JP2003106387A - 自動変速機 - Google Patents

自動変速機

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JP2003106387A
JP2003106387A JP2001303904A JP2001303904A JP2003106387A JP 2003106387 A JP2003106387 A JP 2003106387A JP 2001303904 A JP2001303904 A JP 2001303904A JP 2001303904 A JP2001303904 A JP 2001303904A JP 2003106387 A JP2003106387 A JP 2003106387A
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clutch
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rotation
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Masayuki Hashimoto
昌幸 橋本
Toshio Takanashi
俊雄 高梨
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラビニヨタイプの遊星歯車機構を構成している
サンギヤのギヤ部に製造のバラツキが発生していてもギ
ヤノイズを低減することができる自動変速機を提供す
る。 【解決手段】第2のサンギヤ12は、第1のクラッチ6
0に連結されて第2の遊星歯車機構30から回転が入力
するとともに、第1のサンギヤ11は、第3のクラッチ
80に連結されて第2の遊星歯車機構から回転が入力す
る。第1のクラッチは、第2の遊星歯車機構から回転が
入力するクラッチハブ61を有し、このクラッチハブは
入力軸50の外周に回転支持部材65を介して同軸に回
転自在に配置したハブ円筒部61bを備えている。第1
のサンギヤ11は、ハブ円筒部の外周に回転支持部材6
6を介して回転自在に配置されている。そして、第2の
サンギヤ12の内周部は、ハブ円筒部の先端側外周とス
プライン結合で連結されている

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラビニヨタイプの
遊星歯車機構を備えた自動変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】最小限の変速要素からなるプラネタリギ
ヤセットを用い、前進6速・後進1速を達成する自動変
速機として例えば特開2000-220705号公報の技術が提案
されている。特開2000-220705号公報の自動変速機を、
図5を参照して説明する。
【0003】この自動変速機は、フロントエンジン・フ
ロントドライブ(FF)車又はリヤエンジン・リヤドラ
イブ(RR)車用の横置式トランスアクスルの形態を採
っており、主軸の入力軸302上の周りには、プラネタ
リギヤセットGと、減速用プラネタリギヤG1と、第1
及び第2のブレーキB−1,B−2と、第1、第2及び
第3のクラッチC−1,C−2,C−3とを備える変速
ユニットが配置されている。前記主軸には、図示しない
カウンタ軸、ドライブシャフトが並列に配置されてお
り、カウンタ軸にはカウンタギヤが配置され、ドライブ
シャフトにはデファレンシャル装置が配置されており、
変速機構で変速された駆動力がカウンタギヤ及びデファ
レンシャル装置を介してホイール駆動力として出力され
るようになっている。
【0004】前記プラネタリギヤセットGは、大径のサ
ンギヤS2と、小径のサンギヤS3と、互いに噛合する
ロングピニオン(図示せず)とショートピニオン(図示
せず)とを支持するキャリアC2(C3)と、リングギ
ヤR2(R3)とで構成され、ロングピニオンが大径の
サンギヤS2とリングギヤR2とに噛合し、ショートピ
ニオンが小径のサンギヤS3に噛合するラビニヨ式のギ
ヤセットで構成されている。
【0005】この形態では、大径のサンギヤS2と小径
のサンギヤS3が減速回転の入力要素、キャリアC2
(C3)が非減速回転の入力要素、リングギヤR2が出
力要素とされている。キャリアC2(C3)は、第2の
クラッチC−2を介して入力軸302に連結され、か
つ、第2のブレーキB−2により変速機ケース304に
係止可能とされるとともに、ワンウェイクラッチF−1
により変速機ケース304に一方向回転係止可能とされ
ている。そして、リングギヤR2がカウンタドライブギ
ヤ305に連結されている。
【0006】減速用プラネタリギヤG1は、サンギヤS
1が変速機ケース304に固定され、リングギヤR1が
