JP2003121501A - 半導体デバイス試験方法及び半導体デバイス試験装置 - Google Patents

半導体デバイス試験方法及び半導体デバイス試験装置

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JP2003121501A JP2001313625A JP2001313625A JP2003121501A JP 2003121501 A JP2003121501 A JP 2003121501A JP 2001313625 A JP2001313625 A JP 2001313625A JP 2001313625 A JP2001313625 A JP 2001313625A JP 2003121501 A JP2003121501 A JP 2003121501A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データに同期してクロックを出力する半導体
デバイスにおいて、クロックとデータの位相差が特定の
関係にあることを検出する性能評価試験を実行すること
ができる半導体デバイス試験装置において、この判定を
行う試験に要する時間を短縮する。 【解決手段】 被試験半導体デバイスの性能評価試験と
平行して被試験半導体デバイスの応答が正常か否かを判
定する基本動作試験を実行し、基本動作試験の結果が否
である被試験半導体デバイスは性能評価試験の結果に係
わらず不良と判定する半導体デバイス試験方法を提案す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は高速で書き込み、
及び読み出しが可能な半導体デバイスを試験する場合に
用いて好適な半導体デバイス試験方法、及びこの試験方
法を用いて動作する半導体デバイス試験装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体で構成されるメモリの品種の中に
はクロックと共にデータを入力し、クロックに同期して
半導体デバイスへデータを書き込み、クロックと共にク
ロックに同期したデータが半導体デバイスから出力さ
れ、このクロックのタイミングを利用して他のデバイス
にデータの受渡しを行うメモリが存在する。図2にこの
種のメモリの読み出し時の様子を示す。図2Aに示すD
Aは半導体デバイスから出力されるデータ(ある1つの
ピンから出力されたデータ)を示す。TD1、TD2…
は各テストサイクルを示す。データDAはこのクロック
DQSはメモリから出力されるクロックを示す。データ
DAはこのクロックDQSに同期して半導体デバイスか
ら出力される。このクロックは実用されている状態では
他のデバイスにデータDAを受け渡す際の同期信号(デ
ータストローブ)として利用される。
【0003】この種の半導体デバイスを試験する場合の
試験項目の一つに、各クロックDQS(以下このクロッ
クを基準クロックと称す)の前縁又は後縁のタイミング
から、データの変化点までの時間差(位相差)dI1、
dI2、dI3…を測定し、この時間差dI1、dI
2、dI3…が例えば極力短い程応答が速く優れた特性
を持つデバイスとして評価される。また、基準クロック
DQSの前縁からデータDQの前後までの時間dJ1及
びdJ2が長い程データの持続性が良いデバイスと評価
される。これらの時間の長短によって被試験半導体デバ
イスのグレードが決定される。従って、この試験を性能
評価試験と称し、通常の期待値通り動作しているか否か
を問う基本動作試験とは区別されている。
【0004】被試験半導体デバイスから出力される基準
クロックDQSは実用されている状態ではクロック源で
生成されたクロックが半導体デバイスに印加され、この
クロックが半導体デバイスの内部の回路に配給され、こ
のクロックに同期してデータが出力される。従って、試
験装置で試験を行う場合にも試験装置側から被試験半導
体デバイスにクロックを印加し、そのクロックが被試験
半導体デバイスの内部を通り、データと共にデータ受渡
しのための基準クロックとして出力される。従って、こ
の基準クロックの一般的には前縁又は後縁のタイミング
を測定し、この計測した前縁又は後縁のタイミングから
データDAの変化点までの時間dI1、dI2、dI3
…又はdJ1、dJ2…を測定することになる。
【0005】上述したように、半導体デバイスから出力
される基準クロックは各半導体デバイスA、B、C(特
に図示しない)の内部を通過して出力されるため、その
発生タイミングは図3に示すように各半導体デバイスの
A、B、C毎に基準クロックDQS1、DQS2、DQ
S3…の位相に差が発生する現象が見られる。さらに位
相の差は半導体デバイスA、B、Cの違いによるものに
加えて、半導体デバイスA、B、Cの内部でもアクセス
