JPH09173617A - パチンコ球の球磨揚送機 - Google Patents

パチンコ球の球磨揚送機

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JPH09173617A
JPH09173617A JP7352771A JP35277195A JPH09173617A JP H09173617 A JPH09173617 A JP H09173617A JP 7352771 A JP7352771 A JP 7352771A JP 35277195 A JP35277195 A JP 35277195A JP H09173617 A JPH09173617 A JP H09173617A
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JP
Japan
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polishing cloth
ball
lifting
polishing
cloth
Prior art date
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Pending
Application number
JP7352771A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Enomoto
宏 榎本
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UNION KK
Union Co Ltd Korea
Original Assignee
UNION KK
Union Co Ltd Korea
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Publication date
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Publication of JPH09173617A publication Critical patent/JPH09173617A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 研磨布のクリーニング回数を大幅に減らすと
共に、パチンコ球の研磨能力を著しく増大させることが
できるようにする。 【解決手段】 上下方向に駆動される無端状の揚送ベル
ト14と、該揚送ベルト14の上昇側に対向して配置さ
れる研磨布23を備え、パチンコ球を揚送ベルト14と
研磨布23との間で適圧挟持しながら上方へ揚送するよ
うにした球磨揚送機において、前記研磨布23を無端状
に形成して上下方向に回転可能に設けると共に、研磨布
23の下降側に該研磨布23の清掃手段を設けたことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ球を揚送
ベルトと研磨布との間で適圧挟持しながら研磨揚送する
パチンコ球の球磨揚送機に関し、特にパチンコ球の研磨
揚送と同時に研磨布の清掃を可能としたパチンコ球の球
磨揚送機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ球の球磨揚送機として、
上下方向に駆動される無端状の揚送ベルトと該揚送ベル
トの上昇側に対向して配置される研磨布を備え、パチン
コ球を揚送ベルトと研磨布との間で適圧挟持しながら揚
送すると共に、その揚送過程においてパチンコ球の汚れ
を研磨布に擦り付けながら除去して研磨するようにした
ものが知られていた(例えば実開平2−25288号公
報参照)。
【0003】このような構成からなるパチンコ球の球磨
揚送機は、大量のパチンコ球が連続して揚送されるため
に研磨布の汚れが激しく、しかも研磨布が汚れるとパチ
ンコ球の研磨能力が著しく低下するため頻繁に研磨布を
取外してクリーニングする必要があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、研磨布のクリ
ーニングはホールの閉店後或いは休日を利用して行わな
ければならず、しかも清掃作業に手間が掛かって満足に
行なえないというのが現状である。
【0005】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、研磨布のクリーニ
ング回数を大幅に減らすことができると共に、研磨布の
汚れを常に除去し得るようにしてパチンコ球の研磨能力
を著しく増大することが可能なパチンコ球の球磨揚送機
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、上下方向に駆動される無端状の揚送ベル
トと、該揚送ベルトの上昇側に対向して配置される研磨
布を備え、パチンコ球を揚送ベルトと研磨布との間で適
圧挟持しながら上方へ揚送するようにした球磨揚送機に
おいて、前記研磨布を無端状に形成して上下方向に回転
可能に設けると共に、研磨布の下降側に該研磨布の清掃
手段を設けたものである。
【0007】前記清掃手段は、研磨布に付着する塵や埃
等の汚れを連続的かつ効果的に除去するためのもので、
具体的には、研磨布の表面に接触するブラシと、該ブラ
シを回転させるモーターと、研磨布の表面に対向して設
けられる集塵用の吸入口とを備えている。
【0008】また、清掃手段として研磨布の表面に常時
適圧で接触するロール状の粘着テープを設けるのが好ま
しい。
【0009】本発明によるパチンコ球の球磨揚送機は、
モーターの駆動によって無端状の研磨布をゆっくりと回
転させると共に、清掃手段によって研磨布に付着した塵
や埃等の汚れをパチンコ球の揚送と同時的に除去するよ
うにしたもので、これによつて研磨布のクリーニング回
数を大幅に減らすことが可能となる。また、研磨布をき
れいな状態で長く維持することができるため、パチンコ
