JP2003119780A - 鋼杭の初期圧入工法及びその初期反力装置並びに初期反力架台 - Google Patents

鋼杭の初期圧入工法及びその初期反力装置並びに初期反力架台

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 初期圧入を終了した時点で一時中断がなく、
鋼杭の連続圧入時にも2本目以降の圧入で反力不足に対
処可能であり、鋼杭圧入効率を高めた初期圧入工法及び
その初期反力装置並びに初期反力架台を提供することを
目的とする。 【解決手段】 走行装置2上の前方側にパワーユニット
3を配備するとともに該走行装置2上の後方側に反力架
台4を配備してなり、該反力架台4のクランプ挟持部4
aをクランプした状態として上部に配備された杭圧入引
抜機本体5とを具備してなる静荷重型杭圧入引抜機にお
いて、前記走行装置2の後方側に配備した反力架台4
を、該反力架台4の両側を抱え込むようにして後方側に
延長して上下シリンダ8により昇降駆動するリフトアー
ム7により上昇又は下降駆動させ、反力架台4を地面に
押圧することによって初期圧入の反力を得るようにした
鋼杭の初期圧入工法と初期反力装置及び初期反力架台を
提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静荷重型杭圧入引抜
機を利用した鋼管板等の連続杭の初期圧入工法の反力を
得るために使用される初期反力装置並びに初期反力架台
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般の静荷重型杭圧入引抜機としては、
既設の鋼杭上に定置された台座の下方に複数の反力掴み
装置(クランプ)を設けて、この反力掴み装置により既
設杭をクランプすることによって反力を取っており、鋼
矢板などの連続杭の初期圧入は、杭圧入引抜機のクラン
プ挟持部を設けた反力架台にウエイトを載せ、その反力
架台とウエイトとを合わせた自重により圧入時の反力を
得る方法が一般的であるが、更に特許2732242号
に開示されているパワーユニットを積載した走行装置を
使用し、1本目の鋼矢板の初期圧入も行われている。
【0003】特許2732242号に開示されている初
期圧入工法とは、自走装置上の中央付近に立設した一対
のシリンダ下端にアームを水平状態で固定して該シリン
ダの伸縮によりアームを垂直方向に移動可能とし、シリ
ンダ前方にユニットを載置するとともに両側に上側板と
下側板を備え、中央に杭圧入引抜機のクランプ挟持部を
備えた反力架台を構成し、この反力架台の両側の上側板
と下側板の間に上記一対のアームを挿入して、該アーム
の下降により反力架台を地表に押圧して反力を得て1本
目の初期圧入杭を圧入し、その後アームを上昇させて反
力架台の押圧を解除してから自走装置を前進させて2本
目以降の初期圧入杭を圧入することが特徴となってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た反力架台にウエイトを載せる方法では、初期圧入を終
了した時点でウエイトを撤去させる必要があり、作業を
一時中断しなければならないという問題がある。また、
特許2732242号におけるパワーユニットを積載し
た走行装置では、反力架台の両側にある上側板と下側板
の間に一対のアームを挿入し、該アームを下降させて反
力架台を地面に押圧して初期圧入の反力を得る構成のた
め、1本目の鋼杭を圧入し、その後アームを上昇させ反
力架台への押圧を解除し、自走装置を前進移動させ退去
するため、2本目以降の圧入で反力不足が発生した場合
には再度反力架台にウエイトを載せる手間が発生し、か
えって非効率になるという問題点がある。
【0005】そこで本発明は上記の問題点を解決して、
初期圧入を終了した時点でウエイトを撤去させる等の一
時中断がなく、鋼杭の連続圧入時に2本目以降の圧入で
反力不足に対処して再度反力架台にウエイトを載せる手
間がなくし、杭圧入引抜機本体とパワーユニット及び走
