JP2003107360A - 落射照明ユニット - Google Patents

落射照明ユニット

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JP2003107360A
JP2003107360A JP2001298604A JP2001298604A JP2003107360A JP 2003107360 A JP2003107360 A JP 2003107360A JP 2001298604 A JP2001298604 A JP 2001298604A JP 2001298604 A JP2001298604 A JP 2001298604A JP 2003107360 A JP2003107360 A JP 2003107360A
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illumination
focus
centering
optical axis
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Kenichi Koyama
健一 小山
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の光学素子を落射照明光軸の任意の位置
に調整配置でき、落射照明光軸への挿脱も簡単に行うこ
とができる落射照明ユニットを提供する。 【解決手段】 視野絞りユニットまたは開口絞りユニッ
トが装着される落射照明装置のスロット部に装着可能に
した落射照明ユニットであって、光学素子を保持する保
持枠44をフォーカス軸48の回転により落射照明光軸
方向に移動可能にするフォーカス機構と、保持枠44を
保持し、落射照明光軸に対して垂直方向に移動可能にす
る挿脱部43を有する挿脱機構と、挿脱部43を落射照
明光軸に対して垂直な面内で移動可能にする心出し枠4
2を有する心出し機構と、これらが一体に収容され、落
射照明装置のスロット部に挿入位置決めされるスロット
形状をした外枠36とを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生物研究分野で利
用される落射蛍光観察用照明装置に設けられる落射照明
ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】生物研究分野で利用される落射蛍光観察
では、例えば、観察領域とは別にある特定領域(微小領
域)のみに特定波長の照明光を照射し、Caged解除
を行うような場合、通常と異なる機能を落射照明装置に
持たせるようにしている。
【0003】このような微小領域のみに照明光を照射す
る方法としては、試料面と共役な位置に絞りを配置し、
この絞りを介した像を試料面に投影することが通常行わ
れており、一般的な落射蛍光観察用照明装置では、試料
面と共役な位置に配置された絞り径を調整可能にすると
ともに、照明光軸上に位置調整可能な心出し機構を備え
た視野絞りが内蔵されている。
【0004】実開平6−23017号公報は、このよう
な視野絞り機構を示すもので、視野絞りが、絞り径調整
に連動して照明光軸方向に移動するような構成が述べら
れている。これは視野絞りを試料面に投影させるための
レンズ群(以下FS投影レンズ群)が持つ収差により発生
する絞り径変化に伴う視野絞り像ぼけを補正し、絞りを
試料面上に厳密に投影させることを目的とするためであ
る。
【0005】また、特開平10−73768号公報は、
視野絞りではないが、同じく絞り径を調整可能で、かつ
心出し調整可能な絞りに関するもので、絞りをユニット
構成にし、その取り付け方向を変えることで絞りの照明
光軸方向位置を変更させることが開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実開平
6−23017号公報のものは、視野絞り機構が落射照
明系などの一部として顕微鏡内部に一体に設けられてい
るため、ユーザーが要求するような任意の絞り(素子)を
落射照明光軸上に配置することができない。つまり、顕
微鏡内部に一体に内蔵されている径可変の絞り形状は円
形のみで、一般的に、この種の絞りの最小径は0.5か
ら1mm程度が限界で、さらに微小な領域まで径を絞り
込むことは難しい。このため、ユーザーの要求を満足す
るような微小な径を絞りを落射照明光軸上に簡単に配置
することができない。
【0007】また、落射蛍光照明では、様々な波長帯の
照明を利用するため、FS投影レンズの収差以外にも照
明光の波長による収差も加味しなければ、視野絞りを試
料面に厳密に投影させることはできないが、このような
FS投影レンズの収差以外に対する調整には対応できな
い。
【0008】さらに、絞りを照明光路に対して挿脱する
