JPH11137831A - ゲーム媒体クリーナー - Google Patents

ゲーム媒体クリーナー

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Publication number
JPH11137831A
JPH11137831A JP31188097A JP31188097A JPH11137831A JP H11137831 A JPH11137831 A JP H11137831A JP 31188097 A JP31188097 A JP 31188097A JP 31188097 A JP31188097 A JP 31188097A JP H11137831 A JPH11137831 A JP H11137831A
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JP
Japan
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cleaning member
medium
game
reel
roller
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Application number
JP31188097A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Kishinami
芳雄 岸浪
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AJINA GIKEN KK
Original Assignee
AJINA GIKEN KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ玉などのゲーム媒体の清掃時の騒音
を最小限にすることができるとともに、メンテナンスが
簡単でゲーム媒体を効率的に清掃することができるゲー
ム媒体クリーナーを得る。 【解決手段】 ゲーム媒体が流入する流入口3aおよび
ゲーム媒体が流出する流出口3bが設けられた媒体収容
器3の収容空間3cに、張力が付加された紐状またはベ
ルト状のクリーニング部材4が配設されており、流入口
3aから流入するゲーム媒体は、クリーニング部材4と
接しながら流出口3bに向かって移動するようになって
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器内に収容され
たパチンコ玉などのゲーム媒体を清掃するゲーム媒体ク
リーナーに関するものであり、例えば、ゲーム媒体がパ
チンコ玉である場合は、パチンコ遊技場における島内の
パチンコ玉クリーナーとして、あるいは、個々のパチン
コ遊技機内でのパチンコ玉クリーナーとして、さらに
は、島内の数台のパチンコ玉遊技機に共通のパチンコ玉
クリーナーとして適用可能なゲーム媒体クリーナーであ
る。
【0002】
【従来の技術】説明の便宜上、ゲーム媒体の一つとして
パチンコ玉を例として取り上げて説明する。パチンコ遊
技場には、複数個のパチンコ遊技機が列設されてなるパ
チンコ島があり、各パチンコ遊技機で遊技に供されたパ
チンコ玉は、パチンコ島単位で回収され、かつ、各パチ
ンコ島の上部に配置された供給タンクに揚送され、この
供給タンクから各遊技機に供給されるようになってい
る。また、各パチンコ島間での保有パチンコ玉数のアン
バランスをなくすために、各パチンコ島間でパチンコ玉
搬送装置によってパチンコ玉を融通し合うようになって
いる。
【0003】パチンコ遊技場ではまた、パチンコ遊技に
供することによって手垢などで汚れたパチンコ玉を循環
させると、パチンコ遊技機の盤面が汚くなって美観を損
ね、また、パチンコ玉搬送路にパチンコ玉の汚れが付着
してパチンコ搬送路が汚れ、ついにはパチンコ玉の円滑
な搬送に支障を来すことがあるため、パチンコ遊技に供
されたパチンコ玉をクリーニングして再びパチンコ遊技
に供している。
【0004】従来のパチンコ遊技場におけるパチンコ玉
クリーナーの多くは、パイプの中に挿通された螺旋コイ
ルを回転駆動しながら樹脂などからなるクリーニング用
の顆粒とパチンコ玉とを上記パイプ内に供給し、顆粒と
パチンコ玉とをパイプ内で混合撹拌しながらパイプに沿
って搬送しつつパチンコ玉表面の汚れを上記顆粒に付着
させてクリーニングし、その後上記顆粒とパチンコ玉と
を分離するものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のパチンコ玉
クリーナーは、パチンコ玉の搬送装置を兼ねているた
め、コスト面で有利であるが、クリーニング用の顆粒と
パチンコ玉とを螺旋コイルの回転によりパイプ内でかき
混ぜつつ搬送するものであるため、搬送効率が悪く、騒
音も大きいという問題がある。また、クリーニング用の
顆粒は定期的に回収して浄化する必要があるが、上記顆
粒の回収、浄化は面倒であるという問題がある。
【0006】本発明は以上のような従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、パチンコ玉などのゲー
ム媒体の清掃時の騒音を最小限にすることができるとと
もに、メンテナンスが簡単でゲーム媒体を効率的に清掃
することができるゲーム媒体クリーナーを提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
ゲーム媒体が流入する流入口およびゲーム媒体が流出す
る流出口が設けられた媒体収容器の収容空間に、張力が
付加された紐状またはベルト状のクリーニング部材が配
設されており、上記流入口から流入するゲーム媒体は、
上記クリーニング部材と接しながら上記流出口に向かっ
て移動することを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記クリーニング部材が複数配設されてい
ることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記クリーニング部材は、折り返されるこ
とによって媒体収容器の収容空間を複数回横切っている
ことを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記クリーニング部材は、上記媒体収容器
に対して往復運動することができることを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項4記載の発
明において、上記クリーニング部材は、クリーニング部
材が装着された装着体が往復運動することによって、上
記媒体収容器に対して往復運動することができることを
特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項4記載の発
明において、上記クリーニング部材は、供給リールと巻
