JP2003111362A - 電動機の製造方法、電動機 - Google Patents

電動機の製造方法、電動機

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Tomoaki Oikawa
智明 及川
Osamu Kazama
修 風間
Koji Masumoto
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の磁極歯を有し、かつ各々の磁極歯が展
開自在な連結タイプの固定子鉄心を用いる固定子におい
て、自動化が容易で信頼性の高い電動機を製造すること
ができる製造方法及び電動機を提供するものである。 【解決手段】 絶縁部材に、端子を挿入する挿入部、お
よび当該挿入部に形成され、ワイヤを拘束する拘束用溝
を有するキャビティを磁極歯毎に複数個配置し、この内
のひとつのキャビティには絶縁部材に巻回された巻線の
端末部をセットし、また別のキャビティには異なる巻線
同士を接続するための渡り線、又は電源と接続するため
のリード線をセットした後、ワイヤ径よりも小さい幅の
導通用溝を一端に有した端子を複数一体化した状態にて
キャビティに挿入することにより、巻線、渡り線、及び
リード線を接続し、かつ渡り線をキャビティの内周側に
配置すると共に、FEP等の樹脂皮膜付のワイヤとした
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮機などに用い
られる電動機の製造方法や構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、空気調和機等に搭載される圧縮機
に組み込まれる電動機として、高効率化を目的とした集
中巻方式のものが固定子巻線に数多く採用されてきてい
る。図10及び図11及び図12は、それぞれ従来の集
中巻固定子を有する電動機の正面図、及び平面図、及び
固定子の結線を説明する図を示しており中心を回転する
回転子は省略してある。1は鉄心と巻線からなる電動機
の固定子で、内周部に沿って複数の磁極歯2を有する円
環状の鉄心3と、この磁極歯2に絶縁部材4を介して巻
回される巻線5とからなっており、多相巻線を形成して
いる。また、巻線5の端末部5aは、前記絶縁部材4の
外周に設けられた溝を通って別の磁極歯2まで渡ってお
り、渡り線の役目を果たしている。こうして集められた
複数の端末線5aは、リード線6とロウ付けにより接続
され、この接続部は、保護チューブ7により絶縁保護さ
れている。結線図が示すようにU相はU1、U2、U3
の3つの巻線が並列でY結線となるように接続されこの
巻線が図1のようにそれぞれ磁極歯に巻回されている。
V相、W相も同様である。このような電動機において渡
り線のある端子接続装置に関しては特開2000−12
5501号公報のような技術が知られている。
【0003】また、最近では、更なる高効率化のため、
上記鉄心に特開平11−234928号公報や特開20
00−116074号公報に示されるような展開可能な
連結タイプのものを採用するケースが見受けられる。こ
のような連結タイプの鉄心を用いる場合、巻線時には巻
線占積率を上げるため、鉄心を先ず展開してからこの状
態にて巻線し、その後で円形状に戻して結線等を行う方
式をとる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た固定子では、以下に示す問題点を有していた。このよ
うに鉄心を展開して製造されるタイプの固定子において
は、複数の巻線を連続して行った場合、円形状に戻した
際に巻線と巻線とを結ぶ渡り線と呼ばれる部分がたるん
でしまい、固定子の外周に配置されるケーシングに接触
してしまう恐れがあった。
【0005】このような固定子では、巻線の端末を引き
回して接続結線するため、この端末部をかなり長く取っ
ておく必要がある。そのため、絶縁部材の一部や治具等
にあらかじめ渡り線として必要な長さ分を巻回した後、
本来の磁極歯部分に巻回するという方法や、磁極歯毎に
巻線の端末部を引き出しておき鉄心を円形状に戻した後
でこれら端末どおしを接続結線する方法などを採用して
