JP2002119741A - パチンコ玉搬送路の異物排除構造 - Google Patents
パチンコ玉搬送路の異物排除構造Info
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Abstract
に排除することにより、清掃の頻度を少なくして従業員
の負担を軽減する。 【解決手段】 パチンコ玉搬送路に転動する複数のパチ
ンコ玉に混入した異物を排除するための異物排除構造を
設ける。異物排除構造を、パチンコ玉搬送路の底板部
(79)を貫通する異物落下孔(77)により構成す
る。異物落下孔(77)は、パチンコ玉が落下不能な形
状に形成する。パチンコ玉搬送路に混入した異物は異物
落下孔から外部へ落下排除され、これにより、パチンコ
玉搬送路を清掃する頻度が減少するので、それだけ清掃
を受け持つ従業員の負担が軽減される。
Description
において複数のパチンコ玉を搬送するためのパチンコ玉
搬送路(以下、適宜「搬送路」という)に設けられる異
物排除構造(以下、単に「排除構造」という)に関する
ものである。
号公報に開示された搬送路(以下、適宜「従来の搬送
路」という)が知られている。従来の搬送路はパチンコ
遊技場において様々な箇所で使用されているが、一般に
は、複数のパチンコ機が配設されたパチンコ島内におい
てパチンコ玉を循環させるために使用されている。この
ようにして循環するパチンコ玉には循環装置の機械油や
遊技客の手垢等の塵埃が付着しており、その付着した塵
埃が搬送路の内壁に乗り移り、これにより、この搬送路
内壁が汚れてパチンコ玉の搬送に支障を起こす恐れがあ
った。これまではこの搬送路内壁の汚れを取るために、
パチンコ玉の循環を中断して手作業による清掃が行われ
ていた。
くために、パチンコ遊技場において研磨装置が使用され
ている。研磨装置の研磨方式には種々のものがあるが、
その中に、研磨材を混入して攪拌することによりパチン
コ玉に付着する汚れを磨き落とす方式のものがある。こ
こで使用される研磨材は、ポリ、ペレット、研磨粒等と
も呼ばれ、たとえば、JIS(日本工業規格)で「ナイ
ロン6」という合成樹脂材を、直径1〜1.2ミリメー
トルで0.5グラム以下の重さの円柱状に形成したもの
が一般的である。パチンコ玉に混入された研磨材は、研
磨装置が備える分離手段によりパチンコ玉から分離さ
れ、他のパチンコ玉研磨のために再利用されるようにな
っている。
技機の中はもちろん、上述した研磨装置やパチンコ玉の
循環を補助する様々な装置の中で行われている。このた
め、そのような装置の構成部品や修理用ネジ等の部品が
循環するパチンコ玉に混入してしまうことがある。ま
た、輪ゴムやマッチの燃えさし等を、遊技客が誤ってパ
チンコ玉に混入させてしまうことがある。
には、次のような問題点があった。その第1の問題点
は、搬送路清掃に伴う従業員の負担である。すなわち、
搬送路は、前述したようにパチンコ島内に設けられるの
が一般的であり、このパチンコ島内部は、パチンコ遊技
場の限られた敷地内に設置されるため非常に狭く、ま
た、たいへん入り組んでいる。このため、そのような場
所に設置された搬送路を清掃することは、想像以上に煩
わしくしく従業員にとってたいへんな負担である。さら
に、パチンコ玉の循環を中断できるのはパチンコ遊技場
が閉店後でなければならないことから、清掃できるのは
夜間に限られている。このため、搬送路の清掃は、時間
的な面においても従業員にとって負担であった。本発明
が解決しようとする第1の課題は、このような従業員の
負担を少しでも少なくすることにある。
した塵埃、研磨材、ネジ等の部品、輪ゴム、マッチの燃
えさし等の、本来は搬送路に入りこむべきでないパチン
コ玉以外のすべての混入物ないし異物(以下、本明細書
において、「異物」と総称する)の排除の問題である。
パチンコ玉に異物が混入したまま搬送されると、この異
物が搬送路を含めた循環装置やパチンコ機等に悪影響を
与えかねないので、これを排除する必要がある。異物の