き取りリールを往復回転させることにより、媒体収容器
に対して往復運動することができることを特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項6記載の発
明において、クリーニング部材は、供給リールと巻き取
りリールを往復回転させることにより媒体収容器に対し
て往復運動しながら少しずつ巻き取りリールに巻回され
ていくことを特徴とする。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記媒体収容器内には、ゲーム媒体の流出
量に見合ったゲーム媒体が流入することにより、一定量
のゲーム媒体が貯留されていることを特徴とする。
【0015】請求項9記載の発明は、請求項1記載の発
明において、上記媒体収容器は、上記クリーニング部材
に対して往復運動することができることを特徴とする。
【0016】請求項10記載の発明は、請求項1記載の
発明において、上記クリーニング部材は、複数の媒体収
容器にまたがって配設されていることを特徴とする。
【0017】請求項11記載の発明は、請求項1記載の
発明において、上記クリーニング部材は、媒体が貯留さ
れる貯留部を横切って配設されていることを特徴とす
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
にかかるゲーム媒体クリーナーの実施の形態について説
明する。図1には一実施の形態にかかるゲーム媒体クリ
ーナー1の側面を示し、図2にはゲーム媒体クリーナー
1の平面を示している。このゲーム媒体クリーナー1
は、媒体収容器3、クリーニング部材4、供給リール5
および巻き取りリール6で主に構成されている。
【0019】上記媒体収容器3は、その上部にゲーム媒
体が収容空間3cに流入する流入口3aが設けられ、一
方、その下部には、収容空間3cに収容したゲーム媒体
が流出する流出口3bが設けられている。また、媒体収
容器3の一方の側壁3fには、隙間3dが、他方の側壁
3gには、隙間3eが形成されている。隙間3dと隙間
3eは、互いに対向する位置に形成されていて、これら
の隙間には、後述するクリーニング部材4が挿通される
ようになっている。上記隙間3dと隙間3eは、クリー
ニング部材4に対する逃げであるから、パチンコ玉がこ
ぼれ落ちない大きさの丸孔、各孔、切欠き、あるいは縦
方向または横方向のスリット状の隙間であってもよい。
【0020】上記媒体収容器3の両側には、クリーニン
グ部材の供給リール5と巻き取りリール6がそれぞれ取
り付けられている。図1および図2の例では、媒体収容
器3の左側に供給リール5が取り付けられ、右側に巻き
取りリール6が取り付けられている。供給リール5の巻
芯にはクリーニング部材4の一端側が巻き付けられ、巻
き取りリール6の巻芯にはクリーニング部材4の他端側
が巻き付けられている。クリーニング部材4は、紐状ま
たはベルト状のものである。クリーニング部材4の詳細
については後述する。
【0021】上記供給リール5と媒体収容器3との間に
はローラ50が設けられ、また、上記巻き取りリール6
と媒体収容器3との間にはローラ60が設けられてい
る。このローラ50とローラ60は、上記媒体収容器3
を中心として互いに対をなして設けられている。
【0022】図1及び図2に示すように、ローラ50
は、一対のローラからなり、その軸が水平方向に、か
つ、媒体収容器3の側壁3fと平行に設けられている。
このローラ50は、供給リール5の巻芯に巻き付けられ
たクリーニング部材4を媒体収容器3の隙間3dに挿通
することができるように位置規制するためのものであ
る。
【0023】ローラ60は、ローラ50と同様に、一対
のローラからなり、その軸が水平方向に、かつ、媒体収
容器3の側壁3gと平行に設けられている。このローラ
60は、媒体収容器3の隙間3eに挿通されたクリーニ
ング部材4を巻き取りリール6の所定の位置に導くため
のものである。上記クリーニング部材4は、その一端側
が供給リール5の巻芯に巻き付けられていて、ローラ5
0およびローラ60を介して、他端側が巻き取りリール
6の巻芯に巻き付けられている。
【0024】クリーニング部材4の配設状態をより具体
的に説明すると、図1及び図2に示すように、一端側が
供給リール5の巻芯に巻き付けられているクリーニング
部材4は、一対のローラ50間を通り、媒体収容器3の
側壁3fに形成された隙間3dに挿通され、収容空間3
cを介して媒体収容器3の側壁3gに形成された隙間3
eに挿通される。隙間3eを挿通されたクリーニング部
材4は、一対のローラ60によって巻き取りリール6の
所定の位置に規制され、クリーニング部材4の他端側が
巻き取りリール6の巻芯に巻き付けられる。クリーニン
グ部材4は、一対のローラ50によって挟み込まれると
ともに、他の一対のローラ60によって挟み込まれるる
ことによって、ローラ50、ローラ60間において張力
が付加され、媒体収容器3の収容空間3cに配設されて
いる。なお、クリーニング部材4に張力を付与する手段
としては、巻き取りリール6による巻き取り力に対し、
ローラ50または供給リール5によって抵抗力を付与す
るようにしたものでもよい。
【0025】次に、上記実施の形態の動作について説明
する。上記ゲーム媒体クリーナー1は、適宜の場所に設
けることができる。例えば、ゲーム媒体としてのパチン
コ玉を清掃する場合は、パチンコ遊技場のパチンコ島内
や、個々のパチンコ遊技機内などの適宜の場所に設ける
ことができる。以下、パチンコ玉をゲーム媒体の一つと
してあげて説明する。
【0026】図3に示すように、ゲーム媒体としてのパ
チンコ玉は、ゲーム媒体クリーナー1の媒体収容器3の
上方に設けられた樋10に沿って順次に転進し、媒体収
容器3の流入口3aから媒体収容器3の収容空間3c内
に流入し、流出口3bに向かって移動する。媒体収容器
3の収容空間3c内には、パチンコ玉の流出量に見合っ
たパチンコ玉が流入するようになっていて、これによっ
て媒体収容器3の収容空間3c内に一定量のパチンコ玉
が貯留されるようになっている。これは、例えば、収容
空間3cの流入口3a近傍にセンサを設け、このセンサ
によってパチンコ玉のレベルを検知することによって行
うことができる。
【0027】上記流入口3aから収容空間3c内に流入
したパチンコ玉は自重で移動するが、収容空間3c内に
はパチンコ玉が貯留されているため、ゆっくりと流出口
3bに向かって移動する。そして流出口3bから流出し
たパチンコ玉は、適宜の場所に搬送されて再び遊技に供
される。上記移動の際、パチンコ玉は、張力が付加され
ているクリーニング部材4と接する。媒体収容器3内の
パチンコ玉はその荷重によってクリーニング部材4に押
し付けられて表面がクリーニング部材4で擦られ、しか
も、パチンコ玉は媒体収容器3内を緩徐に移動するた
