JPH1073768A - 顕微鏡の照明装置 - Google Patents

顕微鏡の照明装置

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JPH1073768A
JPH1073768A JP8229983A JP22998396A JPH1073768A JP H1073768 A JPH1073768 A JP H1073768A JP 8229983 A JP8229983 A JP 8229983A JP 22998396 A JP22998396 A JP 22998396A JP H1073768 A JPH1073768 A JP H1073768A
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JP
Japan
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aperture stop
objective lens
stop block
rear focal
tube
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JP8229983A
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Motohiko Suzuki
基彦 鈴木
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対物レンズを切り換えた場合にも、適切なケ
ーラー照明を行う。 【解決手段】 対物レンズの後側焦点と光学的な共役関
係の光路差△Lと同等の距離△lを有したズレ量となる
ように、複数の挿入口31、32を投光管19に形成す
る。対物レンズを切り換えて焦点距離が変化した場合、
対応した挿入口から開口絞りブロック29を挿入し、開
口絞り33を△l移動させ、ケーラー照明を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光学顕微鏡内でケ
ーラー照明を行う照明装置に関し、特に落射照明観察法
に有用な照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光源から発した光線をレンズ系によって
標本に導いて観察を行う光学顕微鏡においては、対物レ
ンズの交換による広範な倍率交換においても適切な照明
を得るためにケーラー照明が用いられている。図11は
落射照明観察法におけるケーラー照明の光学系を示して
おり、1は主光線、2は軸上光線の光路である。
【0003】以下、主光線1の光路を用いてケーラー照
明を説明する。図11において、光源3より発した光線
はコレクタレンズ4で集光された後、リレーレンズ5の
前側焦点位置に結像して2次光源6となる。この2次光
源6から発した光線はハーフミラー7で標本8に向けて
偏向された後、対物レンズ9の後側焦点位置10に収束
して結像する。これにより光線は対物レンズ9を通過す
る際に平行光線となって標本8をムラなく照明する。
【0004】このような構造では、2次光源6は対物レ
ンズ9の後側焦点位置10とは光学的に共役な関係にあ
る。この2次光源6の位置に、その径が可変な開口絞り
11を配置することで照明の開口を変化させることが可
能となり、対物レンズ9の切り替えによる広範な倍率変
換においてもムラのない適切な照明を行うことができ
る。
【0005】図11において、12は対物レンズ9から
の光線を結像させる結像レンズ、13は観察光を観察者
側に偏向させる偏向プリズム、14は接眼レンズであ
る。この場合、照明の光路中における標本8と光学的に
共役な位置に径の可変な視野絞り15を設けて視野を変
化させることができる。
【0006】図12は上述した光学系を直線上に並べた
場合の軸上光線についての光路を示している。又、図1
3は同様に、主光線についての光路であり、(a)、
(b)は倍率が異なった場合を示している。対物レンズ
9は基本的には、倍率によって後側焦点10の位置が異
なる。
【0007】従来の落射照明装置では開口絞り11の位
置が固定されているため、ある倍率の対物レンズ9の後
