JP2003120655A - ヒンジ装置及びそれを用いた携帯電話機 - Google Patents

ヒンジ装置及びそれを用いた携帯電話機

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JP2003120655A
JP2003120655A JP2001317224A JP2001317224A JP2003120655A JP 2003120655 A JP2003120655 A JP 2003120655A JP 2001317224 A JP2001317224 A JP 2001317224A JP 2001317224 A JP2001317224 A JP 2001317224A JP 2003120655 A JP2003120655 A JP 2003120655A
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Japan
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hinge device
lid
case
cam member
stopper
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Hiroshi Sudo
弘 須藤
Minoru Hayashi
稔 林
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Ohashi Technica Inc
Heiwa Tokei Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Ohashi Technica Inc
Heiwa Tokei Manufacturing Co Ltd
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    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/0206Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
    • H04M1/0208Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
    • H04M1/0214Foldable telephones, i.e. with body parts pivoting to an open position around an axis parallel to the plane they define in closed position
    • H04M1/0216Foldable in one direction, i.e. using a one degree of freedom hinge
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D11/00Additional features or accessories of hinges
    • E05D11/10Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts
    • E05D11/1028Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts for maintaining the hinge in two or more positions, e.g. intermediate or fully open
    • E05D11/1078Devices for preventing movement between relatively-movable hinge parts for maintaining the hinge in two or more positions, e.g. intermediate or fully open the maintaining means acting parallel to the pivot
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐久性に優れたヒンジ装置及びそれを用いた
折畳式の携帯電話機を提供することを課題とする。 【解決手段】 ヒンジ装置において、一端に底部が形成
される筒状のケース7と、このケース内の底部に収納さ
れ、このケースと一体に回動するディスク部材6と、ケ
ース内に収納され、蓋体部12の閉位置及び開位置にお
いて、ディスク部材との係合状態が維持されて蓋体部1
2を固定する一方、蓋体部12の開閉操作による回動に
