JP2001117011A - 顕微鏡システム - Google Patents

顕微鏡システム

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JP2001117011A JP29978399A JP29978399A JP2001117011A JP 2001117011 A JP2001117011 A JP 2001117011A JP 29978399 A JP29978399 A JP 29978399A JP 29978399 A JP29978399 A JP 29978399A JP 2001117011 A JP2001117011 A JP 2001117011A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】観察手段の切換えの際にも、観察条件の設定を
簡単にでき、操作性に優れた顕微鏡システムを提供す
る。 【解決手段】顕微鏡100による接眼観察またはTV観
察と、走査ユニット200による走査画像観察を有し、
共通の顕微鏡光路を使用するとともに、これら観察手段
を切換えてそれぞれの観察を可能にしたもので、顕微鏡
100による接眼観察またはTV観察と、走査ユニット
200による走査画像観察ごとの共通の顕微鏡光路での
観察条件をそれぞれメモリ301に記憶しておき、顕微
鏡100による接眼観察またはTV観察、走査ユニット
200による走査画像観察の設定を待って、制御ユニッ
ト300によりメモリ301の記憶内容に基づいて観察
手段に対応する共通の顕微鏡光路での観察条件を設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、目視観察
やTV観察などによる観察手段と走査型装置による観察
手段を切換えて使用するような顕微鏡システムに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の顕微鏡システムとして、
図4に示すように顕微鏡本体Mの観察光路31にビーム
スプリッタ32を介して走査ヘッドSを接続し、顕微鏡
本体Mでの接眼レンズ33を介した目視観察による観察
手段と、走査ヘッドSにより2次元走査された標本上か
ら光を検出する観察手段とを切換えて使用するようにし
たものがある。この場合、顕微鏡本体Mの観察光路31
は、目視観察光路による観察時と走査ヘッドSを介した
観察時の両方で共用するようになっており、この観察光
路31内に位置される各種の光学要素は、それぞれの観
察時において、最適なものが設定されるようになってい
る。
【0003】例えば、落射照明35を用いた目視観察で
は、観察光路31中にビームスプリッタ34を挿入し、
落射照明35からの光をビームスプリッタ34で反射さ
せ、対物レンズ36を介して標本37上に照射させるる
とともに、標本37からの光を対物レンズ36、ビーム
スプリッタ34を透過させ、観察光路31より接眼レン
ズ33を介して目視観察を行ない、一方、走査ヘッドS
を用いた観察では、ビームスプリッタ34を観察光路3
1より退避させ、走査ヘッドSの2次元スキャナ38に
より走査されたレーザ光をビームスプリッタ32より観
察光路31、対物レンズ36を介して標本37に投射さ
せるとともに、標本37からの光をビームスプリッタ3
2で反射させて、光検出器39により検出するようにし
ている。
【0004】また、透過観察についても、透過照明光路
には、図示しないFS絞り、AS絞り、調光用NDフィ
ルタ、色温度補正フィルタなどの光学要素が設けられ、
これらについても、目視観察と走査ヘッドSによる観察
とで設定変更するようにしている。例えば、透過照明4
0を用いた目視観察では、コントラストを上げるためA
S絞りを開閉したり、透過照明の色温度フィルタ、調光
のためのNDフィルタなどを光路中に挿入しているが、
走査ヘッドSによる観察では、AS絞りを開放、色温度
フィルタやNDフィルタは光路より退避させ、透過光検
出ユニット41での検出を可能にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このように
構成した顕微鏡システムは、最初に目視観察を用いて標
本37の位置出しを行ない観察部位を決定した後、走査
ヘッドSによる観察に切換えるようにしており、これら
目視観察と走査ヘッドSによる観察手段の切換を標本3
7の観察部位が変更するたびに頻繁に行なっていた。
【0006】このため、上述したような観察条件を設定