中でも、特に研磨材は、前述したように、非常に小さ
く、そして軽いため、研磨手段が備える分離手段ではパ
チンコ玉から完全に分離されないことが不可避的にあり
得る。さらに、搬送路が持つパチンコ玉を転動させるた
めの傾斜は、できるだけ長い距離を稼ぐために比較的緩
やかに設定されている。このため、この傾斜だけでは、
小さく軽い研磨材を転動させることが難しい。このた
め、一度混入した研磨材は、そのまま搬送路内に停滞し
やすく、その排除対策に格別な考慮が必要である。本発
明が解決しようとする第2の課題は、研磨材に代表され
る異物を、搬送路から効率よく排除することにある。
するために本発明は、まず、第1段階として、塵埃や研
磨材等の異物を落下排除するという構成を採用した。次
ぎに、落下排除だけでは排除しきれない異物に対して
は、搬送路に機械的な衝撃を与えることにより、その移
動を促して排除の促進を図るという構成を採用した。そ
の構成の詳細については、次項以下において説明する。
なお、何れかの請求項の発明の説明において行う用語の
定義等は、その性質上可能な範囲において他の請求項に
おける発明の説明にも適用されるものとする。
1に記載した発明に係るパチンコ玉搬送路の異物排除構
造(以下、「請求項1の排除構造」という)は、搬送さ
れる複数のパチンコ玉に異物をパチンコ玉搬送路から排
除するための構造である。請求項1の排除構造は、前記
パチンコ玉搬送路の底板部を貫通する異物落下孔を含
み、前記異物落下孔が、パチンコ玉が落下不能な形状に
形成されている。異物落下孔は、パチンコ玉が落下させ
ることなく異物を落下させうるものであれば、どのよう
な形状又は大きさの孔であってもよい。また、その個数
は、少なくとも1個あればよい。複数の異物落下孔が設
けられている場合に、各々が同じ形状でもよいし、異な
る形状でもよい。
求項1の排除構造を使用すると、搬送路内で搬送される
パチンコ玉に付着していた塵埃や、研磨に使用された研
磨材等の異物が、異物落下孔を介して落下排除される。
このため、搬送路内に残される異物を可及的に少なくす
ることができる。これにより、搬送路を清掃する頻度が
下がり、その分、従業員の肉体的・時間的負担を軽減す
ることができる。
2に記載した発明に係るパチンコ玉搬送路の異物排除構
造(以下、「請求項2の排除構造」という)は、請求項
1の排除構造の構成を具体的にしたものであって、前記
底板部が、幅方向断面がほぼ逆さV字状に形成され、か
つ、幅方向両側端から角部を介して起立する側壁部を含
んでいる。さらに、1又は2以上の異物落下孔が、角部
近傍に配されている。
求項2の排除構造を使用すると、請求項1の排除構造の
作用効果に加え、底板部が逆さV字状に形成されている
ため、搬送されるパチンコ玉は異物とともに底板部両端
の角部方向に移動させられる。このため、パチンコ玉も
異物も底板部上の角部近傍を通って転動するので、この
部位に異物落下孔を設けておけば、中央の高い部位にの
み設けた場合に比べて効率よい異物排除を実現すること
ができる。
3に記載した発明に係るパチンコ玉搬送路の異物排除構
造(以下、「請求項3の排除構造」という)は、請求項
1又は2の排除構造の構成に限定が加わり、前記底板部
を振動させることにより、当該底板上にある異物を移動
させて前記異物落下孔から落下させるための振動手段、
を備えている。振動手段が備える振動源の原理、構造、
形状、個数、取付方法、振動周波数、振動波形、振動の
強弱等については、本発明の目的が達成できる範囲であ
れば何ら制限はない。振動手段の個数は、搬送路の形状
や形態等に合わせて単数としてもよいし、複数としても
よい。
求項3の排除構造を使用すると、請求項1又は2の排除
構造の作用効果に加え、振動手段の作用により底板部が
振動し、これにより、異物が移動して異物落下孔から落
下排除される。振動により異物が底板部上で移動するの
で、それだけ異物落下孔との出会いの機会が増え、これ
により、効率よい異物の落下排除が実現する。振動手段
は、研磨材のように底板部上に停滞しやすい異物の排除
