JP3873143B2 - パチンコ機における球磨き装置 - Google Patents

パチンコ機における球磨き装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3873143B2
JP3873143B2 JP1079195A JP1079195A JP3873143B2 JP 3873143 B2 JP3873143 B2 JP 3873143B2 JP 1079195 A JP1079195 A JP 1079195A JP 1079195 A JP1079195 A JP 1079195A JP 3873143 B2 JP3873143 B2 JP 3873143B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ball
pachinko
passage
cleaning member
path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1079195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08196735A (ja
Inventor
高明 市原
和利 船橋
敦 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiichi Shokai Co Ltd
Original Assignee
Daiichi Shokai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daiichi Shokai Co Ltd filed Critical Daiichi Shokai Co Ltd
Priority to JP1079195A priority Critical patent/JP3873143B2/ja
Publication of JPH08196735A publication Critical patent/JPH08196735A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3873143B2 publication Critical patent/JP3873143B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明はパチンコ機において、パチンコ球をクリーニングするための球磨き装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術としては例えば特開平5−31223号公報がある。この公報には貯留誘導部のパチンコ球をクリーニングする紐状のクリーニング部材を備えた球磨き機構が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はクリーニング部材による球磨き動作を円滑化して球磨き効果を向上させることを課題とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係るパチンコ機における球磨き装置は、パチンコ機の機内に設けられかつパチンコ球が通行する球通路と、その球通路中のパチンコ球を順送りする球送り部材と、前記球通路のパチンコ球をクリーニングするクリーニング部材とを備えたパチンコ機における球磨き装置であって、
前記球通路は、パチンコ球がUターン状に折り返して通行する折り返し通路と、その折り返し通路へパチンコ球を進入させる進入通路と、前記折り返し通路を通り抜けたパチンコ球を所定位置まで通行させる脱出通路と、を備え、
前記球送り部材は、前記折り返し通路へ進入したパチンコ球を順送りするために前記折り返し通路に設けられ、
前記クリーニング部材は、前記球送り部材の上方に位置し、かつ前記進入通路と前記脱出通路と間に回転可能に配設されると共に、前記進入通路を通行するパチンコ球と、前記脱出通路を通行するパチンコ球とにそれぞれ接しかつ各パチンコ球の進行方向へ回転されることで、前記球通路を通行するパチンコ球が、前記クリーニング部材によって重複してクリーニングされるように構成されていることを特徴とする。
【0005】
【作用】
請求項1の発明では、折り返し通路に設けられた球送り部材によってパチンコ球が球通路の進入通路、折り返し通路及び脱出通路に順送りされる。
球送り部材の上方に位置するクリーニング部材は、進入通路を通行するパチンコ球と、脱出通路を通行するパチンコ球とにそれぞれ接しかつ各パチンコ球の進行方向へ回転されることで、球通路を通行するパチンコ球が、クリーニング部材によって重複してクリーニングされる。
【0006】
【発明の効果】
請求項1によれば、球通路を通行する各パチンコ球をクリーニング部材の回転動作によって摺接抵抗を少くした状態で円滑にクリーニングすることができ、各パチンコ球に対する球磨き効果を高めて各パチンコ球を効果的に清浄化することができる。
【0007】
また、クリーニング部材のパチンコ球に接する位置が常に変化するので、各パチンコ球に対する球磨き効果を均一化することができるとともに、クリーニング部材の各部の汚れ状態が平均化するので、クリーニング部材の交換頻度を少くすることができる。
【0008】
また、クリーニング部材は、進入通路を通行するパチンコ球と、脱出通路を通行するパチンコ球とにそれぞれ接しかつ各パチンコ球の進行方向へ回転されることで、球通路を通行するパチンコ球を、クリーニング部材によって重複してクリーニングすることができる。
【0009】
【実施例】
次に、本発明の第1実施例を図1〜図5にしたがって説明する。