より係合状態が解除されるカム部材4と、一端部でカム
部材をディスク部材方向に押圧して、ディスク部材との
係合状態を維持する付勢手段3と、この付勢手段の他端
部の軸方向移動を阻止するとともに、カム部材と一体に
回動するストッパ2と、を有する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヒンジ装置及びそ
れを用いた折畳式の携帯電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯機器等に、使用時には操作部
或いは表示部としての十分な広さが確保され、未使用時
には折り畳んで携帯に便利な折畳式の携帯機器が普及し
ている。この折畳式の携帯電話機は、送話部としての本
体と受話部として蓋体とをヒンジ装置で開閉自在に連結
したものである。
【0003】携帯電話機の本体Aとカバー(蓋体)Bと
の間に用いられるヒンジ装置として、例えば図16に示
すものが開示されている(特開2001−152728
6)。このヒンジ装置80は、一のヒンジ部材81と、
このヒンジ部材81に連結軸82を介して回動可能に連
結された他のヒンジ部材83とを有している。
【0004】上記一のヒンジ部材81は円筒形をなし、
連結軸82の回動軸部は一のヒンジ部材81に回動可能
に挿入されて、その先端部はヒンジ部材81を貫通し
て、他のヒンジ部材83が嵌合固定されている。一のヒ
ンジ部材81の内部には、可動部材84が配置され、こ
の可動部材84の両側部にはガイド部が形成されてい
る。
【0005】一方、他のヒンジ部材83は、ヒンジ部材
81側の当接部材85と逆側の支持部材86とから構成
されている。上記可動部材84は、コイルばね87によ
って当接部材85側に付勢されており、当接部材85と
対向する端面には、一対の押圧突起88が形成され、上
記可動部材84と当接部材85との間でカム機構が形成
されている。これにより、一のヒンジ部材81と他のヒ
ンジ部材83との間で回動が可能となり、本体Aとカバ
ーBとを回動可能に連結するヒンジ機構を構成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記ヒンジ装置
では、可動部材84と当接部材85との間、即ち一のヒ
ンジ部材81と他のヒンジ部材83との間は、カム機構
として両者は摺動移動し相対的な回動運動を行なう。ま
た通常、両者間には潤滑材が充填され回動を円滑にして
いる。
【0007】しかしながら、上記一のヒンジ部材81と
他のヒンジ部材83との間は、外部に露出した状態に配
置されており、携帯機器の使用環境の影響を受けやすく
塵埃等が付着し易い。このため、時間とともに塵埃の量
が増えて、カム機構の滑らかさが失われ、加えて耐久性
が損なわれるという問題がある。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、耐久性に優れたヒンジ装置及びそれを用いた
携帯電話機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の技術的課題を解決
するため、本発明は図1又は図10に示すように、本体
部13と蓋体部12とを回動可能に連結するヒンジ装置
において、一端に底部が形成される筒状のケース7,6
6と、このケース内の底部に収納され、このケースと一
体に回動するディスク部材6,65と、上記ケース内に
収納され、上記蓋体部12の閉位置及び開位置におい
て、上記ディスク部材との係合状態が維持されて蓋体部
12を固定する一方、上記蓋体部12の開閉操作による
回動により上記係合状態が解除されるカム部材4,64
と、一端部で上記カム部材を上記ディスク部材方向に押
圧して、上記ディスク部材との係合状態を維持する付勢
手段3,63と、この付勢手段の他端部の軸方向移動を
阻止するとともに、上記カム部材と一体に回動するスト
ッパ2,62と、を有する構成である。
【0010】また、本発明に係るヒンジ装置は図1に示
すように、上記ディスク部材6に球体5の一部を回転自
在に収納保持する一方、上記カム部材4に滑らかな壁面
が形成された一対の窪み38を設け、上記蓋体部12の
開閉移動による回動にともない上記球体5が上記付勢手
段3に抗して上記窪み38から脱出し、上記蓋体部12
の開位置及び閉位置において上記球体5が上記窪み38
に係合して上記蓋体部12が固定される構成である。
【0011】また、本発明に係るヒンジ装置は図10に
示すように、上記ディスク部材65に滑らかな壁面が形
成された凹部又は凸部を設ける一方、上記カム部材64
に凸部又は滑らかな壁面が形成された凹部を設けて凹凸
の係合構造を形成し、上記蓋体部12の開閉移動による
回動にともない上記凸部が上記付勢手段63に抗して上