のために特に有効である。
4に記載した発明に係るパチンコ玉搬送路の異物排除構
造(以下、「請求項4の排除構造」という)は、請求項
3の排除構造の構成に限定が加わり、前記振動手段が、
パチンコ玉の供給を受けるためにパチンコ機が備える玉
シュートに既設されている玉詰まり解消用のバイブレー
タを含んでいる。さらに、このバイブレータの振動を前
記底板部に伝達するための振動伝達手段を含んでいる。
求項4の排除構造によれば、請求項3の排除構造の作用
効果に加え、バイブレータの振動が振動伝達手段を介し
て底板部に伝達され、これによる移動と落下により異物
が排除される。請求項4の排除構造は、既存のバイブレ
ータを流用しているので、新たな振動源を必要としな
い。振動伝達手段を設けるだけで底板部に振動を加える
ことができるため、振動手段全体の構造をシンプルにす
ることができ、さらに、比較的簡単な作業で振動手段の
設置を行うことができる。
5に記載した発明に係るパチンコ玉搬送路の異物排除構
造(以下、「請求項5の排除構造」という)は、請求項
4の排除構造の構成に限定が加わり、前記振動伝達手段
が、前記底板部に接触する接触部材と、この接触部材と
バイブレータを連結するために伸縮自在及び/又は屈曲
自在に構成された連結アームと、を含むことを特徴とす
る。連結アームは、伸縮自在の機能又は屈曲自在の機能
の何れか、又は双方を備えている。
求項5の排除構造によれば、請求項4の排除構造の作用
効果に加え、連結アームの伸縮及び/又は屈曲を利用す
ることにより振動伝達手段の設置を容易に行うことがで
きる。すなわち、この伸縮や屈曲を利用することによ
り、連結アームの一端をバイブレータに、他端を底板部
に、それぞれ容易に連結することができる。このこと
は、パチンコ島の内部のような狭い場所で作業を行うと
きに、特に有効である。
6に記載した発明に係るパチンコ玉搬送路の異物排除構
造(以下、「請求項6の排除構造」という)は、請求項
1乃至5の何れかの排除構造の構成に限定が加わり、前
記異物落下孔を通過した異物を一時的に貯留するために
当該異物落下孔の下方領域に設けられた貯留ボックス
と、前記貯留ボックス内に貯留された異物を吸引するた
めの吸引装置と、を含むことを特徴とする。
求項6の排除構造を使用すると、請求項1乃至5の何れ
かの排除構造の作用効果に加え、異物落下孔から落下す
る異物を貯留ボックスに貯留するので、その飛散を防止
するとともに、吸引装置の働きにより異物を回収するこ
とができる。飛散防止と回収は、効率のよい異物排除に
貢献する。
7に記載した発明に係るパチンコ玉搬送路の異物排除構
造(以下、「請求項7の排除構造」という)は、請求項
1乃至5の何れかの排除構造の構成に限定が加わり、前
記パチンコ玉搬送路が、パチンコ機が集合してなるパチ
ンコ島内部に設けられており、前記異物落下孔が、パチ
ンコ機間の空間の上部領域に位置するように設けられて
いる、ことを特徴とする。
求項7の排除構造によれば、請求項1乃至5の何れかの
排除構造の作用効果に加え、搬送路に設けられる異物落
下孔を、パチンコ機間の空間の上部領域に位置するよう
にしたので、落下する異物がパチンコ機内に再混入する
恐れが少なくなる。
施の形態(以下、「本実施形態」という)について説明
する。図1は本実施形態のパチンコ玉搬送路が設けられ
た島の斜視図であり、図2は図1の島の内部を示す正面
図である。図3は図2の部分拡大図であり、図4は補給
樋とパチンコ遊技機との関係を示す概略背面図である。
図5及び6は異物落下孔と貯留ボックスとを備えた補給
樋の部分斜視図であり、図7は異物落下孔と貯留ボック
スとを備えた補給樋の部分平面図である。図8は図1の
A−A断面図であり、図9は振動手段を備えた補給シュ
ートの斜視図である。図10は図9に示す振動手段の正
面図であり、図11は図9に示す振動手段のB−B断面
図である。図12は振動手段を備えた補給うーとの斜視
図であり、図13は振動手段の変形例を備えた補給樋の
断面図である。なお、図3に示す貯留ボックス79及び