するための作業は、目視観察と走査ヘッドSによる観察
手段の切換えが頻繁に行なわれるため、その度に極めて
煩わしい作業が強いられるという問題があった。
【0007】また、このような顕微鏡システムには、検
鏡方法として蛍光観察、明視野観察、ノマルスキー観
察、偏光観察なども可能にしたものもあるが、このよう
な各種の検鏡方法を採用したものでは、検鏡方法を切換
える際の観察条件を設定するための作業が、さらに面倒
になるという問題があった。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、観察手段の切換えの際にも、観察条件の設定を簡単
にでき、操作性に優れた顕微鏡システムを提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
顕微鏡による観察手段と走査型装置による観察手段を有
し、共通の顕微鏡光路を使用するとともに、これら観察
手段を切換えてそれぞれの観察を可能にした顕微鏡シス
テムにおいて、前記観察手段ごとの前記共通の顕微鏡光
路での観察条件をそれぞれ記憶する記憶手段と、前記観
察手段の設定により前記設定された観察手段に対応する
前記共通の顕微鏡光路での観察条件を前記記憶手段の記
憶内容に基づいて設定する制御手段とを具備したことを
特徴としている。
【0010】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記記憶手段は、観察条件として、各観察
手段ごとの検鏡方法、使用する対物レンズおよび光学要
素の組み合わせをパターン化して記憶したことを特徴と
している。
【0011】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記記憶手段は、さらに各観察手段ごとの
顕微鏡落射照明用光源と顕微鏡透過照明用光源の照射の
有無を記憶し、各観察手段が設定されるごとに前記記憶
手段の記憶内容に基づいて前記顕微鏡落射照明用光源と
顕微鏡透過照明用光源の照射状態を切換えることを特徴
としている。
【0012】この結果、請求項1記載の発明によれば、
顕微鏡による観察手段と走査型装置による観察手段を切
換えても、繁雑な観察条件の設定を一切かる必要がなく
なり、操作性のよい顕微鏡システムを実現できる。
【0013】請求項2記載の発明によれば、観察手段に
使用する検鏡方法を変更しても、観察手段と検鏡方法の
組み合わせパターンにより観察条件を記憶しているの
で、検鏡方法に合わせた光学要素の設定を自動的に行な
うことができる。
【0014】請求項3記載の発明によれば、顕微鏡観察
で使用する光源が走査画像観察用の光検出器に漏れ込む
ことを防止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従い説明する。
【0016】(第1の実施の形態)図1は、本発明が適
用される顕微鏡システムの概略構成を示している。図に
おいて、100は正立型の顕微鏡で、この顕微鏡100
には、走査ユニット200が取付けられている。この走
査ユニット200は、顕微鏡100内の観察光路切換え
部101のミラー101aにより顕微鏡100の光軸1
02に接続可能にしている。
【0017】これら顕微鏡100および走査ユニット2
00には、制御ユニット300が接続されている。この
制御ユニット300は、観察者によりパソコン(PC)
400へ入力される観察手段や検鏡方法に応じて顕微鏡
100および走査ユニット200に対して制御指令を出
力し、これら顕微鏡100および走査ユニット200に
おける種光学要素の設定などを制御するものである。ま
た、制御ユニット300は、観察手段や検鏡方法に応じ
て設定する光学要素の種類や設定値などを予め記憶する
メモリ301を有している。また、パソコン400に
は、モニタ500が接続されている。
【0018】顕微鏡100の光軸102上には、観察光
路切換え部101とともに、結像レンズ105、キュー
ブ切換え部106、ノマルスキープリズム109、レボ
ルバ110が配置されている。
【0019】観察光路切換え部101は、ミラー101
aとプリズム101bを有しており、走査ユニット20
0からの光を導く時は、光軸102上にミラー101a
が挿入され、接眼レンズ103による接眼観察の時は、
光軸102上にプリズム101bが挿入され、CCDカ
メラ104による観察像の撮像の時は、ミラー101a
およびプリズム101bとも光軸102上から抜き取ら
れるようになっている。この場合、観察光路切換部10