入力要素として入力軸302に連結され、キャリアC1
が出力要素として第1のクラッチC−1及び第3のクラ
ッチC−3を介してプラネタリギヤセットGに連結され
ている。プラネタリギヤセットGの小径のサンギヤS3
は、ギヤ部の一端側から延長軸部306が軸方向に延在
している部材であり、入力軸302の外周にブッシュ3
08を介して配置することで入力軸302に回転自在に
支持されている。そして、延長軸部306の先端は、第
1のクラッチC−1のシリンダ307の延長部にスプラ
イン結合で連結されている。
【0007】また、プラネタリギヤセットGの大径のサ
ンギヤS2も、ギヤ部の一端側から延長軸部310が軸
方向に延在している部材であり、小径のサンギヤS2の
延長軸部306の外周にブッシュ314を介して配置す
ることで延長軸部306に回転自在に支持されている。
前記延長軸部310の先端は、動力伝達部材312の内
径筒部312aにスプライン結合で連結されている。動
力伝達部材312の円筒状に形成した拡径部312bの
端部は、第3のクラッチC−3のドラム316に端面に
噛み合いで連結されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したプ
ラネタリギヤセットGの大径のサンギヤS2は、大径の
サンギヤS2のギヤ部に製造バラツキがあると、この大
径のサンギヤS2に発生した歯振れが延長軸部306を
介して小径のサンギヤS3に伝達され、小径のサンギヤ
S3にも歯振れが発生して大径及び小径のサンギヤS
2,S3のギヤノイズが増幅するおそれがある。
【0009】逆に、小径のサンギヤS3にギヤ部の製造
バラツキがあと、この小径のサンギヤS3に発生した歯
振れが延長軸部306を介して大径のサンギヤS2に伝
達され、大径のサンギヤS2にも歯振れが発生して大径
及び小径のサンギヤS2,S3のギヤノイズが増幅する
おそれがある。また、小径のサンギヤS3の延長軸部3
06に大径のサンギヤS2が回転自在に支持されている
ことから、大径のサンギヤS2から延長軸部306に偏
荷重が加わり、小径のサンギヤS3が偏心しやすい。こ
のように小径のサンギヤS3が偏心すると、この小径の
サンギヤと噛み合う他のギヤとの噛合い位置のずれ等に
よりギヤノイズが発生しやすい。
【0010】特に、この特開2000-220705号公報の自動
変速機では(この公報の図4の速度線図から明らかなよ
うに)、6速段(6TH)を選択すると第3のクラッチ
C−3から動力伝達部材312を介して高速の回転が大
径のサンギヤS2に伝達され、4速段(4TH)を選択
すると第1のクラッチC−1のシリンダ307から高速
の回転が小径のサンギヤS3に伝達されるので、大径及
び小径のサンギヤS2,S3の少なくとも一方にギヤ部
に製造バラツキがあると、高速走行時において歯振れの
発生によりギヤノイズが増大してしまう。
【0011】そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされ
たもので、ラビニヨタイプの遊星歯車機構を構成してい
るサンギヤのギヤ部に製造のバラツキが発生していても
ギヤノイズを低減することができる自動変速機を提供す
ることを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】したがって、本願の請求
項1記載の自動変速機は、入力軸の周囲に配設され、当
該入力軸の回転を入力として複数の変速回転を出力する
遊星歯車機構と、前記入力軸と前記遊星歯車機構との間
に介装され締結及び解放自在の複数のクラッチとを備
え、前記遊星歯車機構が、キャリに支持されて互いに噛
合するロングピニオン及びショートピニオンと、ロング
ピニオンに噛合する第1のサンギヤと、ショートピニオ
ンに噛合する第2のサンギヤと、ロングピニオン及びシ
ョートピニオンのいずれかに噛合するリングギヤとから
なるラビニヨタイプの遊星歯車機構である自動変速機に
おいて、前記第2のサンギヤは、所定のクラッチに連結
されて回転が入力するとともに、第1のサンギヤは、前
記所定のクラッチと異なるクラッチに連結されて回転が
入力する構成となっており、前記第2のサンギヤに連結
している所定のクラッチは、前記遊星歯車機構から回転
が入力するクラッチハブを有し、このクラッチハブは前
記入力軸の外周に回転支持部材を介して同軸に回転自在
に配置したハブ円筒部を備えており、前記第1のサンギ
ヤが、前記ハブ円筒部の外周に回転支持部材を介して回
転自在に配置されているとともに、前記第2のサンギヤ
が、前記第1のサンギヤと軸方向において重なり合わな
い前記ハブ円筒部の先端側位置において、回転が伝達可
能に連結されている自動変速機である。
【0013】また、請求項2記載の発明は、入力軸の周
囲に配設され、当該入力軸の減速回転と非減速回転とを
