JP2003118995A - 産業車両の作業モード切替装置及び産業車両 - Google Patents

産業車両の作業モード切替装置及び産業車両

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JP2003118995A JP2001320156A JP2001320156A JP2003118995A JP 2003118995 A JP2003118995 A JP 2003118995A JP 2001320156 A JP2001320156 A JP 2001320156A JP 2001320156 A JP2001320156 A JP 2001320156A JP 2003118995 A JP2003118995 A JP 2003118995A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷役作業を自動で行う際に実際の荷役作業と
異なる作業モードが設定されても、その作業モードを正
しく設定できる産業車両のモード切替装置及び産業車両
を提供する。 【解決手段】 産業車両1はコントローラ39を内蔵
し、コントローラ39には荷役制御部41が設けられて
いる。荷役制御部41は荷重センサからの検出値に基づ
き、作業モードを荷取りモードと荷置きモードのうち一
方に設定する。一方、リフトレバー31には作業モード
を手動で切替えるためのモード切替スイッチ38が設け
られている。そして、荷重センサ53からの検出値に基
づき設定された作業モードが、実際に行う荷役作業と異
なる場合には、モード切替スイッチ38を操作すること
により作業モードを手動で切替えて正しいモードに設定
変更する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、産業車両の作業モ
ード切替装置及び産業車両に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フォークリフト等の産業車両の分
野において、高所に位置するフォークの位置合わせを支
援するシステムが開発されている。このシステムの一種
として、例えば米国特許5586620号には、フォー
クを支持するキャリッジにカメラを取り付け、このカメ
ラで撮影した画像を運転席から表示装置の画面を通して
見られる技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、カメラで撮
影した画像を基にフォークを自動で位置合わせする技術
が考えられる。フォークリフトの荷役作業には、フォー
クにより荷を取る荷取り作業と、フォーク上の荷を所定
位置に置く荷置き作業とがあるため、フォークを自動で
位置合わせする場合には、荷役作業に応じて作業モード
として荷取りモードと荷置きモードを設定する必要があ
った。そして、その作業モードは荷役作業に応じた正確
なモードに設定する必要があった。
【0004】本発明は前記の問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、荷役作業を自動で行う際に実
際の荷役作業と異なる作業モードが設定されても、その
作業モードを正しく設定できる産業車両のモード切替装
置及び産業車両を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、産業車両により行われ
る各種作業のうち、所定作業が自動で実行される産業車
両の作業モード切替装置であって、前記所定作業を自動
で行う際に、その作業状態を検出する検出手段と、前記
検出手段の検出値に基づき、前記所定作業の作業内容に
応じて予め設定された複数種の作業モードのうち1つの
作業モードを設定する作業モード設定手段と、前記作業
モード設定手段により設定された前記作業モードを手動
で切替えるための切替手段とを備えた。
【0006】この発明によれば、荷役作業を自動で行う
際には、荷役作業の作業状態を検出する検出手段からの
検出値に基づき、作業モード設定手段により複数種の作
業モードのうち1つの作業モードが設定される。そし
て、作業モード設定手段により設定された作業モードが
実際の荷役作業と異なる場合には、手動で切替手段を操
作して作業モードが切替えられるので、検出手段の誤認
識により作業モードが誤設定されても正しいモードに設
定変更が行える。
【0007】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記作業モード設定手段により設定
された作業モードを報知する報知手段を備えた。この発
明によれば、請求項1に記載の発明の作用に加え、作業
モード設定手段により設定された作業モードが報知手段
によって報知される。そして、報知手段からの報知に従
って作業モードが実際の荷役作業と異なる場合には、手
動で切替手段を操作することで作業モードが正しいモー
ドに設定変更される。
【0008】請求項3に記載の発明では、請求項1又は
2に記載の発明において、前記検出手段は、アタッチメ
ント上の荷重を検出する荷重検出手段であって、前記モ
ード設定手段は前記荷重検出手段の検出結果から求まる
荷重に基づき、前記作業モードが荷取りモードか荷置き
モードであるかを設定し、前記切替手段を操作すること
によって前記作業モードが手動で前記荷取りモードと荷
置きモードの間で切替えられる。
【0009】この発明によれば、請求項1又は2に記載
の発明の作用に加え、荷重検出手段からの検出値に基づ
き、作業モード設定手段によって作業モードが荷取りモ
ードと荷置きモードのうち一方に設定される。そして、
切替手段を操作することで、作業モードが手動により作
業モードが荷取りモードと荷置きモードの間で切替えら
れる。
【0010】請求項4に記載の発明では、請求項1〜3
のうちいずれか一項に記載の発明において、前記アタッ
チメントの位置合わせを自動で行う産業車両の作業モー
ド切替装置であって、前記作業モード設定手段は、前記
アタッチメントを位置合わせする際に、予め設定された
複数種の作業モードのうち1つの作業モードを設定す
る。
【0011】この発明によれば、請求項1〜3のうちい
ずれか一項に記載の発明の作用に加え、アタッチメント
の位置合わせを自動で行う際に、作業モード設定手段に
より設定された作業モードが誤設定となっても、切替手
段を操作することで正しいモードに設定変更される。な
お、定義として位置合わせとは、荷又は荷を置く位置に
対してアタッチメントを高さ及び横方向でほぼ一致させ
ることに限らず、決められた所定の高さや横方向位置に
アタッチメントを位置させることも含むものとする。
【0012】請求項5に記載の発明では、請求項1〜4