ことができないため、例えば試料の特定範囲にある波長
帯の照明を行なった後、異なる波長帯の照明により全体
像を観察するような場合、観察の途中で絞り径を変化さ
せる必要があり、この作業を繰返し行なう場合は、その
都度絞り径を特定範囲に調整するという煩わしい作業が
発生する。
【0009】また、特開平10-73768号公報のも
のは、上述と同様な問題点の他に、絞りの照明光軸方向
と位置の調整が連続的にできないため、ユーザーが任意
の位置に正確に絞りを配置することはできない。
【0010】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、任意の光学素子を落射照明光軸の任意の位置に正確
に調整配置できるとともに、落射照明光軸上への挿脱も
簡単に行うことができる落射照明ユニットを提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
視野絞りユニットまたは開口絞りユニットが装着される
落射照明装置のスロット部に装着可能にした落射照明ユ
ニットにおいて、光学素子を保持する光学素子保持部材
と、前記光学素子保持部材を前記落射照明装置の落射照
明光軸方向に移動可能にするフォーカス機構と、前記フ
ォーカス機構を前記落射照明光軸に対して垂直方向に移
動可能にする挿脱機構と、前記挿脱機構を前記落射照明
光軸に対して垂直な面内で移動可能にする心出し機構
と、これら光学素子保持部材、フォーカス機構、挿脱機
構および心出し機構が一体に収容され、且つ前記落射照
明装置の前記スロット部に挿入位置決めされるスロット
形状をした外枠とを具備したことを特徴としている。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記フォーカス機構は、円筒形の光学素子
保持部材と、前記光学素子保持部材の外周面に円周方向
に沿って形成されたフォーカス溝と、前記光学素子保持
部材を前記落射照明光軸方向に移動可能に嵌合する嵌合
孔を有する挿脱部材と、前記挿脱部材に形成され前記落
射照明光軸に対して直交する方向に沿って前記嵌合孔に
貫通するフォーカス孔と、前記フォーカス孔に挿入さ
れ、且つ先端面に偏心して設けられたピンを有するとと
もに、該ピンを前記フォーカス溝に係合させたフォーカ
ス軸と、前記フォーカス軸のスラスト方向を規制するス
ラスト規制機構と、具備し、前記フォーカス軸の回転操
作により、該フォーカス軸の軸線を中心とした前記ピン
の円運動により前記フォーカス溝を介して前記光学素子
保持部材を前記落射照明光軸方向に移動させることを特
徴としている。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項2記載の発
明において、前記スラスト機構は、前記挿脱部材に形成
され前記フォーカス孔を通る光軸方向と直交する方向に
沿って前記フォーカス孔に貫通するスラスト規制孔と、
前記フォーカス軸の中間部に円周方向に沿って形成され
た溝部と、前記スラスト規制孔に挿入されるとともに、
先端部を前記フォーカス軸の溝部に係合され前記フォー
カス軸のスラスト方向を規制するスラストピンとを具備
したことを特徴としている。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記挿脱機構は、スライド溝を有
する心出し部材と、前記心出し部材のスライド溝に沿っ
てスライド移動自在に設けられた挿脱部材と、前記スラ
イド溝に沿った方向に形成され、且つ前記挿脱部材の移
動範囲を規制する2つのストッパ当付け面を有するガイ
ド溝と、前記挿脱部材に設けられ、前記ガイド溝に挿入
され前記挿脱部材の移動により前記ストッパ当付け面に
当接可能なストッパとを具備したことを特徴としてい
る。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1、2また
は4のいずれかに記載の発明において、前記心出し機構
は、前記外枠に形成された長穴と、前記長穴に挿入さ
れ、該長穴に沿った移動と該長穴を中心とする回動を可
能にした心出し部材と、前記外枠の前記長穴の長手方向
中心線に対し対称な位置に配置され、前記心出し部材の
側面に当接される一対の心出しビスと、前記心出し部材
を前記心出しビスに当接する方向に引き込む心出しバネ
と、を具備し、前記一対の心出しビスによる前記心出し
部材側面の押し込み量の調整により、前記心出し部材の
心出し移動を可能にしたことを特徴としている。
【0016】請求項6記載の発明は、請求項5記載の発
明において、前記一対の心出しネジは、互いに平行に配
置されたことを特徴としている。
【0017】請求項7記載の発明は、請求項1、2、4
または5のいずれかに記載の発明において、前記スロッ