球の研磨能力を著しく増大することが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。図1は本発明に係るパチ
ンコ球の球磨揚送機の斜視図、図2は縦断側面図であ
る。図において、球磨揚送機1はベース盤10上に垂直
状に起立する装置枠11を有し、該装置枠11の下部に
駆動ローラー12を設けると共に、上部に従動ローラー
13を設け、両ローラー12,13間に無端状の揚送ベ
ルト14を掛け渡している。前記駆動ローラー12は駆
動モーター15によって駆動され、従動ローラー13は
装置枠11に回動自在に取付けられている。
【0011】前記揚送ベルト14は図2及び図4に示す
ように裏側に一定ピッチの凹凸が形成されており、駆動
ローラー12及び従動ローラー13の表面に形成された
同じピッチの凹凸12a及び13aに嵌まり合って揚送
ベルト14が駆動ローラー12及び従動ローラー13と
すべり合うことなく確実に移動するようになっている。
また、揚送ベルト14の揚送部(上側に向けて移動する
側)14a裏面側に多数のガイドローラー17が設けら
れている。
【0012】前記多数のガイドローラー17間には無端
状の補助ベルト18が掛け渡されており、該補助ベルト
18を揚送ベルト14の揚送部14a裏面側に重合させ
ている。この補助ベルト18は例えばゴム,ウレタン系
樹脂等のようにクッション性を備えるものが好ましく、
かつその横幅は揚送ベルト14とほぼ等しく選ばれる。
【0013】また、前記多数のガイドローラー17は縦
長のレール枠19に回動自在に軸支されており、それぞ
れのローラー面がレール枠19から僅かに突出して補助
ベルト18に接触されている。このため、揚送ベルト1
4が回動すると、補助ベルト18は揚送ベルト14の裏
面側に重合して一体となって回動し、パチンコ球揚送時
の騒音の発生を解消する。
【0014】一方、前記揚送ベルト14の揚送部14a
に対向して樋状のカバー部材20が設けられており、該
カバー部材20の上下部に上部ローラー21及び下部ロ
ーラー22が回転可能に軸支されている。そして、この
上部ローラー21及び下部ローラー22間に無端状の研
磨布23を掛け渡している。この研磨布23は図2に示
すように上側に向けて移動する側がカバー部材20の内
側に位置して揚送ベルト14の揚送部14aと対向し、
下側に向けて移動する側がカバー部材20の外側に位置
するように配置されている。そして、揚送ベルト14の
揚送部14aと研磨布23の上昇側表面との間にパチン
コ球の球径とほぼ等しい揚送路24を形成している。な
お、前記カバー部材20の内側面にはクッションゴム2
5が設けてある。また、研磨布23は毛布,紙,マット
等の弾性基材23aの表面に無数の布毛等研磨素材23
bを設けて構成されている。
【0015】前記カバー部材20の外側には研磨布23
の下降側に対向するように門型のケース体26が固着さ
れており、該ケース体26内に研磨布23を回転するた
めの研磨布駆動用モーター27と清掃手段28が設けて
ある。研磨布駆動用モーター27のモーター軸27aに
は小歯車29が固着されており、該小歯車29と大歯車
32とを噛合させている。大歯車32は中間ローラー3
0の回動軸31に固着されている。このため、研磨布駆
動用モーター27の駆動によって中間ローラー30が回
動し、研磨布23が例えば毎分50mm程度の早さで図
2矢印(イ)方向に回転するようになっている。なお、
33及び34はテンションローラーてある。
【0016】前記清掃手段28は図3及び図4に示すよ
うに研磨布23の回転方向に所定間隔を離して回転可能
に設けられ、かつ研磨布23の表面に接触する一対のブ
ラシ35a,35bを備える。このブラシ35a,35
bは例えば回転軸36,36の外周に合成樹脂製の毛を
密に植設したものであり、それぞれの回転軸36,36
にプーリ37,37が固着してある。そして、両プーリ
37,37とブラシ回転用モーター38のモーター軸3
8aに固着したプーリ39との間にベルト40を張架
し、該ブラシ回転用モーター38の駆動によって両ブラ
シ35a,35bが回転するようになっている。
【0017】また、清掃手段28は研磨布23の表面に
対向して設けられる集塵用吸入口41とロール状に巻回
された粘着テープ42とを備える。該吸入口41はパイ
プ51を介して図示しない集塵装置に接続されており、
ブラシ35a,35bの回転によって研磨布23の表面
から除去される塵や埃等の汚れを吸引して集塵装置に集
めるようにしている。
【0018】前記粘着テープ42はケース体26の切欠
溝43,43に摺動可能に支持された芯筒44に中心筒
部を回動自在に嵌挿して着脱自在に装着されており、コ
イルばね45の弾発付勢によって研磨布23の表面に常
時適圧で接触するようになっている。このため、研磨布
23が回転すると粘着テープ42も研磨布23の表面に
接触しながら回転して該研磨布23の表面の塵や埃等の
汚れを粘着面に付着させるもので、これによって研磨布
23の表面をきれいに清掃することができる。なお、粘
着テープ42の表面が汚れたら切り離して新らしい粘着
面を研磨布23の表面に接触させるようにする。
【0019】前記装置枠11の下部には駆動ローラー1
2の外周のほぼ半周を囲うように円弧状に弯曲した屈曲
球通路46が設けられており、該屈曲球通路46に球誘
導路47が接続されている。この球誘導路47は薄帯状
板によって複数の球通路48が形成されており、球誘導
路47に導かれたパチンコ球を球通路48で整列させな
がら屈曲球通路46に導くようになっている。なお、4
9は揚送ベルト14のテンションローラー、50は運転
停止時のスイッチ操作により球誘導路47の球通路48
を閉鎖して屈曲球通路46にパチンコ球を送り込まない
ようにする球止装置である。
【0020】本発明は上記のように構成されており、駆
動ローラー15の駆動で揚送ベルト14が回転すると球
