JP2001236140A - 電子機器用携帯電話機接続装置 - Google Patents

電子機器用携帯電話機接続装置

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JP2001236140A
JP2001236140A JP2000046979A JP2000046979A JP2001236140A JP 2001236140 A JP2001236140 A JP 2001236140A JP 2000046979 A JP2000046979 A JP 2000046979A JP 2000046979 A JP2000046979 A JP 2000046979A JP 2001236140 A JP2001236140 A JP 2001236140A
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connection
electronic device
portable telephone
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Shigeaki Hayashi
茂明 林
Kenji Ota
賢二 太田
Kuniomi Takamiya
國臣 高宮
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器の接続端子に携帯電話機を電気的に
接続し保持する際に、別途ケーブル等を使用することな
く、電気的に接続され物理的に安定して保持された状態
が得られる電子機器用携帯電話機接続装置を提供するこ
とである。 【解決手段】 携帯電話機接続装置12は、電子機器と
接続可能な第1接続端子4、携帯電話機と結合可能な第
2接続端子8を有する接続端子ユニット5、本体キャビ
ネット2,3からなる本体ユニット1、本体ユニット1
の側面に設けられた支点にて回転可能な可動式端子カバ
ー9、電子機器に係止させる被係止手段2cを備え、接
続端子ユニット5は本体キャビネット2,3に挟持され
て本体ユニット1に組み込まれ、可動式端子カバー9は
回転による開閉に連動して接続端子ユニット5を露出あ
るいは収納状態にし、第1接続端子4を電子機器の接続
端子に接続し被係止手段2cで電子機器が固着可能とな
ることで実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ、ワードプロセッサ、電子手帳、携帯情報端末、
POS、ECR、ゲーム機等を含む電子機器に接続端子
を媒介として携帯電話機を電気的に接続可能とし、これ
を電子機器側で保持するための電子機器用携帯電話機接
続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ、ワード
プロセッサ、携帯情報端末、ゲーム機等の小型形状を含
む電子機器では無線を用いて通信が行われ、この通信を
行う手段としては当該電子機器に携帯電話機を電気的に
接続することで行われている。これらの電子機器と携帯
電話機とを接続する構造としては、一般的に次のような
ものが知られている。
【0003】A)電子機器のカード挿入口にPCカード
(電話接続用カード)を挿入し、このPCカードに設け
られた接続端子に携帯電話機側の接続端子を直結するこ
とにより、当該PCカードを接続媒体として電子機器と
携帯電話機とを接続する(例えば、特開平8−1019
01号公報)。
【0004】B)両端に接続端子を持つ接続用ケーブル
を用い、このケーブルの一方の接続端子を上記PCカー
ドの接続端子に、他方の接続端子を上記携帯電話機の接
続端子にそれぞれ結合することにより、上記PCカード
及び接続用ケーブルを接続媒体として電子機器と携帯電
話機とを接続する。
【0005】しかしながら、上記A)、B)に関して
は、次のような課題を有している。
【0006】上記A)のように携帯電話とPCカードと
を直結する構造では、携帯電話機による荷重や着脱に伴
う物理的負荷が外側接続端子に垂直荷重として作用する
ため強度的負担が大きく、当該接続端子の故障、破損を
招くおそれがある。
【0007】また、上記B)のように携帯電話機と電子
機器との間に接続用ケーブルを介在させる構造では、携
帯電話機の荷重や着脱の負荷が直接PCカード側に加わ
るおそれはないが、携帯電話機が電子機器側に全く支持
されない状態となる。そのため、使用者が電子機器を操
作する際には、携帯電話機を電子機器以外の例えばテー
ブルや膝の上に載せておかねばならず、使い勝手が悪
い。また、誤ってテーブル等から携帯電話機が落下して