入力として複数の変速回転を出力する第1の遊星歯車機
構と、前記入力軸の回転を減速させて前記第1の遊星歯
車機構に出力する第2の遊星歯車機構と、これら第1及
び第2の遊星歯車機構の2つの異なる要素の間にそれぞ
れ介挿された締結及び解放自在の第1のクラッチ及び第
3のクラッチとを備え、前記第1の遊星歯車機構が、キ
ャリに支持されて互いに噛合するロングピニオン及びシ
ョートピニオンと、ロングピニオンに噛合する第1のサ
ンギヤと、ショートピニオンに噛合する第2のサンギヤ
と、ロングピニオン及びショートピニオンのいずれかに
噛合するリングギヤとからなるラビニヨタイプの遊星歯
車機構である自動変速機において、前記第2のサンギヤ
は、前記第1のクラッチに連結されて前記第2の遊星歯
車機構から回転が入力するとともに、第1のサンギヤ
は、前記第3のクラッチに連結されて前記第2の遊星歯
車機構から回転が入力する構成となっており、前記第1
のクラッチは、第2の遊星歯車機構から回転が入力する
クラッチハブを有し、このクラッチハブは前記入力軸の
外周に回転支持部材を介して同軸に回転自在に配置した
ハブ円筒部を備えており、前記第1のサンギヤは、前記
ハブ円筒部の外周に回転支持部材を介して回転自在に配
置され、前記第2のサンギヤは、前記第1のサンギヤと
軸方向において重なり合わない前記ハブ円筒部の先端側
位置において、回転が伝達可能に連結されていることを
特徴とする自動変速機である。
【0014】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の自動変速機において、前記第2のサンギヤの
内周部が、前記ハブ円筒部の先端側外周とスプライン結
合で連結されていることを特徴とする自動変速機であ
る。さらに、請求項4記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれかに記載の自動変速機において、前記第2のサン
ギヤが、外周にギヤ部のみを形成した円環状のギヤであ
ることを特徴とする自動変速機である。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は、本発明を適用し得る自動
変速機の全体構成を断面を示す。また、図2は、自動変
速機のギヤトレインをスケルトンで示す。この自動変速
機は、図1及び図2に示すように、いわゆる3軸構成と
され、フロントエンジン・フロントドライブ(FF)車
又はリヤエンジン・リヤドライブ(RR)車用の横置式
トランスアクスルの形態を有し、さらに変速機構として
は、前進6速・後進1速を実現するギヤトレインを備え
ている。
【0016】自動変速機は、ミッションケース180内
に、互いに並列的に配置された第1軸である入力軸5
0、カウンタ軸401、ドライブシャフト453a,4
53bの各軸上に変速ユニットやギヤ等の各種要素が配
設された構成を有する。入力軸50は、図示しないエン
ジンからトルクコンバータ230を介してトルクが入力
され、且つ出力側をトルクコンバータ230側に設けて
おり、また、カウンタ軸401は、入力軸50に平行に
配置され、この入力軸50の出力ギヤと噛み合ったカウ
ンタギヤ400を有し、さらに、ドライブシャフト45
3a,453bを支持するデフケース451には、カウ
ンタ軸401のカウンタギヤ400を介してトルク伝達
されるファイナルギヤ452が設けられている。ここ
で、ドライブシャフト453a,453bは、具体的に
は、差動歯車により差動回転する左右軸である。
【0017】自動変速機は、図1及び図2に示すよう
に、入力軸50の周りに、変速ユニットが設けられてい
る。この変速ユニットは、入力軸50の減速回転と非減
速回転とを入力として複数の変速回転を出力する第1の
遊星歯車機構10と、入力軸50の回転を減速させて出
力する第2の遊星歯車機構30と、第2の遊星歯車機構
30及び第1の遊星歯車機構10の2つの異なるサンギ
ヤ11,12との間にそれぞれ介挿された締結及び解放
自在の第1及び第3のクラッチ60及び80と、入力軸
50と第1の遊星歯車機構10のキャリア14との間に
介挿された締結及び解放自在の第2のクラッチ70と、
第1の遊星歯車機構10のサンギヤ11及びキャリア1
3にブレーキ力を作用させる第1及び第2のブレーキ1
00及び110と、第2のブレーキ110と並列に介挿
されたワンウェイクラッチ90とを備えている。また、
自動変速機は、第1,第2及び第3のクラッチ60,7
0及び80に対応して配置される第1,第2及び第3の
油圧サーボ機構120,130及び140と、第1及び
第2のブレーキ100及び110に対応して配置される
第4及び第5の油圧サーボ機構150及び160とを備
えている。
【0018】第1,第2及び第3のクラッチ60,70
及び80並びに第1及び第2のブレーキ100及び11