のうちいずれか一項に記載の発明において、前記切替手
段は、荷役作業時に操作される荷役レバーに設けられて
いる。
【0013】この発明によれば、請求項1〜4のうちい
ずれか一項に記載の発明の作用に加え、荷役レバーの操
作に続いて切替手段の操作が行え、切替手段を操作する
際に荷役レバーから手を離す必要がなくなる。特に、荷
役作業時は荷役レバーを操作する頻度が多く、切替手段
を荷役レバーに設けることで荷役作業時の一連の操作性
が向上する。
【0014】請求項6に記載の発明では、請求項2〜5
のうちいずれか一項に記載の発明において、前記報知手
段は、前記作業モード設定手段により設定された作業モ
ードを視覚的に報知する表示手段である。
【0015】この発明によれば、請求項2〜5のうちい
ずれか一項に記載の発明の作用に加え、報知手段は作業
モード設定手段により設定された作業モードを視覚的に
報知するので、作業モードの確認が視覚的に行える。
【0016】請求項7に記載の発明では、請求項1〜6
のうちいずれか一項に記載の発明において、アタッチメ
ントを動かすために駆動される少なくとも1つのアクチ
ュエータと、前記荷役作業の作業状態を撮影する撮影手
段と、前記撮影手段により取り込まれた画像データを基
に、前記作業モード設定手段又は切替手段により設定さ
れた作業モードに応じて決まる位置検出のための標識を
画像認識処理し、画面座標における前記標識の座標位置
を算出する標識位置算出手段と、前記標識位置算出手段
の算出結果を基に実座標における前記アタッチメントの
座標位置を算出し、目標位置に対して前記アタッチメン
トの動かすべき距離を算出する移動距離算出手段と、前
記アタッチメントが前記目標位置に位置するように、前
記移動距離算出手段により算出された距離だけ前記アタ
ッチメントを移動させるべく前記アクチュエータを駆動
する制御手段とを備えた。
【0017】この発明によれば、請求項1〜6のうちい
ずれか一項に記載の発明の作用に加え、標識位置算出手
段は撮影手段により設営された画像データを基に、作業
モード設定手段又は切替手段により設定された作業モー
ドに応じて決まる位置検出のための標識を画像認識処理
し、画面座標における標識の座標位置を算出する。そし
て、移動距離算出手段は標識位置算出手段の算出結果を
基に、実座標におけるアタッチメントの座標位置を算出
し、目標位置に対してアタッチメントの動かすべき距離
を算出する。続いて、制御手段は移動距離算出手段によ
り算出された距離だけアタッチメントを移動させるべく
アクチュエータを駆動し、その結果、アタッチメントが
目標位置に位置する。従って、画像認識処理を用いてア
タッチメントが自動で位置合わせされる。
【0018】請求項8に記載の発明では、請求項1〜7
のうちいずれか一項に記載の発明において、アタッチメ
ントを動かすために駆動される少なくとも1つのアクチ
ュエータと、始動操作手段の操作信号により指定された
揚高位置まで前記アタッチメントを上昇させる自動揚高
装置とを備え、前記始動操作手段の操作信号により該当
する高さが指定された際に、前記始動操作手段の操作信
号と、前記作業モード設定手段又は切替手段により設定
された作業モードとから決まる所定高さに、前記アタッ
チメントを移動させるべく前記アクチュエータを駆動す
る制御手段を備えた。
【0019】この発明によれば、請求項1〜7のうちい
ずれか一項に記載の発明の作用に加え、始動操作手段が
操作されるとその操作信号により該当する高さが指定さ
れる。そして、始動操作手段の操作信号により指令され
た高さに対し、作業モード設定手段又は切替手段により
設定された作業モードにより決まる所定高さが目標揚高
として定まり、この目標揚高に向かってアタッチメント
を所定位置に位置させるようにアクチュエータが駆動さ
れる。この結果、指令された高さに対し、作業モードに
応じて決まる目標揚高位置にアタッチメントが位置合わ
せされる。
【0020】請求項9に記載の発明では、産業車両は請
求項1〜8に記載の作業モード切替装置を備える。この
発明によれば、請求項1〜8のうちいずれか一項に記載
の作用と同様の作用が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、本発明を
具体化した産業車両の作業モード切替装置の第1実施形
態を図1〜図9に従って説明する。
【0022】図1は、フォークリフトの斜視図である。
産業車両としてのリーチ型フォークリフトトラック(以
下、単にフォークリフトと記す)1は、車体2の前側に
左右一対のリーチレグ3を備え、リーチレグ3に沿って
マスト装置4が前後方向に移動(リーチ動作)可能とな
っている。車体2にはリーチシリンダ5が配設され、こ
のリーチシリンダ5によりマスト装置4がリーチ動作さ
れる。マスト装置4はアタッチメントとしてのフォーク
6を備え、フォーク6はマスト装置4のリーチ動作に伴
い前後方向で位置調整される。
【0023】マスト装置4はキャリッジ7を備え、キャ
リッジ7は左右一対のリフトシリンダ8(片側のみ図
示)が駆動したときに、多段式(本例では3段式)のマ
スト9がスライド伸縮することで上下方向に移動する。
フォーク6はキャリッジ7に取り付けられ、マスト9の
スライド伸縮に伴い上下方向に位置調整される。キャリ
ッジ7にはサイドシフタ10が配設され、サイドシフタ
10はサイドシフトシリンダ11(図5参照)が駆動さ
れることで左右方向に移動可能となっている。フォーク
6は、サイドシフタ10のサイドシフトに伴い左右方向
で位置調整される。また、キャリッジ7にはティルトシ
リンダ12(図5参照)が接続され、このティルトシリ
ンダ12がティルト動作することによりフォーク6の傾
動角が調整される。なお、リーチシリンダ5、リフトシ
リンダ8、サイドシフトシリンダ11、ティルトシリン
ダ12がアクチュエータを構成する。
【0024】各リーチレグ3には、先端部に前輪(従動
輪)13aが取り付けられ、車体2には後輪(駆動輪)
13bが取り付けられている。後輪13bは操舵輪を兼
ねており、車体2に配備されたバッテリ2aを電源とし
て駆動される走行用モータ14の動力により走行駆動さ
れる。車体2の後部右部分には、立席タイプの運転席1
5が設けられ、ハンドル16を操作することで後輪13
bが操舵される。
【0025】フォークリフト1には、高所(高揚高範
囲)におけるフォーク6の位置合わせ操作を支援する荷
役操作支援装置(フォーク位置決め操作支援装置)17
が設けられ、この荷役操作支援装置17はサイドシフタ
10の前面中央部に組み付けられたカメラ昇降装置18
を備えている。カメラ昇降装置18は、撮影手段として
のカメラ(CCDカメラ)19を内蔵したカメラユニッ
ト20を備え、カメラユニット20はキャリッジ7の前
