JP2003100381A - 回動式アンテナによる通信用コネクタ保護方式及びカード型デバイス - Google Patents
回動式アンテナによる通信用コネクタ保護方式及びカード型デバイスInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 通信用コネクタの露出面を覆う埃付着防止の
ための専用のカバーを不要とする手段を提供する。 【解決手段】 アンテナ５は、カード型デバイス１の通
信用コネクタ４が設けられた面に支持体６により取り付
けられ、支持体６を支点としてアンテナ５を収納位置に
回動すると、アンテナ５の扁平な面と通信用コネクタ４
が設けられた面とが密着して通信用コネクタ４の露出面
を覆う。携帯電話・ＰＨＳを接続してデータ通信を行う
際には、回動式アンテナ５を回動させて立ち上げること
で通信用コネクタ４を露出し、露出したコネクタに通信
用ケーブル１０のケーブルコネクタ９を接続することに
より、ケーブル経由で携帯電話・ＰＨＳを接続して通信
を行う。通信が終わったらケーブルコネクタ９を外し、
アンテナ５を収納位置に回動して通信用コネクタ４を覆
い、コネクタ４の露出面を保護する。
ための専用のカバーを不要とする手段を提供する。 【解決手段】 アンテナ５は、カード型デバイス１の通
信用コネクタ４が設けられた面に支持体６により取り付
けられ、支持体６を支点としてアンテナ５を収納位置に
回動すると、アンテナ５の扁平な面と通信用コネクタ４
が設けられた面とが密着して通信用コネクタ４の露出面
を覆う。携帯電話・ＰＨＳを接続してデータ通信を行う
際には、回動式アンテナ５を回動させて立ち上げること
で通信用コネクタ４を露出し、露出したコネクタに通信
用ケーブル１０のケーブルコネクタ９を接続することに
より、ケーブル経由で携帯電話・ＰＨＳを接続して通信
を行う。通信が終わったらケーブルコネクタ９を外し、
アンテナ５を収納位置に回動して通信用コネクタ４を覆
い、コネクタ４の露出面を保護する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ノートパソコン等
の電子機器が備える外部拡張スロットに挿入して、内蔵
の無線部を使ってワイヤレスデータ通信を行うか、また
は外部の携帯電話またはＰＨＳとケーブルでつないでデ
ータ通信を行うことが可能なカード型デバイス（ＰＣカ
ード等）に関する。
の電子機器が備える外部拡張スロットに挿入して、内蔵
の無線部を使ってワイヤレスデータ通信を行うか、また
は外部の携帯電話またはＰＨＳとケーブルでつないでデ
ータ通信を行うことが可能なカード型デバイス（ＰＣカ
ード等）に関する。
【０００２】
【従来の技術】携帯型無線電話機をコンピュータ等の携
帯型電子機器に接続してデータ通信を行うため、あるい
は直接ワイヤレスデータ通信を行うために、携帯型電子
機器の外部拡張スロットに挿入され、該スロット内のカ
ードコネクタと接続して使用されるＰＣカード等のカー
ド型デバイスが開発されている。
帯型電子機器に接続してデータ通信を行うため、あるい
は直接ワイヤレスデータ通信を行うために、携帯型電子
機器の外部拡張スロットに挿入され、該スロット内のカ
ードコネクタと接続して使用されるＰＣカード等のカー
ド型デバイスが開発されている。
【０００３】この種のカード型デバイスは、直接ワイヤ
レスデータ通信を行う際に用いられるアンテナと、携帯
型無線電話機等と接続するためのデータ通信用コネクタ
とを備えており、内蔵の無線部とアンテナを使ってワイ
ヤレスデータ通信を行う機能と、外部の携帯電話または
ＰＨＳとデータ通信用コネクタによりケーブルでつない
でデータ通信を行う機能とを備えている。
レスデータ通信を行う際に用いられるアンテナと、携帯
型無線電話機等と接続するためのデータ通信用コネクタ
とを備えており、内蔵の無線部とアンテナを使ってワイ
ヤレスデータ通信を行う機能と、外部の携帯電話または
ＰＨＳとデータ通信用コネクタによりケーブルでつない
でデータ通信を行う機能とを備えている。
【０００４】図４〜図５は、従来のカード型デバイスの
外観を示す斜視図であり、カード型デバイス１は、携帯
