JPH09184985A - 走査型光学顕微鏡 - Google Patents

走査型光学顕微鏡

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JPH09184985A
JPH09184985A JP84096A JP84096A JPH09184985A JP H09184985 A JPH09184985 A JP H09184985A JP 84096 A JP84096 A JP 84096A JP 84096 A JP84096 A JP 84096A JP H09184985 A JPH09184985 A JP H09184985A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スポット光及び目視観察用の観察光を同一の
光源で併用することにより操作箇所を少なくし、全体を
小型化する。 【解決手段】 本発明は、光源(31)から出射した光
からスポット光を形成し、このスポット光にて標本上を
走査するための第1の光路(32〜34、40〜50)
を有する走査型光学顕微鏡において、第1の光路におけ
る光を光ファイバーにて導き、目視観察用の光源として
前記標本に照射するための第2の光路(36〜39)
と、第1の光路と第2の光路とを切り替える光路切替手
段(34、35)とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スポット光で標本
を走査することにより標本像を得る走査型光学顕微鏡に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の走査型光学顕微鏡においては、標
本の蛍光観察像のコントラストを最適なものとするため
に、励起波長の選択フィルタや吸収フィルタ、ダイクロ
イックミラーなどを標本に応じて適当に選択する必要が
ある。
【0003】このフィルタ等の設定条件を見つける場
合、モニターで観察標本画像を確認してコントラストの
良くなる条件を決めるよりも、肉眼視によって蛍光の明
るさと色とを確認しながら設定条件を決定する方が容
易、かつ迅速である。
【0004】このような理由から、従来の走査型光学顕
微鏡は、肉眼視での蛍光観察が可能となっていた。しか
し、このためにレーザによる励起光学系とは別の目視観
察用の蛍光照明系が必要であり、また励起光と観察光と
では異なる分光特性を持っているために、肉眼では正確
に蛍光観察像を認識することができないという欠点があ
った。
【0005】このような問題を解決するためのものとし
て、特開平6−27386号公報には、スポット走査に
使用する光源をそのまま目視観察に使用することのでき
る走査型光学顕微鏡が開示されている。
【0006】図7は、従来の走査型光学顕微鏡の光学系
の構成を示す図である。同図に示すように、この走査型
光学顕微鏡は、レーザ光源1から出射したレーザビーム
のビーム径を所定径に拡大するビームエクスパンダー2
を備えており、このビームエクスパンダー2により所定
径に拡大されたレーザビームは、コレクタレンズ3によ
り平行光束に変換される。
【0007】コレクタレンズ3は、光路に対して着脱自
在に設けられた第1のスライダー4に保持されている。
この第1のスライダー4には、コレクタレンズ3により
平行光束とされたレーザビームを第1の光路側へ反射さ
せる反射ミラー5が固定されている。
【0008】また、スキャナー6に近接する光源側の光
路上には、第2のスライダー7が光路に対して挿脱自在
に設けられている。この第2のスライダー7には、反射
ミラー8が固定されている。
【0009】この反射ミラー8は、第2のスライダー7
が光路に配置された状態のときに、第1のスライダー4
からのレーザビームをスキャナー6側へ反射させるとと
もに、スキャナー6からの光を第1の光路側へ反射させ
ている。すなわち、上記第1のスライダー4及び第2の
スライダー7により光路選択手段が構成される。
【0010】そして、光路上に配置された第1のスライ
ダー4と第2のスライダー7とからのレーザビームを、
第1の光路上に配置された固定ミラー9、10により光
学的に結合する。また、固定ミラー9、10間の光路上
には、ダイクロイックミラー11が配置されており、第
2のスライダー7から入射する蛍光を取り出している。
【0011】一方、レーザ光源1とスキャナー6との間
の光路上であって、第1のスライダー挿入位置から所定
距離だけ離れたところに、ビーム径が大きく拡大された
レーザビームを平行光束に変換するコレクタレンズ12
が配置されている。
【0012】このコレクタレンズ12は、第1のスライ
ダー4が光路上に挿入されていないときに、上記ビーム
