JP2003103662A - ループグリップ式キャリーバッグの製造方法 - Google Patents

ループグリップ式キャリーバッグの製造方法

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JP2003103662A JP2002226599A JP2002226599A JP2003103662A JP 2003103662 A JP2003103662 A JP 2003103662A JP 2002226599 A JP2002226599 A JP 2002226599A JP 2002226599 A JP2002226599 A JP 2002226599A JP 2003103662 A JP2003103662 A JP 2003103662A
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    • B31B2160/10—Shape of flexible containers rectangular and flat, i.e. without structural provision for thickness of contents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ループグリップ式キャリーバッグを簡単かつ
低コストで製造できる方法を提供すること。 【解決手段】 底の折り込みが付けられた熱プラスチッ
ク材の半幅の管状帯からループグリップ式キャリーバッ
グを製造するにあたって、該管状帯の少なくとも一つの
縁部のストライプが自動的に折り返され、該縁部の内側
に、溶接し易いプラスチック製の補強片が、接着または
溶接によって取り付けられ、続いて、該少なくとも一つ
の縁部のストライプが折り戻され、接合された補強片が
互いに相手を覆うように重なり合うようにされ、二つの
重なり合ったグリップのストライプの互いに向かい合っ
た側の間で、該ストライプをＵ字形にし、それらの脚部
の端部を補強片の間に配置され、溶接装置の間で補強片
によって縁部と溶接され、キャリーバッグが、分離溶接
線によって、半幅の管状帯から分離される。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、好ましくは底の折
り込みが付けられた熱プラスチック材の管状帯からルー
プグリップ式キャリーバッグを製造する方法に関する。
【０００２】
【従来技術】この種の方法は、公知である。ＤＥ １９
７ ４８ ７７１ Ａ１から、熱プラスチック材でルー
プグリップ式キャリーバッグを製造する方法は知られて
おり、そこでは、ループグリップの形をした搬送用グリ
ップが、キャリーバッグの側面の折り返された内側縁部
が、それぞれ、溶接または接着によって側壁に接合され
る。ＤＥ ９９ ２４ ６６２ Ａ１で公知の、連続的
に供給される二層のプラスチック材の帯からループグリ
ップ式キャリーバッグを製造する方法では、その縁部
が、ループグリップの脚部の固定のために、片側で１８
０°折り返され、ループグリップを固定した後、再びそ
れを覆うように折り戻される。これらの公知のループグ
リップ式キャリーバッグの製造方法では、縁部の補強の
ためにキャリーバッグの縁部を折り返す必要があり、プ
ラスチック材が多量に必要となる。
【０００３】プラスチック材から切り取られたストライ
プでつくられるＵ字形のループグリップの形状は、例え
ば、ＤＥ ２２ １２ ０８４Ａ１およびＤＥ ２２
２５６７１ Ａ１から公知である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ルー
プグリップ式キャリーバッグを簡単かつ低コストで製造
できる方法を提供することである。
【０００５】
【課題の解決手段】本発明にもとづけば、この課題は、
請求の範囲１の特徴とする部分によって解決される。本
発明にもとづく方法は、縁部の折り返しをなくすことに
よって材料の節約を可能にするものである。
【０００６】接着または溶接された補強片は、その厚さ
およびラップフィルムとの張り合わせ方法を自由に選択
することができる。該補強片は、きわめて溶接し易いフ
ィルム片であり、短い溶接時間でループグリップを取り
付けることができ、したがって製造の効率を高めること
ができる。本発明にもとづく方法で製造されたループグ
リップ式キャリーバッグは、印刷部分が溶接線で分断さ
れることがなくまた溶接線が収縮して折り目が生じるこ
ともないため、外観がよい。
【０００７】重なり合ったプラスチック材のストライプ
からなるループグリップの形成およびプラスチック材の
半幅の管状帯の縁部に接合された補強片への溶接は、例
えば、ＤＥ １９５ ０２ ２２８ Ａ１に記載されて
いるような方法で行うことができる。板または分離用ブ
リキの代わりに、ループグリップの脚部の溶接部分の間
に加熱自在な溶接バッケンの形をとる支えを押し込むよ
うにする。本発明は、またさらに、本発明にもとづく方
法で製造されたキャリーバッグにも関するものである。
【０００８】
【実施の形態】以下、添付の図面を参照して、本発明を
実施例によってさらに詳細に説明する。図面中、図１
は、本発明にもとづく方法によって製造したループグリ
ップ式キャリーバッグのグリップ部分の側面図である。
図２は、図１のＩＩＩＩ線に沿ったループグリップの重
なり会った二つの脚部の溶接部分の断面図である。図３
は、本発明にもとづく製造方法の説明図である。図４
は、本発明にもとづくループグリップ式キャリーバッグ
の製造方法の個々の工程を、図３のラップフィルムの
帯、半幅の管状の帯、およびループグリップ式キャリー
バッグによって示した図である。
【０００９】まず図３および図４を参照して、図示しな
い巻き戻しリールに保持されたラップフィルムのロール
１から熱プラスチック材料の平坦なラップフィルムの帯
２が同じく図示しな繰り出し装置によって繰り出され
る。図４は、平坦なラップフィルムの断面を示す。この
平坦なラップフィルムは、次に、同じく図示しない公知
の装置によって図４ｂに示すように真ん中で折り畳まれ
て半幅の管状の帯３にされる。次の作業ステーション
で、図４ｃに示すような底の折り込みが付けられる。こ
の半幅の管状帯は、連続的または断続的に図４ｄに示す
