JP2000024293A - 遊技用コインの清浄化装置 - Google Patents
遊技用コインの清浄化装置Info
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- JP2000024293A JP2000024293A JP10197835A JP19783598A JP2000024293A JP 2000024293 A JP2000024293 A JP 2000024293A JP 10197835 A JP10197835 A JP 10197835A JP 19783598 A JP19783598 A JP 19783598A JP 2000024293 A JP2000024293 A JP 2000024293A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B1/00—Cleaning by methods involving the use of tools
- B08B1/20—Cleaning of moving articles, e.g. of moving webs or of objects on a conveyor
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】清浄化手段を容易に交換しうるようにする。
【解決手段】搬送方向に沿う搬送ベルト4と、これに対
向して配置される案内体2とを有し、かつ案内体2は搬
送方向に沿う案内溝2A,2Aを搬送方向に対して横並
びで2列有し、遊技用コインM,Mの外縁面が搬送ベル
ト4表面および案内溝2A,2Aの底に当接した状態で
搬送ベルト4を移動させることによって、各案内溝2
A,2Aあたり1枚の遊技用コインMのみを転動させな
がら搬送させるように構成するとともに、案内体2にお
ける少なくとも案内溝2A,2A側の表面をその表面形
状に沿って被覆する一体的な清浄化材20を備え、この
清浄化材20は案内体2に対して着脱自在とする。
向して配置される案内体2とを有し、かつ案内体2は搬
送方向に沿う案内溝2A,2Aを搬送方向に対して横並
びで2列有し、遊技用コインM,Mの外縁面が搬送ベル
ト4表面および案内溝2A,2Aの底に当接した状態で
搬送ベルト4を移動させることによって、各案内溝2
A,2Aあたり1枚の遊技用コインMのみを転動させな
がら搬送させるように構成するとともに、案内体2にお
ける少なくとも案内溝2A,2A側の表面をその表面形
状に沿って被覆する一体的な清浄化材20を備え、この
清浄化材20は案内体2に対して着脱自在とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スロットマシンな
どの遊技機において遊技媒体としての遊技用コイン(メ
ダル)の研摩装置に係り、さらに詳しくは、清浄化手段
を容易に交換することができるようにした遊技用コイン
の清浄化装置に関する。
どの遊技機において遊技媒体としての遊技用コイン(メ
ダル)の研摩装置に係り、さらに詳しくは、清浄化手段
を容易に交換することができるようにした遊技用コイン
の清浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の遊技用コインは、遊技に伴って
塵埃や手垢、油分あるいは異物によって汚れを生じる。
したがって、従来から、コインの洗浄が行われており、
その第1の方法として洗浄液または温水中に浸漬して、
必要により超音波を与えて洗浄した後、回転刷毛により
ブラッシング行う方法、第2の方法としてプラスチック
製の研摩粒子とコインとを混ぜ合わせる回転混合式研摩
装置を用いる方法などが知られている。
塵埃や手垢、油分あるいは異物によって汚れを生じる。
したがって、従来から、コインの洗浄が行われており、
その第1の方法として洗浄液または温水中に浸漬して、
必要により超音波を与えて洗浄した後、回転刷毛により
ブラッシング行う方法、第2の方法としてプラスチック
製の研摩粒子とコインとを混ぜ合わせる回転混合式研摩
装置を用いる方法などが知られている。
【0003】また、本発明者は特開平5−49750号
公報において、先行例1として、板状体を対向させると
ともに内面にそれぞれ清浄化布を貼着しておき、これら
の間にコインを供給する過程で、各板状体を相対移動さ