吸引ホース81は、理解を容易にするために若干誇張し
て描いてある。さらに、図12に示す振動手段は、同じ
く理解を容易にするために破断せずに描いてある。
すのは、複数のパチンコ遊技機12...を備える島1
と、島1の内部に設けた循環装置10である。島1がそ
の端の壁14に備えるのは、遊技客が自己の持ち玉を景
品交換に際して計数するための玉計数機16である。玉
計数機16が計数した遊技済みパチンコ玉は、傾斜シュ
ート18上に排出され、この傾斜シュート18上を転動
して揚送研磨装置48へ案内されるようになっている。
傾斜シュート18は、島1内部の下部に設けた貯蔵タン
ク20の中空部に位置している。本実施形態における揚
送研磨装置48は、遊技済みの、すなわち、汚れが付着
したパチンコ玉に研磨材を混入して攪拌することにより
研磨する方式の研磨装置である。混入された研磨材は、
研磨装置が備える分離手段によりパチンコ玉から分離さ
れ、他のパチンコ玉研磨のために再利用されるようにな
っている。
ュート18に沿って揚送研磨装置48の上流位置まで連
設され(図2参照)、その底面は島1の両端から中央に
向かって漸次低くなるように連続に傾斜している。貯蔵
タンク20の最下流にはミニリフト22が配置されてい
る。このミニリフト22は、傾斜シュート18から溢れ
て貯蔵タンク20に落下した遊技済みパチンコ玉および
分配ホース60によって誘導された研磨済みのパチンコ
玉とを混在させて傾斜シュート18まで揚送するように
なっている。傾斜シュート18まで揚送されたパチンコ
玉は、この傾斜シュート18の傾斜によって下流側の異
物排除装置44までガイドされるようになっている。揚
送研磨装置48の上部排出口には、研磨済みのパチンコ
玉を搬送するための補給樋(パチンコ玉搬送路)5
0...が連結されている。補給樋50は、島1の両端
に向かっての下り勾配を形成していて、その上で研磨済
みパチンコ玉を転動させ、次項で述べるようにパチンコ
遊技機12...や玉貸機(図示を省略)等に補給する
ようになっている。
技機12との関係について説明する。補給樋50により
搬送された研磨済みパチンコ玉は、落下孔(後述)から
補給シュート61へ落下し、さらに補給落下路62を抜
けて、パチンコ遊技機12の背面に取り付けられた上皿
63に補給される。こうして補給された研磨済みパチン
コ玉は、賞球シュート(玉シュート)64へ送られ、遊
技に応じて賞球として払い出されるようになっている。
符号65は、賞球シュート64に設けられた玉詰まり解
消用のバイブレータを示している。バイブレータ65
は、センサ(図示を省略)によりパチンコ玉の流れを監
視し、その流れが途絶えたときに、玉詰まりが生じたも
のとして所定時間、振動するように構成されている。こ
のバイブレータ65は、パチン玉搬送路の異物排除構造
(後述)の振動手段としての役割も担っている。
チンコ玉が補給樋50からオーバーフローする状態にな
ると、まず、このオーバーフローした研磨済みパチンコ
玉は、島1の上部に位置するフロー玉タンク52に送ら
れる。次に、このフロー玉タンク52の許容量を超えて
さらにオーバーフローした研磨済みパチンコ玉は、この
フロー玉タンク52から島1の両端に向かって傾斜する
分配樋58,..の上を転動させられた後、各分配ホー
ス60を通じて貯蔵タンク20内に落下案内されるよう
になっている。
8等の補給樋に加え、分配ホース60、補給シュート6
1、や傾斜シュート18等は、本明細書におけるパチン
コ玉搬送路の例である。これら以外の構造を備え、ま
た、搬送原理を有し、さらに、どのような名称・呼称で
呼ばれるものであっても、そのような違いに拘わらず、
およそパチンコ遊技場等においてパチンコ玉をある地点
から他の地点へ搬送するための搬送路を形成するもの
が、本明細書における搬送路に含まれる。次項以下で
は、典型的な搬送路である補給樋50及び補給シュート
61の構造と、これらに設けられた異物排除構造につい
て説明する。
ら、補給樋50の詳細な構造及びこの補給樋50に設け
