JPH1147422A - 遊技媒体研磨装置 - Google Patents

遊技媒体研磨装置

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JPH1147422A
JPH1147422A JP21459397A JP21459397A JPH1147422A JP H1147422 A JPH1147422 A JP H1147422A JP 21459397 A JP21459397 A JP 21459397A JP 21459397 A JP21459397 A JP 21459397A JP H1147422 A JPH1147422 A JP H1147422A
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JP
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game
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JP21459397A
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English (en)
Inventor
Takatoshi Takemoto
孝俊 武本
Kazuyo Sasaoka
和代 笹岡
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Ace Denken KK
Original Assignee
Ace Denken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】遊技媒体の満遍ない研磨、揚送時の騒音の減
少、さらに、破損が生じた場合には破損個所を交換する
ことによるメンテナンスのコストの低減化を実現する遊
技媒体研磨装置を提供すること。 【解決手段】遊技機島1内に立設して遊技媒体を遊技機
島の下段から上段へと揚送しつつ研磨する揚送研磨手段
20と、そこに遊技媒体を誘導する誘導手段50と、を
設け、揚送研磨手段には、遊技媒体をその一部が露出す
るように保持可能な研磨部31である凹部Cが形成され
た研磨体30と、該研磨体を多数備えて上下方向に周回
させる第1の回転機構40と、それを収容するハウジン
グHであって、その内壁に研磨体に保持された遊技媒体
の露出部分と接するよう配置ガイド板G1と、を備え、
誘導手段は遊技媒体を個別に誘導するガイド部材G2
と、それを多数備えて第1の回転機構の下端部で研磨体
の凹部Cに遊技媒体を送給する第2の回転機構60と、
を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の遊技機を並
設する遊技機島に設け、該遊技機島で使用する遊技媒体
を研磨するための遊技媒体研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の遊技媒体研磨装置として
は、例えば、遊技機島内に立設した円筒体に螺旋部材を
収納し、円筒体の下部から遊技媒体と研磨材(ペレッ
ト)を取り込みながら螺旋部材を回転させることでそれ
らを混合させながら揚送しつつ、遊技媒体と研磨材との
接触により遊技媒体の研磨を行うものである。
【0003】また、搬送ベルト状に張った研磨布により
遊技媒体を研磨するものもあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のペレットを使用するものでは、遊技媒体とペ
レットとの衝突により発生する音が大きな騒音となり遊
技者に不快感を与えるうえに、ペレットは数日毎に取り
出して洗浄しなければならないという問題点があった。
【0005】一方、研磨布を用いたものでは、遊技媒体
を満遍なく研磨することが難しい上に、研磨によって発
生した粉塵の処理が面倒であるという問題点があった。
また、研磨布が一箇所でも破損すると研磨布をそっくり
交換しなければならず、不経済であるという問題点もあ
った。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に着目
してなされたもので、遊技媒体の表面を満遍なく研磨可