機内に封入されて機内を繰り返し循環する一定個数のパチンコ球によってゲームが行われる循環式パチンコ機において、パチンコ球Pが循環する循環流路を有する循環式パチンコ機はパチンコ球Pを順次発射させて遊技盤面の遊技域へ打ち出す球発射起点2と、この球発射起点2から遊技域へ打ち出されて遊技盤の裏側へ誘導されたセーフ球およびアウト球を回収する裏回収部3と、発射後逆流したファール球を回収する表回収部4と、裏回収部3の下流に配設され、裏回収部3に回収されたパチンコ球Pを集めて貯留し、必要時に必要個数のパチンコ球を順次給送する球貯留給送ユニット5と、この球貯留給送ユニット5から送り出されたパチンコ球Pおよび表回収部4から送り込まれたパチンコ球Pを受入れて先下り状態で1列に整列させて待機させ、待機中のパチンコ球Pを打球毎に球発射起点2へ順次送り込む球待機給送部6とを備えている。
【0010】
パチンコ機内に封入された各パチンコ球Pは球発射起点2→遊技域→裏回収部3→球貯留給送ユニット5→球待機給送部6→球発射起点2の順にパチンコ機内の循環流路を経てパチンコ機内を循環するか、若しくは球発射起点2→表回収部4→球待機給送部6→球発射起点2の順にパチンコ機内の循環流路を経てパチンコ機内を循環する。
【0011】
パチンコ機の表枠の後面に装着されて遊技盤が枠内にセットされる基枠7の下部には遊技盤の下方に垂立されたセット板8が形成されるとともに、基枠7の上部および中央部には遊技盤をその背後からカバーする裏カバー枠9が回動可能に結合されている。
【0012】
発射機構において、セット板8の前面には先上り状に傾斜して設置されてパチンコ球を遊技盤面の遊技域へ案内する発射レール10が結合されるとともに、セット板8の前側にはこのセット板8に内外方向への搖動可能に軸支された打球ハンマ11が設置されている。
【0013】
セット板8に開設された球送り口12を通じて発射レール10の基端部上の球発射起点2へ送り込まれたパチンコ球Pはばねの弾発力によって内方へ搖動した打球ハンマ11によって叩打されて遊技域へ打出される。
【0014】
打球ハンマ11の近傍には上下方向へ搖動する受止め部13aを有し、セット板8の後側で軸13bによって搖動可能に支持されて打球ハンマ11が外方へ搖動したときに打球ハンマ11に連動して内方へ搖動する球送りアーム13が設置されるとともに、打球ハンマ11の近傍には上下方向へ搖動して球待機給送部6で待機するパチンコ球Pのうちの先頭のパチンコ球Pを受止め若しくは受入れて球発射起点2へ放出する球受け部14aと、球送りアーム13上に載置された錘り14bとを有し、球送り口12を貫通した状態で軸14cによって搖動可能に支持された球送り制御片14が設置されている。
【0015】
打球ハンマ11が内方の搖動端へ搖動した状態では球送り制御片14の球受け部14aが上方の搖動端へ搖動して待機給送部6の先頭のパチンコ球Pを受止め、球発射起点2への先頭のパチンコ球Pの転落が球受け部14aによって阻止される。
【0016】
打球ハンマ11が外方へ搖動すると、球送りアーム13の受止め部13aが上方へ搖動して球送り制御片14の球受け部14aが下方へ搖動し、待機給送部6の先頭のパチンコ球Pが球受け部14aで受取られてから、球送り口12を通じて前方へ放出されて球発射起点2へ送り込まれる。
【0017】
遊技域へ打出されて入賞し、遊技盤の裏面を伝って転落したセーフ球、および、遊技盤のアウト口15に落入して遊技盤の裏側へ誘導されたアウト球は裏カバー枠9に形成された球集合樋9aで集められて下方へ誘導され、裏回収部3に回収される。
【0018】
発射後発射レール10側へ逆流したファール球は表回収部4に集められ、球送り口12の内方でセット板8に開設された球通し口16を通じて球待機給送部6の基端部へ送り込まれる。
【0019】
裏回収部3から流下したパチンコ球Pを順次受入れて貯留し、必要時に球待機給送部6へ送り込む球貯留給送ユニット5はセット板8の後面に組付けられている。
【0020】
球貯留給送ユニット5はパチンコ球Pを誘導する中空状の球誘導ケース21を備え、この球誘導ケース21にはセット板8にねじ止めされた前通路壁21aと、この前通路壁21aの後面にねじ止めされた後通路壁21bとが形成され、この前後通路壁21a,21b内には裏回収部3から流下したパチンコ球Pを球待機供給部6へ向けて誘導する球通路22が形成されている。
【0021】
球誘導ケース21内の上端にはパチンコ球Pを受入れる球入口22aと、パチンコ球Pを送り出す球出口22bとが隔壁21cを隔てて開設されている。
【0022】
球誘導ケース21内の下端にはパチンコ球Pが上方から上方へUターン状に折り返して通行する折り返し通路23が形成されるとともに、球通路22には球入口22aに導入されたパチンコ球Pが折り返し通路23に進入するまでに1列となって下方へ通行する進入通路24と、折り返し通路23を通り抜けたパチンコ球Pが1列となって上方へ通行する脱出通路25とが左右に隣り合って形成されている。
【0023】
球通路22には進入通路24の途中に配設されて外方へ凸円弧状に湾曲した形状を有し、パチンコ球Pが円弧移動状に曲進して上方から下方へ通行する第1曲進路24aと、脱出通路25の途中で第1曲進路24aの側方に配設されて外方へ凸円弧状に湾曲した形状を有し、パチンコ球Pが円弧移動状に曲進して下方から上方へ通行する第2曲進路25aが向い合わせ状に形成されている。
【0024】
球誘ケース21の後通路壁21bの下端に前向き状に結合された球送りモータ29の出力軸29aには折り返し通路23に対向して設置されて折り返し通路23へ進入したパチンコ球Pを順送りする球送りカム(球送り部材)26が固定され、この球送りカム26には180°の回転対称状に配設された1対の球受け部26aが形成されている。
【0025】
球誘導ケース21の後通路壁21bの上下方向中央部には両曲進路24a,25aの円弧中心を中心とする円形状の開口部21dが開口されるとともに、後通路壁21bの上下方向中央部には開口部21dを閉塞する蓋板31がねじ35によって取外し可能に結合されている。
【0026】
球誘導ケース21内の上下方向中央部には進入通路24の第1曲進路24aと脱出通路25の第2曲進路25aとの間に回転可能に設置されて全体が蓋板31によって背後からカバーされ、第1曲進路24aを曲進通行する複数個のパチンコ球Pおよび第2曲進路25aを曲進通行する複数個のパチンコ球Pに同時に接して接した各パチンコ球Pをクリーニングするローラ状のクリーニング部材27が設置されている。