エクスパンダー2よりも倍率の大きなビームエクスパン
ダー2′の一部を構成している。
【0013】また、コレクタレンズ12と同じ大きさの
開口を有するコレクタレンズ13が同一光路上のスキャ
ナー側に配置されており、コレクタレンズ13により大
きなビーム径に拡大されたレーザビームをスキャナー6
上に集光させている。
【0014】さらに、瞳投影レンズ14と対物レンズ1
5との間の光路には、観察光路プリズム16が挿脱可能
になっており、この観察光路プリズム16の反射面は、
ダイクロイック面となっている。なお、この観察光路プ
リズム16の反射面は、第1の光路に配置されたダイク
ロイックミラー11と同一特性のものとする。
【0015】観察光路プリズム16で分離された蛍光
は、吸収フィルタ17を介して、蛍光観察像として取り
出されるようになっている。この吸収フィルタ17は、
光電子倍増管18の手前に配置された吸収フィルタ19
と同一特性を有するものとなっている。
【0016】標本を光走査して蛍光観察像を得る場合
は、第1、第2のスライダー4、7を光路上に挿入する
とともに、観察光路プリズム16を光路から脱して図8
に示すような光学系とする。
【0017】この場合、レーザ光源1から出射したレー
ザ光は、ビームエクスパンダー2を通り、励起フィルタ
20、コレクタレンズ3によって、任意径ならびに任意
波長の平行光束となる。
【0018】そして、ミラー5、8、9、10によっ
て、平行光束を保ちながら、スキャナー6に導光され、
瞳レンズ4、及び対物レンズ15により走査用のスポッ
ト光となる。
【0019】この走査用のスポット光により得られた蛍
光像は、この光路を逆に進みダイクロイックミラー11
から、スポット投影レンズ21、標本面上の走査スポッ
トと共役な位置に設定されたピンホール22、吸収フィ
ルタ19を介して、光電子像倍管9に出力され電気信号
に変換された後に、画像として出力される。
【0020】一方、蛍光観察像の最適なコントラストを
得るための設定条件を見つけるために目視観察をする場
合には、第1、第2のスライダー4、7を光路から脱
し、観察光路プリズム16を光路内に挿入し、図9に示
すような光学系とする。
【0021】第1のスライダー4を光路から脱すること
により、ビームエクスパンダー2′が構成される。この
ビームエクスパンダー2′は、第1の光路を選択した場
合に比べて、拡大率が大きくなっている。
【0022】したがって、レーザ光源1からのレーザビ
ームは、太いビーム径に変換される。このレーザビーム
は、コレクタレンズ13によってスキャナー6の光軸上
に集光してスポットを形成する。
【0023】スキャナー6にて反射したレーザビーム
は、瞳投影レンズ14により、観察光路プリズム16の
ダイクロイック面を通った後、対物レンズ15の瞳面に
収束する。
【0024】対物レンズ15の瞳面に収束したレーザビ
ームは、対物レンズ15で平行光束にされて標本Oに入
射する。その結果、標本Oは観察視野の光束径に応じた
領域が照明される。
【0025】そして、標本Oが発する蛍光は、観察光路
プリズム16のダイクロイックとなっている反射面によ
って分離され、吸収フィルタ17を透過した蛍光像が目
視観察される。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような構成の走査型光学顕微鏡においては、スポット走
査に使用するレーザ光源1を、そのまま目視観察にも利
用するために、第1、第2のスライダー4、7、観察光
路プリズム16を光路から挿脱することが必要である。
そのため、光路選択時の操作箇所が多く、その操作が複
雑になってしまうという問題があった。
【0027】また、複数の光学機器を操作するために、
光学機器の取付位置がずれる場合があり、精度上の問題
が生ずる場合があった。さらに、第1、第2のスライダ
ー4、7を光路上に挿脱し、且つ異なる光路を構成する
ことから走査型光学顕微鏡の構成が複雑となりコストが
高くなってしまうという問題もあった。
【0028】さらに、対物レンズ15の照野を大きくす
るためには、瞳投影レンズ14の口径を大きくしなけれ
ばならないので、走査型光学顕微鏡の構成が大型化、且
つ高価になってしまうという問題もあった。
【0029】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であり、スポット光及び目視観察用の観察光を同一の光
源で併用することにより操作箇所を少なくし、全体を小
型化することのできる走査型光学顕微鏡を提供すること
を目的とする。
【0030】
【課題を解決するための手段】従って、まず、上記目的
を達成するために請求項1に係る発明は、光源から出射
した光からスポット光を形成し、このスポット光にて標
