10)によって定義される重
なり度mを、0.91≦m≦1.01の範囲に設定す
る。 [数10] m=X0 /2R

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置、複写機、プリンタ、スキャナなどの光学機器の画像
伝送部に用いられる結像光学装置に関し、特に、複数本
のロッドレンズがアレイ状に配列されたロッドレンズア
レイを備えた結像光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置、複写機、プリンタ、
スキャナなどの光学機器においては、原稿面の情報を電
気信号に変換して読み取るために、各種の走査装置が用
いられている。走査装置の一形式として密着型があり、
この密着型の走査装置は、照明系、等倍結像装置である
ロッドレンズアレイ、センサ、カバーガラス(透明基
板)などの各部品をフレーム内に組み付けることによっ
て構成されている。原稿は通常カバーガラスの表面に密
着され、照明系によって照明される。照明された原稿画
像は、ロッドレンズアレイによってセンサ上に結像さ
れ、電気信号に変換される。ここで、ロッドレンズアレ
イは、半径方向に屈折率分布を有する複数本のロッドレ
ンズを、1列もしくは2列に配列することにより、等倍
結像光学系としたものである(図2参照)。
【0003】ロッドレンズアレイに用いられるレンズ材
料としては、ガラスあるいは合成樹脂等が挙げられる。
ガラス製の屈折率分布レンズは、イオン交換法などによ
って製造される。
【0004】単一のロッドレンズが等倍の像を結ぶ範囲
は、半径X0 (視野半径)の円形であり、光量は光軸上
で最も大きく、光軸から離れるにしたがって減少する。
従って、ロッドレンズアレイの長手方向の光量分布には
レンズ間隔を周期とするむらが発生する。光量むらの大
きさは、 {(光量の最大値)−(光量の最小値)}/(光量の最
小値)×100% によって定義され、下記(数3)で規定される重なり度
mによって決定される。 [数3] m=X0 /2R 但し、上記(数3)中、2Rは隣接するロッドレンズの
光軸間距離である。
【0005】図15に、後述する光量分布式(下記(数
9)参照)を用いて計算した、複数本のロッドレンズを
2列に配列したロッドレンズアレイの場合における重な
り度mと光量ムラとの関係を示す。但し、図15は、像
面の中心軸(図2参照)上のごく狭い範囲の光を利用す
るいわゆる『線走査方式』の場合である。図15から分
かるように、重なり度mが大きくなるにしたがって光量
ムラは減少する傾向にあるが、単調減少ではなく、例え
ば、m=0.91、1.13、1.37、1.61、
1.85、・・・において光量ムラは極小となる。セン
サ上の光量ムラは小さいほど良いので、光量ムラを特に
小さくすることが必要とされる場合には、重なり度mが
上記の値に近くなるようにロッドレンズアレイを設計す
ればよい。しかし、図15に示す光量ムラは、センサー
が像面の中心軸上に正確に設置された場合の値であり、
実際の走査装置の量産製品においては、部品の寸法誤差
や組立誤差により、センサーとロッドレンズアレイ全体
の光軸との間にある程度の軸ズレが発生することは避け
られない。センサー位置の軸ズレ量は、図9のΔXによ
って定義される。従って、ある程度の軸ズレが発生した
場合でも光量ムラが一定レベル以下となるように、重な
り度mを上記の極小値から多少ずらして設計することも
提案されている(特開平11−14803号公報、特開
平11−64605号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、同一の光学特
性を有するロッドレンズを用いたロッドレンズアレイで
あっても、重なり度mが小さいほど、像面の明るさは増
大し、解像力もアップする。図16に、複数本の同一の
ロッドレンズを1列及び2列に配列したロッドレンズア
レイの場合における重なり度mと平均的明るさ(線走査
の場合)との関係を示す。但し、図16においては、重
なり度mが1.50の2列に配列したロッドレンズアレ
イの明るさを100としている。
【0007】しかし、重なり度mが小さくなると光量ム
ラが大きくなることから、実用的なロッドレンズアレイ
の重なり度mは、2列品の場合で1.3以上とされてい
る。例えば、日本板硝子株式会社から商品化されている
ロッドレンズアレイ(2列品)の重なり度mの下限は
1.36であり、特開平11−14803号公報によれ
ば、望ましい重なり度mの範囲は、1.46≦m≦1.