型パソコン等の情報処理装置の外部拡張スロットに挿入
されるスロット挿入部２と、外部拡張スロット内のカー
ドコネクタと接続されるインタフェースコネクタ３と、
外部の携帯電話またはＰＨＳと接続するための通信用ケ
ーブルと接続するための通信用コネクタ４と、直接ワイ
ヤレスデータ通信を行うためのアンテナ５と、アンテナ
５をその収納位置と使用位置との間で回動可能に支持す
る支持部６とを備えている。
外観を示す斜視図であり、カード型デバイス１は、携帯
型パソコン等の情報処理装置の外部拡張スロットに挿入
されるスロット挿入部２と、外部拡張スロット内のカー
ドコネクタと接続されるインタフェースコネクタ３と、
外部の携帯電話またはＰＨＳと接続するための通信用ケ
ーブルと接続するための通信用コネクタ４と、直接ワイ
ヤレスデータ通信を行うためのアンテナ５と、アンテナ
５をその収納位置と使用位置との間で回動可能に支持す
る支持部６とを備えている。
【０００５】このカード型デバイス１を携帯型情報処理
装置の外部拡張スロットに挿入しておき、携帯型情報処
理装置によりワイヤレスデータ通信を行う際には、アン
テナ５を支持部６を支点として最適送受信状態となる位
置まで回動して通信を行い、外部の携帯電話またはＰＨ
Ｓを介してデータ通信を行う際には、通信用コネクタ４
に携帯電話またはＰＨＳと接続するための通信用ケーブ
ルを接続して通信を行う。
装置の外部拡張スロットに挿入しておき、携帯型情報処
理装置によりワイヤレスデータ通信を行う際には、アン
テナ５を支持部６を支点として最適送受信状態となる位
置まで回動して通信を行い、外部の携帯電話またはＰＨ
Ｓを介してデータ通信を行う際には、通信用コネクタ４
に携帯電話またはＰＨＳと接続するための通信用ケーブ
ルを接続して通信を行う。
【０００６】このカード型デバイス１は、通常携帯型情
報処理装置の外部拡張スロットに挿入された状態で屋外
に携帯する機会が多いため、使用しないときにはアンテ
ナ５は携帯の邪魔にならないように収納位置に回動さ
れ、また携帯電話あるいはＰＨＳをつなぐ通信用ケーブ
ルを接続するデータ通信用コネクタ４には、埃などが付
着するのを防止するため、及び保護を目的として通信用
コネクタ４と嵌合するカバー７を被せたりあるいは可撓
性を有する接着テープ８で覆っている。
報処理装置の外部拡張スロットに挿入された状態で屋外
に携帯する機会が多いため、使用しないときにはアンテ
ナ５は携帯の邪魔にならないように収納位置に回動さ
れ、また携帯電話あるいはＰＨＳをつなぐ通信用ケーブ
ルを接続するデータ通信用コネクタ４には、埃などが付
着するのを防止するため、及び保護を目的として通信用
コネクタ４と嵌合するカバー７を被せたりあるいは可撓
性を有する接着テープ８で覆っている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】携帯型情報処理装置に
携帯電話あるいはＰＨＳを接続してデータ通信を行う際
には、外部拡張スロットに挿入されたカード型デバイス
１のデータ通信用コネクタ４を覆っているカバー７ある
いは接着テープ８を取り外して、該データ通信用コネク
タ４に携帯電話あるいはＰＨＳをつなぐ通信用ケーブル
を接続する必要があるが、この通信用コネクタのカバー
７あるいは接着テープ８の着脱は面倒であり、また、取
り外した後のカバー７あるいは接着テープ８の管理も煩
雑であって紛失の恐れもある。また、これらの部品を付
加することによりコストアップの要因にもなっていた。
携帯電話あるいはＰＨＳを接続してデータ通信を行う際
には、外部拡張スロットに挿入されたカード型デバイス
１のデータ通信用コネクタ４を覆っているカバー７ある
いは接着テープ８を取り外して、該データ通信用コネク
タ４に携帯電話あるいはＰＨＳをつなぐ通信用ケーブル
を接続する必要があるが、この通信用コネクタのカバー
７あるいは接着テープ８の着脱は面倒であり、また、取
り外した後のカバー７あるいは接着テープ８の管理も煩
雑であって紛失の恐れもある。また、これらの部品を付
加することによりコストアップの要因にもなっていた。
【０００８】本発明は、上記問題点に鑑み、携帯型情報
処理装置の外部拡張スロットに挿入されて使用されるカ
