JP2871616B2 - パチンコ玉搬送クリーナー - Google Patents

パチンコ玉搬送クリーナー

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JP2871616B2
JP2871616B2 JP23956596A JP23956596A JP2871616B2 JP 2871616 B2 JP2871616 B2 JP 2871616B2 JP 23956596 A JP23956596 A JP 23956596A JP 23956596 A JP23956596 A JP 23956596A JP 2871616 B2 JP2871616 B2 JP 2871616B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ玉を搬送
しつつ清掃することができるパチンコ玉搬送クリーナー
に関するもので、駆動源による螺旋コイルの回転駆動に
よって、パチンコ玉を搬送するパチンコ玉搬送装置利用
したものである。例えば、パチンコ遊技場における島と
島との間のパチンコ玉搬送クリーナーとして、あるい
は、個々のパチンコ遊技機内でのパチンコ玉搬送クリー
ナーとして適用可能なものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技場には、複数個のパチンコ
遊技機が列設されてなるパチンコ島があり、各パチンコ
遊技機で遊技に供されたパチンコ玉は、パチンコ島単位
で回収され、かつ、各パチンコ島の上部に配置された供
給タンクに揚送され、この供給タンクから各遊技機に供
給されるようになっている。また、各パチンコ島間での
保有パチンコ玉数のアンバランスをなくすために、各パ
チンコ島間でパチンコ玉を融通し合うようになってい
る。従って、パチンコ遊技場には多くのパチンコ玉搬送
装置が設置されている。
【0003】上述のような従来のパチンコ玉搬送装置
は、例えば、バケットコンベヤ等を用いてある程度高い
位置に設置された供給タンクにパチンコ玉を揚送し、供
給タンクからは位置エネルギーを利用して傾斜樋などを
介してパチンコ玉の自重で目的の位置まで搬送するよう
になっている。
【0004】パチンコ遊技場ではまた、パチンコ遊技に
供されたパチンコ玉を清掃して再びパチンコ遊技に供し
ている。パチンコ玉を清掃する主な理由は、パチンコ遊
技に供することによって手垢などで汚れたパチンコ玉を
循環させると、パチンコ遊技機の盤面が汚くなって美観
を損ね、また、パチンコ玉搬送路にパチンコ玉の汚れが
付着してパチンコ搬送路が汚れ、ついにはパチンコ玉の
円滑な搬送に支障を来すことがあるからである。
【0005】従来のパチンコ遊技場におけるパチンコ玉
クリーナーの多くは、パイプの中に挿入された螺旋コイ
ルを回転駆動しながら樹脂などからなる清掃用の顆粒と
パチンコ玉とを上記パイプ内に供給し、顆粒とパチンコ
玉とをパイプ内で混合撹拌しながらパイプに沿って搬送
しつつパチンコ玉表面の汚れを上記顆粒に付着させて清
掃し、その後上記顆粒とパチンコ玉とを分離するもので
あった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のパチンコ玉搬送
装置によれば、上記のようにバケットコンベヤ等を用い
てある程度高い位置に設置された供給タンクにパチンコ
玉を揚送し、供給タンクからはパチンコ玉の自重で目的
の位置まで搬送するものであるため、パチンコ玉を水平
移動させたり、曲線を描きながら搬送しようとすると、
搬送路の途中でパチンコ玉が停止して搬送路が詰まるこ
とがある。そのため、搬送路を水平にすることができな
いとか、曲線状にすることができないなど、設計上の自
由度がないという難点があった。また、バケットコンベ
ヤ等を用いたパチンコ玉の揚送手段は、所定の搬送能力
を持たせようとすると占有空間が大きくなるという難点
があると共に、搬送方向が直線的なものに限られ、搬送
方向を任意に曲げることはできなかった。
【0007】また、前記従来のパチンコ玉クリーナーに
よれば、パチンコ玉の搬送装置とクリーナーとを兼ねて
いるが、清掃用の顆粒とパチンコ玉とを螺旋コイルの回
転によりパイプ内でかき混ぜつつ搬送するものであるた
め、搬送効率が悪く、騒音も大きいという難点がある。
そのほか、清掃用の顆粒は定期的に回収して浄化する必
要があるが、上記顆粒の回収、浄化は面倒であるという
難点があり、また、清掃用の顆粒とパチンコ玉とを螺旋
コイルの回転によりパイプ内でかき混ぜつつ搬送するも
のであるため、装置が大型になり、遊技場内を循環して
いるパチンコ玉を一括して清掃するか、または島と称す
る適宜台数のパチンコ遊技機のグループ単位で清掃する
ものに適しており、例えば、個々の遊技機内でパチンコ
玉を循環させながら清掃を行うことはできなかった。
【0008】本発明は、以上のような従来技術の問題点
に鑑みてなされたもので、パチンコ玉を水平移動させた
り、曲線を描きながら搬送することを可能にして設計上
の自由度を高めると共に、搬送能力の割には占有空間を
小さくすることができるパチンコ玉搬送装置を得ると共
に、このパチンコ玉搬送装置を利用して、パチンコ玉を
効率よく清掃することができ、さらに、例えば個々の遊
技機内でパチンコ玉を循環させながら清掃を行うことが
できるように小型化を図ることができ、取り扱いが容易
で騒音も小さなパチンコ玉搬送クリーナーを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
駆動源により回転駆動される螺旋コイルと、螺旋コイル
の外周側を保持する螺旋コイル保持部と、螺旋コイルの
外周側から、螺旋コイルのピッチ間の間隙にパチンコ玉
の一部分が入り込むことによってパチンコ玉を搬送でき
るように螺旋コイル保持部の半径方向外側に形成された
パチンコ玉移動用案内部とを有し、螺旋コイルの回転駆
動によってパチンコ玉を搬送するパチンコ玉搬送装置を
利用し、上記パチンコ玉移動用案内部にはこのパチンコ
玉移動用案内部を搬送されるパチンコ玉を露出させて清
掃するための清掃部が形成され、この清掃部には、上記
パチンコ玉移動用案内部を搬送されるパチンコ玉が接触
する清掃部材が装着され、上記清掃部材にパチンコ玉が
接触しながら搬送されることによりパチンコ玉が清掃さ
れることを特徴とする。
【0010】請求項2記載の発明のように、上記清掃部
材は、パチンコ玉搬送方向と平行な方向に移動可能に設
けてもよく、その場合、請求項3記載の発明のように、
パチンコ玉搬送方向と平行な方向に往復移動可能に設け
てもよい。また、請求項4記載の発明のように、上記清
掃部材は、パチンコ玉搬送方向に交叉する方向に移動可