【0027】
蓋板31にはクリーニング部材27を第1曲進路24aでのパチンコ球Pの進行方向および第2曲進路25aでのパチンコ球Pの進行方向と同方向へ回転駆動するクリーニングモータ30が前向き状に取付けられている。
【0028】
クリーニング部材27は円盤状の基部27aと、前端が球誘導ケース21の軸受部36およびこの軸受部36に嵌め込まれたブッシュ37によって回転可能で挿脱可能に支持されて後端がクリーニングモータ30の出力軸30aにスリーブ33によって直結状に連結され、基部27aの中心部に貫挿された軸部27bと、基端部が基部27aの外周面にそれぞれ固着された状態で軸部27bの回りに配列された多数個の可撓性の研磨片28を有し、圧縮変形可能に形成された研磨部27cとを備えている。
【0029】
クリーニング部材27の各研磨片28は超微粒子の研磨材およびつや出しワックスを起毛した長方形状の布片に含浸させて作成される。
【0030】
クリーニング部材27としては図5(A)に示すように研磨部27cの各研磨片28がそれぞれクリーニング部材27の半径方向へ延出されたクリーニングローラや、図5(B)に示すように各研磨片28がそれぞれ一定の湾曲状態で一定方向へ倒されたクリーニングローラが適用される。
【0031】
ねじ35を緩めて蓋板31を球誘導ケース21からその後方へ取出すと、クリーニング部材27の軸部27bの前端がブッシュ37から抜き取られ、クリーニング部材27が開口部21dを通り抜けてクリーニングモータ30とともに球誘導ケース21から取外される。
【0032】
球送りモータ29およびクリーニングモータ30が回転して球送りカム26およびクリーニング部材27が回転駆動されると、進入通路24を経て折り返し通路23へ進入したパチンコ球Pが球送りカム26によって1個づつ順送りされて脱出通路25へ送り込まれ、脱出通路25を通り抜けて球出口22bから順に送り出されるとともに、進入通路24の第1曲進路24aを通行する複数個のパチンコ球Pおよび脱出通路25の第2曲進路25aを通行する複数個のパチンコ球Pが回転するクリーニング部材27に同時に接して両曲進路24a,25aの各パチンコ球がクリーニング部材27によって同時にクリーニングされ、各パチンコ球に付着した汚れが除去される。
【0033】
球誘導ケース21の後通路壁21bの下端にはパチンコ球Pから脱落した汚れを球誘導ケース21外へ排出する排出口39が開設されている。
【0034】
球誘導ケース21の一側方には球通路22の脱出通路25を通行するパチンコ球を検出する球通過センサ32が設置されている。
【0035】
球通路22の球出口22bから送り出されたパチンコ球は球出口22bの近傍に設置されたガイド片38上を伝って球待機給送部6の基端部へ送り込まれる。
【0036】
続いて、上記した構成を有する実施例の作用と効果を説明する。
本例では循環式パチンコ機の基枠7のセット板8に組付けられた球貯留給送ユニット5の球誘導ケース21の内部にはパチンコ球がUターン状に折り返して通行する折り返し通路23と、パチンコ球がこの折り返し通路23へ進入するまでに通行する進入通路24と、折り返し通路23を通り抜けたパチンコ球が通行する脱出通路25とを有する球通路22を形成し、球誘導ケース21に取付けられた球送りモータ29の出力軸29aには球送りモータ29によって回転駆動され、進入通路24を通り抜けて折り返し通路23へ進入したパチンコ球Pを脱出通路25へ順送りする球送りカム26を結合し、進入通路24と脱出通路25との間には圧縮変形可能に形成された研磨部27cを有し、球誘導ケース21によって回転可能で取外し可能に支持されて進入通路24の第1曲進路24aを通行するパチンコ球Pと、脱出通路25の第2曲進路25aを通行するパチンコ球Pとに回転しながら同時に接して接した各パチンコ球をクリーニングするクリーニング部材27を設置し、このクリーニング部材27をカバーした状態で球誘導ケース21に取外し可能に結合された蓋板31にはクリーニング部材27を回転駆動するクリーニングモータ30を取付けてある。
【0037】
このため、球通路22を通行する各パチンコ球をクリーニング部材27の回転動作によって摺接抵抗を少くした状態で円滑かつ効果的にクリーニングすることができ、各パチンコ球に対する球磨き効果を高めて各パチンコ球を効果的に清浄化することができる。
【0038】
また、蓋板31を取外すことによってクリーニング部材27を容易に取外すことができるので、クリーニング部材27の交換作業を簡易化することができる。
【0039】
さらに、クリーニング部材27がパチンコ球に接する位置が常に変化するので、各パチンコ球に対する球磨き効果を均一化することができるとともに、クリーニング部材27の各部の汚れ状態が平均化するので、クリーニング部材27の交換頻度を少くすることができる。
【0040】
また、パチンコ球がクリーニング時にクリーニング部材27によって進行方向へ押送されるので、球送り部材を駆動する駆動源に加わる負荷を軽減することができる。
【0041】
さらに、球磨き装置が各パチンコ機の機内にそれぞれ組込まれるので、遊技場のホール内に設置される従来のような大がかりな球磨き装置が不要となり、とくに、パチンコ機の台数が比較的少ないホールでの球磨き装置の使用が有効となる。
【0042】
また、循環式パチンコ機の機内に封入された各パチンコ球を球磨きの都度パチンコ機外へ排出する必要がないので、球磨き作業を簡便化することができる。
【0043】
また、パチンコ球が球通路22の進入通路24を通行するときおよび脱出通路25を通行するときに各パチンコ球がそれぞれクリーニング部材27に接して各パチンコ球が重復してクリーニングされるので、各パチンコ球に対するクリーニング効果を高めることができる。
【0044】