め、クリーニング部材4に接する時間が比較的長く、か
つ、クリーニング部材4の特定の面に限られることなく
クリーニング部材4のあらゆる面にパチンコ玉が接する
ので、パチンコ玉はその表面が効率よくクリーニングさ
れることになる。
【0028】クリーニング部材4は、上記巻き取りリー
ル6によって巻き取られる。例えば、予め設定された時
間が経過したら、巻き取りリール6を回転駆動させクリ
ーニング部材4を一定の長さ分だけ巻き取るようにする
ことができる。これは、クリーニング部材4の清掃能力
の低下を防止するためである。クリーニング部材4は、
パチンコ玉と接する回数が増加するにつれてその表面が
汚れてしまい、その結果、清掃能力が低下してしまう
が、このように、巻き取りリール6によって上記クリー
ニング部材4を一定の長さ分だけ巻き取ることによっ
て、清掃能力を低下させることなく常時パチンコ玉を効
率的に清掃することができる。なお、上記設定時間など
は、クリーナーが設置される場所、地域などの気象条
件、その各種の環境条件に応じて設定すればよい。
【0029】上述の実施の形態では、ローラ50とロー
ラ60でクリーニング部材4を挟み込むことによりクリ
ーニング部材4に張力を付加しているが、供給リール5
にトルクモータを取り付け、その抵抗力でクリーニング
部材4に張力を付加することもできる。あるいは、供給
リール5とモータとの間に減速機構を設け、減速機構の
抵抗力で張力を付加するようにしてもよい。その他適宜
の手段を用いてよい。
【0030】クリーニング部材4は、前述のように紐状
またはベルト状のものである。紐状のクリーニング部材
4としては、例えば、太めの凧糸、太めの綿糸などのよ
うに、糸を幾重にも捻り合わせた太めの糸、ロープ、人
造繊維その他適宜のものを使用することができる。ま
た、一定間隔ごとに結び目などを付けたり、クリーニン
グ部材4の表面を起毛し、あるいは表面に植毛して清掃
効果をアップさせることができる。一方、ベルト状のク
リーニング部材4としては、例えば、平状ベルト、丸状
ベルト、V状ベルト、角状ベルト、歯付きベルトなどが
あり、一定間隔ごとに孔を形成して、パチンコ玉との接
触面積を増大させて清掃効果をアップさせることができ
る。
【0031】また、クリーニング部材4には、防カビ
剤、防錆剤、光沢剤、少量の油脂などを塗布することが
でき、これによりパチンコ玉のカビや錆を防止したり、
パチンコ玉に光沢や潤滑性を与えたりすることもでき
る。
【0032】従来のクリーナー装置は、クリーニング用
の顆粒とパチンコ玉とを螺旋コイルの回転によりパイプ
内でかき混ぜつつ搬送するものであるため、搬送効率が
悪く、騒音も大きいという問題があるとともに、顆粒の
回収、浄化は面倒であったが、これまで説明してきた実
施の形態によれば、パチンコ玉をクリーニング部材4に
接触させながら移動させることによりパチンコ玉をクリ
ーニングするようにしたため、騒音が小さくメンテナン
スが簡単で、パチンコ玉を効率的に清掃することができ
る。また、クリーニング部材4の周囲全体でパチンコ玉
がクリーニングされるため、クリーニング部材4を無駄
なく有効に使用することができる。
【0033】上述の例では、必ずしもパチンコ玉は収容
空間3c内に貯留されなくてもよい。しかしながら、パ
チンコ玉が収容空間3c内に貯留されない場合は、収容
空間3c内においてパチンコ玉は、自重で落下しながら
流出口3bに向かって移動するために、パチンコ玉とク
リーニング部材4との接する時間が短くなり、パチンコ
玉が収容空間3c内に貯留されている場合に比べてパチ
ンコ玉を清掃する能力が減殺される。従って、パチンコ
玉を収容空間3c内に貯留するようにした方が、パチン
コ玉を効率的に清掃することができる。
【0034】次に、ゲーム媒体クリーナー1の各部の各
種変形例について説明する。図1ないし図3に示すクリ
ーニング部材4は、媒体収容器3の収容空間3cに一列
に配設されているが、折り返すことによって媒体収容器
3の収容空間3cを複数回横切って配設することができ
る。図4には、その一例を示している。
【0035】図4に示すように、媒体収容器3の左側に
は、クリーニング部材4の供給リール5と巻き取りリー
ル6が設けられ、媒体収容器3の右側には、折り返しプ
ーリ20が設けられている。供給リール5の巻芯にはク
リーニング部材4の一端側が巻き付けられ、巻き取りリ
ール6の巻芯にはクリーニング部材4の他端側が巻き付
けられている。
【0036】上記供給リール5と媒体収容器3との間に
はローラ50が設けられ、また、上記巻き取りリール6
と媒体収容器3との間にはローラ60が設けられてい
る。ローラ50、ローラ60は前述の実施の形態と実質
同一と考えてよい。ローラ50は、供給リール5の巻芯
に巻き付けられたクリーニング部材4を媒体収容器3の
側壁3fに形成された隙間3d(上段)に挿通すること
ができるように位置規制している。ローラ60は、隙間
3e(下段)に挿通されたクリーニング部材4を巻き取
りリール6の所定の位置に導くために位置規制してい
る。プーリ20は、その軸が水平方向に、かつ、媒体収
容器3の側壁3gと平行に設けられている。このプーリ
20は、隙間3e(上段)に挿通されたクリーニング部
材4を折り返して隙間3e(下段)に挿通させるための
ものである。
【0037】クリーニング部材4の配設状態を具体的に
説明すると、一端側が供給リール5の巻芯に巻き付けら
れているクリーニング部材4は、ローラ50によって上
記隙間3dに挿通され、収容空間3cを介して上記隙間
3eに挿通される。クリーニング部材4はさらに、プー
リ20によって上側から下側に掛けられて折り返された
あと隙間3dに挿通され、収容空間3cを介して隙間3
eに挿通され、さらにローラ60によって位置規制さ
れ、クリーニング部材4の他端側が巻き取りリール6の
巻芯に巻き付けられている。このようにして、クリーニ
ング部材4は、媒体収容器3の収容空間3cを2回横切
って配設されている。
【0038】このように、クリーニング部材4を媒体収
容器3の収容空間3cに複数回横切って配設すれば、パ
チンコ玉がクリーニング部材4に接する機会が多くな
り、クリーニング部材4が上記収容空間3cを1回だけ
横切って配設されているときよりもパチンコ玉をより効
率的に清掃することができる。
【0039】図4に示すクリーニング部材4は、媒体収
容器3の収容空間3cを2回横切って配設されている
が、図5及び図6に示すように、クリーニング部材4
は、媒体収容器3の収容空間3cを多数回横切って配設
することができる。以下、図5ないし図9を用いながら
具体的に説明する。
【0040】図5にはゲーム媒体クリーナー1の側面を
示し、図6にはゲーム媒体クリーナー1の平面を示して
いる。このゲーム媒体クリーナー1は、装着体2、媒体
収容器3およびクリーニング部材4で主に構成されてい