せて、清浄化布によりコインの偏平面を摺接させて汚れ
を拭き取る装置を提案した。
公報において、先行例1として、板状体を対向させると
ともに内面にそれぞれ清浄化布を貼着しておき、これら
の間にコインを供給する過程で、各板状体を相対移動さ
せて、清浄化布によりコインの偏平面を摺接させて汚れ
を拭き取る装置を提案した。
【0004】さらに、前述した第2の方法および先行例
1は必ずしも清浄化または研摩効果が十分でなく、清浄
化の点では第1の方法が最善であること、しかし、第1
の方法は、単位時間当たりの清浄化処理量を増大させる
ためには大きい洗浄液の貯槽が必要となり、設置スペー
ス確保の点が問題となることに鑑み、先の特願平9−3
47382号において図8に示す清浄化装置(以下、先
行例2ともいう)を提案した。
1は必ずしも清浄化または研摩効果が十分でなく、清浄
化の点では第1の方法が最善であること、しかし、第1
の方法は、単位時間当たりの清浄化処理量を増大させる
ためには大きい洗浄液の貯槽が必要となり、設置スペー
ス確保の点が問題となることに鑑み、先の特願平9−3
47382号において図8に示す清浄化装置(以下、先
行例2ともいう)を提案した。
【0005】すなわち、本先行例2の清浄化装置は、搬
送方向に沿う搬送ベルト4と、これに対向して配置され
る案内体102とを有し、案内体102は搬送方向に沿
う案内溝102Aを搬送方向に対して横並びで複数列有
し、遊技用コインMの外縁面を搬送ベルト4表面および
案内溝102Aの溝底に当接させた状態で搬送ベルト4
を移動させることによって、各案内溝102Aあたり一
枚の遊技用コインMのみを転動させながら搬送させるよ
うに構成するとともに、遊技用コインMの外面と接触し
てその外面を清浄化する清浄化部120を各案内溝10
2A内にそれぞれ設けたものである。
送方向に沿う搬送ベルト4と、これに対向して配置され
る案内体102とを有し、案内体102は搬送方向に沿
う案内溝102Aを搬送方向に対して横並びで複数列有
し、遊技用コインMの外縁面を搬送ベルト4表面および
案内溝102Aの溝底に当接させた状態で搬送ベルト4
を移動させることによって、各案内溝102Aあたり一
枚の遊技用コインMのみを転動させながら搬送させるよ
うに構成するとともに、遊技用コインMの外面と接触し
てその外面を清浄化する清浄化部120を各案内溝10
2A内にそれぞれ設けたものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】かかる清浄化装置によ
れば、清浄化および研摩効果を向上させるとともに、さ
らに単位時間当たりの清浄化(研摩)処理量を増大させ
ることはできる。しかし、この種の清浄化装置では、清
浄化手段の清浄化効果を永続的に維持することは不可能
であるので、適宜、清浄化手段を交換することが必要で
あるが、先行例2のように横並びで複数設けられた転動
経路(案内溝)毎に各1つの清浄化手段を配した装置で
は、複数ある清浄化手段を1つずつ交換しなければなら
ず、その交換作業に手間がかかるという問題点があっ
た。
れば、清浄化および研摩効果を向上させるとともに、さ
らに単位時間当たりの清浄化(研摩)処理量を増大させ
ることはできる。しかし、この種の清浄化装置では、清
浄化手段の清浄化効果を永続的に維持することは不可能
であるので、適宜、清浄化手段を交換することが必要で
あるが、先行例2のように横並びで複数設けられた転動
経路(案内溝)毎に各1つの清浄化手段を配した装置で
は、複数ある清浄化手段を1つずつ交換しなければなら
ず、その交換作業に手間がかかるという問題点があっ
た。
【0007】そこで、本発明の主たる課題は、清浄化手
段の交換作業を容易にすることにある。
段の交換作業を容易にすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明の遊技用コインの清浄化装置は、遊技用コインを転動
させて搬送する転動経路を、その搬送方向に対して横並
びで複数列備え、これらの転動経路を通り転動される遊
技用コインの外面と接触してその外面を清浄化する清浄
化手段を各転動経路毎に備え、かつこれら複数の清浄化
手段は一体的に着脱自在とされていることを特徴とする
ものである。
明の遊技用コインの清浄化装置は、遊技用コインを転動
させて搬送する転動経路を、その搬送方向に対して横並
びで複数列備え、これらの転動経路を通り転動される遊