能に設けてもよい。さらに、請求項5記載の発明のよう
に、清掃部材は不動に設けてもよい。
【0011】請求項6記載の発明のように、上記清掃部
材は回転自在のローラ形とし、搬送されるパチンコ玉の
回転力によって円盤形清掃部材が回転するようにしても
よい。また、請求項7記載の発明のように、上記清掃部
材は、駆動源によって回転駆動されるローラ形であって
もよい。
【0012】請求項8記載の発明のように、上記清掃部
材は円盤形とし、この円盤形清掃部材をパチンコ玉に押
圧する押圧部材を設けてもよい。清掃部材を円盤形とし
た場合、請求項9記載の発明のように円盤形清掃部材は
回転自在とし、搬送されるパチンコ玉の回転力によって
円盤形清掃部材が回転するようにしてもよい。また、請
求項10記載の発明のように、押圧部材が駆動源によっ
て駆動されることにより円盤形清掃部材が回転駆動され
るようにしてもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるパチンコ玉
搬送クリーナーの実施の形態について図面を参照しなが
ら説明する。本発明にかかるパチンコ玉搬送クリーナー
は、本出願人の出願にかかる特願平8−145619号
の明細書および図面に記載したパチンコ玉搬送装置を利
用し、これにクリーナーとして機能を発揮する構成部分
を付加したものであるから、まず、上記出願にかかる発
明について説明する。
【0014】図14、図15において、符号50は、パ
チンコ玉挿入用ブロックを示している。このパチンコ玉
挿入用ブロック50は、3つのパチンコ玉挿入用ブロッ
ク部材51、52、53からなる。これらのブロック部
材51、52、53は、後述する円弧を描いて立ち上が
った断面円形の2つのガイド孔5cを形成している。こ
のガイド孔5cの上端は、パチンコ玉の投入口5aにな
っていて、この投入口5aから投入されたパチンコ玉3
が自重で上記ガイド孔5cを落下し、かつ転げ落ちて後
述する水平移動用ブロック4の一端4xに流入するよう
になっている。
【0015】上記ガイド孔5cは、図5に示すように、
断面半円形の溝5c’を形成してなる3つのパチンコ玉
挿入用ブロック部材51、52、53を貼り合わせ、こ
のブロック部材51、52、53の溝5c’、5c’を
対向させることにより形成されている。図15は、中間
のブロック部材52には、両面にそれぞれ溝5c’、5
c’が形成され、片面にのみ溝5c’が形成されたブロ
ック部材51、53が上記ブロック部材52に貼り合わ
せられることにより、上記ガイド孔5cが2つ形成され
ているものの例を示している。また、図14では、1つ
のパチンコ玉挿入用ブロック部材51のみを示してい
る。
【0016】円弧を描いて立ち上がる上記ガイド孔5c
は、パイプを折り曲げて形成してもよいが、パイプを折
り曲げると、折り曲げ部分でパイプが変形し、横断面形
状が歪む難点がある。その点、上記のように、パチンコ
玉挿入用ブロック部材51、52、53の貼り合わせに
よって上記ガイド孔5cを形成すれば、あらかじめパチ
ンコ玉挿入用ブロック部材51、52、53に断面半円
形の溝5c’を切削加工あるいは成形加工しておけばよ
いので、断面形状に歪みのない良好な横断面形状のガイ
ド孔を形成することができる。なお、このガイド孔5c
の断面形状は、円形でなくてもよい。例えば、断面形状
が多角形であってもよいし、楕円形であってもよい。
【0017】図14において、符号4は、水平移動用ブ
ロックを示しており、直線状に伸びている。この水平移
動用ブロック4の一端4x(図14において右端)は、
上記2つのガイド孔5cに連通し、他端4y(図14に
おいて左端)は、後述する円弧を描いて立ち上がったガ
イド孔6cに連通している。また、上記水平移動用ブロ
ック4は、図16に示すように、2つの水平移動用ブロ
ック部材41、41を貼り合わせることによって形成さ
れている。
【0018】図16に示すように、上記水平移動用ブロ
ック4には、後述する螺旋コイル2を挿入し、螺旋コイ
ル2の外周側を保持することができるように、断面円形
の螺旋コイル保持部4aが形成されている。また、後述
するパチンコ玉3の搬送を行うことができるように、上
記螺旋コイル保持部4aの両側に、かつ、螺旋コイル保
持部4aから半径方向外側に向かって断面円弧状のパチ
ンコ玉移動用案内部4b、4bが形成されている。
【0019】この螺旋コイル保持部4aとパチンコ玉移
動用案内部4bとは、上述のように、上記水平移動用ブ
ロック部材41、41を貼り合わせることによって形成
されている。すなわち、上記ブロック部材41の断面に
は、図16に示すように、並列的に連なった3つの円弧
状の溝4b’、4a’、4b’が現れており、このブロ
ック部材41、41を腹合わせ状に貼り合わせ、上記ブ
ロック部材41、41双方の上記溝4b’、4a’、4
b’を対向させることにより、螺旋コイル保持部4aと
その両側にパチンコ玉移動用案内部4b、4bを並列的
に連続させて形成することができる。従って、上記螺旋
コイル保持部4aによって、螺旋コイル2の外周側を保
持することができ、上記パチンコ玉移動用案内部4bに
沿って、パチンコ玉3の搬送を行うことができる。な
お、パチンコ玉3の搬送の詳細については、後述する。
【0020】図16では、パチンコ玉移動用案内部4b
が2つ形成されたものの例を示している。また、図16
では、パチンコ玉3の直径よりも螺旋コイル2の外径の
方が大きく、従って、パチンコ玉移動用案内部4bの断
面円弧形の半径よりも螺旋コイル保持部4aの断面円弧
形の半径の方が大きいものを示しているが、螺旋コイル
2の外径の大きさは、後述するパチンコ玉3の搬送に影
響しない程度の大きさであればよい。
【0021】図14において、符号6は、曲線移動用ブ
ロックを示している。この曲線移動用ブロック6は、2
つの曲線移動用ブロック部材61、61を貼り合わせる
ことによって形成されている。このブロック部材61の
片面には、断面半円形の溝が形成されており、双方の溝
を対向させて2つのブロック部材61、61を貼り合わ
せることによって、ガイド孔6cを形成している。この
ガイド孔6cは、円弧を描いて立ち上がって形成されて
いる。また、このガイド孔6cの断面形状は、上記水平
移動用ブロック部材41、41双方の上記溝4b’、4
a’、4b’を対向させることによって形成された螺旋
コイル保持部4aとパチンコ玉移動用案内部4b、4b
と同形をなしている。すなわち、上記ガイド孔6cは、
上記螺旋コイル保持部4aと断面が同形の螺旋コイル保
持部6a及び上記パチンコ玉移動用案内部4bと断面が
同形のパチンコ玉移動用案内部6bが円弧を描いて立ち
