JP2003103320A - パンチプレスの金型交換装置 - Google Patents

パンチプレスの金型交換装置

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JP2003103320A
JP2003103320A JP2001300077A JP2001300077A JP2003103320A JP 2003103320 A JP2003103320 A JP 2003103320A JP 2001300077 A JP2001300077 A JP 2001300077A JP 2001300077 A JP2001300077 A JP 2001300077A JP 2003103320 A JP2003103320 A JP 2003103320A
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Nobuo Abe
信夫 阿部
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Amada Engineering Center Co Ltd
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Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 金型交換を短時間で行なうことができるパン
チプレスの金型交換装置を提供する。 【解決手段】 パンチング加工を行なうのに使用したパ
ンチおよびダイを交換する際に、金型チェンジャー95
が使用済みのパンチおよびダイを空の金型保持部により
保持して90度回転して取外すと同時に、予め金型貯蔵
庫61から取り出して金型保持部に保持している新しい
パンチおよびダイをパンチプレス1に装着する。金型貯
蔵庫では、パンチプレスとは別個に作動して、次に使用
するパンチおよびダイの組を金型受渡し位置K2に位置
決めしておき、使用済みのパンチおよびダイを保持した
金型チェンジャーの空の金型保持部により金型受渡し位
置に位置決めされているパンチPおよびダイDを取り出
すと共に、使用済みのパンチおよびダイの組を所定の位
置に収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パンチプレスの
金型交換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、知られているタレットパンチ
プレスの金型交換装置としては、例えば複数のパンチを
収納した上部タレットと、複数のダイを収納して上部タ
レットの直径よりも大きな直径の下部タレットを有して
いるタレットパンチプレスにおいて、タレットパンチプ
レスと隣接する金型収納庫との間で、パンチとダイをそ
れぞれ上方から把持する上・下アームを備えた金型交換
装置が往復働して、金型交換位置では上部タレットの上
方からパンチの取外しあるいはセットを行い、下部タレ
ットでは上部タレットから露出して上方が開放されてい
る金型交換位置で上方からのダイの取外しあるいはセッ
トを可能にしているものがある。
【0003】また、例えば特許2596675号公報に
示されているような金型交換装置においては、金型収納
庫であるエンドレス状のチェーンに収納された金型を、
図7に示すような金型交換ハンド201を用いて金型交
換を行なうものがある。この金型交換ハンド201は、
両端に金型保持部203、205を有する直線状のもの
であり、回転軸207を中心として回転自在に設けられ
ている。この金型交換ハンド201の回転によりタレッ
トパンチプレス側の金型交換位置と金型収納庫側の金型
受渡し位置との間で金型の移動を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たタレットパンチプレスにおける金型交換装置では、タ
レットの金型を取外し、金型収納庫に移動して取外した
金型を金型収納庫にセットし、次に新たな金型を収納庫
から取外し、タレットの交換位置に移動し新たな金型を
セットするという動作を上下一対のアームが行なうた
め、金型の交換に要する時間が長くかかるという問題が
ある。
【0005】また、前述した金型交換ハンド201を用
いて金型交換を行なう場合には、金型交換ハンドの金型
保持部は金型を挿入するための穴であるため、金型収納
庫側の金型受け渡し位置において金型収納庫との間で、
金型を移動し金型を上方へ取外しあるいは上方からセッ
トするための装置が別途必要となり、全体の構造が複雑
となると共にコスト高となるという問題がある。
【0006】この発明の目的は、以上のような従来の技
