JP2003104638A - エレベータの遠隔監視システム - Google Patents

エレベータの遠隔監視システム

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JP2003104638A JP2001300732A JP2001300732A JP2003104638A JP 2003104638 A JP2003104638 A JP 2003104638A JP 2001300732 A JP2001300732 A JP 2001300732A JP 2001300732 A JP2001300732 A JP 2001300732A JP 2003104638 A JP2003104638 A JP 2003104638A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 公衆電話回線を共有する複数の遠隔監視装置
の中から、監視センタからの呼び出しに対して所望号機
の遠隔監視装置を容易に選択できるエレベータの遠隔監
視装置を提供する。 【解決手段】 本発明は、エレベータの故障・異常等を
含む運転状況を監視する少なくとも2組以上の遠隔監視
装置を有する遠隔監視システムに関する。エレベータ保
守会社の監視センタ(38)から1本の共有電話回線
(8)を介して送信された呼び出し信号を予め定められ
た時刻データにより各遠隔監視装置(2A,2B,2
C)が独自に判断して着信制御を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエレベータの遠隔監
視システム、より詳細には、ビルに設置された複数台の
エレベータの運転状態を個々に監視する複数組の遠隔監
視装置を有し、各遠隔監視装置からの運転状態データを
共有公衆電話回線を介して共通の監視センタに送信する
とともに、各エレベータの乗りかご内に備えられたイン
ターホンと監視センタとの間で公衆電話回線を介して通
話し得るエレベータの遠隔監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】エレベータは、建物内の縦の輸送手段と
して、中高層ビルはもとより、小規模ビルや個人住宅に
も設置される趨勢にある。人や貨物を乗せるエレベータ
は常に安全な運転状態を維持することが必要であり、そ
のために専任保守員により日常の絶え間ない保守・点検
の作業が行われている。
【0003】エレベータの通常の保守はエレベータ保守
会社の専任保守員によって実施されているが、最近で
は、エレベータの運行状態を遠隔監視システムにより公
衆回線を介して24時間365日体制(1日24時間、
年中無休の体制)で監視するようになってきた。このた
め常時はエレベータの運転状態を遠隔監視システムによ
り遠隔監視し、異常の虞れがあるような場合と定期点検
が必要な時に限って、専任保守員がエレベータの設置場
所(現場)に行くような形態になってきた。
【0004】この遠隔監視システムは、エレベータの設
置建物に取付けた遠隔監視装置によって当該建物に設置
されているエレベータの運転状態を常時監視し、収集し
た各種データを公衆回線網を通じてエレベータ保守会社
の監視センタに伝送する。エレベータかご内には緊急時
のためにインターホンが備えられ、停電等によりエレベ
ータが停止し、エレベータかご内に乗客が閉じこめられ
たような場合、インターホンおよび遠隔監視装置を介し
て乗客とエレベータ保守会社の監視センタ操作員との間
で通話をすることができるようにしている。
【0005】監視センタでは多数のエレベータから伝送
されてくるデータを監視し、もし異常の兆候が見つかっ
た場合、あるいは故障が確認された場合には、専任保守
員が現場に急行して異常の確認や対策などを行う。
【0006】このような遠隔監視システムの概略構成を
図9に示す。図9の遠隔監視システムにおいては、エレ
ベータ機械室1に、エレベータの監視に必要な状態デー
タを収集する遠隔監視装置2、およびエレベータかご3
の上昇・下降・停止などを制御するエレベータ制御装置
4が設置されている。遠隔監視装置2とエレベータ制御
装置4とは伝送ライン5を介して接続されている。エレ
ベータかご3には緊急時のために非常呼び釦34および
インターホン6が設けられている。エレベータ制御装置
4とエレベータかご3との間の電気的接続はテールコー
ド7を通して行われ、インターホン6の通話回路もテー
ルコード7を通してエレベータ機械室1に接続される。