記凹部から脱出し、上記蓋体部12の開位置及び閉位置
において上記凸部が上記凹部に係合して上記蓋体部12
が固定される構成である。
【0012】また、本発明に係るヒンジ装置は、軸部の
一部を、上記ケース7,66の底部の中心部及び上記デ
ィスク部材6,65の中心部にそれぞれ設けられた孔部
に回転自在に挿通させる一方、軸部の他の一部を、上記
カム部材4,64の中心部及びストッパ2,62の中心
部にそれぞれ設けられた嵌合孔と嵌合させてカム部材及
びストッパとは一体的に回動可能な軸体8,67を有す
る構成である。
【0013】本発明に係る携帯電話機は、上記ストッパ
2,62と一体に回動するフック1,61を設け、送話
部等を有する上記本体部13又は受話部等を有する上記
蓋体部12の一方側に上記ケース7,66を固定させる
一方、他方側に上記フックを係止させる上記の何れかに
記載のヒンジ装置を用い、上記本体部13と上記蓋体部
12とを回動可能に連結した構成である。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、第一の実施の形態に係
り、折畳式の携帯電話機等の携帯機器に用いられるヒン
ジ装置11の分解斜視図を示したものである。このヒン
ジ装置11の外観形状は、図2に示すように、フック
1、ストッパ2、ケース7及びカバー9で構成され、他
の部材はケース7の内部に収納されている。
【0015】折畳式の携帯電話機は、図3に示すように
表示画面等が設けられた受話部からなる蓋体部12と、
操作キー等が設けられた送話部からなる本体部13とを
有し、ヒンジ装置11のストッパ2を蓋体部12に設け
た筒状部に係止するとともに、ヒンジ装置11のケース
7を本体部13に設けた筒状部に嵌め込んで固定し、本
体部13と蓋体部12とを開閉自在に連結する。
【0016】上記ヒンジ装置11は、フック1、ストッ
パ2、コイルバネ3、カム部材4、二個の球体5、ディ
スク部材6、ケース7、軸体8及びカバー9を構成部材
としている。これら部材の内、主にカム部材4、球体5
及びディスク部材6によってカム機構が構成される。
【0017】上記フック1及びカバー9はABS等の合
成樹脂製、軸体8はアルミニウム製又は鋼材等の金属
製、コイルバネ3は鋼材からなる。上記ストッパ2、カ
ム部材4、球体5、ディスク部材6及びケース7は鋼材
又はステンレス鋼などの金属製からなる。また、ストッ
パ2、カム部材4、ディスク部材6、ケース7及び軸体
8には無電解Niメッキ又はNiメッキ等の表面処理を
行うのが望ましい。
【0018】ここで各構成部材について説明する。上記
フック1は、図4に示すように、基板21から外向きに
4本の係止爪20が形成され、基板21の中心部には四
角の角孔22が設けられている。また、基板21外面の
左右部位には嵌合溝部24が設けられている。ストッパ
2は図1に示すように、円板状の基部の中心部に四角の
角孔26が設けられ、基部の左右部位にそれぞれ嵌合溝
部28が設けられている。コイルバネ3は圧縮ばねであ
り、カム部材4を付勢する。
【0019】カム部材4は図5に示すように、中空の円
板部30の中央部から、貫通孔32が設けられた軸部3
4が突出形成された部材である。この貫通孔32は、円
板部30から連続的かつ同形状に形成され、孔の形状は
上下部が平行で左右部が円弧からなる長円状をなしてい
る。また、上記円板部30の外面部には環状に浅い溝状
の案内路36が形成され、この案内路36の上下の部位
には凹面部38が形成されている。この凹面部38は、
球面の一部をなす浅い球状穴であり、この球面の半径は
図5(b)のCC線断面の半径よりもDD線断面の半径
が大きく形成されている。この凹面部38の球状壁面に
上記球体5が進入することで、球体5の移動速度が付勢
される。
【0020】図6はディスク部材6を示したものであ
り、このディスク部材6の外形は、左右には平行な部位
である平坦部41が形成され、上下は円弧部からなる長
円状の板体であり、中心部には円形の孔40が設けられ
ている。ディスク部材6の一方の面には、同一円周上の
上下の各部位に半球状の深い穴部42が形成されてい
る。これらの穴部42には、それぞれ球体5の約半分以
上が収納された状態で回転自在に保持されている。
【0021】ケース7は図7に示すように、一端側には
中心部に貫通孔44が設けられた底部46が形成され、
他端側は開放口45が形成された筒状の容器である。ケ
ース7の筒部47は、左右に平行な壁面が形成され、上
下は円弧からなる断面が長円状の形状をなしている。上
記平行な壁面は嵌合部48として、携帯電話機の本体部
13に設けた筒状部と嵌合する。このケース7内には、
上記ディスク部材6、球体5、カム部材4及びコイルバ
ネ3を収納する。
【0022】軸体8は図8に示すように、円板状の頭部
