JP4172621B2 - ロッドレンズアレイの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、多数のロッド状のレンズ素子が複数列に整列した状態で結合一体化されている構造のロッドレンズアレイに関するものである。更に詳しく述べると本発明は、レンズ素子の列数Nと像の重なり度mの相関に着目して、それらの値の関係を規定することによって最少のレンズ列数で効率(明るさ)を向上できるロッドレンズアレイの製造方法に関するものである。この技術は、スキャナー等の読み取り系、あるいはLEDプリンタ等の書き込み系など、線走査方式の光学系をもつ画像形成装置に有用である。
【0002】
【従来の技術】
ロッドレンズアレイは、半径方向に屈折率分布をもつロッド状のレンズ素子を多数平行に整列配置し、例えば間隙に黒色シリコーン樹脂を含浸充填することにより結合一体化した構造の光集束性のレンズ部品である。このロッドレンズアレイは、隣り合ったレンズ素子の作る像の重ね合わせとして全体で1個の連続した正立等倍実像を結ぶように設計される。光路長が短く反転ミラーが不要であるため装置を小型化できる特徴があり、そのためスキャナーやプリンタなどの線走査用光学系において画像形成装置として多用されている。
【0003】
このような線走査光学系で使用するロッドレンズアレイでは、通常、明るさよりも解像度を重視して、m値(像の重なり度)がやや大きめの値となるように設定している。しかし用途によっては明るさをできるだけ確保したい場合もあり、その場合における画像のむらの悪化は電気的に光量や感度を補正することで改善している。その場合でも、周期光量むらを低く抑える上で都合の良いm値となるレンズアレイを採用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、線走査方式の光学系で使用する場合には、ロッドレンズアレイは、そのm値が大きくなるほど同じレンズ列数では暗くなる。従来技術では、使用しているロッドレンズアレイが光量の点で十分に有利な設計になっていないために、光源、センサ/感光ドラム等への負担が大きくなっており、システムとしての処理速度(スキャナーなどにおける読み取り速度やプリンタなどにおける印刷速度)が狙い通りに向上していない。
【0005】
本発明の目的は、作動距離・共役長などディメンジョン上の制約を前提に、光量の点で有利な構造のロッドレンズアレイの製造方法を提供することである。本発明の他の目的は、明るさと画像むらがある程度両立可能な多列のロッドレンズアレイの製造方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、多数のロッド状のレンズ素子が複数列に整列した状態で結合一体化されている構造のロッドレンズアレイにおいて、
レンズ列数をN(但しNは8以下)、像の重なり度をm(=X0 /D、但しD:レンズ径、X0 :レンズの作る視野半径)としたとき、両者が
{3(N−1)N/16}1/2 <m≦{N(N+1)(28−N)/(9−N)}1/2 /4
及びN≦8
という関係を満たしていることを特徴とするロッドレンズアレイである。
【0007】
また本発明は、多数のロッド状のレンズ素子が複数列に整列した状態で結合一体化されている構造のロッドレンズアレイにおいて、
レンズ列数をN、像の重なり度をmとしたとき、両者が
{3(N−1)N/16}1/2 <m≦{N(N+1)(58−N)/(19−N)}1/2 /4
という関係を満たしていることを特徴とするロッドレンズアレイである。
【0008】
更に本発明は、多数のロッド状のレンズ素子が複数列に整列した状態で結合一体化されている構造のロッドレンズアレイにおいて、
レンズ列数をN、像の重なり度をmとしたとき、両者が
{3(N−1)N/16}1/2 <m≦{3N(N+1)/16}1/2
という関係を満たしていることを特徴とするロッドレンズアレイである。
【0009】
本発明は、多数のロッド状のレンズ素子が複数列に整列した状態で結合一体化されている構造のロッドレンズアレイにおいて、
レンズ列数をN、像の重なり度をmとしたとき、両者が
{3(N−1)(N+1)/16}1/2 −0.1≦m≦{3(N−1)(N+1)/16}1/2 +0.1
という関係を満たしていることを特徴とするロッドレンズアレイである。
【0010】
これらのロッドレンズにおいて、明るさと画像むらをある程度両立させる上では、レンズ列数を6以上とすることが好ましい。
【0011】
あるいは本発明は、多数のロッド状のレンズ素子が複数列に整列した状態で結合一体化されている構造のロッドレンズアレイにおいて、
