JP2003005082A - 顕微鏡システム - Google Patents

顕微鏡システム

Info

Publication number
JP2003005082A
JP2003005082A JP2001183737A JP2001183737A JP2003005082A JP 2003005082 A JP2003005082 A JP 2003005082A JP 2001183737 A JP2001183737 A JP 2001183737A JP 2001183737 A JP2001183737 A JP 2001183737A JP 2003005082 A JP2003005082 A JP 2003005082A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
illumination
field observation
annular fiber
aperture stop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001183737A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Kobuchi
日出樹 小渕
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2001183737A priority Critical patent/JP2003005082A/ja
Publication of JP2003005082A publication Critical patent/JP2003005082A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Microscoopes, Condenser (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学部材の介在なしに環状光源に光束を導く
ことができ、コンパクトで、コストパフォーマンスに優
れ、しかも、微分干渉観察への切換えも簡単にできる顕
微鏡システムを提供する。 【解決手段】 明視野観察と暗視野観察を可能にした顕
微鏡システムであって、光源22、投光レンズ24、2
8、開口絞り25、ハーフミラー29および対物レンズ
31で構成された明視野観察のためのケーラー照明系
と、ハーフミラー29と対物レンズ31の間に設けられ
た暗視野観察のための環状ファイバ27の出射端27b
とを具備し、光源22と共役な位置に環状ファイバ27
の入射端27aまたは開口絞り25を切換え可能に挿入
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、明視野観察と暗視
野観察を可能にした顕微鏡システムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、顕微鏡システムには、例えば、半
導体製造工程において、パターンの欠陥等を観察するの
に明視野観察を用い、また、明視野観察では見えにくい
鏡面、傷、塵等を観察するのに暗視野観察を用いるよう
にしたものがある。
【0003】そして、このような暗視野照明観察で、環
状光源を使用するものとして、特許第3080393号
公報に開示されたものが知られている。図9は、かかる
公報に開示されるもので、顕微鏡本体1に着脱自在に取
付けられるレボルバ2内に後述するリング状光源11が
設けられている。レボルバ2の固定側3は、アリ溝等に
よって顕微鏡本体1に着脱自在に取付けられ、観察光学
系の光軸と同軸の円筒空間が形成されている。また、レ
ボルバ2の可動側4には、対物レンズ5が着脱自在に取
付けられている。対物レンズ5は、観察光軸と同心的に
対物レンズ系6が配置され、その周囲に照明用光路7が
形成されている。また、対物レンズ5の取付け側であっ
て外枠13と遮光筒(レンズ枠)12とから形成されるリ
ング状開口に、照明光を平行光束に変換するリング状レ
ンズ9が設けられている。さらに、このリング状レンズ
9の入射側にフロスト8が取り外し可能に配置されてい
る。このフロスト8は、ドーナツ状をなし照明ムラを減
少させる機能を有する。また、対物レンズ5の先端部に
は、照明用光路7を通って導かれた照明光を物体0上に
集光させるリング状集光レンズ10が配置されている。
対物レンズ5はレボルバの可動側4と共に回転して図示
の如く配置される。また、レボルバ2の固定側3には、
照明用光路7のリング状開口と対向する位置にリング状
光源11が設けられている。
【0004】このような構成によると、リング状光源1
1から発した照明光はフロスト8に入射する。照明光は
フロスト8を介してリング状レンズ9に入射して平行光
に変換され、リング状集光レンズ10へ入射する。そし
て、リング状集光レンズ10によって物体0上に集光せ
しめられた照明光によって照明される。
【0005】こうすることにより、環状光源からの光束
が損失することなく暗視野照明光路に使用でき、また、
光源からの照明光をすべて明視野照明に使用できるた
め、いずれも明るい観察が可能となる。
【0006】一方、このような特許第3080393号
公報の環状光源に光を導く手段として、特開平5−17
3078号公報に開示されるように、ランプハウスと顕
微鏡本体との間およびランプハウスと落射用投光管との
間の少なくとも一方の間に着脱可能にランプハウス内の
光源からの光束を偏向する偏向素子を配置し、この偏向
素子により偏向された光束を光ファイバ束を介してリン
グ状光源に導光するようにした暗視野ユニットが知られ
ている。