1でのミラー101aとプリズム101bの切換えは、
制御ユニット300からの指令により図示しないモータ
により制御されるようになっている。
【0020】キューブユニット切換え部106は、蛍光
キューブ106a、偏光板キューブ106b、空キュー
ブ106cを有し、制御ユニット300からの指令によ
り、蛍光キューブ106a、偏光板キューブ106b、
空キューブ106cのいずれかを光軸102上に配置す
るようにしている。図示例では、蛍光キューブ106a
が光軸102上に位置されている。ここで、蛍光キュー
ブ106aは、接眼レンズ103またはCCDカメラ1
04で蛍光を観察する際に用いられるもので、水銀灯1
07からの励起波長の光を取り出す励起フィルタ106
a1、水銀灯107からの励起光を反射し、蛍光を透過
するダイクロイックミラー106a2および蛍光以外の
光を吸収する吸収フィルタ106a3から構成されてい
る。偏向板キューブ106bは、偏光観察またはノマル
スキー観察をする際に用いられるものである。空キュー
ブ106cは、接眼レンズ103またはCCDカメラ1
04で透過明視野観察する場合と走査ユニット200に
よる観察を行なう際に用いられるものである。
【0021】水銀灯107は、蛍光観察などの際の落射
照明に用いられるもので、前面にシャッタ108が配置
されている。このシャッタ108は、制御ユニット30
0の指令により開閉可能にしており、水銀灯107を使
用しない間は、閉じて照明光路125を遮蔽するように
している。
【0022】ノマルスキープリズム109は、ノマルス
キー観察時に光軸102に挿入され、それ以外の観察時
には光軸102より退避されるようになっている。この
時の切換えも制御ユニット300の指令により行なわれ
る。
【0023】レボルバ110は、倍率の異なる複数の対
物レンズ110a、110b、110cを取付けたもの
で、制御ユニット300の指令により図示しないモータ
が駆動され対物レンズ110a、110b、110cの
いずれかを光軸102上に位置させるようにしている。
図示例では、対物レンズ110aが光軸102上に位置
されている。
【0024】レボルバ110上の対物レンズ110a、
110b、110cに対向させてステージ112に載置
された標本111が配置されている。
【0025】また、ステージ112を挟んで反対側の光
軸102’上には、コンデンサレンズ113、AS絞り
114、ノマルスキープリズム切換え部115、ポララ
イザ116、レンズ117および反射ミラー118が配
置されている。AS絞り114は、その開口数を開閉制
御可能になっていて、制御ユニット300の指令により
電動制御される。ノマルスキープリズム切換え部115
は、対物レンズ110a、110b、110cに対応す
るノマルスキープリズム115a、115b、115c
を有するもので、ノマルスキー観察時には、光軸102
に挿入されている対物レンズに対応するノマルスキープ
リズムが光軸102’に挿入され、それ以外の観察(明
視野観察、偏光観察など)時には、全てのノマルスキー
プリズム115a、115b、115cを光軸102’
から退避させるようにしている。これらの切換えも、制
御ユニット300の指令により図示しないモータにより
制御されるようになっている。ポラライザ116は、偏
光観察またはノマルスキー観察時に光軸102’に挿入
され、それ以外の観察(明視野観察)時には、光軸10
2’から退避されるようにしている。この切換えも、制
御ユニット300の指令により行なわれる。
【0026】また、反射ミラー118を介した光軸10
2’’上には、FS絞り119、レンズ120、フィル
タ切換え部121、光路切換えミラー122が配置され
ている。FS絞り119は、その大きさを可変制御可能
にしたもので、この制御も制御ユニット300の指令に
より行なわれる。フィルタ切換え部121は、調光用N
Dフィルタまたは色フィルタといったフィルタ部材12
1a、121b、121cを有するもので、それぞれ光
軸102’中に挿脱可能になっていて、その切換えも、
制御ユニット300の指令により制御されるようになっ
ている。光路切換えミラー122は、透過検出ユニット
123に向かう光路と、ハロゲンランプ124に通じる
光路を、その挿脱により切換え可能にしたもので、走査
ユニット200による観察時は、光路切換えミラー12
2を光路に挿入させ走査ユニット200からのレーザ光
(透過光)を透過光検出ユニット123に入射させ、ハ