【0007】エレベータに異常事態が発生した時には、
乗客3Aがエレベータかご内操作盤に取付られている非
常呼び釦34をオン操作することによって、通話回路は
エレベータ機械室1からさらに建物管理者の居室に設置
されたインターホン親機との間の通話を可能にする。イ
ンターホン6は非常通話装置であり、そのため、エレベ
ータ電源の停電時にも使用できるようにエレベータ機械
室1にはインターホンバッテリー26が備えられてい
る。インターホンバッテリー26としては例えばDC6
VもしくはDC24VのNi−Cd電池が使用される。
インターホン6は、常時はエレベータ機械室1から送ら
れる電源電力によって動作するが、停電発生時にはイン
ターホンバッテリー26により停電発生から30分程度
までの間は動作が保証されるようにしている。
【0008】遠隔監視装置2で収集された各種状態デー
タは公衆電話回線8および電話局39を介してエレベー
タ保守会社9の監視センタ38へ送られる。これらのデ
ータはエレベータ保守会社9に備えられた客先別のデー
タベースに格納される。遠隔監視装置2からエレベータ
保守会社9へとデータ送信が行われた時は、対応する建
物およびエレベータの情報がエレベータ保守会社9内の
ディスプレイに即座に表示される。
【0009】遠隔監視装置2の機能は次の3つに大別さ
れる。
【0010】第1の機能は、エレベータが故障したり停
電したりして、乗客3Aがエレベータかご3内に閉じ込
められたような場合、乗客3Aとエレベータ保守会社9
の監視センタ操作者との間の会話を可能とし、それによ
って乗客3Aの不安を取り除き、早急に救助できるよう
にすることである。エレベータかご3内で非常呼びボタ
ン6Aを押すと建物内の管理者に通じるようになってい
るが、インターホン6はエレベータの故障時や停電時に
直接エレベータ保守会社9との間でも通話ができるよう
になっているので、乗客3Aから故障の状況や乗客の状
況をエレベータ保守会社9の操作員に伝えて救助を要請
したり、逆にエレベータ保守会社9から乗客に対して救
助の進捗状況を報告して乗客3Aに冷静な対応を促すな
どのために活用されている。
【0011】第2の機能は、エレベータが異常になる前
に予防保全機能を全うすることである。遠隔監視装置2
はエレベータ制御装置4からエレベータの運転状態に関
するデータを伝送ライン5を介して逐一受信しており、
受信したエレベータの運転状態データは公衆電話回線8
を介して常時エレベータ保守会社9にデータ伝送する。
エレベータ保守会社9では送られてきたデータの変化の
様子から異常があればその前兆をキャッチすることがで
き、エレベータが故障して停止したり事故が発生したり
しないうちに不具合箇所の点検や整備を行えるようにす
る。
【0012】第3の機能は、エレベータの故障時におけ
る復旧時間の短縮に寄与することである。エレベータの
運転状態に関するデータは時々刻々とエレベータ保守会
社9へ伝送されるので、故障時にはエレベータ保守会社
9でもその状態を的確に判断することができ、現地での
対応を迅速かつ短時間に実施することができる。その結
果、エレベータの復旧時間を短縮することができる。
【0013】図10は遠隔監視装置2の概略的な内部構
成を示したブロック図である。遠隔監視装置2は、エレ
ベータ制御装置4やエレベータ保守会社9からのデータ
を受信処理したり保存したりするディジタル回路部10
と、公衆電話回線8との間の伝送制御を行う電話回線処
理部11と、エレベータ制御装置4やエレベータ保守会
社9との間のデータ伝送処理を行うデータ伝送部12
と、エレベータかご3に備え付けられているインターホ
ン6と公衆電話回線8との間で音声処理をする音声処理
部13と、各部に動作電力を供給する電源部27とから
構成されている。
【0014】ディジタル回路部10は16ビット程度の
CPU14を中心として、それにプログラム格納用の読
み出し専用メモリ(ROM)15、データ保存用の読み
書き可能なメモリ(RAM)16、使用データ保存用の
電気的に消去可能なROM(EEROM)17、日付や
時間を内部で発生している時刻制御用のカレンダIC1
8、およびディジタルデータの入出力を処理するディジ
タル入出力回路33を備えて構成されている。
【0015】電話回線処理部11は、公衆電話回線8の
使用状態を調べる使用中判定回路19、電話回線の呼び
出し音を調べるリンギング回路20、ダイヤル発信用の
ダイヤル回路21、プッシュボタン(PB)信号を送受
信するトーン回路22などから構成されており、全体と