誘導路47に導かれたパチンコ球は屈曲球通路46を通
って揚送路24に送り込まれる。そして、揚送路24に
送り込まれたパチンコ球は揚送ベルト14の揚送部14
aと研磨布23との間に挟持されて研磨揚送されながら
上部の球出口52から図示しない補給系路に送り出され
る。
【0021】一方、研磨布23は研磨布駆動用モーター
27の駆動によってゆっくりと回転を続け、パチンコ球
の研磨によって汚れた部分がブラシ35a,35bを通
過するとき、そのブラシ35a,35bの回転によつて
汚れが除去されると同時にその除去された汚れが吸入口
41に吸入されて集塵装置に集められる。そして、研磨
布23がさらに回転を続けて粘着テープ42部分を通過
するとき、吸入口41に吸入されないで研磨布23の表
面に付着したまゝの比較的大きな塵や埃が粘着テープ4
2の粘着面に付着して除去されるもので、これによって
研磨布32を長期間に亘ってきれいな状態に維持するこ
とができる。
【0022】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明に係るパチンコ球の球磨揚送機は、研磨布を
無端状に形成してゆっくり回転させると共に、清掃手段
によって研磨布に付着した汚れをパチンコ球の揚送と同
時的に除去するようにしたものであるから、研磨布を長
期間に亘ってきれいな状態に維持することができ、クリ
ーニング回数を大幅に減らすことができると共に、パチ
ンコ球の研磨能力を著しく増大させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る球磨揚送機の外観斜視図である。
【図2】図1の縦断側面図である。
【図3】清掃手段部分の斜視図である。
【図4】清掃手段部分の拡大縦断側面図である。
【符号の説明】
14 揚送ベルト 23 研磨布 27 駆動モーター 28 清掃手段 35a,35b ブラシ 41 吸入口 42 粘着テープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に駆動される無端状の揚送ベル
    トと、該揚送ベルトの上昇側に対向して配置される研磨
    布を備え、パチンコ球を揚送ベルトと研磨布との間で適
    圧挟持しながら上方へ揚送するようにした球磨揚送機に
    おいて、 前記研磨布を無端状に形成して上下方向に回転可能に設
    けると共に、研磨布の下降側に該研磨布の清掃手段を設
    けたことを特徴とするパチンコ球の球磨揚送機。
  2. 【請求項2】 清掃手段は、研磨布の表面に接触するブ
    ラシと、該ブラシを回転させるモーターと、研磨布の表
    面に対向して設けられる集塵用の吸入口とからなる請求
    項1記載のパチンコ球の球磨揚送機。
  3. 【請求項3】 清掃手段は、研磨布の表面に接触するブ
    ラシと、該ブラシを回転させるモーターと、研磨布の表
    面に対向して設けられる集塵用の吸入口と、研磨布の表
    面に常時適圧で接触するロール状の粘着テープとからな
    る請求項1記載のパチンコ球の球磨揚送機。
JP7352771A 1995-12-27 1995-12-27 パチンコ球の球磨揚送機 Pending JPH09173617A (ja)

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JP7352771A JPH09173617A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 パチンコ球の球磨揚送機

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JP7352771A JPH09173617A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 パチンコ球の球磨揚送機

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ID=18426332

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JP7352771A Pending JPH09173617A (ja) 1995-12-27 1995-12-27 パチンコ球の球磨揚送機

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JP (1) JPH09173617A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009160319A (ja) * 2008-01-10 2009-07-23 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ球揚送装置の駆動機構
JP2011067257A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Jetter Co Ltd 乾式メダル清掃装置
JP2016034569A (ja) * 2015-10-27 2016-03-17 株式会社ジョイコシステムズ 遊技機の球研磨装置、及びカセット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009160319A (ja) * 2008-01-10 2009-07-23 Kyoraku Sangyo Kk パチンコ球揚送装置の駆動機構
JP2011067257A (ja) * 2009-09-24 2011-04-07 Jetter Co Ltd 乾式メダル清掃装置
JP2016034569A (ja) * 2015-10-27 2016-03-17 株式会社ジョイコシステムズ 遊技機の球研磨装置、及びカセット

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