技用コインの外面と接触してその外面を清浄化する清浄
化手段を各転動経路毎に備え、かつこれら複数の清浄化
手段は一体的に着脱自在とされていることを特徴とする
ものである。
【0009】より具体的には、搬送方向に沿う搬送ベル
トと、これに対向して配置される案内体とを有し、かつ
前記案内体は搬送方向に沿う案内溝を搬送方向に対して
横並びで複数列有し、遊技用コインの外縁面が前記搬送
ベルト表面および前記案内溝の底に当接した状態で前記
搬送ベルトを移動させることによって遊技用コインを転
動させながら搬送させるように構成し、前記案内溝を通
りながら転動される遊技用コインの外面と接触してその
外面を清浄化する清浄化部を各案内溝内にそれぞれ有
し、これら複数の清浄化部は一体的に着脱自在とされて
いることを特徴とする遊技用コインの清浄化装置を提案
する。
トと、これに対向して配置される案内体とを有し、かつ
前記案内体は搬送方向に沿う案内溝を搬送方向に対して
横並びで複数列有し、遊技用コインの外縁面が前記搬送
ベルト表面および前記案内溝の底に当接した状態で前記
搬送ベルトを移動させることによって遊技用コインを転
動させながら搬送させるように構成し、前記案内溝を通
りながら転動される遊技用コインの外面と接触してその
外面を清浄化する清浄化部を各案内溝内にそれぞれ有
し、これら複数の清浄化部は一体的に着脱自在とされて
いることを特徴とする遊技用コインの清浄化装置を提案
する。
【0010】さらに具体的には、搬送方向に沿う搬送ベ
ルトと、これに対向して配置される案内体とを有し、か
つ前記案内体は搬送方向に沿う案内溝を搬送方向に対し
て横並びで複数列有し、遊技用コインの外縁面が前記搬
送ベルト表面および前記案内溝の底に当接した状態で前
記搬送ベルトを移動させることによって、各案内溝あた
り1枚の遊技用コインのみを転動させながら搬送させる
ように構成し、前記案内体における少なくとも案内溝側
の表面をその表面形状に沿って被覆する一体的な清浄化
材を備え、この清浄化材は前記案内体に対して着脱自在
とされていることを特徴とする遊技用コインの清浄化装
置を提案する。この場合において、前記清浄化材は不織
布であるのは好ましく、特にエンボス加工の施された不
織布であるのは好ましい。
ルトと、これに対向して配置される案内体とを有し、か
つ前記案内体は搬送方向に沿う案内溝を搬送方向に対し
て横並びで複数列有し、遊技用コインの外縁面が前記搬
送ベルト表面および前記案内溝の底に当接した状態で前
記搬送ベルトを移動させることによって、各案内溝あた
り1枚の遊技用コインのみを転動させながら搬送させる
ように構成し、前記案内体における少なくとも案内溝側
の表面をその表面形状に沿って被覆する一体的な清浄化
材を備え、この清浄化材は前記案内体に対して着脱自在
とされていることを特徴とする遊技用コインの清浄化装
置を提案する。この場合において、前記清浄化材は不織
布であるのは好ましく、特にエンボス加工の施された不
織布であるのは好ましい。
【0011】<作用>本発明では、転動経路(案内溝)
を複数横並びで備え、かつ各転動経路毎に清浄化手段を
にそれぞれ備えており、遊技用コインは転動経路を転動
する過程で、清浄化手段と接触し清浄化が図られる。特
に、本発明ではこれら複数の清浄化手段を一体的に着脱
自在としているので、汚れが進行した清浄化シートの交
換を全ての転動経路について一度に行うことができ、清
浄化効果を維持するための作業がより簡易となる。
を複数横並びで備え、かつ各転動経路毎に清浄化手段を
にそれぞれ備えており、遊技用コインは転動経路を転動
する過程で、清浄化手段と接触し清浄化が図られる。特
に、本発明ではこれら複数の清浄化手段を一体的に着脱
自在としているので、汚れが進行した清浄化シートの交
換を全ての転動経路について一度に行うことができ、清
浄化効果を維持するための作業がより簡易となる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、一見ではパチンコ玉に
ついてのリフト型ベルト清浄化(研摩)装置に類似す
る。しかるに、本発明者は、遊技用コインの清浄化に関
して、リフト型ベルト清浄化装置の利点に着目してその
改良を試みたところ、予想外に遊技用コインを確実に揚
送できることを知見した。また、遊技用コインが転動し
ながら搬送されるので、清浄化部との間で遊技用コイン