して一般的な電話器やモデムと同様に構成されている。
データ伝送部12は、エレベータ制御装置4との間で伝
送ライン5を介してデータ交換を行うシリアル回路23
と、そのデータをエレベータ制御装置4と接続できるよ
うにデータ変換を行うデータ変換回路24とから構成さ
れている。音声処理部13はエレベータかご3内のイン
ターホン6と公衆電話回線8との間の音声マッチングを
とる増幅回路25を含んでいる。
【0016】電源部27は、主電源(例えば商用電源電
圧を変圧し整流し平滑化する直流電源回路)の電圧を各
電子回路に適した直流電圧(例えば、DC5V)に変換
するためのものであって、主電源部28と、主電源の停
電時等にもCPU14等の動作を保証するための補助電
源29とから構成されている。
【0017】一方、近年では同一ビル内に複数のエレベ
ータを設置するビルが増えており、その場合、角エレベ
ータの遠隔監視装置2で1本の公衆電話回線8を共有す
ることによりコストを低減する方式がしばしば用いられ
ている。そのような系統構成を図11に示す。図11は
3台のエレベータを監視するために3組の遠隔監視装置
2A,2B,2Cを設けている場合を例示するものであ
る。遠隔監視装置2A,2B,2Cはそれぞれ角エレベ
ータ毎のエレベータ制御装置4A,4B,4Cに対応し
て設けられているものであって、これらに公衆電話回線
8が共有される。ここでは公衆電話回線8は第1の遠隔
監視装置2Aに接続されているが、内部の電話回線処理
部11のLINE・PHONE端子(図示していない
が、一般のモデムで使用しているもので、モデムに電話
器を接続するために用意されている)は独立しており、
公衆電話回線8は電話回線処理部11のLINE端子に
接続する。この公衆電話回線8を各遠隔監視装置で共有
するために遠隔監視装置2AのPHONE端子と遠隔監
視装置2BのLINE端子を電話線44で接続し、同様
に遠隔監視装置2BのPHONE端子と遠隔監視装置2
CのLINE端子を電話線45で接続する。この構成に
より1本の公衆電話回線8を各遠隔監視装置2A,2
B,2Cで共有することができる。複数の遠隔監視装置
から監視センタ38への発報が同時に行われる可能性は
低いので、このような共有化により問題のないシステム
を構成することができる。
【0018】ところで、監視センタ38から遠隔監視装
置への呼び出しに関しては特定の遠隔監視装置2を選択
することができないため、それを解決すべく種々の提案
がなされている。
【0019】特公平6−71291号公報には、公衆電
話回線8を共有している複数の遠隔監視装置2にエレベ
ータ保守会社9の監視センタ38側から発信してデータ
通信を行う方法として、各遠隔監視装置2に予め着信順
位を設定しておき、これと監視センタ38側からの遠隔
監視装置2の着信を一定時間停止させる着信停止設定手
段を使用して、公衆電話回線8を共用している複数の遠
隔監視装置2の中から所望の遠隔監視装置2を選択する
機能手段について記載している。この方式によれば、監
視センタ38から公衆電話回線8を共有している複数の
遠隔監視装置2の中で着信順位の低い装置にアクセスす
るときは、所望の装置よりも上位の装置に対して着信停
止設定を順次行い、上位の装置が一定時間着信を行わな
い状態にしてから再度発信を行って初めて下位にある所
望の装置と通信を行うことができる。その場合、所望の
装置の着信順位が低いと、その装置よりも上位にあるす
べての装置に対して1台ずつ着信停止設定を行う必要が
ある。
【0020】特開平11−232570号公報には、遠
隔監視装置2相互間にローカル通信機能を付加し、最初
の着信時に監視センタ38が希望する遠隔監視装置2の
番号を追加で送信することによって、着信停止設定を2
回以内で実施できる改善案が提案されている。
【0021】さらに特開平11−11815号公報に
は、故障検出した遠隔監視装置2が最優先で着信できる
ようにした改善案が提案されている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】エレベータの故障に
は、ごく軽微で緊急性のないものから重故障に属し緊急
性の高いものまで種々様々のものが存在し、特に閉じ込
め故障のように乗客に多大な不安を与え迷惑をかけるよ
うな故障は、緊急な対処が必要な重大故障である。故障
発生の場合には、エレベータかご3内の乗客36が非常
呼び釦34を操作することによってエレベータ保守会社
9の監視センタ38に通報がなされるようになってい