能で揚送時の騒音を減少させることができ、さらに、破
損が生じた場合には破損個所を交換することでメンテナ
ンスのコストの低い遊技媒体研磨装置を提供することを
目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの要旨とするところは、次の各項に存する。
【0008】[1]複数の遊技機(2)を並設する遊技
機島(1)に設け、該遊技機島(1)で使用する遊技媒
体を研磨するための遊技媒体研磨装置(10)におい
て、該遊技機島(1)内に立設して遊技媒体を前記遊技
機島(1)の下段から上段へと揚送しながら研磨する揚
送研磨手段(20)と、該揚送研磨手段(20)に遊技
媒体を誘導するための誘導手段(50)と、を有し、前
記揚送研磨手段(20)は、遊技媒体をその一部が露出
するように保持可能な凹部(C)が形成され、該凹部
(C)が研磨部(31)である研磨体(30)と、該研
磨体(30)を多数備えて上下方向に回転させる第1の
回転機構(40)と、該第1の回転機構(40)を収容
するハウジング(H)内に設け、前記研磨体(30)に
保持された遊技媒体の露出した部分と接するように配置
されたガイド板(G1)と、を具備し、前記誘導手段
(50)は遊技媒体を個別に誘導するガイド部材(G
2)と、該ガイド部材(G2)を多数備えて前記第1の
回転機構(40)の下端部で前記研磨体(30)の凹部
(C)に遊技媒体を送給する第2の回転機構(60)
と、を具備することを特徴とする遊技媒体研磨装置(1
0)。
【0009】[2]前記揚送研磨手段(20)の前記第
1の回転機構(40)は、駆動スプロケット(S1)と
従動スプロケット(S2)、およびそれらに掛け渡した
ローラーチェーン(RC)を具備し、前記研磨体(3
0)は前記ローラーチェーン(RC)の各チェーン(C
N)に取り付けられていることを特徴とする項1に記載
の遊技媒体研磨装置(10)。
【0010】[3]前記揚送研磨手段(20)の前記第
1の回転機構(40)は、前記ローラーチェーン(R
C)を複数本平行に連結したものを、前記駆動スプロケ
ット(S1)と前記従動スプロケット(S2)とに掛け
渡して成り、前記研磨体(30)は前記の連結されたロ
ーラーチェーン(RC)の全幅方向に渡って取り付けら
れ、遊技媒体をその一部が露出するように保持可能な凹
部(C)を前記ローラーチェーン(RC)の数と同数設
けたことを特徴とする項2に記載の遊技媒体研磨装置
(10)。
【0011】[4]前記揚送研磨手段(20)は、前記
第1の回転機構(40)の前記ローラーチェーン(R
C)が下降する側に前記研磨体(30)の前記凹部
(C)を浄化するための浄化部(70)を設けたことを
特徴とする項2または3に記載の遊技媒体研磨装置(1
0)。
【0012】次に、作用を説明する。
【0013】遊技機島(1)に設けられた複数の各遊技
機(2)で使用された遊技媒体は、前記遊技機島(1)
内に立設した遊技媒体研磨装置(10)の遊技機島
(1)の下段内に位置する誘導手段(50)へ送られ
る。
【0014】前記誘導手段(50)は前記第2の回転機
構(60)に設けられた多数のガイド部材(G)によっ
て遊技媒体を個別に連続的に遊技媒体研磨装置(10)
の前記揚送研磨手段(20)へ誘導する。
【0015】ガイド部材(G2)によって誘導された遊
技媒体は、前記揚送研磨手段(20)の前記第1の回転
機構(40)の下端部で該第1の回転機構(40)に設
けられた前記研磨体(30)の各凹部(C)に遊技媒体
を送給する。
【0016】該凹部(C)によって保持された遊技媒体
は、前記第1の回転機構(40)によって揚送される。
【0017】遊技媒体はその一部が露出するように保持
されており、ハウジング(H)内を上昇するときに露出
した部分の一部がガイド板(G1)に接する。
【0018】したがって、揚送の間、遊技媒体は前記凹
部(C)内で動き続ける。前記凹部(C)は研磨材で作
られた或いは研磨材による研磨層の形成された研磨部
(31)となっているので、遊技媒体は研磨されながら
揚送される。
【0019】前記研磨体(30)が前記第1の回転機構
(40)の最上部を通過して下降し始めると、遊技媒体
は前記凹部(C)から転がり落ちるようにしてハウジン
グ(H)に設けた排出部へ至り、遊技機島(1)の各遊