が回転しながら摺接し、清浄化効果が高いことを確認し
た。
ついてのリフト型ベルト清浄化(研摩)装置に類似す
る。しかるに、本発明者は、遊技用コインの清浄化に関
して、リフト型ベルト清浄化装置の利点に着目してその
改良を試みたところ、予想外に遊技用コインを確実に揚
送できることを知見した。また、遊技用コインが転動し
ながら搬送されるので、清浄化部との間で遊技用コイン
が回転しながら摺接し、清浄化効果が高いことを確認し
た。
【0013】以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形
態により本発明をさらに詳説する。
態により本発明をさらに詳説する。
【0014】(第1の実施の形態)図1および図2は、
たとえばコイン(メダル)遊技機の島の中央部分または
島の端部に設けられた、本発明に係る清浄化装置の全体
図を示したもので、縦型のハウジング1内に、転動経路
を形成する清浄化用案内体2,2…群が実施例において
は連なって設けられている。各案内体2,2…には高さ
方向に沿って案内溝がそれぞれ形成され、それらが連な
っている。
たとえばコイン(メダル)遊技機の島の中央部分または
島の端部に設けられた、本発明に係る清浄化装置の全体
図を示したもので、縦型のハウジング1内に、転動経路
を形成する清浄化用案内体2,2…群が実施例において
は連なって設けられている。各案内体2,2…には高さ
方向に沿って案内溝がそれぞれ形成され、それらが連な
っている。
【0015】また、ハウジング1内には、案内体2,2
…により構成されている転動経路に対向して、無端状の
たとえば布製またはゴム製などの搬送ベルト4が配設さ
れている。
…により構成されている転動経路に対向して、無端状の
たとえば布製またはゴム製などの搬送ベルト4が配設さ
れている。
【0016】搬送ベルト4は、上端側の従動プーリー5
および下端側のメインプーリー6に巻き掛けられてい
る。駆動モーター7が、その出力軸および駆動ベルト8
を介してメインプーリー6を回動するよう構成されてお
り、これによって搬送ベルト4が無端軌道を描いて搬送
される。
および下端側のメインプーリー6に巻き掛けられてい
る。駆動モーター7が、その出力軸および駆動ベルト8
を介してメインプーリー6を回動するよう構成されてお
り、これによって搬送ベルト4が無端軌道を描いて搬送
される。
【0017】コイン遊技機を通った後、収集された汚れ
たコインMiは、整列用入口9に導入され、後に構造を
説明する案内体2(具体的にはその案内溝)と搬送ベル
ト4との間に導かれ、案内溝底と搬送ベルト4の相対的
な弾圧によるコインMの外縁面の圧着の過程において、
そのコインMの外面が案内溝内の清浄化部によって汚れ
分が掻き取りされて清浄化されるとともに、搬送ベルト
4の搬送力により上方に揚送される。かくして、搬送ベ
ルト4により揚送されつつ、案内体2,2…により清浄
化されたコインMoが出口10から排出されるようにな
っている。
たコインMiは、整列用入口9に導入され、後に構造を
説明する案内体2(具体的にはその案内溝)と搬送ベル
ト4との間に導かれ、案内溝底と搬送ベルト4の相対的
な弾圧によるコインMの外縁面の圧着の過程において、
そのコインMの外面が案内溝内の清浄化部によって汚れ
分が掻き取りされて清浄化されるとともに、搬送ベルト
4の搬送力により上方に揚送される。かくして、搬送ベ
ルト4により揚送されつつ、案内体2,2…により清浄
化されたコインMoが出口10から排出されるようにな
っている。
【0018】1Aは構造主材であり、着脱金具1Bを外
して、ハウジング1を取り外して、ハウジング1内部を
分解または必要時における清掃の容易化を図るようにし
てある。ハウジング1を取り外した場合、搬送ベルト4
が露出する。
して、ハウジング1を取り外して、ハウジング1内部を
分解または必要時における清掃の容易化を図るようにし
てある。ハウジング1を取り外した場合、搬送ベルト4
が露出する。
【0019】かかる揚送過程において、搬送ベルト4を
確実に案内し、かつ清浄化用案内体2の案内溝へのコイ
ンMの圧接を確実なものとするため、従動プーリー5お
よびメインプーリー6間の途中に、高さ方向に間隔をお
いて自由回転する案内用ロール11,11…が配設され
ている。
確実に案内し、かつ清浄化用案内体2の案内溝へのコイ
ンMの圧接を確実なものとするため、従動プーリー5お