【0007】このうな構成とすれば、光源の光束に対し
て偏向素子を切換えることで、明視野観察と暗視野観察
の切換が可能で、しかも光源を1個にできるという効果
が期待できる。
【0008】また、特開平5−173078号公報のも
のと類似しているが、特開平5−93869号公報に
は、透過観察に於いて、明視野照明は顕微鏡本体内の照
明光路を通り、暗視野照明はコンデンサレンズに配設さ
れた環状ファイバにより行っていて、これら照明の切換
を顕微鏡本体内光路上に配設された偏向部材を切換える
ことにより行うようにしたものも知られている。
【0009】このような構成としても、透過観察でも光
源の光束を偏向素子を切換えることで、明視野観察と暗
視野観察の切換が可能で、しかも光源を1個にできると
いう効果が期待できる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな特開平5−173078号公報および特開平5−9
3869号公報のものは、光源からの光束を偏向素子を
使って、明視野光路に導いたり、環状光源に導いたりし
ているが、いずれも環状光源に導く際に、光束を集光す
るための光学部材が必要となっている。このため、サイ
ズ的に大きく、コスト面でも高いものになってしまう。
また、光学部材を介在することで、光量の減少も免れな
い。さらに切換の操作部が顕微鏡本体の後方になってい
るので、操作性にも劣ることになる。
【0011】また、特許第3080393号公報のもの
は、レボルバ内のスペースに環状ファイバが配置され、
暗視野観察から微分干渉観察を切換えるような場合、環
状ファイバに代えてノマルスキー(以下微分干渉)プリズ
ムをレボルバ内のスペースに配置させるようにしている
ので、これら暗視野観察と微分干渉観察を頻繁に切換え
たい場合には、環状ファイバと微分干渉プリズムのスラ
イダ交換を繰り返し行わなければならず、操作が煩わし
くなるという問題も生じている。
【0012】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、光学部材の介在なしに環状光源に光束を導くことが
でき、コンパクトで、コストパフォーマンスに優れ、し
かも、微分干渉観察への切換えも簡単にできる顕微鏡シ
ステムを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
明視野観察と暗視野観察を可能にした顕微鏡システムに
おいて、光源、投光光学系、開口絞り、ハーフミラーお
よび対物レンズで構成された明視野観察のためのケーラ
ー照明系と、前記ハーフミラーと前記対物レンズの間に
設けられた暗視野観察のための環状ファイバの出射端と
を具備し、前記光源と共役な位置に前記環状ファイバの
入射端または前記開口絞りを切換え可能に挿入するよう
にしたことを特徴としている。
【0014】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記開口絞り付近で前記光源からの照明光
軸に対し挿脱可能で、且つ前記光源の照明光束を偏向可
能な光学部材を有し、前記光学部材の前記照明光軸に対
する挿脱により選択される照明光軸上で前記光源と共役
な位置にそれぞれ前記環状ファイバの入射端および前記
開口絞りを配置したことを特徴としている。
【0015】請求項3記載の発明は、明視野観察と暗視
野観察を可能にした顕微鏡システムにおいて、光源、投
光光学系、開口絞り、ハーフミラーおよび対物レンズで
構成された明視野観察のためのケーラー照明系を前記対
物レンズを除いて、その内部に配置した投光管部を有す
る顕微鏡本体と、前記投光管と前記対物レンズの間に取
付けられたレボルバとを具備し、前記ハーフミラーと前
記レボルバとの間の前記投光管部内に暗視野観察のため
の環状ファイバーの出射端を収容するとともに、該環状
ファイバーの出射端を有する環状ファイバの全部を前記
投光管部内に収容することを特徴としている。
【0016】この結果、本発明によれば、光源と共役な
位置に、開口絞りまたは環状ファイバの入射端を選択的
に位置させることができ、特に、環状ファイバについて
は、光量の損失が少ない状態で、照明光を効率良く取り
込むことができ、明るい暗視野観察像を得ることができ
る。
【0017】また、本発明によれば、開口絞りと環状フ
ァイバー入射端側が固定され、照明光束を偏向可能な光
学部材側を照明光軸に対して挿脱するようにしたので、
開口絞りと環状ファイバー入射端の光源と共役な位置
が、光路切換によりずれることが少なくなり、安定した
明視野および暗視野照明を得ることができる。
【0018】さらに、本発明によれば、環状ファイバー
出射端がレボルバ内部でなく、投光管部に内蔵されてい
るので、暗視野観察と微分干渉観察を切換える際にも、
環状ファイバー出射端をそのままにして、これら観察の
切換えを行うことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。
【0020】(第1の実施の形態)図1および図2は、
本発明の第1の実施の形態が適用される顕微鏡システム
の概略構成を示すもので、図1は、明視野観察の照明経
路、図2は、暗視野観察の照明経路を示している。
【0021】図において、20は顕微鏡本体で、この顕
微鏡本体20は、ベース部20aに対し直立した胴部2
0bを有し、この胴部20bの先端には、ベース部20
aと平行に配置された投光管部20cを有している。
【0022】投光管部20cには、光源22と投光レン
ズ23を含むランプハウス21が設けられている。ま
た、投光管部20c内部の光源22の照明光軸41上に
は、投光レンズ24と投光レンズ28が配置されてお