る。これにより通常の対応は可能である。
【0023】ところがエレベータかご3内の乗客36が
監視センタ38の操作者から追加の情報を得たい時に
は、監視センタ38からエレベータかご3に対して通報
を行う必要がある。このような事態が公衆電話回線8を
共有している複数の遠隔監視装置2で同時に発生する
と、エレベータ保守会社9の監視センタ38からの電話
による発信が所望のエレベータを担当している遠隔監視
装置2に着信するまでに少なからぬ時間を費やしてしま
う欠点がある。
【0024】一方、複数の遠隔監視装置2間でローカル
に通信機能を持たせる方式は、上述の不具合は改善して
いるが、複数の遠隔監視装置2A,2B,2C間の通信
の信頼性が問題になってしまう不都合がある。
【0025】したがって本発明は、公衆電話回線を共有
している複数の遠隔監視装置において、監視センタから
の呼び出しに対して所望の遠隔監視装置つまり所望の号
機を容易に遇択できるエレベータの遠隔監視システムを
提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記自的を達成するため
に請求項1に係る発明は、ビルに設置された複数台のエ
レベータの運転状態を個々に監視する複数組の遠隔監視
装置を有し、各遠隔監視装置からの運転状態データを共
有公衆電話回線を介して共通の監視センタに送信すると
ともに、各エレベータの乗りかご内に備えられたインタ
ーホンと監視センタとの間で公衆電話回線を介して通話
し得るエレベータの遠隔監視システムにおいて、複数組
の遠隔監視装置は互いに異なる着信時刻を設定した着信
時刻データを記憶する記憶手段を備え、監視センタから
の呼び出し信号を記憶手段に記憶された着信時刻データ
に基づいて各遠隔監視装置が独自に判断して着信制御を
実施することを特徴とする。
【0027】請求項2に係る発明は、ビルに設置された
複数台のエレベータの運転状態を個々に監視する複数組
の遠隔監視装置を有し、各遠隔監視装置からの運転状態
データを共有公衆電話回線を介して共通の監視センタに
送信するとともに、各エレベータの乗りかご内に備えら
れたインターホンと監視センタとの間で公衆電話回線を
介して通話し得るエレベータの遠隔監視システムにおい
て、各遠隔監視装置は、監視センタからの発信電話番号
を検知して表示する発信者番号表示手段を備え、監視セ
ンタ内に設けられた複数の監視装置毎に異なる電話番号
を設定して特定の遠隔監視装置を呼び出しできる監視装
置を予め割り付けておくことにより各遠隔監視装置が発
信者番号表示手段に表示された発信電話番号を判断して
着信制御を実施することを特徴とする。
【0028】請求項3に係る発明は、請求項1に記載の
遠隔監視システムにおいて、特定のエレベータを制御す
る特定のエレベータ制御装置の時刻データを基準時刻デ
ータとして設定し、各遠隔監視装置は基準時刻データの
伝送を受けて自号機の時刻データとして使用することを
特徴とする。
【0029】請求項4に係る発明は、請求項1に記載の
遠隔監視システムにおいて、複数のエレベータを群管理
するエレベータ群管理装置を備え、各遠隔監視装置はエ
レベータ群管理装置からの時刻データの伝送を受けて自
号機の時刻データとして使用することを特徴とする。
【0030】請求項5に係る発明は、請求項1または2
に記載のエレベータの遠隔監視システムにおいて、監視
センタから呼び出し信号を発信した後、一定時間経過し
ても全ての遠隔監視装置から着信応答がなかったとき、
特定の遠隔監視装置が優先して着信することを特徴とす
る。
【0031】請求項6に係る発明は、請求項1または2
に記載のエレベータの遠隔監視システムにおいて、監視
センタから呼び出し信号を着信した遠隔監視装置は自号
機の号機番号をプッシュボタン信号によって監視センタ
に送信することを特徴とする。
【0032】請求項7に係る発明は、請求項1または2
に記載のエレベータの遠隔監視システムにおいて、各遠
隔監視装置は監視センタからのプッシュボタン信号によ
って自号機の時刻管理データの内容を補正することを特
徴とする。
【0033】
【発明の実施の形態】<第1の実施の形態>図1は第1
の実施形態によるエレベータの遠隔監視システムを示す
ブロック図である。なお、システム構成は図11による
ものとし、遠隔監視装置は図10によるものとする。
【0034】図1は、図10におけるディジタル回路部
10の部分を抽出して構成された本発明によるディジタ
ル回路部10Aの内部構成を示すものである。ここでは