上がって形成されたものである。従って、上記螺旋コイ
ル保持部6a及び上記パチンコ玉移動用案内部6bは、
水平移動用ブロック4の一端4xから他端4yを介して
曲線移動用ブロック6の一端6yまで一連に形成されて
いる。図17では、上記曲線移動用ブロック6の一端6
yを平面から見たものを示している。
【0022】符号2は、パチンコ玉を搬送するために用
いられる螺旋コイルを示している。この螺旋コイル2
は、図16、図17に示すように、上記螺旋コイル保持
部4a、6a内に設置され、図14に示すように、上記
水平移動用ブロック4の一端4xから曲線移動用ブロッ
ク6を通り、ブロック6の一端6yから突出した位置ま
でに設置されている。この螺旋コイル2のピッチ間の間
隙は、搬送しようとするパチンコ玉の外径よりも小さ
い。螺旋コイル2の一端2aは、駆動源であるモータ1
の駆動軸1aに取り付けられている。従って、上記螺旋
コイル2は、上記モータ1によって回転駆動される。螺
旋コイル2は可撓性、弾力性を有しているため、円弧状
の螺旋コイル保持部6a内でも回転することができる。
また、上記モータ1は、図14に示している矢印α方向
にパチンコ玉3を搬送するように螺旋コイル2を回転駆
動する。
【0023】次に、上記実施の形態の一連の動作につい
て説明する。上述のように、上記モータ1は、矢印α方
向にパチンコ玉3を搬送するように、螺旋コイル2を回
転駆動する。そこで、図14、図18に示すように、上
記投入口5aからパチンコ玉3を投入する。投入された
パチンコ玉3は、自重で上記ガイド孔5cを落下し、か
つ転げ落ちて上記水平移動用ブロック4の一端4xから
上記パチンコ玉移動用案内部4b内に流入する。上記ブ
ロック4の一端4x側をここではパチンコ玉導入側とい
う。
【0024】図18に示すように、パチンコ玉3が上記
水平移動用ブロック4の一端4xから上記パチンコ玉移
動用案内部4b内に流入すると、上記螺旋コイル保持部
4a内に設置されている上記螺旋コイル2の外周側か
ら、螺旋コイル2のピッチ間の間隙に各パチンコ玉3の
一部分が入り込んだ状態になると共に、上記パチンコ玉
移動用案内部4bで位置規制される。螺旋コイル2のピ
ッチ間の間隙に一部分が入り込んだ状態の各パチンコ玉
3は、上記螺旋コイル2の回転駆動によって、パチンコ
玉移動用案内部4b内を図14において右側から左側に
搬送される。図18では、2列のパチンコ玉移動用案内
部4bに沿い2列をなして搬送される。
【0025】螺旋コイル2の回転駆動によって、上記水
平移動用ブロック4の一端4xから他端4yまで、パチ
ンコ玉移動用案内部4b内を搬送されたパチンコ玉3
は、図14に示すように、上記曲線移動用ブロック6の
ガイド孔6cに形成されたパチンコ玉移動用案内部6b
に導かれ、このパチンコ玉移動用案内部6b内を、矢印
α方向に揚送される。そして、上記曲線移動用ブロック
6の一端6yまで揚送されたパチンコ玉3は、外方にこ
ぼれ出て、図示しないパチンコ玉収容部等に収容され
る。収容されたパチンコ玉3は、適宜目的の位置に搬送
される。
【0026】以上説明したパチンコ玉搬送装置によれ
ば、パチンコ玉3の一部分が、螺旋コイル保持部4a、
6aに設置されている螺旋コイル2のピッチ間の間隙に
螺旋コイル2の外周側から入り込んだ状態にし、この状
態で、駆動源としてのモータ1で螺旋コイル2を回転駆
動することによってパチンコ玉3を搬送するようにした
ため、パチンコ玉3は、水平方向にも搬送させることが
できる。また、螺旋コイル2は、曲線移動用ブロック6
に形成されているガイド孔6c内において、パチンコ玉
3を曲線を描きながら揚送することができる。従って、
螺旋コイル2は、パチンコ玉3をS字のような曲線を描
きながら揚送したり、直線と曲線を組み合わせたような
経路を搬送(揚送)することができるため、含有空間を
小さくすることができ、設計上において自由度が高いパ
チンコ玉搬送装置を得ることができる。
【0027】次に、パチンコ玉搬送装置の各種変形例に
ついて説明する。図18に示す例は、螺旋コイル2のパ
チンコ玉3の導入側の端部が、パチンコ玉3の導入口に
向かって径が小さくなる円錐状に形成されたものであ
る。このような螺旋コイル2を用いることにより、水平
移動用ブロック4の一端4xに流入されたパチンコ玉3
が、回転している螺旋コイル2によってはじかれること
なく、パチンコ玉3の一部分が、螺旋コイル2のピッチ
間の間隙に無理なく螺旋コイル2の外周側から入り込む
ことができ、パチンコ玉3の搬送をスムーズに行うこと
ができる。なお、図14に示す例でも、パチンコ玉導入
側の端部が、パチンコ玉3の導入口に向かって径が小さ
くなる円錐状に形成された螺旋コイル2が用いられてい
る。
【0028】図18に示す例では、パチンコ玉導入側の
端部が、パチンコ玉3の導入口に向かって径が小さくな
る円錐状に形成された螺旋コイル2を用いていたが、図
19に示すように、パチンコ玉移動用案内部4bのパチ
ンコ玉導入側の端部が、パチンコ玉3の導入口に向かっ
て径が大きくなる円錐状に形成された水平移動用ブロッ
ク4を用いてもよい。こうすることによっても、導入さ
れたパチンコ玉3が、回転している螺旋コイル2にはじ
かれることなく、螺旋コイル2のピッチ間の間隙にスム
ーズに導くことができ、パチンコ玉3の搬送をスムーズ
に行うようにすることができる。
【0029】また、図20に示す例のように、フレキシ
ブルな芯材8を用いてもよい。このフレキシブルな芯材
8は、螺旋コイル2の内部に設けられている。螺旋コイ
ル2は、負荷の変動によってピッチ間の間隙が広がった
り狭まったりするが、上記芯材8を用いることによっ
て、ピッチ間の間隙が広がっても、パチンコ玉3が、螺
旋コイル2内に進入してくるのを防止することができ
る。また、図20の例では、パチンコ玉導入側の端部が
パチンコ玉導入口に向かって径が大きくなる円錐状に形
成された水平移動用ブロック部材4を用いたものに上記
芯材8を設けているが、パチンコ玉導入側の端部がパチ
ンコ玉導入口に向かって径が小さくなる円錐状に形成さ
れた螺旋コイル2を用いたものに上記芯材8を設けても
よい。この場合、螺旋コイル2の端部の円錐形状に合わ
せて芯材8の端部も円錐形状にすればよい。なお、この
実施の形態では、ピッチ間の間隙は、パチンコ玉の外径
よりも大きくても構わない。
【0030】また、ここまで説明してきた例では、螺旋
コイル保持部4a、6a及びパチンコ玉移動用案内部4
b、6bは、ブロック部材41、41、ブロック部材6
1、61を腹合わせ状に貼り合わせることによって形成
していたが、例えば、材質が樹脂等で製造されたパイプ
を塑性変形させることによって形成することもできる