本上を走査するための第1の光路を有する走査型光学顕
微鏡において、前記第1の光路における光を光ファイバ
ーにて導き、目視観察用の光源として前記標本に照射す
るための第2の光路と、前記第1の光路と前記第2の光
路とを切り替える光路切替手段とを具備したことを特徴
とする。
【0031】また、請求項2に係る発明は、光源から出
射した光からスポット光を形成し、このスポット光にて
標本上を走査するための第1の光路を有する走査型光学
顕微鏡において、前記第1の光路における光のうち、所
定の光量の光を光ファイバーにて導き、目視観察用の光
源として前記標本に照射するための第2の光路と、前記
第2の光路に導かれる光の光量を決定する光量決定手段
とを具備したことを特徴とする。
【0032】さらに、請求項3に係る発明は、光源から
出射した光からスポット光を形成し、このスポット光に
て標本上を走査するための第1の光路を有する走査型光
学顕微鏡において、前記第1の光路における光のうち、
所定の波長を有する光を光ファイバーにて導き、目視観
察用の光源として前記標本に照射するための第2の光路
と、前記第2の光路に導かれる光の波長を決定する波長
決定手段とを具備したことを特徴とする。
【0033】請求項1に係る発明は、目視観察時に、光
路切替手段により、光源から出射した光からスポット光
を形成し、このスポット光にて標本上を走査するための
第1の光路から第1の光路における光を光ファイバーに
て導き、目視観察用の光源として前記標本に照射するた
めの第2の光路に切り替える。
【0034】請求項2に係る発明は、光量決定手段にて
決定された第2の光路に導かれる光を光ファイバーにて
導き、目視観察用の光源として前記標本に照射するの
で、目視観察の場合の蛍光像の光量を変えることができ
る。
【0035】請求項3に係る発明は、波長決定手段にて
決定された第2の光路に導かれる光を光ファイバーにて
導き、目視観察用の光源として前記標本に照射するの
で、最適な波長域で標本を観察することができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。 <第1の実施の形態>図1は、本発明の第1の実施の形
態に係る走査型光学顕微鏡の構成を示す図である。
【0037】同図に示すように、レーザ光源31の出射
光路上には、レーザ光源31から出射したレーザ光のビ
ーム径を所定径に拡大するビームエクスパンダー32が
設けられている。
【0038】このビームエクスパンダー32は、コレク
タレンズ32a、ピンホール32b、コレクタレンズ3
2cを備えている。コレクタレンズ32aは、レーザ光
源31から出射したレーザ光を集光するものであり、ピ
ンホール32bは、コレクタレンズ32aの集光位置に
配置されており、コレクタレンズ32aによって集光さ
れたレーザ光を通過させる。また、コレクタレンズ32
cは、ピンホール32bを通過したレーザ光を平行光束
に変換する。
【0039】ビームエクスパンダー32によって平行光
束に変換されたレーザ光の光路上には、所定の分光特性
を有するダイクロイックミラー33が配置されている。
このダイクロイックミラー33にて反射したビームエク
スパンダー32からのレーザ光の反射光路上には、ガル
バノミラーからなる光偏向器34が配置されている。
【0040】この光偏向器34は、コントローラ35に
よって、その偏向角度及び偏向速度が制御される。すな
わち、レーザ光により標本Oを走査しない非走査時にお
いては、光偏向器34は、コントローラ35によって、
ダイクロイックミラー33からの反射光が、集光レンズ
36を通して光ファイバー37の入射端37aに導かれ
るように、その角度が制御される。
【0041】光ファイバー37の入射端37aは、集光
レンズ36の略集光点位置に配置されており、集光レン
ズ36によって集光されたレーザ光は、光ファイバー3
7内を進み、出射端37bから出射する。
【0042】光ファイバー37の出射端37bから出射
したレーザ光の光路上には、スペックル等のノイズを除
去するために、レーザ光のコヒーレンスを落とす位相拡
散板38が配置されている。
【0043】位相拡散板38を通過したレーザ光の光路
上には、集光レンズ39が配置されている。集光レンズ
39を通過したレーザ光の光路上には、光路に対して挿
脱可能に構成されたダイクロイックミラー40が配置さ
れている。
【0044】このダイクロイックミラー40は、目視観
察時、すなわち、光偏向器34によってレーザ光が光フ
ァイバー37に導かれている場合には、光路上に挿入さ
れている。
【0045】集光レンズ39を通過し、ダイクロイック
ミラー40にて反射したレーザ光は、対物レンズ41の
略瞳位置41aにて集光する。すなわち、光ファイバー
