JP2003108000A - ラベル用紙 - Google Patents

ラベル用紙

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JP2003108000A
JP2003108000A JP2001299239A JP2001299239A JP2003108000A JP 2003108000 A JP2003108000 A JP 2003108000A JP 2001299239 A JP2001299239 A JP 2001299239A JP 2001299239 A JP2001299239 A JP 2001299239A JP 2003108000 A JP2003108000 A JP 2003108000A
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JP
Japan
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peelable
printable
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Application number
JP2001299239A
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English (en)
Inventor
Yuji Shimizu
雄二 清水
Yuji Eto
雄二 江藤
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタの通紙時の安定性がよく、印字品質
の低下や、配送途中の安定性、利便性を確保できるラベ
ル用紙を提供する。 【解決手段】 印字適性のある印字可能基材11と、印
字可能基材11の裏面の略全面に形成された粘着剤層1
2と、少なくとも一部に形成された剥離性のある部分1
3と実質的に剥離性のない部分(A部)とを有し、粘着
剤層12を覆う剥離性基材14とを備え、印字可能基材
11は、剥離性基材14と実質的に剥離性のない部分
(A部)で接着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種プリンタで印
字できる1p(パート)配送伝票などに好適に使用され
るラベル用紙に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来例のラベル用紙の一例を示
す図である。このラベル用紙20は、図3(A1)に示
すように、A4版の用紙に3つの配送伝票20−1〜2
0−3を印字可能な形態であり、各配送伝票20−1〜
20−3は、ミシン目m1で分離可能となっている。各
配送伝票20−1〜20−3は、図3(B1)に示すよ
うに、配送荷物に貼付される貼付票20Aと、届け先で
配送確認のための押印を受け、持ちかえる配達票20B
と、余白部20Cとからなり、配達票20Bは、ミシン
目m2から分離可能となっている。
【0003】このラベル用紙20は、図3(A2)に示
すように、印字適性を有する印字可能基材21と、印字
可能基材21の貼付票20A及び余白部20Cの裏面に
形成された粘着剤層22と、剥離層23が上面の全面に
形成された剥離紙24などとから構成されている。
【0004】このラベル用紙20は、図3(A1)の状
態でレーザプリンタなどのNIPによって、貼付票20
Aと配達票20Bに配達先や送り主などに関する必要事
項が印字され、ミシン目m1で分離される。そして、図
3(B2)に示すように、剥離紙24が剥離された状態
で、粘着剤層22によって、不図示の配送荷物に貼付さ
れる。
【0005】届け先では、図3(B1)に示すように、
配達票20Bに押印をもらい、ミシン目m2から切り取
って、持ちかえる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
のラベル用紙は、配達票20Bの裏面を接着剤抜き(B
部)してあるので、わずかであるが「浮いた部分」があ
り、ミシン目m2でつながった状態となっている。この
「浮いた部分」は、プリンタの通紙中に捲り上がること
があった。また、給紙カセットに収容したときに、「浮
いた部分」の厚みが薄くなり、通紙が不安定であった。
さらに、「浮いた部分」は、トナーの定着が悪く、印字
品質が低下する。さらにまた、配送途中で、この「浮い
た部分」のすき間に不用意に物が挟まると、ミシン目m
2から破れて、配達票20Bが離脱する可能性もあっ
た。
【0007】一方、コストダウン等のために、配送伝票
の全体を薄くしたいという要請があるが、一番効果のあ
る印字可能用紙21を薄くした場合に、貼付票20Aは
問題はないが、配達票20Bが薄くなると、上記各問題
点が顕著になると共に、配達票20Bは持ちかえって保
管などをするため、現場での使い勝手を悪くするおそれ
があった。
【0008】本発明の課題は、プリンタの通紙時の安定
性がよく、印字品質の低下がなく、配送途中の安定性、
利便性を確保できるラベル用紙を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、請求項1の発明は、印字適性のある印字可能基材
(11)と、前記印字可能基材の裏面の略全面に形成さ
れた粘着剤層(12)と、少なくとも一部に形成された
剥離性のある部分(13)と実質的に剥離性のない部分
(A部)とを有し、前記粘着剤層を覆う剥離性基材(1
4)と、を備えたラベル用紙において、前記印字可能基
材(11)は、前記剥離性基材(14)と前記実質的に
剥離性のない部分(A部)で接着されていること、を特
徴とするラベル用紙である。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載のラベ
ル用紙において、前記剥離性基材(14)には、前記実
質的に剥離性のない部分(A部)に、その部分に応じた
形状のハーフカット(hc)が設けられており、前記印
字可能基材(11)には、前記ハーフカットに対応した
位置に、ミシン目(m2)が設けられていること、を特
徴とするラベル用紙である。
【0011】請求項3の発明は、請求項2に記載のラベ
ル用紙において、前記剥離性基材は、前記ハーフカット
の部分が、1辺あたり2mm以下の範囲で大きいこと、
を特徴とするラベル用紙である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面等を参照して、本発明
の実施の形態について、さらに詳しくに説明する。図1