よびメインプーリー6間の途中に、高さ方向に間隔をお
いて自由回転する案内用ロール11,11…が配設され
ている。
【0020】案内用ロール11は、例えば図3に示すよ
うに、円筒形ロールの外周面に、その母線方向に間隔を
おいて、周方向に連続する凹溝11a,11a…が形成
されたものを用いることができる。凹溝11a,11a
…は、図5に示すように、後述の清浄化用案内体2の案
内溝2Aの形成位置に対応している。
うに、円筒形ロールの外周面に、その母線方向に間隔を
おいて、周方向に連続する凹溝11a,11a…が形成
されたものを用いることができる。凹溝11a,11a
…は、図5に示すように、後述の清浄化用案内体2の案
内溝2Aの形成位置に対応している。
【0021】図示しないが、この案内用ロール11のほ
か、メインプーリー6、従動プーリー5等にも、あるい
はこれらのうちの一つの円筒状回転体に凹溝を形成する
ことができる。凹溝は、少なくともメインプーリー6お
よび各案内用ロール11群に形成するのが好ましい。
か、メインプーリー6、従動プーリー5等にも、あるい
はこれらのうちの一つの円筒状回転体に凹溝を形成する
ことができる。凹溝は、少なくともメインプーリー6お
よび各案内用ロール11群に形成するのが好ましい。
【0022】図4および図5にも示すように凹溝11
a,11a…を形成すると、コインMは搬送ベルト4を
押圧し、逆にコインMは搬送ベルト4の張力によって弾
圧される。その結果、コインMは清浄化用案内体2の案
内溝2Aの底側に押し付けられるため、コインMが案内
溝に確実に圧接される。
a,11a…を形成すると、コインMは搬送ベルト4を
押圧し、逆にコインMは搬送ベルト4の張力によって弾
圧される。その結果、コインMは清浄化用案内体2の案
内溝2Aの底側に押し付けられるため、コインMが案内
溝に確実に圧接される。
【0023】かかる案内用ロール11を用いると、搬送
ベルト4に過度に張力を作用させなくとも、コインMの
確実な搬送および清浄化用案内体2の案内溝との圧接が
可能となる。また、結果的に、搬送ベルト4の寿命が長
くなるとの利点もある。
ベルト4に過度に張力を作用させなくとも、コインMの
確実な搬送および清浄化用案内体2の案内溝との圧接が
可能となる。また、結果的に、搬送ベルト4の寿命が長
くなるとの利点もある。
【0024】凹溝11aの入口幅Wは、5〜18mm、特
にコインMの径よりも若干大きい、例えば12mm程度と
するのが好ましい。深さDは、1〜5mm程度とするのが
好ましい。
にコインMの径よりも若干大きい、例えば12mm程度と
するのが好ましい。深さDは、1〜5mm程度とするのが
好ましい。
【0025】清浄化用案内体2としては、図5に示すも
のを用いることができる。この例においては、揚送方向
に沿う案内溝2A,2A…が幅方向(揚送方向に対して
直交する方向)に8列形成され、案内体2における案内
溝2A側の表面をその表面形状に沿って被覆する一体的
な清浄化材20を、案内体2に対して着脱自在に固定し
ている。したがって、この清浄化材20により各案内溝
2A内(内側面、底面)のそれぞれに清浄化部20Aが
形成され、しかもそれら清浄化部は一体的に着脱自在と
なる。
のを用いることができる。この例においては、揚送方向
に沿う案内溝2A,2A…が幅方向(揚送方向に対して
直交する方向)に8列形成され、案内体2における案内
溝2A側の表面をその表面形状に沿って被覆する一体的
な清浄化材20を、案内体2に対して着脱自在に固定し
ている。したがって、この清浄化材20により各案内溝
2A内(内側面、底面)のそれぞれに清浄化部20Aが
形成され、しかもそれら清浄化部は一体的に着脱自在と
なる。
【0026】清浄化材20としては、使い捨て(ディス
ポーザブル)とすることができ、かつ安価に製造できる
との観点から不織布、特にエンボス加工の施された不織
布を用いるのが好ましい。エンボス加工の施された不織
布は、柔軟性に富むため、遊技用コインとの接触面積が
大きくなるとともに、エンボス凹部が汚れを掻き取りか
つ保持するように機能するため、清浄化効果の向上を図
ることができる。もちろん、他の材料(後述する)で形
成した清浄化材を用いることもできる。
ポーザブル)とすることができ、かつ安価に製造できる
との観点から不織布、特にエンボス加工の施された不織
布を用いるのが好ましい。エンボス加工の施された不織