37の出射端37bが対物レンズ41の略瞳位置41a
に投影される。そして、瞳位置41aにて集光したレー
ザ光は、その後、対物レンズ41にて略平行光に変換さ
れた後に標本Oに照射される。
【0046】標本Oからの蛍光は、対物レンズ41、ダ
イクロイックミラー40を通過する。ダイクロイックミ
ラー40を通過したのちの光路上には、結像レンズ4
2、瞳投影レンズ44が配置されている。
【0047】上記結像レンズ42と瞳投影レンズ44と
の間の光路上には、光路に対して挿脱可能に構成された
目視観察用プリズム43が配置されており、結像レンズ
42からの標本Oの蛍光は、この目視観察用プリズム4
3で反射されて結像されることにより標本Oの目視観察
が可能となる構成となっている。
【0048】一方、レーザ走査顕微鏡として標本Oから
の蛍光を蛍光像として得る場合、光偏向器34は、コン
トローラ35によって、ダイクロイックミラー33から
のレーザ光がリレーレンズ45に導かれるよう、その偏
向角度が制御される。
【0049】光偏向器34により偏向されたダイクロイ
ックミラー33からのレーザ光の光路上には、リレーレ
ンズ45,46が配置されている。そして、リレーレン
ズ46を通過したレーザ光路上には、光偏向器34によ
る偏向方向と直交する方向にレーザ光の走査を行なう光
偏向器47が配置されている。
【0050】そして、この光偏向器47からのレーザ光
の光路上には、上述の瞳投影レンズ44、結像レンズ4
2、対物レンズ41が配置されている。標本Oからの蛍
光は、上記光路を逆に進み、ダイクロイックミラー33
を通過した後、結像レンズ48、ピンホール49を通過
した後に光検出器50にて検出される構成となってい
る。
【0051】次に、上述の如く構成された走査型光学顕
微鏡の動作について説明する。まず、最初に標本Oの目
視観察を行なう場合について説明する。レーザ光源31
から出射したレーザ光は、コレクタレンズ32aにて集
光された後に、ピンホール32bを通過し、コレクタレ
ンズ32cによって、平行光束に変換される。
【0052】このビームエクスパンダー32のコレクタ
レンズ32cによって平行光束に変換されたレーザ光
は、ダイクロイックミラー33にて反射した後に、光偏
向器34に入射する。
【0053】目視観察の場合、コントローラ35によっ
て光偏向器34は、ダイクロイックミラー33からの反
射光が、集光レンズ36を通して光ファイバー37の入
射端37aに導かれるように制御されており、ダイクロ
イックミラー33にて反射したレーザ光は、集光レンズ
36にて集光された後に、光ファイバー37の入射端3
7aに導かれる。
【0054】光ファイバー37の入射端37aに導かれ
たレーザ光は、光ファイバー37の内部を進みながら、
出射端37bから出射する。この光ファイバー37の出
射端37bから出射したレーザ光は、位相拡散板38を
通過することにより、そのコヒーレンスが落とされ後
に、集光レンズ39を通過し、光路に挿入されたダイク
ロイックミラー40にて反射され、対物レンズ41の瞳
位置41aに集光する。
【0055】その後、対物レンズ41にて略平行光に変
換された後に標本Oに照射される。標本Oからの蛍光
は、対物レンズ41、ダイクロイックミラー40、結像
レンズ42を通過した後に、光路に対して挿入された目
視観察用プリズム43にて反射された後に、結像して蛍
光像が目視観察される。
【0056】次に、レーザ走査顕微鏡として標本Oから
の蛍光を蛍光像として得る場合の動作について説明す
る。レーザ光源31から出射したレーザ光は、ビームエ
クスパンダー32によって平行光に変換された後、ダイ
クロイックミラー33にて反射される。このダイクロイ
ックミラー33にて反射したレーザ光は、コントローラ
35によって、ダイクロイックミラー33からのレーザ
光がリレーレンズ45に導かれるよう、その偏向角度が
制御された光偏向器34によって、角度走査が行なわれ
る。
【0057】この光偏向器34によって、角度走査が行
なわれたレーザ光は、リレーレンズ45,46を通過し
た後、光偏向器47に入射する。光偏向器47は、入射
したレーザ光を光偏向器34の走査方向と直交する方向
にレーザ光を走査する。
【0058】レーザ走査顕微鏡として用いる場合、目視
観察用プリズム43及びダイクロイックミラー40は、
光路上から外されており、光偏向器47にて走査された
レーザ光は、瞳投影レンズ44、結像レンズ42によっ
て、対物レンズ41の略瞳位置41aに投影される。光
偏向器34,47と、対物レンズ41の瞳位置41aと
は光学的に共役なので、対物レンズ41にて集光された
スポット光は標本O上を二次元走査することになる。
【0059】そして、標本Oからの蛍光は、上記光路を