し、一体成形、押し出し成形(直線部分)、ロストワッ
クス、さらには、鋳造等によっても形成することができ
る。また、上記パチンコ玉移動用案内部4b、6bは、
1列で形成されていてもよい。
【0031】上記螺旋コイル保持部4a、6a及びパチ
ンコ玉移動用案内部4b、6bの断面形状は、円弧状に
形成されていなくてもよい。例えば、断面形状が多角形
であってもよいし、凹条と凸条とが搬送方向に平行に伸
びた形のものでもよい。さらには、断面形状が楕円形で
あってもよい。断面形状を楕円状に形成した場合は、螺
旋コイル保持部4a、6aを位置規制し、かつ、螺旋コ
イル保持部4a、6a及びパチンコ玉移動用案内部4
b、6bを長軸方向に並列に配置できるような断面形状
であればよい。
【0032】上記パチンコ玉移動用案内部4bは、上記
螺旋コイル保持部4aの半径方向外周に複数設けること
も可能である。例えば、螺旋コイル保持部4aの周りに
4つのパチンコ玉移動用案内部4bを設け、1つの螺旋
コイル2によってパチンコ玉3が4列をなして搬送され
るようにしてもよい。従って、パチンコ玉挿入用ブロッ
クおよび曲線移動用ブロックにも、パチンコ玉移動用案
内部4bに対応して4つのパチンコ玉移動用案内部を形
成する。このように、パチンコ玉移動用案内部4bを螺
旋コイル保持部4aの半径方向外周に複数設けることに
よって、より多くのパチンコ玉3を搬送することがで
き、搬送能力を高めることができる。
【0033】以上説明したパチンコ玉搬送装置は、パチ
ンコ玉を降下させるものにも使用可能である。この場合
は、降下速度を抑制し、秩序を保ちながら搬送できる利
点がある。また、逆U字状の搬送経路であってもよい。
【0034】さて、本発明は、以上説明したパチンコ玉
搬送装置を利用し、これにパチンコ玉清掃装置を付加し
てパチンコ玉搬送クリーナーとしたもので、以下、その
実施の形態について説明する。図1ないし図3に示す実
施の形態は、前記パチンコ玉搬送装置のパチンコ玉搬送
経路の一部、例えば水平移動用ブロック4の一部にパチ
ンコ玉清掃装置を付加したものである。
【0035】図1ないし図3において、水平移動用ブロ
ック4は、螺旋コイル保持部4aの両側のパチンコ玉移
動用案内部4b、4b形成側の側面が削り取られて、上
記パチンコ玉移動用案内部4b、4bの一部が水平移動
用ブロック4の外側に露呈している。従って、螺旋コイ
ル保持部4a内で螺旋コイル2が回転駆動されることに
よりパチンコ玉移動用案内部4b、4bに沿って搬送さ
れるパチンコ玉3、3の一部が上記ブロック4の側面か
らはみ出す。このように、パチンコ玉移動用案内部4
b、4bの一部が水平移動用ブロック4の外側に露呈し
ている部分は清掃部35、35であり、この清掃部3
5、35に、次に説明するようなパチンコ玉清掃装置が
設けられている。
【0036】上記清掃装置は、清掃部材30、一部がブ
ロック4の側面からはみ出しているパチンコ玉3に上記
清掃部材30を押圧する押圧ローラ33、清掃部材30
を両面から挟むことにより清掃部材30の移動をガイド
する2個一対のアイドルローラ34を有してなる。押圧
ローラ33およびアイドルローラ34の軸はパチンコ玉
3の搬送方向と平行な方向である。従って、これらロー
ラ33、34の回転による清掃部材30の移動方向は、
パチンコ玉3の搬送方向に直交する方向である。
【0037】清掃部材30は、芯材31の両面にクリー
ナーシート32が貼り付けられることによって構成され
ている。クリーナーシート32はパチンコ玉3の表面に
付着している汚れを除去するためのもので、その材質
は、パチンコ玉3の汚れを除去することができるもので
あればどのようなものであってもよい。また、クリーナ
ーシート32は、例えば、平滑なシート状のもの、織物
状のもの、不織布状のもの、網目状のもの、スポンジ状
のもの、小孔やスリットや溝などが形成されたものな
ど、適宜のものを任意に選択して使用することができ
る。さらに、クリーナーシート32に少量の油脂や防錆
剤を付加して、パチンコ玉に光沢や潤滑性を与えたり、
錆を防止するようにしてもよい。
【0038】クリーナーシート32は必ずしも芯材31
の両面に貼り付ける必要はないが、芯材31の両面にク
リーナーシート32を貼り付けておけば、パチンコ玉3
の清掃によって片面のクリーナーシート32が汚れたと
き、清掃部材30を反転させて他方の面のクリーナーシ
ート32をパチンコ玉3の清掃に供することができるの
で便利である。また、芯材31の両面にクリーナーシー
ト32を貼り付ける場合、図2に示す例のように、1枚
のクリーナーシート32を中心線に沿い折り返して芯材
31の両面に貼り付けるようにしてもよい。
【0039】上記清掃部35、35はパチンコ玉3の搬
送方向にある程度の長さをもって形成され、上記ローラ
33の長さ寸法および清掃部材30の幅寸法は、清掃部
35よりも僅かに短くなっている。押圧ローラ33、3
3はパチンコ玉移動用案内部4b、4bからはみ出すパ
チンコ玉3と対向する位置に、かつ、このパチンコ玉3
に清掃部材35、35を適宜の押圧力で押圧する位置に
設けられている。2個一対のアイドルローラ34は複数
対あり、押圧ローラ33、33を挟んで清掃部材35の
移動方向両側に配置されている。図3に示すように、押
圧ローラ33、33は駆動源としてのモータ39によ
り、プーリ38、ベルト37、プーリ36を介して回転
駆動され、押圧ローラ33、33の回転駆動によって清
掃部材30が移動させられる。モータ39は例えばギヤ
ードモータであって、その出力軸の回転速度は比較的遅
く、清掃部材30はゆっくり移動するようになってい
る。複数対の上記アイドルローラ34は、清掃部材3
0、30の移動に伴って回転しながら清掃部材30の移
動をガイドする。各アイドルローラ34は、清掃部材3
0の幅方向を規制するためのフランジ34aを長さ方向
両端部に有している。
【0040】図3に示すように、清掃部材30は長方形
の板状になっており、上記モータ39の往復回転駆動に
よって往復動する。清掃部材30の往復移動通路の両端
部側方には、清掃部材30の往復移動限界を検出するた
めのセンサ42、43が配置されている。清掃部材30
が往復移動限界に至ると、センサ42またはセンサ43
が清掃部材30の移動方向先端縁部を検出する。このセ
ンサ42またはセンサ43の検出信号によってモータ9
の回転の向きが逆転させられ、清掃部材30の移動の向
きが反転するようになっている。
【0041】以上説明した図1ないし図3記載の実施の
形態によれば、螺旋コイル保持部4a内で螺旋コイル2
が回転駆動されることにより、パチンコ玉移動用案内部
4b,4bに沿ってパチンコ玉3が搬送され、清掃部3