50と軸部52からなる。この軸部52の先端部には断
面が四角形状の角軸部54が、軸部52の中間部には断
面が長円状の部位56が、また軸部52の頭部50寄り
の部位には断面が円形状の円柱部58がそれぞれ形成さ
れている。
【0023】上記ヒンジ装置11は図9に示すように、
ケース7に、奥から球体5を嵌め込んだディスク部材
6、カム部材4及びコイルバネ3が収納されている。そ
して、カム部材4の軸部34の外周にコイルバネ3を嵌
め、このコイルバネ3の一端部をカム部材4の円板部3
0に当接させ、コイルバネ3の他端部をストッパ2に当
て、このストッパ2をケース7の開放口45の外側に配
置する。
【0024】そして、ケース7の底部46の貫通孔44
から軸体8の軸部52を挿入し、ディスク部材6、カム
部材4、コイルバネ3及びストッパ2を挿通させ、さら
に軸部52の先端部にフック1を嵌め込み、最後にフッ
ク1から突出した軸部52の先端部をかしめてヒンジ装
置を組み立てる。
【0025】この状態で、ケース7内にディスク部材
6、球体5、カム部材4及びコイルバネ3が収納される
一方、ストッパ2でケース7の開放口45が閉じられ
る。このとき、軸体8の長円状の部位56にはカム部材
4の長円状の貫通孔32が嵌合され、軸体8の角軸部5
4には、ストッパ2の角孔26及びフック1の角孔22
がともに嵌合される。
【0026】これにより、カム部材4、ストッパ2及び
フック1は軸体8と一体回動し、カム部材4が回動すれ
ば軸体8が回動し、さらにストッパ2及びフック1が回
動する。一方、軸体8の円柱部58には、ケース7の貫
通孔44及びディスク部材6の孔40が挿通している。
このため、ケース7及びディスク部材6は、軸体8の回
動に対してフリーであり、ディスク部材6はケース7に
内嵌されているのでディスク部材6とケース7とは一体
に回動する。
【0027】また、コイルバネ3により、カム部材4は
常にディスク部材6方向に付勢され、カム部材4とディ
スク部材6との間には球体5を介したカム機構が形成さ
れる。したがってこのヒンジ装置は、上記カム機構を介
して、ケース7に対してストッパ2及びフック1が回動
するヒンジ機構を構成する。
【0028】このヒンジ装置を、図3に示す携帯電話機
に取り付ける場合には、携帯電話機の蓋体部12に設け
たヒンジ装着用の孔部にヒンジ装置11のフック1の係
止爪20を係止させ、併せてストッパ2を嵌合固定する
一方、本体部13に設けたヒンジ装着用の筒状部にヒン
ジ装置のケース7の嵌合部48を嵌合固定させる。
【0029】上記ヒンジ装置を装着した携帯電話機は、
蓋体部12を手で開くと、上記カム機構が作動する。こ
のときストッパ2(フック1)とともにカム部材4が回
動し、カム部材4の凹面部38はディスク部材6に保持
される球体5との係合から抜け出し、カム部材4の回動
とともに球体5はカム部材4の案内路36を転がり、上
記凹面部38は他の球体5の方向に移動する。やがて、
蓋体部12の展開が終了するとき、上記凹面部38は他
の球体5に係合する。
【0030】このような、ディスク部材6とカム部材4
との間のカム動作は、ケース7の内部の奥で行われる。
このカム機構の箇所に潤滑材を充填することで、よりカ
ム機構の動作が滑らかになる。また係合の際、コイルバ
ネ3の付勢力により、球体5の凹面部38への進入に勢
いが付加されてクリック感が得られる。このクリック感
は蓋体部12の回動が終了する時に得られ、蓋体部12
の開閉にメリハリ感を与える。
【0031】蓋体部12の閉操作時には、蓋体部12の
閉移動とともにカム部材4は回動し、凹面部38は他の
球体5の係合から抜け出し元の球体5の方向に移動す
る。上記凹面部38が元の球体5に係合するとき上記開
時と同様に勢いが増し、クリック感とともに蓋体部12
が閉塞する。なお、ケース7とディスク部材6との間に
クリアランスを設け、ディスク部材6をケース7内に遊
嵌するように構成すれば、蓋体部12の開閉時にカム部
材音が発生して蓋体部12の開閉にいっそうのメリハリ
感を与える。
【0032】従って上記実施の形態に係るヒンジ装置1
1を用いた携帯電話機によれば、カム機構としてのカム
部材とディスク部材をケースの奥に配置したから、塵の
侵入が防止されてカム機構の円滑な動作が維持され、併
せてカム機構の耐久性が高められる。また、カム機構は
ケース7内に収納されているので、カム機構に充填され
る潤滑材が良好に保持されるとともに潤滑材の洩れが防
止され、携帯電話機を汚すこともない。さらに塵の影響
を受けないことから、蓋体部12の開閉時におけるクリ
ック感が長期にわたって良好に持続される。
【0033】図10は、第二の実施の形態に係るヒンジ
装置を示したものである。このヒンジ装置15は、上記