行装置とを一体化したことによって移動にクレーン等の
吊上げ装置を不要とし、鋼杭圧入効率を高めた初期圧入
工法及びその初期反力装置並びに初期反力架台を提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、走行装置上の前方側にパワーユニットを配
備するとともに該走行装置上の後方側に反力架台を配備
してなり、該反力架台のクランプ挟持部をクランプした
状態として上部に配備された杭圧入引抜機本体とを具備
してなる静荷重型杭圧入引抜機において、前記走行装置
の後方側に配備した反力架台を、該反力架台の両側を抱
え込むようにして後方側に延長して上下シリンダにより
昇降駆動するリフトアームにより上昇又は下降駆動さ
せ、反力架台を地面に押圧することによって初期圧入の
反力を得るようにした鋼杭の初期圧入工法と初期反力装
置を提供する。
【0007】前記リフトアームは反力架台の両側を抱え
込むようにして後方側に延長させてあり、反力架台の中
央部には杭圧入引抜機本体のクランプ挟持部を設けると
ともに反力架台と一体に配設された側部材の前方側に開
閉自在な前部アームを取り付け、反力架台の後方側に開
閉自在な後部アームを取り付けてある。
【0008】また、前記パワーユニットの後方位置に隣
接して取り付けたガイドレールに沿って上下シリンダに
より昇降駆動するリフトアームの昇降駆動に伴って上昇
又は下降駆動される反力架台であって、リフトアームの
昇降駆動に伴って地面に押圧されることによって鋼杭初
期圧入の反力を得るようにした鋼杭の初期反力架台を提
供する。
【0009】かかる初期圧入工法及びその初期反力装置
並びに初期反力架台によれば、鋼杭の初期圧入時には、
上下シリンダの伸長によりリフトアームを下降駆動させ
て反力架台を地盤に押圧し、パワーユニットの重量によ
り反力を得て1本目の鋼杭の圧入を施工し、圧入完了し
た後にリフトアームによる押圧を解除してから走行装置
により前進移動し、反力架台の前部アームを伸ばしてリ
フトアームで固定してから杭圧入引抜機本体及び反力架
台の自重と1本目の鋼杭の反力によって2本目の鋼杭の
圧入を行う。以下同様な操作を繰り返して3本目、4本
目の鋼杭の圧入を完了する。
【0010】2本目以降の鋼杭圧入時の反力が不足した
場合には、反力架台の前部アームの開脚とともに後部ア
ームを圧入進行方向に開脚伸長させて反力架台を左右両
側から抱え込むリフトアームの下降駆動により反力架台
を地盤に押圧することによって充分な反力を得ることが
できる。このようにして鋼杭の初期圧入が完了した後
は、これらの鋼杭を既設杭として杭圧入引抜機本体の反
力掴み装置で各既設杭をクランプしてから杭掴み装置に
内蔵された可動側チャック爪を固定側チャック爪方向に
押動して建込用鋼杭の外周をチャックし、杭圧入引抜シ
リンダの駆動により建込用鋼杭を地盤へ連続的に圧入す
ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明にかか
る鋼杭の初期圧入工法及びその初期反力装置並びに初期
反力架台の具体的な実施形態を説明する。図1は初期反
力装置1の平面図、図2は同側面図であり、2はクロー
ラを備えた走行装置であって、該走行装置2上の前方F
側にはパワーユニット3が配備され、後方R側には反力
架台4と、この反力架台4のクランプ挟持部4aをクラ
ンプした状態で上部に配備された杭圧入引抜機本体5と
から構成されている。
【0012】図3は図1の初期反力装置1から杭圧入引
抜機本体5を取り除いた状態を示す平面図であり、図4
は杭圧入引抜機本体5がセットされている場合のA−A
線に沿う断面矢視図である。図示したように走行装置2
の前方F側に配備されたパワーユニット3の後方位置に
隣接してガイドレール6,6が取り付けられており、こ
のガイドレール6,6に沿って昇降駆動するリフトアー
ム7,7が配備されている。8,8は該リフトアーム
7,7を駆動するための上下シリンダであり、この上下
シリンダ8,8のロッド側下端部は走行装置2の一端に