る。上記装着体2は、ゲーム媒体クリーナー1の母体で
あり、この装着体2の中心位置には、上記媒体収容器3
が設けられ、装着体2内の両側には、クリーニング部材
の供給リール5と巻き取りリール6がそれぞれ取り付け
られている。図5及び図6に示す例では、装着体2の左
側に供給リール5が取り付けられ、右側に巻き取りリー
ル6が取り付けられている。供給リール5の巻芯にはク
リーニング部材4の一端側が巻き付けられ、巻き取りリ
ール6の巻芯にはクリーニング部材4の他端側が巻き付
けられている。
【0041】上記媒体収容器3は、その上部にゲーム媒
体が収容空間3cに流入する流入口3aが設けられ、一
方、その下部には、収容空間3cに収容したゲーム媒体
が流出する流出口3bが設けられている。また、媒体収
容器3の一方の側壁3fには、隙間3dが上下方向に一
定間隔をおいて4つ形成されていると共に、上下方向と
直交する水平方向にも複数形成されている。また、側壁
3fと対向する他方の側壁3gには、隙間3eが上下方
向に一定間隔をおいて4つ形成されていると共に、上下
方向と直交する水平方向にも複数形成されている。隙間
3dと隙間3eは、互いに対向するように形成されてい
て、これらの隙間には、上記クリーニング部材4が挿通
されるようになっている。
【0042】上記装着体2内であって、供給リール5と
媒体収容器3との間には、供給リール5の近傍から順に
第1ローラ5a、第2ローラ5bおよび第3ローラ5c
が設けられている。また、巻き取りリール6と媒体収容
器3との間には、媒体収容器3の近傍から順に第4ロー
ラ6c、第5ローラ6b、および第6ローラ6aが設け
られている。上記供給リール5側に設けられた第1ロー
ラ5a、第2ローラ5b、第3ローラ5cと、巻き取り
リール6側に設けられた第6ローラ6a、第5ローラ6
b、第4ローラ6cとは、上記媒体収容器3を中心とし
て互いに対をなすように設けられている。
【0043】図5及び図6に示すように、第1ローラ5
aは、一対のローラからなり、その軸が上下方向に平行
に設けられている。この第1ローラ5aは、供給リール
5の巻芯に巻き付けられたクリーニング部材4を第2ロ
ーラ5bの所定の位置に導くものである。第2ローラ5
bは、その軸が水平方向に、かつ、媒体収容器3の側壁
3fと平行に設けられていて、上下方向に間隔をおいて
二つ設けられている。下側に位置する第2ローラ5bに
は、第1ローラ5aによって位置規制されたクリーニン
グ部材4が直接掛けられる。
【0044】第3ローラ5cは、4つのローラからな
り、その軸が上下方向に平行に設けられている。この第
3ローラ5cは、第2ローラ5bに掛けられたクリーニ
ング部材4を媒体収容器3の側壁3fに形成された隙間
3dに挿通することができるように位置規制するための
ものである。また、第4ローラ6cは、第3ローラ5c
と同様に、4つのローラからなり、その軸が上下方向と
平行になるように設けられているものである。この第4
ローラ6cは、媒体収容器3の側壁3gに形成された隙
間3eに挿通されたクリーニング部材4を第5ローラ6
bの所定の位置に規制するためのものである。
【0045】第5ローラ6bは、第2ローラ5bと同様
に、その軸が水平方向に、かつ、媒体収容器3の側壁3
gと平行に設けられていて、上下方向に間隔をおいて二
つ設けられている。また、第6ローラ6aは、第1ロー
ラ5aと同様に、一対のローラからなり、その軸が上下
方向に平行に設けられている。この第6ローラ6aは、
上側に位置する第5ローラ6bに掛けられたクリーニン
グ部材4を巻き取りリール6の所定の位置に導くための
ものである。
【0046】このように、上記クリーニング部材4は、
その一端側が供給リール5の巻芯に巻き付けられてい
て、第1ローラ5a、第2ローラ5b、第3ローラ5
c、第4ローラ6c、第5ローラ6b、および第6ロー
ラ6aを介して、他端側が巻き取りリール6の巻芯に巻
き付けられている。以下、このクリーニング部材4の配
設状態をより具体的に説明する。
【0047】図5、図6及び図7に示すように、一端側
が供給リール5の巻芯に巻き付けられているクリーニン
グ部材4は、一対の第1ローラ5aにガイドされなが
ら、下側に位置する第2ローラ5bの上側に掛けられ
る。そして、第3ローラ5cに導かれて、媒体収容器3
の側壁3fに形成された隙間3d(上から3段目)に挿
通され、収容空間3cを介して媒体収容器3の側壁3g
に形成された隙間3e(3段目)に挿通される。
【0048】上記隙間3eを挿通されたクリーニング部
材4は、第4ローラ6cによって下側に位置する第5ロ
ーラ6bに上側から下側に掛けられて折り返されてい
る。下側に位置する第5ローラ6bに掛けられたクリー
ニング部材4は、第4ローラ6cによって隙間3e(上
から4段目)に挿通され、収容空間3cを介して隙間3
d(4段目)に挿通され、第3ローラ5cによって下側
に位置する第2ローラ5bの下側に掛けられる。このよ
うにしてクリーニング部材4は、再び、下側に位置する
第2ローラ5bと下側に位置する第5ローラ6bとの間
で、第3ローラ5cと第4ローラ6cによって一定間隔
に規制されながら3往復巻き掛けられる。
【0049】このように巻き掛けられたクリーニング部
材4は、上側に位置する第2ローラ5bに掛けられ、第
3ローラ5cに導かれて隙間3d(上から1段目)に挿
通され、収容空間3cを介して隙間3e(1段目)に挿
通される。クリーニング部材4はさらに、第4ローラ6
cに導かれて上側に位置する第5ローラ6bに上側から
下側に掛けられて折り返される。クリーニング部材4
は、再び、第4ローラ6cに導かれて隙間3e(2段
目)に挿通され、収容空間3cを介して隙間3d(2段
目)に挿通され、第3ローラ5cに導かれて上側に位置
する第2ローラ5bに下側から上側に掛けられて折り返
されている。クリーニング部材4はこのように多数回折
り返されることにより、あるいは、供給リール5と巻き
取りリール6との間の適宜の引っ張り力により、クリー
ニング部材4に適宜の張力が与えられている。
【0050】このようにしてクリーニング部材4は、上
側に位置する第2ローラ5bと上側に位置する第5ロー
ラ6bとの間で、第3ローラ5cと第4ローラ6cによ
って一定間隔に規制されながら2往復半巻き掛けられ
る。クリーニング部材4の他端側は巻き取りリール6の
巻芯に巻き付けられる。図7には、このときの配設状態
を模式的に示している。隙間3d,3eは、前記実施の
形態について説明したとおり、孔、切欠き等であっても
よいし、スリット状のものであってもよい。スリット状
にする場合は、例えば、上下方向または横方向に並ぶ複
数のクリーニング部材を受け入れる共通のスリット状の
隙間であってもよく、また、スリット状の隙間の一端部
は開放していても差し支えない。
【0051】図5、図6及び図7に示すローラ5b、6
bは1本の円筒状のローラになっているが、ローラ5