64である。
【0008】近年、ファクシミリ装置やスキャナの高速
化のために、より明るいロッドレンズアレイが求められ
ている。
【0009】本発明は、従来技術における前記課題を解
決するためになされたものであり、軸ズレ時の光量ムラ
を考慮しつつ、重なり度mをできるだけ小さくして、ロ
ッドレンズアレイの光量の増大と解像力の向上を実現す
ることにより、高性能な結像光学装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る結像光学装置の構成は、半径方向に屈
折率分布を有するロッドレンズを、その光軸が互いに平
行となるように2列に複数本配列したロッドレンズアレ
イと、前記ロッドレンズアレイの両側に配置された原稿
面及び像面とを備えた結像光学装置であって、隣接する
前記ロッドレンズの光軸間距離を2R、前記ロッドレン
ズが前記像面に張る画像半径をX0 としたとき、下記
(数4)によって定義される重なり度mが、0.91≦
m≦1.01の範囲にあることを特徴とする。 [数4] m=X0 /2R この結像光学装置の構成によれば、ロッドレンズアレイ
の光量の増大と解像力の向上を実現して、高性能な結像
光学装置を得ることができる。
【0011】また、前記本発明の結像光学装置の構成に
おいては、重なり度mが、0.93≦m≦0.97の範
囲にあるのが好ましい。
【0012】また、前記本発明の結像光学装置の構成に
おいては、Rが0.05mm≦R≦0.60mmの範囲
にあるのが好ましい。Rを0.05mm以上とするの
は、それよりもさらに細い径では、製造上の理由など
(例えば、ハンドリングが極めて困難)で実用的でない
からである。Rが0.60mmを超えると、レンズアレ
イ2全体が大きくなり、装置全体の小型化を図ることが
困難となる。
【0013】また、前記本発明の結像光学装置の構成に
おいては、ロッドレンズのレンズ作用をなす部分の半径
0 が、0.50R≦r0 ≦1.0Rの範囲にあるのが
好ましい。r0 が0.50R未満であると、像の明るさ
が大きく減少してしまうため不適当である。r0 の最大
値がRに等しいことは言うまでもない。
【0014】また、前記本発明の結像光学装置の構成に
おいては、ロッドレンズアレイの少なくとも片側のレン
ズ面に、前記ロッドレンズアレイの長手方向に沿って開
口された略矩形状の開口部を有する遮光マスクが設けら
れているのが好ましい。この好ましい例によれば、光量
ムラを小さくすることができる。また、この場合には、
遮光マスクの開口部がロッドレンズアレイのレンズ面の
長手方向中心軸に対して対称であるのが好ましく、ロッ
ドレンズのレンズ作用をなす部分の半径をr0としたと
き、遮光マスクの開口部の半値幅Wが、(√3/2)R
+0.1r0 ≦W≦(√3/2)R+0.6r0 の範囲
にあるのが好ましい。遮光マスクの開口部の半値幅Wが
(√3/2)R+0.1r0 よりも小さい場合には、光
量が大きく低下してしまう。また、半値幅Wが(√3/
2)R+0.6r0 よりも大きい場合には、光量ムラの
改善の効果がほとんど得られなくなってしまう。
【0015】また、前記本発明の結像光学装置の構成に
おいては、ロッドレンズの光軸から測った径方向の距離
をr、前記ロッドレンズの光軸上での屈折率をn0 、屈