技機(2)に補給されるべく送給される。
【0020】遊技媒体を排出した前記研磨体(30)
は、下降の途中で浄化部(70)によって前記凹部
(C)に溜まった粉塵等が除かれる。
【0021】このようにして、遊技媒体の研磨は前記凹
部(C)との接触により行われるので研磨により発生す
る騒音は極めて低いものとなる。
【0022】また、研磨体(30)が破損したときは、
その破損した研磨体(30)のみを新しいものと交換す
ればよいので、メンテナンスにおけるコストの低減化を
実現することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本発明の一実
施の形態を説明する。
【0024】図1から図8は本発明の一の実施の形態を
示している。
【0025】本実施の形態で説明する遊技機2は、遊技
媒体であるパチンコ球を遊技盤面内に打ち出して、賞出
される賞球を少しでも多く獲得することを楽しむパチン
コ機である。
【0026】図1に示すように、遊技媒体研磨装置10
は、複数のパチンコ機2を並設する遊技機島1の中ほど
に遊技機島1内の下段から上段にかけて立設されてい
る。
【0027】遊技媒体研磨装置10は遊技機島1の下段
の底部付近から各パチンコ機2で使用された後に下部タ
ンクT1に回収されたパチンコ球を取り込んで、遊技機
島1の上段に配設された上部タンクT2へ揚送しながら
研磨する揚送研磨手段20と、遊技機島1の下段の底部
付近に配置され、下部タンクT1に貯留されたパチンコ
球を揚送研磨手段20が取り込ませるようにパチンコ球
を誘導するための誘導手段50と、を有している。
【0028】図1、3及び図8に示したように、揚送研
磨手段20は、遊技機島1に立設されたハウジングH内
に収容された第1の回転機構40を備えている。第1の
回転機構40はハウジングHの下部付近配置した駆動ス
プロケットS1と上部付近に配置した従動スプロケット
S2とを具備している。
【0029】駆動スプロケットS1にはプーリー21が
取り付けられており、それと遊技機島1の底部に配設さ
れた駆動モーターMの出力軸に取り付けられたプーリー
22、および後に説明する第2の回転機構60の駆動プ
ーリー51との3つのプーリーに掛け渡されたベルトB
を駆動モーターM によって回動させることにより回転
する。
【0030】駆動スプロケットS1と従動スプロケット
S2との間には複数本のローラーチェーンRCを連結し
て掛け渡されている。
【0031】図7および図8に示したように、一本のロ
ーラーチェーンRCは2枚のローラーリンクプレートL
P、LPの間に2個のローラー(図示せず)を回転可能
に挾着したチェーンCNをリンクプレートLによって連
結して輪状にしたものである。
【0032】図7、その他に示したように、チェーンC
Nにはパチンコ球の保持と研磨が可能な研磨体30が取
り付けられている。図5に示したように、研磨体30は
前記の複数本が連結されたローラーチェーンRCの全幅
方向に渡って取り付けられている。
【0033】図6および図7に示したように、研磨体3
0は樹脂でできた角錐台様の部分が多数(チェーン(C
N)の本数と同じ数)連続して形成されており、その各
角錐台様部分の上面側にパチンコ球を収めたときにその
一部が露出するように保持可能な凹部Cが球体内面の形
状に形成されている。その形状の大きさはパチンコ球が
凹部Cの最下部に当接するように収めたときにパチンコ
球の一部が露出し、凹部Cの形成された上面を鉛直方向
に沿うような向きにしたとき、パチンコ球が凹部Cから
自然にこぼれ落ちる大きさである。樹脂はパチンコ球が
接触して動いたときにその表面を研磨する効果を有する
材質のものであり、したがって、凹部Cは研磨部31と
して機能する。あるいは、研磨部31として凹部Cに研
磨材を含有した研磨層を形成してもよい。
【0034】研磨体30の底面側にはチェーンCNに取
り付けられる固定板32に形成したT字様凸部33が嵌
着可能な取付け凹部34が形成されている。このような
研磨体30は、周回するローラーチェーンRCの外側に
向くように取り付けられている。
【0035】図3、4および図8に示したように、研磨
体30が上昇する側のハウジングHの内壁面には、研磨
体30に収まったパチンコ球の一部が接触するようロー