術の問題点に着目してなされたものであり、金型交換を
短時間で行なうことができるパンチプレスの金型交換装
置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明のパンチプレスの金型交換装
置は、パンチとダイとの協働によりワークにパンチング
加工を行なうパンチプレスの金型交換装置であって、多
数の前記パンチおよびダイを組で収容するために前記パ
ンチプレスに隣接して設けられた金型貯蔵庫と、前記パ
ンチプレスと前記金型貯蔵庫との間で金型の搬送および
交換を行なう金型チェンジャーとを備え、前記金型チェ
ンジャーが、パンチおよびダイを保持する金型保持部を
90度づつ4組有し、使用済み金型を保持して90度回
転することにより次の金型をセットすること、を特徴と
するものである。
【0008】従って、パンチング加工を行なうのに使用
したパンチおよびダイを交換する際に、金型チェンジャ
ーが使用済みのパンチおよびダイを空の金型保持部によ
り保持して金型チェンジャーを90度回転して取外すと
同時に、予め金型貯蔵庫から取り出して空の金型保持部
の隣の金型保持部に保持している新しいパンチおよびダ
イをパンチプレスに装着する。
【0009】請求項2による発明のパンチプレスの金型
交換装置は、請求項1記載のパンチプレスの金型交換装
置において、前記金型貯蔵庫が、回転走行するチェーン
の上にパンチおよびダイを組で収納する多数の金型収納
部を有し、前記金型チェンジャーに金型を引き渡すため
に所定の金型受渡し位置において前記金型収納部の金型
を開放する金型開放手段を有すること、を特徴とするも
のである。
【0010】従って、金型貯蔵庫は、パンチプレスとは
別個に作動して、次に使用するパンチおよびダイの組を
金型受渡し位置に位置決めしておき、使用済みのパンチ
およびダイを保持した金型チェンジャーの空の金型保持
部により金型受渡し位置に位置決めされているパンチお
よびダイを保持して金型開放手段により金型を開放して
取り出すと共に、使用済みのパンチおよびダイの組を所
定の位置に収納する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。図1を参照するに、シン
グルヘッドのパンチプレス1では、門型のメインフレー
ム3の中央部分に加工位置Kが設けられており、メイン
フレーム3のギャップ部分には加工テーブル5が設けら
れている。
【0012】加工テーブル5の上には、キャレッジベー
ス7がX軸方向(図1において左右方向)に延伸して設
けられており、このキャレッジベース7はY軸方向(図
1において上下方向)へ移動・位置決め自在となってい
る。また、キャレッジベース7の内部には、ワークWを
把持する複数個(ここでは4個)のワーククランパ9
が、リニアモータ11によりX軸方向へ移動・位置決め
自在となっている。
【0013】従って、ワークWを把持したワーククラン
パ9をX軸方向へ移動・位置決めし、キャレッジベース
7をY軸方向へ移動させて、ワークWの加工点を加工位
置Kに位置決めし、図示省略のストライカにより後述す
るパンチPを打撃してダイDとの協働によりパンチング
加工が行われる。
【0014】図2を参照するに、パンチ支持部13で
は、円筒形状をしたパンチ支持ボディ15がパンチプレ
ス1の上部フレーム17に取付けられており、このパン
チ支持ボディ15の内部には、円筒形状をした回転ハウ
ジング19が回転自在に設けられている。また、回転ハ
ウジング19の途中高さ位置における外周には、パンチ
Pの角度を設定するオートインデックス用従動ギヤ21
が取付けられている。このオートインデックス用従動ギ
ヤ21は、オートインデックス用モータ23に取付けら
れているオートインデックス用駆動ギヤ25に噛合して
おり、オートインデックス用モータ23がオートインデ
ックス駆動ギヤ25を駆動することにより、パンチPの
方向性を決定している。
【0015】回転ハウジング19の内側にはラムガイド
27が設けられており、このラムガイド27の内部に
は、例えば油圧シリンダ等の駆動手段により上下動する
ラム29が上下動自在に支持されている。また、このラ
ム29の内側には、ロックバー31が上下動自在に設け
られている。
【0016】図3を併せて参照するに、ラム29の下端
部に設けられている空間33に位置するロックバー31
の下端部には、把持スリーブ35が取付けられており、
ロックバー31を持ち上げて把持スリーブ35を持ち上
げるとスリットが開いて、空間33の内面に設けられて
いるホルダーガイド37との間でパンチ把持手段である
パンチホルダ39を固定するようになっている。なお、