側焦点10の位置に合わせて開口絞り11の位置を設定
し(図13(a))、この状態で倍率が異なる対物レン
ズ9に変換すると、同図における(b)で示すように対
物レンズ9の後側焦点10の位置が変化する(△d)。
このため2次光源6の位置が変化する(△L)。これに
より2次光源6が開口絞り11からずれて、開口絞り1
1との光学的共役関係が損なわれる。従ってケーラー照
明が成立しなくなり、標本8への照明に偏りが生じて適
切な照明が行うことができなくなる。
【0008】なお、図13(b)の状態では、以下の関
係が成立するものである。 1/a + 1/b = 1/f (fはリレーレンズ
5の焦点距離) β=b/a △L=β2 ・△d
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上のような対物レン
ズの倍率の変更に起因する不都合を解決するため、対物
レンズの後側焦点位置を各倍率の対物レンズ間で一致さ
せることが行われている。しかし、同種の対物レンズ間
では異なる倍率の後側焦点位置をある程度、一致させる
ことは可能であるが、異なる種類の対物レンズでは後側
焦点位置を一致させることができない。このため異なる
種類の対物レンズ間では、依然として上述した問題をク
リアできていない。特に、長作動距離タイプの対物レン
ズでは、一般に用いられている対物レンズよりもレンズ
群が後方に位置するので、設計上、後側焦点位置が後方
に寄る(図13(b)参照)。このため一般の対物レン
ズと長距離作動型の対物レンズとの間では後側焦点位置
の一致が不可能となっている。
【0010】本発明は上記事情を考慮してなされたもの
であり、異なる種類の対物レンズ間の切り換えにおいて
も、常に適切なケーラー照明が確保できる照明装置を提
供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、光源と、光源からの光線を標本
に投射する対物レンズと、光源と対物レンズとの間に配
置され、光源からの光を対物レンズの後側焦点に収束さ
せるレンズ系と、このレンズ系内の光路に設けられた開
口絞りとを備え、前記開口絞りは前記対物レンズの後側
焦点の位置の変化に応じて当該後側焦点と光学的な共役
関係を維持するように光軸方向での位置調整が可能とな
っていることを特徴とする。
【0012】このような照明装置は、対物レンズの後側
焦点の位置が変化した場合、これに呼応して開口絞りを
後側焦点との光学的な共役位置に調整する。このため常
に良好なケーラー照明を確保でき、適切な照明を行うこ
とができる。
【0013】請求項2の発明は、請求項1の発明であっ
て、前記レンズ系が投光管の内部に配置され、前記開口
絞りが投光管に形成された挿入口に対して挿脱可能とな
っている開口絞りブロックに取り付けられ、前記挿入口
に開口絞りブロックを位置決めする位置決め部が光軸方
向の少なくとも2箇所に形成され、これらの位置決め部
が前記対物レンズの後側焦点の位置の変化に対応して当
該後側焦点と光学的な共役関係を有した光路差に合わせ
て配置されていることを特徴とする。
【0014】この構造では、対物レンズの後側焦点の位
置が変化したとき、その光学的な共役位置にある挿入口
の位置決め部に対して、開口絞りブロックを位置決めす
ることで、開口絞りブロック内の開口絞りを共役位置に
セットできる。
【0015】請求項3の発明は、請求項1の発明であっ
て、前記レンズ系が投光管の内部に配置され、この投光
管に対して開口絞りブロックが反転自在に挿入可能とな
っており、前記開口絞りは前記対物レンズの後側焦点の
位置の変化に対応して当該後側焦点と光学的な共役関係
を有した光路差に合わせた位置となるように前記開口絞
りブロックの内部に取り付けられていることを特徴とす
る。
【0016】この構造では、対物レンズの後側焦点の位
置が変化したとき、開口絞りブロックを反転させて投光
管に挿入することで、開口絞りブロック内の開口絞りを
共役位置にセットできる。
【0017】請求項4の発明は、請求項1の発明であっ
て、前記レンズ系が投光管の内部に配置され、前記開口
絞りが開口絞りブロックに取り付けられており、この開
口絞りブロックが前記投光管の内部で光軸方向に移動可