ード型デバイスのデータ通信用コネクタの露出面を覆う
ための専用のカバーあるいは接着テープを不要とし、か
つカード型デバイスの不使用時に該データ通信用コネク
タに埃などが付着するのを防止するとともにコネクタ部
を保護する手段を提供することにある。
処理装置の外部拡張スロットに挿入されて使用されるカ
ード型デバイスのデータ通信用コネクタの露出面を覆う
ための専用のカバーあるいは接着テープを不要とし、か
つカード型デバイスの不使用時に該データ通信用コネク
タに埃などが付着するのを防止するとともにコネクタ部
を保護する手段を提供することにある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明は、回動式アンテ
ナとデータ通信用コネクタを備えた携帯型情報処理装置
において、前記回動式アンテナ本体に、前記通信用コネ
クタ部の露出面を覆うカバーとしての機能を持たせたこ
とを特徴としている。
ナとデータ通信用コネクタを備えた携帯型情報処理装置
において、前記回動式アンテナ本体に、前記通信用コネ
クタ部の露出面を覆うカバーとしての機能を持たせたこ
とを特徴としている。
【００１０】本発明の回動式アンテナは、アンテナが使
用されておらず収納位置に回動されている状態のとき
に、携帯型情報処理装置に設けられたデータ通信用コネ
クタ部の露出面を覆う位置に配置されており、またアン
テナの形状もデータ通信用コネクタ部の露出面を覆うこ
とができるように、例えば長手方向に扁平な形状に構成
されている。
用されておらず収納位置に回動されている状態のとき
に、携帯型情報処理装置に設けられたデータ通信用コネ
クタ部の露出面を覆う位置に配置されており、またアン
テナの形状もデータ通信用コネクタ部の露出面を覆うこ
とができるように、例えば長手方向に扁平な形状に構成
されている。
【００１１】また、回動式アンテナとデータ通信用コネ
クタを備え携帯型情報処理装置の外部拡張スロットに挿
入されて該スロット内のカードコネクタと接続して使用
される本発明のカード型デバイスは、前記回動式アンテ
ナがアンテナ収納位置に回動された状態のときに、前記
通信用コネクタ部の露出面を覆うカバーとしての機能を
有していることを特徴とする。
クタを備え携帯型情報処理装置の外部拡張スロットに挿
入されて該スロット内のカードコネクタと接続して使用
される本発明のカード型デバイスは、前記回動式アンテ
ナがアンテナ収納位置に回動された状態のときに、前記
通信用コネクタ部の露出面を覆うカバーとしての機能を
有していることを特徴とする。
【００１２】本発明によれば、アンテナにデータ通信用
コネクタの露出面を保護するカバーとしての機能を兼ね
させているので、データ通信用コネクタ保護用の専用の
カバー、該カバーの着脱、取り外したカバーの管理等が
不要となり、また、コストの削減にも寄与する。
コネクタの露出面を保護するカバーとしての機能を兼ね
させているので、データ通信用コネクタ保護用の専用の
カバー、該カバーの着脱、取り外したカバーの管理等が
不要となり、また、コストの削減にも寄与する。
【００１３】
【発明の実施の形態】図１は、本発明をＰＣカード等の
カード型デバイスに適用した第１の実施形態を示す斜視
図であり、（ａ）はアンテナを立ち上げた状態、（ｂ）
はアンテナを収納した状態を示している。
カード型デバイスに適用した第１の実施形態を示す斜視
図であり、（ａ）はアンテナを立ち上げた状態、（ｂ）
はアンテナを収納した状態を示している。
【００１４】カード型デバイス１は、携帯型パソコン等
の情報処理装置の外部拡張スロットに挿入されるスロッ
ト挿入部２と、外部拡張スロット内のカードコネクタと
接続されるインタフェースコネクタ３と、通信用コネク
タ４と、直接ワイヤレスデータ通信を行うための回動式
アンテナ５と、該アンテナをその収納位置と使用位置と
の間で回動可能にするための支点となる支持部６とを備
えている。
の情報処理装置の外部拡張スロットに挿入されるスロッ
ト挿入部２と、外部拡張スロット内のカードコネクタと
接続されるインタフェースコネクタ３と、通信用コネク
タ４と、直接ワイヤレスデータ通信を行うための回動式