り、これら投光レンズ24と投光レンズ28の間の光源
22と共役な位置に検鏡切換部26が配置されている。
【0023】検鏡切換部26には、開口絞り25と環状
ファイバー入射端27aが設けられていて、図示矢印方
向の移動により、これら開口絞り25および環状ファイ
バー入射端27aを選択的に照明光軸41に挿入可能と
している。なお、図面では、検鏡切換部26の移動方向
は、重力方向となっているが、実際は、後述する図3に
示すように水平方向である。
【0024】照明光軸41と観察光軸42の交点には、
ハーフミラー29が配置されている。このハーフミラー
29は、照明光軸41からの照明光束40を重力方向に
90度折り曲げ、また、後述する標本34から反射光を
透過するようにしている。
【0025】ハーフミラー29により90度折り曲げら
れた重力方向の観察光軸42上には、対物レンズ31が
配置されている。対物レンズ31は、投光管部20cの
先端に設けられたレボルバ58に複数個(図示では1個
のみを示している。)設けられ、選択的に観察光軸42
上に挿入可能にしている。
【0026】つまり、ここでは光源22、投光レンズ2
4、28、開口絞り25、ハーフミラー29および対物
レンズ31によりケーラー照明からなる落射明視野照明
系が構成されている。
【0027】レボルバ58の内部には、環状ファイバ2
7の環状に形成したファイバー出射端27bが観察光軸
42と同心的に配置され、このファイバー出射端27b
に対向して環状レンズ30が設けられている。
【0028】また、対物レンズ31は、観察光軸42と
同心的に対物レンズ系32が配置され、その周囲に暗視
野光束系33が形成されている。
【0029】対物レンズ31と対向する位置には、標本
34が配置されている。この標本34は、顕微鏡本体2
0の胴部20bに設けられたステージ台36に取付いて
いるステージ35上に載置されている。
【0030】一方、ハーフミラー29を透過した重力方
向と反対側の観察光軸42上には、結像レンズ71と3
角プリズム38を有する鏡筒37が取付けられ、この鏡
筒37には、接眼レンズ39が取付けられている。
【0031】図3(a)(b)(c)は、検鏡切換部2
6の詳細を示す図で、(a)は、上面図、(b)は光源
22側から見た図で、開口絞り25が照明光軸41上に
ある状態、(c)は、光源22側から見た図で、環状フ
ァイバー入射端27aが照明光軸41上にある状態であ
る。
【0032】この場合、検鏡切換部26は、投光管部2
0c内部の光源22と共役な位置に配置される移動体2
6aと、この移動体26aを投光管部20cを横切る方
向に移動可能にする案内部47と案内ブロック48を有
している。
【0033】移動体26aには、開口絞り25と環状フ
ァイバー入射端27aが、移動体26aの移動方向に沿
って並べて配置されている。開口絞り25には、投光管
部20cの側壁を貫通して外部に突出可能な開口絞り開
閉レバー46が設けられ、この開口絞り開閉レバー46
の操作により開口絞り25の開度を可変できるようにな
っている。また、移動体26aには、投光管部20cの
側壁を貫通して外部に突出した切換レバー45が設けら
れ、この切換レバー45の押し込み操作または引き出し
操作により、図示矢印方向に往復移動され、開口絞り2
5および環状ファイバー入射端27aを選択的に照明光
軸41に挿入するようになっている。
【0034】また、移動体26aは、図4に示すよう
に、投光管部20cの内部底面の投光管部20cを横切
る方向に設けられた案内部47の一対の案内凸部47
a、47bの間に、下側端部が僅かな隙間をもって挟持
されるとともに、投光管部20cの内部上方の投光管部
20cを横切る方向に配置される案内ブロック48の一
対の案内凸部48a、48bの間に、上側端部が僅かな
隙間をもって挟持されており、これら案内部47と案内
ブロック48に案内されて投光管部20cを横切る方向
に移動可能になっている。
【0035】案内ブロック48には、照明光軸41と対
応する位置にボールプランジャ49が設けられ、一方、
移動体26aの案内ブロック48に対応する側縁部に
は、開口絞り25の中心および環状ファイバー入射端2
7aの中心と一致する位置に、ボールプランジャ49に
対応するV溝26b、26cが設けられ、移動体26a
の直線移動により、図3(b)に示すように、開口絞り2
5が照明光軸41上に位置されたとき、ボールプランジ
ャ49がV溝26bに嵌合され、また、図3(c)に示す
ように、環状ファイバー入射端27aが照明光軸41上
に位置されたとき、ボールプランジャ49がV溝26c
に嵌合されるようになっている。
【0036】このような構成において、光源22から発
せられた照明光束40は、投光レンズ23、投光レンズ
24を通り、光源22と共役な位置に集光する。この状
態で、切換レバー45を引き出し方向に操作すると、検
鏡切換部26の移動体26aは、案内部47と案内ブロ
ック48に沿って移動される。そして、ボールプランジ
ャ49がV溝26bに嵌合されると、開口絞り25が照
明光軸41上に挿入され位置決めされる。
【0037】この状態では、光源22からの照明光束4
0は、図1に示すように開口絞り25を通過して投光レ
ンズ28を通り、ハーフミラー29により90度折り曲
げられ、レボルバ58内の環状のファイバー出射端27
b、環状レンズ30の中空部を通り、対物レンズ31内
の対物レンズ系32により標本34に照射される。そし
て、標本34から反射した光束43は、再び対物レンズ
系32、レボルバ58を通り、ハーフミラー29を透過
し、結像レンズ71、3角プリズム38により偏向さ