パンチホルダ39にはパンチPが取付けられている。
【0017】一方、再び図2を参照するに、ダイ支持部
41では、円筒形状をしたダイ支持ボディ43がパンチ
プレス1の下部フレーム45に取付けられており、この
ダイ支持ボディ43の内部には、円筒形状をした回転ハ
ウジング47が回転自在に設けられている。また、回転
ハウジング47の途中高さ位置における外周には、ダイ
Dの角度を設定するオートインデックス用従動ギヤ49
が取付けられている。
【0018】このオートインデックス用従動ギヤ49
は、オートインデックス用モータ51に取付けられてい
るオートインデックス用駆動ギヤ53に噛合しており、
オートインデックス用モータ51がオートインデックス
用駆動ギヤ53を駆動することにより、ダイDの方向性
を決定している。また、回転ハウジング47の上側に
は、ダイ押え57を備えたダイDを支持するダイホルダ
55が、ダイ押え57の近傍にはダイ押え57を押して
ダイDのロックを開放するための開放シリンダ59が設
けられている。
【0019】次に、再び図1を参照して、メインフレー
ム3に隣接して設けられている金型貯蔵庫である金型オ
ートストレージ61について説明する。この金型オート
ストレージ61では、フレーム63の所定位置に設けら
れているオートストレージスプロケット65、67、6
9、71、73にチェーン75が巻回されており、図示
省略のチェーン駆動機構により回転走行するようになっ
ている。
【0020】また、このチェーン75には多数の金型収
納部であるストレージ77が取付けられており、種々の
サイズおよび形状のパンチPおよびダイDが収容されて
いる。図6を参照するに、ストレージ77はチェーン7
5の走行に伴って移動するので、チェーン75の上方に
はストレージ77を移動自在に支持する一対のストレー
ジガイド79が設けられている。
【0021】ストレージ77は全体コ字状をしており、
ストレージ上段77UにはパンチPを保持したパンチホ
ルダ39を収容するパンチホルダサポート81が設けら
れ、ストレージの下段にはダイDを保持するダイ座83
が設けられている。また、ストレージ上段77Uには、
ダイDをダイ座83にロックするダイロックピン85が
設けられている。
【0022】また、金型オートストレージ61の金型受
渡し位置K2には、フレーム87にブラケット89が取
付けられており、このブラケット89にはパンチホルダ
サポート81を開放するための金型開放手段であるサポ
ート開放シリンダ91およびダイロックピン85を開放
するためのロックピン開放シリンダ93が下向きに設け
られている。
【0023】従って、使用後の金型を収容する場合に
は、チェーン75を回転走行させて金型受渡し位置K2
に空のストレージ77を位置決めしておき、後述する金
型チェンジャー95を金型受渡し位置K2に移動させる
ことにより使用後のパンチPおよびダイDをストレージ
77に収め、サポート開放シリンダ91を上昇させてパ
ンチホルダ39を固定すると共に、ロックピン開放シリ
ンダ93を上昇させてダイDをダイ座83に固定する。
【0024】また、これから使用する金型をストレージ
77から取り出す場合には、チェーン75を回転走行さ
せて金型受渡し位置K2に所望のパンチPおよびダイD
を収容したストレージ77を位置決めしておき、金型チ
ェンジャー95を金型受渡し位置K2に移動させること
により新しいパンチPおよびダイDを金型チェンジャー
95により把持する。そして、サポート開放シリンダ9
1を下降させてパンチホルダサポート81を押し下げる
ことによりパンチホルダ39をストレージ77から開放
すると共に、ロックピン開放シリンダ93を下降させて
ダイロックピン85を押し下げることによりダイDをダ
イ座83から開放する。
【0025】次に、図1に示されているように、パンチ
プレス1と金型オートストレージ61との間に設けられ
ている金型チェンジャー95について説明する。金型チ
ェンジャー95は、パンチプレス1と金型オートストレ
ージ61の間に設けられているガイドレール97(図2
参照)に沿って、チェンジャー本体99が図示省略の移
動機構により高速移動自在に設けられている。
【0026】図4を参照するに、チェンジャー本体99
には、チェンジャー回転シャフト101が回転自在に設
けられており、チェンジャー回転シャフト101には回
転用のウォームホイール103が取付けられていて、サ
ーボモータ105に連結されているウォーム107によ
り回転割出しされるようになっている。
【0027】このチェンジャー回転シャフト101に
は、パンチPの交換を行なうためのパンチチェンジャー
プレート109およびダイDの交換を行なうためのダイ