次に、図6〜図8に示す本発明の第2実施例について説明すると、本例では球貯留供給ユニット5から第1実施例のクリーニングモータ30が取除かれてクリーニング部材27がフリー回転可能に設置されている外は第1実施例と同様に構成されている。
【0045】
本例ではクリーニング部材27は球通路22、進入通路24の第1曲進路24aを通行する各パチンコ球Pと、脱出通路25の第2曲進路25aを通行する各パチンコ球Pとによって各パチンコ球Pの進行方向へ同時に押動されて回転する。
【0046】
第2実施例によれば、クリーニング部材27を回転駆動する駆動源が不要となるので、球磨き機構を簡略化してそのコストを節減することができる。
【0047】
次に、図9〜図11に示す本発明の第3実施例について説明すると、本例ではセット板8に組付けられた横型状の球貯留供給ユニット5Bの球誘導ケース21B内にはその上端の左右方向中央部に開設されて裏回収部から流下したパチンコ球Pを受入れる球入口22aBと、待機給送部6側の端部に開設されてパチンコ球を待機給送部6へ送り込む球出口22bBとを有する球通路22Bが形成されている。
【0048】
球通路22Bには球入口22aBに導入されたパチンコ球が下方へ通行してから横方向の斜め下方へ通行する進入通路24Bと、進入通路24Bを通り抜けたパチンコ球Pが横方向から横方向へUターン状に折り返して通行する折り返し通路23Bと、この折り返し通路23Bから転り出たパチンコ球がほぼ横方向へ通行する脱出通路25Bとが形成されている。
【0049】
進入通路24Bにはパチンコ球が転落する垂直路24bBと、パチンコ球が自重で転がるように斜め下方へ緩やかに傾斜した緩斜路24cBとが形成されている。
【0050】
脱出通路25Bにはパチンコ球が自重で転がるように斜め下方へ緩やかに傾斜した第1の緩斜路25bBおよび第2の緩斜路25cBと、パチンコ球が円弧移動状に曲進して通行するように円弧状に湾曲した曲進路25aBとが形成されている。
【0051】
球誘導ケース21Bの後面の左右方向中央部付近に取付けられた球送りモータ29Bの出力軸29aBには3個の球受部26aBを有し、脱出通路25Bの第1の緩斜路25bBを通行するパチンコ球Pを球出口22bB側へ順送りする球送りカム26Bが固定されるとともに、球送りモータ29Bの出力軸29aBには伝動ギヤ41が固定されている。
【0052】
伝動ギヤ41は球誘導ケース21Bの後路壁21bBに挿着された支軸43によって遊転可能に支持された第1中間ギヤ42に噛合わされ、この第1中間ギヤ42は後路壁21bBに挿着された支軸45によって遊転可能に支持された第2中間ギヤ44に噛合わされている。
【0053】
球誘導ケース21B内には脱出通路25Bの曲進路25aBの近傍に配設され、第1実施例の研磨部27cと同様に形成された研磨部27cBを有し、曲進路25aBを通行する各パチンコ球をクリーニングするクリーニング部材27Bが設置されている。
【0054】
クリーニング部材27Bの基部27aBに挿通された軸部27bBの前端は前通路壁21aBの軸受部36Bによって回転可能に支持され、軸部27bBの後通路壁21bBの上下係合部46に解離可能に係止された1対の係止片31aBおよびつまみ31bBを有し、後通路壁21bBの開口部21dBを閉塞する蓋板31Bの中心部に挿通されたブッシュ47によって回転可能に支持されている。
【0055】
クリーニング部材27Bの軸部27bBの後部には第2中間ギヤ44に噛合わされた従動ギヤ48が固定され、クリーニング部材27Bは各ギヤ41,42,44,48によって球送りカム26Bに共転可能に連繋された状態で曲進路25aBを通行するパチンコ球Pの進行方向の反対方向へ回転駆動される。
【0056】
球誘導ケース21Bの前通路壁21aBの球出口側端部付近には表回収部4で回収されたパチンコ球を球通路22Bの球出口22bB付近へ導入させる球通し口49が開口されている。
【0057】
球誘導ケース21Bの後面には折り返し通路23Bを通り抜けたパチンコ球を検出する球通過センサ32Bが取付けられている。
【0058】
第3実施例によれば、球送り部材26Bおよびクリーニング部材27Bを共通の駆動源によって回転駆動することができ、球磨き機構を簡略化してそのコストを節減することができるとともに、球送り部材26Bおよびクリーニング部材27Bを回転制御する制御回路を簡略化することができ、また、駆動源による発熱を低減させることができる。
【0059】
また、パチンコ球Pが自重で斜め下方へ転るように形成された第1の緩斜路25bBを通行するパチンコ球Pを球送り部材26Bが押送して押送される各パチンコ球Pの重量が球送り部材26Bに加えられないので、各パチンコ球Pを僅かな押送力で順送りして球送り動作を円滑化することができるとともに、球送り部材26Bを駆動する駆動源に加わる負荷を軽減して駆動源を小型化することができる。
【0060】
さらに、蓋板31Bを球誘導ケース21Bからワンタッチで容易に取外すことができるので、クリーニング部材27Bを交換する作業を簡易化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示すもので、球貯留給送ユニット付近の裏面図である。
【図2】 第1実施例の球磨き装置を示す裏面図である。
【図3】 図2のX1−X1線断面図である。
【図4】 図3のX2−X2線断面図である。
【図5】 クリーニング部材を例示する正面図である。
【図6】 第2実施例の球磨き装置を示す裏面図である。
【図7】 図6のX3−X3線断面図である。
【図8】 図6のX4−X4線断面図である。
【図9】 第3実施例の球磨き装置を示す裏面図である。
【図10】 図9のX5−X5線断面図である。
【図11】 図9のX6−X6線断面図である。
【符号の説明】
3 裏回収部
5,5B 球貯留給送ユニット
22,22B 球通路
23,23B 折り返し通路
24,24B 進入通路
24a,25a,25aB 曲進路
25,25B 脱出通路
26,26B 球送りカム(球送り部材)
27,27B クリーニング部材
29,29B 球送りモータ