いたが、端末を巻回するという余分な作業が発生してし
まうため、サイクルタイム、すなわち加工費が増加して
しまう要因となっていた。
【0006】また、巻回された固定子は、円形状に戻さ
れた後に端末どおしを接続結線する方法は以下の手順に
て結線される。まず、あらかじめ巻回された端末を巻き
戻し、次に異なる相の端末同士が接触しないように絶縁
部材の外周部に設けられた溝に挿入するようにして這わ
し、そのようにして集められた端末同士を溶接しやすい
ようにからげた後ロウ付けにより接続し、この接続部の
絶縁、保護のため保護チューブを被せるという工程であ
るが、いずれの工程も自動化が困難であるため、作業者
が行っていた。そのため、人件費が増加してしまう要因
となっていた。
【0007】本発明は上記問題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、簡単な工程で短時間に製造
することができる電動機の製造方法を提供するものであ
る。また効率が良く信頼性の高い電動機を提供するもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る本発明の
電動機の製造方法は、一円状の固定子鉄心を形成可能な
連結した複数の磁極歯を展開させた状態で、それぞれの
磁極歯に絶縁部材を介して巻線を巻回するステップと、
巻線を巻回する際に各磁極歯の巻線の端末を絶縁部材に
設けた端子挿入部に形成する拘束部に拘束させるステッ
プと、各磁極歯を一円状に形成させた後で、固定子巻線
を形成する各巻線の間を接続する渡り線を配置し端子挿
入部に形成した別の拘束部に渡り線の端末を拘束させる
ステップと、を備えたものである。
【0009】請求項2に係る本発明の電動機の製造方法
は、巻線の端末を複数箇所で把持し拘束部に押し込み拘
束させた後で端子挿入部からはみ出す端末を処理するス
テップと、を備えたものである。
【0010】請求項3に係る本発明の電動機の製造方法
は、端末を拘束した端子挿入部に端末の絶縁に食い込む
金属性端子を挿入し端末間の通電を可能にするステップ
と、を備えたものである。
【0011】請求項4に係る本発明の電動機は、連結し
て一円状の固定子鉄心を形成する展開可能な複数の磁極
歯と、展開された際に各々の磁極歯に絶縁部材を介して
巻回された巻線の端末であって固定子鉄心の外周側に引
き出され相互に接続する巻線の端末と、絶縁部材の外周
側に形成され開口を有する端子挿入部に設けられた巻線
の端末を拘束する拘束部と、端子挿入部に設けられ一円
状の固定子巻線を形成するように巻線間を接続する渡り
線の端末を拘束する第2の拘束部と、端子挿入部の開口
に挿入され拘束された端末の絶縁に食い込み端末間の通
電を可能にする金属性端子と、を備えたものである。
【0012】請求項5に係る本発明の電動機は、固定子
巻線に接続され外部の電源などと接続可能なリード線を
端子と通電するように挿入する端子挿入部に設けられた
第3の拘束部と、を備えたものである。
【0013】請求項6に係る本発明の電動機は、固定子
巻線に接続され外部の電源などと接続可能なリード線を
接続する端子挿入部に使用する端子のみ、リード線を固
定する旗付型端子とし、この旗付型端子の旗部を固定子
の内径側に折り曲げ可能としたものである。
【0014】請求項7に係る本発明の電動機は、絶縁部
材の端子挿入部近傍に、巻線の端末引出し用の溝を設け
たものである。
【0015】請求項8に係る本発明の電動機は、端子挿
入部に設けられた拘束部は端末を拘束する拘束用溝部と
し、この溝の片方の内側側面に、溝幅が端末径とほぼ等
しくなるような円弧状の第一の突起を設けるとともに、
もう一方の内側側面に同じように溝幅が端末径とほぼ同
等となるような円弧状の第二の突起を設け、かつ、この
第一の突起と第二の突起との最近接距離が端末径とほぼ
等しくなるような位置にこれらの突起を配置したもので
ある。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、本発明の第
1の実施の形態について、図1乃至図5を参照して説明
する。図1は本発明の第1の実施の形態を示す固定子の