5、35において、パチンコ玉移動用案内部4b,4b
からはみ出しているパチンコ玉3が清掃部材30のクリ
ーナーシート32に接する。パチンコ玉3は、螺旋コイ
ル2の回転および上記パチンコ玉移動用案内部4b,4
bの壁面への接触による回転と、清掃部35、35での
清掃部材30のパチンコ玉3の搬送方向に対し直角方向
への回転とが相俟って回転の向きが不規則になり、パチ
ンコ玉3の表面がまんべんなく清掃部材30のクリーナ
ーシート32に接してパチンコ玉3の表面がまんべんな
く清掃される。
【0042】このように、駆動源により回転駆動される
螺旋コイル2と、螺旋コイル2の外周側を保持する螺旋
コイル保持部4aと、螺旋コイル2の外周側から、螺旋
コイルのピッチ間の間隙にパチンコ玉3の一部分が入り
込むことによってパチンコ玉3を搬送できるように螺旋
コイル保持部4aの半径方向外側に形成されたパチンコ
玉移動用案内部4b,4bとを有し、螺旋コイル2の回
転駆動によってパチンコ玉3を搬送するパチンコ玉搬送
装置を利用し、上記パチンコ玉移動用案内部4b,4b
にはこのパチンコ玉移動用案内部4b,4bを搬送され
るパチンコ玉3を露出させて清掃するための清掃部3
5,35を形成し、この清掃部35,35に、上記パチ
ンコ玉移動用案内部4b,4bを搬送されるパチンコ玉
3が接触する清掃部材30,30を装着し、清掃部材3
0,30にパチンコ玉3を接触させながら搬送すること
によりパチンコ玉3を清掃するようにしたため、パチン
コ玉3を水平移動させたり、曲線を描きながら搬送する
ことを可能にして設計上の自由度を高めると共に、搬送
能力の割には占有空間を小さくすることができるパチン
コ玉搬送装置を得ることができ、また、このパチンコ玉
搬送装置を利用してパチンコ玉クリーナーを構成したた
め、パチンコ玉搬送装置とパチンコ玉クリーナーとを合
わせた装置としては構成が極めて簡単で、小型化を図る
ことも容易であり、さらに、取り扱いが容易で騒音も小
さく、パチンコ玉3を効率よく清掃することができるパ
チンコ玉搬送クリーナーを得ることができる。
【0043】清掃部材30がパチンコ玉3の清掃に供さ
れることによってパチンコ玉3の汚れがクリーナーシー
ト32に付着してクリーナーシート32が汚れる。クリ
ーナーシート32の汚れがある程度以上になると、清掃
部材30を表裏反転し、芯材31の他方の面に貼り付け
てあるクリーナーシート32をパチンコ玉3の清掃に供
する。清掃部材30の表裏反転操作は、清掃部35から
清掃部材30を引き抜いて反転させ、再び清掃部35に
挿入すればよく、極めて容易である。両面のクリーナー
シート32、32が汚れた場合は清掃部材30を取り替
える。
【0044】図2について既に説明したように、1枚の
クリーナーシート32を中心線に沿い折り返して芯材3
1の両面に貼り付けてもよい。その場合、クリーナーシ
ート32の折り返し部を、パチンコ玉搬送方向上流側に
向けて設置する。こうしておけば、搬送されるパチンコ
玉3がクリーナーシート32のエッジ部分に当たって
も、クリーナーシート32が芯材31から剥がれにくい
という利点がある。
【0045】なお、パチンコ玉清掃部は、螺旋コイル
2、螺旋コイル保持部、パチンコ玉移動用案内部などか
らなるパチンコ玉搬送路であればどこに設けてもよく、
図1ないし図3の例のように水平移動用ブロック4に設
けることに限定されるものではない。例えば、図14に
示すパチンコ玉搬送装置の例において、曲線移動用ブロ
ック6にパチンコ玉清掃部を設けてもよい。
【0046】次に、パチンコ玉清掃部の各種変形例につ
いて説明する。図1ないし図3に示す例では、清掃部材
が移動可能に設けられていたが、図4に示す例のように
清掃部材44、54を不動状態で設けてもよい。図4に
おいて、水平移動用ブロック4の左右両側には前記実施
例と同様の清掃部35、35が形成され、これらの清掃
部35、35には、押さえ板45、55の片面にクリー
ナーシート46、56が貼り付けられてなる清掃部材4
4、54が不動状態で設けられている。清掃部材44、
54はそのクリーナーシート46、56が清掃部35、
35に露呈しているパチンコ玉3の表面に押圧されるよ
うに、ばね47、57によって付勢されている。従っ
て、ここで清掃部材44、54が不動状態であるとは、
パチンコ3の表面を清掃する面がほぼ一定であり、清掃
部材44、54が、パチンコ3の表面を清掃する面内に
おいて移動することが規制されている状態を意味してい
る。
【0047】図4に示す例において、一方の清掃部材4
4は平坦に形成されているのに対し、他方の清掃部材5
4は部分円筒状に形成されている。清掃部材54の部分
円筒形の中心軸線はパチンコ玉3の搬送方向と平行な方
向である。清掃部材54側では、パチンコ玉3はクリー
ナーシート56の円筒形の内周側に接する形で搬送され
ることになる。上記ブロック4の左右両側には、清掃部
材44、54の上下の端面に対向するガイド43、43
および48、48が固定されている。このガイド43、
43および48、48は、ばね47、47による清掃部
材44、54の付勢方向への移動をガイドすると共に、
清掃部材44、54の清掃面内における移動を規制する
ものである。
【0048】上記清掃部材44、54のクリーナーシー
ト46、56は汚れがひどくなると交換する。ばね4
7、47の弾性力を調整して清掃部材44、54のパチ
ンコ玉3に対する押圧力を適宜の押圧力に設定する。図
4の例では、一方の清掃部材44が平坦で、他方の清掃
部材54は部分円筒状になっていたが、両方とも平坦で
あってもよいし、両方とも部分円筒状であってもよく、
また、別の形状であってもよい。例えば、アングル状に
なっていてアングルの内面側にパチンコ玉3が接するよ
うにしてもよい。清掃部材がアングル状になっていれ
ば、パチンコ玉3は2点が清掃部材に接することになる
ので清掃効果が高まる。
【0049】図4の例では、清掃部材44、54は不動
として説明したが、駆動源を用いて清掃部材44、54
をその清掃面に沿って移動させてもよい。図4に示す例
でも、前述の例と同様の効果を奏する。
【0050】次に、図5に示す例について説明する。図
5において、水平移動用ブロック4の左右両側に形成さ
れた清掃部35、35にはこの清掃部35、35に多少
の空間的余裕をもって嵌まることができる押さえ板6
2、62が配置されている。押さえ板62、62はU字
状に形成され、U字の底辺に相当する部分が、上記ブロ
ック4のパチンコ玉移動用案内部と対向している。この
パチンコ玉移動用案内部に沿って搬送され、かつ、清掃
部35、35から露呈するパチンコ玉3と押さえ板6
2、62との間には清掃部材64、64が介在してい