れ、接眼レンズ39により標本34の像が明視野で拡大
観察される。
【0038】一方、切換レバー45を押し込み方向に操
作すると、検鏡切換部26の移動体26aは、案内部4
7と案内ブロック48に沿って上述と反対方向に移動さ
れる。すると、図3(a)に示すように図示実線位置にあ
った環状ファイバー入射端27aは、変形しながら図示
破線位置まで移動される。そして、そして、ボールプラ
ンジャ49がV溝26cに嵌合されると、環状ファイバ
ー入射端27aが照明光軸41上に挿入され位置決めさ
れる。
【0039】この状態では、光源22からの照明光束4
0は、図2に示すように環状ファイバー入射端27aに
入射し、環状ファイバ27内を通り、レボルバ58内の
環状ファイバー出射端27bより出射される。環状ファ
イバー出射端27bより出射された光束は、環状レンズ
30により集光され、対物レンズ31内の暗視野光束系
33を通り、暗視野光束44として標本34に照射され
る。そして、標本34からの散乱光は、対物レンズ系3
2を通り、明視野観察時と同様な経路をたどって接眼レ
ンズ39により暗視野観察が可能となる。
【0040】従って、このような第1の実施の形態によ
れば、光源22と共役な位置に、開口絞り25または環
状ファイバー入射端27aを選択的に位置させることが
でき、特に、環状ファイバ27については、光量の損失
が少ない状態で、照明光を効率良く取り込むことができ
るので、明るい暗視野観察像が得られる。また、環状フ
ァイバー入射端27aへの照明光の導入は、集光レンズ
などを使用することなく構成できることから、部品点数
を減らし、組立てに至るまでの費用が削減できるため、
コンパクトで、コストパフォーマンスにも優れている。
【0041】また、開口絞り25の位置が検鏡切換操作
部となるため、操作上支障のない位置での切換が可能と
なり、さらに開口絞り25の開口の設定も、暗視野時開
放するなど、いちいち変える必要がなく、しかも、開口
絞り25の挿脱後で径が変らないため、優れた操作性が
確保できる。
【0042】さらに、投光管部20c内の照明光束径が
明視野のみを考慮すれば良いので、薄型化(コンパクト
化)が行える。また、色温度等の変換フィルタを光源か
ら検鏡切換部の間に挿入可能なスロット部を設けること
により、暗視野観察でもフィルタワークが行えるため、
システム性にも優れている。
【0043】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2の
実施の形態を説明する。
【0044】図5は、本発明の第2の実施の形態が適用
される顕微鏡システムの概略構成で、明視野観察の照明
経路、暗視野観察の照明経路を示すもので、上述した図
1および図2と同一部分には、同符号を付している。
【0045】この場合、図5に示すように開口絞り25
は、光源22と共役な位置に固定され、投光レンズ24
と開口絞り25の間に、光源22からの照明光束40を
90度折り曲げるミラー50が照明光軸41に対して挿
脱可能に設けられている(図では、ミラー50の移動方
向は、重力方向となっているが、実際は、後述する図6
に示すように水平方向である。)。
【0046】そして、ミラー50により折り曲げられた
照明光束40の光源22と共役な位置に環状ファイバー
入射端27aが配置されている。
【0047】図6(a)(b)は、ミラー50の挿脱手
段の詳細を示している。この場合、ミラー50は、ミラ
ー台51に設けられている。ミラー台51は、照明光軸
41と垂直方向に配置された一対の案内棒53、54が
貫通され、これら案内棒53、54に沿って水平方向に
摺動移動可能となっている。案内棒53、54は、それ
ぞれの両端が投光管部20c内に構成された4つの案内
棒受け部56の溝部56cに嵌合され、案内棒53、5
4の溝部(図示しない)が押え板55により固定されてい
る。また、案内棒受け部56は、ミラー台51の一方向
の移動を規制する突き当て部56aと他方の移動を規制
する突き当て部56bを有している。
【0048】ミラー台51には、投光管部20cの外部
に伸びた切換レバー52が取り付けられている。この切
換レバー52は、出し入れ操作により、ミラー台51を
直線移動させるためのものである。
【0049】投光管部20cのミラー50によって照明
光束40が折り返される方向の側壁には、環状ファイバ
ー入射端27aが挿入される穴部20c1が形成され、
この穴部20c1に環状ファイバー入射端27aが固定
ネジ57により固定されている。
【0050】このような構成において、光源22から発
せられた照明光束40は、投光レンズ23を通り投光管
部20c内に導入され、投光レンズ24を通過する。
【0051】この状態で、切換レバー52を引き出し方
向に操作すると、ミラー台51は、ミラー50とともに
案内棒53、54に沿って摺動し、突き当て部56aに
突き当たって止まる。
【0052】このミラー台51が突き当て部56aで止
まった位置では、照明光束40は、ミラー50およびミ
ラー台51により遮られることがないので、照明光軸4
1上を進み、開口絞り25上の光源22と共役な位置で
集光される。
【0053】その後は、第1の実施の形態で述べたと同
様な経路を辿り、明視野観察が可能となる。
【0054】一方、切換レバー52を押し込み方向に操
作すると、ミラー台51は、ミラー50とともに、上述
と逆方向に案内棒53、54に沿って摺動し、突き当て
部56bに突き当たって止まる。
【0055】このミラー台51が突き当て部56bで止
まった位置では、照明光束40の光路中に、ミラー50
が挿入されるので、照明光束40は、ミラー50により