は、本発明によるラベル用紙の実施形態を示す図であ
る。なお、前述した従来例と同様な機能を果たす部分に
は、末尾に共通した符号を付して、重複する説明を適宜
省略する。この実施形態のラベル用紙10は、NIP用
上質紙等からなる各種印字方式に応じた印字適性のある
印字可能基材11と、印字可能基材11の裏面の略全面
に形成された粘着剤層12と、少なくとも一部に形成さ
れた剥離性のある部分(剥離層13)と実質的に剥離性
のない部分(A部)とを有し、粘着剤層12を覆う剥離
性基材14等とを備えたものである。
【0013】このラベル用紙10では、印字可能基材1
1は、剥離性基材14と実質的に剥離性のない部分(A
部)で接着されているので、以下のような利点がある。 (1)配送票10Bの裏面を含む印字可能基材11の略
全面に粘着剤層12を形成したので、従来のように、粘
着剤抜きした実質的に剥離性のない部分(A部)に、
「浮いた部分」がないために、通紙中に捲れ上がること
がきわめて少なくなった。 (2)同様に、上記「浮いた部分」がないために、厚み
が略均一となり、カセット給紙でも安定する。
【0014】(3)配達票10Bとなるミシン目m2で
分離される部分は、2枚の用紙(印字可能基材11と剥
離性基材14B)を重ね合わせた構成となるために、そ
の他のラベル部分は、薄くすることが可能となる。この
場合に、配達票10Bの厚さ,剛度は、従来のものと、
同程度以上確保できる。
【0015】また、このラベル用紙10は、剥離性基材
14には、実質的に剥離性のない部分(A部)に、その
部分に応じた形状のハーフカットhcが設けられてい
る。このため、このラベル用紙10を不図示の配送荷物
等に貼るときに、剥離性基材14を剥がすと、剥離層1
3のある部分がハーフカットhcを境にして、剥離さ
れ、図1(B2)に示すように、実質的に剥離性のない
部分(A部)のみが印字可能基材11側に残る。
【0016】一方、印字可能基材11には、ハーフカッ
トhcに対応した位置に、ミシン目m2が設けられてい
る。このため、図1(B1)に示すように、配達票10
Bを分離しやすい。
【0017】このときに、剥離性基材14は、ハーフカ
ットhcの部分が、1辺あたり2mm以下の範囲で大き
いことが望ましい。印字性基材11側のミシン目を、剥
離性のない部分ぎりぎりに入れようとすると、少しの位
置変動でも配達票10Bが剥がれなくなったり、裏面に
接着剤が残ってしまい、回収後の業務に支障をきたす可
能性がある。2mm程度であれば、剥離性基材(セパ
紙)14が配達票10Bに付いてくることになる。
【0018】以上説明した実施形態に限定されることな
く、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明
の均等の範囲内である。図2は、本発明によるラベル用
紙の変形形態を示す図である。ラベル用紙30,40
は、印字可能基材の裏面全面に粘着剤層32,42が形
成されており、実質的に剥離性のない部分(A部)は、
斜線の施していない島状の部分であり、剥離層が形成さ
れている。このように、粘着剤層32,42は、全面に
塗布されるので、粘着剤の塗布パターンを品目によって
変更する必要がない。
【0019】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、印字可能基材は、剥離性基材と実質的に剥離性の
ない部分で接着されているので、「浮いた部分」がない
ために、通紙中に捲れ上がることがきわめて少なくなる
うえ、厚みが略均一となり、カセット給紙でも安定す
る。
【0020】また、実質的に剥離性のない部分は、印字
可能基材と剥離性基材を重ね合わせた構成となるため
に、その他のラベル部分は薄くすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるラベル用紙の実施形態を示す図で
ある。
【図2】本発明によるラベル用紙の変形形態を示す図で
ある。
【図3】従来例のラベル用紙の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 ラベル用紙 10−1〜10−3 配送伝票 10A 貼付票 10B 配達票 10C 余白部 11 印字可能基材 12 粘着剤層 13 剥離層 14 剥離性基材 m1,m2 ミシン目 hc ハーフカット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字適性のある印字可能基材と、 前記印字可能基材の裏面の略全面に形成された粘着剤層
    と、 少なくとも一部に形成された剥離性のある部分と実質的
    に剥離性のない部分とを有し、前記粘着剤層を覆う剥離
    性基材と、を備えたラベル用紙において、 前記印字可能基材は、前記剥離性基材と前記実質的に剥
    離性のない部分で接着されていること、を特徴とするラ
    ベル用紙。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のラベル用紙において、 前記剥離性基材には、前記実質的に剥離性のない部分
    に、その部分に応じた形状のハーフカットが設けられて
    おり、 前記印字可能基材には、前記ハーフカットに対応した位
    置に、ミシン目が設けられていること、を特徴とするラ
    ベル用紙。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のラベル用紙において、 前記剥離性基材は、前記ハーフカットの部分が、1辺あ
    たり2mm以下の範囲で大きいこと、を特徴とするラベ
    ル用紙。
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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016153857A (ja) * 2015-02-20 2016-08-25 大日本印刷株式会社 ラベルシート
JP7468250B2 (ja) 2020-08-26 2024-04-16 大日本印刷株式会社 ラベルシート

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JPH07266746A (ja) * 1994-03-30 1995-10-17 Dainippon Printing Co Ltd 送り状
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