b、6bの外周に、クリーニング部材4の折り返し部分
ごとにこれを区分する一つのフランジを有していること
が望ましい。さらに、クリーニング部材4の折り返し部
分ごとに、独立に回転することができるプーリ状のロー
ラを設けてもよい。
【0052】次に、図5及び図6に示す実施の形態の動
作について説明する。図8及び図9に示すように、ゲー
ム媒体としてのパチンコ玉は、ゲーム媒体クリーナー1
の媒体収容器3の上方に設けられた樋10に沿って順次
に転進し、媒体収容器3の流入口3aから媒体収容器3
の収容空間3c内に流入し、流出口3bに向かって移動
する。前述の実施の形態と同様に、レベルセンサ等の検
出信号により、媒体収容器3の収容空間3c内には、パ
チンコ玉の流出量に見合ったパチンコ玉が流入するよう
になっていて、これによって媒体収容器3の収容空間3
c内に一定量のパチンコ玉が貯留されるようになってい
る。
【0053】上記流入口3aから収容空間3c内に流入
したパチンコ玉は自重で移動するが、収容空間3c内に
はパチンコ玉が貯留されているため、ゆっくりと流出口
3bに向かって移動する。そして流出口3bから流出し
たパチンコ玉は、遊技場内を循環して再び遊技に供され
る。上記移動の際、パチンコ玉は、張力が付加されて収
容空間3cに配設されたクリーニング部材4と接するた
め、前記実施の形態と同様に、パチンコ玉はクリーニン
グ部材4によってその表面が効率よくクリーニングされ
ることになる。しかも、図5及び図6に示す実施の形態
では、クリーニング部材4が上下方向にも横方向にも複
数配設されているのと同じになっているため、パチンコ
玉がクリーニング部材4に接する機会が多くなり、より
能率的にパチンコ玉のクリーニングが行われる。あるい
は、媒体収容器3の容量を大きくしてもパチンコ玉を効
率よくクリーニングすることができる。
【0054】いままで説明した図1ないし図6、及び図
8、図9に示すものは、1本のクリーニング部材4が収
容空間3cに配設されているが、複数のクリーニング部
材4を配設することができる。例えば、供給リール5お
よび巻き取りリール6をクリーニング部材4の本数に合
わせて複数設け、各クリーニング部材4の一端側を供給
リール5の巻芯に巻き付け、他端側を巻き取りリール6
の巻芯に巻き付けてそれぞれ配設してもよい。
【0055】また、クリーニング部材4は、媒体収容器
3内で互いが平行になるように配設するだけでなく、媒
体収容器3内で互いが垂直方向と水平方向に直交した
り、斜めに交差するように配設してもよい。この場合
は、上記各ローラの軸の向きを変えたり、上記隙間3
d、3eの数を増やすことで対応することができる。
【0056】また、クリーニング部材4は、媒体収容器
3に対して往復運動させるとなおよい。例えば、図5に
示すように、供給リール5、巻き取りリール6、第1ロ
ーラ5a、第2ローラ5b、第3ローラ5c、第4ロー
ラ6c、第5ローラ6b、および第6ローラ6aが取り
付けられた上記装着体2を往復運動させることによりク
リーニング部材4を媒体収容器3に対して往復運動させ
ることができる。
【0057】この往復運動としては、例えば、媒体収容
器3に対して左右方向あるいは上下方向に運動する直線
的な運動や、媒体収容器3を略中心にした横または縦方
向の揺動運動や、媒体収容器3に対して振動する運動等
をあげることができる。また、この往復運動は、微細な
往復運動であってもよいし大きな振幅の往復運動であっ
てもよい。また、常時駆動させなくてもよく、タイマー
などで一定時間駆動させたりして間欠的に駆動させれば
よいし、往復運動の速度は、低速であっても高速であっ
てもよい。これらの動作条件は、環境条件等に応じて適
宜設定すればよい。
【0058】前に、予め設定された時間が経過したら巻
き取りリール6を回転駆動させクリーニング部材4を一
定の長さ分だけ巻き取る旨説明したが、供給リール5と
巻き取りリール6を同期させながら往復回転駆動してク
リーニング部材4を往復移動させるとともに、供給リー
ル5への巻き戻し量よりも巻き取りリール6への巻き取
り量を多少多くすることによってクリーニング部材4を
徐々に巻き取りリール6に巻き取るようにしてもよい。
クリーニング部材4の往復運動は、常時行わせてもよい
が、タイマーなどで一定時間駆動させたりして間欠的に
駆動させてもよい。往復運動の速度は、低速であっても
高速であってもよい。
【0059】駆動手段としては、供給リール5および巻
き取りリール6を正逆回転することができるように、供
給リール5および巻き取りリール6の両方に正逆回転可
能な駆動モータをそれぞれ取り付けてもよいし、一つの
正逆回転可能な駆動モータによって、供給リール5およ
び巻き取りリール6を正逆回転するようにしてもよい。
あるいは、ギヤチェンジ機構を用いて供給リール5およ
び巻き取りリール6を正逆回転できるようにしてもよ
い。
【0060】クリーニング部材4を媒体収容器3に対し
て往復運動させる手段としては、媒体収容器3をクリー
ニング部材4に対して往復運動させてもよい。この往復
運動としては、クリーニング部材4に対して左右方向あ
るいは上下方向に運動する直線的な運動や揺動運動、あ
るいはクリーニング部材4に対して振動する運動等をあ
げることができる。この場合も、往復運動は、常時駆動
させなくてもよく、タイマーなどで一定時間駆動させた
りして間欠的に駆動させればよいし、往復運動の速度
は、低速であっても高速であってもよい。
【0061】前述のように、クリーニング部材4を、媒
体収容器3に対して往復運動させながら少しずつ巻き取
りリール6に巻きとる場合は、例えば、図11に示すよ
うに、クリーニング部材4の移動距離を測定する測長装
置30を設け、この測長装置30でクリーニング部材4
の移動距離を測定しながら供給リール5と巻き取りリー
ル6の駆動速度を制御するとよい。。
【0062】この測長装置30は、センサ部31と外周
がクリーニング部材4に押し付けられるローラ部32と
で構成されている。センサ部31は、その外形が略U字
状に形成され、その一端の内側に発光素子が取り付けら
れ、他端の内側に発光素子から発光された光を受光する
受光素子が取り付けられていて、ローラ部32を挟むよ
うに設けられている。ローラ部32は、半径方向にスリ
ット状の長穴32aが一定間隔をおいて多数形成されて
いて、クリーニング部材4と接するように設けられてい
る。図示の都合上、図11では、長穴32aの数が実際
よりも少なく描かれている。
【0063】クリーニング部材4が往復運動することに
よりローラ部32が回転し、このローラ部32の回転に
よって長穴32aがセンサ部31の発光素子と受光素子
との間に位置したときに、発光素子から発光された光
は、受光素子によって受光される。この受光された回数
を計数することによって、クリーニング部材4の移動距