折り返され、環状ファイバー入射端27aの光源22と
共役な位置で集光される。
【0056】その後は、第1の実施の形態で述べたと同
様な経路を辿り、暗視野観察が可能となる。
【0057】従って、このような第2の実施の形態によ
れば、開口絞り25と環状ファイバー入射端27a側が
固定で、ミラー50側を移動させるようにしたので、開
口絞り25と環状ファイバー入射端27aの光源22と
共役な位置が、光路切換によりずれることが少なくな
り、安定した照明効果を得ることができる。
【0058】また、開口絞り25を操作するための開口
絞り開閉レバー46と切換レバー52を離して配置でき
るので、切換レバー52を操作するのに、誤って開口絞
り径を変えてしまうような誤操作も回避できる。
【0059】さらに、光路切換により環状ファイバ27
が動かないことで、ファイバの曲げ弾性等を気にするこ
とがなくなるため、環状ファイバー入射端27aの位置
決めの信頼性を高めることができるとともに、光路切換
による環状ファイバー入射端27aの頻繁な移動による
破損事故も回避できる。
【0060】なお、光路切換に用いられているミラー5
0にハーフミラーを用いれば、明視野と暗視野の同時観
察を行うことができる。また、ミラーの位置決めは、突
き当て部56a、56bへの突き当てに限らず、ボール
プランジャなどの位置決め固定手段を用いるようにして
もよい。
【0061】なお、上述した実施の形態では、ミラー5
0により偏向された光軸の光源22と共役な位置に環状
ファイバー入射端27aを配置し、ミラー50により遮
られない光軸の光源22と共役な位置に開口絞り25を
配置したが、ミラー50により偏向された光軸の光源2
2と共役な位置に開口絞り25を配置し、ミラー50に
より遮られない光軸の光源22と共役な位置に環状ファ
イバー入射端27aを配置するようにしてもよい。
【0062】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3の
実施の形態を説明する。
【0063】図7は、本発明の第3の実施の形態が適用
される顕微鏡システムの概略構成で、上述した図5と同
一部分には、同符号を付している。
【0064】この場合、第3の実施の形態は、上述した
第1および第2の実施の形態の光路切換(第1の実施の
形態では、開口絞り25と環状ファイバー入射端27a
の切換、第2の実施の形態では、ミラー50の照明光軸
41への挿脱)を有している。
【0065】また、投光管部20c内の照明光軸41と
観察光軸42の交点上に配置されるハーフミラー29
は、ハーフミラー座59に取り付けられている。このハ
ーフミラー座59は、観察光軸42上に位置される重力
方向端部に環状ファイバー出射端27bと環状レンズ3
0が配置され、環状ファイバー出射端27bを有する環
状ファイバ27の全部は、投光管部20c内部の下面に
沿って形成されたファイバー用溝部20c2中に照明光
束40を遮ることなく収められている。また、投光管部
20cに着脱可能に取付けられたレボルバ58には、微
分干渉プリズム用スロット58aが設けられている。
【0066】このような構成とすると、上述した第1お
よび第2の実施の形態の如く明視野、暗視野の観察が可
能となり、さらに、微分干渉プリズム用スロット58a
に微分干渉プリズム(図示しない)を挿入し、ポラライザ
72を照明光軸41上に、アナライザ73を観察光軸4
2上のハーフミラー29と結像レンズ71の間に設ける
ことで(これらの挿脱機構は図示しない)、微分干渉観察
も可能となる。
【0067】従って、このような第3の実施の形態によ
れば、常時、環状ファイバー出射端27bが投光管部2
0cに収容されており、レボルバ58の微分干渉プリズ
ム用スロット58aに微分干渉プリズムを挿脱するだけ
で暗視野観察と微分干渉観察の切換えが可能になるの
で、従来の暗視野観察と微分干渉観察の切換えの度にレ
ボルバ内部のスペースへの環状ファイバと微分干渉プリ
ズムの各スライダー交換を繰り返し行うものと比べ、こ
れら観察の切換え操作を簡単にできる。
【0068】また、レボルバ58として、環状ファイバ
と微分干渉プリズムの各スライダー交換を可能にした専
用のレボルバを用いることなく、微分干渉プリズム用ス
ロット58aを有する既存のレボルバが使用できるの
で、優れたシステム性も得られる。
【0069】さらに、従来の環状ファイバと微分干渉プ
リズムのスライダーを交換する構成では、微分干渉プリ
ズムのスライダーをいちいち取外して交換しなければな
らず、煩わしさが生じるが、微分干渉プリズム用スロッ
ト58aへ微分干渉プリズムを挿脱するのみなので、明
視野、暗視野観察を行う際には、微分干渉プリズムを光
路から外す程度で抜き去る必要がなくなり、優れた操作
性を確保できる。
【0070】さらにまた、環状ファイバ27が投光管部
20cの外に出ることがないので、外観上にも引っ掛か
り等がなくなり、コンパクトにできると同時にファイバ
長を短くすることができるため、光の損失も最小限にで
きる。また、従来例のように明視野と暗視野のハーフミ
ラーと穴あきミラーによる切換の暗視野部に換えて、ハ
ーフミラーとアナライザとポラライザを構成することに
より、明視野、暗視野、偏向の3検鏡が1アクションで
行えるため、操作性に優れる。
【0071】(第4の実施の形態)次に、本発明の第4の
実施の形態を説明する。
【0072】図8(a)(b)は、本発明の第4の実施
の形態が適用される顕微鏡システムの要部の概略構成
で、上述した図7と同一部分には、同符号を付してい
る。
【0073】この第4の実施の形態は、上述した第2お
よび第3の実施の形態を応用した例で、明視野観察、暗