第一の形態に係るヒンジ装置11と同様、図3に示す折
畳式の携帯電話機等の携帯機器に用いられる。このヒン
ジ装置15は小型化のため、上記ヒンジ装置11に係る
球体5を用いないカム機構を構成した点が異なる。
【0034】このヒンジ装置15の外観形状は図11に
示すように、上記ヒンジ装置11と同様、フック61、
ストッパ62、ケース66及びカバー68で形成され、
他の部材はケース66内に収納されている。このヒンジ
装置15は構成部材として、フック61、ストッパ6
2、コイルバネ63、カム部材64、ディスク部材部材
65、ケース66、軸体67及びカバー68を有してい
る。これら部材の内、主にカム部材64及びディスク部
材部材65によってカム機構が構成される。
【0035】このヒンジ装置15の構成部材のうち、フ
ック61、ストッパ62、コイルバネ63及び軸体67
はそれぞれ、上記ヒンジ装置11に係るフック1、スト
ッパ2、コイルバネ3及び軸体8とは基本的構造は同じ
であるのでここでの説明は省略する。
【0036】上記カム部材64は図12に示すように、
中空の円板部70の中央部から、貫通孔72が設けられ
た軸部74が突出形成された部材である。この貫通孔7
2は、円板部70から連続的かつ同形状に形成され、孔
の形状は上下部が平行で左右部が円弧からなる長円状を
なしている。また、上記円板部70には貫通孔72を挟
んだ左右の部位に係合凸部76が形成されている。この
係合凸部76は、左右の側面75が傾斜した台形状の凸
部であり、稜線は円板部70の中心向に形成され、中心
に向うにつれて上面部が縮小する形状である。
【0037】図13はディスク部材65を示したもので
あり、このディスク部材65は中心部に円形の孔78が
設けられ、かつ周囲の一部に外向きの突出部79が形成
された板状体である。ディスク部材65には、孔78を
挟んだ左右の部位に係合凹部80が設けられ、係合凹部
80間には環状に平坦な案内路81が形成されている。
この係合凹部80の両側面は、すり鉢状に傾斜したテー
パ面82を形成している。このディスク部材65の係合
凹部80には、上記カム部材64の係合凸部76が嵌り
込んで係合する。
【0038】ケース66は図14に示すように、一端側
には中心部に貫通孔82が設けられた底部84が形成さ
れ、他端側は開放口87が形成された筒状の容器であ
る。ケース66の筒部85には、一部に外向きの突出部
86が形成された形状である。この突出部86は筒面が
平坦であり、携帯電話機の本体部13に設けた筒状部と
嵌合する。このケース66内には、上記ディスク部材6
5、カム部材64及びコイルバネ63を収納する。
【0039】上記ヒンジ装置15は図15に示すよう
に、ケース66内に、奥からディスク部材65及びカム
部材64が収納される。そして、カム部材64の軸部7
4の外周にコイルバネ63を嵌め、このコイルバネ63
の一端部をカム部材64の円板部70に当接させる。一
方、コイルバネ63の他端部をストッパ62に当て、こ
のストッパ62をケース66の開放口87の外側に配置
する。
【0040】そして、ケース66の底部84の貫通孔8
2から軸体67の軸部52を挿入し、ディスク部材6
5、カム部材64、コイルバネ63及びストッパ62を
挿通させ、さらに軸部52の先端部にフック61を嵌め
込み、最後にフック61から突出した軸部52の先端部
をかしめてヒンジ装置を組み立てる。
【0041】この状態で、ケース66内にディスク部材
65、カム部材64及びコイルバネ63が収納される一
方、ストッパ62でケース66の開放口87を閉じる。
このとき、軸体67の長円状の部位56にはカム部材6
4の長円状の貫通孔72が嵌合され、軸体67の角軸部
54には、ストッパ62の角孔26及びフック61の角
孔22がともに嵌合される。
【0042】これにより、カム部材64、ストッパ62
及びフック61は軸体67と一体に回動し、カム部材6
4が回動すれば軸体67が回動し、さらにストッパ62
及びフック61が回動する。一方、軸体67の円柱部5
8には、ケース66の貫通孔64及びディスク部材65
の孔78が挿通している。このため、ケース66及びデ
ィスク部材64は、軸体67の回動に対してフリーであ
り、ディスク部材64はケース66に内嵌されているの
で、ディスク部材64とケース66とは一体に回動す
る。
【0043】また、コイルバネ63により、カム部材6
4は常にディスク部材64方向に付勢され、カム部材6
4とディスク部材64とでカム機構が形成される。した
がってこのヒンジ装置は、上記カム機構を介して、ケー
ス66に対してストッパ62及びフック61が回動する
ヒンジ機構を構成する。このヒンジ装置15を、上記ヒ
ンジ装置11と同様に図3に示す携帯電話機等に取り付
けて使用する。
【0044】上記ヒンジ装置を装着した携帯電話機は、
