JP2003117207A - 排出玉回収装置 - Google Patents

排出玉回収装置

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JP2003117207A JP2001314664A JP2001314664A JP2003117207A JP 2003117207 A JP2003117207 A JP 2003117207A JP 2001314664 A JP2001314664 A JP 2001314664A JP 2001314664 A JP2001314664 A JP 2001314664A JP 2003117207 A JP2003117207 A JP 2003117207A
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Masamitsu Inami
正充 稲見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ機の排出玉を清掃することのできる
排出玉回収装置を提供することにある。 【解決手段】 パチンコ機から排出されたパチンコ玉
(P)を受けるための玉受け皿(11)と、前記玉受け
皿(11)に隣接して設けられた整列傾斜通路(12)
と、装置本体を島設備に固定するための固定架台(1
5)と、を備える排出玉回収装置(10)であって、通
過するパチンコ玉(P)を磨くための玉磨き機構(1
6)を、前記整列傾斜通路(12)に設けてあるから、
排出玉を回収する前に清掃することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術】本発明は、パチンコ機から排出さ
れた排出玉を集合回収するために島設備内部に配設され
た集合樋へ落下させるための排出玉回収装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、パチンコ機では、発射装置によ
って打ち出されたパチンコ玉は、ガイドレールで案内さ
れた後、遊技盤内を流下し、入賞口へ入賞しなかった場
合、盤面最下端に設けられたアウト口から排出される。
各パチンコ機から排出された排出玉は、島設備内部に配
置された集合樋に集められて、ここから回収される。ま
た、集合樋に集められる際、排出玉は排出玉回収装置に
一旦、収容され計数された上で、集合樋に放出されるよ
うになっている。
【0003】したがって、排出玉回収装置には、パチン
コ機の裏側から排出された排出玉を受け入れる玉受け
皿、玉受け皿からのパチンコ玉を整列させる整列傾斜通
路、パチンコ玉を計数する玉計数機等が設けられてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、上記の排出玉回
収装置は、以下のような問題点を有していた。先ず、受
け皿部分及び玉計数機までの整列傾斜通路が、パチンコ
玉(排出玉)に付着していた塵埃が乗り移って汚れてく
ると、これによりパチンコ玉の流れが悪くなり、玉詰ま
りを起こす虞があった。また、機械油や手油等の油分、
煙草の灰や燃えカス、髪の毛等の塵埃が付着したパチン
コ玉が、そのまま玉計数機を通過して集合樋に落ちるよ
うになっているため、玉計数機の入口部分や集合樋も同
様に塵埃が乗り移って汚れ、これもパチンコ玉の流れを
悪くする原因となっていた。
【0005】そこで本発明の目的は、上記した従来の問
題点を解消するために、パチンコ機の裏側から排出され
るパチンコ玉に付着した塵埃を取り除き、もってパチン
コ玉経路の汚れを可及的に少なくすることのできる排出
玉回収装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために本発明は、次項以下に示す構成を備えている。な
お、何れかの請求項の発明の説明において行う用語の定
義等は、その性質上可能な範囲において他の請求項にお
ける発明の説明にも適用されるものとする。
【0007】(請求項1に記載した発明の構成)請求項
1に記載した発明に係る排出玉回収装置(以下、「請求
項1の排出玉回収装置」という)は、パチンコ機から排
出されたパチンコ玉を受けるための玉受け皿と、前記玉
受け皿に隣接して設けられた整列傾斜通路と、装置本体
を島設備に固定するための固定架台と、を備えている。
請求項1の排出玉回収装置の特徴は、通過するパチンコ
玉を磨くための玉磨き機構を、前記整列傾斜通路に設け
てある点にある。