折率分布係数をg、h4 、h6 、h8 としたとき、前記
ロッドレンズの屈折率分布が下記(数5)によって表記
されるのが好ましい。 [数5] n(r)2 =n0 2・{1−(g・r)2 +h4 ・(g・
r)4+h6 ・(g・r)6 +h8 ・(g・r)8 +・
・・} また、この場合には、ロッドレンズの光軸上での屈折率
をn0 が、1.4≦n0≦1.8の範囲にあるのが好ま
しい。また、この場合には、ロッドレンズのレンズ作用
をなす部分の半径をr0 としたとき、0.05≦n0
g・r0 ≦0.50の関係を満たすのが好ましい。この
好ましい例によれば、ロッドレンズの作製が容易とな
る。また、この場合には、ロッドレンズの長さをZ0
前記ロッドレンズの周期長をP=2π/gとしたとき、
0 /Pが、0.5<Z0 /P<1.0の範囲にあるの
が好ましい。この好ましい例によれば、正立結像させる
ことができる。
【0016】また、前記本発明の結像光学装置の構成に
おいては、ロッドレンズアレイの前焦点位置に原稿面が
位置するように平行平面の透明基板が配置されているの
が好ましい。この好ましい例によれば、透明基板の表面
に原稿を押し当てるだけで原稿面を前焦点位置にセット
することができる。また、この場合には、平行平面の透
明基板がロッドレンズアレイのレンズ面に当接している
のが好ましい。これは、透明基板の厚さを調整すること
により、容易に実現することができ、この好ましい例に
よれば、結像光学装置の組立て工程時におけるロッドレ
ンズアレイと前焦点位置との間隔調整作業を簡略化する
ことができるので、コストダウンを図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を用いて本発明
をさらに具体的に説明する。
【0018】〈第1の実施の形態〉本実施の形態におい
ては、図1、図2に示すように、半径方向に屈折率分布
を有する円柱状のロッドレンズ1を、その光軸1aが互
いに平行となるように2列に複数本配列した等倍結像の
ロッドレンズアレイ2を用い、このロッドレンズアレイ
2の両側に原稿面3と像面4とを配置して、結像光学装
置を作製した。
【0019】図3に示すように、ロッドレンズ1の屈折
率nは、半径方向に分布しており、その屈折率分布は、
下記(数6)によって表記される。 [数6] n(r)2 =n0 2・{1−(g・r)2 +h4 ・(g・
r)4+h6 ・(g・r)6 +h8 ・(g・r)8 +・
・・} 但し、上記(数6)において、rはロッドレンズ1の光
軸1aから測った径方向の距離、n(r)はロッドレン
ズ1の光軸1aから測った径方向の距離rの位置での屈
折率、n0 はロッドレンズ1の光軸1a上での屈折率
(中心屈折率)、g、h4 、h6 、h8 は屈折率分布係
数である。
【0020】図4に示すように正立結像するためには、
ロッドレンズ1の長さをZ0 、ロッドレンズ1の周期長
をP=2π/gとしたとき、Z0 /Pが、0.5<Z0
/P<1.0の範囲にあることが必要である。
【0021】ロッドレンズアレイ2の端面(レンズ面)
と原稿面3との間隔、及びロッドレンズアレイ2の端面
(レンズ面)と像面4との間隔L0 (図2参照)は、下
記(数7)によって表記される。 [数7] L0 =−{1/(n0 ・g)}・tan(Z0 π/P) 隣接するロッドレンズ1の光軸間距離を2Rとしたと