0は、摩擦部材による多板構成とされており、第1のク
ラッチ60は、第2の遊星歯車機構30の外周側近傍に
配置され、その後方近傍に第3のクラッチ80が配置さ
れ、第2のクラッチ70は、ミッションケース180の
前端部に配置され、第1のブレーキ100は、第1のク
ラッチ60とミッションケース180の内周面との間に
配置され、第2のブレーキ110は、第1の遊星歯車機
構10とミッションケース180の内周面との間に配置
されている。また、ワンウェイクラッチ90は、第1の
ブレーキ100と第2のブレーキ110との間に配置さ
れている。
【0019】さらに、入力軸50には、軸内油路51が
形成されており、この軸内油路51に潤滑油を供給する
ことにより、第1及び第2の遊星歯車機構10及び3
0、第1、第2及び第3のクラッチ60,70及び8
0、並びに第1及び第2のブレーキ100及び110の
摩擦部材間の潤滑が行われる。第1の遊星歯車機構10
は、図1に示すように、カウンタドライブギヤ170の
後方近傍に配置されており、図2に示すように、大径の
サンギヤ11、小径のサンギヤ12、キャリア13,1
4及びリングギヤ17の4つの変速要素からなる。第1
の遊星歯車機構10は、ロングピニオン15が大径のサ
ンギヤ11に噛合し、ショートピニオン16が小径のサ
ンギヤ12に噛合し、ロングピニオン15及びショート
ピニオン16がそれぞれリングギヤ17の内歯と噛合す
るラビニヨ式で構成されている。
【0020】大径のサンギヤ11及び小径のサンギヤ1
2は、第2の遊星歯車機構30を介して入力軸50から
の入力がなされる減速回転の入力要素をなす。すなわ
ち、小径のサンギヤ12は、第1のクラッチ60に連結
されて、第2の遊星歯車機構30からの入力がなされ、
また、大径のサンギヤ11は、第3のクラッチ80に連
結されて、第2の遊星歯車機構30からの入力がなされ
る。また、大径のサンギヤ11は、第1のブレーキ10
0によりミッションケース180に固定可能とされてい
る。
【0021】キャリア13,14は、互いに噛合するロ
ングピニオン15とショートピニオン16とを支持して
おり、入力軸50からの入力が直接なされる非減速回転
の入力要素をなす。キャリア14は、第2のクラッチ7
0を介して入力軸50に連結され、キャリア13は、第
2のブレーキ110によりミッションケース180に固
定可能とされるとともに、ワンウェイクラッチ90によ
りミッションケース180に一方向の回転のみが可能と
されている。ここで、ワンウェイクラッチ90は、係合
方向が第1速時の反力トルク支持方向に設定されて第2
のブレーキ110の機能を発揮するものである。また、
リングギヤ17は出力要素をなし、カウンタドライブギ
ヤ170に連結されており、カウンタドライブギヤ17
0は、第1の遊星歯車機構10と第2のクラッチ70と
の間に位置しており、入力軸50とは切離された中間隔
壁195に回転自在に支持されている。
【0022】第2の遊星歯車機構30は、図1に示すよ
うに、第1の遊星歯車機構10の後方近傍に配置されて
おり、図2に示すように、サンギヤ31、リングギヤ3
2及びキャリア33の3つの変速要素からなる。第2の
遊星歯車機構30は、サンギヤ31が後述するミッショ
ンケース180のサイドカバー200に形成されたスリ
ーブ部材210に固定され、リングギヤ32が入力要素
として入力軸50に連結され、キャリア33が出力要素
として第1及び第2のクラッチ60及び70を介して、
第1の遊星歯車機構10に接続されている。そして、サ
ンギヤ31及びリングギヤ32は、はすば歯車で構成さ
れている。
【0023】カウンタギヤ400は、入力軸50と平行
でこの入力軸50に比較して短尺なカウンタ軸401の
後端側に固定された入力軸50のカウンタドライブギヤ
170に噛合する大径のカウンタドリブンギヤ402
と、カウンタ軸401においてカウンタドリブンギヤ4
02より前端側に固定された出力要素としての小径のリ
ダクションギヤ403とを備えている。ここで、カウン
タ軸401は、両端が第1及び第2の軸受404a,4
04bにより回転自在に支持されている。このカウンタ
ギヤ400は、カウンタドリブンギヤ402及びリダク
ションギヤ403により、入力軸50からの出力を減速
するとともに、反転させてディファレンシャル装置45
0に伝達することで、適宜の減速比を得るようにしてい
る。
【0024】ディファレンシャル装置450は、デフケ
ース451に固定されたファイナルギヤ452をカウン
タギヤ400のリダクションギヤ403に噛合させ、デ
フケース451内に配置された差動歯車の差動回転が左
右軸(ドライブシャフト)453a,453bに出力さ
れる構成とされている。このディファレンシャル装置4
50は、ミッションケース180及びその前端に取付け