チェンジャープレート111が一体的に回転し、且つチ
ェンジャー回転シャフト101に沿って各々上下動自在
に取付けられている。なお、ダイチェンジャープレート
111は、中央に設けられているダイホルダ取付けリン
グ113を介してチェンジャー回転シャフト101に取
付けられている。
【0028】チェンジャー回転シャフト101の下端部
にはダイプレートストッパ115が設けられており、ダ
イチェンジャープレート111はそれ以上下降しないよ
うになっている。また、チェンジャー回転シャフト10
1の途中高さ位置には、パンチプレートストッパ117
が設けられており、パンチチェンジャープレート109
がそれ以上下降しないようになっている。
【0029】パンチチェンジャープレート109を貫通
してリフターシリンダ119が下向きに取付けられてお
り、そのピストンロッド121はダイチェンジャープレ
ート111に取付けられている。従って、ピストンロッ
ド121を下向きに伸ばすと、ダイチェンジャープレー
ト111が下降し、ダイホルダ取付けリング113がダ
イプレートストッパ115に当接すると、それ以上下降
できないのでリフターシリンダ119が取付けられてい
るパンチチェンジャープレート109が反作用で押し上
げられるようになっている。
【0030】また、図5を参照するに、パンチチェンジ
ャープレート109(ダイチェンジャープレート111
についてはカッコ書き)は十字形をしており、各先端部
には各々チェンジャーパンチホルダ123またはチェン
ジャーダイホルダ125が設けられていて、90度ごと
に4組のパンチPおよびダイDの保持が可能となってい
る。チェンジャーパンチホルダ123およびチェンジャ
ーダイホルダ125は、各々一対のホルダアーム127
を備えており、各ホルダアーム127の先端は付勢手段
128により内側に付勢されている。この付勢力により
パンチPまたはダイDを保持する。このため、パンチP
やダイDのサイズにかかわらず確実に保持することがで
きる。
【0031】次に、金型交換動作について説明する。ま
ず、パンチプレス1と金型チェンジャー95との間にお
ける交換動作について説明する。金型交換に先立って、
金型チェンジャー95の4組のチェンジャーパンチホル
ダ123(チェンジャーダイホルダ125)の少なくと
も1組を空にしておき、次に使用する金型(パンチPお
よびダイD)を空のチェンジャーパンチホルダ123
(チェンジャーダイホルダ125)の隣のチェンジャー
パンチホルダ123(チェンジャーダイホルダ125)
に保持しておく。
【0032】金型交換を開始すると、図2および図4を
参照するに、まず、金型チェンジャー95を金型交換位
置である加工位置Kに高速移動し、リフターシリンダ1
19によりパンチホルダ39およびダイホルダ55を上
下移動して、空のチェンジャーパンチホルダ123(チ
ェンジャーダイホルダ125)により使用済みのパンチ
PおよびダイDを把持する。
【0033】次に、ロックバー31を下げてパンチホル
ダ39を開放し(図4参照)、同時に開放シリンダ59
がダイ押え57を押してダイDを開放して、リフターシ
リンダ119を戻すことによりパンチホルダ39および
ダイホルダ55を先程と逆に上下移動させる。そしてサ
ーボモータ105がウォーム107およびウォームホイ
ール103を介してパンチチェンジャープレート109
およびダイチェンジャープレート111を90度回転さ
せることにより、使用済みパンチPおよびダイDを取外
すと共に次に使用するパンチPおよびダイDを取付け位
置にセットする。次に、リフターシリンダ119を再び
下降させるとリフターシリンダ119によりダイチェン
ジャープレート111が下降してダイホルダ取付けリン
グ113がダイプレートストッパ115に当接すると、
ダイホルダ取付けリング113はそれ以上下降しないの
で今度はリフターシリンダ119自身が反作用により上
昇してパンチチェンジャープレート109を押し上げ
る。
【0034】これによりパンチホルダ39が押し上げら
れて、ホルダーガイド37の内部に収まるので、ロック
バー31を上昇させて把持スリーブ35を押し上げ、パ
ンチPを取付ける。一方、ダイDは、開放シリンダ59
を引っ込めることにより、ダイ押え57がダイDを固定
する。
【0035】続いて、図6を参照して、金型チェンジャ
ー95と金型オートストレージ61との間の交換動作に
ついて説明する。使用済みのパンチPおよびダイDを収
容した金型チェンジャー95は、高速で金型オートスト
レージ61側の金型受渡し位置K2に移動する。そこ
で、サポート開放シリンダ91を上昇させるとパンチホ
ルダサポート81が上昇して、パンチホルダ39をロッ