離を測定することができる。そこで、測長装置30によ
ってクリーニング部材4の移動距離を測定しながら、予
め設定された距離に達するまでクリーニング部材4を一
方向へ移動させ、次に、予め設定された距離に達するま
で供給リール5と巻き取りリール6を逆転させ、クリー
ニング部材4を逆向きに移動させる。この動作を繰り返
すことによってクリーニング部材4を往復移動させるこ
とができる。また、クリーニング部材4の往復移動1回
ごとに又は予め設定した複数回往復移動するごとに、巻
き取りリール6による巻き取り量を供給リール5による
巻き戻し量よりも多少多くして、クリーニング部材4を
少しずつ巻き取りリール6に巻き取るようにすることが
できる。
【0064】原理的には、測長装置30を用いなくて
も、供給リール5と巻き取りリール6を一定回転数また
は一定回転角度だけ駆動することによってもクリーニン
グ部材4を往復移動させることが可能であるが、クリー
ニング部材4の巻き太り、巻き細りによってクリーニン
グ部材4の移動距離が大きく変動してしまうので、上記
のような測長装置30を用いるのが望ましい。特に、ク
リーニング部材4を少しずつ巻き取りリール6に巻き取
るためには、クリーニング部材4の移動距離を正確に測
定して巻き取り時と巻き戻し時の移動量に差をつける必
要があるので、上記測長装置30のような、クリーニン
グ部材4の移動距離を直接測定する装置を用いるのが望
ましい。
【0065】このように、クリーニング部材4を媒体収
容器3に対して往復運動させることにより、単にクリー
ニング部材4を配設しただけのものよりもパチンコ玉を
より積極的かつ効率的に清掃することができる。
【0066】図5、図6、図8、及び図9に示すクリー
ニング部材4は、一つの媒体収容器3に配設されている
が、クリーニング部材4を複数の媒体収容器3にまたが
って配設することもできる。例えば、第3ローラ5cと
第4ローラ6cとの間隔を大きくして、この間隔内に複
数の媒体収容器3を配置し、クリーニング部材4を複数
の媒体収容器3にまたがって配設すればよい。このよう
にすれば、媒体収容器3ごとにクリーニング部材4を設
ける必要がなく、コストを低減させることができると共
に、装置全体を小型化させることができる。
【0067】パチンコ遊技場には、各所にパチンコ玉の
貯留部が配置されている。例えば、各パチンコ遊技台ご
とに貯留部があり、パチンコ島単位でも貯留部がある。
そこで、クリーニング部材4は、媒体が貯留される上記
貯留部を横切って配設させることにより、貯留部を媒体
収容器として併用させることができる。図12及び図1
3は、パチンコ玉の貯留部を媒体収容器3として併用し
た例を示す。図12に示すように、パチンコ遊技場に
は、複数個のパチンコ遊技機40が列設されてなるパチ
ンコ島があり、各パチンコ遊技機40で遊技に供された
パチンコ玉は、パチンコ島単位に設けられた貯留部41
で回収され、かつ、各パチンコ島の上部に配置された供
給タンク43に揚送路42によって揚送され、この供給
タンク43から各遊技機40に供給されるようになって
いる。
【0068】この貯留部41を、クリーニング部材4が
配設された媒体収容器3として用いることができる。図
12および図13に示すように、この媒体収容器3の上
部は開放して流入口3aとなっていて、この流入口3a
から、各パチンコ遊技機40で遊技に供されたパチンコ
玉が落下し、あるいは樋などを通じて流入するようにな
っている。収容空間3cに収容されたパチンコ玉は流出
口3bから流出し、流出口3bに連結されている揚送路
42を通じて各パチンコ島の上部に配置された供給タン
ク43に揚送される。媒体収容器3の底部は、パチンコ
玉が流出口3bに効率よく流入するように流出口3bに
向かって下がる向きに傾斜している。
【0069】媒体収容器3の側壁3fには、横方向に一
定間隔をおいて2つの隙間3dが形成されていて、側壁
3fと対向する他方の側壁3gには、横方向に一定間隔
をおいて2つの隙間3eが形成されている。隙間3dと
隙間3eは、互いに対向するように形成されていて、こ
れらの隙間には、上記クリーニング部材4が挿通される
ようになっている。
【0070】図12及び図13に示すように、この媒体
収容器3に配設されたクリーニング部材4は、図4に示
すクリーニング部材4の配設状態を変形したものと見る
ことができる。つまり、図4に示すクリーニング部材4
は上下方向に2列に配設されているが、図12及び図1
3に示すクリーニング部材4は横方向に2列に配設され
ている。図13には、平面から見たものを示している。
【0071】具体的に説明すると、媒体収容器3の左側
には、クリーニング部材4の供給リール5と巻き取りリ
ール6が設けられ、媒体収容器3の右側には、折り返し
ローラ44、45が横方向に一定間隔を置いて設けられ
ている。供給リール5の巻芯にはクリーニング部材4の
一端側が巻き付けられ、巻き取りリール6の巻芯にはク
リーニング部材4の他端側が巻き付けられている。クリ
ーニング部材4には適宜の張力付加手段によって適宜の
張力が付加されている。
【0072】折り返しローラ44は、クリーニング部材
4を折り返すためのものであると共に、側壁3fと側壁
3gに形成された隙間3d、3e(図13において上
側)にクリーニング部材4を挿通することができるよう
に位置規制するためのものである。また、折り返しロー
ラ45は、折り返しローラ44と同様に、クリーニング
部材4を折り返すためのものであると共に、側壁3fと
側壁3gに形成された隙間3d、3e(図13において
下側)にクリーニング部材4を挿通することができるよ
うに位置規制するためのものである。
【0073】一端側が供給リール5の巻芯に巻き付けら
れているクリーニング部材4は、媒体収容器3の側壁3
fに形成された隙間3d(図13において上側)に挿通
され、収容空間3cを介して媒体収容器3の側壁3gに
形成された隙間3e(図13において上側)に挿通さ
れ、媒体収容器3の右側に位置する折り返しローラ4
4、45に掛けられて折り返される。折り返されたクリ
ーニング部材4は、隙間3e(図13において下側)に
挿通され、収容空間3cを介して隙間3d(図13にお
いて下側)に挿通され、クリーニング部材4の他端側が
巻き取りリール6の巻芯に巻き付けられる。このように
して、既存の貯留部41を媒体収容器3として併用する
ことにより、媒体収容器3として新たな部材を設ける必
要がないから、コストの面から極めて有利である。
【0074】パチンコ玉は、各パチンコ遊技機40によ
って遊技に供される量が異なる。例えば、図12に示す
ように右側に配置されたパチンコ遊技機40で遊技に供
されるパチンコ玉の量が、左側に配置されたパチンコ遊
技機40で遊技に供されるパチンコ玉の量に比べて片寄
って多い場合、従来の貯留部では、単に、各パチンコ遊
技機40で遊技に供されたパチンコ玉を回収するための