られたコンバータハウジング231に支持されている。
【0025】ミッションケース180は、入力軸50及
びこれに取付けられている各要素、カウンタギヤ400
並びにディファレンシャル装置450を収納可能な形状
として形成されている。ミッションケース180は、大
別して、ケース本体190とその後端を覆うサイドカバ
ー200とから構成されている。ケース本体190は、
各軸上の各要素を収納するように最適形状に形成された
周壁により筒状に構成されている。すなわち、ケース本
体190は、入力軸50の外周側を覆って入力軸50を
収納する円筒状の第1軸収納部191と、図1で第1軸
収納部191の右上部に連接して設けられ、カウンタ軸
401の外周側を覆うと共に、カウンタ軸401の後端
面を覆ってカウンタ軸401を収納する第2軸収納部1
92と、図4で第1軸収納部191の右下部に設けら
れ、一方のドライブシャフト453aの外周側を覆うよ
うにして収納する第3軸収納部193とを備えている。
【0026】第1軸収納部191には、第1及び第2の
遊星歯車機構10及び30、第1,第2及び第3のクラ
ッチ60,70及び80、並びに第1及び第2のブレー
キ100及び110等で構成される変速ユニットが収納
され、且つ出力ギヤとなるカウンタドライブギヤ170
が前面側に配設されており、第2軸収納部192には、
カウンタドライブギヤ170に噛合するカウンタドリブ
ンギヤ402及びその前面側に配置されたデフドライブ
ピニオンギヤ403で構成されるカウンタギヤ400の
みが設けられていることにより、第1軸収納部191の
後端側が第2軸収納部192の後端側より大きく後方に
突出されている。また、第1軸収納部191の後端開口
面に、略皿形状のサイドカバー200が複数のボルト2
21により取付けられている。
【0027】第2軸収納部192は、カウンタ軸401
の後端面を覆う部分の内側面に取付けられた第1の軸受
404aにより、カウンタ軸401の一端を回転自在に
支持している。第3軸収納部193は、第2軸収納部1
92におけるカウンタ軸401の後端面を覆う部分に連
接された部分に、ドライブシャフト453aを外部に出
すための開口部が形成されている。
【0028】また、ケース本体190の前端面を閉塞す
るように、オイルポンプ240を収納したオイルポンプ
ケース241及びオイルポンプカバー242が配置され
ている。ケース本体190の前端には、オイルポンプケ
ース241の前方に位置して、コンバータハウジング2
31が取付けられており、コンバータハウジング231
の内側にトルクコンバータ241が配置されている。
【0029】サイドカバー200には、その内側面に、
入力軸50を回転自在に支持すると共に、第1及び第3
のクラッチ60及び80と第2の遊星歯車機構30を支
持するスリーブ部材210が取付けられている。以上の
ような構成を有する自動変速機は、図示しない電子制御
装置と油圧制御装置とによる制御で、運転者により選択
されたレンジに応じた変速段の範囲で車両負荷に基づ
き、前進6速(1ST〜6TH)、後進1速(REV)
の変速を行う。前進6速、後進1速を行う際の動作につ
いては以下のようになる。なお、図3は各クラッチ及び
ブレーキの係合及び解放(○印で係合、無印で解放を表
す)で達成される変速段を図表化して示す。
【0030】第1速(1ST)は、第1のクラッチ60
と第2のブレーキ110の締結により達成される。この
場合、第1速では、入力軸50から第2の遊星歯車機構
30を経て減速された回転が第1のクラッチ60経由で
小径のサンギヤ12に入力され、ワンウェイクラッチ9
0の締結によりミッションケース180に係止されたキ
ャリア14に反力を取って、リングギヤ17の最大減速
比の減速回転がカウンタドライブギヤ170に出力され
る。なお、エンジンコースト時には、キャリア13にか
かる反力トルクが逆転するので、図3で括弧付きの○で
示すように、第2のブレーキ110を締結させる。
【0031】また、第2速(2ND)は、第1のクラッ
チ60と第1のブレーキ100の締結により達成され
る。この場合、入力軸50から第2の遊星歯車機構30
を経て減速された回転が第1のクラッチ60経由で小径
のサンギヤ12に入力され、第1のブレーキ100の締
結によりミッションケース180に固定された大径のサ
ンギヤ11に反力を取って、リングギヤ17の減速回転
がカウンタドライブギヤ170に出力される。このとき
の減速比は、第1速(1ST)より小さくなる。
【0032】また、第3速(3RD)は、第1のクラッ
チ60と第3のクラッチ80との同時締結により達成さ
れる。この場合、入力軸50から第2の遊星歯車機構3
0を経て減速された回転が第3のクラッチ80と第1の
クラッチ60経由で同時に大径のサンギヤ11と小径の
サンギヤ12に入力され、第1の遊星歯車機構10が直