ト形状は、前記落射照明装置に形成され、開口部、この
開口部の内部に前記落射照明光軸と直交する方向に形成
されたユニット挿脱用の溝部、該溝部に対向して設けら
れた天井部および前記開口部への固定のための当て付け
面を有するスロット部に対し、前記溝部と天井部に囲ま
れた空間に収まるような4つの面と、前記当て付け面に
当接して前記開口部に固定されるユニット当て付け面を
有することを特徴としている。
【0018】この結果、本発明によれば、任意の光学素
子を落射照明装置の所定位置に正確に調整配置できると
ともに、落射照明光軸上への挿脱も簡単に、しかも再現
性よく行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。
【0020】(第1の実施の形態)図1は、本発明の落射
照明ユニットを装着可能な落射照明装置を備えた正立型
顕微鏡の概略構成を示すものである。
【0021】図において、1は顕微鏡本体で、この顕微
鏡本体1は、水平方向のベース部1aと、このベース部
1aに対し直立して形成された胴部1bを有し、この胴
部1bの先端部に、ベース部1aと平行な方向に落射照
明装置2が配置されている。
【0022】顕微鏡本体1の胴部1bには、ステージ3
が後述する対物レンズ6の光軸方向に上下動可能に設け
られている。このステージ3上には、標本4が載置され
ている。
【0023】落射照明装置2先端には、レボルバ5が設
けられている。このレボルバ5には、ステージ3上の標
本4に対向して複数の対物レンズ6が設けられ、レボル
バ5の回転操作により、これら対物レンズ6を選択的に
観察光軸a上で切換えるようにしている。また、落射照
明装置2の上方には、少なくとも1つのレンズを有する
鏡筒7が設けられている。この鏡筒7には、接眼レンズ
8が設けられている。
【0024】落射照明装置2には、ランプハウス9が設
けられている。このランプハウス9は、図示しない落射
照明用光源としての水銀ランプと、この落射照明用光源
の光路軸上に配置されるコレクタレンズを有している。
【0025】落射照明装置2内部には、図示しない照明
光学系が備えられ、この照明光学系を通る落射照明光軸
b上のFS位置およびAS位置には、視野絞りユニット
10および開口絞りユニット11が配置されている。こ
の場合、これら視野絞りユニット10および開口絞りユ
ニット11のそれぞれの絞りは、対物レンズ6の前側焦
点位置および後側焦点位置と共役な位置に配置されてい
る。また、これら視野絞りユニット10および開口絞り
ユニット11は、落射照明装置2の側面から着脱可能に
なっている。
【0026】また、落射照明光軸b上には、投影レンズ
13が配置され、さらに観察光軸aの交点にはミラーユ
ニット12が配置されている。このミラーユニット12
は、ダイクロイックミラー12a、励起フィルタ12
b、吸収フィルタ12cを有するもので、落射照明光軸
bに沿って入射される落射照明光を励起フィルタ12b
を通してダイクロイックミラー12aにより90°折り
曲げて観察光軸a上の対物レンズ6を介してステージ3
上の標本4面に照射し、標本4面からの光を対物レンズ
6よりダイクロイックミラー12a、吸収フィルタ12
cを透過させるようにしている。また、このミラーユニ
ット12も落射照明装置2に着脱可能となっている。
【0027】顕微鏡本体1の胴部1bの下部には、透過
用光源14が設けられている。この透過用光源14から
の照明光は、ベース部1a内部に配置された透過照明光
学系を介してステージ3の下方から標本4に入射され、
また、標本4を透過した光は、対物レンズ6を介して接
眼レンズ8に導かれるようになっている。
【0028】このように構成された顕微鏡では、ランプ
ハウス9から照射された照明光は、落射照明装置2内部
に構成された開口絞りユニット11、視野絞りユニット
10および投影レンズ13を介してミラーユニット12
へ導かれる。これら開口絞りユニット11および視野絞
りユニット10のそれぞれの絞りを通過する際、絞り径
を調整することにより、照明光量および照明範囲を調整
することができる。
【0029】ミラーユニット12へ導かれた照明光は、
励起フィルタ12bで必要な波長域のみを選択し、ダイ
クロイックミラー12aで90°折り曲げられた後、対
物レンズ6を介して標本4へ照射される。
【0030】ここで、標本4は、ステージ3を観察光軸
a方向に移動することにより、対物レンズ6の前側焦点
位置に配置されるように調整する(ピント合わせ)。ま
た、照明光の照射により標本4から発せられた光、ここ
では蛍光は、再び対物レンズ6を通過し、ダイクロイッ
クミラー12aも透過した後、吸収フィルタ12cによ
り、不要な光が除去され、鏡筒7、接眼レンズ8を介し
て観察可能となる。
【0031】図2は、落射照明装置2に設けられる視野