Claims (1)

  1. パチンコ機の機内に設けられかつパチンコ球が通行する球通路と、その球通路中のパチンコ球を順送りする球送り部材と、前記球通路のパチンコ球をクリーニングするクリーニング部材とを備えたパチンコ機における球磨き装置であって、
    前記球通路は、パチンコ球がUターン状に折り返して通行する折り返し通路と、その折り返し通路へパチンコ球を進入させる進入通路と、前記折り返し通路を通り抜けたパチンコ球を所定位置まで通行させる脱出通路と、を備え、
    前記球送り部材は、前記折り返し通路へ進入したパチンコ球を順送りするために前記折り返し通路に設けられ、
    前記クリーニング部材は、前記球送り部材の上方に位置し、かつ前記進入通路と前記脱出通路と間に回転可能に配設されると共に、前記進入通路を通行するパチンコ球と、前記脱出通路を通行するパチンコ球とにそれぞれ接しかつ各パチンコ球の進行方向へ回転されることで、前記球通路を通行するパチンコ球が、前記クリーニング部材によって重複してクリーニングされるように構成されていることを特徴とするパチンコ機における球磨き装置。
JP1079195A 1995-01-26 1995-01-26 パチンコ機における球磨き装置 Expired - Fee Related JP3873143B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1079195A JP3873143B2 (ja) 1995-01-26 1995-01-26 パチンコ機における球磨き装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1079195A JP3873143B2 (ja) 1995-01-26 1995-01-26 パチンコ機における球磨き装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08196735A JPH08196735A (ja) 1996-08-06
JP3873143B2 true JP3873143B2 (ja) 2007-01-24