クすると同時に、ロックピン開放シリンダ93を上昇さ
せることによりダイロックピン85が上昇してダイDを
ロックする。その後、金型チェンジャー95を、パンチ
プレス1と金型オートストレージ61との間の待機位置
に移動して金型交換を完了する。
【0036】なお、金型チェンジャー95は常に3つの
金型を保有することができるが、この保有金型はタレッ
トパンチプレスの制御装置に記憶された加工プログラム
から次に加工に必要な金型を認識して金型チェンジャー
95にセットしておくことができる。また、金型チェン
ジャー95の3つの金型の次に使用する4つ目の金型を
タレットパンチプレスの制御装置で認識し、この情報を
タレットパンチプレスと別に設けた独立して制御可能な
金型オートストレージの制御装置に指示することによ
り、当該金型のストレージを金型受け渡し位置にあらか
じめ移動させておくことができる。
【0037】以上の結果から、パンチPおよびダイDの
交換を非常に短時間で行なうことができる。
【0038】なお、この発明は前述の発明の実施の形態
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よるパンチプレスの金型交換装置では、パンチング加工
を行なうのに使用したパンチおよびダイを交換する際
に、金型チェンジャーが使用済みのパンチおよびダイを
空の金型保持部により保持して90度回転して取外すと
同時に、予め金型貯蔵庫から取り出して金型保持部に保
持している新しいパンチおよびダイをパンチプレスに装
着するので、非常に短時間でパンチおよびダイの交換を
することができる。
【0040】請求項2の発明によるパンチプレスの金型
交換装置では、金型貯蔵庫は、パンチプレスとは別個に
作動するので、パンチプレスによる加工中に、次に使用
するパンチおよびダイの組を金型受渡し位置に位置決め
することができ、金型交換時間の短縮化を図ることがで
きる。また、パンチプレスの加工中に金型チェンジャー
の空の金型保持部により金型受渡し位置に位置決めされ
ているパンチおよびダイを取り出したり、使用済みのパ
ンチおよびダイの組を所定の位置に収納することができ
るので、金型交換作業時間の短縮化を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る金型交換装置を備えたパンチプ
レスの全体を示す平面図である。
【図2】パンチ支持部およびダイ支持部の拡大断面図で
ある。
【図3】パンチ支持部におけるパンチ取付け部を示す断
面図である。
【図4】金型チェンジャーによりパンチおよびダイを取
り外した状態を示す断面図である。
【図5】金型チェンジャーの平面図である。
【図6】金型受渡し位置における金型チェンジャーと金
型オートストレージとの間の金型の受渡しを行なってい
る状態を示す断面図である。
【図7】従来の金型交換装置を示す略図である。
【符号の説明】
1 パンチプレス 61 金型オートストレージ(金型貯蔵庫) 75 チェーン 77 ストレージ(金型収納部) 91 サポート開放シリンダ(金型開放手段) 93 ロックピン開放シリンダ(金型開放手段) 95 金型チェンジャー 123 チェンジャーパンチホルダ(金型保持部) 125 チェンジャーダイホルダ(金型保持部) P パンチ D ダイ W ワーク K2 金型受渡し位置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パンチとダイとの協働によりワークにパ
    ンチング加工を行なうパンチプレスの金型交換装置であ
    って、 多数の前記パンチおよびダイを組で収容するために前記
    パンチプレスに隣接して設けられた金型貯蔵庫と、前記
    パンチプレスと前記金型貯蔵庫との間で金型の搬送およ
    び交換を行なう金型チェンジャーとを備え、 前記金型チェンジャーが、パンチおよびダイを保持する
    金型保持部を90度づつ4組有し、使用済み金型を保持
    して90度回転することにより次の金型をセットするこ
    と、を特徴とするパンチプレスの金型交換装置。
  2. 【請求項2】 前記金型貯蔵庫が、回転走行するチェー
    ンの上にパンチおよびダイを組で収納する多数の金型収
    納部を有し、前記金型チェンジャーに前記金型貯蔵庫に
    収納している金型を引き渡すために所定の金型受渡し位
    置において前記金型収納部の金型を開放する金型開放手
    段を有すること、を特徴とする請求項1記載のパンチプ
    レスの金型交換装置。
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