JP2017044004A - 圧入装置およびサブチャック付サブチャックフレーム - Google Patents

圧入装置およびサブチャック付サブチャックフレーム Download PDF

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Abstract

【課題】クレーンに使用制限がある場合であっても、安定した姿勢で精度よく、かつ連続的に圧入杭を圧入することができる。
【解決手段】圧入杭2A(2)を着脱可能に把持するメインチャック3と、メインチャック3が取り付けられたメインチャックフレーム3Aと、メインチャックフレーム3Aを相対的に上下移動可能に支持するマスト4と、マスト4を相対的に前後移動可能に支持するとともに、反力杭2Bを着脱可能に保持するクランプ50を有するサドル5と、マスト4からメインチャックフレーム3Aの移動範囲を上下方向Yに外れた位置で前方に延びるサブチャックフレーム6Aと、サブチャックフレーム6Aに取り付けられて圧入杭2Aを着脱可能に把持可能なサブチャック6と、を備えた圧入装置を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、圧入杭の圧入・引抜きを行うための圧入装置およびサブチャック付サブチャックフレームに関する。
従来、この種の杭の圧入装置として、例えば特許文献1に示すような既設杭を反力杭として反力を取って新たに杭を地盤に圧入する装置が知られている。このような圧入装置では、例えば鋼管杭やU型鋼矢板や鋼管矢板などの既設杭をクランプで掴んで、その既設杭から反力を取った状態で、チャックによって把持された圧入杭を、チャックを降下させることにより地盤に圧入するものである。そして、一般的には、圧入杭の上端をクレーンで吊った状態で十分に支持力が得られる深さまで地盤に圧入し、クレーンの吊り状態を解除する。以降、圧入された圧入杭は地盤に支持されているため、一定のストロークで圧入したらチャックによる杭の保持を解除してチャックを上昇させてそのチャックの把持位置を圧入杭の上方の位置で把持し直してから再びチャックを降下させて圧入することが行われ、これを繰り返すことで杭が圧入されていく。
また、例えば土石流防止用の土留めの施工や水上施工の締切施工や法面(斜面)の締切施工などでは、地面から高い位置に杭の上端が位置するように杭打設する、いわゆる高天端施工となり、この高天端施工に圧入装置が適用されることが知られている。この場合には、打設済みの既設杭の上端に圧入装置を配置し、現場条件によっては既設杭上端にクレーンも配置して、複数の圧入杭を連続して圧入する施工が行われるが、圧入杭をクレーンで吊れる能力、すなわち杭の長さや重量に制限されるため、長さを短くした杭材を圧入し、一定長圧入したら溶接で継いでまた圧入するという工程を繰り返すことで長尺の1本の杭を打設している。
特開2002−351533号公報
しかしながら、従来のように杭を高天端施工する場合や、高架下や建物内部のように上部障害がある上空制限が設けられる場所での圧入作業では、以下のような問題があった。
すなわち、高天端施工では地面から高い位置に杭の上端が位置していることから、チャックにより圧入杭を把持した状態において、圧入杭が地盤に圧入されていない場合や、圧入されていても十分に支持力が得られていない場合がある。圧入杭が地盤に圧入されていない場合は、圧入杭を継いだ後に更に下降する。また、圧入されていても十分に支持力が得られていない場合は、圧入杭を継いだ後に引き続き圧入する。圧入杭を継いだ後の下降や圧入を行う際には、チャックによる圧入杭の把持を解除することとなるが、このときに、継いだ圧入杭の重量をクレーンだけでは保持することができないという問題があった。
また、高天端の継いだ杭を引き抜く場合においても、クレーンで吊る圧入杭の重量が複数本分の重量となり、上記と同様にクレーンで保持できない場合があった。
このように継がれた圧入杭の重量をクレーンだけで保持することができない場合は、その圧入杭を一旦手前の反力杭に溶接止め(溶接固定)し、圧入装置のチャックを上昇させ、チャックでその圧入杭を再度チャックした後に、その溶接を切り(溶接固定を解除し)、圧入を続けている。このとき、圧入杭の重量は、一旦手前の反力杭にもたせるという断続的かつ煩雑な作業が生じるため、時間を要するうえ、圧入精度が確保できないという問題があった。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、クレーンに使用制限がある場合であっても、安定した姿勢で精度よく、かつ連続的に圧入杭の圧入・引抜きを行うことができる圧入装置およびサブチャック付サブチャックフレームを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る圧入装置は、圧入杭を着脱可能に把持するメインチャックと、前記メインチャックが取り付けられたメインチャックフレームと、前記メインチャックフレームを相対的に上下移動可能に支持するマストと、前記マストを相対的に前後移動可能に支持するとともに、反力杭を着脱可能に保持するクランプを有するサドルと、前記マストから、前記メインチャックフレームの移動範囲を上下方向に外れた位置で前方に延びるサブチャックフレームと、前記サブチャックフレームに取り付けられて圧入杭を着脱可能に把持可能なサブチャックと、を備えることを特徴としている。