【0008】(請求項1に記載した発明の作用効果)請
求項1の排出玉回収装置によれば、パチンコ機から排出
されたパチンコ玉が玉受け皿に受け入れられた後、玉磨
き機構によって磨かれるので、玉磨き機構の下流への塵
埃拡散を有効に防止することができる。したがって、パ
チンコ玉の通過経路に塵埃が乗り移って汚れ、これによ
りパチンコ玉の流れが悪くなるという不都合を解消する
ことができる。
【0009】(請求項2に記載した発明の構成)請求項
2に記載した発明に係る排出玉回収装置(以下、「請求
項2の排出玉回収装置」という)は、請求項1の排出玉
回収装置の構成に限定が加わり、前記玉磨き機構は、前
記整列傾斜通路の底部及び/又は側壁部に設けられた無
端の磨きベルトと、前記磨きベルトを回転可能に支持す
るためのローラと、前記磨きベルトをローラの一つを介
して駆動するための駆動モータと、を含むものであるこ
とを特徴とする。玉磨き機構を設ける箇所は、整列傾斜
通路の底部でもよいが、側壁部でもよい。さらに、底部
及び側壁部の両方に設けてもよい。
【0010】(請求項2に記載した発明の作用効果)請
求項2の排出玉回収装置によれば、請求項1の排出玉回
収装置の作用効果に加え、整列傾斜通路の底部及び/又
は側壁部に設けられた磨きベルトにより、パチンコ玉が
連続的に磨かれるので、パチンコ玉表面に付着した塵埃
を満遍なく除去することができる。また、その除去のた
めに磨きベルトを採用したので、その積極的な磨き作用
により効率のよい塵埃排除が実現する。
【0011】(請求項3に記載した発明の構成)請求項
3に記載した発明に係る排出玉回収装置(以下、「請求
項3の排出玉回収装置」という)は、請求項2の排出玉
回収装置の構成に限定が加わり、前記磨きベルトを、パ
チンコ玉の通過方向と逆方向に回動駆動させるように構
成してあることを特徴とする。
【0012】(請求項3に記載した発明の作用効果)請
求項3の排出玉回収装置によれば、請求項2の排出玉回
収装置の作用効果に加え、磨きベルトはパチンコ玉の通
過方法と逆方向に回動駆動されるので、パチンコ玉が整
列傾斜通路を通過しているときのパチンコ玉自体の回転
(転動)方向に対して逆方向の回転が与えられる。この
ため、パチンコ玉と研磨ベルトとの間の擦り(スリッ
プ)が同方向の回転の場合に比べて遙に強力なものとな
る。このスリップが強力になった分、パチンコ玉表面の
磨き効率をよくすることができる。
【0013】(請求項4に記載した発明の構成)請求項
4に記載した発明に係る排出玉回収装置(以下、「請求
項4の排出玉回収装置」という)は、請求項2又は3の
排出玉回収装置の構成に限定が加わり、前記底部に設け
られた磨きベルトには、塵埃のみを落下させるための落
下孔を少なくとも1個設けてあることを特徴とする。落
下孔は、塵埃のみを落下させるための孔であるから、パ
チンコ玉が落下しない形状(例えば、丸孔、楕円孔、長
孔)であることはいうまでもない。また落下孔の個数
は、少なくとも1個あれば足りるが、効率よく塵埃を落
下させるために複数個とすることが好ましい。
【0014】(請求項4に記載した発明の作用効果)請
求項4の排出玉回収装置によれば、請求項2又は3の排
出玉回収装置の作用効果に加え、磨きベルトが塵埃落下
用の落下孔を複数個有するので、パチンコ玉表面から剥
離(除去)した塵埃を磨きベルトの下に落下させること
ができる。これにより、整列傾斜通路内に停滞する塵埃
量を格段に少なくすることができるため、パチンコ玉へ
の塵埃の再付着を防ぎ、下流への塵埃拡散の有効防止に
貢献する。
【0015】(請求項5に記載した発明の構成)請求項
5に記載した発明に係る排出玉回収装置(以下、「請求
項5の排出玉回収装置」という)は、請求項4に記載の
排出玉回収装置の構成に限定が加わり、前記底部に設け
られた磨きベルトの下方領域には、塵埃受け容器を着脱
自在に配設してあることを特徴とする。塵埃受け容器
は、落下孔から落下する塵埃を受けられる形状であれば
どのような形状でもよく、装置本体の形態等に合わせて
適宜自由に設計することができる。
【0016】(請求項5に記載した発明の作用効果)請
求項5の排出玉回収装置によれば、請求項4の排出玉回
収装置の作用効果に加え、磨きベルトの落下孔から落下
した塵埃を塵埃受け容器により容易に回収することがで
きる。また、この塵埃受け容器を装置本体に対して着脱
自在にしたことにより、回収した塵埃の廃棄作業を極め
て簡単に行うことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、各図に基づきながら本発