アンテナ５と、該アンテナをその収納位置と使用位置と
の間で回動可能にするための支点となる支持部６とを備
えている。
【００１５】通信用コネクタ４には、携帯電話またはＰ
ＨＳを介してデータ通信を行う際に、外部の携帯電話ま
たはＰＨＳと接続するための通信用ケーブル１０に設け
られたケーブルコネクタ９が接続される。回動式アンテ
ナ５は、データ通信用コネクタ４が設けられている近傍
に配置され、この回動式アンテナ５を収納位置に回転さ
せるとデータ通信用コネクタ４がアンテナ５により覆わ
れる位置関係となっている。
ＨＳを介してデータ通信を行う際に、外部の携帯電話ま
たはＰＨＳと接続するための通信用ケーブル１０に設け
られたケーブルコネクタ９が接続される。回動式アンテ
ナ５は、データ通信用コネクタ４が設けられている近傍
に配置され、この回動式アンテナ５を収納位置に回転さ
せるとデータ通信用コネクタ４がアンテナ５により覆わ
れる位置関係となっている。
【００１６】本実施形態では、アンテナ５は、カード型
デバイス１の通信用コネクタ４が設けられた面に支持部
６により取り付けられており、支持部６を支点としてア
ンテナ５をその収納位置に回動したときに、アンテナ５
と通信用コネクタ４が設けられた面とが密着して通信用
コネクタ４の露出面を覆うように、例えばその平面が扁
平状に構成されているが、アンテナ５の通信用コネクタ
４の露出面を覆う位置に通信用コネクタ４と嵌合する嵌
合部を一体に形成することにより、アンテナ収納位置に
おけるアンテナの固定機能をも兼ねさせる構成とするこ
ともできる。
デバイス１の通信用コネクタ４が設けられた面に支持部
６により取り付けられており、支持部６を支点としてア
ンテナ５をその収納位置に回動したときに、アンテナ５
と通信用コネクタ４が設けられた面とが密着して通信用
コネクタ４の露出面を覆うように、例えばその平面が扁
平状に構成されているが、アンテナ５の通信用コネクタ
４の露出面を覆う位置に通信用コネクタ４と嵌合する嵌
合部を一体に形成することにより、アンテナ収納位置に
おけるアンテナの固定機能をも兼ねさせる構成とするこ
ともできる。
【００１７】携帯電話・ＰＨＳを接続してデータ通信を
行う際には、図１（ａ）に示すように、回動式アンテナ
５を回動させて立ち上げることで通信用コネクタ４を露
出し、露出したコネクタに通信用ケーブル１０のケーブ
ルコネクタ９を接続することにより、ケーブル経由で携
帯電話・ＰＨＳを接続して通信を行う。通信が終わった
らケーブルコネクタ９を外し、図１（ｂ）に示すように
アンテナ５を収納位置に回動する。これにより通信用コ
ネクタ４が覆われ保護される。
行う際には、図１（ａ）に示すように、回動式アンテナ
５を回動させて立ち上げることで通信用コネクタ４を露
出し、露出したコネクタに通信用ケーブル１０のケーブ
ルコネクタ９を接続することにより、ケーブル経由で携
帯電話・ＰＨＳを接続して通信を行う。通信が終わった
らケーブルコネクタ９を外し、図１（ｂ）に示すように
アンテナ５を収納位置に回動する。これにより通信用コ
ネクタ４が覆われ保護される。
【００１８】また、アンテナ５を用いて携帯型情報処理
装置によりワイヤレスデータ通信を行う際には、図１
（ａ）に示すように、アンテナ５を支持部６を支点とし
て最適送受信状態となる位置まで回動して通信を行うた
め、通信用コネクタ４は露出状態となっているが、携帯
型情報処理装置が使用されているときの埃等の影響は比
較的少ないので通信用コネクタ４が露出されていてもそ
れほど問題とはならない。
装置によりワイヤレスデータ通信を行う際には、図１
（ａ）に示すように、アンテナ５を支持部６を支点とし
て最適送受信状態となる位置まで回動して通信を行うた
め、通信用コネクタ４は露出状態となっているが、携帯
型情報処理装置が使用されているときの埃等の影響は比
較的少ないので通信用コネクタ４が露出されていてもそ
れほど問題とはならない。
【００１９】図２は、本発明の第２の実施形態を示す斜
視図である。本実施形態は、その基本的構成は第１の実
施形態と同様であるが、アンテナ５を互いに直交する２
つの回動軸を支点として回動可能に支持し、アンテナ５
を２つの異なる位置に収納可能にしたことを特徴として