同一ビル内に3台のエレベータA,B,Cが併設されて
おり、各エレベータA,B,C毎にエレベータ制御装置
4A,4B,4Cが設けられているものとする。同様に
エレベータ制御装置4Aには遠隔監視装置2Aが、エレ
ベータ制御装置4Bには遠隔監視装置2Bが、エレベー
タ制御装置4Cには遠隔監視装置2Cがそれぞれ伝送ラ
イン5を介して接続されているものとする。
【0035】ディジタル回路部10Aを含む遠隔監視装
置2Aの特徴は、監視センタ38からの呼び出しに対し
て特定の応答時間内にのみ応答できるようになってお
り、かつ各号機には異なる応答時間が設定されている。
【0036】ディジタル回路部10Aにおいては、EE
ROM17A内に2つのデータ、すなわち号機データと
同一回線内台数データが保存されている。号機データと
しては、遠隔監視装置2Aに対して「00」、遠隔監視
装置2Bに対して「01」、遠隔監視装置2Cに対して
「02」が設定されている。同一回線内台数データとし
てはエレベータ台数すなわち遠隔監視装置台数に対応さ
せて「03」が設定されている。各遠隔監視装置は号機
データと同一回線内台数データに基づいて、1分単位で
割り当てられた時間に着信を行う。すなわち、遠隔監視
装置2Aは毎時00分から始まって03,06,・・・
54,57分に着信を行う。同様に遠隔監視装置2Bは
01,04,07,・・・55,58分に着信を行う。
遠隔監視装置2Cは02,05,08,・・・56,5
9分に着信を行う。この時刻に合わせて監視センタ38
から呼び出しを行えば、希望する遠隔監視装置2を迅速
に選択することができる。
【0037】図2は、第1の実施の形態における遠隔監
視装置2A側の動作を説明するフローチャートである。
ステップS1では監視センタ38から公衆電話回線8を
介しての電話の呼び出し音を検出している。この呼び出
し音は電話回線処理部11(図11参照)で検知しCP
U14が読み出して、通常であればすぐに着信処理(公
衆電話回線8をオンフック。電話器であれば受話器を取
る操作)をするものである。ステップS2は、カレンダ
IC18の時刻データを読み出している。カレンダIC
18には年月日時分秒の時刻データが格納されている
が、本実施形態では、その中から分のデータのみを使用
する。ステップS3は自装置が着信可能な時間か否かを
EEROM17Aの記憶データに基づいて確認してい
る。例えば、現在時刻が00分であれば、遠隔監視装置
2Aが通信可能であるので、ステップS4へ移行し、着
信制御を実行する。同様に、現在時刻が01分であれば
遠隔監視装置2Bが通信処理を行う。
【0038】本実施形態では、エレベータ台数が3台で
あるため、監視センタ38の操作者は所望の遠隔監視装
置2を選択するのに最大2分待つことによって通信可能
となる。これは従来例のように呼び出しのために何度も
電話をかける場合に比べ、誤りなく短時間に確実に呼び
出しを実行できる方式であるということができる。
【0039】遠隔監視装置2のカレンダIC18の時刻
ずれも問題になり得るが、通常のエレベータ点検時に時
刻調整をしておけば、大きな問題となることはない。
【0040】<第2の実施の形態>図3は第2の実施形
態を示すものである。エレベータ保守会社9内の監視セ
ンタ38には、保守対象のエレベータ数に応じて複数の
監視装置40A,40B,40Cが設けられている。通
常、公衆電話回線8の負荷を考慮して監視装置40には
1台あたりに1500台の遠隔監視装置2を割り当てる
ようにしている。
【0041】監視装置40A,40B,40Cには各々
違った電話番号を振り分けるようにする。例えば監視装
置40Aには5555、監視装置40Bには5556、
監視装置40Cには5557のように振り分ける。この
ようにし、かつ電話会社がサポートする発信者番号表示
機能を使用することにより、監視センタ38の操作者の
意図を遠隔監視装置2に伝えることができる。これを以
下に説明する。
【0042】エレベータ機械室1内には従来例と違って
発信者番号表示装置41を取り付け、発信者番号を、こ
の装置を判別した後に番号通知伝送ライン42(通常R
S232CもしくはUSBによって制御している)を介
して遠隔監視装置2D,2E,2Fを選択するようにし
ている。この方式では監視装置40Aからの呼び出しに
は遠隔監視装置2Dのみが選択的に応答し、監視装置4
0Bからの呼び出しには監視装置2Eのみが選択的に応
答し、監視装置40Cからの呼び出しには監視装置2F
のみが選択的に応答する。通常、共通の公衆電話回線8