布は、柔軟性に富むため、遊技用コインとの接触面積が
大きくなるとともに、エンボス凹部が汚れを掻き取りか
つ保持するように機能するため、清浄化効果の向上を図
ることができる。もちろん、他の材料(後述する)で形
成した清浄化材を用いることもできる。
【0027】案内溝20Aは、溝内に清浄化材20を配
した状態でコインMが1枚だけ嵌まるように、コインM
の厚みと同等または若干大きい溝幅を有し、その深さ
は、取り扱うコインの直径の相違によって選定できるも
のの、コインの直径φに対して、(0.3〜0.8)φ
とするのが好ましい。清浄化用案内体2はハウジング1
内に固定されている。
した状態でコインMが1枚だけ嵌まるように、コインM
の厚みと同等または若干大きい溝幅を有し、その深さ
は、取り扱うコインの直径の相違によって選定できるも
のの、コインの直径φに対して、(0.3〜0.8)φ
とするのが好ましい。清浄化用案内体2はハウジング1
内に固定されている。
【0028】このように構成された装置においては、コ
イン遊技機を通った後、収集された汚れたコインMi
は、整列用入口9に導入され、清浄化用案内体2の案内
溝20Aにおける清浄化材20により被覆された溝内と
搬送ベルト4との間に導かれ、清浄化材20により被覆
された案内溝2Aの底と搬送ベルト4の相対的な弾圧に
よるコインMの外縁面の圧着の過程において、搬送ベル
ト4が移動する結果、コインMは強制的に転動されなが
ら揚送される。
イン遊技機を通った後、収集された汚れたコインMi
は、整列用入口9に導入され、清浄化用案内体2の案内
溝20Aにおける清浄化材20により被覆された溝内と
搬送ベルト4との間に導かれ、清浄化材20により被覆
された案内溝2Aの底と搬送ベルト4の相対的な弾圧に
よるコインMの外縁面の圧着の過程において、搬送ベル
ト4が移動する結果、コインMは強制的に転動されなが
ら揚送される。
【0029】この揚送過程において、コインMの外面
(外縁面および両偏平面)が案内溝2Aの内側面および
底面を被覆する清浄化材20の清浄化部20Aと摺接す
るので、そのコインMの外面の汚れ分が前記の清浄化材
20表面によって掻き取られ清浄化されながら、コイン
Mは、搬送ベルト4の搬送力により上方に揚送される。
かくして、搬送ベルト4により揚送されつつ、清浄化用
案内体2,2…により研摩されたコインMoが出口10
から排出される。排出された清浄なコインMoはコイン
遊技機へ供給される。
(外縁面および両偏平面)が案内溝2Aの内側面および
底面を被覆する清浄化材20の清浄化部20Aと摺接す
るので、そのコインMの外面の汚れ分が前記の清浄化材
20表面によって掻き取られ清浄化されながら、コイン
Mは、搬送ベルト4の搬送力により上方に揚送される。
かくして、搬送ベルト4により揚送されつつ、清浄化用
案内体2,2…により研摩されたコインMoが出口10
から排出される。排出された清浄なコインMoはコイン
遊技機へ供給される。
【0030】本発明の清浄化方式においては、コインM
が転動しながら前記の清浄化材表面を移動する過程で、
コインMの偏平面の各点が半径方向位置に応じた「普通
サイクロイド曲線」を描き、これらの曲線が交わるの
で、単に、たとえば対向する挟み付けるベルト間を直線
的に(転動することなく)移動する場合に比較して、清
浄化効果が著しく大きくなる。
が転動しながら前記の清浄化材表面を移動する過程で、
コインMの偏平面の各点が半径方向位置に応じた「普通
サイクロイド曲線」を描き、これらの曲線が交わるの
で、単に、たとえば対向する挟み付けるベルト間を直線
的に(転動することなく)移動する場合に比較して、清
浄化効果が著しく大きくなる。
【0031】(他の具体例)本発明の他の具体例を図6
および図7に示した。本具体例では、図6に示すように
略コ字状断面を有する型材で形成されたハウンジング1
と、このハウジング1に対してその長手方向端面から挿
入するようにしてのみ装着される案内体2とを有する。
案内体2は搬送方向に沿う案内溝2Aが幅方向(揚送方
向に対して直交する方向)に2列形成され、ハウジング
1に対して案内体2を前記のようにして装着した状態
で、この案内溝2Aがハウジング1の開口面から外部に
露出するようになっている。一方、清浄化材20は案内
体2における案内溝2A側の表面および側面の形状に沿
うように予め一体的に成形されており、案内体2に対し
てその案内溝側から嵌め入れるようにして装着し、また