絞りユニット10および開口絞りユニット11の取付け
スロット部20を示すもので、この場合、落射照明装置
2側面には、開口部21が設けられ、この開口部21内
部には、落射照明光軸bと直交する方向に視野絞りユニ
ット10および開口絞りユニット11の挿脱を案内する
ためのコ字型の溝部22、23、これら溝部22、23
に対向して設けられ視野絞りユニット10および開口絞
りユニット11の上側位置を制限するための天井部24
および視野絞りユニット10および開口絞りユニット1
1を開口部21に固定するための当て付け面25および
固定用ネジ穴26、27が設けられている。
【0032】図3(a)(b)(c)(d)は、視野絞
りユニット10(または開口絞りユニット11)に代わ
って落射照明装置2の取付けスロット部20に装着され
る落射照明ユニット29の概略構成図を示し、図4は、
図3の要部の分解斜視図を示している。
【0033】この場合、落射照明ユニット29は、図2
に示す取付スロット部の溝部22(23)と天井部24
に囲まれた空間に収まるような4つの面30、31、3
2、33と、当て付け面25に当接する当て付け面3
4、固定ネジ穴26(27)にねじ込まれる固定ネジ35
を備えたスロツト形状をなす外枠36により構成されて
いる。
【0034】外枠36は、図4に示すように基台36a
の相対向する側縁に一対の側壁36b1、36b2が形
成され、また、基台36a上には、アーチ状の凹部36
cが形成され、この凹部36cの中央部には、照明光を
通過させるための穴部36dが形成されている。さら
に、基台36a上のアーチ状の凹部36cの開口端側に
は、長穴36eが形成され、その外側にバネ止めピン3
6fが設けられている。さらに、基台36aのアーチ状
の凹部36cの開口端側の側壁36b1、36b2の基
端部には、段部36b3、36b4が形成され、これら
段部36b3、36b4には、長穴36eの長手方向中
心線に対し対称な位置に平行に心出しネジ孔36g1、
36g2が形成され、これら心出しネジ孔36g1、3
6g2にはそれぞれ先端が球状で、他端に工具挿入形状
を備えた心出しビス37a、37bがねじ込まれてい
る。
【0035】また、外枠36には、図3(c)に示すよう
に、図2で述べた開口部21に嵌まり込む形状の外板3
8がビス39により固定されており、この外板38に
は、心出しネジ孔36g1、36g2の同心円上にビス
孔38a、38bが設けられるとともに、固定ネジ35
の挿入穴40および矩形状の穴部41が設けられてい
る。
【0036】図4に戻って、外枠36のアーチ状の凹部
36cには、心出し機構の一部を構成する心出し枠42
が挿入されている。この心出し枠42は、凹部36cと
ほぼ同形状で、凹部36c中で所定の移動ができるよう
な一回り小さく形成されたもので、外枠36の長穴36
eの長手方向に沿って、コの字状のスライド溝42aが
形成されるとともに、スライド溝42aの底面中央部に
は、照明光を通過させるための孔部42bが形成され、
さらに孔部42bの脇には、スライド溝42aに沿った
方向にガイド溝42cが形成されている。このガイド溝
42cは、後述する挿脱部43のストッパ43aが挿入
され、このストッパ43aが当接することで挿脱部43
の移動範囲を規制する2つのストッパ当付け面42c
1、42c2を有している。また、心出し枠42は、外
枠36のアーチ状の凹部36cの開口端側の側面に、心
出しビス37a、37bの球形状先端部が当接する当接
面42d1、42d2が形成され、さらに、これら当接
面42d1、42d2を有する端部には、突出片42e
が設けられ、この突出片42eには、外枠36の長穴3
6e中に挿入される心出しピン42fとバネ固定ピン4
2gが設けられている。
【0037】外枠36のバネ止めピン36fと心出し枠
42のバネ固定ピン42gの間には、心出し枠42の当
接面42d1、42d2が心出しビス37a、37bの
先端部に当接する方向に力が働くように心出しバネ43
1が張設されている。この状態で、心出し枠42は、心
出しピン42fが外枠36の長穴36e中に挿入される
ことで、心出しのための長穴36eに沿った移動と長穴
36e内に挿入される心出しピン42fを中心とする回
動を可能にしている。
【0038】心出し枠42のスライド溝42aには、ス
ライド移動自在に挿脱部43が保持されている。この挿
脱部43には、心出し枠42のガイド溝42cに挿入さ
れるストッパ43aが設けられ、スライド溝42aに沿
った移動範囲が規制されている。また、挿脱部43の中
心部には、嵌合孔43bが形成されている。この嵌合孔
43bは、挿脱部43のストッパ43aが心出し枠42
のガイド溝42cのストッパ当て付け面42c1に当て
付いた状態で、その中心線が図1で述べた落射照明光軸
