JP2004201776A - パチンコ遊戯台における下皿から上皿への返球装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ボタン操作により下皿から上皿へパチンコ球を揚げることができ、その送りが重力に逆らう方向であるにもかかわらず円滑に行われるパチンコ遊戯台における下皿から上皿への返球装置を提供する。
【解決手段】上皿に不足した球を下皿から補給し得るよう、球の送りスクリューが内装された昇球筒を装備し、昇球筒内には、スクリュー羽根の間に挟まる球が上下動可能のみに係合する案内凹路を設けてあって、案内凹路の下端部に下皿からの球の入口が、上端部に上皿への出口がそれぞれ開口され、下皿に前記入口に転がり込ませる球を送り出す戻し口をボタン操作により開閉できるように設けた。
【選択図】 図1
【解決手段】上皿に不足した球を下皿から補給し得るよう、球の送りスクリューが内装された昇球筒を装備し、昇球筒内には、スクリュー羽根の間に挟まる球が上下動可能のみに係合する案内凹路を設けてあって、案内凹路の下端部に下皿からの球の入口が、上端部に上皿への出口がそれぞれ開口され、下皿に前記入口に転がり込ませる球を送り出す戻し口をボタン操作により開閉できるように設けた。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ遊戯台における下皿から上皿への返球装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊戯台では、打球を待機させるとともに賞球が排出される上皿と、上皿に溜まりすぎた球をボタン操作により落下させて溜めおく下皿とが配設されている。そして、右手による発射ハンドル操作により上皿の球が順次打球に供せられるが、賞球に恵まれないために、上皿に球の貯留量が乏しくなったときには、左手を使って下皿からその上皿へ球が補充される。
【0003】
下皿はこのように上皿の受皿であると同時に予備皿とも言えるものであるが、予備以上に溜まった時にそれを排出するために、下皿には球の落下口が設けられており、ボタン操作によりその落下口を開いて景品換え用の玉箱に余剰球を落とし得るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来のパチンコ遊戯台においては、ボタン操作による球の運びは、上皿から下皿へ、下皿から玉箱へというように、上から下への自然落下方向に限られていたので、上皿に球が乏しくなったときに左手による玉の補充が煩わしく感じられ、また、その際に手から球が床にこぼれ落ちることもあるというように不都合があった。
【0005】
そこで、遊技者は、下皿に溜まった球を上げてまで積極的に遊技に回す気持ちから遠のくために、景品に換える玉箱に落とし込むことになりがちであったが、こうした傾向は、パチンコ球の遊戯への循環に欠けることになるという問題があった。つまり、あっさりと景品に換えないでもっと遊んでほしい、というパチンコ店の希望に沿わなかった。
【0006】
この発明は、上記のような実情に鑑みて、ボタン操作により下皿から上皿へパチンコ球を揚げることができ、その送りが重力に逆らう方向であるにもかかわらず円滑に行われるパチンコ遊戯台における下皿から上皿への返球装置を提供することを目的とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明は、発射ハンドルの操作により打たれるよう球が待機されるととともに賞球が排出される上皿と、上皿に溜められた球を落下させる受皿としての下皿とが配設されたパチンコ遊戯台において、上皿に不足した球を下皿から補給し得るよう、球の送りスクリューが内装された昇球筒を装備し、昇球筒内には、スクリュー羽根の間に挟まる球が上下動可能のみに係合する案内凹路を設けてあって、案内凹路の下端部に下皿からの球の入口が、上端部に上皿への出口がそれぞれ開口され、下皿に前記入口に転がり込ませる球を送り出す戻し口をボタン操作により開閉できるように設けたことを特徴とするパチンコ遊戯台における下皿から上皿への返球装置を構成した。
【0008】
【作用】
上記の構成によれば、上皿にパチンコ球が乏しくなったときに、下皿に貯留球があるときには、ボタン操作により戻し口を開くと、それが昇球筒の入口に転がり込んで送りスクリューに繰り込まれると同時に、案内凹路に案内されながら送りスクリューの羽根の送りにより出口に至りそこから上皿に排出される。
【0009】
仮に、案内凹路を設けないで、スクリューのみの送りによるときには、球がスクリューの回りを言わば公転して送りが遅くなるか転がり落ちる。しかも、自転により球と球とが横面で接触し激しく擦り合って互いに干渉し、これが原因で目詰まりがしてスクリューが停止するトラブルが生じたり、コンピュータ制御を狂わせる静電気の発生を招ことがある。これに対して、この発明によるときには、案内凹路に係合することにより公転が阻止され、各球が自転をしてもそれが同軸上に縦に並ぶ回転であるため、球と球とが接触しても擦り合うこともなく、案内凹路に沿って円滑に送り上げられる。なお、スクリュー羽根の厚みにより球と球とが接触しないようにすることもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明においては、下皿2に貯留される球5を上皿1に戻すために、戻し口9をボタン7の操作により開くと、球5が昇球筒11の入口14に転がり込み、送りスクリュー12の羽根の間に繰り込まれることによって、確実に昇球がなされることになるが、戻し口9と入口14とが同じ位置程度に接近していても良いし、その間にシュート13を設けても良い。