ロゲンランプ124を透過照明として使用する顕微鏡観
察時は、光路切換えミラー122を光路から退避させる
ようになっている。この切換えも、制御ユニット300
の指令により図示しないモータにより制御される。ハロ
ゲンランプ124は、蛍光観察時の漏光に配慮して制御
ユニット300の指令によりオンオフ可能にもなってい
る。
【0027】一方、走査ユニット200は、シングルモ
ードファイバ201を介してレーザユニット202に接
続されている。レーザユニット202は、図示しないレ
ーザ発振器、波長選択手段、レーザ強度調光手段などを
有したもので、レーザ発振器より発振されたレーザ光を
観察に適した波長および強度に調整して出力するように
している。
【0028】また、走査ユニット200は、シングルモ
ードファイバ201の出射端面に対向させてコリメート
レンズ202a、偏光板203が配置されている。コリ
メータレンズ202aは、シングルモードファイバ20
1から出射されるレーザ光を平行光に変換し、偏光板2
03は、平行光を直線偏光とするものである。
【0029】また、偏光板203の出射側光路には、励
起ダイクロイックミラー204が配置され、この励起ダ
イクロイックミラー204の反射側光路には、2次元ス
キャナ205が配置されている。励起ダイクロイックミ
ラー204は、励起光であるレーザ光を反射し、検出光
である蛍光を透過するものである。2次元スキャナ20
5は、レーザ光を2次元走査するものである。そして、
2次元スキャナ205で2次元走査されたレーザ光は、
瞳投影レンズ206に入射される。この瞳投影レンズ2
06は、出射した光を結像点207に結像させ、2次元
走査像を形成するものである。この場合、結像点207
を、顕微鏡100側の結像レンズ105の1次像位置と
一致するように走査ユニット200を配置させておけ
ば、結像点207を通過したレーザ光(励起光)は、顕
微鏡100の観察光路切換え部101のミラー101a
で反射され、結像レンズ105、対物レンズ110aを
介して標本111上に結像される。そして、標本111
から発した蛍光は、励起光と逆の経路をたどり瞳投影レ
ンズ206、2次元スキャナ205を介して励起ダイク
ロイックミラー204に導かれる。
【0030】励起ダイクロイックミラー204を透過し
た蛍光光路には、反射ミラー208、分光ダイクロイッ
クミラー209a、209bおよび反射ミラー209c
が配置されている。反射ミラー208は、励起ダイクロ
イックミラー204を透過した蛍光を反射するものであ
る。分光ダイクロイックミラー209a、209bは、
反射ミラー208で反射された蛍光を波長領域ごとに分
けるものである。また、反射ミラー209cは、分光ダ
イクロイックミラー209a、209bを透過された蛍
光を反射するものである。
【0031】そして、これら分光ダイクロイックミラー
209a、209bおよび反射ミラー209cの反射光
路には、それぞれに対応した共焦点レンズ210、ピン
ホール211、光検出器212が配置され、波長域ごと
の蛍光をそれぞれの光検出器212により検出可能にし
ている。
【0032】一方、標本111を透過したレーザ光は、
光軸102’を通って反射ミラー118で反射され、光
軸102’’上に挿入された光路切換えミラー122を
介して透過光検出ユニット123に入射され、標本11
1を透過したレーザ光(透過光)が検出される。
【0033】なお、制御ユニット300では、走査ユニ
ット200および透過光検出ユニット123で取得した
標本111上を2次元走査した際の各ポイントでの光強
度に応じたデータをモニタ500上に画素ごとに表示さ
せることで2次元走査画像を得ていることは勿論であ
る。
【0034】次に、このように構成した実施の形態の動
作を説明する。
【0035】この場合、接眼レンズ103による接眼観
察、CCDカメラ104によるTV観察、走査ユニット
200による走査画像の観察における各観察条件の設定
について説明する。
【0036】ここで、CCDカメラ104によるTV観
察では、ハロゲンランプ124を用いたノマルスキー観
察を行ない、接眼観察では、水銀灯107による落射蛍
光観察を行ない、走査画像の観察では、蛍光観察とノマ
ルスキー観察を同時に行なうものとする。また、レボル
バ110により対物レンズ110aを選択しているもの
とする。
【0037】まず、接眼観察では、観察光路切換え部1
01よりプリズム101bを光軸102上にセットし、
キューブユニット切換え部106により蛍光キューブ1