レンズ列数をN、像の重なり度をm(=X0 /D、但しD:レンズ径、X0 :レンズの作る視野半径)としたとき、レンズ列数Nは2以上で且つ7以下であって、レンズ列数Nに応じて、
N=2の場合は、m値が0.61〜1.32
N=3の場合は、m値が1.32〜1.50
N=4の場合は、m値が1.50〜2.18
N=5の場合は、m値が2.18〜2.37
N=6の場合は、m値が2.37〜3.04
N=7の場合は、m値が3.04〜3.24
を満たしていることを特徴とするロッドレンズアレイである。
【0012】
【発明の背景】
単一の屈折率分布型ロッドレンズが作る像の照度分布E(x,y)は、図1に示すような回転放物面
E(x,y)=(E0 /x0 )・{x0 2−x2 −y2 }1/2
で表され、E−x平面では放物線となる。このロッドレンズを1列直線状に配列したロッドレンズアレイの照度分布は、図2に示すように、断面が放物線の柱状モデルで表すことができる。このときの照度分布を球面レンズの像面照度と比較して等価F値を求めると、
F=(m/2π)1/2 ・(1/θ0 )
となる。但し、mは像の重なり度、θ0 は開口角(rad )である。
【0013】
N列(Nは2以上の整数)のレンズアレイの照度分布については、図3に示すように上記放物線分布の重ね合わせで表すと、線走査方式の場合の等価F値は、次式で与えられる。
F={m/(2πKN )}1/2 ・1/θ0 …(1)
ここで、KN は列数Nによって異なる値であり、以下の式で与えられる。
K1 =1
K2 =2−3/(8m2 )
K3 =3−3/(2m2 )
K4 =4−15/(4m2 )
:
KN =N−(N−1)N(N+1)/(16m2 ) …(2)
【0014】
以上のことから、等価F値を用いてレンズ列数に応じて好ましいm値の範囲を規定することができる。しかし、応用上、より直接的に、光量の最小値を保証したい場合もある。そのような場合には、回転楕円体の光量分布を実際に重ね合わせて光量分布を求め、光量分布中における光量の最小値の観点から各レンズ列数におけるm値の範囲を規定すればよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
図4は、開口角θ0 =22.7°の2〜12列ロッドレンズアレイについて、線走査方式の場合の重なり度mに対する線走査等価F値の変化の計算結果を示したものである。等価F値は、「1列アレイ厚さ方向の光量分布を長手方向に一様な放物線分布とし、その重ね合わせとして多数列アレイの光量分布を求め、中心の照度から換算する」ことで求めた。なお、図4は上記のように、開口角θ0 =22.7°についてのものであるが、他の開口角に対しても、絶対値がその逆比で変わるのみで、各列数に対する曲線同士の交点位置(m値)は変わらない。
【0016】
本発明は、多数の屈折率分布型のロッドレンズが複数列に整列した状態で結合一体化されている構造のロッドレンズアレイであり、上記のような技術的背景に基づきレンズ列数Nと像の重なり度mの関係を規定したものである。
【0017】
図4に示す各F−m曲線において、N−1列とN列、N列とN+1列の交点を求める。前記(1)式より、同一レンズ素子を用いたレンズアレイにおいて、N列とN+1列とで同一m値に対してF値が等しくなる条件は、
KN =KN+1 …(3)
である。そこで(2)式を(3)式に代入して、
N−(N−1)N(N+1)/(16mN+1 2)=N+1−N(N+1)(N+2)/(16mN+1 2)
3N(N+1)/16mN+1 2=1
∴mN+1 ={3N(N+1)/16}1/2 …(4)
同様にして、N−1列とN列とでF値が等しくなるm値は、
mN-1 ={3(N−1)N/16}1/2 …(5)
(4)式及び(5)式より、
{3(N−1)N/16}1/2 <m≦{3N(N+1)/16}1/2
を満たすm値とN列の組み合わせが、「各m値に対して光量の点で最適な(必要最低限の)列数のロッドレンズアレイ」または「各列数のロッドレンズアレイが光量の点で最適であるm値範囲」を与えることになる。
【0018】
次に、できるだけレンズ列数を少なくするという観点から、上記m値の範囲を拡げて、「光量がN+1列の100α%(但し0<α<1)までN列で済ます」ことを考える。同一レンズ素子及び同一m値で列数が違うレンズアレイ同士の光量比は、(1)式及び「光量はF-2に比例する」ことにより、KN の比で与えられる。よって、N列レンズアレイの光量がN+1列レンズアレイの光量の100α%となる重なり度をmN+1 ′とすると、(2)式より、