能となっていることを特徴とする。
【0018】この構造では、対物レンズの後側焦点の位
置が変化したとき、開口絞りブロックを光軸方向に移動
させることで開口絞りをその共役位置にセットできる。
【0019】
【発明の実施の形態】図8〜図10は落射照明装置の一
般的な基本構造を示し、後述する各実施の形態はこの構
造が基本となっている。このため後述する各実施の形態
において、これらと同一の部分は同一の符号を付して対
応させてある。
【0020】これらの図において、ランプハウス16、
投光管19、マウント部22が順に連結されている。ラ
ンプハウス16には光源としてのランプ17及びコレク
タレンズ18が内部に設けられている。投光管19には
リレーレンズ20a、20b及び開口絞りブロック21
が内部に設けられている。この場合、開口絞りブロック
21はリレーレンズ20a,20bの間に位置してい
る。マウント部22にはハーフミラー23が内部に設け
られると共に、鏡体取付マウント24及び鏡筒取付マウ
ント25を有している。
【0021】図示を省略するが、対物レンズはマウント
24を介して連結される。なお、開口絞りブロック21
は径が可変である開口絞り26を内部に有すると共に、
この開口絞り26を開口及び閉鎖する開閉レバー27
と、開口絞り26を光軸に対して芯出しする芯出しツマ
ミ28とを有している。
【0022】(実施の形態1)図1(a),(b)は本
発明の実施の形態1を示し、29は開口絞りブロックで
あり、開口絞り33が設けられている。この開口絞りブ
ロック29は投光管19に対して着脱自在となってお
り、この着脱を行うため、投光管19には第1の挿入口
31及び第2の挿入口32が2箇所に形成されている。
又、これらの挿入口31、32は投光管29に対して光
軸方向に△lだけずらして設けられるものである。この
△lは対物レンズ9の後側焦点10(図11から図13
参照)の位置のズレ量△dに対応する共役位置のズレ量
△Lに等しくなるように設定されている
【0023】このような構造の照明装置において、一般
の対物レンズを使用する時は開口絞りブロック29を
(a)で示すように、第1の挿入口31から投光管19
内に挿入する。一方、長距離作動型の対物レンズを使用
する場合は、(b)で示すように開口絞りブロック29
を第2の挿入口32から投光管19内に挿入する。これ
により対物レンズの後側焦点位置のズレ量△dに対応し
た光路差△Lだけ開口絞り33の位置を光軸方向にずら
すことができ、常に良好なケーラー照明を行うことがで
きる。
【0024】(実施の形態2)図2及び図3は実施の形
態2の照明装置を示す。この実施の形態では投光管19
に挿入口40が1箇所に開口されている。又、この挿入
口40には凹溝状の第1の位置決め部41、第2の位置
決め部42、第3の位置決め部43が光軸方向にずらし
た状態で形成されている。例えば、第1の位置決め部4
1を基準にして位置決め部42,43のズレ量△l1
△l2 は対物レンズの後側焦点位置のズレ量△d1 、△
2 に相当する共役関係の光路差のズレ量△L1 、△l
2 に等しくなるように設定されている。
【0025】このような挿入口40には開口絞りブロッ
ク44が挿入及び離脱可能となっている。開口絞り44
ブロックはその内部に開口絞り45が取り付けられてい
ると共に、位置決め部41、42、43に嵌め込まれて
開口絞りブロック44を位置決めする位置決め突起46
が外面に形成されている。
【0026】上記構成において、一般の対物レンズを使
用する時は、図3(a)中の斜線で示すように、開口絞
りブロック44の位置決め突起46を第1の位置決め部
41に位置合わせし、この状態で開口絞りブロック44
を挿入口40から投光管19内に挿入する。一方、長距
離作動型の対物レンズを使用する時は、図3(b)中の
斜線で示すように、開口絞りブロック44の位置決め突
起46を第2の位置決め部42に位置合わせし、この状
態で開口絞りブロック44を挿入口40から投光管19
内に挿入する。これにより、開口絞り45の位置を長距
離作動型の対物レンズの後側焦点の位置のズレ量に対応
した光路差でずらすことができるので、常に良好なケー
ラー照明を行うことができる。