結状態となるため、両サンギヤ11,12への入力回転
と同じリングギヤ17の回転が、入力軸50の回転に対
しては減速された回転として、カウンタドライブギヤ1
70に出力される。
【0033】また、第4速(4TH)は、第1のクラッ
チ60と第2のクラッチ70との同時締結により達成さ
れる。この場合、一方で入力軸50から第2の遊星歯車
機構30を経て減速された回転が第1のクラッチ60経
由で小径のサンギヤ12に入力され、他方で入力軸50
から第2のクラッチ70経由で入力された非減速回転が
キャリア14に入力され、2つの入力回転の中間の回転
が、入力軸50の回転に対しては僅かに減速されたリン
グギヤ17の回転としてカウンタドライブギヤ170に
出力される。
【0034】また、第5速(5TH)は、第2のクラッ
チ70と第3のクラッチ80との同時締結により達成さ
れる。この場合、一方で入力軸50から第2の遊星歯車
機構30を経て減速された回転が第3のクラッチ80経
由で大径のサンギヤ11に入力され、他方で入力軸50
から第2のクラッチ70経由で入力された非減速回転が
キャリア14に入力され、リングギヤ17の入力軸50
の回転より僅かに増速された回転がカウンタドライブギ
ヤ170に出力される。
【0035】また、第6速(6TH)は、第2のクラッ
チ70と第1のブレーキ100の締結により達成され
る。この場合、入力軸50から第2のクラッチ70経由
で非減速回転がキャリア14にのみ入力され、第1のブ
レーキ100の締結によりミッションケース180に固
定されたサンギヤ11に反力を取るリングギヤ17の更
に増速された回転がカウンタドライブギヤ170に出力
される。
【0036】また、後進(REV)は、第3のクラッチ
80と第2のブレーキ110の締結により達成される。
この場合、入力軸50から第2の遊星歯車機構30を経
て減速された回転が第3のクラッチ80経由でサンギヤ
11に入力され、第2のブレーキ110の締結によりミ
ッションケース180に固定されたキャリア14に反力
を取るリングギヤ17の逆転がカウンタドライブギヤ1
70に出力される。
【0037】次に、図4は、第1の遊星歯車機構10
と、第2の遊星歯車機構30と、それらの周囲に配置さ
れている第1及び第2のクラッチ60,80等の具体的
な構成を、軸方向の半断面で示した図である。第1のク
ラッチ60は、クラッチハブ61と、このクラッチハブ
61のフランジ部61aの先端側外周を囲むように配置
されているクラッチドラム62と、クラッチハブ62の
フランジ部61aの先端側外周及びクラッチドラム62
の先端側内周に交互に配設された摩擦板63,64と、
摩擦板63、64の締結状態及び開放状態を制御する油
圧サーボ機構120とで構成されている。
【0038】前記クラッチハブ61は、入力軸50に対
して径方向外方に延在する前記フランジ部61aと、こ
のフランジ部61aの内径部から軸方向に延在し、ブッ
シュを65を介して入力軸50の外周に回転自在に支持
されているハブ円筒部61bとを備えており、このハブ
円筒部61bの先端部に、第1の遊星歯車機構10の小
径のサンギヤ12の内周部がスプライン結合で連結され
ている。
【0039】そして、第1の遊星歯車機構10の大径の
サンギヤ11は、小径のサンギヤ12に対して軸方向に
ずれた位置(図4の左方)においてブッシュ66を介し
てハブ円筒部61bの外周に回転自在に支持されてい
る。なお、フランジ部61a、大径のサンギヤ11及び
小径のサンギヤ12の軸方向の間に配置されている符号
67a,67b,67cの部材は、大径のサンギヤ11
及び小径のサンギヤ12の軸方向の移動を保持している
スラスト軸受である。
【0040】前記第1のクラッチ60は、油圧サーボ機
構120の作動により摩擦板63、64が締結状態とな
り、第2の遊星歯車機構30の減速回転が、クラッチハ
ブ61を介して第1の遊星歯車機構10の小径のサンギ
ヤ12に入力するようになっている。第3のクラッチ8
0は、クラッチドラム81と、このクラッチドラム81
の内周側に配設され、第1のクラッチ60のクラッチド
ラム62に固定されたクラッチハブ82と、これらクラ
ッチドラム81及びクラッチハブ82間に交互に配設さ
れた摩擦板83,84と、シェルコネクティング85と
で構成されている。シェルコネクティング85は円盤形
状の部材であり、内周端部が大径のサンギヤ11の軸方
向後端部に固着され、外周端部がクラッチドラム81の
端部にスプライン結合されている。
【0041】この第3のクラッチ80は、油圧サーボ機
構140の作動により摩擦板83,84が締結状態とな
り、第2の遊星歯車機構30の減速回転が、クラッチド
ラム81及びシェルコネクティング85を介して第1の
遊星歯車機構10の大径のサンギヤ11への入力するよ