ものであるために貯留部内でパチンコ玉が右側に片寄っ
て貯留されてしまうが、上述のように、貯留部41を横
切ってクリーニング部材4を配設し、かつ、クリーニン
グ部材4を往復運動させることにより、貯留部41内に
片寄って貯留されたパチンコ玉の山を崩すことができ、
パチンコ玉を均一にならすことができるという利点もあ
る。
【0075】これまで説明してきた実施の形態では、ク
リーニング部材4が媒体収容器3の外側で折り返されて
いたが、図10に示す実施の形態のように、媒体収容器
3の内部にローラ5b,6bを配置して媒体収容器3の
内側でクリーニング部材4を折り返すようにしてもよ
い。供給リール5、巻き取りリール6、ローラ5a,6
a等の配置関係は、これまで説明してきた実施の形態と
同じであり、作用効果も同じである。
【0076】なお、供給リールと巻き取りリールはそれ
ぞれ別個のモータで回転駆動するようにしてもよいし、
1個のモータを共通に使用し、供給リールと巻き取りリ
ールを同時に回転駆動し、あるいは回転伝達機構の切り
換えによって供給リールまたは巻き取りリールの何れか
一方を回転駆動するようにしてもよい。また、トルクリ
ミッタ付きのモータを用い、クリーニング部材に一定の
張力を付与するようにしてもよい。クリーニング部材の
供給リールと巻き取りリールは、必ずしも媒体収容器を
挟んで両側に配置されている必要はなく、図4に示すよ
うに両リールとも媒体収容器の片側に配置されていても
差し支えない。この場合、供給リールと巻き取りリール
が上下にあってもよいしクリーニング部材の送り方向に
前後して配置されていてもよく、また、共通の軸上に互
いに独立に回転可能に配置してもよい。また、供給リー
ルと巻き取りリールは、一定の回転速度とするとクリー
ニング部材の巻き太りや巻き細りによって周速が変わる
ので、クリーニング部材の巻き径に応じて回転速度を変
えるようにしてもよいし、供給リールと巻き取りリール
の駆動系中に供給リールと巻き取りリールの回転速度差
を吸収する摩擦クラッチ、流体継手などを介在させても
よい。また、図11について説明したような測長装置に
よる測定結果に基づいて、供給リールと巻き取りリール
の回転量を制御するようにしてもよい。
【0077】ゲーム媒体のクリーニングに供したクリー
ニング部材は極めて安いものであるため、使い捨てにし
ても大してコストはかからない。クリーニング部材の供
給側とクリーニングに供したクリーニング部材の収容側
には必ずしも供給リールと巻き取りリールを用いる必要
はない。例えば、供給側の容器からそのままクリーニン
グ部材を供給し、クリーニングに供したクリーニング部
材はそのまま収容容器に収容するようにしてもよい。ま
た、供給側とクリーニングに供したクリーニング部材の
収容側の片方にのみリールを用いてもよい。供給側のク
リーニング部材が残り少なくなった場合は、新たなクリ
ーニング部材を連結するとよい。こうすれば、クリーナ
ーを停止させることなく使用することができる。クリー
ニング部材の連結手段としては、クリーニング部材同志
を直接結んでもよいし、フレキシブルなジョイントを介
在させて結んでもよい。
【0078】以上、ゲーム媒体としてパチンコ玉を例と
して取り上げて説明したが、本発明は、パチンコ玉だけ
に限らず、メダル等他のゲーム媒体にも適用することが
できる。クリーニング部材4は、ゲーム媒体に応じてそ
の配設間隔を変えるなど、ゲーム媒体を効率的に清掃す
ることができるようにすればよい。
【0079】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、ゲーム媒
体が流入する流入口およびゲーム媒体が流出する流出口
が設けられた媒体収容器の収容空間に、張力が付加され
た紐状またはベルト状のクリーニング部材が配設されて
おり、上記流入口から流入するゲーム媒体は、上記クリ
ーニング部材と接しながら上記流出口に向かって移動す
るため、騒音が小さく、メンテナンスが簡単で、遊技媒
体を効率的に清掃することができる。また、クリーニン
グ部材の周囲全体で遊技媒体をクリーニングするように
したため、クリーニング部材を無駄なく有効に使用する
ことができる。さらに、紐状またはベルト状のクリーニ
ング部材を往復移動させるだけでゲーム媒体をクリーニ
ングすることができるため、可動部分が少なく、エネル
ギーロスが少なく、効率の高いゲーム媒体クリーナを得
ることができる。
【0080】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、クリーニング部材が複数配設されて
いるため、1本のクリーニング部材を配設するよりも遊
技媒体がクリーニング部材に接する機会が多くなり、遊
技媒体をより効率的に清掃することができる。
【0081】請求項3記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、クリーニング部材は、折り返される
ことによって媒体収容器の収容空間を複数回横切ってい
るため、遊技媒体をより効率的に清掃することができ
る。
【0082】請求項4記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、上記クリーニング部材は、媒体収容
器に対して往復運動することができるため、単にクリー
ニング部材を配設しただけのものよりも、遊技媒体とク
リーニング部材との間の摩擦力によって遊技媒体をより
積極的かつ効率的に清掃することができる。
【0083】請求項5記載の発明によれば、請求項4記
載の発明において、クリーニング部材は、クリーニング
部材が装着された装着体が往復運動することによって、
媒体収容器に対して往復運動することができるため、遊
技媒体をより積極的かつ効率的に清掃することができ
る。
【0084】請求項6記載の発明によれば、請求項4記
載の発明において、クリーニング部材は、供給リールと
巻き取りリールを往復回転させることにより、媒体収容
器に対して往復運動することができるため、遊技媒体を
より積極的かつ効率的に清掃することができる。
【0085】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の発明において、クリーニング部材は、供給リールと
巻き取りリールを往復回転させることにより、媒体収容
器に対して往復運動しながら少しずつ巻き取りリールに
巻回されていくため、遊技媒体をより積極的かつ効率的
に清掃することができるとともに、クリーニング部材の
清掃能力の低下を防止することができる。
【0086】請求項8記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、媒体収容器内には、ゲーム媒体の流
出量に見合ったゲーム媒体が流入することにより、一定
量のゲーム媒体が貯留されているため、遊技媒体が収容