【0027】なお、この実施の形態では、後側焦点の位
置が異なる対物レンズを多数使用するためには、後側焦
点位置のズレ量△d1 、△d2 、…、△dn に対応した
距離△l1 、△l2 、…△ln に対応するように位置決
め部を多数形成することで可能となる。
【0028】(実施の形態3)図4及び図5は実施の形
態3を示す。この実施の形態において、開口絞りブロッ
ク50の内部に設けられる開口絞り51は図4に示すよ
うに、開口絞りブロック50の一端側(左端側)の面5
2から距離l1 を有すると共に、他端側(右端側)の面
53から距離l2 を有するように位置決めされている。
このとき、これらの関係が、|l1 −l2 |=△lとな
るように設定されている。△lは対物レンズの後側焦点
位置のズレ量△dに対応できる光学的な共役位置のズレ
量△Lと等しい値である。
【0029】この実施の形態では、一般の対物レンズを
使用する時は開口絞りブロック50を図5(a)で示す
ように、一端側52を観察者手前側にして投光管19に
挿入する。これに対して、長距離作動型の対物レンズを
使用する時は、同図(b)で示すように、他端側53を
観察者側手前側にして投光管19に挿入する。これによ
り、長距離作動型の対物レンズの後側焦点位置のズレ量
△dに対応して開口絞り51の位置を△Lだけずらこと
ができるので、常に良好なケーラー照明を行うことがで
きる。
【0030】(実施の形態4)図6及び図7は実施の形
態4を示す。この実施の形態では図4に示すように、投
光管19の底面をなすベース部62にガイド溝63が形
成されている。このガイド溝63は投光管19の光軸方
向に沿って形成されており、投光管19内に設けられる
開口絞りブロック60の下面にはこのガイド溝63と係
合するガイド突起64が形成されている。
【0031】また、ベース部62を覆う投光管19のカ
バー部65には、ガイドスリット66が光軸方向に沿っ
て形成されていると共に、開口絞りブロック60からの
レバー67がこのガイドスリット66を貫通して外部に
突出している。このような構造では、レバー67を操作
することで開口絞りブロック60の全体が投光管19内
を光軸方向に移動し、これにより開口絞り61が同方向
に一体的に移動する。
【0032】このような実施の形態では、対物レンズの
後側焦点の位置がバラついている場合でも、開口絞りブ
ロック60を光軸方向に移動させることで、図7(a)
及び(b)で示すように、開口絞り61の位置を対物レ
ンズの後側焦点の位置と光学的に共役な位置に合致させ
ることが可能であり、常に良好なケーラー照明を行うこ
とができる。
【0033】この場合、使用する対物レンズの後側焦点
位置と共役な位置にクリック等の位置決め機構を設ける
ことができ、これにより開口絞りの位置決めが正確に、
しかも容易となるメリットがある。又、ガイド溝63を
蟻溝形状としているが、これに限るものではなく、例え
ばシャフトのようなものでも良く、さらには開口絞りブ
ロック60にガイド溝を形成し、投光管にガイド突起を
形成しても良い。
【0034】[付記]本発明は、以下の発明を包含する
ことができる。 (1) 光源と、光源からの光線を標本に投射する対物
レンズと、光源と対物レンズとの間に配置され、光源か
らの光を対物レンズの後側焦点に収束させるレンズ系
と、このレンズ系内の光路に設けられた開口絞りとを備
え、前記レンズ系が投光管の内部に配置され、前記開口
絞りが投光管に対して着脱可能となっている開口絞りブ
ロックに取り付けられ、この開口絞りブロックが前記投
光管の光軸方向の少なくとも2箇所に形成された挿入口
から挿脱可能となっており、これらの挿入口が前記対物
レンズの後側焦点の位置の変化に対応して当該後側焦点
と光学的な共役関係を有した光路差に合わせて配置され
ていることを特徴とする顕微鏡の照明装置。この構造で
は、対物レンズの後側焦点の位置が変化したとき、その
光学的な共役位置にある挿入口に開口絞りブロックを挿
入することで、開口絞りブロック内の開口絞りを共役位
置にセットできる。
【0035】(2) 相互に係合した状態で光軸方向に
延びたガイド部が前記投光管及び前記開口絞りブロック
に形成されていることを特徴とする顕微鏡の照明装置。