するメモリのアドレスの違い、時間の経過(熱的な変
化)に従って変動するいわゆるジッタJが発生する現象
が見られる。ジッタJは基準クロックDQSのみに発生
する現象でなく、データDAにも発生する。このために
基準クロックDQSと各ピンから出力されるDAの位置
が大きく変動する場合がある。
【0006】基準クロックDQSとデータDAが大きく
変動する場合、最も望ましくない状況としては基準クロ
ックDQSの位相よりデータDAの位相が進み位相にな
る状況である。この状況が発生した場合はデータの受け
渡しが実行できないことになるため、半導体デバイスと
しては不良と判定しなければならない。この判定を行う
ために従来より性能評価試験では図3に示した時間差d
I1、dI2、dI3…を測定するのと同時に基準クロ
ックの位相と、データDAの位相を比較し、基準クロッ
クの位相よりデータDAの位相が進んでいる状況を検出
する位相差検出機能が付加されている。
【0007】図4及び図5を用いてこの位相差検出機能
について説明する。半導体デバイス試験装置では基準ク
ロックDQS或いはデータDAの各変化点(立上り、立
下り)を検出する方法としてストローブサーチ方式が採
られている。ストローブサーチ方式とは被試験半導体デ
バイスDUTが出力する各ピンの出力信号を電圧比較器
CP1、CP2においてストローブパルスSTB1、S
TB2の印加タイミングで比較動作を実行させ、その比
較動作の結果が前回の比較結果から反転した場合に基準
クロックDQS又はデータDAの論理値が変化した(立
上ったか、立下ったか)判定する方式である。
【0008】電圧比較器CP1、CP2には比較電圧と
して被試験半導体デバイスDUTが出力する信号のL論
理の電位が正規のL論理レベルに存在することを判定す
るためのVOLと、H論理の電位が正規のH論理レベル
に存在することを判定するためのVOHとが与えられ
る。信号の立上りのタイミングを検出するためにはL論
理の電位を判定するためのVOLと、被試験半導体デバ
イスDUTが出力する被測定信号とを比較する。図4に
示す例では電圧比較器CP1に基準クロックDQSを入
力し、電圧比較器CP2にデータDAを入力した場合を
示す。これら電圧比較器CP1とCP2にはストローブ
パルスSTBが与えられる。電圧比較器CP1、CP2
はこのストローブパルスSTBの印加タイミングにおい
て比較結果を出力する。
【0009】電圧比較の論理は以下の如くして行われ
る。基準クロックDQS及びデータDAがL論理レベル
(VOLより低い電位)に存在する状態でストローブパ
ルスSTBが印加されると、電圧比較器CP1、CP2
はL論理の比較結果を出力する。基準クロックDQS及
びデータDAが比較電圧VOLより正側に存在する状態
でストローブパルスSTBが印加されると電圧比較器C
P1、CP2はH論理を出力する。各電圧比較器CP
1、CP2の電圧比較結果は論理比較器11A、11B
に入力される。論理比較器11A、11Bには期待値と
してL論理を入力しておくことにより、基準クロックD
QS及びデータDAがL論理のレベルに存在する状況で
電圧比較した結果が論理比較器11A、11Bに入力さ
れると論理比較器11A、11Bは期待値Lと一致した
ことを表すパスPを出力する。基準クロックDQS及び
データDAが比較電圧VOLより正側に存在する状態で
電圧比較した結果が論理比較器11A、11Bに入力さ
れた場合は期待値Lと不一致であることを表すフェイル
Fを出力する。
【0010】以上説明した様子を図5に示す。図5Aは
電圧比較器CP1と論理比較器11Aにおける比較動作
の様子を示す。図5Bは電圧比較器CP2と論理比較器
11Bにおける比較動作の様子を示す。つまり、この図
5に示す例ではデータDAを出力するタイミング(テス
トプログラムで設定するタイミング)を一定値に維持さ
せ、基準クロックDQSとの相対的な位相関係を固定し
た関係に維持させた状態でテストサイクルを数10〜数
100回程度実行する。各テストサイクル毎にストロー
ブパルスSTBの位相をずらし、電圧比較器CP1、C
P2の比較結果がパスPからフェイルFに反転するタイ
ミング(このタイミングはストローブパルスSTBの発
生タイミングによって知ることができる)を測定する。
図5に示す例では基準クロックDQSがデータDAより
先行して立上りを達しているから、性能評価試験は正常
な状態を示している。
【0011】これに対し、図6に基準クロックDQSよ
りデータDAがジッタなどにより先に立上りを達してし
まった場合を示す。図6に示す例では不良と判定する。
図7及び図8に図5と図6に論理比較結果を点線で囲ん
だタイミングT0〜T5の部分のパスPとフェイルFの
組合せを示す。図7はパスPとフェイルFの組合せの全
てが正常である状態を示す。これに対し図8において基
準クロックDQSがパスPでデータDAがフェイルFの