06aを光軸102上にセットする。また、水銀灯10
7前面のシャッタ108を開放して水銀灯107からの
光を標本111側に導くようにする。さらに、ノマルス
キープリズム109は、光軸102上から退避させる。
【0038】この状態から、これら光学要素の設定内容
を、接眼観察時の観察条件として制御ユニット300の
メモリ301に記憶させる。
【0039】次に、CCDカメラ104によるTV観察
では、シャッタ108を閉じて、水銀灯107の光を遮
断し、ハロゲンランプ124を点灯する。また、光路切
換えミラー122は、光軸102’’から退避させ、F
S絞り119を開放し、AS絞り114は、コントラス
トを上げるため対物レンズ110aのNAに対して70
%程度に設定する。さらに、ポラライザ116を光軸1
02’上に挿入し、ノマルスキープリズム115は、対
物レンズ110aに対応するノマルスキープリズム11
5aを光軸102’上に挿入する。さらに、ノマルスキ
ープリズム109、キューブユニット切換え部106の
偏光板キューブ106bをそれぞれ光軸102上に挿入
し、観察光路切換え部101のミラー101aとプリズ
ム101bを全て光軸102上から退避させて何もない
状態にする。
【0040】この状態から、これら光学要素の設定内容
をTV観察時の観察条件として制御ユニット300のメ
モリ301に記憶させる。
【0041】次に、走査ユニット200による走査画像
の観察では、観察光路切換え部101によりミラー10
1aを光軸102上に挿入し、キューブユニット切換え
部106により空キューブ106cを光軸102上に挿
入する。この走査ユニット200による画像観察では、
ノマルスキー観察用の偏光板106b1に代えて、走査
ユニット200内の偏光板203を使用し、蛍光観察光
路中に偏光板106b1が挿入されることによる蛍光光
量の損失を防止するようにしている。また、ノマルスキ
ープリズム109を光軸102上に挿入する。さらに、
AS絞り114は、レーザ光がけられないように開放
し、ノマルスキープリズム115は、対物レンズ110
aに対応するノマルスキープリズム115aを光軸10
2’上に挿入する。さらにまた、FS絞り119は、開
放し、フィルタ切換え部121は、レーザ光の損失を防
ぐため、全て光軸102’’から退避させ、光路切換え
ミラー122は、レーザ光を透過光検出ユニット123
へ反射させるため光軸102’’上に挿入する。なお、
顕微鏡落射照明用の水銀灯107、透過照明のハロゲン
ランプ124は、走査ユニット200内の各光検出器2
12や透過検出ユニット123への漏光を防止するため
遮断する必要があり、シャッタ108を閉じ、また、ハ
ロゲンランプ124をオフにする。
【0042】この状態から、これら光学要素の設定内容
を、走査ユニット200による走査画像の観察条件とし
て制御ユニット300のメモリ301に記憶させる。
【0043】このようにして、これら接眼観察、TV観
察および走査ユニット200による走査画像の観察にか
かる共通光路での設定、つまり、観察光路切換え部10
1から光路切換えミラー122までの各種光学要素の設
定と、水銀灯107およびハロゲンランプ124の点灯
の有無の設定などが事前に行なわれ、それぞれの観察条
件として制御ユニット300のメモリ301に記憶され
る。
【0044】次に、観察者がパソコン400を通じて、
接眼観察、TV観察および走査ユニットによる走査画像
の観察のいずれかを選択すると、選択された観察手段に
対応する設定内容がメモリ301から読出される。する
と、メモリ301から読出された情報に基づいて、制御
ユニット300より各種の制御指令が出力され、観察光
路切換え部101から光路切換えミラー122までの各
種光学要素の設定および水銀灯107およびハロゲンラ
ンプ124の点灯の有無の設定が自動的に実行される。
【0045】これにより、走査ユニット200による走
査画像の観察と、接眼観察またはTV観察との間の切換
えが頻繁に行なわれても、観察者は繁雑な操作を一切行
なうことなく、自動的に各観察手段に対応した内容の設
定が行なわれるようになり、その操作性を飛躍的に向上
させることができる。
【0046】ここで、観察条件の一部を変更したい場合
は、変更の対象となる観察手段を選択して、観察手段に
応じた設定を実行させた後、変更箇所の手直しを行な
い、改めて制御ユニット300のメモリ301に変更後
の設定内容を記憶させるようにすれば、その後に、変更
を加えた観察手段が選択された場合は、変更後の設定が