ラーチェーンRCの張られた向きにガイド板G1が配設
されている。ガイド板G1は、研磨体30が鉛直上方へ
揚送され始める所から、最上部を通過して鉛直下方に下
降し始めるところまで連続して設けられている。
【0036】さらに、図3および図4に示したように、
研磨体30に収めたパチンコ球がガイド板G1に接触す
る前にこぼれ落ちるのを防ぐためにガイド板G1の下端
部には駆動スプロケットS1の直下に向かって曲線状に
形成されたガイドレールG3が多数設けられている。ガ
イドレールG3は隣り合う物同士の間隔がパチンコ球の
直径よりも小さくなるように配置されており、パチンコ
球はガイド板G1に達するまでは2本のガイドレールG
3に保持されるものである。
【0037】第1の回転機構40の最上位付近には上部
タンクT2が左右に配設されており、最上位点を通過し
た研磨体30が下降を始めて、収めたパチンコ球がこぼ
れ落ちる所にそのパチンコ球を受ける球受部41が設け
られている。球受部41は分岐して左右の上部タンクT
2と連通している。
【0038】上部タンクT2には、遊技機2にパチンコ
球を補給するための補給樋7が連結されており、遊技機
島1の両端部へ向けて下向きに傾斜するように延設され
ている。補給樋7は遊技機島1の両端部で遊技機島1の
下段へ向けてほぼ真下へ下がり、回収樋3の端部と連結
されている。補給樋7には各遊技機2と個別に連通し、
補給樋7を内を流下するパチンコ球を遊技機2に補給す
るためのジャバラ8が取り付けられている。
【0039】図1および図8に示したように、研磨体3
が下降する側の途中には、研磨により研磨体30の凹部
Cに溜まったゴミや研磨粉を取り除くための浄化部70
が固設されている。浄化部70のハウジング71hに
は、研磨体30が通過するときに凹部Cに先端部側が入
るようにブラシ71が取り付けられている。ハウジング
71h内には吸入路72が形成されている。吸入路72
はブラシ71の取付け部分73に通じており、ブラシ7
1が研磨体30の凹部Cを掃き出すときに、同時に吸引
したゴミや研磨粉を集塵機(図示せず)へ送るものであ
る。吸入路72は、ハウジング71hに取り付けられた
吸入管74と連通している。吸入管74は、第1の回転
機構40を収容するハウジングH内を下方へ延設され、
端部の排出口74aで集塵機に連結されている。
【0040】研磨体30にパチンコ球を取り込ませるた
めの誘導手段50は各パチンコ機2で使用されたパチン
コ球を回収樋3で回収して貯留する下部タンクT1内の
パチンコ球を整列誘導する整列レールG4と、整列レー
ルG4上のパチンコ球を個別に誘導するガイド部材G2
と、ガイド部材G2を多数備えたベルト53を周回させ
る第2の回転機構60と、を具備している。
【0041】図1および図5に示したように、下部タン
クT1は遊技媒体研磨装置10の背部(或いは前部)に
設けられている。下部タンクの上方には遊技機島1の片
側に並設された遊技機2からのパチンコ球を回収するた
めの一本の回収樋3の一端が臨み、もう一端は遊技機島
1の端部へ向けて上向きに傾斜して配設されている。遊
技機島1のもう一方の側に並設された遊技機2からのパ
チンコ球を回収するための回収樋3は、その下端部側か
ら下部タンクT1内へパチンコ球を誘導するための誘導
板4が設けられている。
【0042】図1および図3に示したように、下部タン
クT1の底部面は遊技媒体研磨装置10に向けて下向き
に傾斜している。
【0043】下部タンクT1の側壁5は下部タンクT1
と遊技媒体研磨装置10の下部とを隔離しており、下部
タンクT1の底部面が側壁5と連結されている部分に
は、下部タンクT1内のパチンコ球を誘導手段50へ送
り出すための排出口6が形成されている。
【0044】排出口6の外側の直下には、排出されたパ
チンコ球を整列させるための整列レールG4の一端が取
り付けられている。
【0045】整列レールG4の上方には、整列レールG
4上のパチンコ球を個別に誘導する第2の回転機構60
が配置されている。第2の回転機構60は第1の回転機
構40の直下に配置した駆動プーリー51と回転軸の位
置が駆動プーリー51の回転軸の位置よりも高く、前記
の排出口6の近くに設けられた従動プーリー52とを具
備している。駆動プーリー51は、先に説明したよう