組合せの部分が不良と判定すべき部分となる。この判定
を行うために従来は図9に示すように論理比較器11
A、11Bの比較結果を参照表LPTに入力し、この参
照表LPTで基準クロックDQSがパスPでデータDA
がフェイルFの組合せを検出し、この組合せが入力され
た場合その被試験半導体デバイスDUTを不良と判定さ
せている。図10は参照表LPTの内部の様子を示して
いる。
【0012】つまり、 (1)基準クロックDQSの判定結果がパスPで、デー
タDAの判定結果がパスの状態では総合判定はパスP。 (2)基準クロックDQSの判定結果がパスPで、デー
タDAの判定結果がフェイルFの状態では総合判定はパ
スP。 (3)基準クロックDQSの判定結果がフェイルFでデ
ータDAの判定結果がパスPの状態では総合判定はフェ
イルF。
【0013】(4)基準クロックDQSの判定結果がフ
ェイルFでデータDAの判定結果がフェイルFの状態で
は総合判定はパスP。 と判定する。この参照表LPTの内容は被試験半導体デ
バイスの特性に応じて利用者が自由に設定して総合判定
を行わせる。以上はデータの立上りのタイミングと基準
クロックDQSとの位相関係を比較する場合を説明した
が、データの立下り側のタイミングも基準クロックDQ
Sの立下りのタイミングより進み位相になると不良と判
定しなければならない。このために参照表LPTには立
下り側のタイミングを比較するための判定基準も書き込
まれる。
【0014】図11に立下り側の性能評価試験を行う場
合の電圧比較器CP1とCP2及び論理比較器11A、
11Bの設定の様子を示す。電圧比較器CP1とCP2
には比較電圧VOHを与える。また、論理比較器11
A、11Bには期待値としてH論理を入力する。このよ
うに設定することにより、基準クロックDQS及びデー
タDAがVOHより正側に存在する状態で比較動作が行
われると、論理比較器11A、11BはパスPを出力す
る。これに対し、VOHより低い電位に存在する状態で
比較動作を実行すると論理比較器11A、11Bはフェ
イルFを出力する。
【0015】図12は基準クロックDQSがデータDA
より先に立下りを達している正常モードの動作状況を示
す。図13はデータDAが基準クロックDQSより先に
立下りを達してしまった不良モードの動作状況を示す。
これらの判定結果から、立下り側の性能評価を行うため
の参照表LPTは図14に示すように設定される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】上述した性能評価試験
において、特に基準クロックDQSとデータDAの判定
結果が共にパスPであっても共にフェイルFであっても
総合判定はパスPと判定するから、仮に被試験半導体デ
バイスDUTが全く動作していない状態であっても総合
判定をパスPと判定する恐れがある。このために、この
性能評価試験を行うに当たって、その前に基本動作試験
を実施し、その基本動作試験と性能評価試験結果の双方
が共に良で初めて総合的に良と判定している。
【0017】このように、性能評価試験に先立って基本
動作試験を行い、被試験半導体デバイスDUTが正常に
動作していることを確認してから、性能評価試験を実行
するから、試験に要する時間が長くなる欠点がある。つ
まり、ここで実施する基本動作試験は本来実施する基本
動作試験とは全く別であり、性能評価試験の一部の試験
として実施する。このために性能評価試験には基本動作
試験に要する時間だけ余分に時間が掛かることになる。
この発明の目的は性能評価試験に要する時間を短縮しよ
うとするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1で
は、利用者が設定した良否判定基準を記憶した参照表に
従って、被試験半導体デバイスが出力する複数の信号の
位相関係が正常か否かを判定し、被試験半導体デバイス
の性能を評価する半導体デバイス試験方法において、被
試験反動体デバイスの性能評価試験と平行して被試験半
導体デバイスの応答が正常か否かを判定する基本動作試
験を実行し、この基本動作試験の結果が否である被試験
半導体デバイスは、性能評価試験の結果に係わらず不良
と判定する半導体デバイス試験方法を提案する。
【0019】この発明の請求項2では、請求項1記載の
半導体デバイス試験方法において、基本動作試験は性能
評価試験の全期間乃至は一部の期間に性能評価試験と平
行して実施する半導体デバイス試験方法を提案する。こ
の発明の請求項3では、被試験半導体デバイスの複数の
ピンから出力される各信号の位相差を測定する機能を具
備し、複数のピンから出力される信号の位相関係を参照
表に設定した判定基準と照合し、特定な位相関係を検出
して不良と判定する性能評価試験を実行することを可能
とした半導体デバイス試験装置において、複数のピンか