られる異物排除構造について説明する。補給樋50は、
幅方向断面がほぼ逆さV字状に形成された底板部71
と、この底板部71の幅方向両側端から角部73,73
を介して起立する側壁部75,75と、を含み、側壁部
75,75によりパチンコ玉の側方落下を阻止しつつ底
板部71上を転動搬送するように構成されている。底板
部71がほぼ逆さV字状、すなわち、中央部が側部より
高くなるように形成されているのは、転動するパチンコ
玉を角部73,73方向へ転動させ、これにより、パチ
ンコ玉が底板部71上でブリッジして停滞してしまうの
を阻止するためである。
近傍には、転動方向に長いスリット状の異物落下孔77
が貫通形成され、異物落下孔77の下方領域には落下し
た異物が飛散しないように一次的に貯留するための貯留
ボックス79が取り付けられている。貯留ボックス79
の一端には吸引装置83に連通する吸引ホース81が取
り付けられている。異物落下孔77と貯留ボックス79
と吸引装置83とが、本実施形態における異物排除構造
を構成している。
影響を与えずに落下させない形状(大きさ)に形成さ
れ、本実施形態ではパチンコ玉の円周とほぼ等しい長さ
のスリット状に形成されている。これは、パチンコ玉が
一回転するときにその全周が異物落下孔77上を通過で
きるようにするためであるが、この形状に限定されるも
のではなく、また、その数は単数でも複数でもよい。こ
こで、異物落下孔77が角部73近傍に設けられている
のは、上述したように底板部71が逆さV字状に形成さ
れているため通過するパチンコ玉の数が少ないときでも
これらのパチンコ玉は必ずこの角部73近傍を通過する
ので、この部位に異物落下孔77を形成しておけば効率
のよい異物排除を実現できるからである。
異物落下孔77の形状に合わせたために図5に示すよう
な形状に形成されているが、この異物落下孔77の形状
が本実施形態の形状と異なる場合やその個数が複数とさ
れた場合には、そのような場合に合わせた形状や個数を
選択することができる。たとえば、図6に示すように異
物落下孔77の他に3個の異物落下孔77a,77a,
77a及び貯留ボックス79aを追加するとともに長さ
を延長した貯留ボックス79´,79´を設けたり、図
7に示すような細長い異物落下孔77b,77b,77
b,77b及びこれらを通過する異物を一括して貯留す
るための貯留ボックス79bを設けたりすることができ
る。さらに、この異物落下孔を、たとえば図5に示す角
部73や側壁部75に形成することも可能である。
は、これを飛散させないようにしたり、回収の手間を省
いたりするためには、前述した貯留ボックス79や吸引
装置83を設けることが好ましいことは言うまでもない
が、異物の性質や異物が落下する周囲環境等を考慮した
上で、部品点数を減少させる等のために、これらを省略
してもよい。省略する場合は、この異物落下孔77が、
パチンコ機間の空間の上部領域に位置させることが好ま
しい。そのようにすれば、異物がパチンコ機の内部に再
混入することを可及的に防止できるからである。
8乃至11を参照しながら、振動手段を備えたパチンコ
玉搬送路の異物排除構造について説明する。前述したよ
うに、補給樋50の底板部71から側壁部75にかけ
て、パチンコ玉Pを補給シュート61内に落下させるた
めの落下孔50hが貫通形成されている。補給シュート
61は、図9及び10に示す形状に一体成形された合成
樹脂製であって、パチンコ玉搬送路となる底板部61b
及び底板部61bの両端から起立する側壁部61w,6
1wを備えている。底板部61bには、異物を落下排除
するための異物落下孔61h,61hが貫通形成されて
いる。異物落下孔61hがパチンコ玉の転動を妨げない
形状(大きさ)に形成されている。補給シュート61に
は、バイブレータ65の振動を伝達するための伝達部材
(伝達手段)67が取り付けられている。伝達部材67
の構成については、後述する。
前述したように、賞球シュート64における玉詰まりを
解消するために設けられたものである。このように既設