逆に進み、ダイクロイックミラー33を通過した後、結
像レンズ48、ピンホール49を通過した後に光検出器
50にて検出される。
【0060】なお、上述の実施の形態の説明において
は、レーザ走査及び目視観察に用いる場合に、コントロ
ーラ35により、光偏向器34を制御する場合について
説明したが、他の制御を行なうこともできる。
【0061】例えば、コントローラ35に、光偏向器3
4の角度を、レーザ光が光ファイバー37に入射しない
位置であって、且つリレーレンズ45の有効径に入らな
い位置に制御する機能を持たせる。すなわち、レーザ光
源31からのレーザ光を遮断するよう光偏向器34の制
御を行なうモードを付加する。
【0062】このような機能をコントローラ35に付加
することにより、標本Oを目視観察が必要でなくなった
場合に、このレーザ光を遮断するモードにすることで、
レーザ光によって標本Oが遜色することを防止すること
ができる。
【0063】したがって、本実施の形態にかかる走査型
光学顕微鏡によれば、切替機構に光偏向器34を共有
し、切替のために新たな機構を設けていないので、走査
型光学顕微鏡の全体を小型化することができ、且つコス
トを低減することができる。
【0064】また、光偏向器34にガルバノミラーを使
用していることから、高速に目視観察と走査レーザ顕微
鏡観察を切り替えることができる。 <第2の実施の形態>図2は、本発明の第2の実施の形
態に係る走査型光学顕微鏡の構成を示す図である。な
お、図1と同一部分には、同一符号を付し、その説明を
省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0065】同図に示すように、本実施の形態にかかる
走査型光学顕微鏡の特徴は、ミラー51aと目視観察用
プリズム43とを一体的に構成したキューブ51を設け
たことにある。
【0066】このキューブ51は、瞳投影レンズ44と
結像レンズ42との間の光路上に挿脱可能に構成されて
いる。また、瞳投影レンズ44を通過し、ミラー51a
にて反射したレーザ光の瞳投影レンズ44の集光位置に
は、光ファイバー37の入射端37aが配置されてい
る。
【0067】レーザ光の非走査時には、図2に示すよう
に、光偏向器34の角度は、ダイクロイックミラー33
からの反射光をリレーレンズ45に偏向するような角
度、光偏向器47の角度は、リレーレンズ46からの光
を瞳投影レンズ44に偏向するような角度に制御されて
いる。
【0068】このような構成を採用した走査型顕微鏡に
おいては、目視観察時にキューブ51を光路上に挿入す
ることにより、瞳投影レンズ44を通過したレーザ光
は、キューブ51内のミラー51aにて反射し、その集
光位置に配置された光ファイバー37の入射端37aよ
り入射する。
【0069】そして、この光ファイバー37内に入射し
たレーザ光は、出射端37bから出射し、位相拡散板3
8を通過することにより、そのコヒーレンスが落とされ
後に、集光レンズ39を通過し、光路に挿入されたダイ
クロイックミラー40にて反射され、対物レンズ41の
瞳位置41aに集光する。
【0070】その後、対物レンズ41にて略平行光に変
換された後に標本Oに照射される。標本Oからの蛍光
は、対物レンズ41、ダイクロイックミラー40、結像
レンズ42を通過した後に、光路に対して挿入された目
視観察用プリズム43にて反射された後に、結像して蛍
光像が目視観察される。
【0071】したがって、本実施の形態の走査型光学顕
微鏡によれば、上述の第1の実施の形態の走査型顕微鏡
と同様の効果を得ることができる。また、瞳投影レンズ
44が光ファイバー37への集光レンズとして働くこと
から、特に、集光レンズを設ける必要がなく、その結
果、走査型光学顕微鏡を安価に構成することができる。 <第3の実施の形態>図3は、本発明の第3の実施の形
態に係る走査型光学顕微鏡の構成を示す図である。な
お、図1と同一部分には、同一符号を付し、その説明を
省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0072】一般に、走査型光学顕微鏡においては、標
本Oの最適な照明光を得るために、何枚かのNDフィル
タを選択することができるように、フィルタターレット
が設けられている。
【0073】本実施の形態にかかる走査型光学顕微鏡の
特徴は、光偏向器34によって、レーザ光の偏向角度を
制御するのではなく、NDフィルタ等を備えたフィルタ
ターレット61をコントローラ35によって回転制御す
ることにより、レーザ光の偏向角度を制御することにあ
る。
【0074】同図に示すように、本実施の形態の走査型
光学顕微鏡は、透過率の異なる複数の反射型NDフィル