bとほぼ同軸上に位置するようになっている。
【0039】また、挿脱部43の移動方向の端面には、
挿脱部43の移動方向、つまり落射照明光軸bに対して
垂直方向に沿って嵌合孔43bまで貫通するフォーカス
孔43cが形成され、また、挿脱部43の移動方向の一
方の側面には、挿脱部43の移動方向、つまりフォーカ
ス孔43cと直交する方向に沿ってフォーカス孔43c
まで貫通するスラスト規制孔43dが形成され、さら
に、他方側面には、斜め方向に沿って嵌合孔43bまで
貫通する回転規制孔43eが形成されている。
【0040】嵌合孔43b内には、光学素子保持部材と
して円筒状の保持枠44が落射照明光軸bに沿って移動
可能に嵌合されている。この保持枠44は、内側に同心
円状に照明光を通過させるための孔部44aが設けられ
るとともに、内周面に光学素子、ここでは後述するピン
ホール45を固定するためのネジ部44bが形成され、
また、外周面には、円周方向に沿ってフォーカス溝44
cが形成され、さらに、回転規制溝44dが形成されて
いる。
【0041】このような保持枠44の中空部には、孔部
44aに当接させて、光学素子として微小孔45aを有
するピンホール45が挿入され、さらに、照明光を通過
させる孔46aを有し、外周にネジ部46bが形成され
た押え部材46が保持枠44のネジ部44bにねじ込ま
れ、保持枠44中にピンホール45が固定されている。
【0042】この場合、挿脱部43の回転規制孔43e
には、規制ピン47が挿入され、この規制ピン47先端
部が保持枠44の回転規制溝44dに嵌合され、保持枠
44の回転方向の動きが規制されている。
【0043】また、挿脱部43のフォーカス孔43cに
は、フォーカス機構の一部を構成するフォーカス軸48
が回転可能に挿入されている。このフォーカス軸48
は、中間部に円周方向に沿った溝部48cを有するとと
もに、先端面に保持枠44のフォーカス溝44cに係合
されるピン48aが設けられている。この場合、ピン4
8aは、フォーカス軸48の先端面の中心より偏心して
設けられ、フォーカス軸48の回転にともない、このフ
ォーカス軸48の軸線を中心としたピン48aの円運動
によりフォーカス溝44cを介して保持枠44全体を落
射照明光軸b方向に移動させるようにしている。また、
フォーカス軸48は、基端部側の端面に工具挿入用の穴
部48bを有し、この穴部48bに図示しない工具先端
を挿入した状態で回転されるようにしている。
【0044】さらに、挿脱部43のスラスト規制孔43
dには、スラストピン49がねじ込み等により挿入され
ている。このスラストピン49は、先端にフォーカス軸
48の溝部48cに挿入される突起49aが設けられ、
この突起49aが溝部48cに係合された状態で、フォ
ーカス軸48のスラスト方向が規制されている。
【0045】一方、挿脱部43には、挿脱つまみ50が
設けられている。この挿脱つまみ50は、外部から挿脱
部43のスライド移動を操作するためのものである。
【0046】また、心出し枠42および心出し枠42の
スライド溝42aに保持される挿脱部43は、外枠36
にネジ等により固定された押え板51により落射照明光
軸b方向の移動を規制するようになっている。
【0047】次に、このように構成された落射照明ユニ
ット29を視野絞りユニット10に代えて落射照明装置
2に装着する場合を説明する。
【0048】まず、落射照明装置2に付属されている視
野絞りユニット10を取付けスロット部20から取外
し、落射照明ユニット29を開口部21内部のコ字型の
溝部22に沿って挿入する。この場合、溝部22と天井
部24に囲まれた空間に落射照明ユニット29の面3
0、31、32、33が収まるまで挿入移動させるとと
もに、当て付け面34を取付けスロット部20側の当て
付け面25に当接させ、さらに固定ネジ穴26に固定ネ
ジ35をねじ込み固定する。
【0049】次に、落射照明ユニット29を使用して微
小範囲のみに照明光を照射する場合の手順を説明する。
【0050】この場合、顕微鏡が落射蛍光観察可能な状
態において、まず、挿脱つまみ50を図3の矢印方向に
操作して、挿脱部43を、ストッパ43aが心出し枠4
2のガイド溝42cのストッパ当て付け面42c1に当
て付くまでを押し込み、ピンホール45の微小孔45a
を観察範囲内に移動する。
【0051】次に、外板38のビス孔38a、38bか
ら図示しない工具を挿入し、外枠36の心出しネジ孔3
6g1、36g2を介して心出しビス37a、37bの
押し込み量を調整する。これにより、心出し枠42は、
外枠36の長穴36eに挿入された心出しピン42fを
中心にして、落射照明光軸bに垂直な平面内で移動さ
れ、ピンホール45の微小穴45aを落射照明光軸b上
に一致させる心出しを行う。この場合、心出し枠42の
当接面42d1、42d2は、心出しバネ431によ