面中央部に組み付けられたハウジング21内に格納され
る格納位置と、ハウジング21の下端から突出する下降
位置との間を昇降するようになっている。カメラユニッ
ト20は、フォーク6が高所にあるときに、荷物(パレ
ット)を取り出す荷取り作業時に格納位置に、フォーク
6上に載せられた荷物を所定位置に載置する荷置き作業
時に下降位置に位置するように位置調整される。
【0026】カメラユニット20は、カメラ19の撮影
部(レンズ)22から、フォーク6の前方の荷役作業エ
リアを撮影することが可能となっている。また、ハウジ
ング21の前面下部には撮影窓23が形成され、この撮
影窓23を通して格納位置からでも荷役作業エリアの撮
影が可能である。つまり、このカメラ19によって、格
納位置と下降位置の二位置からフォーク6の正面(前
方)を撮影できる。また、サイドシフタ10のサイドシ
フト時には、フォーク6とともにカメラ昇降装置18も
左右方向に移動する。
【0027】車体2の上部を覆うルーフ24には、運転
席15に立つ運転者からよく見える位置に報知手段(表
示手段)としての表示装置(液晶ディスプレイ装置)2
5が取り付けられている。表示装置25の画面には、荷
役作業時にカメラ19によって撮影されたフォーク6の
前方のエリアの画像が映し出される。運転者は、この表
示装置25の画面を見ながら荷役作業が行えるようにな
っている。
【0028】図2は、カメラ19を備えたフォークリフ
ト1で荷役作業を行うときの模式側面図である。荷26
の荷役作業は、パレット27に載置された状態で行われ
る。また、荷26を載置するための棚28は多段構造と
なっており、その全長高さがフォークリフト1の高さの
2倍以上のものもある。このように棚28の全長が高い
と、高所に位置する棚部29で荷役作業を行うときに、
運転者が運転席15から荷役作業を見ることができない
場合がある。これを解消するために、カメラ19を備え
たこのフォークリフト1では、カメラ19によってフォ
ーク6の前方のエリアを撮影し、この撮影された画像を
基にしてフォーク6の位置合わせを自動で行うことで荷
役作業を支援している。
【0029】図3は、フォーク6の位置合わせを自動で
行うフォーク自動位置制御についての説明図である。パ
レット27および棚28には、パレット27、棚28に
対するフォーク6の相対位置を求めるための標識として
のマークM1,M2が付されている。つまり、パレット
27の側面(正面)には、2つの差込孔27a,27a
の間の中央にマークM1が付されている。一方、棚28
の棚部29には、その正面中央にマークM2が付されて
いる。
【0030】マークM1はパターンP1,P1を2個並
べて構成され、マークM2はパターンP2,P2を2個
並べて構成されている。ここでは、マークとは全体の模
様、パターンとはマークを構成する2つの模様を指す。
2つのマークM1,M2の各パターンP1,P2は、互
いに白と黒が反転した模様となっている。各パターンP
1,P2は、一点を中心として放射状に真っ直ぐ延びる
複数本の境界線によって白と黒に色分けされた模様であ
る。本実施形態の各パターンP1,P2は、正方形の2
本の対角線により区画された4つの領域を白と黒で色分
けした模様である。
【0031】そして、フォーク6の位置合わせを自動で
行うフォーク自動位置制御が実行されると、これらマー
クM1,M2を目標にフォーク6が自動で位置合わせさ
れる。要するに、荷取り作業を行う「荷取りモード」時
は、パレット27に付されたマークM1を目標にして、
フォーク6がパレット27の差込孔27aに相対するよ
うに自動で位置合わせが行われる。また、荷置き作業を
行う「荷置きモード」時は、棚28に付されたマークM
2を目標にして、フォーク6が棚部29の棚面(荷置き
面)29aの上方所定高さ(棚面29aから例えば10
〜20cm上方の高さ)に位置するとともに、2つのフ
ォーク6の中間点がマークM2と左右方向でほぼ同じ位
置となるように自動で位置合わせが行われる。フォーク
6の位置合わせは、リフトシリンダ8を駆動することで
上下方向(同図ではZ方向)に、サイドシフトシリンダ
11を駆動することで左右方向(同図ではY方向)に移
動させることにより行われる。
【0032】図4は、運転席の斜視図である。運転席1
5の前部にはインストルメントパネル30が設けられ、
このインストルメントパネル30にリフトレバー31、
ティルトレバー32、リーチレバー33、サイドシフト
レバー34、アクセルレバー35が配設されている。フ
ォーク6は、リフトレバー31を操作することで上下方
向に、リーチレバー33を操作することで前後方向に、
サイドシフトレバー34を操作することで左右方向にそ
れぞれ移動し、ティルトレバー32を操作することで傾
動する。なお、これらレバー31〜34が荷役レバーに
相当する。
【0033】リフトレバー31はレバー本体31aを備
え、そのレバー本体31aの上部にグリップ部(ノブ)
36が形成されている。グリップ部36の上面36aに
は、作動スイッチ37が設けられ、作動スイッチ37を
押すことによってフォーク6が自動で動き始めて位置合
わせが行われる。また、グリップ部36の側面36bに
は、切替手段としてのモード切替スイッチ38が設けら
れている。フォーク自動位置制御の作動モードは、モー
ド切替スイッチ38を押すことにより、荷物を取り出す
荷取りモードと、荷物を所定位置に置く荷置きモードの
間で切替えられる。
【0034】図5は、フォークリフト1の電気構成図で
ある。荷役操作支援装置17はコントローラ39を備
え、このコントローラ39は画像制御部40、制御手段
及び作業モード設定手段を構成する荷役制御部41、駆
動回路42,43、ソレノイド駆動回路44を備えてい
る。画像制御部40は、入力側にカメラ19、出力側に
表示装置25およびスピーカ45が接続されており、カ
メラ19からの映像信号(画像信号)を基にして表示装
置25の画面25a(図8及び図9参照)に映像画像を
表示させたり、スピーカ45から所定のアナウンスを報
知させる。
【0035】一方、荷役制御部41には上限位置検知ス
イッチ46、下限位置検知スイッチ47、各レバー31
〜34のポテンショメータ48〜51、作動スイッチ3
7、モード切替スイッチ38、さらに揚高センサ52、
検出手段(荷重検出手段)としての荷重センサ53、サ
イドシフトセンサ54、ティルト角センサ55等が接続
されている。また、荷役制御部41には駆動回路42,
43を介して電動アクチュエータ56および荷役モータ
(電動モータ)57がそれぞれ接続されるとともに、ソ
レノイド駆動回路44を介してオイルコントロールバル
ブ58に組み付けられた各種電磁切換弁59〜62のソ