タ、ミラー、空穴等の光学素子62が光路に対して所定
角度だけ傾くように、フィルタターレット61がビーム
エクスパンダー32とダイクロイックミラー33との間
の光路上に配置されている。
【0075】フィルタターレット61は、円状であっ
て、周縁に所定間隔を存して、複数のNDフィルタ、ミ
ラー、空穴が配置されており、コントローラ35からの
回転制御信号によって、回転軸xを中心に回転制御され
る構成となっている。
【0076】上記NDフィルタは、反射型のものであっ
て、フィルタターレット61は、 の4段階で構成されている。
【0077】これらが、コントローラ35によって回転
制御されて、光路中に挿入されると、光ファイバー37
へ入射する光量は、 ファイバー入射光量 1. 空穴 0% 2. 50%透過NDフィルタ 50% 3. 10%透過NDフィルタ 90% 4. ミラー 100% となる。
【0078】光路上に挿入された光学素子62にて反射
したレーザ光の反射光路上には、集光レンズ36が配置
されており、この集光レンズ36にて集光されたレーザ
光の略集光点には、光ファイバー37の入射端37aが
配置されている。
【0079】いま、コントローラ35によって、フィル
タターレット61を回転制御して10%透過NDフィル
タを光路上に挿入した場合、ビームエクスパンダー32
にて平行光束に変換されたレーザ光のうち、90%のレ
ーザ光がNDフィルタにて反射する。このNDフィルタ
にて反射したレーザ光は、集光レンズ36によって集光
された後に、光ファイバー37の入射端37aに導かれ
る。
【0080】光ファイバー37の入射端37aに導かれ
たレーザ光は、光ファイバー37の内部を進みながら、
出射端37bから出射する。この光ファイバー37の出
射端37bから出射したレーザ光は、位相拡散板38を
通過することにより、そのコヒーレンスが落とされ後
に、集光レンズ39を通過し、光路に挿入されたダイク
ロイックミラー40にて反射され、対物レンズ41の瞳
位置41aに集光する。
【0081】その後、対物レンズ41にて略平行光に変
換された後に標本Oに照射される。標本Oからの蛍光
は、対物レンズ41、ダイクロイックミラー40、結像
レンズ42を通過した後に、光路に対して挿入された目
視観察用プリズム43にて反射された後に、結像して蛍
光像が目視観察される。
【0082】したがって、本実施の形態の走査型光学顕
微鏡によれば、コントローラ35によって、フィルタタ
ーレット61を回転制御することにより、目視観察の場
合の蛍光像の光量を変化させることができる。
【0083】また、フィルタターレット61を切替装置
として共有しているので、切り替えのために新たな機構
を設けることなく、装置全体を小型、且つ安価にするこ
とができる。 <第4の実施の形態>図4は、本発明の第4の実施の形
態に係る走査型光学顕微鏡の構成を示す図である。な
お、図3と同一部分には、同一符号を付し、その説明を
省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0084】レーザ光源31は、クリプトンアルゴンレ
ーザのようなマルチラインレーザ(発振波長488,5
68,647[nm])であって、フィルタターレット
61は、以下に示す波長の光を通すような複数のレーザ
ラインフィルタ(干渉フィルタ)72で構成されてい
る。
【0085】1. 488 [nm] 2. 568 [nm] 3. 647 [nm] 4. 488/568 [nm] 5. 488/647 [nm] 6. 568/647 [nm] 従って、レーザラインフィルタ72にて反射し、光ファ
イバー37の入射端37bに導かれるレーザ光の波長
は、以下のようになる。
【0086】1. 568/647 [nm] 2. 488/647 [nm] 3. 488/568 [nm] 4. 647 [nm] 5. 568 [nm] 6. 488 [nm] 例えば、488[nm]の波長のレーザ光にて標本Oを
励起して目視観察を行ないたい場合、6番のレーザライ
ンフィルタ72が光路上に配置されるように、コントロ
ーラ35によって、フィルタターレット61の回転制御
を行えば良い。
【0087】また、2番又は3番のレーザラインフィル
タ72を光路中に挿入するとともに、図4に示すよう
に、488[nm]の波長のみを通過させる波長選択フ
ィルタ71を集光レンズ39とダイクロイックミラー4
0との間の光路上に挿入しても、488[nm]の波長
のレーザ光にて標本Oを励起することができる。
【0088】さらに、フィルタターレット61にミラー
を加え、すべての波長のレーザ光(488,568,6
47[nm])を光ファイバー37に入射させて、波長
選択フィルタ71によって波長を選択するような構成で