り、常に心出しビス37a、37b先端に当接した状態
にあるため、心出しビス37a、37bのねじ込み調整
により、心出し枠42は、迫従して移動するようにな
る。
【0052】次に、使用する照明波長や対物レンズに合
わせてピンホール45が標本4上に投影されるようにフ
ォーカス調整を行う。
【0053】この場合のフォーカス調整は、まず、フォ
ーカス軸48端面の工具挿入用の穴部48bに図示しな
い工具を挿入し、フォーカス軸48を回転させる。する
と、フォーカス軸48の回転にともない、このフォーカ
ス軸48の軸線を中心としたピン48aの円運動により
フォーカス溝44cを介して保持枠44全体が落射照明
光軸b方向に沿って移動され、フォーカス調整が行われ
る。
【0054】このような操作により、落射照明光は、ピ
ンホール45により照明範囲が規制され、標本4面上に
微小孔45aを通過した落射照明光のみが投影されるこ
とになる。
【0055】次に、通常の視野全体の照明を行う場合を
説明すると、この場合、挿脱つまみ50を図3に示す矢
印方向とは逆方向に操作して、挿脱部43を、ストッパ
43aが心出し枠42のガイド溝42cのストッパ当て
付け面42c2に当て付くまで引き出し、落射照明光軸
b上からピンホール45を挿脱部43ごと取り除く。こ
の状態では、ピンホール45による照明範囲の規制がな
くなるので、視野全体を照明することが可能となる。
【0056】また、再度、微小範囲のみに照明光を照射
する場合は、挿脱つまみ50を押し込むことで、前回調
整した状態に簡単に戻すことが可能となる。
【0057】従って、このようにすれば、視野絞りユニ
ット10に代えてコンパクトに構成された落射照明ユニ
ット29を簡単に、しかも再現性よく落射照明装置2の
所定位置に位置決めして装着することができる。
【0058】また、落射照明装置2に装着した状態で、
挿脱つまみ50を操作することで、ピンホール45を観
察範囲内まで移動でき、さらに、心出しビス37a、3
7bのねじ込み量の調整によりピンホール45を落射照
明光軸b上に一致させる心出しを行うことができるとと
もに、フォーカス軸48を回転させることで、フォーカ
ス調整も行うことができるので、これらの簡単な操作お
よび調整作業により、ピンホール45により照明範囲が
規制され落射照明光を標本4面上に正確に投影すること
ができる。
【0059】なお、上述した実施の形態では、ピンホー
ル45を用いる場合を述べたが、このピンホール45に
代えて任意の孔形状の素子を用いることもできる。この
ようにすれば、照明光の照明範囲を任意に設定すること
ができる。
【0060】(第2の実施の形態)次に、第2の実施の形
態を説明する。
【0061】この場合、本発明の落射照明ユニットを装
着可能な落射照明装置を備えた正立型顕微鏡の概略構成
図、落射照明装置に設けられる視野絞りユニットおよび
開口絞りユニットの取付スロット部の概略構成図、落射
照明ユニットの概略構成図は、上述した図1乃至図3と
同様なので、ここでは、これら図面を援用するものとす
る。
【0062】また、図5は、第2の実施の形態が適用さ
れる落射照明ユニットの要部の分解斜視図を示すもの
で、上述した図4と同一部分には、同符号を付してい
る。
【0063】この場合、環状の保持枠44の中空部に
は、孔部44aに当接させてリングスリット61が挿入
される。このリングスリット61は、周縁部の円周方向
に沿って輪帯形状に構成されるスリット61aが形成さ
れ、且つ中心部に複数(図示例では3個)の連結部61c
により支持された遮光部61bが形成されている。この
場合、遮光部61bの外径は、対物レンズのNA(開口
数)の外側から標本4を照明できるような大きさに設定
されている。
【0064】次に、このように構成された落射照明ユニ
ット29を開口絞りユニット11に代えて落射照明装置
2に装着する場合を説明する。
【0065】まず、落射照明装置2に付属されている開
口絞りユニット11を取付けスロット部20から取外
し、落射照明ユニット29を開口部21内部のコ字型の
溝部22に沿って挿入する。この場合、溝部22と天井
部24に囲まれた空間に落射照明ユニット29の面3
0、31、32、33が収まるまで挿入移動させるとと
もに、当て付け面34を取付けスロット部20側の当て
付け面25に当接させ、さらに固定ネジ穴26に固定ネ
ジ35をねじ込み固定する。
【0066】この状態で、上述したと同様に、挿脱つま
み50を押し込み方向に操作し、リングスリット61を
観察範囲まで移動し、次いで、心出しビス37a、37
bのねじ込み量の調整によりリングスリット61を落射
照明光軸b上に一致させる芯出しを行う。
【0067】次に、フォーカス軸48を回転させること
で、フォーカス溝44cを介して保持枠44全体を落射