破損してしまうおそれもある。また、電子機器に接続し
た携帯電話機を机などの上に置いて通信を行ったり、携
帯電話機を手に持って通信を行う場合には、アンテナ位
置が低くなったり不安定になることによる感度の低下を
招いてデータ通信に失敗することがある。さらに、携帯
電話機で通信したいと思っても、接続に手間が掛かるの
ですぐに行うことができない。
【0008】そこで上記A)、B)の各種問題点を改善
するために下記の技術が提案されている。
【0009】C)特開平11−88487号公報には、
電子機器に、この電子機器本体と接続可能な第1のコネ
クタと携帯電話機と接続可能な第2のコネクタとを備え
た携帯電話接続兼保持用の装置(ケース)を取り付け
て、このケース内に直接携帯電話機を挿し込むなどの操
作を行うことにより電気的に接続するとともに物理的な
保持も行うことができる電子機器用電話機ホルダーに関
する技術が開示されている。
【0010】D)特開平11−88486号公報には、
カード挿入口に挿入されるPCカードを媒介として携帯
電話機とパーソナルコンピュータ等の電子機器とを接続
しながら携帯電話機を支持する電話機ホルダーがPCカ
ードの一端に取り付けられ、このPCカードにはカード
挿入口内で本体の接続端子と結合するための第1コネク
タと携帯電話機をホルダーに挿入することで結合するた
めの第2コネクタが備えられ、カード部がカード挿入口
に挿入された状態で、携帯電話機をホルダーに挿入する
と電気的に接続するとともに物理的な保持も行うことが
できる電子機器用電話機ホルダーに関する技術が開示さ
れている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記
C)、D)に記載の技術においては、なお以下のような
課題を有している。
【0012】前記C)の電子機器用電話機ホルダーの構
造では、上記A)とB)の欠点は改善されるが、装置自
体が大きくて出っ張っているため、これを情報端末装置
に装着して携帯するのは不便であり、端子が露出してい
るために、汚れやホコリの侵入による接触不良のおそれ
がある。
【0013】また前記D)の電子機器用電話機ホルダー
の構造では、PCカード及び隣接するカード挿入口を使
用して電話機ホルダーを取り付ける構造であり、ホルダ
ー部がコンピュータ本体から大きく突出するため、携帯
時には装置を取り外して別途携帯しなければならない。
また、携帯電話機の挿入が奥から手前に向かう方向であ
ることから挿入部位が見にくく操作がしにくいといった
欠点がある。さらに、PCカード挿入口を2つとも占有
するため、携帯電話機を接続した状態では他の機器を接
続することができない。
【0014】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、電子機器本体
に設けられた汎用の拡張用接続端子に携帯電話機を電気
的に接続し、当該携帯電話機を立てた状態で電子機器に
保持する装置であって、電子機器側面の接続端子に電気
的に接続する端子と、携帯電話機に電気的に接続する端
子と、回路基板と、該基板と各端子とを接続する導線
と、電子機器への被係止部と、端子部をホコリや汚れか
ら保護し、携帯電話機の脱落転倒を防ぐ構造を備えた可
動式端子カバーと、該端子カバーに連動して端子ユニッ
トを出し入れする構造とを備え、携帯電話機の接続には
別途ケーブル等を使用することなく、直接本装置に挿入
することにより電気的に接続され、かつ物理的にも安定
して保持された状態が得られる電子機器用携帯電話機接
続装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明における電子機器
用携帯電話機接続装置は、電子機器に設けられた汎用の
拡張用接続端子に携帯電話機を電気的に接続しながら当
該携帯電話機を保持するための電子機器用携帯電話機接
続装置であって、当該携帯電話機接続装置は、電子機器
の電話機との接続端子に電気的に接続可能な第1の接続
端子と、携帯電話機と電気的に結合可能な第2の接続端
子を有する携帯電話機接続端子ユニットと、複数の本体
キャビネットを組み合わせてなる本体ユニットと、前記
本体ユニットの側面に支点を設け、該支点に基づいて回
転可能な可動式端子カバーと、電子機器に設けられた係
止部に当該携帯電話機接続装置を係止させる被係止手段
と、を備え、前記携帯電話機接続端子ユニットは、前記
複数の本体キャビネットに挟持された形態で前記本体ユ
ニットに組み込まれ、前記可動式端子カバーは、該カバ
ーを回転による開閉動作に連動して前記携帯電話機接続
端子ユニットを露出あるいは収納状態にし、前記第1の
接続端子を電子機器の汎用の拡張用接続端子に接続し、