レノイドが接続されている。
【0036】荷役制御部41は、各ポテンショメータ4
8〜51からの信号を基に電磁切換弁59〜62の電流
値制御と荷役モータ57の駆動制御を行う。荷役モータ
57が作動することで荷役ポンプ(油圧ポンプ)63が
駆動され、オイルコントロールバルブ58に作動油が供
給される。そして、各レバー31〜34の操作時に出力
される信号を基に、その操作に対応する各電磁切換弁5
9〜62が切換制御され、リーチシリンダ5、リフトシ
リンダ8、サイドシフトシリンダ11、ティルトシリン
ダ12が油圧制御され、フォーク6の昇降操作、リーチ
操作、サイドシフト操作、ティルト操作が行われる。
【0037】荷役制御部41はフォーク自動位置制御を
司る。そして、フォーク自動位置制御はフォーク6を一
定高さ以上に上昇させて行われる高所の荷役作業を支援
するためのものである。ちなみに、フォーク自動位置制
御は揚高センサ52により検出された揚高が設定揚高
(例えば約2メートル)以上であるときに限り実行され
る。
【0038】揚高センサ52は、フォーク6が設定揚高
以上の高さ(揚高)にあるか否かを検出するもので、例
えば設定揚高でオン・オフが切換わる揚高スイッチから
なる。なお、揚高センサ52は、フォーク6の揚高を連
続的に検出可能なセンサであってもよい。例えば揚高セ
ンサ52として、キャリッジ7の昇降に合わせてワイヤ
が繰出し・巻取りされるリールの回転量を検出するリー
ル型揚高センサや、リフトシリンダ8内の油中を伝播す
る超音波がピストンに反射して戻るまでの時間計測から
シリンダストロークを検出する超音波式揚高センサを採
用することができる。
【0039】荷重センサ53は、フォーク6に積載され
た荷の重量(荷重)を検出するもので、本実施形態では
リフトシリンダ8内の油圧を検出する圧力センサからな
る。荷重センサ53はフォーク6上の荷の重量に応じた
電圧値の検出信号を出力する。また、ティルト角センサ
55は、フォーク6の水平姿勢にあるときの角度(水平
角)を基準とした傾斜角を検出するもので、例えばポテ
ンショメータからなる。
【0040】荷役制御部41は荷重センサ53からの検
出値を基に、フォーク自動位置制御の作業モードを荷取
りモードと荷置きモードのうちの一方に設定する。即
ち、荷役制御部41は荷重センサ53の検出値から求ま
る荷重が設定値以下(荷重W≦設定値W0)のとき、フ
ォーク6上に荷が載置されていない「荷無し」と判断し
て作業モードを「荷取りモード」に設定する。一方、荷
役制御部41は荷重センサ53の検出値から求まる荷重
が設定値を超える(荷重W>設定値W0)とき、フォー
ク6上に荷が載置されている「荷有り」と判断して作業
モードを「荷置きモード」に設定する。これにより、操
作者の操作に関係なく、フォーク6上の荷重に基づき自
動で作業モードが設定される。
【0041】荷重センサ53の検出値にはキャリッジ7
等の重量分も含まれるので、空荷のときの検出値または
その検出値に少し余裕をみた値が設定値W0に設定され
ている。例えばパレット27のみを積んだときには「荷
有り」と判定され得るしきい値W0を設定することが望
ましい。なお、この作業モードの設定処理は一定時間
(例えば数10msec.)ごとに実行される。
【0042】荷役制御部41はカメラユニット20の昇
降制御も実行し、フォーク6上に荷が無い荷取りモード
ではカメラユニット20を格納位置に配置し、フォーク
6上に荷が有る荷置きモードではカメラユニット20を
下降位置に配置する。カメラユニット20の昇降のため
駆動された電動アクチュエータ56は、カメラユニット
20が上限位置に達して上限位置検知スイッチ46がオ
ンしたときと、カメラユニット20が下限位置に達して
下限位置検知スイッチ47がオンしたときに駆動停止さ
れる。
【0043】一方、画像制御部40には入力側にカメラ
19が接続され、出力側に表示装置25およびスピーカ
45が接続されている。画像制御部40はカメラ19に
より撮影された画像を表示装置25に表示させるととも
に、スピーカ45に所定の音声を報知させる。また、画
像制御部40はフォーク自動位置合わせ時にフォーク6
のずれ量を求めるために、カメラ19により取り込まれ
た画像データを基に画像処理を実行する。
【0044】画像制御部40は表示処理部64、画像処
理部65、描画表示部66、描画データ記憶部67およ
び音声合成部68を備えている。表示処理部64は、カ
メラ19により撮影された画像が画面に映し出されるよ
うにカメラ19から入力した映像信号を表示装置25に
出力する。画像処理部65は表示処理部64から画像デ
ータを入力し、その画像データを基に画像認識処理を行
い、表示装置25の画面25a上(図6(a)に示す画
面座標系)のマークM1,M2の座標位置を算出する。
【0045】描画表示部66は画像処理部65の処理結
果を基に、描画データ記憶部67に記憶された描画デー
タとして画面25a上に移動目標点69やターゲット線
70(ともに図8及び図9参照)等の描画を表示させ
る。この描画表示部66は作業モードが荷取りモードの
とき画面25a上に「荷取りモード」と、作業モードが
荷置きモードのとき「荷置きモード」とそれぞれ表示さ
せる。また、音声合成部68は音声アナウンスなどのた
めの音声合成処理を行ってスピーカ45に音声信号を出
力する。
【0046】画像処理部65は、画像認識処理部71、
テンプレート記憶部72および画面座標位置算出部73
を備えている。一方、荷役制御部41は実座標位置算出
部74とずれ量算出部75とを備えている。以下、画像
認識処理部71、画面座標位置算出部73、実座標位置
算出部74およびずれ量算出部75が行う処理内容を図
6及び図7に従って説明する。なお、画像認識処理部7
1、テンプレート記憶部72および画面座標位置算出部
73が標識位置算出手段を構成し、実座標位置算出部7
4とずれ量算出部75が移動距離算出手段を構成する。
【0047】図6(a)は画面上に設定された画面座標
系を示す画面図であり、画面座標系では座標を画素の単
位で取り扱うものとする。また、同図におけるHは表示
装置25の画面25aの横方向画素数であり、Vは画面
25aの縦方向画素数である。一方、図6(b)は実座
標系を示す表示図であり、図6(a)の画面図と相似関
係をとっている。
【0048】テンプレート記憶部72にはマークM1用
のテンプレートT1と、マークM2用のテンプレートT
2が記憶されている。そして、画像認識処理部71はカ
メラ19により取り込んだ画像データを基に、荷取りモ
ードのときテンプレートT1を、荷置きモードのときテ
ンプレートT2を用いて画像認識処理(パターンマッチ
ング処理)を行い、表示装置25の画面25a上、つま