【0011】
シュート13を設けるときには、その中途に球5の溜まり箇所26を設け(請求項2)、戻し口9を一旦開いて一挙にそこに球5を溜めておくことにすれば、以後シュート13が空になるまで返球装置Rが作動して、上皿1に返球されることになるので、操作が簡単となり遊技する上で好都合である。この点に関して送りスクリュー12の回転については、常時回転が継続する形態の他に、必要な時間自動的に継続する制御形態がある。なおスクリュー12にはパチンコ球5のゴミが付着しやすいので、その洗浄装置を設けておくことが望ましい。
【0012】
送りスクリュー12の回転がモータ25によるときには、その設置場所(スペース)を取ることが難しいことになるが、送りスクリュー12に内装することにより(請求項3)、その問題を解決することができる。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ボタン操作により下皿から上皿へパチンコ球を自動的に揚げることができ、その送りが重力に逆らう方向であるにもかかわらず円滑に行われるため、上皿に球が乏しくなったときの補充を容易になしながら遊技の楽しみを快適に堪能でき、また、上皿への球の補充の煩雑さがなくなるために、パチンコ店の意に沿うように持ち球を遊技に回す率が多くなるという優れた効果がある。
【0014】
【実施例】
次に、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1ないし図3は、一実施例を示したもので、パチンコ遊戯台Pには、下皿2の球5を上皿1に移す返球装置Rが設けられている。その他の点については、従来とほぼ同様であって、発射ハンドル3の操作により、上皿1では球5が発射に供されることにより賞球が排出され、また、多くなった賞球がボタン6の操作により上皿1から下皿2に排出され、さらにボタン8の操作により下皿2の球5が落下口10から玉箱に排出される。
【0016】
返球装置Rは、玉箱への排出を心理的に抑制するもので、下皿2に過剰に球5が貯留されているときにおいて、上皿1に球5が乏しくなってきたときに、ボタン7を操作すると、下皿2の戻し口9が開くとともに、返球装置Rの作動により、下皿2の球5が上皿1に戻されてそこに球が再び蓄えられる。
【0017】
返球装置Rは、下皿2および上皿1の左端部に昇球筒11を貫通したもので、昇球筒11の下端部に入口14を、上端部に上皿1への出口15をそれぞれ設け、下皿2の戻し口9から入口14の間に管状のシュート13を接続し、管状シュート13により昇球筒11内に送り込まれた球5が送りスクリュー12により上皿1に揚げられるようになっている。
【0018】
送りスクリュー12が球5を確実に繰り上げるようにするために、昇球筒11の内部には一側が張り出すようにして球5が係合する案内凹路17が設けられ、これにより送りスクリュー12の羽根の間に納まる球5が回動を阻止されることによりその羽根で送り上げられる。
【0019】
送りスクリュー12を支持するために、上下両端にベアリング19,20を設け、上端のベアリング19が昇球筒11の上端に固着されているが、下端のベアリング20が特別に設けた支持部材21に取り付けられる。また、送りスクリュー12の軸には従動傘歯車23が取り付けられ、それが減速機付き駆動モータ25の軸上の原動傘歯車24と噛合している。
【0020】
図4ないし図6は他の実施例を示したもので、この場合は、シュート13をパチンコ遊戯台Pの裏側に回る迂回形状に形成し、裏側に球5の溜まり箇所26を設けた。したがって、戻し口9が下皿2の背面壁の下端に明けられ、昇球筒11には球5が裏側から送り込まれるようになっている。この場合、戻し口9を一旦開いて一挙に溜まり箇所26に球5を溜めておけば、以後、駆動モータ25の回転により、溜まりがなくなるまで昇球される。
【0021】
図7および図8はさらに他の実施例を示したもので、上記の両実施例では、モータ25が昇球筒11の外部に設けられるが、送りスクリュー12を筒形にすることによってその内部に設けた。これについては、送りスクリュー12の上端にモータ25の固定片27を取り付け、下端には軸受29を設け、モータ25の支軸30を固定片27に固定することによりモータ25を昇球筒11と一体になす一方、出力軸31を送りスクリュー12に固定するとともに軸受29に支承したので、送りスクリュー12が出力軸31と一体に回転する。なお、固定片27には、球5が上から抜ける切欠を設けて上方への出口15となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るパチンコ遊戯台を一部切欠して示す斜視図である。
【図2】同パチンコ遊戯台における下皿から上皿への返球装置の概略を示す縦断面図である。
【図3】図2のA−A線矢視の断面図である。
【図4】他の実施例を示すパチンコ遊戯台の側面から見た断面図である。
【図5】同パチンコ遊戯台を正面から見た断面図である。
【図6】同パチンコ遊戯台を平面から見た断面図である。
【図7】さらに他の実施例を示す返球装置の縦断面図である。
【図8】同返球装置の平面図である。
【符号の説明】
P パチンコ遊戯台
R 返球装置
1 上皿
2 下皿
3 発射ハンドル
5 球
7 ボタン
9 戻し口
11 昇球筒
12 送りスクリュー
13 シュート
14 入口
15 出口
17 案内凹路
25 駆動モータ
26 溜まり箇所
31 出力軸
【発明の属する技術分野】
この発明は、パチンコ遊戯台における下皿から上皿への返球装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊戯台では、打球を待機させるとともに賞球が排出される上皿と、上皿に溜まりすぎた球をボタン操作により落下させて溜めおく下皿とが配設されている。そして、右手による発射ハンドル操作により上皿の球が順次打球に供せられるが、賞球に恵まれないために、上皿に球の貯留量が乏しくなったときには、左手を使って下皿からその上皿へ球が補充される。
【0003】
下皿はこのように上皿の受皿であると同時に予備皿とも言えるものであるが、予備以上に溜まった時にそれを排出するために、下皿には球の落下口が設けられており、ボタン操作によりその落下口を開いて景品換え用の玉箱に余剰球を落とし得るようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように従来のパチンコ遊戯台においては、ボタン操作による球の運びは、上皿から下皿へ、下皿から玉箱へというように、上から下への自然落下方向に限られていたので、上皿に球が乏しくなったときに左手による玉の補充が煩わしく感じられ、また、その際に手から球が床にこぼれ落ちることもあるというように不都合があった。
【0005】
そこで、遊技者は、下皿に溜まった球を上げてまで積極的に遊技に回す気持ちから遠のくために、景品に換える玉箱に落とし込むことになりがちであったが、こうした傾向は、パチンコ球の遊戯への循環に欠けることになるという問題があった。つまり、あっさりと景品に換えないでもっと遊んでほしい、というパチンコ店の希望に沿わなかった。
【0006】
この発明は、上記のような実情に鑑みて、ボタン操作により下皿から上皿へパチンコ球を揚げることができ、その送りが重力に逆らう方向であるにもかかわらず円滑に行われるパチンコ遊戯台における下皿から上皿への返球装置を提供することを目的とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明は、発射ハンドルの操作により打たれるよう球が待機されるととともに賞球が排出される上皿と、上皿に溜められた球を落下させる受皿としての下皿とが配設されたパチンコ遊戯台において、上皿に不足した球を下皿から補給し得るよう、球の送りスクリューが内装された昇球筒を装備し、昇球筒内には、スクリュー羽根の間に挟まる球が上下動可能のみに係合する案内凹路を設けてあって、案内凹路の下端部に下皿からの球の入口が、上端部に上皿への出口がそれぞれ開口され、下皿に前記入口に転がり込ませる球を送り出す戻し口をボタン操作により開閉できるように設けたことを特徴とするパチンコ遊戯台における下皿から上皿への返球装置を構成した。
【0008】
【作用】
上記の構成によれば、上皿にパチンコ球が乏しくなったときに、下皿に貯留球があるときには、ボタン操作により戻し口を開くと、それが昇球筒の入口に転がり込んで送りスクリューに繰り込まれると同時に、案内凹路に案内されながら送りスクリューの羽根の送りにより出口に至りそこから上皿に排出される。
【0009】
仮に、案内凹路を設けないで、スクリューのみの送りによるときには、球がスクリューの回りを言わば公転して送りが遅くなるか転がり落ちる。しかも、自転により球と球とが横面で接触し激しく擦り合って互いに干渉し、これが原因で目詰まりがしてスクリューが停止するトラブルが生じたり、コンピュータ制御を狂わせる静電気の発生を招ことがある。これに対して、この発明によるときには、案内凹路に係合することにより公転が阻止され、各球が自転をしてもそれが同軸上に縦に並ぶ回転であるため、球と球とが接触しても擦り合うこともなく、案内凹路に沿って円滑に送り上げられる。なお、スクリュー羽根の厚みにより球と球とが接触しないようにすることもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】
この発明においては、下皿2に貯留される球5を上皿1に戻すために、戻し口9をボタン7の操作により開くと、球5が昇球筒11の入口14に転がり込み、送りスクリュー12の羽根の間に繰り込まれることによって、確実に昇球がなされることになるが、戻し口9と入口14とが同じ位置程度に接近していても良いし、その間にシュート13を設けても良い。
【0011】
シュート13を設けるときには、その中途に球5の溜まり箇所26を設け(請求項2)、戻し口9を一旦開いて一挙にそこに球5を溜めておくことにすれば、以後シュート13が空になるまで返球装置Rが作動して、上皿1に返球されることになるので、操作が簡単となり遊技する上で好都合である。この点に関して送りスクリュー12の回転については、常時回転が継続する形態の他に、必要な時間自動的に継続する制御形態がある。なおスクリュー12にはパチンコ球5のゴミが付着しやすいので、その洗浄装置を設けておくことが望ましい。
【0012】
送りスクリュー12の回転がモータ25によるときには、その設置場所(スペース)を取ることが難しいことになるが、送りスクリュー12に内装することにより(請求項3)、その問題を解決することができる。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ボタン操作により下皿から上皿へパチンコ球を自動的に揚げることができ、その送りが重力に逆らう方向であるにもかかわらず円滑に行われるため、上皿に球が乏しくなったときの補充を容易になしながら遊技の楽しみを快適に堪能でき、また、上皿への球の補充の煩雑さがなくなるために、パチンコ店の意に沿うように持ち球を遊技に回す率が多くなるという優れた効果がある。
【0014】
【実施例】
次に、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0015】
図1ないし図3は、一実施例を示したもので、パチンコ遊戯台Pには、下皿2の球5を上皿1に移す返球装置Rが設けられている。その他の点については、従来とほぼ同様であって、発射ハンドル3の操作により、上皿1では球5が発射に供されることにより賞球が排出され、また、多くなった賞球がボタン6の操作により上皿1から下皿2に排出され、さらにボタン8の操作により下皿2の球5が落下口10から玉箱に排出される。
【0016】
返球装置Rは、玉箱への排出を心理的に抑制するもので、下皿2に過剰に球5が貯留されているときにおいて、上皿1に球5が乏しくなってきたときに、ボタン7を操作すると、下皿2の戻し口9が開くとともに、返球装置Rの作動により、下皿2の球5が上皿1に戻されてそこに球が再び蓄えられる。
【0017】
返球装置Rは、下皿2および上皿1の左端部に昇球筒11を貫通したもので、昇球筒11の下端部に入口14を、上端部に上皿1への出口15をそれぞれ設け、下皿2の戻し口9から入口14の間に管状のシュート13を接続し、管状シュート13により昇球筒11内に送り込まれた球5が送りスクリュー12により上皿1に揚げられるようになっている。
【0018】
送りスクリュー12が球5を確実に繰り上げるようにするために、昇球筒11の内部には一側が張り出すようにして球5が係合する案内凹路17が設けられ、これにより送りスクリュー12の羽根の間に納まる球5が回動を阻止されることによりその羽根で送り上げられる。
【0019】
送りスクリュー12を支持するために、上下両端にベアリング19,20を設け、上端のベアリング19が昇球筒11の上端に固着されているが、下端のベアリング20が特別に設けた支持部材21に取り付けられる。また、送りスクリュー12の軸には従動傘歯車23が取り付けられ、それが減速機付き駆動モータ25の軸上の原動傘歯車24と噛合している。
【0020】
図4ないし図6は他の実施例を示したもので、この場合は、シュート13をパチンコ遊戯台Pの裏側に回る迂回形状に形成し、裏側に球5の溜まり箇所26を設けた。したがって、戻し口9が下皿2の背面壁の下端に明けられ、昇球筒11には球5が裏側から送り込まれるようになっている。この場合、戻し口9を一旦開いて一挙に溜まり箇所26に球5を溜めておけば、以後、駆動モータ25の回転により、溜まりがなくなるまで昇球される。
【0021】
図7および図8はさらに他の実施例を示したもので、上記の両実施例では、モータ25が昇球筒11の外部に設けられるが、送りスクリュー12を筒形にすることによってその内部に設けた。これについては、送りスクリュー12の上端にモータ25の固定片27を取り付け、下端には軸受29を設け、モータ25の支軸30を固定片27に固定することによりモータ25を昇球筒11と一体になす一方、出力軸31を送りスクリュー12に固定するとともに軸受29に支承したので、送りスクリュー12が出力軸31と一体に回転する。なお、固定片27には、球5が上から抜ける切欠を設けて上方への出口15となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るパチンコ遊戯台を一部切欠して示す斜視図である。
【図2】同パチンコ遊戯台における下皿から上皿への返球装置の概略を示す縦断面図である。
【図3】図2のA−A線矢視の断面図である。
【図4】他の実施例を示すパチンコ遊戯台の側面から見た断面図である。