いる。
視図である。本実施形態は、その基本的構成は第１の実
施形態と同様であるが、アンテナ５を互いに直交する２
つの回動軸を支点として回動可能に支持し、アンテナ５
を２つの異なる位置に収納可能にしたことを特徴として
いる。
【００２０】図２において、回動式アンテナ５の一端に
は、カード型デバイス１の側面に配置され該側面と直交
する第１の回動軸を有する第１の支持部１１と、第１の
支持部１１によって支持されかつ第１の回動軸と直交す
る第２の回動軸を有する第２の支持部１２が設けられて
おり、回動式アンテナ５をカード型デバイスの前面位置
または前面に隣接する表面収納位置の２つの位置に収納
可能に構成されている。また、通信用コネクタ４はカー
ド型デバイス１の前面に設けられている。
は、カード型デバイス１の側面に配置され該側面と直交
する第１の回動軸を有する第１の支持部１１と、第１の
支持部１１によって支持されかつ第１の回動軸と直交す
る第２の回動軸を有する第２の支持部１２が設けられて
おり、回動式アンテナ５をカード型デバイスの前面位置
または前面に隣接する表面収納位置の２つの位置に収納
可能に構成されている。また、通信用コネクタ４はカー
ド型デバイス１の前面に設けられている。
【００２１】以下、図２により、本実施形態におけるア
ンテナ収納位置の切り替え動作について説明する。携帯
型情報処理装置によるデータ通信を行っていない場合に
は、図２（ａ）に示すように、アンテナ５は支持部１
１，１２によりカード型デバイス１の前面収納位置に回
動され、カード型デバイス１の前面に設けられた通信用
コネクタ４を覆っている。
ンテナ収納位置の切り替え動作について説明する。携帯
型情報処理装置によるデータ通信を行っていない場合に
は、図２（ａ）に示すように、アンテナ５は支持部１
１，１２によりカード型デバイス１の前面収納位置に回
動され、カード型デバイス１の前面に設けられた通信用
コネクタ４を覆っている。
【００２２】携帯電話・ＰＨＳを接続してデータ通信を
行う際には、まず図２（ｂ）に示すように、支持部１２
を支点として回動式アンテナ５を回動して通信用コネク
タ４を露出し、次に、図２（ｃ）に示すように、支持部
１１を支点として回動式アンテナ５を立ち上げ、さらに
図２（ｄ）に示すように、支持部１２を支点として回動
式アンテナ５をカード型デバイス１の前面収納位置に隣
接する表面収納位置に回動する。そして、露出した通信
用コネクタ４に通信用ケーブルのケーブルコネクタを接
続することにより、ケーブル経由で携帯電話・ＰＨＳを
接続して通信を行う。
行う際には、まず図２（ｂ）に示すように、支持部１２
を支点として回動式アンテナ５を回動して通信用コネク
タ４を露出し、次に、図２（ｃ）に示すように、支持部
１１を支点として回動式アンテナ５を立ち上げ、さらに
図２（ｄ）に示すように、支持部１２を支点として回動
式アンテナ５をカード型デバイス１の前面収納位置に隣
接する表面収納位置に回動する。そして、露出した通信
用コネクタ４に通信用ケーブルのケーブルコネクタを接
続することにより、ケーブル経由で携帯電話・ＰＨＳを
接続して通信を行う。
【００２３】アンテナ５を用いて携帯型情報処理装置に
よりワイヤレスデータ通信を行う際には、図２（ｃ）に
示すように、アンテナ５を立ち上げた状態で通信を行
う。これにより、通信用コネクタ４を使用しているとき
にはアンテナを立ち上げた状態としないで、別な位置に
収納することが出来る。
よりワイヤレスデータ通信を行う際には、図２（ｃ）に
示すように、アンテナ５を立ち上げた状態で通信を行
う。これにより、通信用コネクタ４を使用しているとき
にはアンテナを立ち上げた状態としないで、別な位置に
収納することが出来る。
【００２４】本実施形態によれば、通信用コネクタ４を
使用して外部の携帯電話またはＰＨＳ経由で通信を行っ
ているときに、第１の実施形態のように使用していない
アンテナ５を立てるという、利用者から見たら不合理に
感じる行為を回避する効果がある。
使用して外部の携帯電話またはＰＨＳ経由で通信を行っ
ているときに、第１の実施形態のように使用していない
アンテナ５を立てるという、利用者から見たら不合理に