り画面座標系におけるマークM1,M2の認識を行う。
【0049】即ち、図6(a)に示すように作業モード
が荷取りモードでマークM1が認識される場合、画像認
識処理部71はマークM1を構成する2つのパターンP
1,P1に対しテンプレートT1により2箇所でマッチ
ングし、各パターンP1,P1を認識する。なお、作業
モードが荷置きモードの場合も同様に、マークM2を構
成する2つのパターンP2,P2に対し、テンプレート
T2による2箇所マッチングによって各パターンP2,
P2が認識される。
【0050】パターン認識後、画面座標位置算出部73
は画面座標系における各パターンP1,P1の中心点
(放射中心点)の座標(I1,J1),(I2,J2)を算
出する。そして、画面座標位置算出部73はこれら2つ
の座標値を基にマークM2の重心座標(I,J)を算出
するとともに、パターンP1,P1の中心間距離Dを算
出する。なお、作業モードが荷置きモードの場合もマー
クM1と同様の手順で、マークM2の重心座標とパター
ンP2,P2の中心間距離とが算出される。
【0051】実座標位置算出部74は画面座標系の重心
座標(I,J)と中心間距離Dの値を用い幾何変換を行
って、図6(b)に示す実座標系(XYZ座標系)にお
けるカメラ19のマークMに対する3次元相対位置座標
(Xc,Yc,Zc)を計算する。カメラ19の座標
(Xc,Yc,Zc)は次式より算出される。 Xc==−Hd/(2Dtan α) Yc=d/D(I−H/2) Zc=d/D(J−V/2) ここで、「α」は図7に示すカメラ19の水平画角の2
分の1、dは実座標系においてマークM1の2つのパタ
ーンP1,P1の中心間距離である。H,V,α,d値
は既知の値であるため、I,J,D値を算出すれば、カ
メラ19の3次元相対位置座標(Xc,Yc,Zc)が
求まる。
【0052】そして、ずれ量算出部75はこの実座標系
で求めたカメラ19の相対位置座標(Xc,Yc,Z
c)を基にフォーク6の位置ずれ量を算出する。そし
て、フォーク自動位置制御を実行するときには、荷役制
御部41はずれ量算出部75で算出されたずれ量に基づ
きリフトシリンダ8とサイドシフトシリンダ11を駆動
し、フォーク6の位置合わせを実行する。
【0053】図8は荷取りモード時の表示装置25の画
面図、図9は荷置きモード時の表示装置25の画面図で
ある。画面25aには、フォーク6が位置合わせされた
ときにマークM1またはM2と重なった状態となる移動
目標点69が描画されている。また、画面25aには略
十字状のターゲット線70が表示され、このターゲット
線70は作業モードが荷取りモード時にマークM1上
に、荷置きモード時にマークM2上に表示される。
【0054】画面25aの左側上部には作業モードが表
示され、そのときの作業モードに応じて「荷取りモー
ド」または「荷置きモード」が表示される。そして、リ
フトレバー31の作動スイッチ37を押してフォーク自
動位置制御が実行され、フォーク6の位置合わせが完了
すると、荷取りモード時には移動目標点69とマークM
1が、荷置きモード時には移動目標点69とマークM2
とが一致した状態となる。
【0055】次に、前記のように構成された産業車両の
作業モード切替装置の作用について説明する。まず、荷
置き作業を行う場合において、非常に軽量の荷を載せた
パレット27を棚部29に載置する荷置き作業を行うと
する。このとき、荷があまりに軽量過ぎる場合、荷重セ
ンサ53はセンサ感度上の問題から荷の荷重を検知でき
ないことがある。また、フォーク6を下降させるときに
は下降速度(加速度)に応じた浮力が荷に働き、実際の
荷重よりも小さい値が荷重センサ53により検出される
こともある。よって、本来なら作業モードが荷置きモー
ドに設定されるべきところを荷取りモードと誤設定さ
れ、図8に示すように表示装置25の画面25a上に荷
取りモードと表示されてしまう。
【0056】この荷置き作業時、操作者は表示装置25
の画面25aで表示された作業モードを見て、現在行っ
ている荷役作業に対し作業モードが正しく設定されてい
るか否かを確認する。この場合、荷置き作業を行ってい
るにも拘わらず、作業モードが荷取りモードに設定され
ていることから、操作者は作業モードを切替える必要が
あると判断してリフトレバー31のモード切替スイッチ
38を押す。これにより、作業モードが荷取りモードか
ら荷置きモードに切替わり、図9に示すように作業モー
ドが荷置きモードに設定される。
【0057】一方、荷取り作業を行う場合において、フ
ォーク6を上昇させたときに上昇速度(加速度)に応じ
た負荷がフォーク6にかかり、荷重センサ53がその負
荷を荷重として検出することがある。よって、本来なら
作業モードが荷取りモードに設定されるべきところを荷
置きモードと誤設定され、図9に示すように表示装置2
5の画面25a上に荷置きモードと表示されてしまう。
しかし、操作者によってモード切替スイッチ38が押さ
れると、作業モードが荷置きモードから荷取りモードに
切替えられ、図8に示すように作業モードが荷取りモー
ドに設定される。
【0058】従って、荷重センサ53から求まる荷重に
基づき作業モードが自動で設定される構成では、過度に
軽量な荷をフォーク6上に載置したときや、フォーク6
の昇降の際に実際と異なる荷重が検出されることがあ
る。これらを原因として作業モードが実際の荷役作業と
一致しない場合でも、リフトレバー31に設けられたモ
ード切替スイッチ38を操作することで作業モードが荷
役作業に応じた正確なモードに設定可能になる。
【0059】従って、この実施形態では以下の効果を得
ることができる。 (1)荷重センサ53の検出値から求まる荷重を基に、
作業モードとして荷取りモードか荷置きモードであるか
が自動設定され、その設定された作業モードが誤設定で
あるときに作業モードを手動で切替えるモード切替スイ
ッチ38をリフトレバー31に設けた。ところで、荷重
センサ53の検知感度が比較的鈍いことが原因で、荷が
あまりに軽量すぎる場合に荷重センサ53が荷を検出で
きないことや、フォーク6を昇降させる際の加速度が原
因で、荷が実際よりも軽めにまたは重めに検出されたり
することで荷重センサ53が荷を誤認識することがあ
る。しかし、荷重センサ53の誤認識により作業モード
が誤設定されたとしても、モード切替スイッチ38を操
作することで作業モードを荷役作業に応じた正しいモー
ドに設定することができる。
【0060】(2)画面25aには設定された作業モー
ドが表示されるので、画面25a上に表示された作業モ
ードを確認することにより、実際に行っている荷役作業
に対して、設定された作業モードが正しいか否かを判断
することができる。
【0061】(3)リフトレバー31のグリップ部36