視野観察に至るまでの経緯は第3の実施の形態と同じ構
成である。
【0074】この場合、明視野観察と暗視野観察を切換
えるミラー50は、ミラー台60に設けられている。こ
のミラー台60には、案内棒61と62が貫通され、こ
れら案内棒61と62に沿って移動可能になっている。
これら案内棒61と62は、詳細な説明は省略するが、
第2の実施の形態で述べたと同様に投光管部20cに設
けられている。また、ハーフミラー29は、ハーフミラ
ー台64に設けられている。このハーフミラー台64に
も、案内棒65と66が貫通され、これら案内棒65と
66に沿って移動可能になっている。この場合、案内棒
65と66は、案内棒61、62に対して平行で、観察
光束を遮らないように照明光軸41に対して垂直方向に
配置されている。これら案内棒65と66についても、
詳細な説明は省略するが、第2の実施の形態で述べたと
同様に投光管部20cに設けられている。
【0075】また、ミラー台60とハーフミラー台64
は、連結板63により連結され、一体に移動されるよう
になっている。この場合、連結板63は、ミラー台60
とハーフミラー台64に対して固定ねじ68、69によ
り固定されている。
【0076】この場合、ミラー台60とハーフミラー台
64は、ハーフミラー29が照明光軸41と観察光軸4
2の交点上にある時は、ミラー50が照明光軸41より
外れ、ハーフミラー29が照明光軸41と観察光軸42
の交点から外れ、所定の位置にある時には、ミラー50
が照明光軸41上に挿入されるような関係になってい
る。
【0077】また、ハーフミラー台64には、投光管部
20cより外側に突出した切換レバー67が設けられて
いて、この切換レバー67の出し入れ操作によりミラー
台60とハーフミラー台64を移動操作できるようにな
っている。
【0078】このような構成において、切換レバー67
を押し込み操作すると、ミラー50が照明光軸41より
外れ、ハーフミラー29が照明光軸41と観察光軸42
の交点上に挿入されるため、第2の実施の形態でも述べ
たように明視野観察が可能となる。一方、切換レバー6
7を引き出し操作すると、ミラー50が照明光軸41上
に挿入され、ハーフミラー29が照明光軸41と観察光
軸42の交点上から外れるため、第2の実施の形態でも
述べたような暗視野観察が可能となる。
【0079】従って、このような第4の実施の形態によ
れば、暗視野観察の際に、ハーフミラー29が観察光軸
42から外れるため、ハーフミラー29により反射する
損失分がなくなり、より明るい暗視野観察が可能とな
る。また、切換レバー67を顕微鏡本体の前方に配置で
きるため、優れた操作性も得られる。
【0080】なお、上述した各実施の形態では、環状フ
ァイバー入射端27aが落射明視野照明系内の開口絞り
25と切換え可能となっているが、環状ファイバ入射端
27aを落射明視野照明系内の視野絞りと切換え挿入可
能に構成するようにしてもよい。このように環状ファイ
バー入射端27aを開口絞り位置から視野絞り位置とす
ることで、開口絞りがそのまま使えるようになるので、
暗視野観察が明るすぎた場合の減光を行うことができ、
作業性に優れる。
【0081】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れるものでなく、実施段階では、その要旨を変更しない
範囲で種々変形することが可能である。
【0082】さらに、上記実施の形態には、種々の段階
の発明が含まれており、開示されている複数の構成要件
における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出でき
る。例えば、実施の形態に示されている全構成要件から
幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようと
する課題の欄で述べた課題を解決でき、発明の効果の欄
で述べられている効果が得られる場合には、この構成要
件が削除された構成が発明として抽出できる。
【0083】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、光学
部材の介在なしに環状光源に光束を導くことができ、コ
ンパクトで、コストパフォーマンスに優れ、しかも、微
分干渉観察への切換えも簡単にできる顕微鏡システムを
提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の概略構成で明視野
観察の照明経路を示す図。
【図2】第1の実施の形態の概略構成で暗視野観察の照
明経路を示す図。
【図3】第1の実施の形態に用いられる検鏡切換部の概
略構成を示す図。
【図4】第1の実施の形態に用いられる検鏡切換部を構
成する移動体の概略構成を示す図。
【図5】本発明の第2の実施の形態の概略構成で明視野
観察の照明経路と暗視野観察の照明経路を示す図。
【図6】第2の実施の形態に用いられるミラー挿脱手段
の概略構成を示す図。
【図7】本発明の第3の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図8】本発明の第4の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図9】従来の顕微鏡システムの一例の概略構成を示す
図。
【符号の説明】