Family

ID=11760173

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1079195A Expired - Fee Related JP3873143B2 (ja) 1995-01-26 1995-01-26 パチンコ機における球磨き装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3873143B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20000001813A (ko) * 1998-06-15 2000-01-15 가나자와 요쿠 유기기(遊技機)
AT409939B (de) * 1999-03-12 2002-12-27 Novomatic Ag Automatisches roulettespielgerät
JP7266861B2 (ja) * 2019-05-17 2023-05-01 株式会社足立ライト工業所 封入式遊技機の球磨装置及び封入式遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08196735A (ja) 1996-08-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU1077595A (en) Card shuffler
JP3873143B2 (ja) パチンコ機における球磨き装置
JP3854988B2 (ja) パチンコ球用球磨きユニット
JP5567976B2 (ja) 遊技球揚送装置
JP6560721B2 (ja) 遊技場におけるメダルの研磨移送設備
JP2003117207A (ja) 排出玉回収装置
JP2006026052A (ja) 遊技機島
JPH1024164A (ja) 遊技機島
JP2004201776A (ja) パチンコ遊戯台における下皿から上皿への返球装置
JPS59182060A (ja) パチンコ玉の研磨装置
JP3617068B2 (ja) 遊技玉の揚送機
JPH0525518B2 (ja)
JPH0889654A (ja) 遊技媒体処理装置及び遊技機島
KR20190049167A (ko) 본체 내에서 낙하한 공을 배출할 수 있는 공 이송 장치
JP3805805B2 (ja) 遊技機島
JP4219759B2 (ja) 遊技機島
JP6577092B1 (ja) 遊技場における島ユニット間のメダル移送設備
JP6002306B2 (ja) 遊技機の球研磨装置、及びカセット
JPH0686863A (ja) パチンコゲーム機
JP4242319B2 (ja) 縦型弾球遊技機の球供給補助装置
JPS59137076A (ja) 粒状物等の揚送装置
JP4284040B2 (ja) 遊技媒体洗浄装置
JPH1157197A (ja) 遊技媒体研磨装置
JPH07285062A (ja) パチンコ球研磨材とその研磨材による研磨方法
JPH1147422A (ja) 遊技媒体研磨装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040809

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060110

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060912

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061004

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121102

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141102

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees