JP4813674B2 - 遊技媒体洗浄装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に遊技機等に使用される遊技媒体、例えばメダル等の洗浄に使用する洗浄装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の装置におけるコンベアは、実用新案登録3064602号公報に開示されているように、本体にしっかりと固定されており、容易に取外すことができないものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように搬送コンベアが、容易に取外すことができないように本体に固定された構成では、コンベアベルトを磨耗や汚れで交換する場合に、かなり手間がかかる問題がある。このことは遊技場等において使用されている遊技媒体を搬送途中で洗浄しているような遊技媒体洗浄装置の使用形態においては、コンベアベルトの不具合が発見された場合に、遊技媒体洗浄装置を長時間停止させると、遊技媒体の汚れが進むことによって他の不具合が生じる原因ともなる。
本発明は、コンベアのベルト交換が簡単な遊技媒体洗浄装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の手段は、装置全体が収納される本体フレームと、遊技媒体が投入される投入口と、遊技媒体が排出される排出口と、遊技媒体を洗浄する洗浄手段と、前記投入口から前記洗浄手段を経由して前記排出口へ遊技媒体を搬送する搬送手段と、を備えた遊技媒体洗浄装置において、前記搬送手段の少なくとも一部が、前記遊技媒体を載置して搬送する無端ベルトと、その無端ベルトを張設され前記本体フレームに取付けられたコンベアフレームとからなるコンベアで構成され、前記コンベアフレームが、長手方向の途中を連結部で連結された少なくとも2部材で構成され、本体フレームから取り外した状態で前記連結部が前記無端ベルトを着脱できるように折曲げ自在であることを特徴とする。
【0005】
搬送手段を構成するコンベアのコンベアフレームが折り曲げ自在であるから、無端ベルトを簡単に交換できる。
【0006】
さらに、前記本体フレームに設けたフレーム係合穴と、前記少なくとも2部材で構成されるコンベアフレームを折り曲げた状態から直線状に伸ばして行くにつれて、前記フレーム係合穴に挿入されて、これを通過した状態において前記フレーム係合穴と非係合で前記フレーム係合穴との間に隙間を有するフレーム係合部と、前記フレーム係合穴に挿入された前記フレーム係合部と前記フレーム係合穴との間の前記隙間にはまり込み、前記本体フレームと前記フレーム係合部とに接触して、前記コンベアフレームを前記本体フレームに固定するフレーム固定具とからなる係合部が設けられている。その係合部が前記コンベアフレームを前記本体フレームに固定した状態とされることにより、前記コンベアフレームが直線状にされ、前記無端ベルトが張設状態とされる。
【0007】
本体フレームにコンベアフレームを係合部で係合させることにより、本体フレームにコンベアが取付けられ、同時にコンベアフレームが直線状態となって無端ベルトが張設状態となるから、コンベアの取付けが簡単であり、また係合部の係合を解除するだけでコンベアを簡単に取外すことができるので、コンベアのベルト交換をより簡単に行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態は、概して、遊技島や遊技機、遊技媒体貸出機等から回収されてきた遊技媒体であるメダルを搬送手段で搬送し、搬送中に、洗浄液を使用する洗浄手段で洗浄し、乾燥手段でメダルの洗浄液を除去して乾燥させる構成の遊技媒体洗浄装置である。
【0009】
この遊技媒体洗浄装置は、図1〜図12に示すように、本体フレーム1、搬送手段2(コンベア18)、分離分別手段3、洗浄手段4(洗浄液塗布部47、研磨部48)、乾燥手段5、洗浄手段4に付随したタンク6等で構成されており、以下これらについて説明する。
【0010】
本体フレーム1は、図1〜図2に示すように、傾斜した樋部10が、脚部11、12で支持された構成である。樋部10は、傾斜した下方の端部に下方に開口した開口13を有している。また、本体フレーム1には、樋部10の下流側上方位置に遊技機等から回収されてきた遊技媒体であるメダル14を装置内に投入する遊技媒体投入口15が設けられている。その投入は、例えばリフトによって行われる。そして、樋部10の傾斜した上方の端部には洗浄されたメダル14をホッパー16に排出する遊技媒体排出口17が設けられている。
【0011】
搬送手段2は、遊技媒体洗浄装置内でメダル14を載置して搬送するもので、大部分がコンベア18で構成され、遊技媒体排出口17直前の部分が乾燥手段5の乾燥ローラで構成されている。図1に示すように、コンベア18は、樋部10の底から上方へ離れた位置に、樋部10にほぼ平行に傾斜し、下方の端部を始端側として本体フレーム1に着脱自在に設けられ、その始端部が前記投入口15の下側に位置し、終端部が前記排出口17に近いところに位置している。コンベア18の両側面には、コンベア18からメダルがこぼれるのを防止するためのコンベアガイド19が取り付けられている。コンベア18の始端部を傾斜させているのは、コンベア18上のメダル14が積み重なっていても、積み重なったメダルが滑り落ちることでメダルを1枚ずつに分離しやすくするためである。
【0012】
コンベア18は、図1〜図5に見られるように、駆動ローラ20や従動ローラ21が取り付けられたコンベアフレーム22と、駆動ローラ20および従動ローラ21に張設された無端ベルト23から成っている。コンベアフレーム22は、上部コンベアフレーム24と下部コンベアフレーム25との2つの部分が端部の連結部26で連結され、コンベアフレーム22が本体フレーム1から分離しているときには、連結部26を軸として自由に折り曲げることができるようになっている。この傾斜して設けられるコンベアフレーム22の上側端に駆動ローラ20が設けられ、本体フレーム1に設けてあるモータ27で歯車28、29、30、31を介して駆動される。コンベアフレーム22の下側端には、図5に示すように、従動ローラ21が、張設される無端ベルトの張力を設定するテンションばね32と共に設けられている。テンションばね32は下部コンベアフレーム25に設けたばね受33と従動ローラ21の軸受け部に設けたばね受け34との間に配置してある。
【0013】
上部コンベアフレーム24には、図3(a)及び図6に示すように、本体フレーム1にコンベアフレーム22を装着するための鉤型のフレーム係合部35が設けられており、本体フレーム1には、図6(a)〜(c)に示すように、コンベアフレーム22のフレーム係合部35を挿入するためのフレーム係合穴36と、フレーム係合穴36に挿入されたフレーム係合部35とフレーム係合穴36との間にはまり込み、コンベアフレーム22を本体フレーム1に固定するフレーム固定具37が設けられている。フレーム固定具37はコンベアフレーム22を本体フレーム1へ固定する固定位置(図6(c)の状態)とフレーム係合部35とフレーム係合穴36の間から退避してコンベアフレーム22と本体フレーム1とを分離する解除位置(図6(a)、(b)の状態)との2位置へ移動可能となっている。
【0014】
これにより、コンベア18を本体フレーム1に取り付ける場合には、図3(a)、(b)、図4(a)、(b)に示すように、まずフレーム固定具37を解除位置へ移動させておき、コンベア18の中央部付近を矢印38の方向に押さえて、コンベアフレーム22を真っ直ぐにしながら、上部コンベアフレーム24のフレーム係合部35を本体フレーム1のフレーム係合穴36に合わせてはめこむ。そしてフレーム固定具37を、図4(a)に示す矢印39の方向に移動させると、フレーム固定具37が固定位置でフレーム係合部35とフレーム係合穴36の間にはまり込みコンベア18を本体フレーム1に固定すると共に、コンベア18の無端ベルト23が張られる反力でフレーム係合部35が脱出しようとする作用力に抗してフレーム固定具37がフレーム係合部35を係止し、図4(b)に示すように固定する。コンベア18を取り外す場合には、フレーム固定具37を解除位置へ移動させてフレーム係合部35とフレーム係合穴36の間からフレーム固定具37を退避させる。すると、コンベアフレーム22に張設されている無端ベルト23の収縮作用によってコンベアフレームが折れ曲がり、フレーム係合部35がフレーム係合穴36から離脱してコンベア18が取り外される。
【0015】
なお、図7に示すように、フレーム固定具37を固定位置方向へばね40で付勢しておき、フレーム係合部35の外形部にフレーム固定具37方向から下方へ傾斜するような傾斜部41を設けておくと、フレーム係合部35をフレーム係合穴36に挿入するときに傾斜部41がフレーム固定具37を押し退けて解除位置へ移動させ、フレーム係合部35の挿入後にフレーム固定具37がばね40によってフレーム係合部35とフレーム係合穴36の間にはまり込むので、コンベア18装着時にフレーム固定具37を開放位置へ移動させておく必要がなくなり、より簡単にコンベア18を本体フレーム1に取り付けることができるようになる。
【0016】
本体フレーム1からコンベアを取り外した時には、無端ベルト23の張力でコンベアフレーム22が連結部分で折り曲げられ、コンベア18に張設されている無端ベルト23の張力が緩み、更にコンベアフレーム22を折り曲げることによって、無端ベルト23がコンベアフレーム22から垂れ下がった状態となり、コンベアフレーム22から無端ベルト23を容易に取外すことができるようになる(図5参照)。
【0017】
このようにコンベア18装着時には、コンベア18中央部を押さえてフレーム係合部35をフレーム係合穴36に挿入するだけで、簡単にコンベア18が本体フレーム1に装着固定され、コンベア18を取り外すときにはフレーム固定具37を解除位置に移動させるだけで簡単にコンベア18が本体フレーム1から取り外される。そして、取り外されたコンベアフレーム22をさらに折り曲げることにより、コンベアフレーム22に張設されている無端ベルト23も容易に取外すことができる。
【0018】
コンベア18に使用されている無端ベルト23は、多数の突起を備えたゴムベルト(材質はPVC)であり、この突起はメダルを滑り難くすると共に、メダルを研磨する場合にブラシのようにメダルの表面を研磨できるようになっている。
【0019】
また、コンベア18の始端部付近にはこぼれ防止ガイド42が設けられており、遊技媒体投入口15から投入されたメダルがコンベア18の始端部側からこぼれるのを防ぎ、図1、図2に示すように、コンベア18のベルト面に近接する位置でコンベア18の幅に合わせて横設されている。こぼれ防止ガイド42とコンベア18のベルト面との接近部分では、こぼれ防止ガイド42にメダルが通過しない程度の切欠43がいくつか設けられ、コンベア18上の異物や洗浄液が切欠43ら排出されるようになっている。そして、こぼれ防止ガイド42からコンベア18進行方向に少し離れた後方には、メダルリミットセンサー44が設けられており、遊技島等から回収されてきたメダルの供給量が遊技媒体洗浄装置の処理能力より多く、リミットセンサー44の位置までコンベア18上にメダルが蓄積されると、それを検知して遊技媒体洗浄装置へのメダルの供給を停止させるようになっている。
【0020】
分離分別手段3は、コンベア18の中央付近の上部に設けられており、図1、図2に示すように、コンベア上に積み重なって載置されたメダルを1枚ずつに分離する分離手段45と、コンベア上の鉄製の異物(ビスや鉄板)を取り除く分別手段46を備えた構成である。
分離手段45は、コンベア18のベルト面と同じ材質のゴムベルトで構成され、コンベア18の幅と略同じ長さで分離手段の先端が、コンベア18のベルト面に対し、ほぼメダル1枚分の厚さの距離を置いた位置で、コンベア18を横断する方向に垂下するように設けられている。
分別手段46はコンベア18の幅とほぼ同じ長さの磁石がコンベア18を横断する方向で設けられている。分離手段45と分別手段46とは一体的に形成されて、コンベアフレーム22に取り付けられている。
【0021】
これにより、コンベア18始端部に供給されたメダルが積み重なって搬送されてきても、分離部材によって1枚ずつに分離されて搬送され、メダル以外の鉄製の異物(ビスや鉄板等)がコンベア18上に存在していても分別手段46である磁石によって取り除かれ、装置の故障を防ぐことができるようになっている。
【0022】
洗浄手段4は、分離分別手段3の後方に設けられており、洗浄液塗布部47及び研磨部48で構成され、コンベアガイド19に取り付けられている。
洗浄液塗布部47は、後述するタンク6から供給される洗浄液を絶えずコンベア18のベルト面に供給するようになっており、図1、図2に示すように、コンベア18の全幅に跨った箱状部49を介して洗浄液が供給される。箱状部49はコンベア18に沿って傾斜し、その傾斜の下側の端壁が欠如し、上面壁の前半部が底側へ屈曲して底の端縁に接近しており、底の端縁が凹凸に形成され、流出する洗浄液が略平らで襞を有する形となって分離分別手段3の出口付近に達するようになっている。これにより分離分別手段3を出たコンベア18上のメダルに略均等に洗浄液が塗布される。
【0023】
研磨部48は、図1、図8に示すように、平板状をなし下面を研磨面50に形成され、洗浄液塗布部47の下側に配置された研磨部材51で構成され、研磨面50がコンベア18のベルト面と同じ材質の研磨材を取り付けて形成され、ベルト面とほぼ同じ幅を有し、多数の突起を有し、その研磨面50がコンベア18のベルト面と対向し、ベルト面との間にメダルを挟み込んで、洗浄液が塗布されたメダルの表面を研磨するようになっている。この研磨面50を有する研磨部材51は、コンベアガイド19に取り付けられている研磨部材支持部52によって、研磨面50がコンベア18のベルト面に対してほぼメダル1枚分の距離を置く位置に支持されるようになっている。研磨部材支持部52は、図9に見られるように、コンベアガイド19に固定された両側から内側へ突出した支持面53をL字型断面の部材により形成され、研磨部材51の両側縁を支持するようになっており、また洗浄手段4の箱状部49下面に取り付けられた板ばね54により研磨部材51を上側から支持面側に押圧するようになっている。そして研磨部材51にはコンベア18の始端側に下方へ折り曲げた折り曲げ縁55を有し、研磨部材51のコンベア進行方向の移動に対して、折り曲げ縁55が研磨部材支持部52の部材端に係合して係止される(図9(a)参照)。
【0024】
これにより、コンベア18により搬送されてきたメダル14は、研磨部材51の研磨面50とコンベア18のベルト面とに挟み込まれるが、コンベア18は駆動し続けているため、コンベア18のベルト面と研磨部材51の研磨面50の摩擦によって研磨されながら搬送される。なお、研磨部材51の研磨面50の材質がコンベア18のベルト面と同じ材質であるとメダルの両面にかかる摩擦力が双方でほぼ同じとなるため、メダルの両面をほぼ均等に研磨することができる。この時のメダルの搬送速度は、コンベア18の搬送速度の約1/2程になる。また、コンベア18のベルト面および研磨部材51の研磨面50に設けられている複数の突起は、各面の摩擦によってメダルの表面をブラシのように研磨する。
【0025】
また、研磨部材51は、コンベア18始端部に折り曲げ縁で研磨部材支持部52に引っかかり、板ばね54によって常にコンベア18のベルト面方向へ付勢されているので、コンベア18の動作でメダルを搬送し、コンベア18のベルト面と研磨部材51の研磨面50とでメダルの表面を研磨する時に研磨部材51がコンベア18の動作に伴って動くことが防止される。研磨部材51の研磨部材支持部52に引っかかっている折り曲げ縁55の部分を図9(b)の矢印56の方向に押し上げると、簡単に研磨部材51を矢印57の方向に引き抜いて取り外すことができ、研磨部材51を研磨部材支持部52と板ばね54の間に差し込むだけで簡単に固定することもできるので、研磨部材51の交換が容易である。
【0026】
研磨部材51のコンベア18終端部側には、図1、図10に示すように、乾燥手段5の近くまで板状の搬送ガイド機能を備えた搬送検知ガイド58が設けられており、コンベア18終端部から乾燥手段5へメダルを導く搬送路59を形成していると共に、搬送路59のメダルの詰まりを検知するようになっている。すなわち、搬送検知ガイド58の上部には、搬送検知ガイド58との距離によって搬送路59内のメダルの詰まりを検知する詰まり検知センサー60が設けられている。搬送検知ガイド58は、前記板ばね54で押圧されているから、これに抗して上方変位可能であり、その変位を検知センサー60が検知するようになっている。つまり、搬送検知ガイド58が詰まり検知センサー60の検知片を兼ねており、搬送路59内でメダルが詰まった場合には、メダルによって搬送検知ガイド58が押し上げられ、搬送検知ガイド58と詰まり検知センサー60の距離が小さくなることにより、詰まり検知センサー60が搬送路59内でメダルが詰まっていることを検知するようになっている。
【0027】
これにより、例えば搬送路59の幅方向端部でメダルが詰まった場合でも、メダルによって搬送検知ガイド58全体が押し上げられ、変位するので、搬送検知ガイド58と詰まり検知センサー60の間隔が狭まり、詰まり検知センサー60が搬送路59内のメダルの詰まりを検知して駆動源であるモータ27が停止する。これにより、メダルが詰まったままで後述する乾燥ローラ61、62が回転することを防ぎ、乾燥ローラ61、62の故障を防止できる。
なお、メダルの詰まりを検知した場合には、前述のモータ27を停止させる以外に、モータ27を逆回転させて詰まりを解消させてもよい。
【0028】
乾燥手段5は、コンベア18終端部の後方に設けられており、図1、図10に見られるように、上下に一対の乾燥ローラ61、62からなる。下側の乾燥ローラ61は、モータ27に連結される駆動ローラの役目をし、上側の乾燥ローラ62は、下側の乾燥ローラ61の回転に合わせて回転する従動ローラの役目をするようになっている。乾燥ローラ61の駆動には、コンベア18の駆動用モータ27を共用してある。すなわち、歯車30に噛み合う歯車63を乾燥ローラ61の回転軸に固定してある。
【0029】
乾燥ローラ61、62は、何れも同じ筒状の中央芯部64に吸水性の材料が巻き付けられた構成になっており、図2、図10に見られるように、回転軸65が乾燥ローラ61、62両側から夫々中央芯部64に差し込まれ、乾燥ローラが空回りしないようピン66によって乾燥ローラの中央芯部64と回転軸65が固定され、回転軸65の両端には回転軸受67(外輪付きの軸受)が取り付けられている。そして、この乾燥ロ−ラ61、62は、搬送路59によってコンベア18から導かれたメダルを挟持して回転するように押圧付勢された状態で、図11(d)に示すように、ローラ支持ガイド68と、ローラ固定部材69と、固定具70と、により回転軸受67の外周部分を固定状態に支持されている。
【0030】
ローラ支持ガイド68は、本体フレーム1の後端に折り曲げ部で形成された斜面71、72が後方に開いた位置関係で、下側乾燥ローラ61の回転軸受67外周に当接するように設けてある。斜面71は上方伸延部が固定された状態の上側乾燥ローラ62の回転軸受67にも当接するようになっている。そして更にその上方の伸延している部分にローラ固定状態では回転軸受67と当接しない案内斜面73を設けてある。案内斜面73は案内付勢部として設けたものである。
ローラ固定部材69は、上側乾燥ローラ62の両端の回転軸受67外周に対応して本体フレーム1に軸74により回動可能に支持されたレバー状部75を両側に有しており、双方のレバー状部75の間を双方が同様に回動するように板状体76で連結してあり、双方のレバー状部75の先端部に、図11(c)、(d)に見られるように、上側乾燥ローラ62の回転軸受67外周を後方から押圧する傾斜部77を有している。この傾斜部77は固定具70で係止される位置まで回動する際に上側乾燥ローラ62の回転軸受67を下側乾燥ローラ61側へ押圧していく案内付勢部として設けてある。
【0031】
固定具70は、図11に見られるように、本体フレーム1後端部上方位置に一端を回動可能に軸支持された板状のカバー部材78の他端縁に鉤状部79を屈曲形成されたもので、その鉤状部79がローラ固定部材69の設けられている板状体76を係止するように設けてある。その係止状態は、ローラ固定部材69が回動して、上側乾燥ローラ62が所定量下側乾燥ローラ61に押圧付勢された状態となる位置(図11(d)参照)である。
【0032】
乾燥ローラ61、62を本体フレーム1に取り付けるには、図11に示すように、乾燥ローラ61、62の回転軸65の両端に夫々回転軸受67を装着し、下側の乾燥ローラ61の回転軸受67をローラ支持ガイド68の斜面71、72間に挿入して下側の乾燥ローラ61を本体フレーム1に支持させる(同図(a)参照)。そして、上側の乾燥ローラ62を下側の乾燥ローラ61に接触するようにローラ固定部材69上に載せ(図11(b)参照)、ゆっくりとローラ固定部材69をローラ支持ガイド68側へ回動させる。すると、ローラ固定部材69上の上側乾燥ローラ62の回転軸受67が、ローラ支持ガイド68の案内斜面73とローラ固定部材69の傾斜部77に挟まれて保持される(図11(c)参照)。更にローラ固定部材69を回動し、ローラ支持ガイド68側へ押し付けると、上側の乾燥ローラ62の回転軸受67は、ローラ支持ガイド68の案内斜面73とローラ固定部材69の傾斜部77とをすべるように移動し、途中で案内斜面73から傾斜面71の上方部に当接位置が変わり、下側の乾燥ローラ61方向へゆっくりと付勢されていく。そして、ローラ支持ガイド68とローラ固定部材69に挟まれて、上側乾燥ローラ62の回転軸受67が所定の支持位置に支持された後、固定具70によってローラ固定部材69を固定すると、乾燥ローラ61、62は本体フレーム1に取り付けられる。なお、固定具70は、乾燥ローラ61、62の弾性によるローラ固定部材69を開く方向の反力で固定位置に保持される。このように支持された上下の乾燥ローラ61、62の出口側、つまり繰り出し側には本体フレーム1の遊技媒体排出口17が位置している。
なお、前記案内付勢部としての斜面73、77は、ローラ支持ガイド68とローラ固定部材69との双方に設けたが、いずれか一方に設けても角度や位置を適切に決めれば略同じ案内付勢作用をさせることができる。
【0033】
乾燥ローラ61、62の表面の吸水性の材料によって乾燥されたメダルは、乾燥ローラ後方の遊技媒体排出口17へ搬送され、そこからホッパー16へと排出されてメダルの洗浄が終了する。乾燥ローラ61、62に吸収された洗浄液は、乾燥ローラの付勢によってその入口側へ絞り出され、乾燥ローラ61、62下方の本体フレーム1の樋部10へ排出される。
【0034】
タンク6は、本体フレーム1下部に設けられ、洗浄液を貯留する箱型形状とされている。タンク6には、図12に示すように、タンク6内容積の8分目程まで給水部材であるスポンジ80が充填されている。このスポンジ80は、タンク内形状に合わせた形状のものとされており、上下二つの部分81、82に分かれており、上部のスポンジ81は目が細かく、洗浄装置から回収されてきた洗浄液から不純物を取り除くフィルタの役目をしている。また下部のスポンジ82は、目が粗く、スポンジの飽和給水量近くまで洗浄液を吸収して保持している。これによってタンク6が振動した場合でも、洗浄液はスポンジに吸収されているためこぼれ難く、洗浄手段4から洗浄液がタンク6上部へ回収されてきても上部のスポンジ81によって吸収され、洗浄液が撥ね返りにくくなっている。また、装置本体からビスやメダル等の異物がタンクに落下してきても、スポンジの上面で洗浄液と分離されて残るので、容易に取り除くことができるようになっている。
【0035】
洗浄液塗布部47へ洗浄液を供給するホース83の吸い込み側端は下部のスポンジ82に差し込まれ、タンクの下部付近に達しておりおり、下部のスポンジ82に吸収されている洗浄液を洗浄液供給手段であるポンプ84によって吸出し、ホース85を介して洗浄液塗布部47へ供給する。ポンプ84は本体フレーム1内のタンク6近くの適所に設けられている。また、コンベア18や乾燥ローラ61、62から排出された洗浄液は洗浄液回収手段である本体フレーム1の樋部10を伝って、本体フレーム1の樋部10の開口13から、タンク6上部へ回収される。回収された洗浄液は、上部のスポンジ81により不純物を取り除かれ、下部のスポンジ82へと送られる。
【0036】
スポンジ80を供給側と回収側の2つに分割しなくても洗浄液のこぼれ抑制の効果は得られるが、スポンジ80を供給側と回収側の2つに分割することで洗浄液中の不純物によってスポンジが汚れた場合であっても上部のスポンジ81を交換あるいは洗浄するだけでよく、メンテナンスが容易になるため、本実施の形態では、スポンジ80を二つにして使用している。また、スポンジ81、82が一体の場合は、一体のスポンジに飽和吸水量近くまで洗浄液を吸収させていると、回収されてきた洗浄液を充分に吸収できなくなってしまう恐れがあるので、ある程度の余裕を持たせた状態(スポンジの上部付近が洗浄液を吸収していない状態)にしておくとよい。
また、上部のスポンジ81の形状を、中央部を低く、端部を高く形成すれば、回収された洗浄液が、確実に上部のスポンジ81に吸収され、洗浄液に含まれる不純物をより確実に取り除くことができる。
【0037】
また別に、図13に示すように、スポンジ80を左右2つの部分86、87にし、一方のスポンジ87から洗浄液を供給し、もう一方のスポンジ86へ洗浄液を回収するようにしてもよい。この場合は、回収された洗浄液をスポンジ86内に差し込んだパイプ88でタンク6に戻す構成とし、そのスポンジ86で異物を捕獲するようにする。
【0038】
その他の実施の形態として次のような構成も考えられる。その概略は、前記実施の形態と同様に、遊技島や遊技機、遊技媒体貸出機等から回収されてきた遊技媒体であるメダルを搬送手段で搬送し、搬送中に、洗浄液を使用する洗浄手段で洗浄し、乾燥手段でメダルの洗浄液を除去して乾燥させる構成の遊技媒体洗浄装置である。以下の説明において前記実施の形態と同等部分は同一図面符号で示してある。
【0039】
この遊技媒体洗浄装置は、図14〜図24に示すように、本体フレーム1、搬送手段2(コンベア18)、分離分別手段3、洗浄手段4(洗浄液塗布部47、研磨部48)、乾燥手段5、洗浄手段4に付随したタンク6等で構成されており、以下これらについて説明する。
【0040】
本体フレーム1は、図14、図15に示すように、傾斜した樋部10が、脚部11、12で支持された構成である。樋部10は、傾斜した下方の端部に下方に開口した開口13を有している。また、本体フレーム1には、樋部10の下流側上方位置に遊技機等から回収されてきた遊技媒体であるメダル14を装置内に投入する遊技媒体投入口15が設けられている。その投入は、例えばリフトによって行われる。そして、樋部10の傾斜した上方の端部には洗浄されたメダル14をホッパー16に排出する遊技媒体排出口17が設けられている。
【0041】
搬送手段2は、遊技媒体洗浄装置内でメダル14を載置して搬送するもので、大部分がコンベア18で構成され、遊技媒体排出口17直前の部分が乾燥手段5の乾燥ローラで構成されている。図14に示すように、コンベア18は、樋部10の底から上方へ離れた位置に、樋部10にほぼ平行に傾斜し、下方の端部を始端側として本体フレーム1に着脱自在に設けられ、その始端部が前記投入口15の下側に位置し、終端部が前記排出口17に近いところに位置している。コンベア18の両側面には、コンベア18からメダルがこぼれるのを防止するためのコンベアガイド19が取り付けられている。コンベア18の始端部を傾斜させているのは、コンベア18上のメダル14が積み重なっていても、積み重なったメダルが滑り落ちることでメダルを1枚ずつに分離しやすくするためである。
【0042】
また、コンベア18の終端部上部には、コンベア18終端部付近を軸として回動し、後述の研磨部材51をコンベア18と共に挟み込んで固定すると共に、コンベア18が上方向へ動かないように規制する上部フレーム89が設けられている。
上部フレーム89には、後述するメダルに洗浄液を塗布する洗浄液塗布部47と、メダルのつまりを検知する詰まり検知センサー60、研磨部材51をコンベア18のベルト面方向へ付勢する板ばね54と、上部フレーム89が研磨部材51を挟み込んだ位置で固定する上部フレーム係合部89a(図16a参照)が取り付けられている。
【0043】
コンベア18は、図14〜図18に見られるように、駆動ローラ20や従動ローラ21が取り付けられたコンベアフレーム22と、駆動ローラ20および従動ローラ21に張設された無端ベルト23から成っている。コンベアフレーム22は、上部コンベアフレーム24と下部コンベアフレーム25との2つの部分が端部の連結部26で連結され、コンベアフレーム22が本体フレーム1から分離しているときには、連結部26を軸として自由に折り曲げることができるようになっている。この傾斜して設けられるコンベアフレーム22の上側端に駆動ローラ20が設けられ、本体フレーム1に設けてあるモータ27で歯車28、29、30、31を介して駆動される。コンベアフレーム22の下側端には、図17に示すように、従動ローラ21が、張設される無端ベルトの張力を設定するテンションばね32と共に設けられている。テンションばね32は下部コンベアフレーム25に設けたばね受33と従動ローラ21の軸受け部に設けたばね受け34との間に配置してある。
【0044】
上部コンベアフレーム24には、図16(a)及び図18に示すように、本体フレーム1にコンベアフレーム22を装着するための鉤形のフレーム係合部35と、研磨部材41を取り付ける研磨部材係合ピン90が設けられており、本体フレーム1には、図16及び図18に示すように、コンベアフレーム22のフレーム係合部35を挿入するためのフレーム係合穴36との間にはまり込み、コンベアフレーム22を本体フレーム1に固定するフレーム固定具37が設けられ、フレーム固定具37には、上部フレーム89に設けられている上部フレーム係合部89aの上方に位置して上部フレーム89が研磨部材51を挟み込んだ位置から回動しないように固定する固定位置(図18(c)の状態)とフレーム係合部35とフレーム係合穴36の間から退避してコンベアフレーム22と本体フレーム1とを分離すると共に、上部フレーム係合部89aの上部から退避して、上部フレーム89を回動可能にする解除位置(図18(a)、(b)の状態)との2位置へ移動可能になっている。
【0045】
これにより、コンベア18を本体フレーム1に取り付ける場合には、図16(a)、(b)、(c),(d)に示すように、まずフレーム固定具37を解除位置へ移動させておくと共に、上部フレーム89をコンベアフレーム22の取り付け位置から回動させて退避させておく。そして、上部コンベアフレーム24に設けられている研磨部材係合ピン90に後述する研磨部材51を取り付けたコンベア18の中央部付近を矢印38の方向に押さえ(図16(b)参照)、コンベアフレーム22を真っ直ぐにしながら、上部コンベアフレーム24のフレーム係合部35を本体フレーム1のフレーム係合穴36に合わせてはめ込み(図16(c)参照)、上部フレーム89を研磨部材51がコンベアフレーム22との間に挟み込まれる位置まで回動させる。そして、フレーム固定具37を、図16(c)に示す矢印39の方向に移動させると、フレーム固定具37が固定位置でフレーム係合部35とフレーム係合穴36の間にはまり込むと共に、上部フレーム固定部37aが上部フレーム係合部89aの上方に位置し、コンベア18を本体フレームに固定すると共に、無端ベルト23が張られる反力でフレーム係合部35が脱出しようとする作用力に抗してフレーム固定具37がフレーム係合部35を係止し、上部フレーム89が上方へ回動しないように固定すると共に、上部フレーム89に設けられている板ばね54の反力で、上部フレーム89が上方へ回動しようとする作用力に抗してフレーム固定具37の上部フレーム固定部37aが上部フレーム係合部89aを係止する(図16(d)の状態)。コンベア18を取り外す場合には、フレーム固定具37を解除位置へ移動させてフレーム係合部35とフレーム係合穴36の間からフレーム固定具37を退避させると共に、上部フレーム係合部89aの上方から上部フレーム固定部37aを退避させる。そして、上部フレームを回動させて、コンベアフレーム22の取り付け位置から退避させると、コンベアフレーム22に調節されている無端ベルト23の伸縮作用によってコンベアフレーム22が折れ曲がり、フレーム係合部35がフレーム係合穴36から離脱してコンベア18が取り外される。
【0046】
本体フレーム1からコンベアを取り外した時には、無端ベルト23の張力でコンベアフレーム22が連結部分で折り曲げられ、コンベア18に張設されている無端ベルト23の張力が緩み、更にコンベアフレーム22を折り曲げることによって、無端ベルト23がコンベアフレーム22から垂れ下がった状態となり、コンベアフレーム22から無端ベルト23を容易に取外すことができるようになる(図17参照)。
【0047】
このようにコンベア18装着時には、コンベア18中央部を押さえてフレーム係合部35をフレーム係合穴36に挿入するだけで、簡単にコンベア18が本体フレーム1に装着固定され、コンベア18を取り外すときにはフレーム固定具37を解除位置に移動させるだけで簡単にコンベア18が本体フレーム1から取り外される。そして、取り外されたコンベアフレーム22をさらに折り曲げることにより、コンベアフレーム22に張設されている無端ベルト23も容易に取外すことができる。
【0048】
コンベア18に使用されている無端ベルト23は、多数の突起を備えたゴムベルト(材質はPVC)であり、この突起はメダルを滑り難くすると共に、メダルを研磨する場合にブラシのようにメダルの表面を研磨できるようになっている。
【0049】
また、コンベア18の始端部付近にはこぼれ防止ガイド42が設けられており、遊技媒体投入口15から投入されたメダルがコンベア18の始端部側からこぼれるのを防ぎ、図14、図15に示すように、コンベア18のベルト面に近接する位置でコンベア18の幅に合わせて横設されている。こぼれ防止ガイド42とコンベア18のベルト面との接近部分では、こぼれ防止ガイド42にメダルが通過しない程度の切欠43がいくつか設けられ、コンベア18上の異物や洗浄液が切欠43ら排出されるようになっている。そして、こぼれ防止ガイド42からコンベア18進行方向に少し離れた後方には、メダルリミットセンサー44が設けられており、遊技島等から回収されてきたメダルの供給量が遊技媒体洗浄装置の処理能力より多く、リミットセンサー44の位置までコンベア18上にメダルが蓄積されると、それを検知して遊技媒体洗浄装置へのメダルの供給を停止させるようになっている。
【0050】
分離分別手段3は、コンベア18の中央付近の上部に設けられており、図14、図15に示すように、コンベア上に積み重なって載置されたメダルを1枚ずつに分離する分離手段45と、コンベア上の鉄製の異物(ビスや鉄板)を取り除く分別手段46を備えた構成である。
分離手段45は、コンベア18のベルト面と同じ材質のゴムベルトで構成され、コンベア18の幅と略同じ長さで分離手段の先端が、コンベア18のベルト面に対し、ほぼメダル1枚分の厚さの距離を置いた位置で、コンベア18を横断する方向に垂下するように設けられている。
分離手段45をゴムベルトとすることで、メダルが分離手段とコンベアの間に咬み込んだ場合でも分離手段が弾性変形してコンベアのベルト面を傷つけることを防ぐことができる。
分別手段46はコンベア18の幅とほぼ同じ長さの磁石がコンベア18を横断する方向で設けられている。分離手段45と分別手段46とは一体的に形成されて、コンベアフレーム22に取り付けられている。
【0051】
これにより、コンベア18始端部に供給されたメダルが積み重なって搬送されてきても、分離部材によって1枚ずつに分離されて搬送され、メダル以外の鉄製の異物(ビスや鉄板等)がコンベア18上に存在していても分別手段46である磁石によって取り除かれ、装置の故障を防ぐことができるようになっている。
【0052】
洗浄手段4は、分離分別手段3の後方に設けられており、洗浄液塗布部47及び研磨部48で構成され、洗浄液塗布部47は、上部フレーム89に設けられ、研磨部48は、研磨部材係合ピン90によってコンベアフレーム22に取り付けられている。
洗浄液塗布部47は、後述するタンク6から供給される洗浄液を絶えずコンベア18のベルト面に供給するようになっており、図14、図15に示すように、コンベア18の全幅に跨った箱状部49を介して洗浄液が供給される。箱状部49はコンベア18の始端部側の下側端縁に洗浄液を流出する複数の穴が横一列に設けられており、流出した洗浄液は、研磨部材51の上面を伝って、分離分別手段3の出口付近に達するようになっている。
【0053】
研磨部材51は、図14、図19、図20に示すように、洗浄液塗布部47の上部フレーム89とコンベア18の間に挟まれた位置に配置され、両端の研磨部材ガイド部51bと、コンベア18のベルト面と略同幅で同じ材質の研磨材が取り付けられて研磨面50が形成されている中央部とで構成されている。研磨面50は、ベルト面と対向し、ベルト面との間にメダルを挟みこんで洗浄液が塗布されたメダルの表面を研磨するようになっている。研磨面50は、研磨部材ガイド部51bによってコンベア18のベルト面に対して略メダル1枚分の距離を置く位置に保持されるようになっており、研磨部材51の両端に設けられた、研磨部材係合穴51aによってコンベアフレーム22に設けられている研磨部材係合ピン90に取り付けられるようになっている。また、上部フレーム89下面に取り付けられている板ばね54によって研磨部材51をコンベアフレーム22に押圧するようになっている。
このようにコンベアフレーム22に直接研磨部材51を取り付けることにより、前述した実施の形態のように、研磨部材51を研磨部材支持部52によって支持するものに比べ、研磨面50とベルト面の距離の誤差を少なくすることができる。
【0054】
これにより、コンベア18により搬送されてきたメダル14は、研磨部材51の研磨面50とコンベア18のベルト面とに挟み込まれるが、コンベア18は駆動し続けているため、コンベア18のベルト面と研磨部材51の研磨面50の摩擦によって研磨されながら搬送される。なお、研磨部材51の研磨面50の材質がコンベア18のベルト面と同じ材質であるとメダルの両面にかかる摩擦力が双方でほぼ同じとなるため、メダルの両面をほぼ均等に研磨することができる。この時のメダルの搬送速度は、コンベア18の搬送速度の約1/2程になる。また、コンベア18のベルト面および研磨部材51の研磨面50に設けられている複数の突起は、各面の摩擦によってメダルの表面をブラシのように研磨する。
【0055】
研磨部材51のコンベア18終端部側には、図14、図19、図20に示すように、乾燥手段5の近くまで板状の搬送ガイド機能を備えた搬送検知ガイド58が設けられており、コンベア18終端部から乾燥手段5へメダルを導く搬送路59を形成していると共に、搬送路59のメダルの詰まりを検知するようになっている。すなわち、搬送検知ガイド58の上部には、搬送検知ガイド58との距離によって搬送路59内のメダルの詰まりを検知する詰まり検知センサー60が設けられている。搬送検知ガイド58は、前記板ばね54で押圧されているから、これに抗して上方変位可能であり、その変位を検知センサー60が検知するようになっている。つまり、搬送検知ガイド58が詰まり検知センサー60の検知片を兼ねており、搬送路59内でメダルが詰まった場合には、メダルによって搬送検知ガイド58が押し上げられ、搬送検知ガイド58と詰まり検知センサー60の距離が小さくなることにより、詰まり検知センサー60が搬送路59内でメダルが詰まっていることを検知するようになっている。
【0056】
これにより、例えば搬送路59の幅方向端部でメダルが詰まった場合でも、メダルによって搬送検知ガイド58全体が押し上げられ、変位するので、搬送検知ガイド58と詰まり検知センサー60の間隔が狭まり、詰まり検知センサー60が搬送路59内のメダルの詰まりを検知して駆動源であるモータ27が停止する。これにより、メダルが詰まったままで後述する乾燥ローラ61、62が回転することを防ぎ、乾燥ローラ61、62の故障を防止できる。
なお、メダルの詰まりを検知した場合には、前述のモータ27を停止させる以外に、モータ27を逆回転させて詰まりを解消させてもよい。
【0057】
乾燥手段5は、コンベア18終端部の後方に設けられており、図14、図21に見られるように、上下に一対の乾燥ローラ61、62からなる。下側の乾燥ローラ61は、モータ27に連結される駆動ローラの役目をし、上側の乾燥ローラ62は、下側の乾燥ローラ61の回転に合わせて回転する従動ローラの役目をするようになっている。乾燥ローラ61の駆動には、コンベア18の駆動用モータ27を共用してある。すなわち、歯車30に噛み合う歯車63を乾燥ローラ61の回転軸に固定してある。
【0058】
乾燥ローラ61、62は、何れも同じ筒状の中央芯部64に吸水性の材料が巻き付けられた構成になっており、図14、図15、図21に見られるように、回転軸65が乾燥ローラ61、62両側から夫々中央芯部64に差し込まれ、乾燥ローラが空回りしないようピン66によって乾燥ローラの中央芯部64と回転軸65が固定され、回転軸65の両端には回転軸受67(外輪付きの軸受)が取り付けられている。そして、この乾燥ロ−ラ61、62は、搬送路59によってコンベア18から導かれたメダルを挟持して回転するように押圧付勢された状態で、図21(d)に示すように、ローラ支持ガイド68と、ローラ固定部材69と、固定具70と、により回転軸受67a、67bの外周部分を固定状態に支持されている。
【0059】
ローラ支持ガイド68は、本体フレーム1の後端に折り曲げ部で形成された斜面71、72が後方に開いた位置関係で、下側乾燥ローラ61の回転軸受67b外周に当接するように設けてある。斜面71は上方伸延部が固定された状態の上側乾燥ローラ62の回転軸受67aにも当接するようになっている。そして更にその上方の伸延している部分にローラ固定状態では回転軸受67aと当接しない案内面73を設けてある。案内面73は案内付勢部として設けたものである。
ローラ固定ガイド69は、上側乾燥ローラ62の両端の回転軸受67a外周に対応して本体フレーム1に軸74により回動可能に支持されたレバー状部75の先端部に、図21(c)、(d)にみられるように、上側乾燥ローラ62の回転軸受67aの後方から押圧する傾斜部77aと、下側乾燥ローラ61の回転軸受67bを後方から固定する傾斜部77bを有している。上部乾燥ローラ62の回転軸受67を後方から押圧する傾斜部77aは、固定具70で係止される位置まで回動する際に上側乾燥ローラ62の回転軸受67aを下側乾燥ローラ61側へ押圧していく案内付勢部として設けてある。
下側乾燥ローラ61を固定する傾斜部77bを設けることにより、下側乾燥ローラ61が回転する際に、乾燥ローラ61、62同士の弾性によって位置がずれるのを防ぐことができ、乾燥ローラ61、62を安定して回転させて遊技媒体から洗浄液を除去することができる。
【0060】
乾燥ローラ61、62を本体フレーム1に取り付けるには、図21に示すように、乾燥ローラ61、62の回転軸65の両側に夫々回転軸受67a、67bを装着し、下側の乾燥ローラ61の回転軸受67bをローラ支持ガイド68の斜面71、72間に挿入して下側の乾燥ローラ61を本体フレーム1に支持させる(図21(a)参照)。そして上側の乾燥ローラ62を下側の乾燥ローラ61に接触するようにローラ固定部材69上に載せ(図21(b)参照)、ゆっくりとローラ固定部材69をローラ支持ガイド68側へ回動させる。すると、ローラ固定部材69上の上側乾燥ローラ62の回転軸受67aが、ローラ支持ガイド68の案内斜面73とローラ固定部材69の上方側の傾斜部77aに挟まれて保持される(図21(c)参照)。更にローラ固定部69を回動し、ローラ支持ガイド68側へ押し付けると、ローラ固定部材69の下方側の傾斜部77bが、ローラ支持ガイド68の傾斜面71、72と共に下側乾燥ローラ61の回転軸受67bを挟み込んで固定し、上側乾燥ローラ62の回転軸受67aは、ローラ支持ガイド68の案内斜面73とローラ固定部材69の上方側の傾斜部77aとをすべるように移動し、途中で案内斜面73から斜面71の上方部に当接位置が変わり、下側乾燥ローラ61方向へゆっくりと付勢されていく。そして、ローラ支持ガイド68とローラ固定部材69に挟まれて、上側乾燥ローラ62の回転軸受67aが所定の指示位置に支持された後、固定具70によってローラ固定部材69を固定すると、乾燥ローラ61、62は本体フレーム1に取り付けられる。
このように支持された上下の乾燥ローラ61、62の出口側、つまり繰り出し側には本体フレーム1の遊技媒体排出口が位置している。
なお、前記案内付勢部として斜面73、77aは、ローラ支持ガイド68とローラ固定部材69との双方に設けたが、いずれか一方に設けても角度や位置を適切に決めれば略同じ案内付勢作用をさせることができる。
【0061】
乾燥ローラ61、62の表面の吸水性の材料によって乾燥されたメダルは、乾燥ローラ後方の遊技媒体排出口17へ搬送され、そこからホッパー16へと排出されてメダルの洗浄が終了する。乾燥ローラ61、62に吸収された洗浄液は、乾燥ローラの付勢によってその入口側へ絞り出され、乾燥ローラ61、62下方の本体フレーム1の樋部10へ排出される。
【0062】
タンク6は、本体フレーム1下部に設けられ、洗浄液を貯留する箱型形状とされている。タンク6には、図22に示すように、タンク6内容積の8分目程まで給水部材であるスポンジ80が充填されている。このスポンジ80は、タンク内形状に合わせた形状のものとされており、上下二つの部分81、82に分かれており、上部のスポンジ81は目が細かく、洗浄装置から回収されてきた洗浄液から不純物を取り除くフィルタの役目をしている。また下部のスポンジ82は、目が粗く、スポンジの飽和給水量近くまで洗浄液を吸収して保持している。これによってタンク6が振動した場合でも、洗浄液はスポンジに吸収されているためこぼれ難く、洗浄手段4から洗浄液がタンク6上部へ回収されてきても上部のスポンジ81によって吸収され、洗浄液が撥ね返りにくくなっている。また、装置本体からビスやメダル等の異物がタンクに落下してきても、スポンジの上面で洗浄液と分離されて残るので、容易に取り除くことができるようになっている。
【0063】
タンク6内に充填されているスポンジ80のホース83の挿入位置には、ホース83を挿入するための切欠80aが設けられており(図23参照)、ホース83にスポンジ80が接しないようになっている。これにより、洗浄液の交換あるいは、スポンジ80の交換のため、タンク6を取り外す場合にも容易にホース83の抜き差しが可能となる。
そしてホース83を隔離するようにスポンジ80の切欠80a面には、上部のスポンジ81からの洗浄液の流入を防ぐため、スポンジ80の切欠80a面と同形状で、タンク6内に充填されているスポンジ80の高さよりやや高い洗浄液ガイド部材91(図24参照)が設けられている。洗浄液ガイド部材91には、下部のスポンジ82の高さ付近まで洗浄液を透過させる透過穴91aが複数設けられており、これによって、例えば、回収されてきた洗浄液が上側のスポンジにうまく吸収されなかったとしてもホース83の挿入位置に回収されたばかりの洗浄液が流入することがなく、下部のスポンジ82のみから洗浄液がホース83へと供給されるようになっている。また、ホース83を直接スポンジ80に挿入する場合に比べて、洗浄液を吸入する際に空気を一緒に吸入してしまうことも防ぐことができる。
【0064】
洗浄液塗布部47へ洗浄液を供給するホース83の吸い込み側端は、図22に示すように、洗浄液ガイド部材91とタンクの角部で囲まれる部分に差し込まれ、タンクの下部付近に達しており、実質的に下部のスポンジ82に差し込まれ、下部のスポンジ82に吸収されている洗浄液を洗浄液供給手段であるポンプ84によって吸出し、ホース85を介して洗浄液塗布部47へ供給する。ポンプ84は本体フレーム1内のタンク6近くの適所に設けられている。また、コンベア18や乾燥ローラ61、62から排出された洗浄液は洗浄液回収手段である本体フレーム1の樋部10を伝って、本体フレーム1の樋部10の開口13から、タンク6上部へ回収される。回収された洗浄液は、上部のスポンジ81により不純物を取り除かれ、下部のスポンジ82へと送られる。
【0065】
前記実施の形態において、洗浄液を使用する洗浄装置を示したが、場合によっては洗浄液を使用しない構成の洗浄装置とすることもある。
【0066】
【発明の効果】
本発明は、遊技媒体洗浄装置の搬送手段を構成するコンベアの無端ベルトを簡単に交換できる効果を奏する。更に、本発明は、コンベアのベルト交換をより簡単に行うことができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す概略縦断側面図である。
【図2】図1の矢印A方向に見た概略平面図である。
【図3】同実施の形態におけるコンベアの取り付け過程を順次示し、(a)、(b)は夫々異なる段階の概略側面図である。
【図4】同実施の形態におけるコンベアの取り付け過程を図3に続いて順次示し、(a)、(b)は夫々異なる段階の概略側面図である。
【図5】同実施の形態におけるコンベアの折り曲げられる状態を示す概略側面図である。
【図6】同実施の形態におけるコンベアフレームを取り付け部分に取り付ける過程を示し、(a)〜(c)は夫々異なる段階の部分拡大斜視図である。
【図7】本発明におけるコンベアフレームを取り付ける構成の、他の実施の形態を示す部分拡大斜視図である。
【図8】前記実施の形態における研磨部材を示し(a)は概略平面図、(b)はその側面図である。
【図9】同実施の形態における取り付けられた研磨部材を取り外す過程を示し、(a)は取り付けた状態の部分斜視図、(b)取り外し始めの状態を示す部分図斜視図である。
【図10】同実施の形態における洗浄手段の出口付近にメダルが詰まった状態を示す概略の部分拡大側面図である。
【図11】同実施の形態における乾燥ローラを取り付ける過程を示し、(a)、(b)、(c)は順次異なる段階の主要部側面図、(d)は取り付けられた状態を示す主要部側面図である。
【図12】同実施の形態におけるタンクを示す概略縦断側面図である。
【図13】本発明におけるタンク部分の、他の実施の形態を示す概略縦断側面図である。
【図14】本発明の、その他の実施の形態を示す概略縦断側面図である。
【図15】図14の矢印B方向に見た概略平面図である。
【図16】同その他の実施の形態におけるコンベアの取り付け過程を順次示し、(a)〜(d)は夫々異なる段階の概略側面図である。
【図17】同その他の実施の形態におけるコンベアの折り曲げられる状態を示す概略側面図である。
【図18】同その他の実施の形態におけるコンベアフレームを取り付け部分に取り付ける過程を示し、(a)〜(c)は夫々異なる段階の部分拡大斜視図である。
【図19】同その他の実施の形態における研磨部材を示し、(a)は概略平面図、(b)はその側面図である。
【図20】同その他の実施の形態における研磨部材の取り付け過程を示し、(a)は取り付け前の状態を示す部分図斜視図、(b)は取り付けた状態の部分斜視図である。
【図21】同その他の実施の形態における乾燥ローラを取り付ける過程を示し、(a)、(b)、(c)は順次異なる段階の主要部側面図、(d)は取り付けられた状態を示す主要部側面図である。
【図22】同その他の実施の形態におけるタンクとその内部を示す概略斜視図である。
【図23】同その他の実施の形態におけるタンクに使用するスポンジを示す概略斜視図である。
【図24】同その他の実施の形態におけるタンクに使用する洗浄液ガイド部材を示す概略斜視図である。
【符号の説明】
1 本体フレーム
2 搬送手段
3 分離分別手段
4 洗浄手段
5 乾燥手段
6 タンク
10 樋部
11、12 脚部
13 開口
14 メダル
15 投入口
16 ホッパー
17 排出口
18 コンベア
19 コンベアガイド
20 駆動ローラ
21 従動ローラ
22 コンベアフレーム
23 無端ベルト
24 上部コンベアフレーム
25 下部コンベアフレーム
26 連結部
27 モータ
28、29、30、31 歯車
32 テンションばね
33、34 ばね受
35 フレーム係合部
36 フレーム係合穴
37 フレーム固定具
37a 上部フレーム固定部
38、39 矢印
40 ばね
41 傾斜部
42 こぼれ防止ガイド
43 切欠
44 リミットセンサー
45 分離手段
46 分別手段
47 洗浄液塗布部
48 研磨部
49 箱上部
50 研磨面
51 研磨部材
51a 研磨部材係合穴
51b 研磨部材ガイド部
52 研磨部材支持部
53 支持面
54 板ばね
55 折り曲げ縁
56、57 矢印
58 搬送検知ガイド
59 搬送路
60 詰まり検知センサー
61、62 乾燥ローラ
64 中央芯部
65 回転軸
66 ピン
67 回転軸受
67a 上側乾燥ローラ回転軸受
67b 下側乾燥ローラ回転軸受
68 ローラ支持ガイド
69 ローラ固定部材
70 固定具
71、72 傾斜面
73 案内斜面
74 軸
75 レバー状部
76 板状体
77 傾斜部
77a 上側乾燥ローラ用傾斜部
77b 下側乾燥ローラ用傾斜部
78 カバー部材
79 鉤状部
80 スポンジ
80a 切欠
81 上部のスポンジ
81a 切欠
82 下部のスポンジ
82a 切欠
83 ホース
84 ポンプ
85 ホース
86 左のスポンジ
87 右のスポンジ
88 パイプ
89 上部フレーム
89a 上部フレーム係合部
90 研磨部材係合ピン
91 洗浄液ガイド部材
91a 透過穴

Claims (1)

  1. 遊技媒体が投入される投入口と、遊技媒体が排出される排出口と、遊技媒体を洗浄する洗浄手段と、前記投入口から前記洗浄手段を経由して前記排出口へ遊技媒体を搬送する搬送手段と、を備えた遊技媒体洗浄装置において、
    前記搬送手段の少なくとも一部が、前記遊技媒体を載置して搬送する無端ベルトと、その無端ベルトを張設されたコンベアフレームとからなるコンベアで構成され、
    前記コンベアフレームが取付けられる本体フレームを備え、
    前記コンベアフレームが、長手方向の途中を連結部で連結された少なくとも2部材で構成され、本体フレームから取り外した状態で前記連結部が前記無端ベルトを着脱できるように折曲げ自在であると共に、
    前記本体フレームに設けたフレーム係合穴と、前記少なくとも2部材で構成されるコンベアフレームを折り曲げた状態から直線状に伸ばして行くにつれて、前記フレーム係合穴に挿入されて、これを通過した状態において前記フレーム係合穴と非係合で前記フレーム係合穴との間に隙間を有するフレーム係合部と、前記フレーム係合穴に挿入された前記フレーム係合部と前記フレーム係合穴との間の前記隙間にはまり込み、前記本体フレームと前記フレーム係合部とに接触して、前記コンベアフレームを前記本体フレームに固定するフレーム固定具とからなる係合部を備え、その係合部が前記コンベアフレームを前記本体フレームに固定した状態とされることにより、前記コンベアフレームを直線状にして、前記無端ベルトを張設状態とする
    遊技媒体洗浄装置。
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