ガイド部を設けることで開口絞りを光軸方向に安定的に
移動させることができ、内部の開口絞りが光軸から外れ
ることがない。
【0036】
【発明の効果】請求項1の発明は、対物レンズの後側焦
点の位置が変化した場合、これに対応して開口絞りを後
側焦点との光学的な共役位置に調整することにより、常
に良好なケーラー照明を確保でき、適切な照明を行うこ
とができる。
【0037】請求項2の発明は、対物レンズの後側焦点
の位置が変化したとき、その光学的な共役位置にある挿
入口の位置決め部に対して、開口絞りブロックを位置決
めすることで、開口絞りブロック内の開口絞りを共役位
置にセットできる。
【0038】請求項3の発明は、対物レンズの後側焦点
の位置が変化したとき、開口絞りブロックを反転させて
投光管に挿入することで、開口絞りブロック内の開口絞
りを共役位置にセットできる。
【0039】請求項4の発明は、対物レンズの後側焦点
の位置が変化したとき、開口絞りブロックを光軸方向に
移動させることで開口絞りをその共役位置にセットでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)、(b)は本発明の実施の形態1の平面
図である。
【図2】本発明の実施の形態2の側面図である。
【図3】(a)、(b)は実施の形態2の作動を示す平
面図である。
【図4】実施の形態3の開口絞りブロックの平面図であ
る。
【図5】(a)、(b)は実施の形態3の作動を示す平
面図である。
【図6】実施の形態4の断面図である。
【図7】(a)、(b)は実施の形態4の作動を示す側
面図である。
【図8】落射照明装置の平面図である。
【図9】落射照明装置の側面図である。
【図10】落射照明装置の断面図である。
【図11】ケーラー照明の光学系の構成図である。
【図12】ケーラー照明の光学系を直線状とした構成図
である。
【図13】(a)、(b)は対物レンズの後側焦点の移
動を示す構成図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源と、光源からの光線を標本に投射す
    る対物レンズと、光源と対物レンズとの間に配置され、
    光源からの光を対物レンズの後側焦点に収束させるレン
    ズ系と、このレンズ系内の光路に設けられた開口絞りと
    を備え、 前記開口絞りは前記対物レンズの後側焦点の位置の変化
    に応じて当該後側焦点と光学的な共役関係を維持するよ
    うに光軸方向での位置調整が可能となっていることを特
    徴とする顕微鏡の照明装置。
  2. 【請求項2】 前記レンズ系が投光管の内部に配置さ
    れ、前記開口絞りが投光管に形成された挿入口に対して
    挿脱可能となっている開口絞りブロックに取り付けら
    れ、前記挿入口に開口絞りブロックを位置決めする位置
    決め部が光軸方向の少なくとも2箇所に形成され、これ
    らの位置決め部が前記対物レンズの後側焦点の位置の変
    化に対応して当該後側焦点と光学的な共役関係を有した
    光路差に合わせて配置されていることを特徴とする請求
    項1記載の顕微鏡の照明装置。
  3. 【請求項3】 前記レンズ系が投光管の内部に配置さ
    れ、この投光管に対して開口絞りブロックが反転自在に
    挿入可能となっており、前記開口絞りは前記対物レンズ
    の後側焦点の位置の変化に対応して当該後側焦点と光学
    的な共役関係を有した光路差に合わせた位置となるよう
    に前記開口絞りブロックの内部に取り付けられているこ
    とを特徴とする請求項1記載の顕微鏡の照明装置。
  4. 【請求項4】 前記レンズ系が投光管の内部に配置さ
    れ、前記開口絞りが開口絞りブロックに取り付けられて
    おり、この開口絞りブロックが前記投光管の内部で光軸
    方向に移動可能となっていることを特徴とする請求項1
    記載の顕微鏡の照明装置。
JP8229983A 1996-08-30 1996-08-30 顕微鏡の照明装置 Withdrawn JPH1073768A (ja)

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