明の実施形態について説明する。図1は、排出玉回収装
置の島設備への設置状態を示す説明図である。図2は、
排出玉回収装置の一実施の形態を示す平面図である。図
3は、排出玉回収装置の正面図である。図4は、排出玉
回収装置の第1変形例の正面図である。図5は、図4に
示す排出玉回収装置の平面図である。図6は、排出玉回
収装置の第2変形例の平面図である。図7は、図6に示
す排出玉回収装置の正面図である。図8は、図6に示す
排出玉回収装置の右側面図である。
【0018】(玉磨き機構の設置)図1乃至3に示すよ
うに排出玉回収装置10は、パチンコ機から排出された
パチンコ玉Pを受けるための玉受け皿11と、この玉受
け皿11に隣接して設けられた整列傾斜通路12と、こ
の整列傾斜通路12によって整列させられたパチンコ玉
Pを計数するための玉計数機13と、装置本体を島設備
14に固定するための固定架台15と、を備えている。
また、整列傾斜通路12には、後述する玉磨き機構16
を設けてある。
【0019】図2に示すように玉受け皿11は、上から
見たときに略長方形の底部11aを有しており、この底
部11aの外周に沿って周壁11bを起立させてある。
この周壁11bには、隣接する整列傾斜通路12と連通
する切欠き12bを形成してある。底部11aは、図2
において上から下に向かってこれを傾斜させてあり、こ
れにより、玉受け皿11内のパチンコ玉Pが切欠き12
bから整列傾斜通路12内に流れ込むようにしてある。
本実施形態における切欠き12bの幅寸法は、2個以上
のパチンコ玉Pが同時通過しないように、パチンコ玉の
直径寸法より僅かに大きく設定してある。このように設
定したのは、整列傾斜通路12内に流れ込ませるときに
1個づつ通過させてパチンコ玉Pが整列しやすいように
することを主目的とするものであるが、整列に支障がな
いのであれば2個以上を通過させるように構成してもよ
い。2個以上のパチンコ玉を通過させる場合は、整列を
より円滑に行わせるために、整列を補助する手段等を設
けることが好ましい。
【0020】整列傾斜通路12は、図2に示すように、
玉受け皿11と隣接すると共に、切欠き12bを通過し
たパチンコ玉Pが一列になって通過できる幅寸法に設定
してある。また、整列傾斜通路12の底部には、無端の
磨きベルト17の一部を表出させてある。さらに、整列
傾斜通路12の底部は、前方(図2の左から右)に向か
って傾斜させてあり、その下流には後述する玉計数機1
3を設けてある。なお、磨きベルト17については、後
で詳しく説明する。
【0021】図3に示すように玉計数機13は、整列傾
斜通路12の下流に位置する先端下部に配置してあり、
整列落下してくるパチンコ玉Pを、金属の接近による内
蔵コイルのインピーダンスの変化を読みとる方式の近接
センサ等により計数するようになっている。玉計数機1
3を通過したパチンコ玉Pは、スパイラル状のアウトジ
ャバラ(落下シュート)20を介して集合樋21へ排出
されることになる。アウトジャバラ20は、パチンコ玉
Pが螺旋に沿って旋回しながら落下するように構成して
ある。この旋回は、パチンコ玉Pが持つ位置エネルギー
の一部を旋回運動エネルギーに変換することにより落下
速度を減速させ、集合樋21上へ落下する際の衝撃を少
なくすることを主目的として行わせている。なお、固定
架台15は、排出玉回収装置10の装置本体を位置、高
さ等を調整しながら島設備14に固定するための部材で
ある。
【0022】(玉磨き機構の構成)図3に基づいて玉磨
き機構について説明する。玉磨き機構16は、前述した
ように整列傾斜通路12の底部に表出させた磨きベルト
17と、磨きベルト17を回転可能に支持するローラ1
8a、18bと、磨きベルト17を一方のローラ18a
を介して駆動する駆動モータ19と、から概ね構成して
ある。駆動モータ19の制御は、パチンコ玉の平均排出
数や塵埃量の多少等により適宜自由に設定することがで
きる。制御の例を挙げると、パチンコ玉が排出されてい
るときは常に駆動するような制御、適当な間隔をおいて
間欠的に駆動するような制御、そしてパチンコ遊技場の
従業員等が特に指定したときにだけ駆動するような制御
が考えられる。
【0023】磨きベルト17は、パチンコ玉を磨くとい
う本発明の目的を達成できるかぎりどのような素材によ
り構成しても構わないが、少なくとも長さ方向に収縮性
があり表面が柔らかい素材が好ましい。ただし、そのよ
うな素材であっても、磨きベルト17が停止していると