正面図、図2は本発明の固定子鉄心の展開を説明する
図、図3は絶縁部材構成説明図、図4は固定子巻線の結
線図、図5は巻線、渡り線及びリード線の接続説明図で
ある。
【0017】図1は、本発明の第1の実施の形態を示す
固定子の正面図で、図に示すように、1は電動機の固定
子で、固定子鉄心3に、絶縁部材4を介して巻線5が巻
回されており、絶縁部材4はPPSなどの樹脂成形品
で、巻線5の端末部5a、リード線6、渡り線8、及び
端子9を挿入するための絶縁部材4の一部である端子挿
入部のキャビティ10が一体に成形されている。このキ
ャビティ10は磁極歯2毎に設けられ磁極歯と同数の複
数個配置されている。なお、渡り線8には、FEPやポ
リエステル編組線等の皮膜付ワイヤを使用しており、更
にキャビティ10の内周側に配置されている。また図4
の結線図に示すようにU相はU1、U2、U3の3つの
巻線が並列でY結線となるように接続されこの巻線が図
1のようにそれぞれ磁極歯に巻回され、このU1、U
2、U3の3つの巻線が渡り線8にて接続されている。
V相、W相も同様である。
【0018】図2は本発明の固定子鉄心の展開を説明す
る図で、各磁極歯2は積層された鉄心のスタックで外周
側の背部の端で隣接する磁極歯と回動可能にピンポイン
ト接続され、(a)は直線状に展開した図で、(b)は
逆反りの状態で展開した図を示す。このように展開した
状態で図3に示す絶縁部材を装着し、且つ巻線が自動巻
線機で巻かれる。一円上の形状では機械アームのチャッ
クなどの制限や巻き線動作のアームなどの位置の制限な
どにより許容されるスペースにむら無く占有させる巻回
が出来ない。このように展開状態にすると、機械の動き
の制限が無くなり自由に巻回出来るので寸法状許容でき
る巻線スペース全部に巻線を巻くことが可能になる。し
かも自動巻線機の設置状況や動作位置、動作状況に応じ
て連結鉄心の展開範囲を(a)や(b)の様に変えるこ
とが出来、スムースな巻線工程が可能になる。このよう
な巻線作業の後で固定子鉄心は一円形状に変形され、更
に渡り線8、リード線6が接続されて固定子1は図1に
示すように完成される。
【0019】図3は絶縁部材4の構造を示す説明図で、
4はキャビティ10と一体成形された絶縁部材、11は
金属製の端子を挿入する端子挿入部、12は巻線の端末
などのワイヤ線を挿入し拘束するワイヤ拘束用溝、20
は絶縁部材の外周側巻線保持部、21は絶縁部材の胴体
部、22は絶縁部材の回転子側巻線保持部、23は磁極
歯勘合溝である。絶縁部材は固定子鉄心3の磁極歯2の
片側端面から勘合溝23を嵌めこんだ状態で外周側巻線
保持部20と胴体21と回転子側巻線保持部22の間の
空間にエナメル線などの巻き線を巻くことになる。一方
勘合溝23と反対側単面部外周側には端子挿入部11と
ワイヤー拘束用溝12を有するキャビティ10が設けら
れている。
【0020】次に、キャビティ10を使用して巻線5と
渡り線8、又はリード線6との接続状態について、図5
を用いて説明する。(a)は正面図、(b)は側面図を
示しており、9は導通用溝13を有する端子である。キ
ャビティ10は、端子9を挿入する挿入部11、および
当該挿入部11に形成されワイヤを拘束する側面に設け
られた拘束用溝12を有している。各線の端末を図のよ
うにキャビティ10の両方の側面にまたがる形でチャッ
キングしてこのキャビティ10の拘束用溝12の中に押
し込むため、図のように溝上に、巻線5の端末部5aと
渡り線8、またはリード線6を配置し挿入し拘束する。
拘束後、この上からこれらワイヤ径よりも小さい幅の導
通用溝13を一端に有し、複数一体化した状態の金属製
である端子9をキャビティ内に押し込む。各線の溝挿入
及び溝への拘束を図のように端子9で行うと更に簡単で
ある。巻線5の端末部5aと渡り線8、又はリード線6
はキャビティ10に設けられた拘束用溝12により拘束
されるから、当該端末部5aと渡り線8、リード線6の
絶縁層は、端子9の導通用溝13により除去される。こ
れにより巻線5と端子9、及び渡り線8と端子9、又は
リード線6と端子9とが端子9の導通用溝13を介して
導通するため、巻線5と渡り線8、又はリード線6とが
