JP2003117281A - 水平釜ミシンの糸切り装置 - Google Patents

水平釜ミシンの糸切り装置

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    • D05B57/10Shuttles
    • D05B57/14Shuttles with rotary hooks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 釜を下方に配置することから縫製時に発生す
る縫い不良や糸切り等の不具合を解消することができ、
且つ、糸切りメスの刃部を水平方向に針穴近くへ接近さ
せることができ、従って糸切り後の布側糸残り長さを短
くすることができる水平釜ミシンの糸切り装置を提供す
る。 【解決手段】 ベッド部下面に、水平面内で位置調節可
能に取り付けられた釜軸台24と、釜軸台に回転可能に
軸支された1個の水平釜20と、糸捕捉部と刃部を有す
る第1糸切りメス4と、刃部を有する第2糸切りメス8
との協働により糸を切断する糸切り装置と、を備え、第
1糸切りメスと第2糸切りメスの内少なくとも第1糸切
りメスが水平面内で揺動運動をし、該揺動運動の中心2
5Aが、針落ち位置2Aを通る布送り方向線26に対し
て水平釜の回転中心20Aの反対側に配設されているこ
とを特徴とする水平釜ミシンの糸切り装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は水平釜ミシンの糸切
り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の水平釜ミシンの糸切り装置の一例
を図9及び図10に基づいて説明する。ミシンのベッド
部(図示せず)の下面に釜軸台24がねじ53及び長穴
24Aを介して水平方向位置を調節可能な状態で固定さ
れている。この釜軸台24へ糸切りメス51が51Aを
中心として揺動可能に取り付けられている。
【0003】糸切りメス51は長穴51Bおよびねじ5
4より水平方向位置を調節可能にされている。この糸切
りメス51の揺動中心51Aは、布送り方向に沿った直
線のうち針落ち位置2Aを通る線(布送り方向線)26
に対して、釜20の回転中心20Aと同じ側に配設され
ている。
【0004】図示しないペダルにより糸切り信号がオン
にされると、釜20の上方を糸切りメス51が揺動中心
51Aを中心に回動運動を行い、その先端に形成された
糸捕捉部と刃部により糸を捕捉、切断する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この糸切り装置では、
釜20の上方に糸切りメス51を配置するので、図11
(B)に示された糸切り装置が設けられていない水平釜
ミシンの場合に対して釜20を下方に配置する必要があ
る。図示した例では下方への移動距離をhで示してい
る。このように釜20を下方に配置すると縫いが不安定
となり、縫製時に糸切れや縫い不良が発生しやすくな
る。
【0006】また、釜剣先20Bが摩耗して、針52へ
最接近した時における針52と剣先20Bの水平方向隙
間が開いてしまった場合、長穴24Aを利用して釜軸台
24をベッド部に対して移動して、隙間の調整を行う
が、この時糸切りメス51も移動してしまうため、針落
ち位置に対し糸切りメス51の位置調整をやり直さなけ
ればならなかった。
【0007】また、糸切りメス51を配置する際には、
その先端部を針落ち位置2Aへできる限り接近させたい
のであるが、図11(A)に示すように針板2及び釜2
0の釜止め部2B,20Cが障害となるので、一定の間
隔dをおいて配置せざるを得ず、このため、糸切り後の
布側糸残り長さを短くすることができなかった。
【0008】更に、糸が切れないなどの糸切り不具合が
発生した場合、動作タイミングの調整によりこの不具合
を解消することができるのであるが、この場合図示しな
い糸切りカムでタイミングの調整を行わなければなら
ず、調整が面倒であった。
【0009】従って本発明の目的は、釜を下方に配置す
ることから発生する縫製時における糸切れや縫い不良等
の不具合を解消することができる水平釜ミシンの糸切り
装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、糸切りメスの刃部を
水平方向に針穴近くへ接近させることができ、従って糸
切り後の布側糸残り長さを短くすることができる水平釜
ミシンの糸切り装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明によれば、ベッド部下面に、水平面内で位置調節
可能に取り付けられた釜軸台と、前記釜軸台に回転可能
に軸支された1個の水平釜と、糸捕捉部と刃部を有する
第1糸切りメスと、刃部を有する第2糸切りメスとの協
働により糸を切断する糸切り装置と、を備える1本針水