にモード切替スイッチ38が設けられているので、リフ
トレバー31から手を離すことなくスイッチ38を操作
でき、フォーク自動位置制御時の作業効率を向上でき
る。特に、フォーク6の移動はリフトレバー31を用い
て昇降させることが多く、リフトレバー31にスイッチ
38を設けることで、作業モードの切替え作業をスムー
ズに行うことができる。
【0062】(第2の実施形態)次に、第2の実施形態
を図10〜図12に従って説明する。この実施形態は、
産業車両に装備された自動揚高装置に適用した例であ
る。自動揚高装置とは、フォークの高さデータを予めメ
モリに操作ボタンと関連づけて登録しておき、ボタンを
操作するとそれと対応する高さにフォークを自動で上昇
させる制御を行う装置である。
【0063】図11に示すように、フォークリフト1の
インストルメントパネル30には、リフトレバー31と
別操作でフォーク6を所定位置へ自動的に位置調整する
ためのコントロールパネル80が設けられている。コン
トロールパネル80には荷入(荷置き)時に発光するL
ED81と、荷出(荷取り)時に発光するLED82と
が設けられている。コントロールパネル80は、セット
キー91,3個の番号キー92a〜92c,荷入キー9
3,荷出キー94,水平キー95,高さ制限キー96,
停止キー97および、各キーに対する隣接位置に設けら
れたLED98とから構成されている。なお、LED8
1,82が報知手段に相当する。
【0064】セットキー91は荷出または荷入を行うと
きのフォーク6の揚高位置をセットしたり、フォーク6
の高さ制限位置をセットするときに使用される。番号キ
ー92a〜92cはフォーク6の揚高位置をセットする
ときや、フォーク6を自動的に揚高させるときに使用さ
れるものであって、3箇所の揚高位置を「1,2,3」
により区分できるようになっている。荷入キー93はフ
ォーク6に荷が搭載された状態でフォーク6を自動的に
揚高させて荷入するときや、揚高位置をセットするとき
に使用される。荷出キー94は所定高さに格納された荷
を荷出する際に、フォーク6を自動的に揚高させるとき
や、揚高位置をセットするときに使用される。揚高位置
は荷役作業の種別毎に区別してセットできるようになっ
ている。
【0065】この実施形態では、荷入キー93と荷出キ
ー94は揚高位置をセットするときにだけ用いる。もち
ろん、揚高位置をセットする方法として番号キー92a
〜92cを選択し、例えば荷出高さ(荷取高さ)をセッ
トすればこれと所定距離上方位置に自動的に荷置高さを
設定する方法を採用し、荷入キー93と荷出キー94を
無くすこともできる。なお、番号キー92a〜92cは
始動操作手段を構成する。
【0066】図12は、この自動揚高装置の電気的構成
を示す。前記第1の実施形態のカメラ昇降制御系と画像
制御系の構成部分が無く、これに替え、コントロールパ
ネル80が入力側に接続されている。荷役系の構成部分
は第1の実施形態と同様である。揚高センサ52には連
続的に揚高を検出可能なセンサが使用されている。
【0067】荷置作業と荷取作業とではフォーク6の揚
高位置が若干異なるが、荷重センサ53の検出値を基に
フォーク6上の荷の有無を検知し、荷無し判定(荷重W
≦設定値W0)のときは荷置モード(荷入作業)と判定
し、荷有り判定(荷重W>設定値W0)のときは荷取モ
ード(荷出作業)と判定する。そして、3個の番号キー
92a〜92cを押すことにより、予め番号キー毎にセ
ットされた荷取位置と荷置位置のうち検出荷重から決ま
る一方の位置までフォーク6が揚高する。
【0068】高さ制限キー96はリフトレバー31の操
作や自動揚高時におけるフォーク6の揚高高さを制限す
るときに使用される。各LED81,82,98は、揚
高位置の設定時、自動揚高操作時、高さ制限設定時、水
平停止操作時等において、各キーの押下に対応して、コ
ントローラ39により点灯又は点滅制御される。
【0069】コントローラ39の荷役制御部41はメモ
リ83を備え、このメモリ83には予めコントロールパ
ネル80にて設定された目標位置データが記憶されてい
る。つまり、目標位置データは荷入と荷出ごとに各番号
キー92a〜92cに応じて設定されたデータであり、
棚28が有する高さの異なる各棚部29に対して荷置目
標位置データと荷取目標位置データとが設定されてい
る。
【0070】自動揚高でフォーク6を目標位置まで上昇
させる場合には、その目標位置に応じた番号キー92a
〜92cのいずれかを押下する。荷役制御部41は、荷
重センサ53の検出値を基に荷の有無を判定し、荷置き
モードであれば押下された番号キー92a〜92cに対
応する荷置目標位置データを読出し、荷取りモードであ
れば押下された番号キー92a〜92cに対応する荷取
目標位置データを読出す。そして、目標位置にフォーク
6を移動させるようにコントロールバルブ58を作動さ
せる。このリフトシリンダ8の駆動中、揚高センサ52
からの検出信号に基づいて、荷役制御部41はフォーク
6の揚高位置を所定時間毎に検出する。
【0071】そして、フォーク6の揚高位置が目標位置
の所定距離手前の高さに到達すると、荷役制御部41は
電磁制御弁59の電流値を制御してリフトシリンダ8の
伸長動作を停止させ、フォーク6を目標位置で停止させ
る。つまり、図10(a)に示すようにフォーク6上に
荷26があれば棚面29aからΔL1離れた上方位置に
フォーク6が停止され、その高さで荷入が行われる。ま
た、図10(b)に示すようにフォーク6上に荷26が
無ければ棚面29aからΔL2離れた上方位置に停止さ
れ、その高さで荷出が行われる。そして、その高さでの
作業を終えると、フォーク6をその高さから移動させ
る。例えば、引き続き自動揚高を行うときには、そのま
ま次に番号キー92a〜92cのいずれかを押下してフ
ォーク6を自動で次の目標位置まで移動させる。
【0072】ところで、荷があまりに軽量過ぎる場合に
センサ感度上の問題から荷重センサ53が荷の荷重を検
知できないことや、フォーク6を昇降させるときにその
速度(加速度)に応じた浮力や負荷が荷に働くことによ
り、荷重センサ53が実際と異なる荷重を検出すること
がある。これにより、実際の荷役作業に対して作業モー
ドが誤設定され、フォーク6上に荷が載っているにも拘
わらず荷取りモードに設定されて荷出用のLED82が
発光したり、フォーク6上に荷がないにも拘わらず荷置
きモードに設定されて荷入用のLED81が発光してし
まう。
【0073】しかし、2つのLED81,82のうちコ
ントロールパネル80上で発光するLEDが実際の荷役
作業と異なる場合には、操作者(運転者)はリフトレバ
ー31のモード切替スイッチ38を押して作業モードを