あっても良い。
【0089】なお、本実施の形態の走査型光学顕微鏡
は、マルチラインレーザを使用した場合にのみ限定され
るものではなく、発振波長の異なる複数のレーザ光を合
成した場合にも適用することができることは言うまでも
ない。
【0090】したがって、本実施の形態に係る走査型光
学顕微鏡においては、レーザラインフィルタ72を選択
的に光路上に挿入することにより、最適な波長域のレー
ザ光で標本Oを目視観察をすることができる。 <第5の実施の形態>図5は、本発明の第5の実施の形
態に係る走査型光学顕微鏡の構成を示す図である。な
お、図1と同一部分には、同一符号を付し、その説明を
省略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0091】本実施の形態の走査型光学顕微鏡の特徴
は、ビームエクスパンダー32とダイクロイックミラー
33との間の光路上に、回転軸Xを中心に回転可能なシ
ャッター81を設けたことにある。
【0092】このシャッター81は、コントローラ35
により回転軸Xを中心に回転可能に制御されるような構
成となっており、レーザ光の走査時には、光路をOPE
N、非走査時には光路をCLOSEするような制御が行
なわれる。
【0093】シャッター81のレーザ光源31側の表面
の一部分81aには、部材に高反射率の表面処理が施さ
れており、シャッター81が光路に挿入されている場
合、すなわち、シャッター81がCLOSEの状態の場
合には、ビームエクスパンダー32からの平行光は、こ
の表面処理が施されている部分81aにて反射し、この
反射光は集光レンズ36にて集光された後に、光ファイ
バー37の入射端37aに導かれる。
【0094】光ファイバー37の入射端37aに導かれ
たレーザ光は、光ファイバー37の内部を進みながら、
出射端37bから出射する。この光ファイバー37の出
射端37bから出射したレーザ光は、位相拡散板38を
通過することにより、そのコヒーレンスが落とされ後
に、集光レンズ39を通過し、光路に挿入されたダイク
ロイックミラー40にて反射され、対物レンズ41の瞳
位置41aに集光する。
【0095】その後、対物レンズ41にて略平行光に変
換された後に標本Oに照射される。標本Oからの蛍光
は、対物レンズ41、ダイクロイックミラー40、結像
レンズ42を通過した後に、光路に対して挿入された目
視観察用プリズム43にて反射された後に、結像して蛍
光像が目視観察される。
【0096】なお、上述の実施の形態の説明において
は、シャッター81のレーザ光源31側の表面部材に高
反射率の表面処理を施す場合について説明したが、シャ
ッター81は、ミラーを装着するようにして構成しても
よい。
【0097】また、シャッター81は、新たに設ける必
要はなく、既に、走査型顕微鏡において使用されている
シャッターを使用してもよい。従って、本実施の形態の
走査型光学顕微鏡によれば、コントローラ35によっ
て、レーザ走査時、非走査時に同期して、シャッター8
1をOPEN、CLOSEするだけなので、走査型顕微
鏡の構成を簡素化することができる。 <第6の実施の形態>上述の第1〜第5の実施の形態に
係る走査型光学顕微鏡においては、目視観察のために落
射照明光を利用しているが、透過照明光を利用しても良
い。
【0098】図6は、本発明の第6の実施の形態に係る
走査型光学顕微鏡の構成を示す図である。なお、図1及
び図3と同一部分には、同一符号を付し、その説明を省
略し、ここでは異なる部分についてのみ述べる。
【0099】同図に示すように、本実施の形態の走査型
光学顕微鏡は、上述の第1の実施の形態において述べた
落射照明による目視観察系と、透過照明による目視観察
系とを備えている。
【0100】ビームエクスパンダー32とダイクロイッ
クミラー33との間の光路上には、上述の第3の実施の
形態において述べたコントローラ35によって制御さ
れ、透過率の異なる複数の光学素子62を備えたフィル
タターレット61が設けられている。
【0101】光路上に挿入された反射型のNDフィル
タ、ミラーにて反射したレーザ光の反射光路上には、集
光レンズ90が配置されており、この集光レンズ90に
て集光されたレーザ光の略集光点には、光ファイバー9
1の入射端91aが配置されている。
【0102】光ファイバー91の入射端91aに導かれ
たレーザ光は、光ファイバー91の内部を進みながら、
出射端91bから出射する。この光ファイバー91の出
射端91bは、コンデンサーレンズ92の略焦点位置に
配置されており、出射端91bから出射したレーザ光
は、コンデンサーレンズ92によって平行光に変換され
た後、標本Oに照射される。
【0103】標本Oからの蛍光は、対物レンズ41、ダ