接続状態になる。但し図5のように一括して拘束を行う
と拘束及び端子挿入の工程が簡単になるが、各巻線の端
末が巻戦中や鉄心を一円にする工程などでぶらつくので
一時的に端末を固定するという工程が必要になる。
【0021】図5の状態の説明は接続状態を説明するも
のであるが、電動機を製造する時は巻線5の端末の拘束
は鉄心を展開時に行いワイヤー拘束用溝12に拘束した
状態で巻線完了後固定子1を一円状にし、その後各巻線
間の渡り線8の拘束を渡線用拘束溝にて行い、更に必要
に応じてリード線6も拘束した後で図5に示す端子9を
端子挿入部11へ挿入し押圧して金属製の導通用溝13
によりワイヤーのエナメルなどの絶縁を除去しながら通
電可能な接触状態とする等の別々の時点で拘束を行わせ
る方が構造にムダが無く簡単な製造方法で信頼性の高い
製品が可能になる。このためワイヤー拘束用溝12の幅
は巻線のワイヤー、すなわち端末形と同じ位の幅にして
端末を挿入しただけで動きの無いようにしておけば良
い。一方渡線やリード線の寸法が巻線端末径より大きな
寸法でも挿入部入口部分を幅広くしておけば溝底のほう
の幅寸法が拘束用溝12としてすべて同一でも良い。途
中で引っかかり止まることになり、最終的には拘束用溝
12よりも幅の狭い端子9の導通用溝13で拘束用溝に
押し込まれる。もちろん各端末の溝幅寸法をリード線6
などのサイズに合わせて変えておいても良いことは当然
である。
【0022】このように構成された電動機固定子におい
ては、渡り線8を磁極歯に巻く巻線と別部材にしている
ので、巻線5の端末部5aを長く取る必要がなくなり、
巻線工程でのサイクルタイムが短くなる。また、キャビ
ティ10及び端子9により巻線5と、渡り線8及びリー
ド線6を直接かしめることで接続するので、ロウ付け作
業が不要になり接続作業が容易になるとともに、絶縁部
材と一体になったキャビティ10により接続箇所を絶縁
保護できるので、保護チューブが不要になる。
【0023】更に、巻線5や渡り線8はキャビティ10
にセットされる際に、キャビティ10より若干はみ出し
た寸法でセットされ、このはみ出した部分は端子9挿入
時に同時にカットされるのであるが、本発明では渡り線
8をキャビティの内周側に配置しているため、カットさ
れる側の端末が固定子の外周側になり、カット屑を容易
に排出しやすいという利点がある。しかも各端末のはみ
出し部分はすべて一方向の外周側に並んでおり処理が簡
単になる。
【0024】また、更には、通常渡り線8は短絡防止の
ため、渡り線8同士が接触しないように絶縁する必要が
ある。この場合従来は前記絶縁部材4に溝を設け、この
溝に渡り線8を挿入することがあるが、キャビティ10
の内周側に渡り線8を配置した場合、巻回された巻線5
があるので、この上部に溝を設けなければならず、絶縁
部材4の寸法が大きくなってしまうという問題点があっ
た。また、絶縁部材4に設けられた溝に渡り線8を挿入
しなければならず、作業が面倒であるという問題点もあ
った。しかし、本発明のものでは、渡り線8にFEPや
ポリエステル編組線等の皮膜付ワイヤを使用し通電する
接続部だけ金属性端子9で接続するので、渡り線8同士
が接触しても短絡してしまう恐れがなく、したがって、
絶縁部材4に設けた溝に渡り線8を挿入する必要がない
ので、非常に作業が容易であり、また自動化に対しても
容易である。
【0025】図6は、本発明の別の例の絶縁部材4の要
部を説明する図であり、巻線5の端末部5a、渡り線
8、及びリード線6の接続状態を示している。この図6
では、リード線6が接続される磁極歯2の端子9を旗付
型の端子とし、リード線6と端子9との接続を端子9に
一体でもうけた旗部14を介して行っている。例えば、
リード線6を電源に接続する際には、リード線6を引っ
張ってしまうことがあり、端子9との接続部にテンショ
ンがかかることがあるが、本実施の形態によれば、リー
ド線6の接続用かしめ部と端子9とが旗部14を介して
接続されているため、直接接続されている場合に比べ接
触面積が大きく、したがって、接触抵抗への影響が小さ
くなり接触不良等の信頼性低下を低減することができ
る。なおキャビティ10に設けた拘束用溝12、端子挿