蓋体部12を手で開くと、上記カム機構が作動する。こ
のときストッパ62(フック61)とともにカム部材6
4が回動し、カム部材64の係合凸部76はディスク部
材65の係合凹部80の係合から抜け出し、ディスク部
材65の案内路81を摺動移動して他の係合凹部80に
向けて移動する。やがて、蓋体部12の展開が終了する
とき、カム部材64の係合凸部76は他の係合凹部80
に係合する。
【0045】このような、ディスク部材65とカム部材
64との間のカム動作は、ケース66の内部の奥で行わ
れる。このカム機構の箇所に潤滑材を充填することで、
よりカム機構の動作が滑らかになる。また係合の際、コ
イルバネ63の付勢力により、カム部材64の係合凸部
76が係合凹部80のテーパ面82を滑り落ち、このと
き係合に勢いが付加されてクリック感が得られる。この
クリック感は、蓋体部12の回動が終了する時に得ら
れ、蓋体部12の開閉にメリハリ感を与える。
【0046】蓋体部12の閉操作時には、蓋体部12の
閉移動とともにカム部材64は回動し、係合凸部76は
ディスク部材65の係合凹部80の係合から抜け出し元
の係合凹部80の方向に移動する。上記係合凸部76が
元の係合凹部80に係合するとき上記開時と同様に勢い
が増し、クリック感とともに蓋体部12が閉塞する。な
お、ケース66とディスク部材65との間にクリアラン
スを設け、ディスク部材65をケース66内に遊嵌する
ように構成すれば、蓋体部12の開閉時にカム部材音が
発生して開閉にいっそうのメリハリ感を得える。
【0047】従って上記第二の実施の形態に係るヒンジ
装置15を用いた携帯電話機によれば、カム機構として
のディスク部材とカム部材とをケースの奥に配置したか
ら、塵の侵入が防止されてカム機構の円滑な動作が維持
され、併せてカム機構の耐久性が高められる。また、カ
ム機構はケース内に収納されているので、カム機構に充
填される潤滑材の洩れが防止され、携帯電話機を汚すこ
ともない。さらに塵が付着しないことから、蓋体部12
の開閉時にはクリック感が長期にわたって良好に維持さ
れる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るヒン
ジ装置によれば、ケース内の底部に収納されるディスク
部材と、このディスク部材との係合状態が維持されて蓋
体部を固定し、開閉操作により係合状態が解除されるカ
ム部材と、係合状態を維持する付勢手段と、この付勢手
段の移動を阻止するストッパと、を有する構成を採用し
たから、塵の侵入が防止されてカム機構の円滑な動作が
維持され、併せてカム機構の耐久性が高められ、またカ
ム機構はケース内に収納されているので、カム機構に充
填される潤滑材の洩れが防止され本体部及び蓋体部を汚
すこともないという効果を奏する。
【0049】また、本発明に係るヒンジ装置によれば、
ディスク部材に球体を収納保持する一方、カム部材に窪
みを設け、蓋体部の開位置及び閉位置において球体が窪
みに係合して蓋体部が固定される構成を採用したから、
上記効果に加えてカム機構が円滑に作動するという効果
がある。
【0050】また、本発明に係るヒンジ装置によれば、
ディスク部材に凹部又は凸部を設ける一方、カム部材に
凸部又は凹部を設けて凹凸の係合構造を形成し、蓋体部
の開位置及び閉位置において凸部が凹部に係合して蓋体
部が固定される構成を採用したから、上記効果に加えて
カム機構がコンパクトに構成でき装置の小型化が図れる
という効果がある。
【0051】本発明に係る携帯電話機によれば、ストッ
パと一体に回動するフックを設け、本体部又は蓋体部の
一方側にケースを固定させる一方、他方側にフックを係
止させ本体部と蓋体部とを回動可能に連結した構成を採
用したから、塵の侵入が防止されてカム機構の円滑な動
作が維持され、併せてカム機構の耐久性が高められ、ま
たカム機構はケース内に収納されているので、カム機構
に充填される潤滑材の洩れが防止され携帯電話機を汚す
こともないという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態に係るヒンジ装置の
分解斜視図を示す図である。
【図2】第一の実施の形態に係るヒンジ装置の外観を示
すもので、(a)は正面を、(b)は右側面を示す図で
ある。
【図3】実施の形態に係るヒンジ装置を用いた携帯電話
機を示す略図である。
【図4】ヒンジ装置のフックにつき、(a)は正面を、
(b)は右側面を、(c)は左側面を、(d)はA−A
線断面を示す図である。
【図5】ヒンジ装置のカム部材につき、(a)は正面
を、(b)は左側面を、(c)は右側面を、(d)はB
−B線断面を、(e)はC−C線断面を、(f)はD−
D線断面を示す図である。
【図6】ヒンジ装置のディスク部材につき、(a)は右