実行されるようになり、観察条件の一部変更の必要性が
生じても容易に対応することができる。
【0047】なお、制御ユニット300から直接制御で
きない光学要素、例えば手動による切換えユニットなど
が存在する場合は、この部分については、手動切換えで
行なえばよい。また、観察条件に初期値として標準的な
設定内容を予め記憶させておき、例えば制御ユニット3
00やパソコン400の電源を切断して、再度立ち上げ
たような場合に、初期値に設定されるようにしてもよ
い。また、対物レンズは、高い解像度を得るためにオイ
ルや水を対物レンズと標本との間に封入しているものが
あるが、観察手段を変更した時に、自動でレンズ交換さ
せると、オイルや水を飛散させる可能性があった。従っ
て、このような場合は、対物レンズは、記憶内容に反映
させて自動切換えするのでなく、観察者がその都度設定
するようにすればよい。さらに、これらの条件設定は、
観察対象によっても異なることがあるので、メモリ30
1の記憶内容を何種類かファイルできるようにして、随
時、パソコン400から読出せるようにすれば、複数の
観察者が共同でシステムを利用するような場合、観察者
が代わって、観察対象が変更になったような場合も、煩
わしい観察条件の設定を行なわなくとも、瞬時に適切な
観察条件の設定を自動的に行なうこともできる。
【0048】(第2の実施の形態)次に、本発明の第2
の実施の形態について説明する。
【0049】この第2の実施の形態では、観察条件の設
定内容が、蛍光、明視野、ノマルスキーなどの検鏡方法
や、使用する対物レンズにより異なることに着目したも
ので、メモリ301の記憶内容の組合わせパターンにつ
いて考慮したものである。
【0050】通常、図1で述べた光学要素は、蛍光、明
視野、ノマルスキーなどの検鏡方法によって設定内容が
変ってくる。例えば、接眼観察において、ノマルスキー
のみの観察の時は、偏光板キューブ106bやノマルス
キープリズム109、115およびポラライザ116を
光軸102、102’上に挿入することになるが、同じ
く接眼観察において、明視野観察を行なう場合は、偏光
板キューブ106bやノマルスキープリズム109、1
15およびポラライザ116を全て光軸102、10
2’上から退避して何もない状態にする。これらのこと
は、接眼観察の場合だけでなく、TV観察、走査画像観
察の場合も、設定される観察条件に違いがあるものの同
様である。また、ノマルスキー観察において、ノマルス
キープリズム115の種類は、使用する対物レンズによ
り決まり、AS絞り114の大きさ、FS絞り119の
大きさ、フィルタ切換え部121のNDフィルタまたは
色フィルタといったフィルタ部材121a〜121cの
種類も使用する対物レンズに依存するケースが多い。
【0051】そこで、この第2の実施の形態では、観察
手段、検鏡方法、対物レンズおよび光学要素の各組合わ
せパターンを個別にメモリ301に記憶するようにして
いる。図2は、これら組み合わせパターンを示すもの
で、観察手段602として、走査画像観察602a、接
眼観察602b、TV観察602cを用意し、このうち
の走査画像観察602aは、検鏡方法603として発光
+ノマルスキー603a、蛍光603b、…を用意し、
接眼観察602bとTV観察602cについては、それ
ぞれ検鏡方法603としてノマルスキー603c、発光
603b、…を用意する。また、蛍光+ノマルスキー6
03aとノマルスキー603cは、対物レンズ604と
して10×対物604a、20×対物604b、40×
対物604c、…を用意し、蛍光603bについても対
物レンズ604として10×対物604a、20×対物
604b、40×対物604c、…を用意する。そし
て、これら10×対物604a、20×対物604b、
40×対物604c、…に対応させて光学要素605と
して各観察手段に対応した光学要素の状態605a、6
05b、605c、…を用意し、これらの組み合わせ
を、それぞれメモリ1、メモリ2、…としてメモリ30
1に記憶している。
【0052】このようにすれば、観察者が、パソコン4
00から観察手段、検鏡方法および対物レンズのそれぞ
れの情報を入力すれば、図2に示す組み合わせパターン
から、対応する光学要素の状態605a、605b、6
05c、がメモリ301から読出され、各光学要素60
5の自動的な設定が瞬時に実行される。この場合、光学
要素の設定を変更しても、変更後の光学要素の状態を記
憶させることで、対応することができる。
【0053】なお、この第2の実施の形態において、現