入部11と各端末の拘束や、端子9の挿入、更には端子
9の導通用溝13の構造や働きは図5のものと同じであ
る。
【0026】図7は、本発明の別の例の絶縁部材4の要
部を説明する図であり、この例では、リード線6が接続
される端子9の旗部14を固定子1の内径側に折り曲げ
ているため、端子9の旗部14が固定子1の外側に配置
されたケーシング15に接触してしまう恐れがなくな
り、絶縁不良等の信頼性低下を低減することができる。
【0027】図8は絶縁部材の構造を説明する図で、こ
の例では、巻線5が巻回される絶縁部材4に、巻線5の
端末部5aを引き出すための端末引出し用溝16を設け
たものである。例えば、図8(a)に示すように、端末
引出し用溝を設けずに、直接キャビティ10のワイヤ拘
束溝12から巻線5を引き出して巻線した場合、巻線5
の端末部5aが絶縁部材4の表面に配置されることにな
る。これにより、絶縁部材4に巻回される巻線5が、こ
の端末部5aに乗り上げてしまい整列に巻線することが
非常に困難であった。これに対し、本発明のものでは、
巻線5の端末引出し用溝16を設けたので、絶縁部材4
に巻回される巻線5が端末部5aに乗り上げることがな
く、容易に整列に巻線することができる。これにより、
スロット内の巻線の占積率が増加し、モータ効率が改善
される。なお、引出し用溝16に配置された巻線5の端
末部5aは、巻線5が巻回された後で端末引出し線用溝
16から抜かれ、キャビティ10のワイヤ拘束用溝12
に挿入される。このような端末引出し線用溝16に一時
的に拘束しておけば図5のように各端末を一括して端子
でプレスすることが出来る。なお図8のほかの構造の働
きは前述のものと同じである。
【0028】図9は、本発明の別の例のワイヤ拘束用溝
の正面図である。この例では、ワイヤ拘束用溝12の片
方の側面に円弧状の第一の突起17を設け、この突起1
7とワイヤ拘束用溝12のもう一方の側面との距離をX
とし、また、第一の突起17と反対側の側面に円弧状の
第二の突起18を設け、この突起18とワイヤ拘束用溝
12のもう一方の側面との距離をYとし、さらに、第一
の突起17と第二の突起18との最近接距離をZとした
ときに、X、Y、Zの全てが前述のワイヤ拘束用溝12
に挿入されるワイヤの直径とほぼ等しくなるように配置
されている。このため、ワイヤ拘束用溝12には、どの
場所においてもワイヤ径とほぼ等しい寸法以上の寸法が
確保されているので、蛇行させる必要はあるが容易にワ
イヤを挿入することができる。また、一度挿入されたワ
イヤをワイヤ拘束用溝12から抜くためには、単純に上
方に引っ張るのみでなく蛇行させる必要があるため、意
図的に抜かなければ製造中に容易に抜けてしまうことが
なく、したがって、鉄心を一円にしたりする工程などの
途中で確実な拘束が可能となり生産性の改善を図ること
ができる。
【0029】ところで、本発明は前記した各図の例にの
み限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内で
適宜変形して実施できる。また、各磁極歯の巻き線が前
述の工程や構造と異なるものでも何らかの理由により連
続巻ができない場合には本発明は有効である。
【0030】本発明は、複数の磁極歯を有し、かつ各々
の磁極歯が展開自在な連結タイプの固定子鉄心と、この
固定子鉄心の前記磁極歯に絶縁部材を介して巻回され、
多相巻線を形成する巻線とを具備し、この各々の磁極歯
に巻回された巻線とリード線とを接続してなる電動機の
固定子において、絶縁部材に、端子を挿入する挿入部、
および当該挿入部に形成され、ワイヤを拘束する拘束用
溝を有するキャビティを磁極歯毎に複数個配置し、この
内のひとつのキャビティには絶縁部材に巻回された巻線
の端末部をセットし、また別のキャビティには異なる巻
線同士を接続するための渡り線、又は電源と接続するた
めのリード線をセットした後、ワイヤ径よりも小さい幅
の導通用溝を一端に有した端子を複数一体化した状態に
てキャビティに挿入することにより、巻線、渡り線、及
びリード線を接続し、かつ渡り線をキャビティの内周側
に配置したものである。