きにパチンコ玉Pが流れる程度の固さが必要である。つ
まり、停止中にパチンコ玉の重さで弛まない程度の固さ
が求められる。磨きベルト17の素材として、例えば、
合成ゴム、織布、不織布、またこれらの複合材等があ
る。
【0024】ローラ18a、18bは、整列傾斜通路1
2の長さに対応した所定間隔をおいて配設してあり、両
者間に磨きベルト17が撓みのないように巻回させてあ
る。磨きベルト17の回転方向は、パチンコ玉Pの通過
方向と逆方向(図1及び2において右から左方向)に設
定してある。そもそも研磨ベルト17の回転方向は、パ
チンコ玉Pの通過方向と同方向でもよいが、この場合
は、パチンコ玉Pの通過速度より速い速度で回動させな
ければ両者間にスリップが生じないので満足する磨き効
果を期待できない。このため、本実施形態では、上述し
たように逆方向に設定したのである。
【0025】(本実施形態の作用効果)図1乃至3を参
照しながら、本実施の形態の作用効果について説明す
る。先ず、パチンコ機から排出されたパチンコ玉(排出
玉)Pは、玉受け皿11で受け止められた後、底部11
aの傾斜により切欠き12b方向へ流れ、そこを通過し
て整列傾斜通路12へ流れ込む。流れ込んだパチンコ玉
Pは、整列傾斜通路12内で一列に整列されながら下流
方向に転動する。この際に、転動方向とは逆方向の回転
により磨きベルト17との間に強力なスリップが発生
し、このスリップによりパチンコ玉の表面が擦られて付
着している塵埃が効率よく剥ぎ取られる。
【0026】また、大量のパチンコ玉Pが排出された結
果、多数のパチンコ玉Pが整列傾斜通路12に流れ込
み、そこで数珠状に滞留する場合があり、この場合は、
さらに磨きが進む。すなわち、滞留しているパチンコ玉
Pに磨きベルト17により回転が加わるとパチンコ玉P
はそこを動くことができないので、そのままの状態で回
転(空転)する。このため、磨きベルト17上で何回も
スリップしながら回転することになり、これによりさら
に表面が磨かれることになる。
【0027】(本実施形態形態の第1変形例)図4及び
5を参照しながら、本実施形態の第1変形例について説
明する。ここでは、前述した本実施形態の排出玉回収装
置10と同一部分については、それに使用した番号と同
一番号を付して重複を避けるためにその説明を省略す
る。すなわち、第1変形例で採用した玉磨き機構40
は、整列傾斜通路12の底部に設けた磨きベルト41
と、磨きベルト41を回転可能に支持するローラ42
a、42b、42cと、磨きベルト41をローラ42a
を介して駆動する駆動モータ19等から概ね構成してあ
る。
【0028】磨きベルト41には、塵埃の落下を促す落
下孔41aを等間隔に、複数個設けてある。落下孔41
aの形状は、図5に示すように楕円形を選択したが、こ
れに限ることはない。パチンコ玉Pを落下させることな
く塵埃を落下せられる形状であれば、円形、多角形、矩
形等であってもよい。また、その数も塵埃落下の目的の
ために適宜増減することができる。さらに磨きベルト4
1は、塵埃落下が可能な網目のネット状であってもよ
い。どのような形状を選定するにせよ、パチンコ玉Pの
通過の支障となることなく、ゴミ等の落下に充分な大き
さであればよい。また、磨きベルト41を巻回するロー
ラ42a、42b、42cは、三角形状に配置してあ
り、この3個のローラによって形成された三角ゾーンの
中、すなわち磨きベルト41の下方領域には、塵埃受け
容器43が抜き差し自在(着脱自在)に配設してある。
【0029】以上の構成によれば、パチンコ玉Pを磨い
て発生した塵埃を落下孔41aから塵埃受け容器43内
に落下させることができるので、整列傾斜通路12内に
塵埃を停滞させることがほとんどない。このため、一旦
剥離した塵埃をパチンコ玉Pに再付着させることを有効
に防止することができる。さらに、塵埃受け容器43を
取り外すことにより、そこに溜まった塵埃を簡単に廃棄
することができる。この点で、清掃作業を行うパチンコ
遊技場の従業員等の負担軽減にも貢献する。
【0030】(本実施形態の第2変形例)図6乃至8を
参照しながら、本実施形態の第2変形例について説明す
る。ここでも、前述した本実施形態の排出玉回収装置1
0と同一部分については、それに使用した番号と同一番
号を付して重複を避けるためにその説明を省略する。す
なわち、第2変形例で採用した玉磨き機構50は、整列
傾斜通路12の側壁部12aに設けた磨きベルト51
と、磨きベルト51を回転可能に支持するローラ52