平釜ミシンの糸切り装置において、前記第1糸切りメス
と第2糸切りメスの内少なくとも第1糸切りメスが水平
面内で揺動運動をし、該揺動運動の中心が、針落ち位置
を通る布送り方向線に対して前記水平釜の回転中心の反
対側に配設されていることを特徴とする水平釜ミシンの
糸切り装置が提供される。
【0012】例えば、前記第1糸切りメスと第2糸切り
メスが、前記釜軸台とは別体の前記ベッド部下面に取り
付けられた糸切り土台に配設されている。
【0013】好ましくは、前記揺動運動の中心と前記針
落ち位置との距離が、前記釜軸台が水平面内で移動して
も変化しない。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図1〜7に基づいて本発明
による水平釜ミシンの糸切り装置の第1の実施形態を説
明する。
【0015】この水平釜ミシンは、図示しないベッド部
下面へ、水平面内で位置調節可能に取り付けられた釜軸
台24と、釜軸台24に回転可能に軸支された1個の水
平釜20と、ベッド部上面に固定された針板2と、糸切
り装置を備える。針板2は針穴(針落ち位置)2Aを形
成された送り歯2Cを有する。糸切り装置は釜軸台24
とは別体のベッド部下面に止めネジ3により取り付けら
れた糸切り土台1と、この糸切り土台1に配設された第
1糸切りメス4と第2糸切りメス8を備える。第1糸切
りメス4はその先端部に糸捕捉部と刃部を有し、第2糸
切りメス8はその先端部に刃部を有し、これら第1及び
第2糸切りメス4,8の協働により糸を切断する。
【0016】第1糸切りメス4は腕5に取り付けられ、
第2糸切りメス8は腕7の一端側に取り付けられてい
る。腕7はその他端側に二股部7cを形成され、中央部
には穴7a及び長穴7bを形成されている。腕5には2
つの軸15、25が固定され、軸25は腕7の穴7aと
糸切り土台1に形成された穴(図示せず)へそれぞれ遊
嵌され、軸15は腕7の長穴7bに遊嵌されている。従
って、第1及び2糸切りメス4,8はいずれも軸25の
中心25Aを中心として水平面内で揺動運動をする。こ
の揺動運動の中心25Aは、布送り方向に沿った直線の
うち針落ち位置2Aを通る線(布送り方向線)26に対
して水平釜20の回転中心20Aの反対側に配設されて
いる。
【0017】糸切り土台1が釜軸台24とは別体のベッ
ド部下面に取り付けられているので揺動運動の中心25
Aと針落ち位置2Aとの距離は、釜軸台24を水平面内
で位置調整により移動させても、変化しない。
【0018】糸切り土台1の下方には腕6、腕10、エ
アシリンダ11および下軸18が配設されている。軸2
5はその下端を腕6によって抱き締め固定されている。
エアシリンダ11は止めネジ13によって糸切り土台1
の下面に固定され、リンク12を介して腕6に連結され
ている。
【0019】腕10にはその一端にコロ16が取り付け
られ、他端に軸10Aが固定されている。この腕10は
バネ14により図1のB方向に付勢されている。軸10
Aは糸切り土台1に形成された穴(図示せず)に遊嵌さ
れ、その先端に腕9が抱き締め固定されている。腕7の
二股部7cは、腕9に固定されたピン9aと係合してい
る。下軸18にはカム17が固定され、このカム17に
形成されたカム溝17Aは腕10のコロ16と係合可能
とされている。
【0020】糸切り土台1には下糸保持板19が取り付
けられているが、この下糸保持板19は上下糸を切断し
た第1及び第2の糸切りメス4,8が図2に示した待機
位置に後退した時に下糸を保持可能な位置に配設されて
いる。
【0021】次に図4に基づいて本実施の形態の糸切り
装置の制御系を説明する。CPU30の入力インターフ
ェース31にはペダル32、操作パネル33が接続され
ている。この操作パネル33は、エアシリンダ11のロ
ッドの伸縮のタイミング等を設定するための操作部を備
えている。また、出力インターフェース34にはミシン
モータ35、エアシリンダ11が接続されている。CP
U30にはミシン全体の動作を制御するためのプログラ
ムが記憶されているROM36が接続されている。次
に、以上の構成を有する第1の実施の形態の動作を説明
する。
【0022】糸切り信号が入るまではエアシリンダ11
の伸長側にエアーが入力されていてロッドが伸長位置に
あり、このため、エアシリンダ11からの力がリンク1
2、腕6、軸25を介して腕5及び第1糸切りメス4に
伝わり、図1のA方向に移動している。この時腕7及び
第2糸切りメス8には、腕5に固定された軸15からの
力が加わり、第1糸切りメス4と同様にA方向に移動し
ている。また、腕10には、腕7からの力が腕9、ピン
9a及び軸10Aを介して伝わり、バネ14の引張力に
抗してA方向に移動しいる。このように第1及び第2の
糸切りメス4,8、腕10はそれぞれ図1のA方向の待
機位置に保持されている。図2、図5はこの待機位置に
あるときの状態を示している。図5(B)に示すように