【0031】また、この発明は、リード線を接続する磁
極歯に使用する端子のみ、旗付型端子としたことを特徴
とするものである。また、この発明は、旗付型端子の旗
部を固定子の内径側に折り曲げたものである。また、こ
の発明は、巻線が巻回される絶縁部材に、巻線の端末部
引出し用の溝を設けたものである。
【0032】また、この発明は、キャビティに設けられ
たワイヤ拘束用溝部の片方の側面に、溝幅がワイヤ径と
ほぼ等しくなるような円弧状の第一の突起を設けるとと
もに、もう一方の面に同じように溝幅がワイヤ径とほぼ
同等となるような円弧状の第二の突起を設け、かつ、こ
の第一の突起と第二の突起との最近接距離がワイヤ径と
ほぼ等しくなるような位置にこれらの突起を配置したも
のである。
【0033】以上説明したように、渡り線を別部材とし
たため、巻線の端末部を長く取る必要がなくなり、巻線
工程でのサイクルタイムが短くなる。また、キャビティ
及び端子により巻線と渡り線を直接かしめることで巻線
と渡り線を接続するので、ロウ付け作業が不要になり接
続作業が容易になるとともに、キャビティにより接続箇
所を絶縁保護できるので、保護チューブが不要になる。
また、渡り線をキャビティの内周側に配置しているた
め、カットされる側の端末が固定子の外周側になり、カ
ット屑を容易に排出しやすいという利点がある。更に、
渡り線にFEPやポリエステル編組線等の皮膜付ワイヤ
を使用しているので、絶縁部材に設けられた溝に挿入す
る必要がなくなり、自動化が容易になる。この結果、安
価に電動機の固定子を製造することができる。
【0034】またこの発明は、リード線が接続される磁
極歯の端子を旗付型の端子とし、リード線と端子との接
続をこの旗部を介して行っているので、リード線と端子
との接続部の接触面積を十分に大きくとることができ、
したがって、リード線を電源に接続する際にリード線と
端子との接続部にテンションがかかっても接触不良等の
信頼性低下を低減することができる。
【0035】またこの発明は、リード線が接続される端
子の旗部を固定子の内径側に折り曲げているため、端子
の旗部が固定子の外側に配置されたケーシングに接触し
てしまう恐れがなくなり、絶縁不良等の信頼性低下を低
減することができる。
【0036】またこの発明は、巻線が巻回される絶縁部
材に、巻線の端末部を引き出すための端末引出し用溝を
設けたので、絶縁部材に巻回される巻線がこの端末部に
乗り上げることがなく、容易に整列に巻線することがで
きる。これにより、スロット内の巻線の占積率が増加
し、モータ効率を改善することができる。
【0037】また、キャビティに設けられたワイヤ拘束
用溝部の片方の側面に、溝幅がワイヤ径とほぼ等しくな
るような円弧状の第一の突起を設けるとともに、もう一
方の面に同じように溝幅がワイヤ径とほぼ同等となるよ
うな円弧状の第二の突起を設け、かつ、この第一の突起
と第二の突起との最近接距離がワイヤ径とほぼ等しくな
るような位置にこれらの突起を配置したので、容易にワ
イヤを挿入することができるとともに、一度挿入された
ワイヤは容易に抜けてしまうことがないので、生産性の
改善を図ることができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1に係る本発明の電動機の製造方
法は、一円状の固定子鉄心を形成可能な連結した複数の
磁極歯を展開させた状態で、それぞれの磁極歯に絶縁部
材を介して巻線を巻回するステップと、巻線を巻回する
際に各磁極歯の巻線の端末を絶縁部材に設けた端子挿入
部に形成する拘束部に拘束させるステップと、各磁極歯
を一円状に形成させた後で、固定子巻線を形成する各巻
線の間を接続する渡り線を配置し端子挿入部に形成した
別の拘束部に渡り線の端末を拘束させるステップと、を
備えたので、簡単な工程で信頼性の高い電動機を製造す
ることが出来る。
【0039】請求項2に係る本発明の電動機の製造方法
は、巻線の端末を複数箇所で把持し拘束部に押し込み拘
束させた後で端子挿入部からはみ出す端末を処理するス
テップと、を備えたので、高い生産性が得られる
【0040】請求項3に係る本発明の電動機の製造方法
は、端末を拘束した端子挿入部に端末の絶縁に食い込む