下部ピン9により軸支されており、ヘッド側上端部はリ
フトアーム7,7の上部支軸部10に軸支されている。
従って上下シリンダ8,8の伸縮によりリフトアーム
7,7が自在に昇降駆動可能となっている。
【0013】図3,図4に示すようにリフトアーム7は
反力架台4の両側部を抱え込むようにして後方R側に延
長しており、該リフトアーム7,7の昇降駆動に伴って
反力架台4上部に配備された杭圧入引抜機本体5を上昇
又は下降駆動することができる。
【0014】図5は反力架台の形態を示す平面図、図6
は同側面図であり、反力架台4の中央部には進行方向に
沿って杭圧入引抜機本体5の前記クランプ挟持部4aが
設けられており、反力架台4と一体に配設された側部材
15,15の前方F側には支点11,11を中心として
開閉自在な前部アーム12,12が取り付けられてい
る。更に反力架台4の後方R側には、支点13,13を
中心として開閉自在な後部アーム14,14が取り付け
られている。図7,図8は前部アーム12,12と後部
アーム14,14を開いた状態を示している。尚、従来
から行われているように反力架台4上に別途に用意した
ウエイトを載せることも可能である。
【0015】図9は杭圧入引抜機本体5の平面図、図1
0は同側面図、図11は同正面図であって前記図4のB
−B線に沿う断面矢視図である。杭圧入引抜機本体5自
体の構成は従来から周知であるが、構成を簡単に説明す
ると、台座20の下部には既設の鋼管杭をクランプする
反力掴み装置21が配設されており、台座20上には進
行方向に沿って摺動自在にスライドベース22が配備さ
れ、このスライドベース22上には支持アーム23が縦
軸を中心として回動自在に軸支され、この支持アーム2
3の前部に設けた軸受部23aを中心として回動可能な
ガイドフレーム24が傾動可能に立設されている。この
ガイドフレーム24に昇降体25が昇降自在に装着され
ていて、該昇降体25の両側に取り付けられた左右一対
の杭圧入引抜シリンダ26,26により昇降駆動され
る。
【0016】昇降体25の下方には、杭掴み装置27が
該昇降体25に対して旋回自在に配備されている。この
杭掴み装置27の内壁面には固定側チャック爪27aと
可動側チャック爪27bとが配置されていて、杭掴み装
置27に内蔵されたチャックシリンダの押圧力により建
込杭をチャックし、地盤への圧入と引抜を行う。
【0017】以下にかかる構成による初期反力装置を用
いた鋼杭の初期圧入工法の実際例を説明する。先ず作業
現場まで走行する際には、上下シリンダ8,8の縮小に
よりリフトアーム7,7をガイドレール6に沿って上昇
駆動させて反力架台4を持ち上げた状態で移動する。そ
して現場で鋼杭の初期圧入を行う際には、上下シリンダ
8,8の伸長によりリフトアーム7,7を下降駆動させ
て反力架台4を地盤に押圧し、図12,図13に示すよ
うにパワーユニット3の重量により反力を得て1本目の
鋼杭30の圧入を施工する。
【0018】1本目の鋼杭30の圧入を完了した後にリ
フトアーム7,7による押圧を解除してから走行装置2
により前進移動し、図14,図15に示すように反力架
台4の前部アーム12を伸ばしてリフトアーム7で固定
してから杭圧入引抜機本体5及び反力架台4の自重と1
本目の鋼杭の反力により、図16に示すように2本目の
鋼杭31の圧入を施工する。以下同様な操作を繰り返し
て図17に示す3本目の鋼杭32、4本目の鋼杭33の
圧入を完了する。
【0019】上記の操作時に、2本目の鋼杭31以降の
鋼杭の圧入時の反力が不足した場合には、反力架台4の
後部アーム14,14の開脚とともに前部アーム12,
12を圧入進行方向に開脚伸長させて反力架台4を左右
両側から抱え込むようにしてからリフトアーム7,7の
下降駆動により該反力架台4を地盤に押圧することによ
り、充分な反力を得ることができる。従って反力架台4
の前部アーム12と後部アーム14の開脚形態を変化さ
せることによって2本目以降の鋼杭の圧入時の反力を確
保することができる。
【0020】上記のようにして鋼杭の初期圧入が完了し