き、Rは、0.05mm≦R≦0.60mmの範囲にあ
るのが望ましい。
【0022】また、ロッドレンズ1の有効なレンズ部分
の半径、すなわち、レンズ作用をなす部分の半径r
0 は、0.50R≦r0 ≦1.0Rの範囲にあるのが望
ましい。
【0023】隣接するロッドレンズ1が互いに当接し、
かつ、レンズ作用をなす部分の半径r0 がレンズ半径と
一致していれば、r0 とRは一致する。しかし、ロッド
レンズアレイの組立工程上の理由により、ロッドレンズ
1同士を幾分離間して配列したり、あるいはロッドレン
ズ1の周辺の屈折率分布が不良となる部分の光線をカッ
トするために、レンズ周辺を不透明にする場合もあり、
この場合には、r0 とRは一致しない。
【0024】Rを0.05mm以上とするのは、それよ
りもさらに細い径では、製造上の理由など(例えば、ハ
ンドリングが極めて困難)で実用的でないからである。
Rが0.60mmを超えると、レンズアレイ2全体が大
きくなり、装置全体の小型化を図ることが困難となる。
【0025】また、r0 が0.5R未満であると、像の
明るさが大きく減少してしまうため不適当である。r0
の最大値がRに等しいことは言うまでもない。
【0026】ロッドレンズ1の明るさは、レンズが光を
取り込むことのできる範囲を示す開口角θ=n0 ・g・r
0 (rad)によって規定され、開口角θが大きいほど
明るい像が得られる。
【0027】ロッドレンズ1を等倍結像光学装置に用い
るためには、開口角θの値は0.05以上であるのが望
ましい。また、開口角θの値が0.50を超えるロッド
レンズ1は、屈折率分布を形成するための成分(例え
ば、ガラスレンズの場合には、Tl2 O、Li2 Oな
ど)の含有量に限界があるので、作製が困難となる。従
って、開口角θ=n0 ・g・r0 は、0.05≦n0 ・g・
0 ≦0.50の範囲にあるのが望ましい。
【0028】ロッドレンズ1の光軸1a上での屈折率
(中心屈折率)n0 は、それが大きいほど開口角θも大
きくなるので望ましい。例えば、ガラスレンズの場合に
は、一価陽イオン成分が多く含まれるので、n0 の実現
可能な値は、1.4≦n0 ≦1.8の範囲にある。
【0029】上記のようなロッドレンズアレイ2を備え
た結像光学装置においては、図5に示すように、像面4
に複数のロッドレンズ1による合成像が形成されるた
め、その重なり具合、つまり『重なり度』という無次元
量を用いると便利である。この重なり度mは、下記(数
8)によって表記される。 [数8] m=X0 /2R 但し、上記(数8)中、X0 は単一のロッドレンズ1が
像面4に張る画像半径(視野半径)であり、X0 =−r
0 /cos(Z0 π/P)で定義される。
【0030】図6に、重なり度mを0.90〜1.20
の範囲で変化させた場合の、重なり度mと光量ムラとの
関係を示す。
【0031】軸ズレ時の光量むらは、視野半径X0 内の
光量分布を表す下記(数9)を用いて求めることができ
る。 [数9] E(X)=E0 ・{1−(X/X0 2 0.5 但し、上記(数9)中、E0 は光軸上の光量、Xは光軸
からの距離、E(X)は光軸からの距離Xにおける光量
である。
【0032】図6から分かるように、例えば、m=1.