のバイブレータを流用したのは、これを流用することに
より新たな振動源を設置する必要がなくなるので振動手
段全体の構造をシンプルにすることができるからであ
る。さらに、バイブレータ自体はもともと設けられてい
るので、振動手段の設置を比較的簡単な作業により行う
ことができるからでもある。もっとも、パチンコ玉補給
路の形状や、それが設置された場所によっては、たとえ
ば、構造的又は距離的な理由から既存のものを流用でき
ない場合もあるので、そのような場合には、後述するよ
うに別途にバイブレータを設置することもできる。
ながら、伝達部材67の構造について説明する。伝達部
材67は、支持部材91、ヘッド部93、第1アーム部
95及び第2アーム部97により構成されている。支持
部材91は、ほぼコの字状に形成された部材であって、
底部91bとこの底部91bの両側端から起立する側部
91w,91wとを備えている。側部91wと側部91
wとの間隔は、補給シュート61の底板部61bより僅
かに幅広に設定され、これにより、両者が補給シュート
61の側壁部61w,61wを挟んだ状態でネジ固定で
きるようになっている。底部91bには貫通孔91hが
形成されている。貫通孔91hは、ヘッド部93のフラ
ンジ部93fを係止できる大きさに形成されており、こ
れにより、ヘッド部93を補給シュート61に支持でき
るようになっている。支持されたヘッド部93の先端
は、振動を伝達できるように補給シュート61の底板部
61bと接触するように配されている。ヘッド部93の
後端部は、第1アーム部95の先端部にネジ固定される
ようになっている。
状に形成され、第2アーム部97の断面形状も相似形の
ほぼコの字状に形成されている。第2アーム部97の寸
法は、第1アーム部95をスライド受け入れできるよう
に設定され、両者をスライド可能とすることによりアー
ム全体が伸縮自在となるように構成されている。伸縮自
在に構成したのは、バイブレータ65との位置合わせを
簡単に行えるようにするためである。第2アーム部97
への第1アーム部95の固定は、前者に設けられた長孔
97h,97hと後者に設けられたネジ孔95h,95
hを用いて長さ(固定位置)を調整しながらネジ(図示
を省略)により行うようになっている。第2アーム部9
7の開放端部は、バイブレータ65から振動伝達される
ように連結されている。アーム部の長さが足りないとき
は、第3のアーム部を形成し、これを第2アーム部に連
結するようにしてもよい。なお、第1アーム部95及び
第2アーム部97の一部又は全部に代え、屈曲自在なフ
レキシブルパイプ等を用いて振動を伝達するようにして
もよい。この場合は、フレキシブルパイプが持つ柔軟性
を利用してバイブレータ65との位置合わせ等を行うこ
とができるので便利である。
他の例である補給樋50に伝達部材67´を直接連結し
た場合について説明する。伝達部材67´は、補給樋5
0に取り付けられるように支持部材91´をL字状に形
成した点を除き、先に説明した伝達部材67とほぼ同じ
構造を備えている。また、伝達部材67´の他端は、図
外のバイブレータ65に連結されている点で共通してい
る。異物落下孔77´から落下する異物を飛散させない
ようにするために、想像線で示す貯留ボックス79´を
設けることが好ましい。
て、バイブレータの変形例について説明する。上述した
本実施形態の振動源には、既設された玉詰まり解消用の
バイブレータ65が流用されていた点で、異物排除用に
別途に設けられた本変形例におけるバイブレータ65´
と異なっている。すなわち、バイブレータ65´は、振
動源となるバイブレーションモータ65´mと、これを
補給樋50に取り付けるための取付部材65´aと、に
より構成されている。バイブレーションモータ65´m
の振動数は、たとえば、100Hzである。この振動数
が低すぎると望むような異物排除効果が得られず、ま
た、高すぎると不快音を発生しかねないので留意する。
振動の強弱は、パチンコ玉搬送路が設けられている場
所、その形態・傾斜の度合い、搬送されるパチンコ玉数