取り外すことができる。X,Xは、清浄化材20の幅方
向端部20B,20Bを収容する収容溝を示している。
清浄化材20の装着状態においては、清浄化材20によ
って案内体2における少なくとも案内溝2A側の表面が
その表面形状に沿って被覆される。図7は、コインM,
Mの転動および清浄化状態を示している。
および図7に示した。本具体例では、図6に示すように
略コ字状断面を有する型材で形成されたハウンジング1
と、このハウジング1に対してその長手方向端面から挿
入するようにしてのみ装着される案内体2とを有する。
案内体2は搬送方向に沿う案内溝2Aが幅方向(揚送方
向に対して直交する方向)に2列形成され、ハウジング
1に対して案内体2を前記のようにして装着した状態
で、この案内溝2Aがハウジング1の開口面から外部に
露出するようになっている。一方、清浄化材20は案内
体2における案内溝2A側の表面および側面の形状に沿
うように予め一体的に成形されており、案内体2に対し
てその案内溝側から嵌め入れるようにして装着し、また
取り外すことができる。X,Xは、清浄化材20の幅方
向端部20B,20Bを収容する収容溝を示している。
清浄化材20の装着状態においては、清浄化材20によ
って案内体2における少なくとも案内溝2A側の表面が
その表面形状に沿って被覆される。図7は、コインM,
Mの転動および清浄化状態を示している。
【0032】(その他)上記例は遊技用コインを揚送す
る過程で遊技用コインの清浄化を行う揚送清浄化装置の
例であるが、揚送機能は有さなくともよく、たとえば遊
技用コイン所定の位置に水平または傾斜して転動搬送さ
せるものでもよい。清浄化材としては、前述の不織布の
ほか、各種のプラスチック、バフ、布類、皮革類、ゴム
などのほか、それらの複合材料、あるいはこれらの粒子
を混入させたものなど、公知の清浄化性を示す材料を用
いることができる。
る過程で遊技用コインの清浄化を行う揚送清浄化装置の
例であるが、揚送機能は有さなくともよく、たとえば遊
技用コイン所定の位置に水平または傾斜して転動搬送さ
せるものでもよい。清浄化材としては、前述の不織布の
ほか、各種のプラスチック、バフ、布類、皮革類、ゴム
などのほか、それらの複合材料、あるいはこれらの粒子
を混入させたものなど、公知の清浄化性を示す材料を用
いることができる。
【0033】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、清浄化
手段を容易に交換することができるようになる。
手段を容易に交換することができるようになる。
【図1】遊技用コインの揚送清浄化装置の側面図であ
る。
る。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】案内用ロールの斜視図である。
【図4】案内用ロールの正面図である。
【図5】図1の横断面図である。
【図6】具体例のハウジング、案内体および清浄化材を
示す斜視図である。
示す斜視図である。
【図7】具体例の横断面図である。
【図8】従来の清浄化装置を示す横断面図である。
1…ハウジング、2…清浄化用案内体、2A…案内溝、
4…搬送ベルト、5…従動プーリー、6…メインプーリ
ー、7…駆動モーター、8…駆動ベルト、11…案内用
ロール、20…清浄化材、M,Mi,Mo…コイン。
4…搬送ベルト、5…従動プーリー、6…メインプーリ
ー、7…駆動モーター、8…駆動ベルト、11…案内用
ロール、20…清浄化材、M,Mi,Mo…コイン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G07D 9/00 473 G07D 9/00 473
Claims (5)
- 【請求項1】遊技用コインを転動させて搬送する転動経
路を、その搬送方向に対して横並びで複数列備え、 これらの転動経路を通り転動される遊技用コインの外面
と接触してその外面を清浄化する清浄化手段を各転動経
路毎に備え、かつこれら複数の清浄化手段は一体的に着
脱自在とされていることを特徴とする遊技用コインの清
浄化装置。 - 【請求項2】搬送方向に沿う搬送ベルトと、これに対向
して配置される案内体とを有し、かつ前記案内体は搬送
方向に沿う案内溝を搬送方向に対して横並びで複数列有
し、遊技用コインの外縁面が前記搬送ベルト表面および
前記案内溝の底に当接した状態で前記搬送ベルトを移動