また、本発明に係るサブチャック付サブチャックフレームは、上述したサブチャックを備えていることを特徴としている。
本発明では、サドルに設けられたクランプを既設杭に保持させた状態で、メインチャックで圧入杭を把持し、メインチャックをマストに沿って下降させることにより、圧入杭を下降させることができる。このとき、メインチャックで所定の圧入ストロークだけ下降させた後、メインチャックとは別に設けられるサブチャックにより圧入杭を把持するとともに、メインチャックによる把持を解除し、メインチャックを上昇させて下降前の位置で再び圧入杭を把持する。そして、サブチャックによる把持を解除したら、メインチャックをマストに沿って下降させることにより、順次、圧入杭を連続的に下降させることができる。
このような作業を繰り返すことで、クレーンを使わずに圧入杭を下降させる。圧入杭を地面まで下降させ、十分に支持力が得られる状態まで圧入されれば、サブチャックによる把持を解除し、メインチャックによる通常の圧入作業を行う。そして、所定長の1本目の圧入杭の圧入が完了したら、サドルに対してマストを前進させてメインチャックを次の2本目の圧入杭の圧入位置へ移動させ、上述した手順により当該2本目の圧入杭を圧入する。このように本発明では、隣接して圧入される複数本の圧入杭をサドルのクランプ位置を変えずに連続して施工することができる。
従って、本発明では、高天端施工の場合や、上空制限がある場合などでクレーンの高さや定格荷重などのクレーン能力を確保できない施工現場であっても、安定した姿勢で圧入を行うことができる。
また、圧入装置の重量を上昇させる支持力が得られる状態まで前記2本目の圧入杭を圧入した段階で、クランプを既設杭から解放し、マストに対して上昇位置にあるメインチャックで圧入杭の上方を把持する。そして、マストをサドルと共に上昇させ、さらにマストに対してサドルを前進させた後に、マストをサドルと共に下降させ、クランプを既設杭に保持させることで、圧入装置を順次、前進させて圧入を行うことができる。
さらに、本発明では、サブチャックフレームがマストに固定され、かつメインチャックフレームの移動範囲を上下方向に外れた位置で前方に延びて配置されているので、マストに対して相対的に上下移動するメインチャックフレームがサブチャックフレームに干渉することを防止できる。
また、本発明に係る圧入装置において、前記クランプは反力杭の天端に当接する当接部を有し、前記サブチャックフレームは、前記当接部よりも上方に位置することが好ましい。
この場合には、当接部を反力杭の天端に当接させてクランプを保持させた状態で、マストに固定されるサブチャックフレームが前記当接部よりも上方に位置するため、圧入杭の圧入時に既設杭の上端にサブチャックフレームが干渉することを防ぐことができる。
また、本発明に係る圧入装置は、前記メインチャックの周囲に配されるステージと、前記マストに取り付けられて前記ステージを前記当接部よりも上方の高さまで昇降させることが可能な昇降部と、を備えるようにしてもよい。
本発明では、ステージを昇降部の駆動により昇降させることで、作業状況に合わせてメインチャックおよびサブチャックの周囲にステージを移動させて配置することができる。
また、ステージは、上下移動するメインチャックフレームやマストに固定されているサブチャックフレームに干渉しない任意の位置でマストに取り付けることができる。
また、本発明に係る圧入装置において、前記ステージは、前記サブチャックフレームに設けられていてもよい。
この場合、既存の圧入装置のマストに対してサブチャックフレームを固定することでステージも同時に設けることができるので、サブチャックフレームとは別にステージをマストに固定する必要がなくなり、簡単な構成になる利点がある。
また、ステージの昇降部をサブチャックフレームに取り付ければ、ステージを上下させることができ、作業状況に対応できる。
また、本発明に係る圧入装置は、前記サブチャックフレームの後端には、上下方向に延在するガイドが立設され、前記ガイドの上端が前記マストに着脱可能に固定されていることが好ましい。