感じる行為を回避する効果がある。
【００２５】図３は、本発明の第３の実施形態を示す斜
視図である。本実施形態は、その基本的構成は第２の実
施形態と同様であるが、アンテナ５に、通信用コネクタ
４と嵌合する嵌合部１３を一体に設けたことを特徴とし
ている。
視図である。本実施形態は、その基本的構成は第２の実
施形態と同様であるが、アンテナ５に、通信用コネクタ
４と嵌合する嵌合部１３を一体に設けたことを特徴とし
ている。
【００２６】通信用コネクタ４はカード型デバイス１の
前面に設けられており、アンテナ５が支持部１１，１２
によりカード型デバイス１の前面収納位置に回動された
とき、アンテナ５を通信用コネクタ４側へ押し込むこと
により嵌合部１３が通信用コネクタ４と嵌合する。その
結果、通信用コネクタ４の露出部が覆われるとともに、
アンテナ５がカード型デバイス１の前面収納位置に固定
されるので、携帯時等にアンテナ５がその収納位置から
ずれることがない。
前面に設けられており、アンテナ５が支持部１１，１２
によりカード型デバイス１の前面収納位置に回動された
とき、アンテナ５を通信用コネクタ４側へ押し込むこと
により嵌合部１３が通信用コネクタ４と嵌合する。その
結果、通信用コネクタ４の露出部が覆われるとともに、
アンテナ５がカード型デバイス１の前面収納位置に固定
されるので、携帯時等にアンテナ５がその収納位置から
ずれることがない。
【００２７】また図３において、通信用コネクタ４が使
用されているときにアンテナ５を収納する表面収納位置
にも嵌合部１３と嵌合する窪みを設けておいてもよい。
用されているときにアンテナ５を収納する表面収納位置
にも嵌合部１３と嵌合する窪みを設けておいてもよい。
【００２８】なお、上記実施例では、携帯型電子機器の
外部拡張スロットに挿入され、該スロット内のカードコ
ネクタと接続して使用されるカード型デバイスをその対
象としているが、本発明はカード型デバイスに限定され
るものではなく、携帯型電子機器自体にカード型デバイ
スの機能が実装されている場合には、携帯型電子機器自
体に対して本発明を実施することも可能である。
外部拡張スロットに挿入され、該スロット内のカードコ
ネクタと接続して使用されるカード型デバイスをその対
象としているが、本発明はカード型デバイスに限定され
るものではなく、携帯型電子機器自体にカード型デバイ
スの機能が実装されている場合には、携帯型電子機器自
体に対して本発明を実施することも可能である。
【００２９】
【発明の効果】本発明によれば、回動式アンテナがデー
タ通信用コネクタのカバーの役目を果たすので、従来必
要であったコネクタカバーが不要となり、コスト削減が
できるとともに、コネクタカバーの着脱操作、取り外し
たカバーの管理等が不要となる効果がある。
タ通信用コネクタのカバーの役目を果たすので、従来必
要であったコネクタカバーが不要となり、コスト削減が
できるとともに、コネクタカバーの着脱操作、取り外し
たカバーの管理等が不要となる効果がある。
【図１】本発明の第１の実施形態を示す斜視図である。
【図２】本発明の第２の実施形態を示す斜視図である。
【図３】本発明の第３の実施形態を示す斜視図である。
【図４】従来例を示す斜視図である。
【図５】従来例を示す斜視図である。
１ カード型デバイス
２ スロット挿入部
３ インタフェースコネクタ
４ 通信用コネクタ
５ アンテナ
６，１１，１２ 支持部
７ カバー
８ 接着テープ
９ ケーブルコネクタ
１０ 通信用ケーブル
１３ 嵌合部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｈ０４Ｍ 1/02 Ｇ０６Ｆ 1/00 ３１２Ｑ
３２０Ｅ
Claims (10)
- 【請求項１】 回動式アンテナとデータ通信用コネクタ
を備えた携帯型情報処理装置において、前記回動式アン
テナは、アンテナ収納位置に回動された状態のときに前
記通信用コネクタ部の露出面を覆うカバーとしての機能
を有していることを特徴とする回動式アンテナによる通
信用コネクタ保護方式。 - 【請求項２】 前記回動式アンテナは、該アンテナが使
用されておらず収納位置に回動されている状態のときに
前記データ通信用コネクタ部の露出面を覆う位置に配置