【図5】同パチンコ遊戯台を正面から見た断面図である。
【図6】同パチンコ遊戯台を平面から見た断面図である。
【図7】さらに他の実施例を示す返球装置の縦断面図である。
【図8】同返球装置の平面図である。
【符号の説明】
P パチンコ遊戯台
R 返球装置
1 上皿
2 下皿
3 発射ハンドル
5 球
7 ボタン
9 戻し口
11 昇球筒
12 送りスクリュー
13 シュート
14 入口
15 出口
17 案内凹路
25 駆動モータ
26 溜まり箇所
31 出力軸
Claims (3)
- 発射ハンドルの操作により打たれるよう球が待機されるととともに賞球が排出される上皿と、上皿に溜められた球を落下させる受皿としての下皿とが配設されたパチンコ遊戯台において、上皿に不足した球を下皿から補給し得るよう、球の送りスクリューが内装された昇球筒を装備し、昇球筒内には、スクリュー羽根の間に挟まる球が上下動可能のみに係合する案内凹路を設けてあって、案内凹路の下端部に下皿からの球の入口が、上端部に上皿への出口がそれぞれ開口され、下皿に前記入口に転がり込ませる球を送り出す戻し口をボタン操作により開閉できるように設けたことを特徴とするパチンコ遊戯台における下皿から上皿への返球装置
- 下皿に明けられる戻し口から昇球筒の入口にかけて、パチンコ遊戯台の裏側に迂回するシュートを設け、シュートの裏側部に球の溜り箇所を設けたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ遊戯台における下皿から上皿への返球装置。
- 送りスクリューを筒状の中空に形成してその中に駆動モータを内装し、駆動モータを昇球筒に対して固定し、出力軸を送りスクリューに固定すると共に昇球筒に対して回転可能に支承したことを特徴とする請求項1または2記載のパチンコ遊戯台における下皿から上皿への返球装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002372262A JP2004201776A (ja) | 2002-12-24 | 2002-12-24 | パチンコ遊戯台における下皿から上皿への返球装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002372262A JP2004201776A (ja) | 2002-12-24 | 2002-12-24 | パチンコ遊戯台における下皿から上皿への返球装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004201776A true JP2004201776A (ja) | 2004-07-22 |
Family
ID=32810915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002372262A Pending JP2004201776A (ja) | 2002-12-24 | 2002-12-24 | パチンコ遊戯台における下皿から上皿への返球装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004201776A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011104276A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
JP2011104278A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
JP2011104277A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
JP2015198701A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
-
2002
- 2002-12-24 JP JP2002372262A patent/JP2004201776A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011104276A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
JP2011104278A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
JP2011104277A (ja) * | 2009-11-20 | 2011-06-02 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
JP2015198701A (ja) * | 2014-04-04 | 2015-11-12 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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