切替える。従って、フォーク6上に荷が載っているにも
拘わらず荷取りモードと設定されたときや、フォーク6
上に荷がないにも拘わらず荷置きモードと設定された場
合には、モード切替スイッチ38を押すことで作業モー
ドが荷役作業に応じた正確なモードに設定可能になる。
【0074】この実施形態によれば、第1実施形態に記
載の(1)〜(3)と同様の効果が得られるとともに、
以下の効果を得ることができる。 (4)番号キー92a〜92cのいずれかを押下すれ
ば、荷取りモードのときには「荷取位置」を目標位置と
してフォーク6が上昇し、荷置きモードのときには「荷
置位置」を目標位置としてフォーク6が上昇する。よっ
て、荷取りか荷置きかを操作者が判断して操作すべきキ
ーを選択する必要がなく、番号キー92a〜92cのう
ち希望する高さの1つを押下するだけで、フォーク6を
自動で所望の位置まで上昇させることができる。
【0075】なお、実施形態は前記に限定されず、例え
ば、次の態様に変更してもよい。 ○ 前記各実施形態において、自動で行われる制御はマ
ークM1(M2)に対するフォーク6の位置や、自動揚
高装置によりフォーク6の高さを位置合わせするものに
限定されない。例えば、フォーク6をリーチ動作して棚
28の荷をフォーク6によって取り出す動作や、フォー
ク6上の荷を棚28に置くときの動作を自動化するよう
にしてもよい。そして、このときに設定される複数の作
業モードをモード切替スイッチ38により手動で切替え
てもよい。
【0076】○ 前記各実施形態において、作業モード
は荷取りモードと荷置きモードに限定されず、荷役作
業、運搬作業等の各種作業において必要なモードであれ
ばどのようなものでもよい。また、検出手段も荷重セン
サ53に限定されず、荷取りモードおよび荷置きモード
以外のモードを設定する際に必要な検出値を求めるもの
であればどのようなものでもよい。
【0077】○ 前記各実施形態において、作業モード
は荷取りモードと荷置きモードの2つに限定されず、こ
の2つに所定のモードを加えた3つ以上であってもよ
い。この場合、作業モードはモード切替スイッチ38を
一回ずつ押すごとに順に切替わるものでもよいし、各モ
ードごとに専用のスイッチを設けてもよい。
【0078】○ 前記各実施形態において、表示装置2
5や報知用のLED81,82により、そのときに設定
された作業モードを報知する必要は必ずしもない。つま
り、この種の報知手段を搭載せずに作業モードを目視で
確認し、その目視の結果として作業モードが実際の荷役
作業と異なっている場合に、モード切替スイッチ38を
操作して作業モードを切替えてもよい。
【0079】○ 前記各実施形態において、画像認識処
理によりフォーク6の位置合わせを行う機能と自動揚高
装置との両方をフォークリフト1に搭載してもよいし、
どちらか一方を搭載するようにしてもよい。
【0080】○ 前記各実施形態において、荷役レバー
は操作機能ごとにレバーが異なる構成に限定されず、一
つのレバーでリーチ操作、リフト操作、サイドシフト操
作、ティルト操作を行うことが可能なマルチレバーであ
ってもよい。そして、このマルチレバーの所定位置にモ
ード切替スイッチ38を設けてもよい。
【0081】○ 前記各実施形態において、切替手段で
あるモード切替スイッチ38はリフトレバー31に設け
られることに限らず、リフトレバー31以外にティルト
レバー32、リーチレバー33、サイドシフトレバー3
4等に設けてもよい。また、例えばインストルメントパ
ネル30等、レバー以外の箇所に設けてもよい。
【0082】○ 前記各実施形態において、切替手段で
あるモード切替スイッチ38はスイッチ式であることに
限定されず、例えばオンオフ式のレバーやタッチパネル
式のものなど作業モードが切替えられるものであればよ
い。
【0083】○ 前記各実施形態において、切替手段
は、荷取りモードと荷置きモードとの間で作業モードを
切替える一つのスイッチであることに限定されない。即
ち、荷取りモード用のスイッチと、荷置きモード用のス
イッチとを別々に設けてもよい。
【0084】○ 前記各実施形態において、荷重検出手
段は荷重に応じた検出値を出力する荷重センサ53に限
定されず、例えば荷検知手段としてリミットスイッチや
近接スイッチ等の荷の有無を検出するセンサであっても
よい。
【0085】○ 前記各実施形態において、アクチュエ
ータは本例のフォーク自動位置制御を行う際に駆動され
る各種シリンダ5,8,11,12に限定されず、例え
ばモータ等であってもよい。
【0086】○ 前記各実施形態において、報知手段は
視覚的に報知する表示装置25やLED81,82に限
らず、例えば、設定された作業モードをスピーカ45か
ら音声により出力することで聴覚的に報知してもよい。
この場合、スピーカ45が報知手段に相当する。また、
視覚的に報知するにしても文字表示に限定されず、LE
D等のランプを点灯させて放置するようにしてもよい。
【0087】○ 前記第1実施形態において、マークM
1(M2)を画像認識処理する方式に限定されない。例
えば、パレット27や棚28を標識として画像認識処理
し、その処理結果に基づきカメラ19の実座標位置を求
めてフォーク6のずれ量を算出するようにしてもよい。
【0088】○ 前記第2実施形態において、リフトレ
バー31を操作して操作者が所定位置までフォーク6を
上昇させ、その後、番号キーを押して所望の揚高位置ま
で自動で上昇させてもよい。この場合、フォーク6の揚
高位置が揚高センサにより逐次検出され、番号キーが押
された時点から目標揚高位置までの高さを求めて、その
分だけフォーク6を上昇させるようにする。
【0089】○ 前記各実施形態において、産業車両は
リーチ型フォークリフトトラック1に限定されず、カウ
ンタバランス式のフォークリフトでもよい。また、アタ
ッチメントもフォーク6に限定されず、ロールクランプ
などの他のものを採用してもよい。
【0090】前記実施形態及び別例から把握できる技術
的思想について、以下にその効果とともに記載する。 (1)請求項1〜8において、アタッチメントを動かす
ために駆動される少なくとも1つのアクチュエータと、
前記所定作業を自動で行う際に前記アクチュエータを駆
動する制御手段とを備えた。この場合、アクチュエータ
を駆動して荷役作業を自動で行うことができる。
【0091】(2)請求項5〜8において、前記荷役レ
バーは前記アタッチメントを昇降させるリフトレバーで
ある。この場合、アタッチメントの昇降操作に続けて、
レバーを離すことなく作業モードの切替えを行うことが
できる。
【0092】(3)請求項1〜8において、前記検出手
段は、荷の有無を検知する荷検知手段である。この場
合、荷検知手段のオンオフ信号により荷の有無を検知で
きる。