13の場合には中心軸(図9における『6』)上での光
量ムラが極小になるものの、軸ズレが起こると光量ムラ
は急速に大きくなる。一方、m=0.94の場合には、
軸上の光量ムラはやや大きいものの、軸ズレが大きくな
っても光量ムラは比較的低い値に留まるので、軸ズレの
影響を受けにくいことが分かる。
【0033】走査装置において許容される光量ムラは、
最大でも20%、用途によっては15%以下であること
が望まれる。また、組立工程上発生する軸ズレ量のマー
ジンとしては、±0.15mm程度確保することが望ま
しい。これに対応するため、例えばR=0.5mmのロ
ッドレンズアレイの場合には、軸ズレ量の許容範囲とし
て0.3R以上確保しておくことが望ましい。
【0034】従って、図6から分かるように、光量ムラ
が実用上差し支えないと言える 『軸ズレ量が0の場合、光量ムラが15%以下軸ズレ量
が0.3R以下の範囲で、光量ムラが20%以下』とい
う条件をおおよそ満たす重なり度mの好ましい範囲は、
0.91≦m≦1.01である。さらに、『軸ズレ量が
0.3R以下の範囲で、光量ムラがほぼ15%以下』と
なる重なり度mのより好ましい範囲は、0.93≦m≦
0.97である。
【0035】4次以上の高次屈折率分布定数h4
6 、h8 、・・・の値は、球面収差と像面湾曲に影響
を及ぼす。このため、平均的な解像力が最良となるよう
に、ロッドレンズアレイの条件に合わせてh4 、h6
8 、・・・の値を選ぶ必要がある。
【0036】尚、上記構成においては、図7(a)に示
すように、ロッドレンズアレイ2の前焦点位置に原稿面
3が位置するように平行平面の透明基板(カバーガラ
ス)5を配置するのが望ましい。この構成によれば、透
明基板5の表面に原稿を押し当てるだけで原稿面3を前
焦点位置にセットすることができる。また、この場合に
は、図7(b)に示すように、平行平面の透明基板(カ
バーガラス)5がロッドレンズアレイ2のレンズ面に当
接しているのが望ましい。これは、透明基板(カバーガ
ラス)5の厚さを調整することにより、容易に実現する
ことができ、この構成によれば、結像光学装置の組立て
工程時におけるロッドレンズアレイ2と前焦点位置との
間隔調整作業を簡略化することができるので、コストダ
ウンを図ることができる。
【0037】(第1の実施例)以下、具体的実施例を挙
げて本発明をさらに詳細に説明する。以下に示す実施例
及び比較例においては、いずれも半径方向に屈折率分布
を有する円柱状のロッドレンズを、その光軸が互いに平
行となるように2列に複数本配列した等倍結像のロッド
レンズアレイが用いられている。
【0038】明るさと光量ムラは、単独のロッドレンズ
の光量分布式(上記(数9)参照)を用いて計算した。
また、MTF(Modulation Transfer Function)値は、
米国Sinclair Optics社製の光学設計ソフトウェア『Osl
o Six』を用いて計算した。
【0039】実施例1は、隣接するロッドレンズの光軸
間距離2Rが1.085mm、重なり度mが0.930
の場合であり、具体的な設計値を下記(表1)に、軸ズ
レ量がΔXの場合の光量ムラを図8に示す。下記(表
1)に示すMTF値は、12Line-pair/mmパターン及び
24Line-pair/mmパターンに対するものであり、図9に
示すA点におけるY軸方向とX軸方向の計算値である。
図8から分かるように、軸ズレ量ΔXが0.28R
(0.15mmに相当)以下の範囲で光量ムラが15%
以下の実用的な値となっている。
【0040】実施例2は、隣接するロッドレンズの光軸
間距離2Rが0.300mm、重なり度mが0.960
の場合であり、具体的な設計値を下記(表1)に、軸ズ
レ量がΔXの場合の光量ムラを図8に示す。図8から分
かるように、軸ズレ量ΔXが0.35R(0.053m
mに相当)以下の範囲で光量ムラが15%以下の実用的
な値となっている。軸ズレ量の許容範囲はRに比例する
ので、Rの大きい実施例1よりも組立精度を上げる必要
がある。
【0041】実施例3は、隣接するロッドレンズの光軸
間距離2Rが0.900mm、重なり度mが0.910
の場合であり、具体的な設計値を下記(表2)に、軸ズ
レ量がΔXの場合の光量ムラを図8に示す。図8から分
かるように、軸ズレ量ΔXが0.20R(0.09mm
に相当)以下の範囲で光量ムラが15%以下の実用的な
値となっている。
【0042】実施例4は、隣接するロッドレンズの光軸
間距離2Rが0.100mm、重なり度mが0.970
の場合であり、具体的な設計値を下記(表2)に、軸ズ
レ量がΔXの場合の光量ムラを図8に示す。図8から分
かるように、軸ズレ量ΔXが0.40R(0.02mm
に相当)以下の範囲で光量ムラが16%以下の実用的な
値となっている。
【0043】実施例5は、隣接するロッドレンズの光軸
間距離2Rが0.600mm、重なり度mが1.010
の場合であり、具体的な設計値を下記(表3)に、軸ズ
レ量がΔXの場合の光量ムラを図8に示す。図8から分
かるように、光量ムラは軸ズレ量が0であっても15%
を超えるが、軸ズレ量ΔXが0.50R(0.15mm
に相当)以下の広い範囲で光量ムラが20%以下となっ
ており、用途によっては実用的な値である。
【0044】
【表1】
【0045】
【表2】
【0046】
【表3】
【0047】比較例1は、実施例1と同一の光学特性を
有するロッドレンズを用い、重なり度mを1.43とし
たものである。また、比較例2は、実施例2と同一の光
学特性を有するロッドレンズを用い、重なり度mを1.