うになっている。次に、図4で示した具体的な構成を参
照しながら、本実施形態の作用効果を説明する。
【0042】第4速(4TH)の変速を行うと、第1の
クラッチ60の締結により、入力軸50から第2の遊星
歯車機構30を経て減速された高速の回転がクラッチハ
ブ61を介して第1の遊星歯車機構10の小径のサンギ
ヤ11に入力する。また、第5速(5TH)の変速を行
うと、第3のクラッチ80の締結により、入力軸50か
ら第2の遊星歯車機構30を経て減速された高速の回転
がクラッチドラム81及びシェルコネクティング85を
介して第1の遊星歯車機構10の大径のサンギヤ12に
入力する。
【0043】このような高速走行の変速段を行う際に、
大径のサンギヤ11、或いは小径のサンギヤ12のギヤ
部に製造バラツキがある場合における歯振れの発生につ
いて述べる。本実施形態では、大径のサンギヤ11が、
第1のクラッチ60を構成しているクラッチハブ61の
ハブ円筒部61bにブッシュ66を介して回転自在に支
持されているので、この大径のサンギヤ11が回転する
際に歯振れが発生していても、軸方向に離間している小
径のサンギヤ12には歯振れが伝達せず、大径のサンギ
ヤ11のギヤノイズが増幅しない。
【0044】また、小径のサンギヤ12のギヤ部に製造
バラツキがあることで回転の際に歯振れが発生しても、
小径のサンギヤ12に対して軸方向に離間している大径
のサンギヤ11には歯振れが伝達せず、小径のサンギヤ
12のギヤノイズが増幅しない。そして、小径のサンギ
ヤ12の内周部が、クラッチハブ61のハブ円筒部61
bの先端部にスプライン結合されていることから、小径
のサンギヤ12で発生した歯振れは、ハブ円筒部61b
のスプライン部で吸収される。したがって、さらにギヤ
ノイズの低減を図ることができる。
【0045】また、本実施形態の小径のサンギヤ12
は、従来の装置のように大径のサンギヤ11の回転を支
持する部分が存在せず、ギヤ部だけの円環状のギヤ部材
なので変速ユニットの軽量化を図ることができる。そし
て、小径のサンギヤ12には大径のサンギヤ11側から
何等偏荷重が加わらないので小径のサンギヤ12が偏心
せず、この小径のサンギヤ12噛み合う他のギヤとの間
でギヤノイズが発生しない。
【0046】したがって、本実施形態は、ラビニヨタイ
プの第1の遊星歯車機構10を構成している大径のサン
ギヤ11及び小径のサンギヤ12のギヤ部に製造のバラ
ツキが発生していてもギヤノイズを低減することができ
る。なお、本実施形態においては、自動変速機を前進6
速を実現するギヤトレインを構成しているが、これに限
定されるものではなく、前進5速以下又は7速以上の自
動変速機にも本発明を適用することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明の請求項1、2記載の自動変速機
によると、第1のサンギヤが、クラッチハブのハブ円筒
部の外周に回転支持部材を介して回転自在に配置されて
いるとともに、第2のサンギヤが、第1のサンギヤと軸
方向において重なり合わないハブ円筒部の先端側位置に
おいて回転が伝達可能に連結されていることから、例え
ば第1のサンギヤが回転する際に歯振れが発生していて
も、軸方向に離間している第2のサンギヤには歯振れが
伝達せず、第1のサンギヤのギヤノイズが増幅しない。
逆に、第2のサンギヤのギヤ部に製造バラツキがあるこ
とで回転の際に歯振れが発生しても、第2のサンギヤに
対して軸方向に離間している第1のサンギヤには歯振れ
が伝達せず、第2のサンギヤのギヤノイズが増幅しな
い。
【0048】また、請求項3記載の発明によると、第2
のサンギヤの内周部がハブ円筒部の先端側外周とスプラ
イン結合で連結されていることから、第2のサンギヤで
発生した歯振れは、ハブ円筒部のスプライン部で吸収さ
れるので、さらにギヤノイズの低減を図ることができ
る。さらに、請求項4記載の発明によると、第2のサン
ギヤが、外周にギヤ部のみを形成した円環状のギヤであ
ることから、変速ユニットの軽量化を図ることができ
る。また、第2のサンギヤには第1のサンギヤ側から何
等偏荷重が加わらないので第2のサンギヤが偏心せず、
この第2のサンギヤに噛み合う他のギヤとの間でギヤノ
イズも発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された自動変速機の構成を示す断
面図である。
【図2】上記自動変速機を示すスケルトン図である。
【図3】上記自動変速機の作動を示す図である。
【図4】本発明の要部を示す拡大断面図である。
【図5】従来例の自動変速機を示す要部断面図である。
【符号の説明】