前記被係止手段によって電子機器が固着可能となるよう
に構成したことを特徴とする。
【0016】さらに、本発明における電子機器用携帯電
話機接続装置は、携帯電話機接続端子ユニットに突設さ
れた構造でスライドピンが設けられており、該スライド
ピンに可動式端子カバーの一部が接し、これを前記可動
式端子カバーの回転による開閉動作に連動して移動する
ことで前記携帯電話機接続端子ユニットが前記可動式端
子カバーに干渉することなく駆動され、前記可動式端子
カバーは、前記携帯電話機接続端子ユニットを露出ある
いは収納状態にすることを特徴とする。
【0017】さらに、本発明における電子機器用携帯電
話機接続装置は、可動式端子カバーの回転による開閉動
作に連動して携帯電話機接続端子ユニットを露出させる
ことで、携帯電話機を第2の接続端子に接続可能な挿入
空間を有する状態にすることを特徴とする。
【0018】また、本発明における電子機器用携帯電話
機接続装置は、可動式端子カバーが、携帯電話機の三方
を囲む略コの字形状をなして支持する断面形状を有して
なることを特徴とする。
【0019】また、本発明における電子機器用携帯電話
機接続装置は、携帯電話機の挿入空間に携帯電話機を挿
入し第2の接続端子に接続した際に、可動式端子カバー
の内面に沿う姿勢で、携帯電話機を立てた状態で携帯電
話機を保持することを特徴とする。
【0020】また、本発明における電子機器用携帯電話
機接続装置は、可動式端子カバーを閉じている状態にお
いて、該可動式端子カバーを含む携帯電話機接続装置全
体の厚さが、電子機器の厚さと同等、もしくは同等以下
に構成されてなることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】以下に、本発明における電子機器
用携帯電話機接続装置の実施形態を図面を用いて詳細に
説明する。
【0022】尚、以下の実施例では、わかりやすくする
ために電子機器としてノート型のパーソナルコンピュー
タを用いて説明するが、本発明が対象とする電子機器は
それ以外の例えば、ノート型より小型のパームトップタ
イプのコンピュータやワードプロセッサや電子手帳や携
帯情報端末や携帯用ナビゲーション端末やPOSやEC
Rやゲーム機等を含む携帯電話機が接続されうる電子機
器であればいずれのものであってもよい。
【0023】図1は、本発明の電子機器用携帯電話機接
続装置を電子機器に装着した使用状態における斜視図で
ある。
【0024】図1に示されているように、13はコンピ
ュータで、14が携帯電話機で、12が本発明の電子機
器用携帯電話機接続装置である。コンピュータ13は、
その側面に一例としてUSB規格の接続端子(図示せ
ず)を有し、この接続端子に対して本携帯電話機接続装
置12が挿脱可能とされている。この携帯電話機接続装
置12には、コンピュータ13と接続するための接続端
子(後で説明する)が設けられており、この接続端子を
コンピュータ側の接続端子(図示せず)に挿入すること
でコンピュータ13と電気的に結合され、携帯電話機1
4とコンピュータ13内の回路とが電気的に接続可能な
状態となる。この携帯電話機接続装置12の携帯電話機
14と接する側の端面には、携帯電話機接続端子(後で
説明する)が設けられており、この携帯電話機接続端子
に携帯電話機14を挿入して結合させることで電気的に
接続可能な状態となる。尚、上記で説明したコンピュー
タ13が有している接続端子は、コンピュータに設けら
れている汎用の拡張用接続端子であればよく、その規格
に関してもUBS規格以外のものであってもよい。
【0025】図2は、本発明の電子機器用携帯電話機接
続装置の可動式端子カバーを開けた状態の斜視図であ
る。
【0026】図示しているように、1は本携帯電話機接
続装置12の本体ユニットで、2と3は本体キャビネッ
トで、2cは本体キャビネットの延長上に設けられた被
係止部で、4はコンピュータ13(図1)との電気的な
接続端子で、5は携帯電話機との接続端子ユニットで、
8は携帯電話機との電気的な接続端子(携帯電話機接続
端子)で、9は当該携帯電話機接続装置12の本体ユニ
ット1にある支点に基づいて回転することで開閉可能
(携帯電話機を装着する場合には開いた状態にし、装着
しない場合には閉じた状態にすること)にできるための
可動式端子カバーで、10はビスで可動式端子カバー9
を開閉可能にできるための支点を兼ねている。尚、本体
ユニット1は、主として本体キャビネット2、3から構
成され、本体キャビネットの延長上に設けられた被係止
部2cや、コンピュータ13(図1)との電気的な接続
端子4や、携帯電話機との電気的な接続端子(携帯電話