a、52bと、磨きベルト51をローラ52aを介して
駆動する駆動モータ19等から概ね構成してある。磨き
ベルト51の回転方向は、本実施形態の研磨ベルト17
と同じく、パチンコ玉Pの通過方向とは逆方向に観点す
るように構成してある。
【0031】整列傾斜通路12の底部12dは、図8か
ら明らかなように、磨きベルト51に向かって下り勾配
させてあり、これにより、パチンコ玉Pが磨きベルト5
1側に流れて接触するようにしてある。他方、図6に示
すように底部12dには、塵埃のみを落下させるための
落下孔12h,...を貫通形成してある。
【0032】以上の構成により、整列傾斜通路12内に
流れ込んだパチンコ玉Pは、底部12dの傾斜により研
磨ベルト51側に流れて回転する磨きベルト51の作用
によりその表面に付着している塵埃が剥離される。剥離
された塵埃は、落下孔12h,...から落下して整列
傾斜通路12内から排除される。なお、第2変形例では
採用しなかったが、底部12dに前述した磨きベルト1
7を設けることにより、底部12dと側壁部12aの両
者によりパチンコ玉Pを磨くように構成してもよい。
【0033】なお、本発明は、これまで説明した実施形
態に限ることなく本発明の技術思想に基づいて種々の設
計変更が可能であることはいうまでもない。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によればパ
チンコ機から排出された手油等で汚れたパチンコ玉Pを
玉磨き機構によって、磨き、クリーニングするので、汚
れが集合樋(研磨機までの通路)に拡散するのを防止す
ることができる。また、磨きベルトにゴミ等の落下を促
す落下孔を形成した場合、クリーニングする過程で生じ
た塵埃を回収することができ、集合樋に塵埃が堆積する
のを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】排出玉回収装置の島設備への設置状態を示す説
明図である。
【図2】排出玉回収装置の一実施の形態を示す平面図で
ある。
【図3】排出玉回収装置の正面図である。
【図4】排出玉回収装置の第1変形例の正面図である。
【図5】図4に示す排出玉回収装置の平面図である。
【図6】排出玉回収装置の第2変形例の平面図である。
【図7】図6に示す排出玉回収装置の正面図である。
【図8】図6に示す排出玉回収装置の右側面図である。
【符号の説明】
P パチンコ玉 10 排出玉回収装置 11 玉受け皿 12 整列傾斜通路 13 玉計数機 14 島設備 15 固定架台 16 玉磨き機構 17 磨きベルト 18 ローラ 19 駆動モータ 20 アウトジャバラ 21 集合樋 41 磨きベルト 41a 落下孔 43 塵埃受け容器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ機から排出されたパチンコ玉を
    受けるための玉受け皿と、前記玉受け皿に隣接して設け
    られた整列傾斜通路と、装置本体を島設備に固定するた
    めの固定架台と、を備える排出玉回収装置であって、 通過するパチンコ玉を磨くための玉磨き機構を、前記整
    列傾斜通路に設けてあることを特徴とする排出玉回収装
    置。
  2. 【請求項2】 前記玉磨き機構は、前記整列傾斜通路の
    底部及び/又は側壁部に設けられた無端の磨きベルト
    と、前記磨きベルトを回転可能に支持するためのローラ
    と、前記磨きベルトをローラの一つを介して駆動するた
    めの駆動モータと、を含むものであることを特徴とする
    請求項1記載の排出玉回収装置。
  3. 【請求項3】 前記磨きベルトを、パチンコ玉の通過方
    向と逆方向に回動駆動させるように構成してあることを
    特徴とする請求項2に記載した排出玉回収装置。
  4. 【請求項4】 前記底部に設けられた磨きベルトには、
    塵埃のみを落下させるための落下孔を少なくとも1個設
    けてあることを特徴とする請求項2又は3に記載した排
    出玉回収装置。
  5. 【請求項5】 前記底部に設けられた磨きベルトの下方
    領域には、塵埃受け容器を装置本体に対して着脱自在に
    配設してあることを特徴とする請求項4に記載の排出玉
    回収装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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