在光路に挿入されている対物レンズの種類をセンサなど
で認識して、この認識された対物レンズと、設定されて
いる観察手段、検鏡方法に合わせた観察条件(光学要
素)の自動設定を行うようにしてもよい。
【0054】従って、このようにすれば、一つの観察手
段で行なう検鏡方法や対物レンズを途中で変更しても、
観察手段と検鏡方法と対物レンズの組み合わせで観察条
件が記憶されているので、個々の観察手段での検鏡方法
に応じた光学要素の設定を自動的に行なうことができる
ようになり、操作性に優れた顕微鏡システムを実現でき
る。また、第1の実施の形態と同様に、条件設定は、観
察対象によっても異なるので、メモリ301の記憶内容
を何種類かファイルできるようにして、随時、パソコン
400から読出しできるようにすれば、複数の観察者が
共同でシステムを利用するような場合、観察者が代わっ
て、観察対象が変更になったような場合も、煩わしい観
察条件の設定を行なわなくとも、瞬時に適切な観察条件
の設定を自動的に行なうことができる。
【0055】(第3の実施の形態)次に、本発明の第3
の実施の形態について説明する。
【0056】ところで、このような顕微鏡システムで
は、通常、最初に接眼観察またはTV観察により観察対
象の位置決めを行ない、次に、走査ユニットに切換え
て、走査画像の観察を行ない、そして、走査画像の観察
が終了すると、再び、接眼観察またはTV観察に戻し
て、次の観察対象の位置決めを行なう。
【0057】そこで、この第3の実施の形態では、これ
らの作業の流れを軽減できるようにしたものである。こ
の場合、図3に示すフローチャートにおいて、まず、ス
テップ701で、観察者が、図1に示すパソコン400
より接眼観察またはTV観察のいずれかと、走査画像観
察の各観察手段における検鏡方法の設定を行なう。この
時、各観察手段、検鏡方法の組み合わせに対する顕微鏡
100内の光学要素(観察条件)のメモリ301への記
憶は、既に行なわれているものとする。
【0058】次に、ステップ702で、観察者が、パソ
コン400または図示しない観察光路切換えボタンの操
作により接眼観察またはTV観察の選択を行なう。する
と、ステップ703で、観察手段と検鏡方法の組み合わ
せに対応する光学要素の設定内容がメモリ301から読
出され、制御ユニット300により各光学要素が自動設
定される。次に、ステップ704で、観察者は、接眼観
察またはTV観察により観察対象の位置決め、つまり標
本111上の位置合わせをステージ112を移動するこ
とで行なう。
【0059】次に、ステップ705で、観察者が、パソ
コン400より走査画像取得のための走査開始の指令を
入力する。すると、ステップ706で、制御ユニット3
00の指令により光路切換え部101のミラー101a
が挿入され、走査ユニット200に対する光路が設定さ
れる。そして、ステップ707で、走査画像観察で設定
されている検鏡方法に合わせ、メモリ301の記憶内容
により顕微鏡100内の各光学要素の自動設定が行なわ
れる。そして、ステップ708で、制御ユニット300
の指令により2次元スキャナ205によりレーザ光(励
起光)の2次元走査が開始され、走査画像が取得され
る。そして、走査画像の取得が終了したところで、ステ
ップ709で、パソコン400より走査開始される前の
観察手段と、その時に設定されされていた検鏡方法に対
応する観察条件が自動的に再設定される。そして、ステ
ップ704に戻り、上述した動作が繰り返される。
【0060】従って、このようにすれば、標本111の
位置合わせから走査画像の取得までの作業の流れを、観
察者は、標本111の位置合わせと走査開始の指令を入
力するのみで実現できるので、接眼またはTV観察から
走査ユニットによる走査画像の観察へ切換えながらの作
業を大幅に軽減できることになる。つまり、接眼または
TV観察から走査ユニットによる走査画像の観察へ切換
えながらの作業において、観察手段の設定や検鏡手段の
設定作業を一切不要にできるので、さらに操作性に優れ
た顕微鏡システムが実現できる。
【0061】なお、本発明は、上記実施の形態に記載し
た内容に限定されるものでなく、例えば、走査ユニット
を接眼への光路切換部で結合導入するのでなく、落射投
光管の照明光路125から導入しても良い。また、組合
わせる顕微鏡を正立型顕微鏡でなく倒立型顕微鏡にして
も良い。また、TV観察光路がなくて、接眼観察と走査
画像観察の切換のみにしても良く、また、TV観察光路
にデジタルカメラや銀鉛写真撮影装置を取付けても良