の多少、異物落下孔の個数・形状等に応じて適切な度合
いに設定する。また、振動手段の個数は、単数でも複数
でもよい。
は、図示は省略するが、専用電源を用いてもよいし、パ
チンコ遊技機の電源を流用してもよい。また、バイブレ
ータ65´は、定期的又はランダムに振動するように構
成してもよいし、常に振動するように構成してもよい。
また、図13に示す補給樋50には、貯留ボックスや吸
引装置が設けられていないが、落下する異物の飛散防止
を図るために、それらを設けることもできる。
がら、振動手段の作用効果について説明する。図外のバ
イブレータの振動は伝達部材67´に伝達され、さら
に、伝達部材67´を構成するヘッド部93が、この振
動を補給樋50の底板部71に伝達する。これにより、
底板部71が、さらに、補給樋50全体が振動する。底
板部71の振動は、その上に停滞している異物(図12
では研磨材K)を徐々に移動させ、異物落下孔77´,
77´,..から外部へ落下させる。また、パチンコ玉
Pに付着している研磨材は、底板部71から伝達された
振動により底板部71上に振り落とされ、上述同様の移
動により異物落下孔77´,77´,..から外部へ落
下させられる。このような落下により補給樋50内にあ
る研磨材Kが落下排除される。このように、補給樋50
を振動させることにより、異物排除が促進され、補給樋
50内部の清掃等を行う頻度を少なくすることができ
る。したがって、清掃等を行うことを業務とする従業員
の負担を軽減することができる。
設けられている場合は、落下した研磨材Kが貯留され、
補給樋50の下方領域における飛散が防止される。さら
に、図外にある吸引装置により、貯留された研磨材Kを
吸引すれば、研磨材Kの回収の手間、及び、貯留ボック
ス79´がなければ行わなくてはならかったであろう飛
散した異物除去等の手間が省けるので、従業員の時間的
・肉体的負担をさらに軽減することができる。以上の作
用効果は、補給樋50以外のパチンコ玉補給路について
も、また、研磨材以外の異物(塵埃や輪ゴム等)の除去
についても同じである。
ば、パチンコ玉搬送路内に混入した異物を可及的に排除
することができるので、これにより、搬送路の清掃頻度
が少なくなるので従業員の負担を軽減するができる。
ある。
背面図である。
の部分斜視図である。
の部分斜視図である。
の部分平面図である。
る。
る。
ある。
Claims (7)
- 【請求項1】 搬送される複数のパチンコ玉に混入した
異物をパチンコ玉搬送路から排除するための異物排除構
造であって、 前記パチンコ玉搬送路の底板部を貫通する異物落下孔を
含み、 前記異物落下孔が、パチンコ玉が落下不能な形状に形成
されていることを特徴とするパチンコ玉搬送路の異物排
除構造。 - 【請求項2】 前記底板部が、幅方向断面がほぼ逆さV
字状に形成され、かつ、幅方向両側端から角部を介して
起立する側壁部を含み、 前記異物落下孔が、前記角部近傍に配されていることを
特徴とする請求項1に記載したパチンコ玉搬送路の異物
排除構造。 - 【請求項3】 前記底板部を振動させることにより、当
該底板上にある異物を落下させるための振動手段、を備
えていることを特徴とする請求項1又は2に記載したパ
チンコ玉搬送路の異物排除構造。 - 【請求項4】 前記振動手段が、 パチンコ玉の供給を受けるためにパチンコ機が備える玉
シュートに既設されている玉詰まり解消用のバイブレー
タと、 前記バイブレータの振動を前記底板部に伝達するための
振動伝達手段と、 を含むことを特徴とする請求項3に記載したパチンコ玉
搬送路の異物排除構造。 - 【請求項5】 前記振動伝達手段が、 前記底板部に接触する接触部材と、 前記接触部材と前記バイブレータを連結するために伸縮
自在及び/又は屈曲自在に構成された連結アームと、 を含むことを特徴とする請求項4に記載したパチンコ玉
搬送路の異物排除構造。 - 【請求項6】 前記異物落下孔を通過した異物を一時的
に貯留するために当該異物落下孔の下方領域に設けられ
た貯留ボックスと、 前記貯留ボックス内に貯留された異物を吸引するための