イクロイックミラー40、結像レンズ42を通過した後
に、光路に対して挿入された目視観察用プリズム43に
て反射された後に、結像して蛍光像が目視観察される。
【0104】なお、本実施の形態においては、上述の第
1の実施の形態の目視観察系と第3の実施の形態のND
フィルタ、ミラー、空穴を備えたフィルタターレット6
1との組み合わせについて説明したが、この組み合わせ
に限定されず他の組み合わせも可能であることはいうま
でもない。
【0105】したがって、本実施の形態の走査型光学顕
微鏡によれば、上述の第1の実施の形態の走査型光学顕
微鏡の効果に加え、コントローラ35によって、光偏向
器34及びフィルタターレット61を制御することによ
り、目視観察において、透過・落射照明のいずれか一
方、又は透過・落射の同時照明を行なうことができる。
【0106】
【発明の効果】以上詳記したように、本発明によれば、
スポット光及び目視観察用の観察光を同一の光源で併用
することにより操作箇所を少なくし、走査型光学顕微鏡
の全体を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る走査型光学顕
微鏡の構成を示す図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る走査型光学顕
微鏡の構成を示す図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係る走査型光学顕
微鏡の構成を示す図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係る走査型光学顕
微鏡の構成を示す図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係る走査型光学顕
微鏡の構成を示す図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態に係る走査型光学顕
微鏡の構成を示す図である。
【図7】従来の走査型光学顕微鏡の光学系の構成を示す
図である。
【図8】レーザ光走査時の走査型光学顕微鏡の光学系の
構成を示す図である。
【図9】目視観察時の走査型光学顕微鏡の光学系の構成
を示す図である。
【符号の説明】
31…レーザ光源、32…ビームエクスパンダー、33
…ダイクロイックミラー、34…光偏向器、35…コン
トローラ、36…集光レンズ、37…光ファイバー、3
7a…入射端、37b…出射端、38…位相拡散板、3
9…集光レンズ、40…ダイクロイックミラー、41…
対物レンズ、41a…瞳位置、42…結像レンズ、43
…目視観察用プリズム、44…瞳投影レンズ、45…リ
レーレンズ、46…リレーレンズ、47…光偏向器、4
8…結像レンズ、49…ピンホール、50…光検出器、
51…キューブ、51a…ミラー、61…フィルタター
レット、62…光学素子、71…波長選択フィルタ、7
2…レーザラインフィルタ、81…シャッター、90…
集光レンズ、91…光ファイバー、92…コンデンサー
レンズ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から出射した光からスポット光を形
    成し、このスポット光にて標本上を走査するための第1
    の光路を有する走査型光学顕微鏡において、 前記第1の光路における光を光ファイバーにて導き、目
    視観察用の光源として前記標本に照射するための第2の
    光路と、 前記第1の光路と前記第2の光路とを切り替える光路切
    替手段とを具備したことを特徴とする走査型光学顕微
    鏡。
  2. 【請求項2】 光源から出射した光からスポット光を形
    成し、このスポット光にて標本上を走査するための第1
    の光路を有する走査型光学顕微鏡において、 前記第1の光路における光のうち、所定の光量の光を光
    ファイバーにて導き、目視観察用の光源として前記標本
    に照射するための第2の光路と、 前記第2の光路に導かれる光の光量を決定する光量決定
    手段とを具備したことを特徴とする走査型光学顕微鏡。
  3. 【請求項3】 光源から出射した光からスポット光を形
    成し、このスポット光にて標本上を走査するための第1
    の光路を有する走査型光学顕微鏡において、 前記第1の光路における光のうち、所定の波長を有する
    光を光ファイバーにて導き、目視観察用の光源として前
    記標本に照射するための第2の光路と、 前記第2の光路に導かれる光の波長を決定する波長決定
    手段とを具備したことを特徴とする走査型光学顕微鏡。
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