【0093】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、手
動で作業モードを切替える切替手段を設けたので、荷役
作業を自動で行う際に実際の荷役作業と異なる作業モー
ドが設定されても、切替手段を操作することにより作業
モードを正しく設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態におけるフォークリフトの斜視
図。
【図2】 カメラを備えたフォークリフト1で荷役作業
を行うときの模式側面図。
【図3】 フォークの位置合わせを自動で行うフォーク
自動位置制御についての説明図。
【図4】 運転席の斜視図。
【図5】 フォークリフトの電気構成図。
【図6】 (a)は画面上に設定された画面座標系を示
す画面図、(b)は実座標系を示す表示図。
【図7】 カメラ位置を求める際の算出方法を説明する
ための説明図。
【図8】 荷取りモード時の表示装置の画面図。
【図9】 荷置きモード時の表示装置の画面図。
【図10】 第2実施形態における(a)は荷入(荷置
き)時の作業状態を示す説明図、(b)は荷出(荷取
り)時の作業状態を示す説明図。
【図11】 コントロールパネルの平面図。
【図12】 フォークリフトの電気構成図。
【符号の説明】
1…産業車両としてのフォークリフト、5…アクチュエ
ータを構成するリーチシリンダ、6…アタッチメントと
してのフォーク、8…アクチュエータを構成するリフト
シリンダ、11…アクチュエータを構成するサイドシフ
トシリンダ、12…アクチュエータを構成するティルト
シリンダ、25…報知手段(表示手段)としての表示装
置、25a…画面、31〜34…荷役レバーを構成する
各種レバー、38…切替手段としてのモード切替スイッ
チ、41…制御手段及び作業モード設定手段を構成する
荷役制御部、53…検出手段(荷重検出手段)としての
荷重センサ、71…標識位置算出手段を構成する画像認
識処理部、72…標識位置算出手段を構成するテンプレ
ート記憶部、73…標識位置算出手段を構成する画面座
標位置算出部、74…移動距離算出手段を構成する実座
標位置算出部、75…移動距離算出手段を構成するずれ
量算出部、81,82…報知手段としてのLED、92
a〜92c…始動操作手段を構成する番号キー、M1,
M2…標識としてのマーク。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 産業車両により行われる各種作業のう
    ち、所定作業が自動で実行される産業車両の作業モード
    切替装置であって、 前記所定作業を自動で行う際に、その作業状態を検出す
    る検出手段と、 前記検出手段の検出値に基づき、前記所定作業の作業内
    容に応じて予め設定された複数種の作業モードのうち1
    つの作業モードを設定する作業モード設定手段と、 前記作業モード設定手段により設定された前記作業モー
    ドを手動で切替えるための切替手段とを備えた産業車両
    の作業モード切替装置。
  2. 【請求項2】 前記作業モード設定手段により設定され
    た作業モードを報知する報知手段を備えた請求項1に記
    載の産業車両の作業モード切替装置。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、アタッチメント上の荷
    重を検出する荷重検出手段であって、 前記モード設定手段は前記荷重検出手段の検出結果から
    求まる荷重に基づき、前記作業モードが荷取りモードか
    荷置きモードであるかを設定し、前記切替手段を操作す
    ることによって前記作業モードが手動で前記荷取りモー
    ドと荷置きモードの間で切替えられる請求項1又は2に
    記載の産業車両の作業モード切替装置。
  4. 【請求項4】 前記アタッチメントの位置合わせを自動
    で行う産業車両の作業モード切替装置であって、 前記作業モード設定手段は、前記アタッチメントを位置
    合わせする際に、予め設定された複数種の作業モードの
    うち1つの作業モードを設定する請求項1〜3のうちい
    ずれか一項に記載の産業車両の作業モード切替装置。
  5. 【請求項5】 前記切替手段は、荷役作業時に操作され
    る荷役レバーに設けられている請求項1〜4のうちいず
    れか一項に記載の産業車両の作業モード切替装置。
  6. 【請求項6】 前記報知手段は、前記作業モード設定手
    段により設定された作業モードを視覚的に報知する表示
    手段である請求項2〜5のうちいずれか一項に記載の産
    業車両の作業モード切替装置。
  7. 【請求項7】 アタッチメントを動かすために駆動され
    る少なくとも1つのアクチュエータと、 前記荷役作業の作業状態を撮影する撮影手段と、 前記撮影手段により取り込まれた画像データを基に、前
    記作業モード設定手段又は切替手段により設定された作
    業モードに応じて決まる位置検出のための標識を画像認
    識処理し、画面座標における前記標識の座標位置を算出
    する標識位置算出手段と、 前記標識位置算出手段の算出結果を基に実座標における
    前記アタッチメントの座標位置を算出し、目標位置に対
    して前記アタッチメントの動かすべき距離を算出する移
    動距離算出手段と、 前記アタッチメントが前記目標位置に位置するように、
    前記移動距離算出手段により算出された距離だけ前記ア
    タッチメントを移動させるべく前記アクチュエータを駆
    動する制御手段とを備えた請求項1〜6のうちいずれか
    一項に記載の産業車両の作業モード切替装置。
  8. 【請求項8】 アタッチメントを動かすために駆動され
    る少なくとも1つのアクチュエータと、 始動操作手段の操作信号により指定された揚高位置まで
    前記アタッチメントを上昇させる自動揚高装置とを備
    え、 前記始動操作手段の操作信号により該当する高さが指定
    された際に、前記始動操作手段の操作信号と、前記作業
    モード設定手段又は切替手段により設定された作業モー
    ドとから決まる所定高さに、前記アタッチメントを移動
    させるべく前記アクチュエータを駆動する制御手段を備
    えた請求項1〜7のうちいずれか一項に記載の産業車両
    の作業モード切替装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8に記載の作業モード切替装
    置を備えた産業車両。
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