10 第1の遊星歯車機構 30 第2の遊星歯車機構 50 入力軸 11 大径のサンギヤ(第1のサンギヤ) 12 小径のサンギヤ(第2のサンギヤ) 13,14 キャリア 13a キャリアの内径側 15 ロングピニオン(ピニオン) 16 ショートピニオン 17 リングギヤ 60 第1のクラッチ 61 クラッチハブ 61a フランジ部 61b ハブ円筒部 62 クラッチドラム 65、66 ブッシュ(回転支持部材) 80 第3のクラッチ 81 クラッチドラム 82 クラッチハブ 85 シェルコネクティング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3J028 EA02 EB08 EB13 EB33 EB35 EB37 EB66 FA06 FB06 FC18 FC24 FC63 FD11 HA13 HA14 HA15 HA32

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力軸の周囲に配設され、当該入力軸の
    回転を入力として複数の変速回転を出力する遊星歯車機
    構と、前記入力軸と前記遊星歯車機構との間に介装され
    締結及び解放自在の複数のクラッチとを備え、前記遊星
    歯車機構が、キャリに支持されて互いに噛合するロング
    ピニオン及びショートピニオンと、ロングピニオンに噛
    合する第1のサンギヤと、ショートピニオンに噛合する
    第2のサンギヤと、ロングピニオン及びショートピニオ
    ンのいずれかに噛合するリングギヤとからなるラビニヨ
    タイプの遊星歯車機構である自動変速機において、 前記第2のサンギヤは、所定のクラッチに連結されて回
    転が入力するとともに、第1のサンギヤは、前記所定の
    クラッチと異なるクラッチに連結されて回転が入力する
    構成となっており、 前記第2のサンギヤに連結している所定のクラッチは、
    前記遊星歯車機構から回転が入力するクラッチハブを有
    し、このクラッチハブは前記入力軸の外周に回転支持部
    材を介して同軸に回転自在に配置したハブ円筒部を備え
    ており、前記第1のサンギヤが、前記ハブ円筒部の外周
    に回転支持部材を介して回転自在に配置されているとと
    もに、前記第2のサンギヤが、前記第1のサンギヤと軸
    方向において重なり合わない前記ハブ円筒部の先端側位
    置において、回転が伝達可能に連結されていることを特
    徴とする自動変速機。
  2. 【請求項2】 入力軸の周囲に配設され、当該入力軸の
    減速回転と非減速回転とを入力として複数の変速回転を
    出力する第1の遊星歯車機構と、前記入力軸の回転を減
    速させて前記第1の遊星歯車機構に出力する第2の遊星
    歯車機構と、これら第1及び第2の遊星歯車機構の2つ
    の異なる要素の間にそれぞれ介挿された締結及び解放自
    在の第1のクラッチ及び第3のクラッチとを備え、前記
    第1の遊星歯車機構が、キャリに支持されて互いに噛合
    するロングピニオン及びショートピニオンと、ロングピ
    ニオンに噛合する第1のサンギヤと、ショートピニオン
    に噛合する第2のサンギヤと、ロングピニオン及びショ
    ートピニオンのいずれかに噛合するリングギヤとからな
    るラビニヨタイプの遊星歯車機構である自動変速機にお
    いて、 前記第2のサンギヤは、前記第1のクラッチに連結され
    て前記第2の遊星歯車機構から回転が入力するととも
    に、第1のサンギヤは、前記第3のクラッチに連結され
    て前記第2の遊星歯車機構から回転が入力する構成とな
    っており、 前記第1のクラッチは、第2の遊星歯車機構から回転が
    入力するクラッチハブを有し、このクラッチハブは前記
    入力軸の外周に回転支持部材を介して同軸に回転自在に
    配置したハブ円筒部を備えており、前記第1のサンギヤ
    は、前記ハブ円筒部の外周に回転支持部材を介して回転
    自在に配置され、前記第2のサンギヤは、前記第1のサ
    ンギヤと軸方向において重なり合わない前記ハブ円筒部
    の先端側位置において、回転が伝達可能に連結されてい
    ることを特徴とする自動変速機。
  3. 【請求項3】 前記第2のサンギヤの内周部が、前記ハ
    ブ円筒部の先端側外周とスプライン結合で連結されてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の自動変速機。
  4. 【請求項4】 前記第2のサンギヤは、外周にギヤ部の
    みを形成した円環状のギヤであることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の自動変速機。
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