に、駆動モーターMにより回動されるベルトBによって
駆動される。
【0046】駆動プーリー51と従動プーリー52には
無限ベルト53が掛け渡されている。無限ベルト53に
は多数のピン状のガイド部材G2がベルトの方向に等間
隔に取り付けられている。その間隔は、パチンコ球が1
個だけ余裕をもって入ることができる程度である。図4
および図5に示すようにガイド部材G2は無限ベルト5
3の幅方向にも等間隔に取り付けられている。幅方向の
取付け位置は、整列レールG4と相対するときに、隣り
合う2本の整列レールG4の中央を通過する位置であ
る。整列レールG4は、前述のように一端が排出口6の
外側の直下に取り付けられており、他端側は駆動プーリ
ー51と同心の曲線で駆動プーリー51の上端部とほぼ
同一の高さまで駆動プーリー51を取り巻くように設け
られている。整列レールG4と無限ベルト53との間隔
は、整列レールG4に乗ったパチンコ球がガイド部材G
2に押されてスムーズに移動可能な程度であればよい。
【0047】次に作用を説明する。
【0048】遊技機島1に設けられた複数の各遊技機2
で使用されたパチンコ球は、回収樋3へ送られた後、流
下して下部タンクT1へ送られる。
【0049】下部タンクT1へ送られたパチンコ球は底
部面の傾斜にそって排出口6へ至り、排出口6を出て誘
導手段50の整列レールG4上に乗る。
【0050】整列レールG4上を流下すると第2の回転
機構60の無限ベルト53に設けられたガイド部材G2
によって1個ずつ個別に前後をガイドされながら整列レ
ールG4上を誘導されてゆく。
【0051】整列レールG4とガイド部材G2によって
保持されながら、第2の回転機構60の駆動プーリー5
1の上部側へと誘導される。駆動プーリー51の上部へ
誘導されたパチンコ球は揚送研磨手段20の第1の回転
機構40のローラーチェーンRCに設けられ、第2の回
転機構60の無限ベルト53と同じ速度で周回している
研磨体30の凹部Cに受け入れられる。
【0052】研磨体30が上昇し始める所から鉛直上方
に揚送される状態となる所までは、ガイドレールG3が
凹部Cに収まったパチンコ球を保持してパチンコ球の落
下を防止している。
【0053】凹部Cに収まったパチンコ球は一部が凹部
Cより露出しており、研磨体30が鉛直上方に揚送され
る所からはハウジングH内に設けられたガイド板G1が
パチンコ球に接して保持する。
【0054】したがって、揚送の間、パチンコ球は凹部
C内でほとんど常時回転運動を行う。パチンコ球が回転
すると、凹部Cに形成された研磨部31との摩擦によ
り、パチンコ球が研磨されながら揚送される。
【0055】研磨体30が第1の回転機構40の最上部
を通過して下降し始め、鉛直下方に下降する所まで運ば
れると、ガイド板G1による接触保持が無くなるのでパ
チンコ球は凹部Cから転がり落ちるようにしてハウジン
グHに設けた球受部41へはいる。球受部41は分岐し
ているので、パチンコ球は第1の回転機構40の両側に
配設された上部タンクT2へ適宜振り分けられて貯留さ
れる。
【0056】パチンコ球を排出した研磨体30は、さら
に下降して浄化部70の前を通過するとき、浄化部70
に取り付けられたブラシ71の先端側が凹部Cに入り込
むので、研磨体30の下降動作によって凹部C内が掻き
出される形になる。
【0057】掻き出された埃や粉塵はブラシ71の取付
け部分73に通じた吸入路72に吸引される。吸入路7
2に吸い込まれた粉塵等は、吸入路72と連通した吸入
管74を通ってハウジングH内を下方へ進み、ハウジン
グHに設けられた端部の排出口74aから集塵機に吸引
される。
【0058】このようにして、パチンコ球の研磨は凹部
Cとの接触により行われるので研磨により発生する騒音
は極めて低いものとなる。
【0059】また、研磨体30が破損したときは、その
破損した研磨体30のみを新しいものと交換すればよい
ので、メンテナンスにおけるコストの低減化を実現する
ことができる。
【0060】
【発明の効果】本発明にかかる遊技媒体研磨装置によれ
ば、遊技媒体を満遍なく研磨できるとともに、研磨時の
騒音が小さいので、遊技者に騒音による不快感を与える
ことがなく、遊技者は快適にゲームを楽しむことができ
る。
【0061】また、研磨体が破損したときは、その破損
した研磨体のみを新しいものと交換すればよい上に、一