この場合には、ガイドを介してサブチャックフレームをマストに着脱可能に固定することができ、ガイドの長さを調整することでサブチャックフレームの高さ位置を上下移動するメインチャックフレームに干渉しない位置に設定することができる。
本発明の圧入装置およびサブチャック付サブチャックフレームによれば、クレーンに使用制限がある場合であっても、安定した姿勢で精度よく、かつ連続的に圧入杭の圧入・引抜きを行うことができる。
本発明の実施の形態による圧入装置の構成を示す側面図である。 図1に示す圧入装置を上方から見た平面図であって、メインチャックフレームを水平断面視した図である。 図1に示す圧入装置を上方から見た平面図であって、メインチャックフレームを省略した図である。 図1に示す圧入装置を前方から見た正面図である。 マストに取り付けられているサブチャックフレームとサブチャックの構成を示す平面図である。 サブチャックの構成を示す平面図であって、圧入杭に対する把持が解放された状態の図である。 サブチャックの構成を示す平面図であって、圧入杭に対して把持された状態の図である。 (a)、(b)は、圧入装置による圧入杭の下降工程を示す図である。 (a)、(b)は、図8(b)に続く圧入杭の下降工程を示す図である。 (a)、(b)は、図9(b)に続く圧入杭の下降工程を示す図である。 (a)、(b)は、図10(b)に続く圧入杭の下降工程を示す図である。 (a)、(b)は、圧入装置の自走工程を示す図である。 (a)、(b)は、図12(b)に続く自走工程を示す図である。 (a)、(b)は、圧入装置による圧入杭の打ち下げ工程を示す図である。 他の実施の形態による圧入装置の構成を示す側面図である。
以下、本発明の実施の形態による圧入装置およびサブチャック付サブチャックフレームについて、図面に基づいて説明する。
図1乃至図3に示すように、本実施の形態による圧入装置1は、既設杭2B(反力杭)に反力をとって所定長さの鋼管杭からなる圧入杭2Aを所定位置に圧入するものである。ここでは、例えば複数の杭2、2、…を一方向に配列して打設される護岸工事、あるいは擁壁工事に適用される。圧入装置1で圧入される圧入杭2Aは、圧入装置1の近傍に移動可能に設置されているクレーン(図示省略)によって吊り下げられている。
なお、以下の説明では、杭2において、圧入装置1で圧入する杭を符号2Aを用いて圧入杭とし、既設の杭を符号2Bを用いて既設杭とし、後述するクランプ50により把持される既設杭2Bを反力杭という。
圧入装置1は、圧入杭2A(2)を着脱可能に把持するメインチャック3と、メインチャック3が取り付けられたメインチャックフレーム3Aと、メインチャックフレーム3Aを相対的に上下移動可能に支持するマスト4と、マスト4を相対的に前後移動可能に支持するとともに、既設杭2Bを着脱可能に保持するクランプ50を有するサドル5と、マスト4からメインチャックフレーム3Aの移動範囲を上下方向Yに外れた位置で前方に延びるサブチャックフレーム6Aと、サブチャックフレーム6Aに取り付けられて圧入杭2Aを着脱可能に把持可能なサブチャック6と、を備えている。
そして、圧入装置1には、メインチャック3およびサブチャック6の周囲に作業員が行き来できるステージ装置7が設けられている。
ここで、圧入装置1において、サドル5に対してスライド自在に支持されるマスト4の移動方向を前後方向X1といい、水平面内における前後方向X1に直交する方向を左右方向X2という。また、前後方向X1において、メインチャック3で圧入杭2Aを圧入する側を前方、前側といい、サドル5側を後方、後側という。
さらに、以下では、メインチャック3およびサブチャック6で把持した圧入杭2Aの中心軸をチャック軸Oといい、このチャック軸Oに沿った方向を上下方向Yという。また、チャック軸O方向から見た平面視において、チャック軸Oに直交する方向を径方向といい、チャック軸O回りに周回する方向を周方向という。
サドル5は、マスト4を前後方向X1に相対移動可能に支持している。つまり、マスト4は、サドル5に対して前後方向X1に移動自在となっている。そのため、圧入装置1は、前述した相対移動により、複数が配列される既設杭2B上をその配列方向に沿って移動(自走)するようになっている。
サドル5は、図1に示すように、サドル本体51と、サドル本体51から垂下する複数(ここでは2つ)のクランプ50と、を有している。サドル本体51の内部には、マスト4が前後方向X1に沿って摺動可能に係合する案内部(図示省略)を有している。
クランプ50は、既設杭2Bの上端2aの内側に挿入された状態で、図示しない油圧シリンダによって既設杭2Bを内側から保持および解放するように構成され、既設杭2(反力杭)の天端(上端2a)に当接する当接部50aを有している。
このような構成の圧入装置1が自走する場合は、杭列先端に位置する圧入された既設杭2Bに連続して新たな圧入杭2Aを圧入していく。圧入が完了した状態で、メインチャック3が圧入杭2Aを挟持した状態でクランプ50を解放して、サドル5とマスト4をメインチャックフレーム3Aに対して上昇させた後、サドル5をマスト4に沿って杭1本分の所定長だけ前進させる。そして、サドル5とマスト4を下降させてクランプ50により既設杭2Bを保持し、その後、メインチャックフレーム3Aを下降させて圧入杭2Aを完全に圧入する。このような作動を順次繰り返すことにより杭1本分ずつ既設杭2Bの列上を前進させることができる。
なお、圧入装置1の自走のタイミングは、圧入杭2Aが支持地盤に到達した完了時であることに限定されず、例えば圧入途中のタイミングであってもかまわない。要は、圧入装置1が自沈しない程度の支持力を圧入杭2Aにもたせることができる状態のタイミングであれば、圧入装置1を自走させることができる。
マスト4は、サドル本体51の前記案内部に対して前後方向X1に摺動自在に係合している。マスト4は、サドル本体51上に設けられる板状のスライドフレーム41と、スライドフレーム41上に回転部43を介して設けられるマストベース部42と、マストベース部42の前端に設けられる上下レール部40と、を備えている。マストベース部42は、回転部43の上下方向Yを中心とした回転軸C回りに周回可能に設けられている。
上下レール部40は、上下方向Yに延在し、上下レール部40の前側においてメインチャック3を備えたメインチャックフレーム3Aが上下移動自在に嵌合されている。
マスト4の下端には、左右方向X2の両側から前方に向けて突出するマストアーム部44、44(図3参照)が設けられている。マストアーム部44、44には、サブチャックフレーム6Aが着脱可能に装着される図示しない貫通孔を有する装着ブラケット45が設けられている。
メインチャックフレーム3Aは、図2に示すように、圧入杭2Aを上下方向Yに挿通可能な第1挿通孔(図示省略)を形成して枠組みされ、内側にメインチャック3を備えている。メインチャックフレーム3Aには、マスト4の一対のマストアーム部44のそれぞれにシリンダ先端を固定された昇降シリンダ32(図4参照)と、昇降シリンダ32の伸縮によって上下レール部40に沿って上下方向Yに摺動自在に嵌合するガイド部31と、を有している。
一対の昇降シリンダ32は、図1に示すように、ロッドの伸縮方向を上下方向Yに向けて配置され、ロッド先端がマストアーム部44の突出端に固定されている。そのため、昇降シリンダ32のロッドを伸張された状態から収縮させると、昇降シリンダ32を介してメインチャックフレーム3A(メインチャック3)が下方に移動する、すなわちメインチャック3で把持される圧入杭2Aを下方に向けて圧入する方向に移動させることができる。一方、昇降シリンダ32のロッドを収縮させた状態から伸張させると、昇降シリンダ32を介してメインチャックフレーム3A(メインチャック3)が上方に移動する、すなわちメインチャック3で圧入杭2Aを解放したメインチャックフレーム3Aを上方で移動させることができる。
また、メインチャックフレーム3Aの内部には、圧入杭2Aのストロークを検知するストロークセンサ(図示省略)が設けられている。
メインチャック3は、図2に示すように、メインチャックフレーム3A内に固定され、圧入杭2Aを掴む部分である。メインチャック3は、メインチャックフレーム3A内に固定的に設けられた固定保持部34と、固定保持部34に対向して配置され、油圧シリンダ33の駆動によって固定保持部34に向かって伸長可能な可動保持部35と、を備えている。固定保持部34と可動保持部35は、それぞれの対向面が圧入杭2Aの外周面に沿う形状に形成されている。メインチャック3では、固定保持部34と可動保持部35により圧入杭2Aを外周側から押圧することにより挟持し、この挟持した状態のまま昇降シリンダ32によってメインチャックフレーム3Aを上下レール部40に沿って下降させることで圧入杭2Aが圧入される。
サブチャックフレーム6Aは、図1に示すように、クランプ50の当接部50aよりも上方に位置し、圧入杭2Aを上下方向Yに挿通可能な第2挿通孔(図示省略)を形成して枠組みされており、マスト4に設けられる一対のマストアーム部44の先端から下方に向けて延びるガイド61の下端61aに固定され、この下端61aから前方に向けて突出している。サブチャックフレーム6Aは、メインチャックフレーム3Aの下方に間隔をあけた位置で、メインチャックフレーム3Aに対してチャック軸O上に同軸となる位置に配置されている。そして、サブチャックフレーム6Aの内側には、サブチャック6が介装されている。
各ガイド61の上端には、貫通孔を有するプレートが固定されている。そして、プレートと装着ブラケット45の貫通孔同士を合わせてピンを挿通させることで連結されている。なお、上述したピンに代えてボルトにより連結するようにしてもよい。
サブチャック6は、図5に示すように、第2挿通孔の内周に沿うようにしてサブチャックフレーム6Aに固定され、メインチャック3よりも下方の位置で圧入杭2Aを外周側から挟持して掴む部分である。サブチャック6は、図6および図7に示すように、周方向に複数(ここでは3分割)に分割された円弧状のリングバンド62(62A、62B、62C)と、周方向に隣り合うリングバンド62、62の端部62a、62a同士を連結して各リングバンド62を径方向に移動させるためのチャックシリンダ63と、を備えている。周方向に沿って配置される3つのリングバンド62A、62B、62Cは、環状を形成するように設けられ、その内周側に圧入杭2Aが挿通可能となっている。リングバンド62の内周部62bを圧入杭2Aの外周面に対して径方向の外側から押圧することで圧入杭2Aが挟持される。
また、リングバンド62には、圧入杭2Aの接触側となる内周面に複数の係止爪(図示省略)が固定されている。
チャックシリンダ63は、隣り合うリングバンド62、62同士の間で、リングバンドの接線方向にロッドの伸縮方向を向けた状態で設けられ、シリンダの一端が一方のリングバンド62に支持され、シリンダの他端が他方のリングバンド62に支持されている。3つのチャックシリンダ63は、同時に伸縮することで各リングバンド62、62同士の間隔を開閉するようになっている。
チャックシリンダ63の収縮動作により各リングバンド62A、62B、62Cが閉動して圧入杭2Aを把持し、チャックシリンダ63の伸張動作により各リングバンド62A、62B、62Cが開動して圧入杭2Aを解放するようになっている。
また、メインチャック3とサブチャック6は、圧入杭2Aの圧入動作時には、必ずメインチャック3およびサブチャック6のうち少なくとも一方によって圧入杭2Aが把持されるように制御されることが好ましい。
図4に示すように、ステージ装置7は、メインチャック3の周囲に配されるステージ71と、ステージ71をクランプ50の当接部50aの高さよりも上方まで昇降させることが可能にマスト4(図3参照)の左右方向X2の両側に取り付けられる一対の昇降ジャッキ72、72(昇降部)と、を備えている。
昇降ジャッキ72は、マスト4の左右方向X2の両側でサブチャックフレーム6Aに干渉しない位置に取り付けられている。ステージ71は、昇降ジャッキ72の下端に固定され、メインチャックフレーム3Aおよびサブチャックフレーム6Aの外周側を囲うように配置されている。
ここで、図4は、昇降ジャッキ72が伸張してステージ71が最も下がった下降位置に配置されている状態を示している。なお、昇降ジャッキ72によって上下方向Yに移動するステージ71の移動範囲は、上昇位置でメインチャックフレーム3A(メインチャック3)に対して作業員が届く位置から、下降位置でサブチャックフレーム6A(サブチャック6)に対して作業員が届く位置までとされる。具体的にステージ71の下降位置は、圧入が完了した圧入杭2A(既設杭2B)の上端2aよりも下方の位置となっている。
次に、上述した圧入装置1により圧入杭2Aを地盤に圧入して矢板壁を形成する施工方法について、図面に基づいて説明する。なお、図8〜図11において、符号OPはメインチャック3およびサブチャック6による把持の解放を示しており、符号CLは同じく把持の挟持を示している。
図8(a)に示すように、本実施の形態の圧入装置1では、既設杭2Bをクランプ50により掴んだ状態で、1本の圧入杭2A(図8(a)に示す符号2C)の圧入が完了した後に、その符号2Cに示す既設杭の前方に新たに圧入杭2Aを圧入する。先ず、クランプ50で既設杭2Bに固定されたサドル5に対してマスト4を前進させ、メインチャック3のチャック軸Oが次に圧入される圧入杭2Aの中心軸に一致するようにセットする。
その後、圧入杭2Aをメインチャックフレーム3Aの上述した第1挿通孔に挿通させて、上昇位置P1のメインチャック3で圧入杭2Aの所定高さの位置で把持(符号CL)して圧入準備が完了となる。このとき、サブチャック6は圧入杭2Aに対して解放(符号OP)した状態である。
次に、図8(b)に示すように、メインチャック3(メインチャックフレーム3A)を昇降シリンダ32を収縮させて上下レール部40に沿って下降させることで、圧入杭2Aを下降させる。
そして、メインチャック3の1回のストローク量による圧入が完了して下降位置P2に達したら、図9(a)に示すように、サブチャック6で圧入杭2Aを外周側から把持し、続いて図9(b)に示すように、メインチャック3による把持を解放し、サブチャック6のみで圧入杭2Aを把持した状態にする。
次に、図10(a)に示すように、昇降シリンダ32を伸張動作させることにより、解放されたメインチャック3とともにメインチャックフレーム3Aを上下レール部40に沿って下降位置P2から上昇位置P1まで上昇させる。そして、メインチャックフレーム3Aが上昇位置P1に到達したら、図10(b)に示すように、メインチャック3により圧入杭2Aを把持する。
その後、図11(a)に示すように、サブチャック6による把持を解放し、図11(b)に示すように、図8(b)と同様に、メインチャック3(メインチャックフレーム3A)を昇降シリンダ32を収縮動作させて上下レール部40に沿って下降させることで、圧入杭2Aを下降させる。
圧入杭2Aを地面まで下降させ、十分に支持力が得られる深さまで圧入杭2Aが圧入されれば、サブチャック6による把持を常時開放した状態で、メインチャック3で圧入杭を把持し、メインチャック3(メインチャックフレーム3A)を昇降シリンダ32を収縮させて上下レール部40に沿って下降させることで、圧入杭2Aを地盤に圧入する。
次に、メインチャック3の1回のストローク量による圧入が完了して前記下降位置P2に達したら、メインチャック3による把持を解放し、昇降シリンダ32を伸張動作させることにより、解放されたメインチャック3とともにメインチャックフレーム3Aを上下レール部40に沿って前記下降位置P2から前記上昇位置P1まで上昇させる。
次に、メインチャックフレーム3Aが前記上昇位置P1に到達したら、メインチャック3により圧入杭2Aを把持する。
そして、以上の動作を繰り返し行うことにより、順次、圧入杭2Aを圧入していき、最終的に圧入杭2Aを予め決められた深さまで圧入する。
次に、圧入装置1の自走方法、すなわち前進方法について図面を用いて説明する。
先ず、図12(a)に示すように、メインチャック3の上昇位置P1で圧入杭2Aを把持する。このときサブチャック6による把持は解放されている。この状態から、図12(b)に示すように、昇降シリンダ32を収縮動作させてメインチャックフレーム3Aを上下レール部40に対して相対的に上昇位置P1から下降位置P2に移動させ、マスト4をサドル5と共に上昇させる。このサドル5が上昇した状態において、一対のクランプ50は既設杭2Bの上端2aよりも上方となるように設定されている。
続いて、図13(a)に示すように、マスト4のスライドフレーム41に沿ってサドル5を前進させる。このとき前進するサドル5は、一対のクランプ50のそれぞれが既設杭2に挿入可能となるように位置決めされる。また、サブチャックフレーム6Aは、このとき前進させたサドル本体51およびクランプ50がサブチャックフレーム6Aに干渉しないような位置となっている。
そして、図13(b)に示すように、マスト4をサドル5と共に下降させ、一対のクランプ50をそれぞれ既設杭2Bの上端の内側に保持させた後、順次、圧入杭2Aを圧入していき、最終的に圧入杭2Aを予め決められた深さまで圧入する。
なお、図14(a)に示すように、圧入杭2Aの最後の圧入時(打ち下げ時)には、圧入杭2Aの天端の位置がサブチャック6よりも下方となるので、圧入杭2Aの上端部分をメインチャック3およびサブチャック6で把持することができない。そのため、最終段階の圧入にあたっては、圧入杭2Aの上端2aに着脱可能に連結される打下げ装置8を使用する。
打下げ装置8は、鋼管部材からなり、圧入杭2Aと略同径の上筒部81と、圧入した圧入杭2Aの上端2aの内側に嵌合する下筒部82と、が上下に接続されている。
圧入杭2Aの打ち下げの際には、図14(a)に示すように、クレーンで吊った打下げ装置8の下筒部82を圧入杭2Aの上端2aの内側に嵌合させ、上筒部81が圧入杭2Aの上端2aに載置した状態にする。続いて、図14(b)に示すように、上筒部81を上昇位置P1のメインチャック3で把持し、サブチャック6は上筒部81に対して解放した状態で、メインチャックフレーム3A(メインチャック3)を下降させ上端2aの位置が所定の高さになるまで打ち下げた後、打下げ装置8をクレーンで吊って引き上げて取り外す。これによりメインチャック3およびサブチャック6はそれぞれ把持していない状態となる。次いで、図8(a)に示すように、既設杭2Bに保持されたサドル5に対してマスト4を前進移動させ、メインチャック3およびサブチャック6のチャック軸Oが次に圧入する圧入杭2Aの中心に一致する位置にセットし、上述した手順により圧入を行うことができる。