ら出力される信号の中の少なくとも1つの信号と期待値
とを比較する論理比較器と、この論理比較器が予め定め
た所定の期間に出力する判定結果がすべて良であること
を検出して被試験半導体デバイスの基本動作が正常と判
定する基本動作判定器と、この基本動作判定器が被試験
半導体デバイスの基本動作が不良と判定した場合は性能
評価試験の結果が良であっても不良と判定する総合判定
器とを設けた構成とした半導体デバイス試験装置を提案
する。
【0020】作用 上述したこの発明による半導体デバイス試験方法及びこ
の半導体デバイス試験方法に従って動作する半導体デバ
イス試験装置によれば、参照表LPTを用いて試験を行
う性能評価試験中でも基本機能試験を行うことができ
る。従って、この発明によれば性能評価試験に要する時
間が長くなることを回避することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】図1にこの発明による半導体デバ
イス試験方法を適用して動作する半導体デバイス試験装
置の構成を示す。図中電圧比較器CP1とCP2は被試
験半導体デバイスDUTが出力する基準クロックDQS
と或る一つの出力端子が出力するデータDAの位相差を
測定するための電圧比較器として動作する。従って、こ
れらの電圧比較器CP1とCP2に印加するストローブ
パルスSTB1とSTB2は図5に示したように各テス
トサイクル毎にわずかずつ位相をずらして印加し、その
ストローブパルスSTB1、STB2で読み取った基準
クロックDQSとデータDAの論理値の比較結果を参照
表LPTで参照し、基準クロックDQSとデータDAの
位相の関係が利用者が不良と定める関係に合致した場合
に参照表LPTから不良Fを出力させる。これらの動作
は図5乃至図8で詳細に説明したから、ここではその説
明を省略する。
【0022】この発明の特徴は、上述した参照表LPT
を用いて行う性能評価試験に加えて、この性能評価試験
と平行して被試験半導体デバイスDUTの基本動作試験
を実施できる構成を付加した点である。図1に示す基本
動作判定器12A、12Bが基本動作試験を実行する部
分の構成を示す。基本動作判定器12A、12Bは論理
比較器11A、11Bの判定結果を取り込み、これら論
理比較器11A、11Bの判定結果が一度でもパスPか
らフェイルFに、又はフェイルFからパスPに変化した
か否かを検知し、一度でもパスPからフェイルFに、又
はフェイルFからパスPに変化したことを検知すれば基
本動作試験はパスPと判定する。一度もパスPからフェ
イルFに又はフェイルFからパスPに変化しなかった場
合は基本動作試験は不良Fと判定する。
【0023】つまり、論理比較器11A、11Bでは例
えば図4に示した性能評価試験が行われる。性能評価試
験では電圧比較器CP1とCP2に印加されるストロー
ブパルスSTB1とSTB2は図4に示すように、各テ
ストサイクル毎に位相を順次ずらして基準クロックDQ
SとデータDAの立上がり(又は立下がり)の変化点を
検出する。論理比較器11A、11BでパスPからフェ
イルFへ、またはフェイルFからパスPへの変化が一度
でも発生した場合は被試験半導体デバイスDUTが出力
する基準クロックDQS又はデータDAが立上がり又は
立下がりの動作をしたことになる。つまり被試験半導体
デバイスDUTは基本的に動作していることになる。
【0024】従って、基本動作判定器12A、12Bは
論理比較器11A、11Bの判定結果がパスPからフェ
イルF又はフェイルFからパスPへ変化したことを一度
でも検出すると、基本動作試験はパスPを出力する。こ
れに対して一度もパスからフェイル又はフェイルからパ
スへの変化が発生しなかった場合は基本動作試験はフェ
イルFと判定する。この判定結果をB1、B2として総
合判定器13に入力し、参照表LTPからの判定結果と
照合する。総合判定器13では参照表LTPから入力さ
れる性能評価試験結果と基本動作試験結果B1とB2を
照合し、性能評価試験結果が良で基本動作試験結果B1
とB2が全てパスであれば良と判定し、性能評価試験結
果が良でも基本動作試験結果が何れか一方でもフェイル
Fであれば不良と判定する。
【0025】この結果、図10に示した参照表LPTの
中で、出力データDAの判定がフェイルF、基準クロッ
クDQSの判定結果もフェイルFの場合に性能評価試験
ではパスPと判定するが、この場合被試験半導体デバイ
スDUTが全く動作していない場合もパスPと判定して
しまう不都合を解消することができる。上述した基本動
作試験は参照表LPTを用いて行う性能評価試験の一部
の期間で同時平行して行われる。性能評価試験は1試験
項目だけでなく、複数項目に渡って実施されるから、そ
の都度、基本動作試験を単独で実行したとすると、試験
時間は長くなるが、この発明によれば、複数回行われる