を使用する場合の同一回線内台数は4台以下であるか
ら、最大でも監視装置40が4台あれば問題ないシステ
ム構成となる。
【0043】このようにすると共通の公衆電話回線8で
あっても、監視センタ38の監視装置40によって所望
の監視装置2を特定することができる。この結果、所望
の号機を選択するために第1の実施形態において必要と
した待ち時間さえも不要とすることができる。
【0044】<第3の実施の形態>図4は第3の実施形
態による遠隔監視システムを示すものである。
【0045】第1の実施形態では遠隔監視装置2内のカ
レンダIC18のデータを使用するため、各遠隔監視装
置2が相互に異なる時刻データを保存していると誤った
動作結果を引き起こすことになりかねない。これを防ぐ
ために時刻データをエレベータ制御装置4のカレンダI
C18Aから伝送ライン5を介して遠隔監視装置2Gの
ディジタル回路部に含まれているRAM16Aにカレン
ダデータとして伝送し、さらに他の遠隔監視装置2H,
2Jにもライン46,47を介して伝送して使用するよ
うにしたものである。この通信方式は伝送ライン5を使
用した通常の遠隔監視装置において時刻データを付加
し、遠隔監視装置2内で、このエレベータ制御装置4の
時刻データを取り込むようにすれば良い。
【0046】こうすることにより、各遠隔監視装置2が
相互に異なる時刻データを保存しているために起こる誤
動作を防止することができる。
【0047】<第4の実施の形態>図5は第4の実施形
態による遠隔監視システムを示すものである。
【0048】本実施形態は、公衆電話回線8が必要なケ
ースでは通常、エレベータが群管理制御を行っているこ
とを利用したものである。エレベータの群管理制御は複
数台のエレベータを全体として効率良く運用するために
実施されているものである。このエレベータ群管理装置
42はエレベータ制御装置4と同様な回路構成を持って
おり、ここにはカレンダIC18Bを備えている。エレ
ベータ群管理装置42は群管理伝送ライン43を介して
各エレベータ制御装置4A,4B,4Cに接続されてい
る。各エレベータ制御装置に固有の遠隔監視装置2K,
2L,2Mはカレンダデータを記憶するRAM16Bを
備えている。
【0049】時刻データの伝送方法は第3の実施形態の
場合と同様であるが、エレベータ群管理装置42のカレ
ンダIC18Bから群管理伝送ライン43を介してエレ
ベータ制御装置4A,4B,4Cに時刻データを取り込
み、その後は第3の実施形態と同様な手段で時刻データ
の伝送を行う。群管理伝送ライン43としては、通常、
Ethernet(登録商標)(イーサネット(登録商
標))を使用する。
【0050】第1の実施形態では遠隔監視装置2内のカ
レンダIC18のデータを使用するため、各々の遠隔監
視装置2が相互に異なる時刻データを保存していると、
誤った結果を引き起こすことがあり得る。これを防止す
るために、この実施形態では時刻データをエレベータ群
管理装置42から遠隔監視装置2のRAM16B内のカ
レンダデータレジスタに伝送して使用する。
【0051】この実施形態は第3の実施形態とは違って
時刻データが群管理装置42に集約されるので、時刻の
ずれが小さくなる利点がある。
【0052】<第5の実施の形態>図6は第5の実施形
態によるフローチャートを示すものである。
【0053】図6のフローチャートは、図2に示した第
1の実施形態のフローチャートのステップS1〜S4に
対してステップS5およびS6を追加したものに相当す
る。ディジタル回路部10は、図1の構成のEEROM
17Aにタイムアウトをカウントするための時間データ
を付加した構成とする。この時間データは、同一回線内
の遠隔監視装置2毎に少しずれた値とする。例えば、遠
隔監視装置2A,2B,2Cの時間データは、それぞれ
30秒、40秒、50秒というようにする。この時間は
複数のエレベータの場合に同時着信を行わせないためで
ある。
【0054】ステップS5では、上記のように設定され
た一定時間内に着信制御が行われたか否かをチェック
し、一定時間が経過しても着信制御が行われなかった場
合にステップS6に移行して着信制御を強行することを
示している。
【0055】本実施形態は、第1の実施形態の欠点とな
り得る時刻データに複数の遠隔監視装置2間でばらつき
が発生した場合の解決策を提供するものである。
【0056】<第6の実施の形態>図7は第6の実施形
態を説明するためのデータ伝送遷移図を示すものであ
る。本実施形態は第1の実施形態において着信した遠隔