ように上側の縁部５が折り返される。したがって、半幅
の管状帯の内側縁部は、開放縁部となる。
【００１０】ラップフィルムのロール６から溶接し易い
熱プラスチック材料が図３に示すようにプラスチック材
料の帯となって繰り出され、カッターナイフ８によって
同じ幅の二本の平坦な帯に分離される。これら二本の帯
には、ステーション９でその縁部に接着剤１０、例えば
ホッとメルト剤、が塗布される。塗布された帯は、次
に、ロッド１１を介して開放縁部の面へと送られる。接
着剤が塗られた帯からは、次に、対の補強片が分離さ
れ、図４ｅに示すように、製造されるループグリップ式
キャリーバッグの幅に対応する間隔で、それぞれ半幅の
管状帯の内側縁部に押し付けられる。補強片を、半幅の
管状帯の内側縁部に貼り付けた後、上側の縁部５が、図
４ｆに示すように折り戻される。したがって、補強片
は、後の工程で互いに分離される各ループグリップ式キ
ャリーバッグの中央で、互いに相手を覆うように重なり
合うことになる。
【００１１】ステーション１３では、重なって配置され
たロール１４、１５から、熱プラスチック材の前後に重
なり合った帯が繰り出され、そこから、相次いでグリッ
プストライプ１４が切り出される。これらのグリップス
トライプ１４は、前後してＵ字形のループグリップに成
形される。これらのループグリップの自由端部は、重な
り合った補強片１２の間に押し込まれ、そこで、溶接
線、好ましくはＯ字形の溶接線で、補強片に、また該補
強片を介して半幅の管状帯３の縁部に溶接される。
【００１２】上に説明したようにしてループグリップと
結合された半幅の管状帯は、次に、交差する溶接線に従
って溶接されて、完成したループグリップ式バッグ１７
となる。好ましくはＯ字形の溶接線は、第２図に示すよ
うに、ループグリップ１６の脚部の自由端部を、特に溶
接し易い材料の補強片１２を介して半幅の管状帯の縁部
と接合するような形に形成される。ただし、ループグリ
ップを、補強片と全面的に溶接するようにしてもよい。
ループグリップの重なり合う脚部が互いに溶接されるの
を防ぐために、該脚部に分離層を配設してもよく、ある
いは、それらの間に、分離板または加熱自在な溶接バッ
ケンの形をとる支えを、溶接時に押し込むようにしても
よい。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、本発明にもとづく方法によって製造し
たループグリップ式キャリーバッグのグリップ部分の側
面図である。
【図２】図２は、図１のＩＩＩＩ線に沿ったループグリ
ップの重なり会った二つの脚部の溶接部分の断面図であ
る。
【図３】図３は、本発明にもとづく製造方法の説明図で
ある。
【図４】図４は、本発明にもとづくループグリップ式キ
ャリーバッグの製造方法の個々の工程を、図３のラップ
フィルムの帯、半幅の管状の帯、およびループグリップ
式キャリーバッグによって示した図である。
【符号の説明】
１ ラップフィルム ３ 管状の帯 ５ 上側の縁部 ６ ラップフィルムのロール ８ カッターナイフ ９ ステーション １０ 接着剤 １１ ロッド １２ 補強片 １３ ステーション １４ グリップストライプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 3E075 AA05 BA46 BA70 BB23 CA02 DA14 DA32 DB01 DB14 DD03 DD13 DD32 DD42 DD43 DE06 DE07 FA04 FA06 GA02 GA04 4F211 AC03 AH54 TA02 TC17 TD11 TJ11 TJ22 TN03 TQ13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 好ましくは底の折り込み（４）が付けら
    れた熱プラスチック材の半幅の管状帯（３）からループ
    グリップ式キャリーバッグ（１７）を製造する方法にお
    いて、 該管状帯（３）の少なくとも一つの縁部のストライプ
    （５）が自動的に折り返され、該縁部の内側に、溶接し
    易いプラスチック製の補強片（１２）が、接着または溶
    接によって取り付けられ、 続いて、該少なくとも一つの縁部のストライプ（５）が
    折り戻され、接合された補強片（１２）が互いに相手を
    覆うように重なり合うようにされ、 二つの重なり合ったグリップのストライプ（１４）の互
    いに向かい合った側の間に、少なくともの一枚の溶接を
    妨げる層が配設され、あるいはそれらの間に、溶接中、
    一枚の板、例えば分離板、が押し込まれ、該ストライプ
    をＵ字形にし、それらの脚部の端部を補強片（１２）の
    間に配置され、溶接装置の間で補強片（１２）によって
    縁部と溶接され、 キャリーバッグ（１７）が、分離溶接線または溶接線お
    よび分離工程によって、半幅の管状帯（３）から分離さ
    れる、方法。
  2. 【請求項２】 請求項１に記載の方法において、補強片
    （１２）を取り付けるときに、少なくとも溶接域（１
    ８）には接着剤が残っていないことを特徴とする方法。
  3. 【請求項３】 請求項１または２に記載の方法におい
    て、グリップのストライプ（１４）が、溶接工程で、補
    強片（１２）ばかりでなくキャリーバッグの縁部とも溶
    接されることを特徴とする方法。
  4. 【請求項４】 請求項３に記載の方法において、グリッ
    プのストライプ（１４）とキャリーバッグの縁部の溶接
    が、補強片を通して行われることを特徴とする方法。
  5. 【請求項５】 ループグリップ式キャリーバッグにおい
    て、好ましくは底の折り込みが付けられてその側縁部分
    が溶接線によって閉止された熱プラスチック材の半幅の
    管状部分、および、その開口部側の縁部の内側に溶接さ
    れたプラスチック材のラップフィルムのＵ字形にされた
    ストライプのグリップの脚部からなり、 該縁部の内側の中央部に、溶接し易いプラスチック材の
    補強片（１２）が固定され、グリップの脚部が、該補強
    片と溶接されていることを特徴とするキャリーバッグ。
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