20…顕微鏡本体 20a…ベース部 20b…胴部 20c…投光管部 20c1…穴部 20c2…ファイバー用溝部 21…ランプハウス 22…光源 23、24、28…投光レンズ 25…開口絞り 26…検鏡切換部 26a…移動体 26b…V溝 26c…V溝 27…環状ファイバ 27a…環状ファイバー入射端 27b…環状ファイバー出射端 29…ハーフミラー 30…環状レンズ 31…対物レンズ 32…対物レンズ系 33…暗視野光束系 34…標本 35…ステージ 36…ステージ台 37…鏡筒 38…3角プリズム 39…接眼レンズ 40…照明光束 41…照明光軸 42…観察光軸 43…光束 44…暗視野光束 45…切換レバー 46…開口絞り開閉レバー 47…案内部 47a.47b…案内凸部 48…案内ブロック 48a.48b…案内凸部 49…ボールプランジャ 50…ミラー 51…ミラー台 52…切換レバー 53.54…案内棒 55…押え板 56…案内棒受け部 56a、56b…突き当て部 56c…溝部 57…固定ネジ 58…レボルバ 58a…微分干渉プリズム用スロット 59…ハーフミラー座 60…ミラー台 61.62…案内棒 63…連結板 64…ハーフミラー台 65、66…案内棒 67…切換レバー 71…結像レンズ 72…ポラライザ 73…アナライザ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 明視野観察と暗視野観察を可能にした顕
    微鏡システムにおいて、 光源、投光光学系、開口絞り、ハーフミラーおよび対物
    レンズで構成された明視野観察のためのケーラー照明系
    と、 前記ハーフミラーと前記対物レンズの間に設けられた暗
    視野観察のための環状ファイバの出射端と、を具備し、 前記光源と共役な位置に前記環状ファイバの入射端また
    は前記開口絞りを切換え可能に挿入するようにしたこと
    を特徴とする顕微鏡システム。
  2. 【請求項2】 前記開口絞り付近で前記光源からの照明
    光軸に対し挿脱可能で、且つ前記光源の照明光束を偏向
    可能な光学部材を有し、 前記光学部材の前記照明光軸に対する挿脱により選択さ
    れる照明光軸上で前記光源と共役な位置にそれぞれ前記
    環状ファイバの入射端および前記開口絞りを配置したこ
    とを特徴とする請求項1記載の顕微鏡システム。
  3. 【請求項3】 明視野観察と暗視野観察を可能にした顕
    微鏡システムにおいて、光源、投光光学系、開口絞り、
    ハーフミラーおよび対物レンズで構成された明視野観察
    のためのケーラー照明系を前記対物レンズを除いて、そ
    の内部に配置した投光管部を有する顕微鏡本体と、前記
    投光管と前記対物レンズの間に取付けられたレボルバ
    と、を具備し、 前記ハーフミラーと前記レボルバとの間の前記投光管部
    内に暗視野観察のための環状ファイバーの出射端を収容
    するとともに、該環状ファイバーの出射端を有する環状
    ファイバ全体を前記投光管部内に収容することを特徴と
    する顕微鏡システム。
JP2001183737A 2001-06-18 2001-06-18 顕微鏡システム Pending JP2003005082A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001183737A JP2003005082A (ja) 2001-06-18 2001-06-18 顕微鏡システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001183737A JP2003005082A (ja) 2001-06-18 2001-06-18 顕微鏡システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003005082A true JP2003005082A (ja) 2003-01-08

Family

ID=19023635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001183737A Pending JP2003005082A (ja) 2001-06-18 2001-06-18 顕微鏡システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003005082A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1772764A2 (de) * 2005-10-05 2007-04-11 Carl Zeiss MicroImaging GmbH Vorrichtung zur Variation und Einstellung der Durchlichtbeleuchtung für Mikroskope
JP2007163553A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Tokyo Seimitsu Co Ltd 顕微鏡、顕微鏡のための対物レンズユニット及び対物レンズ用アダプタ
JP2011107732A (ja) * 2003-11-21 2011-06-02 Olympus Corp 共焦点レーザスキャニング顕微鏡
CN103268009A (zh) * 2013-06-07 2013-08-28 北京师范大学 垂直照明暗场显微镜
CN114609148A (zh) * 2022-05-11 2022-06-10 昂坤视觉(北京)科技有限公司 一种晶圆检测设备

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5973711A (ja) * 1982-10-20 1984-04-26 Matsushita Electric Works Ltd 形状欠陥検査装置