る。清掃部材64、64は帯状で、押さえ板62、62
によりこの押さえ板62、62に沿って移動可能にガイ
ドされる。また、押さえ板62、62はそれぞればね6
5、65によって上記パチンコ玉移動用案内部を搬送さ
れるパチンコ玉3に向かって付勢され、これによって清
掃部材64、64が上記パチンコ玉3に適宜の圧力で押
圧されるようになっている。各清掃部材64、64の両
端部はそれぞれリール58、59に巻き付けられてい
る。清掃部材64、64は、前記実施の形態における清
掃部材と同様に、帯状の芯材にクリーナーシートを貼り
付けたものでもよいし、帯状のクリーナーシートのみで
もよい。
【0051】図5に各矢印で示すように、螺旋コイル2
の回転駆動によってパチンコ玉3が上方に搬送されるも
のとすると、清掃部材64、64はパチンコ玉3の搬送
方向とは逆向きに移動するようになっている。従って、
下側に配置されているリール58、58が清掃部材6
4、64の巻き取りリールすなわち駆動リール、上側に
配置されているリール59、59が供給リールすなわち
従動リールとなっている。
【0052】上記のように、パチンコ玉3の搬送に対し
清掃部材64、64が相対移動するため、パチンコ玉3
の表面が効率よく清掃される。また、パチンコ玉3の搬
送方向に対し逆向きに清掃部材64、64が相対移動す
るため、パチンコ玉3の表面がより一層効率よく清掃さ
れる。もっとも、パチンコ玉3の搬送方向と同じ方向に
清掃部材64、64を移動させても差し支えない。ま
た、駆動側リールで清掃部材64、64の巻き取りが完
了したら、駆動リールを他方のリールに切り換えて清掃
部材64、64の移動方向を逆向きに切り換えるように
してもよい。清掃部材64、64が汚れたら交換する。
図5に示す例も、前述の例と同様の効果を奏する。
【0053】清掃部材の形態はそのほか各種の形態が考
えられる。例えば、図6、図7に示す例では、ローラ状
の清掃部材66、66が用いられている。この清掃部材
66、66の外周の一部は水平移動用ブロック4に形成
された清掃部35、35に進入し、螺旋コイル2の回転
駆動によって上記清掃部35、35を搬送されるパチン
コ玉3に適宜の圧力で押圧されている。清掃部材66、
66はその支軸がパチンコ玉搬送方向とほぼ平行に設け
てあり、この支軸を中心に回転することができる。清掃
部材66、66は図示されない駆動源により適宜の速度
で回転駆動してもよいし、回転駆動されないフリーの状
態でもよい。
【0054】上記清掃部材66、66が回転駆動される
ものとすると、パチンコ玉3の搬送方向に直交する方向
に清掃部材66、66が回転してパチンコ玉3の清掃が
効率的に行われる。また、清掃部材66、66が回転駆
動されないフリーの状態の場合は、パチンコ玉3が螺旋
コイル2とパチンコ玉移動用案内部の壁面とに接触する
ことによってパチンコ玉3が回転し、このパチンコ玉3
の回転によって清掃部材66、66も回転させられ、パ
チンコ玉3に接する清掃部材66、66の面が移動し、
パチンコ玉3の清掃が効率的に行われる。
【0055】上記ローラ状の清掃部材66、66は、そ
れ全体が清掃機能を有する材質で形成されていてもよ
い。その場合、清掃部材66、66が汚れたときは清掃
部材66、66全体を清掃し浄化して再びパチンコ玉の
清掃に供することができる。また、ローラ状の芯材にク
リーナーシートなどの清掃部材を巻き付けたものでもよ
い。この場合、清掃部材が汚れたときは清掃部材を使い
捨てにしてもよいし、清掃し浄化して再びパチンコ玉の
清掃に供してもよい。図6、図7に示す実施の形態も、
前述の実施の形態と同様の効果を奏する。
【0056】次に、図8ないし図10に示す実施の形態
について説明する。この実施の形態は、清掃部材として
円盤状の清掃部材72、72を用いたものである。図8
ないし図10において、パチンコ玉移動用のブロック4
にはこれまで説明した実施の形態と同様に清掃部35、
35が形成されており、この清掃部35、35には円盤
状の清掃部材72、72が配置されている。清掃部材7
2、72の直径は清掃部35、35の長さ寸法より僅か
に小さく、清掃部材72、72は、その円の中心がパチ
ンコ玉移動用案内部の幅方向中心に重なるように配置さ
れている。清掃部材72、72は外周が適宜数の保持ロ
ーラ74の周溝にはまることにより上記円の中心を回転
中心として回転可能に保持されている。また、上記保持
ローラ74の一つ、例えば図9に2点鎖線で示す保持ロ
ーラ74を着脱可能にし、この保持ローラ74を取り外
した状態で清掃部材72を交換可能とし、交換後は上記
保持ローラ74を装着して清掃部材72が脱落しないよ
うにするとよい。
【0057】清掃部材72、72は、図10に示すよう
に、円盤状の芯材68、69の両面に円盤状のクリーナ
ーシート69、69を貼り付けてなる。清掃部材72、
72には、上記円の中心を挟んで両側に、かつ、上記パ
チンコ玉移動用案内部と重なる位置に押さえローラ6
7、67が押し当てられ、これによって清掃部材72、
72の一面側のクリーナーシート69が、上記パチンコ
玉移動用案内部を搬送されるパチンコ玉3に適宜の押圧
力で押し当てられている。押さえローラ67、67は上
記パチンコ玉移動用案内部の方向と平行に軸を有し、こ
の軸を中心に回転することができる。押さえローラ6
7、67の一方または両方、あるいは上記複数の保持ロ
ーラ74のうちの一つまたは複数が図示されない駆動源
によって回転駆動されることにより、清掃部材72がそ
の平面内で回転駆動されるようにしてもよいし、駆動源
で駆動されることなくフリーに回転可能な状態にしてお
いてもよい。
【0058】螺旋コイル2を回転駆動してパチンコ玉3
を搬送しながら上記のように清掃部材72、72を回転
駆動すれば、搬送されるパチンコ玉3に清掃部材72、
72のクリーナーシート69が押圧されながらパチンコ
玉搬送方向に交叉する方向に円弧を描きながら移動する
ことになり、パチンコ玉3が効率的に清掃される。ま
た、清掃部材72、72がフリーに回転可能な状態にな
っていても、パチンコ玉3が搬送される際の回転モーメ
ントによって清掃部材72、72に回転駆動力が作用
し、清掃部材72、72が徐々に回転する。従って、こ
の場合もパチンコ玉3が効率的に清掃される。
【0059】上記のように清掃部材72、72がフリー
に回転可能な状態になっている場合、パチンコ玉3の回
転によって清掃部材72、72が回転するとはいえ、回
転中心を挟んで両側で回転駆動力が均等に作用すると、
清掃部材72、72は回転しにくい。そこで、図8の右
側に示すように、清掃部材72の回転中心を挟んで両側
に配置された押さえローラ67、67の押圧力に差をつ