本実施の形態では、図8〜図11に示すように、サドル5に設けられたクランプ50を既設杭2Bに保持させた状態で、メインチャック3で圧入杭2Aを把持し、メインチャック3を上下レール部40に沿って下降させることにより、圧入杭2Aを圧入することができる。このとき、メインチャック3で所定の圧入ストロークだけ圧入杭2Aを下降させた後、メインチャック3とは別に設けられるサブチャック6により圧入杭2Aを把持するとともに、メインチャック3による把持を解除し、メインチャック3を上昇させて下降前の位置で再び圧入杭2Aを保持する。そして、サブチャック6による把持を解除したら、メインチャック3を上下レール部40に沿って下降させ、この繰り返しにより圧入杭2Aを下降させることができる。圧入杭2Aを地面まで下降させ、十分に支持力が得られる状態まで圧入した後、上述した圧入工程により順次、圧入杭2Aを連続的に圧入することができる。
このような作業を繰り返すことで、1本分の圧入杭2Aの圧入を行う。そして、所定長の1本目の圧入杭2Aの圧入が完了したら、サドル5に対してマスト4を前進させてメインチャック3を次の2本目の圧入杭2Aの圧入位置へ移動させ、上述した手順により当該2本目の圧入杭2Aを圧入する。
このように本実施の形態では、隣接して圧入される複数本の圧入杭2Aをサドル5のクランプ50の位置を変えずに連続して施工することができる。
また、圧入装置の重量を上昇させる支持力が得られる状態まで前記2本目の圧入杭を圧入した段階で、クランプ50を既設杭から解放し、上下レール部40に対して上昇位置P1にあるメインチャック3で圧入杭2Aの上方を把持する。そして、マスト4をサドル5と共に上昇させ、さらにマスト4に対してサドル5を前進させた後に、マスト4をサドル5と共に下降させ、クランプ50を既設杭2Bに保持させることで、圧入装置1を順次、前進させて圧入を行うことができる。
また、本実施の形態では、地面から高い位置に圧入杭2Aの上端が位置するような高天端施工の場合や、上空制限がある場合などでクレーンの高さや定格荷重などのクレーン能力を確保できない施工現場であっても、横振れを抑えて安定した姿勢で圧入を行うことができる。
さらに、本実施の形態では、サブチャックフレーム6Aがマスト4に固定され、かつメインチャックフレーム3Aの移動範囲を上下方向に外れた位置で前方に延びて配置されているので、上下レール部40に対して相対的に上下移動するメインチャックフレーム3Aがサブチャックフレーム6Aに干渉することを防止することができる。
また、本実施の形態では、図1に示すように、クランプ50の当接部50aを既設杭2Bの上端2aに当接させてクランプ50を保持させた状態で、マスト4に固定されるサブチャックフレーム6Aが前記当接部50aよりも上方に位置するため、圧入杭2Aの圧入時に既設杭2Bの上端2aにサブチャックフレーム6Aが干渉することを防ぐことができる。
また、本実施の形態では、ステージ71を昇降ジャッキ72の駆動により昇降させることで、作業状況に合わせてメインチャック3およびサブチャック6の周囲にステージ71を移動させて配置することができる。
また、ステージ71は、上下移動するメインチャックフレーム3Aやマスト4に固定されているサブチャックフレーム6Aに干渉しない任意の位置でマスト4に取り付けることができる。
さらに、本実施の形態では、ガイド61を介してサブチャックフレーム6Aをマスト4に着脱可能に固定することができる。そのため、ガイド61の長さを調整することでサブチャックフレーム6Aの高さ位置を上下移動するメインチャックフレーム3Aに干渉しない位置に設定することができる。
上述のように本実施の形態による圧入装置およびサブチャック付サブチャックフレームでは、クレーンに使用制限がある場合であっても、安定した姿勢で精度よく、かつ連続的に圧入杭2Aを圧入することができる。
以上、本発明による圧入装置およびサブチャック付サブチャックフレームの実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、本実施の形態では、圧入装置1の他にクレーンを設置して、圧入杭2Aや打下げ装置8を吊り下げてメインチャックフレーム3A内に対して配置したり、取り出す作業を行っているが、このような施工に限定されることはない。例えば、図15に示すような他の実施の形態のように、マスト4の上部に専用のクレーン装置10が設けられた圧入装置1Aを用いることも可能である。この場合、圧入装置1Aの上方に橋梁などの障害物Tがある場合に好適である。
圧入装置1Aのクレーン装置10は、例えばクリアパイラーCL70(株式会社技研製作所製)などと同等のクレーンであって、長さ方向に伸縮可能な一対のブーム11が回転部13を介してマスト4の後端側の上面に支持されている。回転部13は上下方向Yを中心に回転可能であり、これによりブーム11が回転部13回りに旋回することができる。また、各ブーム11には伸縮ジャッキ12が設けられ、伸縮ジャッキ12の駆動によってブーム11は伸縮自在に構成されている。このように構成されるクレーン装置10では、一対のブーム11の先端からワイヤで圧入杭2Aの側面を吊ることが可能であるので、吊り代を小さくすることができ、上部障害Tがあるような上空制限が厳しい施工に好適に採用することができる。