50としたものである。これら比較例の具体的な数値を
下記(表4)に示す。
【0048】
【表4】
【0049】上記(表4)中の『明るさ』は、軸ズレが
ない場合のY軸方向における平均的光量を意味してお
り、それぞれ対応する実施例の明るさを100としてい
る。
【0050】比較例1、2は、それぞれ対応する実施例
1、2よりも明るさとMTF値が劣っていることから、
本発明によれば、光量と解像力が向上することが分か
る。
【0051】〈第2の実施の形態〉本実施の形態におい
ては、重なり度mを0.91≦m≦1.01の範囲とし
て、従来よりも平均光量を大きくすると共に、ロッドレ
ンズアレイのレンズ面をマスキングすることによって光
量ムラを小さくしている。
【0052】図10に、本発明の第2の実施の形態にお
けるロッドレンズアレイの平面図を示す。図10に示す
ように、ロッドレンズアレイ2の片側のレンズ面には、
ロッドレンズアレイ2の長手方向に沿って開口された略
矩形状の開口部7aを有する遮光マスク7が設けられて
いる。このような構成の遮光マスク7は、単純で設置し
易い点で適している。
【0053】遮光マスク7の設置方法としては、次のよ
うなものがある。すなわち、(1)細長い開口を有する
金属製あるいはプラスチック製等の薄板を、ロッドレン
ズアレイ2のレンズ面に貼り付ける、(2)ロッドレン
ズアレイ2のレンズ面の遮光部分に直接黒色インク等を
印刷する、(3)ロッドレンズアレイ2を部品として組
み込むフレームに、遮光マスクとしての機能を持たせ
る、などの方法がある。
【0054】遮光マスク7の開口部7aは、ロッドレン
ズアレイ2のレンズ面の長手方向中心軸に対して対称で
あるのが望ましい。そして、ロッドレンズ1のレンズ作
用をなす部分の半径をr0 としたとき、遮光マスク7の
開口部7aの半値幅Wが、(√3/2)R+0.1r0
≦W≦(√3/2)R+0.6r0 の範囲にあるのが望
ましい。遮光マスク7の開口部7aの半値幅Wが(√3
/2)R+0.1r0よりも小さい場合には、光量が大
きく低下してしまう。また、遮光マスク7の開口部7a
の半値幅Wが(√3/2)R+0.6r0 よりも大きい
場合には、光量ムラの改善の効果がほとんど得られなく
なってしまう。
【0055】遮光マスク7の設置は、遮光マスク7を設
置しなくても光量ムラが比較的小さくなる場合、すなわ
ち、重なり度mが0.91≦m≦1.01の範囲にある
場合(上記第1の実施の形態を参照)に、特に効果が大
きい。
【0056】(第2の実施例)以下、具体的実施例を挙
げて本発明をさらに詳細に説明する。以下に示す実施例
及び比較例においては、いずれも半径方向に屈折率分布
を有する円柱状のロッドレンズ1を、その光軸1aが互
いに平行となるように2列に複数本配列した等倍結像の
ロッドレンズアレイ2が用いられている。
【0057】実施例及び比較例は、隣接するロッドレン
ズ1の光軸間距離2Rが1.000mm、重なり度mが
0.940の場合であり、具体的な設計値を下記(表
5)に示す。
【0058】
【表5】
【0059】実施例6は、遮光マスク7の開口部7aの
半値幅Wが、W=1.3R=(√3/2)R+0.43
4r0 の場合、実施例7は、W=1.1R=(√3/
2)R+0.234r0 の場合、実施例8は、W=1.