監視装置2が、どの号機のものか分からないという問題
を解決するものである。
【0057】監視センタ38からの呼び出しに対して、
遠隔監視装置2はプッシュボタン信号で自号機を示すデ
ータを返している。例えば、EEROM17A(図1)
内の号磯データが01であれば“1”、02であれば
“2”、03であれば“3”のプッシュボタン信号を電
話回線処理部11(図10)から公衆電話回線8に出力
する。監視センタ38では操作者もしくは自動着信装置
によって、このプッシュボタン信号が要求した号機に対
応するものであるか否かを判断して、(a)図に示すよ
うに問題がなければ(対応するものであれば)以降の通
話処理を行う。このようにして、監視センタ38が要求
する号機確認を実施することができる。監視センタ38
で号機が不一致の場合には(b)図となり、公衆電話回
線8を回線切断(オフフック)する。その後、第1の実
施形態では所定の時間経過後に再度呼出しを行う操作を
することなる。
【0058】この結果、監視センタ38では希望する号
機の確認ができるだけでなく、遠隔監視装置2に時刻の
ずれがあって着信号機が違うことを認識することができ
る利点がある。
【0059】<第7の実施の形態>図8は第7の実施形
態を説明するためのデータ伝送遷移図を示すものであ
る。本実施形態は第1の実施形態において、着信した遠
隔監視装置2に時刻のずれが発生したような場合に、遠
隔操作によって簡易的に修正するようにしたものであ
る。
【0060】時刻データは秒単位のずれであることが多
いので、この修正のため、監視センタ38から秒合わせ
のためのプッシュボタン信号(例えば“#”)で遠隔監
視装置2のCPU14がカレンダIC18に秒データの
補正を行うものである。
【0061】第7の実施の形態に対する他の実施形態と
して、カレンダIC18は一般に月差(1箇月間の誤
差)15秒程度であるので、一般に秒単位の補正で支障
がないが、監視センタ38から時刻データを送信するこ
とによって正確な補正をすることもできる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば公衆電話回線を共有した
複数の遠隔監視装置において、監視センタの時間管理に
よって、所望の号機に容易に接続して監視センタからの
電話着信を可能とする安価な遠隔監視システムを実現す
ることができる。
【0063】また、各遠隔監視装置が監視センタからの
発信電話番号を検知して表示する手段を備え、監視セン
タから発信され表示された発信電話番号を判断して着信
制御を実施することにより、所望の号機に容易に接続し
て監視センタからの電話着信を可能とする安価な遠隔監
視システムを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態によるエレベータの遠隔監視
装置におけるディジタル回路部のブロック図。
【図2】第1の実施の形態によるエレベータの遠隔監視
装置における着信制御部の動作を説明するフローチャー
ト。
【図3】第2の実施の形態によるエレベータの遠隔監視
装置のブロック図。
【図4】第3の実施の形態によるエレベータの遠隔監視
装置のブロック図。
【図5】第4の実施の形態によるエレベータの遠隔監視
装置のブロック図。
【図6】第5の実施の形態を説明するためのフローチャ
ート。
【図7】第6の実施の形態によるデータ遷移図。
【図8】第7の実施の形態によるデータ遷移を説明する
ためのデータ遷移図。
【図9】従来のエレベータの遠隔監視装置のブロック
図。
【図10】従来の遠隔監視装置のブロック図。
【図11】従来の複数台共通電話回線構成のブロック
図。
【符号の説明】
1 エレベータ機械室 2 遠隔監視装置 3 エレベータかご 4 エレベータ制御装置 5 伝送ライン 6 インターホン 7 テールコード 8 公衆電話回線 9 エレベータ保守会社 10 ディジタル回路部 11 電話回線処理部 12 データ伝送部 13 音声制御部 14 CPU 15 ROM 16 RAM 17 EEROM 18 カレンダIC 19 使用中判定回路 20 リンギング回路 21 ダイヤル回路 22 トーン回路 23 シリアル回路 24 データ変換回路 25 増幅回路 26 バッテリー 28 主電源部 29 補助電源 34 非常呼び釦 36 乗客 38 監視センタ 40 監視装置 41 発信者番号表示装置 42 エレベータ群管理装置 43 群管理伝送ライン 44 電話線 45 電話線 46 ライン 47 ライン