け、清掃部材72を極僅かな角度θだけ傾ける。こうす
れば、清掃部材72の回転中心を挟んで両側で回転駆動
力が不均一に作用することになるため、清掃部材72は
回転しやすくなり、パチンコ玉3が効率的に清掃され
る。
【0060】また、清掃部材72、72がフリーに回転
可能な状態になっている場合に、清掃部材72、72を
回転しやすくするための別の手段として、清掃部材を図
9に2点鎖線72Aで示すようにパチンコ玉搬送路の終
端部に配置することによって、清掃部材72の回転中心
を挟んで片側のみが、搬送されるパチンコ玉3に押圧さ
れるように配置し、また、押さえローラも図9に2点鎖
線67Aで示すように、清掃部材72の上記回転中心を
挟んで片側のみを押圧する位置に配置する。こうしてお
けば、パチンコ玉3の搬送によって、清掃部材72の上
記回転中心を挟んで片側のみに回転力が作用し、清掃部
材72が回転しやすくなる。
【0061】本発明に使用する清掃部材は、エンドレス
の帯状に形成してもよい。図11に示す実施の形態はそ
の一例で、図1ないし図3に示す実施例における清掃部
材30、30をそれぞれエンドレスの帯状に形成した形
になっている。すなわち、水平移動用ブロック4、螺旋
コイル2、清掃部35、35、押圧ローラ33、33、
アイドルローラ34の複数対、清掃部材30、30を有
する点は図1ないし図3に示す実施例と同じであるが、
清掃部材30、30はエンドレスの帯状に形成され、こ
れらの清掃部材30、30が押圧ローラ33、33の両
側のアイドルローラ34、34と別のローラ75、75
に三角形状に掛けられている。上記ローラ75、75ま
たは押圧ローラ33、33が一方向に回転駆動されるこ
とにより清掃部材30、30が一方向に回転駆動され、
搬送されているパチンコ玉3が清掃部材30、30に接
してパチンコ玉3が清掃される。
【0062】上記清掃部材30、30は、芯材31の両
面にクリーナーシート32、32を貼り付けているた
め、パチンコ玉の清掃に供することによって片面のクリ
ーナーシート32が汚れたら、上記清掃部材30、30
を裏返して他方の面のクリーナーシート32を清掃に供
する。この実施の形態においても、これまで説明してき
た実施の形態と同様の効果を奏する。
【0063】図12は、清掃部材をエンドレスの帯状に
形成した別の実施の形態を示す。この実施の形態も、水
平移動用ブロック4、螺旋コイル2、清掃部35、3
5、押圧ローラ33、33、アイドルローラ34の複数
対、清掃部材30、30を有する点は図1ないし図3に
示す実施の形態と同じであるが、図1ないし図3に示す
実施の形態における清掃部材30、30をつなぎ合わせ
て、1個のエンドレスの帯状に形成した点、そして、適
宜数のアイドラ77を付加して1個の清掃部材30をル
ープを描きながら循環させるようにした点が、図1ない
し図3に示す実施の形態および図11に示す実施の形態
と異なっている。
【0064】図12に示す実施の形態も、押圧ローラ3
3、33を回転駆動するなどの手段によって清掃部材3
0をループを描きながら移動させれば、これまで説明し
てきた実施の形態と同様に、パチンコ玉3を効率的に清
掃することができる。なお、清掃部材の駆動方向は一方
向のみでもよいし、適宜駆動方向を反転させてもよい。
【0065】本発明にかかるパチンコ玉搬送クリーナー
は、個々のパチンコ遊技機に装着することができる。図
13はその例を示す。図13において、符号80は、島
を構成しているパチンコ遊技機群の中の一つのパチンコ
遊技機を示している。パチンコ遊技機80には、下部に
タンク81が、上部に上皿82が、この上皿82の底部
に連なって賞球賞出装置83がそれぞれ設けられてい
る。上記タンク81は、パチンコ遊技機80に打ち込ま
れて遊技に供されかつアウト玉となったパチンコ玉を溜
めるものである。賞球賞出装置83は、パチンコ遊技機
80に打ち込まれたパチンコ玉がセーフ孔に入ったと
き、上皿82から一定数のパチンコ玉を賞球として遊技
者の手元近くに賞出するためのものである。パチンコ遊
技機80にはまた、これまで説明してきたようなパチン
コ玉搬送クリーナー84が設置されている。
【0066】上記パチンコ玉搬送クリーナー84は、タ
ンク81に溜められているパチンコ玉を上皿82に揚送
してパチンコ玉をパチンコ遊技機80内で循環させるも
ので、螺旋コイル2を回転駆動するモータ1が上皿82
の一端側上方に取り付けられ、パチンコ玉搬送クリーナ
ー84のパチンコ玉排出口が上皿82の上方に位置し、
パチンコ玉搬送クリーナー84のパチンコ玉搬送路の途
中にはパチンコ玉クリーナー85が取り付けられてい
る。パチンコ玉クリーナー85として、図1ないし図1
2について説明したようなクリーナー、その他本発明の
技術思想を取り入れたクリーナーが用いられている。
【0067】パチンコ遊技機内でパチンコ玉を循環させ
るようにすれば、パチンコ遊技場全体でのパチンコ玉の
搬送量が少なくなり、省エネルギー、省スペース、低騒
音などの利点がある。その反面、パチンコ遊技機内でパ
チンコ玉を循環させているうちに、パチンコ玉に付着し
た汚れがパチンコ玉の移動経路に付着し、パチンコ遊技
機が汚れるとか、パチンコ玉が円滑に移動しなくなると
いうような不具合を生じやすい。その点、図13に示す
例によれば、タンク81から上皿82へ揚送されるパチ
ンコ玉がクリーナー85で清掃されるため、常に浄化さ
れたパチンコ玉がパチンコ遊技機80内を循環すること
になり、パチンコ遊技機が汚れたり、パチンコ玉が円滑
に移動しなくなるというような不具合を防止することが
できる。
【0068】なお、図13に破線で示すように、複数の
パチンコ遊技機からなる島単位で設けられたタンク88
からパチンコ玉搬送クリーナー84でパチンコ玉を揚送
し、上皿82にパチンコ玉を供給するようにしてもよ
い。アウト玉数に対して賞出するパチンコ玉数が少ない
場合は、パチンコ遊技機80内に保有するパチンコ玉数
が減少するので、例えば上皿82内のパチンコ玉数が一
定以下になったらこれを検知し、図13の例のように、
島単位で設けられた供給樋86からカウンタ87を介し
て上皿82にパチンコ玉を供給する。
【0069】図20に示す例のように、螺旋コイル2の
内部にフレキシブルな芯材8を有するパチンコ玉搬送装
置に、これまで説明してきたような清掃部を設ければ、
清掃部材によって押圧されたパチンコ玉が螺旋コイルの
ピッチ間を押し広げながら螺旋コイルの内方に向かって
食い込もうとすることが上記芯材8によって阻止される
ため、パチンコ玉の搬送に支障を来すことはないし、パ
チンコ玉の清掃を効率的に行うことができる。
【0070】
【発明の効果】請求項1ないし請求項10に記載された