た後は、図18に示したように鋼杭30,31,32を
既設杭として、杭圧入引抜機本体5の反力掴み装置21
で各既設杭をクランプしてから杭掴み装置27に内蔵さ
れたチャックシリンダにより可動側チャック爪27bを
固定側チャック爪27a方向に押動して建込杭35の外
周をチャックし、杭圧入引抜シリンダ26,26を駆動
して地盤への圧入を行う。杭圧入引抜シリンダ26,2
6のストローク分だけ圧入すると、チャックシリンダを
開放してから杭圧入引抜シリンダ26,26のストロー
ク分だけ上昇させ、再び同様の操作を繰り返して所定の
深度まで圧入を行う。鋼杭を地盤から引き抜く際の基本
操作もほぼ同一であり、杭圧入引抜シリンダ26,26
を駆動して該杭圧入引抜シリンダ26,26のストロー
ク分だけ鋼杭の引抜作業を行う。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば鋼杭の初期圧入時にはリフトアームを下降駆動させ
て反力架台を地盤に押圧することによってパワーユニッ
トの重量により反力が得られて1本目の鋼杭の圧入が行
えて、リフトアームによる押圧を解除してから走行装置
により前進移動してから杭圧入引抜機本体及び反力架台
の自重と1本目の鋼杭の反力によって2本目以降の鋼杭
の連続圧入を行うことができる。従って反力架台にウエ
イトを載せる従来方法のように初期圧入を終了した時点
でウエイトを撤去させる作業は不要であり、作業を一時
中断することをなくして効率アップをはかることができ
る。
【0022】また、2本目以降の鋼杭圧入時の反力が不
足した場合であっても、反力架台の前部アームの開脚と
ともに後部アームを圧入進行方向に開脚伸長させること
により、反力架台を左右両側から抱え込むリフトアーム
の下降駆動により反力架台を地盤に押圧することができ
て、反力架台にウエイトを載せる手間を省略しても充分
な反力を得ることができる。
【0023】従って本発明によれば、初期圧入を終了し
た時点でウエイトを撤去させる等の作業上の一時中断が
なく、鋼杭の連続圧入時にも2本目以降の圧入で反力不
足にも対処可能であって、杭圧入引抜機本体とパワーユ
ニット及び走行装置とを一体化したことによって移動に
クレーン等の吊上げ装置は不要であり、狭い場所での施
工を可能にするとともに安全で鋼杭圧入効率を高めた初
期圧入工法及びその初期反力装置並びに初期反力架台を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した初期反力装置の平面図。
【図2】図1の側面図。
【図3】図1の初期反力装置から杭圧入引抜機本体を取
り除いた状態を示す平面図。
【図4】杭圧入引抜機本体がセットされている場合のA
−A線に沿う断面矢視図。
【図5】反力架台の形態を示す平面図。
【図6】図5の側面図。
【図7】反力架台の使用時の形態を示す平面図。
【図8】図7の側面図。
【図9】杭圧入引抜機本体の平面図。
【図10】図9の側面図。
【図11】図9の正面図。
【図12】杭圧入時の初期反力装置の平面図。
【図13】図12の側面図。
【図14】杭圧入時の他の使用形態を示す初期反力装置
の平面図。
【図15】図14の側面図。
【図16】杭圧入時の他の使用形態を示す初期反力装置
の平面図。
【図17】初期杭の圧入状態を示す平面図。
【図18】杭圧入引抜機本体の使用時の形態を示す側面
図。
【符号の説明】
1…初期反力装置 2…走行装置 3…パワーユニット 4…反力架台 4a…クランプ挟持部 5…杭圧入引抜機本体 6…ガイドレール 7…リフトアーム 8…上下シリンダ 12…前部アーム 14…後部アーム 15…側部材 20…台座 21…反力掴み装置 22…スライドベース 23…支持アーム 24…ガイドフレーム 25…昇降体 26…杭圧入引抜シリンダ 27…杭掴み装置 35…建込杭 整理番号 P3350
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年10月24日(2001.10.