この時腕10のコロ16はカム17のカム溝17Aと係
合していない。
【0023】ペダル32から糸切り信号(オン)がCP
U30に入力されると、ROM36内に記憶されたプロ
グラムに従ってCPU30の制御によりエアシリンダ1
1の吸引側にエアーが入力され、シリンダロッドは図1
のB方向に引かれる。そうするとリンク12、腕6、腕
5を介して第1糸切りメス4がB方向に回動して図6
(C)に示すように上下糸37,38を捌き、捕捉す
る。また、腕7は、バネ14の力により、腕10、軸1
0A、腕9、ピン9aを介してB方向に引かれ、このた
め第2糸切りメス8が送り歯2Cの針穴2A付近まで前
進する。第2糸切りメス8が最前進位置まで移動する
と、図6(B)に示すように腕10のコロ16がカム1
7のカム溝17A側面と係合し、腕10はその位置に保
持される。すると軸10A、腕9、ピン9aを介して腕
7もその位置に保持されるので、第2糸切りメス8は最
前進位置に保持される。
【0024】糸切り信号がOFFになると、CPU30
の制御によりエアシリンダ11の伸長側にエアーが入力
され、シリンダロッドは図1のA方向に伸長する。これ
により、上下糸37,38を捕捉している第1糸切りメ
ス4は図7(A)(C)に示すようにA方向に戻り、そ
の刃部が第2糸切りメス8の刃部の位置まで後退し、上
下糸37,38を切断する。図7(B)に示すように、
コロ16はこの糸切断時もカム溝17Aと係合した状態
を保っているので、第2糸切りメス8はなお最前進位置
で停止している。
【0025】その後下軸18の回転に伴ってカム溝17
Aに入っていたコロ16がカム溝17Aから外れ、第1
及び第2の糸切りメス4,8は待機位置まで後退する。
また、切断された下糸は、第1及び第2の糸切りメス
4,8により待機位置まで引っ張られ、下糸保持板19
により保持される。
【0026】本実施の形態の糸切り装置では、第1及び
2糸切りメス4,8の揺動運動の中心25Aは、針落ち
位置2Aを通る布送り方向線26に対して水平釜20の
回転中心20Aの反対側に配設されているので釜20を
下方に配置する必要がない。従って縫製時における縫い
不良や糸切れ等の不具合が解消される。
【0027】また、釜軸台24を移動して剣先20Bと
針の水平方向隙間の調整を行っても、糸切り土台1が移
動するわけではないので第1及び第2の糸切りメス4,
8の位置調整をやり直す必要がない。
【0028】更に、糸切りメス4,8の動作の際、針板
2及び釜20の釜止め部2B,20Cが障害とならない
ので水平方向に針穴近くへ接近させることができる。従
って糸切り後の布側糸残り長さを短くすることができ
る。
【0029】また糸切りメス4,8の糸さばき及び糸切
り動作のタイミングはエアシリンダ11のロッドの伸縮
のタイミングで制御するが、この制御は操作パネルで調
整可能とされているので、容易に動作の調整が可能であ
り、このため、例えばトラブルが発生した際迅速に対応
でき、また、糸切り長さを容易に調整できる。
【0030】以上においてはエアシリンダ11として複
動式のものを用いた例を示したが、単動式のものを用い
てもよい。この場合は、糸切り信号がオンとなった時、
シリンダロッドが復帰し、オフとなった時にバネの力に
より伸長するタイプのものを用いる。
【0031】次に図8に基づいて本発明による水平釜ミ
シンの糸切り装置の他の実施形態を説明する。第1の実
施形態では第1及び第2の糸切りメス4,8の動作制御
をエアシリンダ11により行っているが、この実施形態
ではカムにより行なうものである。このため、第1の実
施形態におけるエアシリンダ11、リンク12、腕6に
代え、エアシリンダ101、腕102及びカム103が
新たに設けられている。その他の点は第1の実施の形態
と同様であるので同じ参照番号を付し、その説明を省略
する。なお、図4の制御系は本実施形態についても同様
に適用される。
【0032】腕102は、その中央部に腕5の軸25が
固定されると共に、一端側にコロ104が取り付けら
れ、他端側がエアシリンダ101と係合可能とされてい
る。下軸18に固定されたカム103にはカム溝103
Aが形成され、このカム溝103Aはコロ104と係合
可能である。なお、常態においては、腕102はバネ1
05によりB方向に付勢されて、コロ104がカム溝1
03Aから離れている。
【0033】糸切り信号がオンになると、エアシリンダ
101が伸び、腕102の他端側を押す。これにより腕
102のコロ104がカム溝103Aと係合する。その
後は図5〜7に示した第1実施の形態の場合と同じ動作
を行うようにカム溝103Aの形状が形成されている。
【0034】本実施の形態による効果は、第1の実施の
形態の場合と比較すれば、糸切りメス4,8の動作を操
作パネル33で制御することによるものを除き同様であ
る。
【0035】以上、本発明を図面に示した第1及び第2