側面を、(b)は正面を、(c)は左側面を、(d)は
E−E線断面を示す図である。
【図7】ヒンジ装置のケースにつき、(a)は正面を、
(b)は右側面を、(c)はF−F線断面を示す図であ
る。
【図8】ヒンジ装置の軸体につき、(a)は正面を、
(b)はG−G線断面を、(c)は平面を、(d)は右
側面を示す図である。
【図9】第一の実施の形態に係り、ヒンジ装置の断面を
示す図である。
【図10】本発明の第二の実施の形態に係るヒンジ装置
の分解斜視図を示す図である。
【図11】第二の実施の形態に係るヒンジ装置の外観を
示すもので、(a)は正面を、(b)は右側面を示す図
である。
【図12】ヒンジ装置のカム部材につき、(a)は正面
を、(b)は左側面を、(c)は右側面を、(d)はH
−H線断面を、(e)はI−I線断面を示す図である。
【図13】ヒンジ装置のディスク部材につき、(a)は
右側面を、(b)はJ−J線断面を、(c)はK−K線
断面を示す図である。
【図14】ヒンジ装置のケースにつき、(a)は左側面
を、(b)は右側面を、(c)はL−L線断面を示す図
である。
【図15】第二の実施の形態に係り、ヒンジ装置の断面
を示す図である。
【図16】従来例に係るヒンジ装置の、(a)は正面
を、(b)は断面を示す図である。
【符号の説明】
1,61 フック 2,62 ストッパ 3,63 付勢手段(コイルバネ) 4,64 カム部材 5 球体 6,65 ディスク部材 7,66 ケース 8,67 軸体 12 蓋体部 13 本体部
フロントページの続き (72)発明者 林 稔 長野県飯田市下殿岡435番地 株式会社平 和時計製作所内 Fターム(参考) 3J105 AA02 AA03 AB11 AB23 AB24 AC07 AC10 DA15 DA23 5K023 AA07 BB26 DD08 RR09

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部と蓋体部とを回動可能に連結する
    ヒンジ装置において、 一端に底部が形成される筒状のケースと、 このケース内の底部に収納され、このケースと一体に回
    動するディスク部材と、 上記ケース内に収納され、上記蓋体部の閉位置及び開位
    置において、上記ディスク部材との係合状態が維持され
    て蓋体部を固定する一方、上記蓋体部の開閉操作による
    回動により上記係合状態が解除されるカム部材と、 一端部で上記カム部材を上記ディスク部材方向に押圧し
    て、上記ディスク部材との係合状態を維持する付勢手段
    と、 この付勢手段の他端部の軸方向移動を阻止するととも
    に、上記カム部材と一体に回動するストッパと、を有す
    ることを特徴とするヒンジ装置。
  2. 【請求項2】 上記ディスク部材に球体の一部を回転自
    在に収納保持する一方、上記カム部材に滑らかな壁面が
    形成された一対の窪みを設け、 上記蓋体部の開閉移動による回動にともない上記球体が
    上記付勢手段に抗して上記窪みから脱出し、 上記蓋体部の開位置及び閉位置において上記球体が上記
    窪みに係合して上記蓋体部が固定されることを特徴とす
    る請求項1に記載のヒンジ装置。
  3. 【請求項3】 上記ディスク部材に滑らかな壁面が形成
    された凹部又は凸部を設ける一方、上記カム部材に凸部
    又は滑らかな壁面が形成された凹部を設けて凹凸の係合
    構造を形成し、 上記蓋体部の開閉移動による回動にともない上記凸部が
    上記付勢手段に抗して上記凹部から脱出し、 上記蓋体部の開位置及び閉位置において上記凸部が上記
    凹部に係合して上記蓋体部が固定されることを特徴とす
    る請求項1に記載のヒンジ装置。
  4. 【請求項4】 軸部の一部を、上記ケースの底部の中心
    部及び上記ディスク部材の中心部にそれぞれ設けられた
    孔部に回転自在に挿通させる一方、軸部の他の一部を、
    上記カム部材の中心部及びストッパの中心部にそれぞれ
    設けられた嵌合孔と嵌合させてカム部材及びストッパと
    は一体的に回動可能な軸体を有することを特徴とする請
    求項1乃至請求項3の何れかに記載のヒンジ装置。
  5. 【請求項5】 上記ストッパと一体に回動するフックを
    設け、 送話部等を有する上記本体部又は受話部等を有する上記
    蓋体部の一方側に上記ケースを固定させる一方、 他方側に上記フックを係止させる請求項1乃至請求項4
    の何れかに記載のヒンジ装置を用い、上記本体部と上記
    蓋体部とを回動可能に連結したことを特徴とする携帯電
    話機。
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