吸引装置と、 を含むことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載
したパチンコ玉搬送路の異物排除構造。 - 【請求項7】 前記パチンコ玉搬送路が、パチンコ機が
集合してなるパチンコ島内部に設けられており、 前記異物落下孔が、パチンコ機間の空間の上部領域に位
置するように設けられている、 ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載したパ
チンコ玉搬送路の異物排除構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001127307A JP2002119741A (ja) | 2000-08-09 | 2001-04-25 | パチンコ玉搬送路の異物排除構造 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000-240732 | 2000-08-09 | ||
| JP2000240732 | 2000-08-09 | ||
| JP2001127307A JP2002119741A (ja) | 2000-08-09 | 2001-04-25 | パチンコ玉搬送路の異物排除構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002119741A true JP2002119741A (ja) | 2002-04-23 |
Family
ID=26597599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001127307A Pending JP2002119741A (ja) | 2000-08-09 | 2001-04-25 | パチンコ玉搬送路の異物排除構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002119741A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007236419A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-20 | Kyoraku Sangyo Kk | パチンコ機における球供給装置 |
| JP2007236418A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-20 | Kyoraku Sangyo Kk | パチンコ機における球供給装置 |
| JP2017035579A (ja) * | 2016-11-18 | 2017-02-16 | 株式会社エース電研 | 遊技球導入装置 |
| JP2018126233A (ja) * | 2017-02-07 | 2018-08-16 | 株式会社三洋物産 | 遊技場用システム |
Citations (4)
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|---|---|---|---|---|
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| JPH03114485A (ja) * | 1990-09-05 | 1991-05-15 | Sayama Seimitsu Kogyo Kk | パチンコ玉揚送装置 |
| JPH11207014A (ja) * | 1998-01-22 | 1999-08-03 | Sanyo Electric Co Ltd | パチンコ遊技装置の下部タンク構造 |
-
2001
- 2001-04-25 JP JP2001127307A patent/JP2002119741A/ja active Pending
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