N−(N−1)N(N+1)/(16mN+1 ′2 )=α{N+1−N(N+1)(N+2)/(16mN+1 ′2 )}
∴mN+1 ′=[N(N+1)・{α(N+2)−(N−1)}/{α(N+1)−N}1/2 /4 …(6)
となる。
【0019】
(ケースA)
光量減少を1列多いレンズ列数の光量の10%まで許容するとすると、m値と列数Nとの関係は、前記(6)式でα=0.9とおいて、
{3(N−1)N/16}1/2 <m≦{N(N+1)(28−N)/(9−N)}1/2 /4
となる。
【0020】
(ケースB)
光量減少を1列多いレンズ列数の光量の5%まで許容するとすると、m値と列数Nとの関係は、前記(6)式でα=0.95とおいて、
{3(N−1)N/16}1/2 <m≦{N(N+1)(58−N)/(19−N)}1/2 /4
となる。
【0021】
(ケースC)
m値範囲に対して最も光量が大きくなる最少のレンズ列数は、
{3(N−1)N/16}1/2 <m≦{3N(N+1)/16}1/2
となる。これは、前記(6)式でα=1の場合に相当する。
【0022】
ケースA,Bは、できるだけ少ない列数で済ませることを意図したもので、ケースAは10%程度以内、ケースBは5%程度以内の照度の向上を光源(例えばLEDアレイ)側の出力増加によって比較的容易に補える範囲として設定している。ケースCは、F−m曲線の交点そのものから範囲を定めるものである。各範囲の下限、上限の数値を表1に示す。
【0023】
【表1】
【0024】
更に、各レンズ列数に対するF−m曲線の極小値を求める。(1)式より
F2 =1/(2πθ0 2)・(m/KN )
であり、これをA・g(m)とおく。但し、A=1/(2πθ0 2)である。
ここで、(2)式より
g(m)=m/KN =16m3 /{16Nm2 −(N−1)・N・(N+1)}dg(m)/dm=16Nm2 {16m2 −3(N−1)(N+1)}/{16Nm2 −(N−1)・N・(N+1)}2
dg(m)/dm=0より、g(m)、即ちFが極小となる重なり度m0 は、
m0 ={3(N−1)(N+1)/16}1/2 …(7)
と求められる。これが、各列数のレンズアレイで光量の点で最も有利なm値である。
【0025】
(ケースD)
照度が極大となるm値は、レンズ列数Nに対して前記(7)式から求まるが、実際的にはm値は±0.1程度はばらつく。このことを考慮すると、
{3(N−1)(N+1)/16}1/2 −0.1≦m≦{3(N−1)(N+1)/16}1/2 +0.1
となるようにロッドレンズを設計すれば、照度の点では最も有利な製品が得られる。これは、前記(7)式でm0 ±0.1の範囲に相当する。各列数における最適値、下限値、上限値の数値を表2に示す。
【0026】
【表2】
【0027】
なお、レンズ列数Nは、N≧2とする。N=1の場合もロッドレンズアレイとして実用できるが、本発明を適用すると最適m値は小さくなり、殆ど像が重ならない範囲となるため、1列の場合は本発明を適用してm値を定めるのは適当ではないからである。なお、ケースAの場合には、表1からも分かるように、N≦8とする必要がある。
【0028】
ところで多列アレイの場合には、重なり度mをある程度大きくしないと、外側の列からの光がレンズアレイ中心まで届かず、少ない列数の場合と実質的に同じになってしまう。本発明の等価F値は全列のレンズからの光の総和を考えているので、対応するm値の範囲では各列からの光がレンズアレイ中心まで届いた状態が実現されていなければならない。従って多列アレイではm値の最適範囲は相対的に大きな値になる。列数の少ない場合は、本発明のm値の範囲は、必ずしも画像むらの点ではよい範囲ではないが、列数の多い場合(例えば6列以上)では、画像むらと明るさがある程度両立してくる。従って、レンズ列数は6以上とすることが好ましい。
【0029】
任意のm値が与えられたときに最適列数Nのロッドレンズアレイを設計・製造するには、隣り合うF−m曲線(図4参照)の交点における関係を列数Nについて解くことにより、次式で与えられる。
【数4】
但し、INT(x)はxを超えない最大の整数値を与える関数である。また、INT(x)内で「0.99」という値を用いているのは、交点のm値の場合に、少ない方の列数をとるようにするためである。
【0030】
ところが、交点以外では上記のような式は容易に得られない。そこで、数値として得られるα=0.9及び0.95のとき(前記ケースA及びB)のm値の上限値を用い、mを関数f(m)で置き換えた
【数5】