照明光軸b方向に沿って移動させ、対物レンズ6の後側
焦点位置と共役な位置にリングスリット61を移動す
る。
【0068】このようなリングスリット61の位置調整
を行った後、落射照明観察を行うと、対物レンズ6内
で、照明光は、観察光の外側を通るようになり、対物レ
ンズ6の観察光路内で発生する自家蛍光を抑えることが
でき、コントラストのよい蛍光像を得ることが可能にな
る。
【0069】また、このような落射照明ユニット29を
用いることにより、例えば、図6に示すように対物レン
ズ71のNA、標本72を覆っているガラスカバー7
3、対物レンズ71とガラスカバー73の間に充填され
るイマージョンオイル74のそれぞれの屈折率によって
は、ガラスカバー73面と標本72との界面で照明光7
5を全反射させることが可能となり、このとき界面の極
近傍にしみ出してくるエバネッセント波76を利用する
ことでエバネッセント照明を行うことも可能になる。
【0070】上述した各実施の形態では、正立顕微鏡に
適用した場合の説明を行ったが、倒立顕微鏡についても
同様に適用することができる。また、ピンホールやリン
グスリット以外にも、補助レンズのように落射照明光軸
に対して位置決めの必要な光学素子を組み合わせる場合
にも有用である。
【0071】その他、本発明は、上記実施の形態に限定
されるものでなく、実施段階では、その要旨を変更しな
い範囲で種々変形することが可能である。
【0072】さらに、上記実施の形態には、種々の段階
の発明が含まれており、開示されている複数の構成要件
における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出でき
る。例えば、実施の形態に示されている全構成要件から
幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようと
する課題の欄で述べた課題を解決でき、発明の効果の欄
で述べられている効果が得られる場合には、この構成要
件が削除された構成が発明として抽出できる。
【0073】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、任意
の光学素子を落射照明光軸の任意の位置に調整配置でき
るとともに、落射照明光軸上への挿脱も簡単に行うこと
ができる落射照明ユニットを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の落射照明ユニット
を装着可能な落射照明装置を備えた正立型顕微鏡の概略
構成を示す図。
【図2】第1の実施の形態の落射照明装置に設けられる
視野絞りユニットおよび開口絞りユニットの取付スロッ
ト部の概略構成を示す図。
【図3】第1の実施の形態の落射照明ユニットの概略構
成を示す図。
【図4】第1の実施の形態の落射照明ユニットの要部の
分解斜視図。
【図5】本発明の第2の実施の形態の落射照明ユニット
の要部の分解斜視図。
【図6】第2の実施の形態の応用例を説明する図。
【符号の説明】
1…顕微鏡本体 1a…ベース部 1b…胴部 2…落射照明装置 3…ステージ 4…標本 5…レボルバ 6…対物レンズ 7…鏡筒 8…接眼レンズ 9…ランプハウス 10…視野絞りユニット 11…開口絞りユニット 12…ミラーユニット 12a…ダイクロイックミラー 12b…励起フィルタ 12c…吸収フィルタ 13…投影レンズ 14…透過用光源 20…取付スロット部 21…開口部 22.23…溝部 24…天井部 25…当て付け面 26.27…固定用ネジ穴 29…落射照明ユニット 30〜33…面 34…当て付け面 35…固定ネジ 36…外枠 36a…基台 36b1.36b2…側壁 36b3、36b4…段部 36c…凹部 36d…穴部 36e…長穴 36f…ピン 36g1.36g2…ネジ孔 37a.37b…ビス 38…外板 38a.38b…ビス孔 39…ビス 40…挿入穴 41…矩形状の穴部 42…心出し枠 42a…スライド溝 42b…孔部 42c…ガイド溝 42d1.42d2…当接面 42e…突出片 42f…ピン 42g…バネ固定ピン 43…挿脱部 43a…ストッパ 43b…嵌合孔 43c…フォーカス孔 43d…スラスト規制孔 43e…回転規制孔 431…心出しバネ 44…保持枠 44a…孔部 44b…ネジ部 44c…フォーカス溝 44d…回転規制溝 45…ピンホール 45a…微小孔 45…ピンホール 46…押え部材 46a…孔 46b…ネジ部 47…規制ピン 48…フォーカス軸 48a…ピン 48b…穴部 48c…溝部 49…スラストピン 49a…突起 50…挿脱つまみ 51…押え板 61…リングスリット 61a…スリット 61b…遮光部 61c…連結部 71…対物レンズ 72…標本 73…ガラスカバー 74…イマージョンオイル 75…照明光 76…エバネッセント波