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 Fターム(参考) 3F303 BA01 EA03 FA01 FA02 FA12 3F304 EA22 ED01 ED16 5C087 AA03 AA37 BB12 BB64 BB74 DD08 DD18 EE08 EE15 FF01 FF05 FF23 GG07 GG12 GG24 GG32 5K101 KK13 LL01 MM04 MM07 NN07 RR12 TT06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビルに設置された複数台のエレベータの運
    転状態を個々に監視する複数組の遠隔監視装置を有し、
    各遠隔監視装置からの運転状態データを共有公衆電話回
    線を介して共通の監視センタに送信するとともに、各エ
    レベータの乗りかご内に備えられたインターホンと前記
    監視センタとの間で前記公衆電話回線を介して通話し得
    るエレベータの遠隔監視システムにおいて、 前記複数組の遠隔監視装置は互いに異なる着信時刻を設
    定した着信時刻データを記憶する記憶手段を備え、前記
    監視センタからの呼び出し信号を前記記憶手段に記憶さ
    れた着信時刻データに基づいて各遠隔監視装置が独自に
    判断して着信制御を実施することを特徴とするエレベー
    タの遠隔監視システム。
  2. 【請求項2】ビルに設置された複数台のエレベータの運
    転状態を個々に監視する複数組の遠隔監視装置を有し、
    各遠隔監視装置からの運転状態データを共有公衆電話回
    線を介して共通の監視センタに送信するとともに、各エ
    レベータの乗りかご内に備えられたインターホンと前記
    監視センタとの間で前記公衆電話回線を介して通話し得
    るエレベータの遠隔監視システムにおいて、 前記各遠隔監視装置は、前記監視センタからの発信電話
    番号を検知して表示する発信者番号表示手段を備え、前
    記監視センタ内に設けられた複数の監視装置毎に異なる
    電話番号を設定して特定の遠隔監視装置を呼び出しでき
    る監視装置を予め割り付けておくことにより各遠隔監視
    装置が前記発信者番号表示手段に表示された発信電話番
    号を判断して着信制御を実施することを特徴とするエレ
    ベータの遠隔監視システム。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の遠隔監視システムにおい
    て、特定のエレベータを制御する特定のエレベータ制御
    装置の時刻データを基準時刻データとして設定し、各遠
    隔監視装置は前記基準時刻データの伝送を受けて自号機
    の時刻データとして使用することを特徴とするエレベー
    タの遠隔監視システム。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の遠隔監視システムにおい
    て、複数のエレベータを群管理するエレベータ群管理装
    置を備え、各遠隔監視装置は前記エレベータ群管理装置
    からの時刻データの伝送を受けて自号機の時刻データと
    して使用することを特徴とするエレベータの遠隔監視シ
    ステム。
  5. 【請求項5】請求項1または2に記載のエレベータの遠
    隔監視システムにおいて、前記監視センタから呼び出し
    信号を発信した後、一定時間経過しても全ての遠隔監視
    装置から着信応答がなかったとき、特定の遠隔監視装置
    が優先して着信することを特徴とするエレベータの遠隔
    監視システム。
  6. 【請求項6】請求項1または2に記載のエレベータの遠
    隔監視システムにおいて、前記監視センタから呼び出し
    信号を着信した遠隔監視装置は自号機の号機番号をプッ
    シュボタン信号によって前記監視センタに送信すること
    を特徴とするエレベータの遠隔監視システム。
  7. 【請求項7】請求項1または2に記載のエレベータの遠
    隔監視システムにおいて、前記各遠隔監視装置は前記監
    視センタからのプッシュボタン信号によって自号機の時
    刻管理データの内容を補正することを特徴とするエレベ
    ータの遠隔監視システム。
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