の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれらの実
施形態には限定されず、種々変形可能である。
【0036】例えば、第1及び第2の糸切りメス4,8
がいずれも揺動運動を行う例を示したが、第1糸切りメ
ス4のみ揺動運動を行い、第2糸切りメス8は固定され
たもの(固定メス)であってもよい。
【0037】
【発明の効果】本発明によれば、ベッド部下面に、水平
面内で位置調節可能に取り付けられた釜軸台と、前記釜
軸台に回転可能に軸支された1個の水平釜と、糸捕捉部
と刃部を有する第1糸切りメスと、刃部を有する第2糸
切りメスとの協働により糸を切断する糸切り装置と、を
備える1本針水平釜ミシンの糸切り装置において、前記
第1糸切りメスと第2糸切りメスの内少なくとも第1糸
切りメスが水平面内で揺動運動をし、該揺動運動の中心
が、針落ち位置を通る布送り方向線に対して前記水平釜
の回転中心の反対側に配設されていることを特徴とする
水平釜ミシンの糸切り装置が提供される。第1糸切りメ
スの揺動運動の中心が、針落ち位置を通る布送り方向線
に対して水平釜の回転中心の反対側に配設されているの
で釜を下方に配置する必要がない。従って縫製時におけ
る縫い不良や糸切れ等の不具合が解消される。また、糸
切りメスの動作の際、針板及び釜の釜止め部が障害とな
らないので水平方向に針穴近くへ接近させることができ
る。従って糸切り後の布側糸残り長さを短くすることが
できる。
【0038】前記第1糸切りメスと第2糸切りメスが、
前記釜軸台とは別体の前記ベッド部下面に取り付けられ
た糸切り土台に配設されている構成とした場合には、釜
軸台を移動して剣先と針の水平方向隙間の調整を行って
も、糸切り土台が移動するわけではないので糸切りメス
の位置調整をやり直す必要がない。
【0039】前記揺動運動の中心と前記針落ち位置との
距離が、前記釜軸台が水平面内で移動しても変化しない
構成とした場合も、釜軸台を移動して剣先と針の水平方
向隙間の調整を行っても、糸切りメスの位置調整をやり
直す必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による水平釜ミシンの糸切り装置の第
1の実施形態の斜視図である。
【図2】 第1の実施形態の平面図である。
【図3】 第1の実施形態の底面図である。
【図4】 第1の実施形態の制御ブロック図である。
【図5】 糸切りメス待機時における第1の実施形態の
主要部を示す図であり、(A)は主要部の平面図、
(B)はカムとコロの平面図、(C)は主要部の斜視図
である。
【図6】 糸切りメス最前進時における第1の実施形態
の主要部を示す図であり、(A)は主要部の平面図、
(B)はカムとコロの平面図、(C)は主要部の斜視図
である。
【図7】 糸切断時における第1の実施形態の主要部を
示す図であり、(A)は主要部の平面図、(B)はカム
とコロの平面図、(C)は主要部の斜視図である。
【図8】 本発明による水平釜ミシンの糸切り装置の第
2の実施形態の斜視図である。
【図9】 従来例による水平釜ミシンの糸切り装置の斜
視図である。
【図10】 従来例による水平釜ミシンの糸切り装置の
平面図である。
【図11】 従来例による水平釜ミシンの糸切り装置の
側面図である。
【符号の説明】
1 糸切り土台 2A 針穴(針落ち位置) 4 第1糸切りメス 8 第2糸切りメス 20 水平釜 20A 水平釜の回転中心 24 釜軸台 25A 第1糸切りメスの揺動運動の中心 26 布送り方向線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベッド部下面に、水平面内で位置調節可
    能に取り付けられた釜軸台と、 前記釜軸台に回転可能に軸支された1個の水平釜と、 糸捕捉部と刃部を有する第1糸切りメスと、刃部を有す
    る第2糸切りメスとの協働により糸を切断する糸切り装
    置と、を備える1本針水平釜ミシンの糸切り装置におい
    て、 前記第1糸切りメスと第2糸切りメスの内少なくとも第
    1糸切りメスが水平面内で揺動運動をし、該揺動運動の
    中心が、針落ち位置を通る布送り方向線に対して前記水
    平釜の回転中心の反対側に配設されていることを特徴と
    する水平釜ミシンの糸切り装置。
  2. 【請求項2】 前記第1糸切りメスと第2糸切りメス
    が、前記釜軸台とは別体の前記ベッド部下面に取り付け
    られた糸切り土台に配設されていることを特徴とする請
    求項1に記載の水平釜ミシンの糸切り装置。
  3. 【請求項3】 前記揺動運動の中心と前記針落ち位置と
    の距離が、前記釜軸台が水平面内で移動しても変化しな
    いことを特徴とする請求項1及び2に記載の水平釜ミシ
    ンの糸切り装置。
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