466R=(√3/2)R+0.600r0 の場合、実
施例9は、W=0.966R=(√3/2)R+0.1
00r0 の場合、比較例3は、遮光マスク7を設置しな
い場合であり、それぞれ光量ムラを、軸ズレがない場合
と軸ズレ量がΔX=0.3Rの場合について計算した。
計算結果を下記(表6)、(表7)及び図11、図1
2、図13、図14に示す。
【0060】
【表6】
【0061】
【表7】
【0062】尚、光量の評価は、米国Sinclair Optics
社製の光学設計ソフトウェア『OsloSix』を用いて行
い、光源から放射されて像面に到達する光線の本数が
『明るさ』を表すものとした。また、光量の基準は、比
較例3の軸ズレがない場合の平均光量(=100)とし
た。
【0063】上記(表6)、(表7)、図11、図1
2、図13、図14に示すように、比較例3において
は、軸ズレ量がΔX=0.3Rの場合の光量ムラが1
3.95%に達しているが、実施例6〜9においては、
それぞれ12.18%、11.11%、13.80%、
9.61%と改善されている。一方、軸ズレがない場合
の光量ムラは、遮光マスク7を設けてもほとんど変化し
ない。
【0064】遮光マスク7を設置しない場合(比較例
3)に対する平均光量の低下は、実施例6で2%、実施
例7で13%、実施例8で0%、実施例9で22%(い
ずれも軸ズレがない場合)となるが、光量平均値よりも
光量ムラが小さいことを重視する用途には有効である。
【0065】尚、本発明の第2の実施の形態において、
R、mの値は実施例に示した数値に限定されるものでは
なく、上記第1の実施の形態と同様の範囲が望ましい値
である。
【0066】
【発明の効果】以上説明しように、本発明によれば、従
来のロッドレンズアレイよりも解像力と明るさが向上す
るので、ファクシミリ装置、複写機、プリンタ、スキャ
ナなどの光学機器に用いる走査装置の解像力アップと走
査時間の短縮を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の結像光学装置に用いられるロッドレン
ズを示す斜視図
【図2】本発明の結像光学装置を示す斜視図
【図3】本発明の結像光学装置に用いられるロッドレン
ズの屈折率分布曲線
【図4】本発明の結像光学装置に用いられるロッドレン
ズによる結像状態を示す模式図
【図5】本発明の結像光学装置に用いられる複数本のロ
ッドレンズによる像の合成状態を示す模式図
【図6】本発明の結像光学装置の軸ズレ時の光量ムラを
示す図
【図7】本発明の平行平面の透明基板を備えた結像光学
装置を示す断面図
【図8】本発明の実施例での軸ズレ量と光量ムラとの関
係を示す図
【図9】本発明のセンサー位置の軸ズレ量ΔXを説明す
るための図
【図10】本発明の第2の実施の形態におけるロッドレ
ンズアレイを示す平面図
【図11】本発明の第2の実施の形態における実施例
6、7及び比較例3での光量ムラを示す図(軸ズレがな
い場合)
【図12】本発明の第2の実施の形態における実施例
6、7及び比較例3での光量ムラを示す図(軸ズレがあ
る場合)
【図13】本発明の第2の実施の形態における実施例
8、9及び比較例3での光量ムラを示す図(軸ズレがな
い場合)
【図14】本発明の第2の実施の形態における実施例
8、9及び比較例3での光量ムラを示す図(軸ズレがあ
る場合)
【図15】2列ロッドレンズアレイの重なり度mと光量
ムラとの関係を示す図
【図16】ロッドレンズアレイの重なり度mと明るさと
の関係を示す図
【符号の説明】