金属性端子を挿入し端末間の通電を可能にするステップ
と、を備えたので、高い品質を維持できる電動機が得ら
れる。
【0041】請求項4に係る本発明の電動機は、連結し
て一円状の固定子鉄心を形成する展開可能な複数の磁極
歯と、展開された際に各々の磁極歯に絶縁部材を介して
巻回された巻線の端末であって固定子鉄心の外周側に引
き出され相互に接続する巻線の端末と、絶縁部材の外周
側に形成され開口を有する端子挿入部に設けられた巻線
の端末を拘束する拘束部と、端子挿入部に設けられ一円
状の固定子巻線を形成するように巻線間を接続する渡り
線の端末を拘束する第2の拘束部と、端子挿入部の開口
に挿入され拘束された端末の絶縁に食い込み端末間の通
電を可能にする金属性端子と、を備えたので効率が良く
信頼性の高い電動機が得られる。
【0042】請求項5に係る本発明の電動機は、固定子
巻線に接続され外部の電源などと接続可能なリード線を
端子と通電するように挿入する端子挿入部に設けられた
第3の拘束部と、を備えたので、安価な電動機が得られ
る。
【0043】請求項6に係る本発明の電動機は、固定子
巻線に接続され外部の電源などと接続可能なリード線を
接続する端子挿入部に使用する端子のみ、リード線を固
定する旗付型端子とし、この旗付型端子の旗部を固定子
の内径側に折り曲げ可能としたので、品質の良い電動機
が得られる。
【0044】請求項7に係る本発明の電動機は、絶縁部
材の端子挿入部近傍に、巻線の端末引出し用の溝を設け
たので、スペースを無駄にしない能力の高い電動機が得
られる。
【0045】請求項8に係る本発明の電動機は、端子挿
入部に設けられた拘束部は端末を拘束する拘束用溝部と
し、この溝の片方の内側側面に、溝幅が端末径とほぼ等
しくなるような円弧状の第一の突起を設けるとともに、
もう一方の内側側面に同じように溝幅が端末径とほぼ同
等となるような円弧状の第二の突起を設け、かつ、この
第一の突起と第二の突起との最近接距離が端末径とほぼ
等しくなるような位置にこれらの突起を配置したので、
信頼性の高い電動機が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の電動機の固定子を示す正面図であ
る。
【図2】 本発明の電動機の固定子鉄心の展開状態を説
明する説明図である。
【図3】 本発明の電動機の絶縁部材の要部を示す説明
図である。
【図4】 本発明の電動機の巻線の接続状態を示す結線
図である。
【図5】 本発明の電動機の巻線と渡り線、及びリード
線の接続状態を示す説明図である。
【図6】 本発明の電動機の絶縁部材の要部を示す説明
図である。
【図7】 本発明の電動機の絶縁部材の要部を示す説明
図である。
【図8】 本発明の電動機の絶縁部材の要部を示す説明
図である。
【図9】 本発明の電動機の絶縁部材の要部を示す説明
図である。
【図10】 従来の電動機の固定子を示す正面図であ
る。
【図11】 従来の電動機の固定子を示す平面図であ
る。
【図12】 従来の電動機の巻線の接続状態を示す結線
図である。
【符号の説明】
1 固定子、 2 磁極歯、 3 固定子鉄心、 4
絶縁部材、 5 巻線、 5a 巻線の端末部、 6
リード線、 7 保護チューブ、 8 渡り線、 9
端子、 10 キャビティ、 11 端子挿入部、 1
2 ワイヤ拘束用溝、 13 導通用溝、 14 端子
の旗部、 15 ケーシング、 16端末引出し用溝、
17 第一の突起、 18 第二の突起。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 風間 修 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 増本 浩二 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5H002 AA07 AA09 AB06 AC00 AE02 5H603 AA01 AA09 BB01 BB07 BB12 CA01 CB02 CB03 CB04 CB12 CB18 CB26 CC05 CC11 CC17 CD21 CD32 CE01 EE02 FA01 5H604 AA08 BB01 BB14 CC01 CC05 CC15 CC16 DB01 PB03 QA01 QA04 QB03 QB14 QB17 5H615 AA01 BB01 BB14 PP01 PP10 PP13 PP14 PP15 QQ02 QQ19 QQ26 RR01 SS04 SS44 TT03 TT26