の式を用いて列数Nを求めるようにする。即ちf(m)は、α≠1のときの上限のm値を上記交点におけるm値に変換する関数である。交点のm値(ケースC)と、ケースA及びBの上限m値の関係を図5及び図6に示す。これらの曲線を多項式近似すると2次関数で比較的よく近似できることが判明した。具体的には次のようになる。
ケースA:f(m)=−0.043m2 +0.76m+0.29
ケースB:f(m)=−0.039m2 +0.98m+0.023
従ってこれらの関係から求まるf(m)を数5に代入することで、レンズ列数Nが求まる。
【0031】
上記の構成は、球面レンズで使われるF値を用いた規定であり、ロッドレンズアレイの光量平均値を高くするために効率のよいレンズ列数と重なり度との組み合わせの一般形を示している。しかし、ロッドレンズアレイを実際に装置に組み込んで使用する際、特に光量が重視され少しでも光量を高くできるように厳しい設計をする場合には、光量最小値に合わせて各部の光量を補正することになり、光量平均値の点で最適な設計が必ずしも装置にとって最適でない場合が生じてくる。そのような場合には、回転楕円体の光量分布を実際に重ね合わせて光量分布を求め、光量分布中における光量の最小値の観点から各レンズ列数におけるm値の範囲を規定するのがよい。
【0032】
そこで、開口角θ=11.5°、レンズ素子径D=1.085mmのロッドレンズについて、レンズ素子による半割りの回転楕円体状光量分布を周知のcos4乗則を加味した形で重ね合わせることで、各レンズ列数N・m値に対するレンズアレイ中心線上での光量平均値、光量最小値を求めた。その結果を図7及び図8に示す。前述したF値とm値の関係と、この光量平均値とm値の関係は、よく対応している。図7及び図8に示す結果から、奇数列レンズアレイの周期光量むらが偶数列レンズアレイに比べて相対的に大きいことに対応して、偶数列から奇数列への1列増が光量最小値の増加に寄与しないので、偶数列のままとすべきm値範囲が存在することが分かる。
【0033】
図8の結果から、0.61〜3.24のm値範囲に対して最も光量最小値が高くなる最少レンズ列数は、表3に示すようになる。なお、m>3.24の領域では、奇数列でも周期光量むらは大きくないので、光量平均値基準での最適設計との違いは殆ど生じない。
【0034】
【表3】
【0035】
光量最小値を基準として規定するm値範囲は、レンズ列数が3以上の場合には等価F値を基準とするケースCに包含される。しかし、レンズ列数が2の場合には、m値が大きい範囲でレンズ列数が3の場合と特性が重なっており、できるだけレンズ列数を少なくすることを優先すると、m値の範囲(上限側)が例外的にケースCよりも拡大することになる。
【0036】
なお、ここでは上記特定品種のレンズアレイに対する計算結果を示したが、他品種についてもほぼ同様の結果が得られる。
【0037】
このようにして得られる複数列のロッドレンズアレイは、スキャナーなどの読み取り系、LEDプリンタなどの書き込み系のような線走査方式の光学系をもつ画像形成装置に用いられる。
【0038】
【発明の効果】
本発明は上記のように、レンズ素子の列数Nと像の重なり度mの相関に着目して、それらの値の関係を所定の範囲に規定したロッドレンズアレイであるので、最少のレンズ列数で効率(明るさ)を向上させることができる。ロッドレンズアレイが光量の点で十分に有利な設計にできるために、光源、センサ/感光ドラム等への負担を小さくでき、画像形成装置のシステムとしての処理速度(スキャナーなどにおける読み取り速度やプリンタなどにおける印刷速度)を狙い通りに向上させることができる。
【0039】
特に、多列ロッドレンズアレイの場合に、本発明で6列以上とすると、m値の最適範囲はある程度大きくなり、画像むらと明るさが両立する良好な特性が得られる。また、作動距離、共役長等レンズの特性に起因する寸法上の制約で重なり度をある程度大きくとらざるを得ない場合でも明るさを確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】単一の屈折率分布型ロッドレンズが作る像の照度分布を示す説明図。
【図2】1列のロッドレンズアレイの照度分布を示す説明図。
【図3】2列のロッドレンズアレイの照度分布を示す説明図。
【図4】等価F値とm値の関係を示すF−m曲線図。
【図5】交点のm値とケースAにおける上限m値の関係を示すグラフ。
【図6】交点のm値とケースBにおける上限m値の関係を示すグラフ。
【図7】レンズ列数をパラメータとし光量平均値とm値の関係を示すグラフ。
【図8】レンズ列数をパラメータとし光量最小値とm値の関係を示すグラフ。
【符号の説明】
10 F−m曲線
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