JPH0297909A (ja) * 1988-10-05 1990-04-10 Nikon Corp 暗視野照明装置
JPH05173078A (ja) * 1991-04-10 1993-07-13 Olympus Optical Co Ltd システム顕微鏡
JPH09184985A (ja) * 1996-01-08 1997-07-15 Olympus Optical Co Ltd 走査型光学顕微鏡

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5973711A (ja) * 1982-10-20 1984-04-26 Matsushita Electric Works Ltd 形状欠陥検査装置
JPH0297909A (ja) * 1988-10-05 1990-04-10 Nikon Corp 暗視野照明装置
JPH05173078A (ja) * 1991-04-10 1993-07-13 Olympus Optical Co Ltd システム顕微鏡
JPH09184985A (ja) * 1996-01-08 1997-07-15 Olympus Optical Co Ltd 走査型光学顕微鏡

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011107732A (ja) * 2003-11-21 2011-06-02 Olympus Corp 共焦点レーザスキャニング顕微鏡
EP1772764A2 (de) * 2005-10-05 2007-04-11 Carl Zeiss MicroImaging GmbH Vorrichtung zur Variation und Einstellung der Durchlichtbeleuchtung für Mikroskope
EP1772764A3 (de) * 2005-10-05 2007-05-30 Carl Zeiss MicroImaging GmbH Vorrichtung zur Variation und Einstellung der Durchlichtbeleuchtung für Mikroskope
JP2007163553A (ja) * 2005-12-09 2007-06-28 Tokyo Seimitsu Co Ltd 顕微鏡、顕微鏡のための対物レンズユニット及び対物レンズ用アダプタ
CN103268009A (zh) * 2013-06-07 2013-08-28 北京师范大学 垂直照明暗场显微镜
CN114609148A (zh) * 2022-05-11 2022-06-10 昂坤视觉(北京)科技有限公司 一种晶圆检测设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0504940B1 (en) Microscope illuminating apparatus
US7245426B2 (en) Total internal reflection illumination apparatus and microscope using this total internal reflection illumination apparatus
US4756611A (en) Multiple-purpose microscope
US5270855A (en) Microscope having a focus-adjusting mechanism
JPH0735986A (ja) 倒立型及び正立型顕微鏡
US4619503A (en) Transmitted light and/or incident light inverse microscope
JP2001272606A (ja) 照明光学系及び照明光学系を備えた顕微鏡
JP2004086009A (ja) 走査型レーザ顕微鏡システム
US20100277794A1 (en) Microscope
JP2003005082A (ja) 顕微鏡システム
JP3650392B2 (ja) 倒立顕微鏡
US8054558B2 (en) Multiple magnification optical system with single objective lens
US20180045940A1 (en) Microscope and optical unit
JP3995458B2 (ja) 全反射蛍光顕微鏡
JP2009014772A (ja) 照明装置
JP4792163B2 (ja) 顕微鏡装置
JPS6053916A (ja) 多目的顕微鏡
JP4532930B2 (ja) 暗視野照明装置
JP2002214532A (ja) 顕微鏡
JP2001264641A (ja) 倒立顕微鏡
JPH0627386A (ja) 走査型光学顕微鏡
JP6108700B2 (ja) 顕微鏡
JP2001083430A (ja) 倒立顕微鏡装置
JPH04223420A (ja) 三眼鏡筒型顕微鏡
JPS60263918A (ja) 倒立型顕微鏡

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080617

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110615

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110705

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111101