また、上述した実施の形態では、ステージ装置7がマスト4に固定された構成としているが、このような構成に限定されることはなく、ステージをサブチャックフレーム6Aに直接、取り付ける構成としても良い。さらに、サブチャックフレーム6Aに昇降装置を備える構成とすることで、ステージも同時に上下移動させることができる。
この場合、既存の圧入装置のマスト4に対してサブチャックフレーム6Aを固定することでステージも同時に設けることができるので、サブチャックフレーム6Aとは別にステージをマスト4に固定する必要がなくなり、簡単な構成になる利点がある。
また、ステージの昇降部をサブチャックフレームに取り付ければ、ステージを上下させることができ、作業状況に対応できる。
さらに、上述した実施の形態では、メインチャックフレーム3A(メインチャック3)の下方にサブチャックフレーム6A(サブチャック6)を設けているが、サブチャック6をメインチャック3の上方に配置するようにしてもよい。要は、チャック軸Oに沿って上下方向に設けられ、かつチャック軸Oに同軸に配置されるメインチャック3とサブチャックで交互に圧入杭2Aを把持することが可能な構成であって、かつサブチャックフレーム6Aの位置がマスト4からメインチャックフレーム3Aの移動範囲を上下方向に外れた位置であればよい。
さらにまた、本発明の圧入装置で圧入される杭としては、上述した実施の形態のように鋼管杭であることに制限されることはなく、他の鋼矢板、鋼管矢板、H型矢板、Z型矢板、直線型矢板、コンクリート矢板等や他の矢板以外の杭にも適用することが可能である。
また、本実施の形態では、圧入杭2Aの圧入を適用対象としているが、上述した圧入装置1を使用して引き抜きを行う施工にも適用することもできる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能である。
1、1A 圧入装置
2 杭
2A 圧入杭
2B 既設杭
3 メインチャック
3A メインチャックフレーム
4 マスト
5 サドル
6 サブチャック
6A サブチャックフレーム
7 ステージ装置
8 打下げ装置
10 クレーン装置
31 ガイド部
32 昇降シリンダ
40 上下レール部
41 スライドフレーム
42 マストベース部
44 マストアーム部
45 装着ブラケット
50 クランプ
50a 当接部
61 ガイド
62、62A、62B、62C リングバンド
71 ステージ
72 昇降ジャッキ(昇降部)
X1 前後方向
X2 左右方向
Y 上下方向
O チャック軸

Claims (6)

  1. 圧入杭を着脱可能に把持するメインチャックと、
    前記メインチャックが取り付けられたメインチャックフレームと、
    前記メインチャックフレームを相対的に上下移動可能に支持するマストと、
    前記マストを相対的に前後移動可能に支持するとともに、反力杭を着脱可能に保持するクランプを有するサドルと、
    前記マストから、前記メインチャックフレームの移動範囲を上下方向に外れた位置で前方に延びるサブチャックフレームと、
    前記サブチャックフレームに取り付けられて圧入杭を着脱可能に把持可能なサブチャックと、
    を備えることを特徴とする圧入装置。
  2. 前記クランプは反力杭の天端に当接する当接部を有し、
    前記サブチャックフレームは、前記当接部よりも上方に位置することを特徴とする請求項1に記載の圧入装置。
  3. 前記メインチャックの周囲に配されるステージと、
    前記マストに取り付けられて前記ステージを前記当接部よりも上方の高さまで昇降させることが可能な昇降部と、
    を備えることを特徴とする請求項2に記載の圧入装置。
  4. 前記ステージは、前記サブチャックフレームに設けられていることを特徴とする請求項3に記載の圧入装置。
  5. 前記サブチャックフレームの後端には、上下方向に延在するガイドが立設され、
    前記ガイドの上端が前記マストに着脱可能に固定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の圧入装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載のサブチャックを備えていることを特徴とするサブチャック付サブチャックフレーム。
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