本発明によれば、駆動源により回転駆動される螺旋コイ
ルと、螺旋コイルの外周側を保持する螺旋コイル保持部
と、螺旋コイルの外周側から、螺旋コイルのピッチ間の
間隙にパチンコ玉の一部分が入り込むことによってパチ
ンコ玉を搬送できるように螺旋コイル保持部の半径方向
外側に形成されたパチンコ玉移動用案内部とを有し、螺
旋コイルの回転駆動によってパチンコ玉を搬送するパチ
ンコ玉搬送装置を利用し、上記パチンコ玉移動用案内部
にはこのパチンコ玉移動用案内部を搬送されるパチンコ
玉を露出させて清掃するための清掃部を形成し、この清
掃部に、上記パチンコ玉移動用案内部を搬送されるパチ
ンコ玉が接触する清掃部材を装着し、清掃部材にパチン
コ玉を接触させながら搬送することによりパチンコ玉を
清掃するようにしたため、パチンコ玉を水平移動させた
り、曲線を描きながら搬送することを可能にして設計上
の自由度を高めると共に、搬送能力の割には占有空間を
小さくすることができるパチンコ玉搬送装置を得ること
ができ、また、このパチンコ玉搬送装置を利用してパチ
ンコ玉クリーナーを構成したため、パチンコ玉搬送装置
とパチンコ玉クリーナーとを合わせた装置としては構成
が極めて簡単で、小型化を図ることも容易であり、さら
に、取り扱いが容易で騒音も小さく、パチンコ玉を効率
よく清掃することができるパチンコ玉搬送クリーナーを
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるパチンコ玉搬送クリーナーの一
実施の形態の要部を示す横断面図である。
【図2】同上縦断面図である。
【図3】同上正面図である。
【図4】本発明にかかるパチンコ玉搬送クリーナーの別
の実施の形態の要部を示す横断面図である。
【図5】本発明にかかるパチンコ玉搬送クリーナーのさ
らに別の実施の形態の要部を示す縦断面図である。
【図6】本発明にかかるパチンコ玉搬送クリーナーのさ
らに別の実施の形態の要部を示す横断面図である。
【図7】同上縦断面図である。
【図8】本発明にかかるパチンコ玉搬送クリーナーのさ
らに別の実施の形態の要部を示す縦断面図である。
【図9】本発明にかかるパチンコ玉搬送クリーナーのさ
らに別の実施の形態の要部を示す一部断面正面図であ
る。
【図10】同上横断面図である。
【図11】本発明にかかるパチンコ玉搬送クリーナーの
さらに別の実施の形態の要部を示す横断面図である。
【図12】本発明にかかるパチンコ玉搬送クリーナーの
さらに別の実施の形態の要部を示す横断面図である。
【図13】本発明にかかるパチンコ玉搬送クリーナーを
取り付けたパチンコ遊技機の例を示す背面図である。
【図14】本発明に用いることができるパチンコ玉搬送
装置の例を示す断面図である。
【図15】同上パチンコ玉搬送装置中のパチンコ玉挿入
用ブロックを示す平面図である。
【図16】同上パチンコ玉搬送装置中の水平移動用ブロ
ックを示す断面図である。
【図17】同上パチンコ玉搬送装置中の曲線移動用ブロ
ックを示す平面断面図である。
【図18】本発明に用いることができる螺旋コイルの別
の例およびその周辺部を示す断面図である。
【図19】本発明に用いることができる水平移動用ブロ
ックの別の例およびその周辺部を示す断面図である。
【図20】本発明に用いることができる芯材付きの螺旋
コイルの例およびその周辺部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 駆動源としてのモータ 2 螺旋コイル 3 パチンコ玉 4 水平移動用ブロック 4a 螺旋コイル保持部 4b パチンコ玉移動用案内部 6a 螺旋コイル保持部 6b パチンコ玉移動用案内部 30 清掃部材 35 清掃部 44 清掃部材 54 清掃部材 64 清掃部材 66 ローラ形の清掃部材 72 円盤形清掃部材 73 押圧部材

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源により回転駆動される螺旋コイル
    と、上記螺旋コイルの外周側を保持する螺旋コイル保持
    部と、上記螺旋コイルの外周側から、上記螺旋コイルの
    ピッチ間の間隙にパチンコ玉の一部分が入り込むことに
    よって上記パチンコ玉を搬送できるように上記螺旋コイ
    ル保持部の半径方向外側に形成されたパチンコ玉移動用
    案内部とを有し、上記螺旋コイルの回転駆動によってパ
    チンコ玉を搬送するパチンコ玉搬送装置を利用し、 上記パチンコ玉移動用案内部にはこのパチンコ玉移動用
    案内部を搬送されるパチンコ玉を露出させて清掃するた
    めの清掃部が形成され、 上記清掃部には、上記パチンコ玉移動用案内部を搬送さ
    れるパチンコ玉が接触する清掃部材が装着され、 上記清掃部材にパチンコ玉が接触しながら搬送されるこ
    とによりパチンコ玉が清掃されることを特徴とするパチ
    ンコ玉搬送クリーナー。
  2. 【請求項2】 清掃部材は、パチンコ玉搬送方向と平行
    な方向に移動可能に設けられた請求項1記載のパチンコ
    玉搬送クリーナー。
  3. 【請求項3】 清掃部材は、パチンコ玉搬送方向と平行
    な方向に往復移動可能に設けられた請求項2記載のパチ
    ンコ玉搬送クリーナー。
  4. 【請求項4】 清掃部材は、パチンコ玉搬送方向に交叉
    する方向に移動可能に設けられた請求項1記載のパチン
    コ玉搬送クリーナー。
  5. 【請求項5】 清掃部材は不動に設けられた請求項1記
    載のパチンコ玉搬送クリーナー。
  6. 【請求項6】 清掃部材は回転自在のローラ形であり、
    搬送されるパチンコ玉の回転力によってローラ形清掃部
    材が回転することを特徴とする請求項1記載のパチンコ
    玉搬送クリーナー。
  7. 【請求項7】 清掃部材は、駆動源によって回転駆動さ
    れるローラ形である請求項1記載のパチンコ玉搬送クリ
    ーナー。
  8. 【請求項8】 清掃部材は円盤形であり、この円盤形清
    掃部材をパチンコ玉に押圧する押圧部材を有してなる請
    求項1記載のパチンコ玉搬送クリーナー。
  9. 【請求項9】 円盤形清掃部材は回転自在であり、搬送
    されるパチンコ玉の回転力によって円盤形清掃部材が回
    転することを特徴とする請求項8記載のパチンコ玉搬送
    クリーナー。
  10. 【請求項10】 押圧部材が駆動源によって駆動される
    ことにより円盤形清掃部材が回転駆動されることを特徴
    とする請求項8記載のパチンコ玉搬送クリーナー。
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