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一円状の固定子鉄心を形成可能な連結し
    た複数の磁極歯を展開させた状態で、それぞれの磁極歯
    に絶縁部材を介して巻線を巻回するステップと、前記巻
    線を巻回する際に各磁極歯の巻線の端末を前記絶縁部材
    に設けた端子挿入部に形成する拘束部に拘束させるステ
    ップと、前記各磁極歯を一円状に形成させた後で、固定
    子巻線を形成する前記各巻線の間を接続する渡り線を配
    置し前記端子挿入部に形成した別の拘束部に前期渡り線
    の端末を拘束させるステップと、を備えたことを特徴と
    する電動機の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記巻線の端末を複数箇所で把持し前記
    拘束部に押し込み拘束させた後で前記端子挿入部からは
    み出す端末を処理するステップと、を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の電動機の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記端末を拘束した前記端子挿入部に前
    記端末の絶縁に食い込む金属性端子を挿入し前記端末間
    の通電を可能にするステップと、を備えたことを特徴と
    する請求項1または2記載の電動機の製造方法。
  4. 【請求項4】 連結して一円状の固定子鉄心を形成する
    展開可能な複数の磁極歯と、展開された際に各々の磁極
    歯に絶縁部材を介して巻回された巻線の端末であって前
    記固定子鉄心の外周側に引き出された巻線の端末と、前
    記絶縁部材の外周側に形成され開口を有する端子挿入部
    に設けられた前記巻線の端末を拘束する拘束部と、前記
    端子挿入部に設けられ一円状の固定子巻線を形成するよ
    うに前記巻線間を接続する渡り線の端末を拘束する第2
    の拘束部と、前記端子挿入部の開口に挿入され拘束され
    た前記端末の絶縁に食い込み前記端末間の通電を可能に
    する金属性端子と、を備えたことを特徴とする電動機。
  5. 【請求項5】 前記固定子巻線に接続され外部の電源な
    どと接続可能なリード線を前記端子と通電するように挿
    入する前記端子挿入部に設けられた第3の拘束部と、を
    備えたことを特徴とする請求項4記載の電動機。
  6. 【請求項6】 前記固定子巻線に接続され外部の電源な
    どと接続可能なリード線を接続する前記端子挿入部に使
    用する端子のみ、前記リード線を固定する旗付型端子と
    し、この旗付型端子の旗部を固定子の内径側に折り曲げ
    可能としたことを特徴とする請求項4記載の電動機。
  7. 【請求項7】 前記絶縁部材の前記端子挿入部近傍に、
    前記巻線の端末引出し用の溝を設けたことを特徴とする
    請求項4記載の電動機。
  8. 【請求項8】 前記端子挿入部に設けられた前記拘束部
    は、前記端末を拘束する拘束用溝部とし、この溝の片方
    の内側側面に、溝幅が前記端末径とほぼ等しくなるよう
    な円弧状の第一の突起を設けるとともに、もう一方の内
    側側面に同じように溝幅が前記端末径とほぼ同等となる
    ような円弧状の第二の突起を設け、かつ、この第一の突
    起と第二の突起との最近接距離が前記端末径とほぼ等し
    くなるような位置にこれらの突起を配置したことを特徴
    とする請求項4記載の電動機。
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