24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正内容】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静荷重型杭圧入引抜
機を利用した鋼板等の連続杭の初期圧入工法の反力を
得るために使用される初期反力装置並びに初期反力架台
に関するものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】図9は杭圧入引抜機本体5の平面図、図1
0は同側面図、図11は同正面図であって前記図4のB
−B線に沿う断面矢視図である。杭圧入引抜機本体5自
体の構成は従来から周知であるが、構成を簡単に説明す
ると、台座20の下部には既設の鋼杭をクランプする反
力掴み装置21が配設されており、台座20上には進行
方向に沿って摺動自在にスライドベース22が配備さ
れ、このスライドベース22上には支持アーム23が縦
軸を中心として回動自在に軸支され、この支持アーム2
3の前部に設けた軸受部23aを中心として回動可能な
ガイドフレーム24が傾動可能に立設されている。この
ガイドフレーム24に昇降体25が昇降自在に装着され
ていて、該昇降体25の両側に取り付けられた左右一対
の杭圧入引抜シリンダ26,26により昇降駆動され
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【図6】
【図8】
【図1】
【図2】
【図3】
【図7】
【図9】
【図10】
【図17】
【図4】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図18】
【図15】
【図16】

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置上の前方側にパワーユニットを
    配備するとともに該走行装置上の後方側に反力架台を配
    備してなり、該反力架台のクランプ挟持部をクランプし
    た状態として上部に配備された杭圧入引抜機本体とを具
    備してなる静荷重型杭圧入引抜機において、 前記走行装置の後方側に配備した反力架台を、該反力架
    台の両側を抱え込むようにして後方側に延長して上下シ
    リンダにより昇降駆動するリフトアームにより上昇又は
    下降駆動させ、反力架台を地面に押圧することによって
    初期圧入の反力を得るようにしたことを特徴とする鋼杭
    の初期圧入工法。
  2. 【請求項2】 走行装置上の前方側にパワーユニットを
    配備するとともに該走行装置上の後方側に反力架台を配
    備してなり、該反力架台のクランプ挟持部をクランプし
    た状態として上部に配備された杭圧入引抜機本体とを具
    備してなる静荷重型杭圧入引抜機において、 前記パワーユニットの後方位置に隣接してガイドレール
    を取り付け、このガイドレールに沿って上下シリンダに
    より昇降駆動するリフトアームを配備して、該リフトア
    ームの昇降駆動に伴って反力架台の上部に配備された杭
    圧入引抜機本体を上昇又は下降駆動するようにしたこと
    を特徴とする鋼杭の初期反力装置。
  3. 【請求項3】 前記リフトアームは反力架台の両側を抱
    え込むようにして後方側に延長させた請求項2に記載の
    鋼杭の初期反力装置。
  4. 【請求項4】 反力架台の中央部には杭圧入引抜機本体
    のクランプ挟持部を設けるとともに反力架台と一体に配
    設された側部材の前方側に開閉自在な前部アームを取り
    付け、反力架台の後方側に開閉自在な後部アームを取り
    付けた請求項2に記載の鋼杭の初期反力装置。
  5. 【請求項5】 走行装置上の前方側にパワーユニットを
    配備するとともに該走行装置上の後方側に反力架台を配
    備してなり、該反力架台のクランプ挟持部をクランプし
    た状態として上部に配備された杭圧入引抜機本体とを具
    備してなる静荷重型杭圧入引抜機において、 前記パワーユニットの後方位置に隣接して取り付けたガ
    イドレールに沿って上下シリンダにより昇降駆動するリ
    フトアームの昇降駆動に伴って上昇又は下降駆動される
    反力架台であって、リフトアームの昇降駆動に伴って地
    面に押圧されることによって鋼杭初期圧入の反力を得る
    ようにしたことを特徴とする鋼杭の初期反力架台。
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