1 ロッドレンズ 2 ロッドレンズアレイ 3 原稿面 4 像面 5 透明基板 6 像面の中心軸 7 遮光マスク 7a 開口部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半径方向に屈折率分布を有するロッドレ
    ンズを、その光軸が互いに平行となるように2列に複数
    本配列したロッドレンズアレイと、前記ロッドレンズア
    レイの両側に配置された原稿面及び像面とを備えた結像
    光学装置であって、隣接する前記ロッドレンズの光軸間
    距離を2R、前記ロッドレンズが前記像面に張る画像半
    径をX0 としたとき、下記(数1)によって定義される
    重なり度mが、0.91≦m≦1.01の範囲にあるこ
    とを特徴とする結像光学装置。 [数1] m=X0 /2R
  2. 【請求項2】 重なり度mが、0.93≦m≦0.97
    の範囲にある請求項1に記載の結像光学装置。
  3. 【請求項3】 Rが0.05mm≦R≦0.60mmの
    範囲にある請求項1に記載の結像光学装置。
  4. 【請求項4】 ロッドレンズのレンズ作用をなす部分の
    半径r0 が、0.50R≦r0 ≦1.0Rの範囲にある
    請求項1に記載の結像光学装置。
  5. 【請求項5】 ロッドレンズアレイの少なくとも片側の
    レンズ面に、前記ロッドレンズアレイの長手方向に沿っ
    て開口された略矩形状の開口部を有する遮光マスクが設
    けられた請求項1に記載の結像光学装置。
  6. 【請求項6】 遮光マスクの開口部がロッドレンズアレ
    イのレンズ面の長手方向中心軸に対して対称である請求
    項5に記載の結像光学装置。
  7. 【請求項7】 ロッドレンズのレンズ作用をなす部分の
    半径をr0 としたとき、遮光マスクの開口部の半値幅W
    が、(√3/2)R+0.1r0 ≦W≦(√3/2)R
    +0.6r0 の範囲にある請求項6に記載の結像光学装
    置。
  8. 【請求項8】 ロッドレンズの光軸から測った径方向の
    距離をr、前記ロッドレンズの光軸上での屈折率を
    0 、屈折率分布係数をg、h4 、h6 、h8 としたと
    き、前記ロッドレンズの屈折率分布が下記(数2)によ
    って表記される請求項1に記載の結像光学装置。 [数2] n(r)2 =n0 2・{1−(g・r)2 +h4 ・(g・
    r)4+h6 ・(g・r)6 +h8 ・(g・r)8 +・
    ・・}
  9. 【請求項9】 ロッドレンズの光軸上での屈折率をn0
    が、1.4≦n0 ≦1.8の範囲にある請求項8に記載
    の結像光学装置。
  10. 【請求項10】 ロッドレンズのレンズ作用をなす部分
    の半径をr0 としたとき、0.05≦n0 ・g・r0
    0.50の関係を満たす請求項8に記載の結像光学装
    置。
  11. 【請求項11】 ロッドレンズの長さをZ0 、前記ロッ
    ドレンズの周期長をP=2π/gとしたとき、Z0 /P
    が、0.5<Z0 /P<1.0の範囲にある請求項8に
    記載の結像光学装置。
  12. 【請求項12】 ロッドレンズアレイの前焦点位置に原
    稿面が位置するように平行平面の透明基板が配置された
    請求項1に記載の結像光学装置。
  13. 【請求項13】 平行平面の透明基板がロッドレンズア
    レイのレンズ面に当接している請求項12に記載の結像
    光学装置。
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