性能評価試験の一部の期間に基本動作試験も同時平行し
て実行するから、実質的には性能評価試験に要する時間
のみで済むことになる、この結果試験時間を短縮できる
ことになる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれば
性能評価試験を実施するに際して、被試験半導体デバイ
スDUTが正常に動作しているか否かを問う基本動作試
験を性能評価試験と同時に平行して実施するから、性能
評価試験に要する時間を短縮することができる。この結
果、高価な半導体デバイス試験装置を使用する時間を短
縮できるため、試験に要するコストを低減できる利点が
得られ、その効果は実用に供して頗る大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を説明するためのブロック
図。
【図2】データの出力に同期した基準クロックを出力す
る半導体デバイスの動作を説明するためのタイミングチ
ャート。
【図3】図2に示した基準クロックにジッタが発生する
様子を説明するためのタイミングチャート。
【図4】半導体デバイスが出力する信号の立上りの位相
を測定する方法を説明するためのブロック図。
【図5】半導体デバイスの性能評価試験において正常と
判定すべき状況を説明するためのタイミングチャート。
【図6】半導体デバイスの性能評価試験において、不良
と判定すべき状況を説明するためのタイミングチャー
ト。
【図7】図5に示した正常動作モードにおいてパスとフ
ェイルの組合せを表として示した図。
【図8】図6示した不良動作モードのパスとフェイルの
組合せを表として示した図。
【図9】半導体デバイスが出力する基準クロックと出力
データとの位相の組合せを参照表を用いて良否の判定を
行う方法を説明するためのブロック図。
【図10】図9に示した参照表に設定した判定基準の一
例を示す図。
【図11】基準クロックと出力データの立下りの位相差
を測定する様子を説明するためのブロック図。
【図12】基準クロックと出力データの立下り側の正常
動作モードを説明するためのタイミングチャート。
【図13】基準クロックと出力データの立下り側の不良
動作モードを説明するためのタイミングチャート。
【図14】図13に示した不良動作モードと図13に示
した正常動作モードから設定した参照表の一例を説明す
るための図。
【符号の説明】
10 パターン発生器 11A、11B、11C 論理比較器 12A、12B 基本動作判定器 13 総合判定器 DUT 被試験半導体デバイス CP1、CP2、CP3 電圧比較器 LPT 参照表 DQS 基準クロック DA 出力データ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用者が設定した良否判定基準を記憶し
    た参照表に従って、被試験半導体デバイスが出力する複
    数の信号の位相関係が正常か否かを判定し、被試験半導
    体デバイスの性能を評価する半導体デバイス試験方法に
    おいて、 上記被試験半導体デバイスの性能評価試験と平行して被
    試験半導体デバイスの応答が正常か否かを判定する基本
    動作試験を実行し、この基本動作試験の結果が否である
    被試験半導体デバイスは、上記性能評価試験の結果に係
    わらず不良と判定することを特徴とする半導体デバイス
    試験方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体デバイス試験方法
    において、上記基本動作試験は上記性能評価試験の全期
    間乃至は一部の期間に上記性能評価試験と平行して実施
    することを特徴とする半導体デバイス試験方法。
  3. 【請求項3】 A.被試験半導体デバイスの複数のピン
    から出力される各信号の位相差を測定する機能を具備
    し、上記複数のピンから出力される信号の位相関係を参
    照表に設定した判定基準と照合し、特定な位相関係を検
    出して不良と判定する性能評価試験を実行することを可
    能とした半導体デバイス試験装置において、 B.上記複数のピンから出力される信号と期待値とを比
    較する論理比較器と、 C.この論理比較器の論理比較結果が一方から他方、他
    方から一方の何れかに反転したことを検出して上記被試
    験半導体デバイスの基本動作が正常と判定する基本動作
    判定器と、 D.この基本動作判定器が被試験半導体デバイスの基本
    動作が不良と判定した場合は上記性能評価試験の結果が
    良であっても不良と判定する総合判定器と、 を設けた構成としたことを特徴とする半導体デバイス試
    験装置。
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