させることによって遊技用コインを転動させながら搬送
させるように構成し、 前記案内溝を通りながら転動される遊技用コインの外面
と接触してその外面を清浄化する清浄化部を各案内溝内
にそれぞれ有し、これら複数の清浄化部は一体的に着脱
自在とされていることを特徴とする遊技用コインの清浄
化装置。 - 【請求項3】搬送方向に沿う搬送ベルトと、これに対向
して配置される案内体とを有し、かつ前記案内体は搬送
方向に沿う案内溝を搬送方向に対して横並びで複数列有
し、遊技用コインの外縁面が前記搬送ベルト表面および
前記案内溝の底に当接した状態で前記搬送ベルトを移動
させることによって、各案内溝あたり1枚の遊技用コイ
ンのみを転動させながら搬送させるように構成し、 前記案内体における少なくとも案内溝側の表面をその表
面形状に沿って被覆する一体的な清浄化材を備え、この
清浄化材は前記案内体に対して着脱自在とされているこ
とを特徴とする遊技用コインの清浄化装置。 - 【請求項4】前記清浄化材は不織布である請求項3記載
の記載の遊技用コインの清浄化装置。 - 【請求項5】前記不織布はエンボス加工の施された不織
布である請求項4記載の記載の遊技用コインの清浄化装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10197835A JP2000024293A (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 遊技用コインの清浄化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10197835A JP2000024293A (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 遊技用コインの清浄化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000024293A true JP2000024293A (ja) | 2000-01-25 |
Family
ID=16381144
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10197835A Pending JP2000024293A (ja) | 1998-07-13 | 1998-07-13 | 遊技用コインの清浄化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000024293A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006005105A1 (en) * | 2004-07-08 | 2006-01-19 | Vendingdata Corporation Vnx | Gaming chip washing machine |
JP2013153799A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Silver Denken Kk | 遊技媒体揚送磨き装置 |
JP2013153800A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Silver Denken Kk | 遊技媒体揚送磨き装置 |
-
1998
- 1998-07-13 JP JP10197835A patent/JP2000024293A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2006005105A1 (en) * | 2004-07-08 | 2006-01-19 | Vendingdata Corporation Vnx | Gaming chip washing machine |
JP2013153799A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Silver Denken Kk | 遊技媒体揚送磨き装置 |
JP2013153800A (ja) * | 2012-01-27 | 2013-08-15 | Silver Denken Kk | 遊技媒体揚送磨き装置 |
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