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 視野絞りユニットまたは開口絞りユニッ
    トが装着される落射照明装置のスロット部に装着可能に
    した落射照明ユニットにおいて、 光学素子を保持する光学素子保持部材と、 前記光学素子保持部材を前記落射照明装置の落射照明光
    軸方向に移動可能にするフォーカス機構と、 前記フォーカス機構を前記落射照明光軸に対して垂直方
    向に移動可能にする挿脱機構と、 前記挿脱機構を前記落射照明光軸に対して垂直な面内で
    移動可能にする心出し機構と、 これら光学素子保持部材、フォーカス機構、挿脱機構お
    よび心出し機構が一体に収容され、且つ前記落射照明装
    置の前記スロット部に挿入位置決めされるスロット形状
    をした外枠とを具備したことを特徴とする落射照明ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 前記フォーカス機構は、 円筒形の光学素子保持部材と、 前記光学素子保持部材の外周面に円周方向に沿って形成
    されたフォーカス溝と、 前記光学素子保持部材を前記落射照明光軸方向に移動可
    能に嵌合する嵌合孔を有する挿脱部材と、 前記挿脱部材に形成され前記落射照明光軸に対して直交
    する方向に沿って前記嵌合孔に貫通するフォーカス孔
    と、 前記フォーカス孔に挿入され、且つ先端面に偏心して設
    けられたピンを有するとともに、該ピンを前記フォーカ
    ス溝に係合させたフォーカス軸と、 前記フォーカス軸のスラスト方向を規制するスラスト規
    制機構と、具備し、 前記フォーカス軸の回転操作により、該フォーカス軸の
    軸線を中心とした前記ピンの円運動により前記フォーカ
    ス溝を介して前記光学素子保持部材を前記落射照明光軸
    方向に移動させることを特徴とする請求項1記載の落射
    照明ユニット。
  3. 【請求項3】 前記スラスト機構は、 前記挿脱部材に形成され前記フォーカス孔を通る光軸方
    向と直交する方向に沿って前記フォーカス孔に貫通する
    スラスト規制孔と、 前記フォーカス軸の中間部に円周方向に沿って形成され
    た溝部と、 前記スラスト規制孔に挿入されるとともに、先端部を前
    記フォーカス軸の溝部に係合され前記フォーカス軸のス
    ラスト方向を規制するスラストピンとを具備したことを
    特徴とする請求項2記載の落射照明ユニット。
  4. 【請求項4】 前記挿脱機構は、 スライド溝を有する心出し部材と、 前記心出し部材のスライド溝に沿ってスライド移動自在
    に設けられた挿脱部材と、 前記スライド溝に沿った方向に形成され、且つ前記挿脱
    部材の移動範囲を規制する2つのストッパ当付け面を有
    するガイド溝と、 前記挿脱部材に設けられ、前記ガイド溝に挿入され前記
    挿脱部材の移動により前記ストッパ当付け面に当接可能
    なストッパとを具備したことを特徴とする請求項1また
    は2記載の落射照明ユニット。
  5. 【請求項5】 前記心出し機構は、 前記外枠に形成された長穴と、 前記長穴に挿入され、該長穴に沿った移動と該長穴を中
    心とする回動を可能にした心出し部材と、 前記外枠の前記長穴の長手方向中心線に対し対称な位置
    に配置され、前記心出し部材の側面に当接される一対の
    心出しビスと、 前記心出し部材を前記心出しビスに当接する方向に引き
    込む心出しバネと、を具備し、 前記一対の心出しビスによる前記心出し部材側面の押し
    込み量の調整により、前記心出し部材の心出し移動を可
    能にしたことを特徴とする請求項1、2または4記載の
    いずれかに記載の落射照明ユニット。
  6. 【請求項6】 前記一対の心出しネジは、互いに平行に
    配置されたことを特徴とする請求項5記載の落射照明ユ
    ニット。
  7. 【請求項7】 前記スロット形状は、 前記落射照明装置に形成され、開口部、この開口部の内
    部に前記落射照明光軸と直交する方向に形成されたユニ
    ット挿脱用の溝部、該溝部に対向して設けられた天井部
    および前記開口部への固定のための当て付け面を有する
    スロット部に対し、 前記溝部と天井部に囲まれた空間に収まるような4つの
    面と、前記当て付け面に当接して前記開口部に固定され
    るユニット当て付け面を有することを特徴とする請求項
    1、2、4または5記載のいずれかに記載の落射照明ユ
    ニット。
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