されており、かつ前記アンテナの形状は前記データ通信
用コネクタ部の露出面を覆うことが可能な形状に構成さ
れていることを特徴とする請求項１記載の回動式アンテ
ナによる通信用コネクタ保護方式。 - 【請求項３】 前記回動式アンテナは、その一端が互い
に直交する回動軸を有する２つの支持部によって前記携
帯型情報処理装置に支持されることにより２つの異なる
収納位置に収納可能に構成され、前記２つの収納位置の
内、一方の収納位置内に前記通信用コネクタ部の露出面
が配置されていることを特徴とする請求項１記載の回動
式アンテナによる通信用コネクタ保護方式。 - 【請求項４】 前記回動式アンテナに、前記通信用コネ
クタ部と嵌合する嵌合部を一体に設けたことを特徴とす
る請求項１〜３のいずれかに記載の回動式アンテナによ
る通信用コネクタ保護方式。 - 【請求項５】 回動式アンテナとデータ通信用コネクタ
を備え、携帯型情報処理装置の外部拡張スロットに挿入
されて該スロット内のカードコネクタと接続して使用さ
れるカード型デバイスにおいて、 前記回動式アンテナは、アンテナ収納位置に回動された
状態のときに前記通信用コネクタ部の露出面を覆うカバ
ーとしての機能を有していることを特徴とするカード型
デバイス。 - 【請求項６】 前記回動式アンテナは、該アンテナが使
用されておらず収納位置に回動されている状態のときに
前記データ通信用コネクタ部の露出面を覆う位置に配置
されており、かつ前記アンテナの形状は前記データ通信
用コネクタ部の露出面を覆うことが可能な形状に構成さ
れていることを特徴とする請求項５記載のカード型デバ
イス。 - 【請求項７】 前記回動式アンテナおよび前記データ通
信用コネクタ部は、前記カード型デバイスの前面に配置
されていることを特徴とする請求項５記載のカード型デ
バイス。 - 【請求項８】 前記回動式アンテナは、その一端が互い
に直交する回動軸を有する２つの支持部によって前記携
帯型情報処理装置に支持されることにより２つの異なる
収納位置に収納可能に構成され、前記２つの収納位置の
内、一方の収納位置内に前記通信用コネクタ部の露出面
が配置されていることを特徴とする請求項５記載のカー
ド型デバイス。 - 【請求項９】 前記回動式アンテナの一端には、前記カ
ード型デバイスの側面に配置され該側面と直交する第１
の回動軸を有する第１の支持部と、該第１の支持部によ
って支持されかつ前記第１の回動軸と直交する第２の回
動軸を有する第２の支持部が設けられており、前記回動
式アンテナを前記カード型デバイスの前面または該前面
に隣接する表面の２つの位置に収納可能に構成され、前
記通信用コネクタは前記カード型デバイスの前面に設け
られていることを特徴とする請求項８記載のカード型デ
バイス。 - 【請求項１０】 前記回動式アンテナに、前記通信用コ
ネクタ部と嵌合する嵌合部を一体に設けたことを特徴と
する請求項５〜９のいずれかに記載のカード型デバイ
ス。
Priority Applications (1)
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| JP2001289099A JP3591589B2 (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | 回動式アンテナによる通信用コネクタ保護方式及びカード型デバイス |
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| JP2001289099A JP3591589B2 (ja) | 2001-09-21 | 2001-09-21 | 回動式アンテナによる通信用コネクタ保護方式及びカード型デバイス |
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- 2001-09-21 JP JP2001289099A patent/JP3591589B2/ja not_active Expired - Fee Related
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