い。また、走査ユニットとしてミラーによる光偏向方式
でなく、ディスクスキャンタイブのものを用いても良
い。
【0062】以上述べた実施の形態には、以下の発明も
含まれる。
【0063】(1)請求項1記載の顕微鏡システムにお
いて、前記制御手段は、顕微鏡による観察手段および走
査型装置による観察手段にそれぞれ対応する観察条件を
交互に設定可能にしたことを特徴としている。
【0064】このようにすれば、顕微鏡による接眼観察
やTV観察から走査型装置による走査画像の観察へ切換
えながらの作業において、観察手段の設定や検鏡手段の
設定作業を一切不要にできる。
【0065】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、観察
手段の切換えの際にも、観察条件の設定を簡単にでき、
操作性に優れた顕微鏡システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の概略構成を示す
図。
【図2】本発明の第2の実施の形態を説明するための
図。
【図3】本発明の第3の実施の形態を説明するための
図。
【図4】従来の顕微鏡システムの一例の概略構成を示す
図。
【符号の説明】
100…顕微鏡 101a…ミラー 101b…プリズム 101…観察光路切換え部 102…光軸 102’.102’’…光軸 103…接眼レンズ 104…CCDカメラ 105…結像レンズ 106a…蛍光キューブ 106a1…励起フィルタ 106a2…ダイクロイックミラー 106a3…吸収フィルタ 106b…偏光板キューブ 106b1…偏光板 106c…空キューブ 107…水銀灯 108…シャッタ 109…ノマルスキープリズム 110…レボルバ 110a、110b、110c…対物レンズ 111…標本 112…ステージ 113…コンデンサレンズ 114…AS絞り 115…ノマルスキープリズム切換え部 115a.115b、115c…ノマルスキープリズム 116…ポラライザ 117…レンズ 118…反射ミラー 119…FS絞り 120…レンズ 121…フィルタ切換え部 121a〜121c…フィルタ部材 122…ミラー 123…透過光検出ユニット 124…ハロゲンランプ 125…照明光路 200…走査ユニット 201…シングルモードファイバ 202…レーザユニット 202a…コリメータレンズ 203…偏光板 204…励起ダイクロイックミラー 205…2次元スキャナ 206…瞳投影レンズ 207…結像点 208…反射ミラー 209a.209b…分光ダイクロイックミラー 209c…反射ミラー 210…共焦点レンズ 211…ピンホール 212…光検出器 300…制御ユニット 301…メモリ 400…パソコン 500…モニタ 602…観察手段 602a…走査画像観察 602b…接眼観察 602c…TV観察 603…検鏡方法 604…対物レンズ 605…光学要素

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顕微鏡による観察手段と走査型装置によ
    る観察手段を有し、共通の顕微鏡光路を使用するととも
    に、これら観察手段を切換えてそれぞれの観察を可能に
    した顕微鏡システムにおいて、 前記観察手段ごとの前記共通の顕微鏡光路での観察条件
    をそれぞれ記憶する記憶手段と、 前記観察手段の設定により前記設定された観察手段に対
    応する前記共通の顕微鏡光路での観察条件を前記記憶手
    段の記憶内容に基づいて設定する制御手段とを具備した
    ことを特徴とする顕微鏡システム。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、観察条件として、各観
    察手段ごとの検鏡方法、使用する対物レンズおよび光学
    要素の組み合わせをパターン化して記憶したことを特徴
    とする請求項1記載の顕微鏡システム。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、さらに各観察手段ごと
    の顕微鏡落射照明用光源と顕微鏡透過照明用光源の照射
    の有無を記憶し、各観察手段が設定されるごとに前記記
    憶手段の記憶内容に基づいて前記顕微鏡落射照明用光源
    と顕微鏡透過照明用光源の照射状態を切換えることを特
    徴とする請求項1記載の顕微鏡システム。
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