空間内に貯留されていない場合に比べて、遊技媒体をよ
り効率的に清掃することができる。
【0087】請求項9記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、媒体収容器は、クリーニング部材に
対して往復運動することができるため、遊技媒体をより
積極的かつ効率的に清掃することができる。
【0088】請求項10記載の発明によれば、請求項1
記載の発明において、クリーニング部材は、複数の媒体
収容器にまたがって配設されているため、媒体収容器ご
とに独立してクリーニング部材を設ける必要がなく、コ
ストを低減させることができると共に、装置全体を小型
化させることができる。
【0089】請求項11記載の発明によれば、請求項1
記載の発明において、クリーニング部材は、媒体が貯留
される貯留部を横切って配設されているため、貯留部に
貯留された媒体を均一にならすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるゲーム媒体クリーナーの実施の
形態を示す側面図である。
【図2】上記ゲーム媒体クリーナーを示す平面図であ
る。
【図3】上記実施の形態の動作状態を示す側面図であ
る。
【図4】本発明にかかるゲーム媒体クリーナーの別の実
施の形態を示す側面図である。
【図5】本発明にかかるゲーム媒体クリーナーのさらに
別の実施の形態を示す側面図である。
【図6】同上実施の形態の平面図である。
【図7】上記実施の形態におけるクリーニング部材の配
設状態を示す模式図である。
【図8】上記実施の形態の動作状態を示す側面図であ
る。
【図9】上記実施の形態の動作状態を示す平面図であ
る。
【図10】本発明にかかるゲーム媒体クリーナーのさら
に別の実施の形態を示す側面図である。
【図11】本発明にかかるゲーム媒体クリーナーに適用
可能な測長装置の例を示す側面図である。
【図12】本発明にかかるゲーム媒体クリーナーのさら
に別の実施の形態を示す側面図である。
【図13】同上実施の形態の平面図である。
【符号の説明】
1 ゲーム媒体クリーナー 2 装着体 3 媒体収容器 3c 収容空間 3d 隙間 3e 隙間 4 クリーニング部材 5 供給リール 5a 第1ローラ 5b 第2ローラ 5c 第3ローラ 6 巻き取りリール 6a 第6ローラ 6b 第5ローラ 6c 第4ローラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年1月6日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】上記媒体収容器3は、その上部にゲーム媒
体が収容空間3cに流入する流入口3aが設けられ、一
方、その下部には、収容空間3cに収容したゲーム媒体
が流出する流出口3bが設けられている。また、媒体収
容器3の一方の側壁3fには、隙間3dが、他方の側壁
3gには、隙間3eが形成されている。隙間3dと隙間
3eは、互いに対向する位置に形成されていて、これら
の隙間には、後述するクリーニング部材4が挿通される
ようになっている。上記隙間3dと隙間3eは、クリー
ニング部材4に対する逃げであるから、パチンコ玉がこ
ぼれ落ちない大きさの丸孔、孔、切欠き、あるいは縦
方向または横方向のスリット状の隙間であってもよい。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゲーム媒体が流入する流入口およびゲー
    ム媒体が流出する流出口が設けられた媒体収容器の収容
    空間に、張力が付加された紐状またはベルト状のクリー
    ニング部材が配設されており、 上記流入口から流入するゲーム媒体は、上記クリーニン
    グ部材と接しながら上記流出口に向かって移動すること
    を特徴とするゲーム媒体クリーナー。
  2. 【請求項2】 上記クリーニング部材が複数配設されて
    いることを特徴とする請求項1記載のゲーム媒体クリー
    ナー。
  3. 【請求項3】 上記クリーニング部材は、折り返される
    ことによって媒体収容器の収容空間を複数回横切ってい
    ることを特徴とする請求項1記載のゲーム媒体クリーナ
    ー。
  4. 【請求項4】 上記クリーニング部材は、上記媒体収容
    器に対して往復運動することができることを特徴とする
    請求項1記載のゲーム媒体クリーナー。
  5. 【請求項5】 上記クリーニング部材は、クリーニング
    部材が装着された装着体が往復運動することによって、
    上記媒体収容器に対して往復運動することができること
    を特徴とする請求項4記載のゲーム媒体クリーナー。
  6. 【請求項6】 上記クリーニング部材は、供給リールと
    巻き取りリールを往復回転させることにより、媒体収容
    器に対して往復運動することができることを特徴とする
    請求項4記載のゲーム媒体クリーナー。
  7. 【請求項7】 上記クリーニング部材は、供給リールと
    巻き取りリールを往復回転させることにより、媒体収容
    器に対して往復運動しながら少しずつ巻き取りリールに
    巻回されていくことを特徴とする請求項6記載のゲーム
    媒体クリーナー。
  8. 【請求項8】 上記媒体収容器内には、ゲーム媒体の流
    出量に見合ったゲーム媒体が流入することにより、一定
    量のゲーム媒体が貯留されていることを特徴とする請求
    項1記載のゲーム媒体クリーナー。
  9. 【請求項9】 上記媒体収容器は、上記クリーニング部
    材に対して往復運動することができることを特徴とする
    請求項1記載のゲーム媒体クリーナー。
  10. 【請求項10】 上記クリーニング部材は、複数の媒体
    収容器にまたがって配設されていることを特徴とする請
    求項1記載のゲーム媒体クリーナー。
  11. 【請求項11】 上記クリーニング部材は、媒体が貯留
    される貯留部を横切って配設されていることを特徴とす
    る請求項1記載のゲーム媒体クリーナー。
JP31188097A 1997-11-13 1997-11-13 ゲーム媒体クリーナー Pending JPH11137831A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002052232A (ja) * 2000-08-10 2002-02-19 Sankyo Kk 遊技媒体清浄装置
JP2002058862A (ja) * 2000-08-18 2002-02-26 Sankyo Kk 遊技媒体清浄装置
JP2015073729A (ja) * 2013-10-09 2015-04-20 株式会社三共 研磨装置

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