個の研磨体は小さく且つ形状が簡単であるので一個当た
りの製造コストは低く、メンテナンスにおけるコストの
低減化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態にかかる遊技媒体研磨装
置が遊技機島に取り付けられた状態を示す部分切欠き側
面図である。
【図2】本発明の一実施の形態にかかる遊技媒体研磨装
置を備えた遊技機島示す正面図である。
【図3】本発明の一実施の形態にかかる遊技媒体研磨装
置の一部を示す部分切欠き図である。
【図4】本発明の一実施の形態にかかる遊技媒体研磨装
置の誘導手段を示す斜視図である。
【図5】本発明の一実施の形態にかかる遊技媒体研磨装
置を備えた遊技機島の底面付近を示す部分切欠き図であ
る。
【図6】本発明の一実施の形態にかかる遊技媒体研磨装
置の揚送研磨手段が具備する研磨体を示す斜視図であ
る。
【図7】本発明の一実施の形態にかかる遊技媒体研磨装
置の揚送研磨手段が具備する研磨体を示す分解図であ
る。
【図8】本発明の一実施の形態にかかる遊技媒体研磨装
置の揚送研磨手段の一部を示す部分切欠き図である。
【符号の説明】
1…遊技機島 2…遊技機 10…遊技媒体研磨装置 20…揚送研磨手段 30…研磨体 31…研磨部 40…第1の回転機構 50…誘導手段 60…第2の回転機構 C…凹部 G2…ガイド部材 H…ハウジング CN…チェーン RC…ローラーチェーン S1…駆動スプロケット S2…従動スプロケット

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の遊技機を並設する遊技機島に設け、
    該遊技機島で使用する遊技媒体を研磨するための遊技媒
    体研磨装置において、 該遊技機島内に立設して遊技媒体を前記遊技機島の下段
    から上段へと揚送しながら研磨する揚送研磨手段と、該
    揚送研磨手段に遊技媒体を誘導するための誘導手段と、
    を有し、 前記揚送研磨手段は、遊技媒体をその一部が露出するよ
    うに保持可能な凹部が形成され、該凹部が研磨部である
    研磨体と、該研磨体を多数備えて上下方向に周回する第
    1の回転機構と、該第1の回転機構を収容するハウジン
    グ内に設け、前記研磨体に保持された遊技媒体の露出し
    た部分と接するように配置されたガイド板と、を具備
    し、 前記誘導手段は遊技媒体を個別に誘導するガイド部材
    と、該ガイド部材を多数備えて前記第1の回転機構の下
    端部で前記研磨体の凹部に遊技媒体を送給する第2の回
    転機構と、を具備することを特徴とする遊技媒体研磨装
    置。
  2. 【請求項2】前記揚送研磨手段の前記第1の回転機構
    は、駆動スプロケットと従動スプロケット、およびそれ
    らに掛け渡したローラーチェーンを具備し、前記研磨体
    は前記ローラーチェーンの各チェーンに取り付けられた
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技媒体研磨装置。
  3. 【請求項3】前記揚送研磨手段の前記第1の回転機構
    は、前記ローラーチェーンを複数本平行に連結したもの
    を、前記駆動スプロケットと前記従動スプロケットとに
    掛け渡して成り、 前記研磨体は前記の連結されたローラーチェーンの全幅
    方向に渡って取り付けられ、遊技媒体をその一部が露出
    するように保持可能な凹部を前記ローラーチェーンの数
    と同数設けたことを特徴とする請求項2に記載の遊技媒
    体研磨装置。
  4. 【請求項4】前記揚送研磨手段は、前記第1の回転機構
    の前記ローラーチェーンが下降する側に前記研磨体の前
    記凹部を浄化するための浄化部を設けたことを特徴とす
    る請求項2または3に記載の遊技媒体研磨装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013056044A (ja) * 2011-09-08 2013-03-28 Kyowa Kagaku:Kk 遊技球揚送装置

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