機接続端子)8を有する携帯電話機との接続端子ユニッ
ト5も含まれるものとする。
【0027】また、コンピュータ13(図1)との電気
的な接続端子4と携帯電話機14(図1)との電気的な
接続端子(携帯電話機接続端子)8の間には、電気信号
を整合する電気回路基板(図示せず)が設けられてお
り、該基板と各端子は電気的(図示せず)に接続されて
いる。
【0028】つまり、本携帯電話機接続装置12は、本
体キャビネット2及び本体キャビネット3と本体キャビ
ネット2に保持されるコンピュータ13(図1)との接
続端子4、本体キャビネット2及び本体キャビネット3
に挟持される電気回路基板(図示せず)、該基板と接続
端子4及び携帯電話機接続端子8を電気的に接続する手
段、例えば導線(図示せず)、本体キャビネット2及び
本体キャビネット3に挟持される携帯電話機接続端子
8、本体キャビネット2及び本体キャビネット3からな
る本体ユニット1の携帯電話機接続端子8のある側に支
点を設けて回転可能に取り付けられた可動式端子カバー
9、本体キャビネット2の延長に設けられた係止部2c
とから構成されてなる。尚、本体ユニット1を構成する
本体キャビネットは上記では2個としたがこの個数に限
定されるものではなく、それ以上の個数であっても、ま
た1つであってもよい。
【0029】次に、本携帯電話機接続装置12のコンピ
ュータ13(図1)への固定方法は、 本体キャビネッ
ト2の延長上にある被係止部2cを用いて行なう。この
被係止部2cは、コンピュータ13(図1)に設けられ
た係止部のネジ穴(図示していない)に合致する穴2c
cを備え、該被係止部2cを貫通するネジにより携帯電
話機接続装置12とコンピュータ13(図1)を結合す
る。これにより物理的に強固に結合されるため、本携帯
電話機接続装置12及びコンピュータ13の接続端子部
に 機械的な力が加わることによる破損を防ぐことがで
きる。尚、携帯電話機接続装置12とコンピュータ13
(図1)を結合する方法は、上記のようにネジによる方
法に限定されるものではなく、コンピュータ13側の構
造にしたがったものであればいずれの手段・方法のもの
であってもよい。例えば、被係止部2cの構造を電話機
のモジュラージャックのような構造やその他の脱着可能
なコネクタ形状のものであってもよい。
【0030】また、携帯電話機接続装置12及びコンピ
ュータ13(図1)に電源を受け渡すための接続端子を
別途設けて電気的に接続するようにして、コンピュータ
13(図1)から携帯電話機14に電源の供給を行い、
携帯電話機14を充電するように構成してもよい。
【0031】図3は、本発明の電子機器用携帯電話機接
続装置を構成する主要部品の組立図である。
【0032】図示されるように、携帯電話機接続装置1
2はいくつかの構成部品から組み立てられており、例え
ば、携帯電話機14(図1)と接続するための携帯電話
機接続端子ユニット5は、携帯電話機接続端子ハウジン
グ6及び携帯電話機接続端子ハウジング7と、これらに
挟持される携帯電話機接続端子8とを備えている。
【0033】この携帯電話機接続端子ハウジング6及び
携帯電話機接続端子ハウジング7が組み合わせられた状
態では、全体として上方に開口する箱状をなして携帯電
話機接続端子8の主要部を収容し、上部開口から携帯電
話機接続端子8の携帯電話機14(図1)との接合部を
露出し、携帯電話機接続端子ユニット5の下部には携帯
電話機接続端子8と電気回路基板(図示せず)を結ぶ手
段(例えば導線)を通す細い穴(図示せず)が形成され
ている。この携帯電話機接続端子ハウジング6及び携帯
電話機接続端子ハウジング7の側壁中央にはそれぞれス
ライドピン6a、7aが突設されて、本携帯電話機接続
装置12が組み立てられた状態において、これらのスラ
イドピン6a、7aがそれぞれ本体キャビネット2及び
本体キャビネット3に設けた長穴2a、3aを貫通して
外側に突出する。携帯電話機接続端子ハウジング6及び
携帯電話機接続端子ハウジング7の外面立壁にそれぞれ
設けられた縦長の突起6b、7b(図3では2個である
が、これに限定されるものではない)は、本体キャビネ
ット2及び本体キャビネット3の内面に設けられた縦長
の突起2b、3bをガイドとして摺動するもので、携帯
電話機接続端子ユニット5が上下に駆動される動きを円
滑にするものである。
【0034】また、携帯電話機接続端子ハウジング6及
び携帯電話機接続端子ハウジング7に設けられたスライ
ドピン6a、7aは、前述のように本体キャビネット2
及び本体キャビネット3の長穴2a、3aを貫通し、本
体ユニット1に対し回転可能に取り付けられた可動式端
子カバー9の両側面に設けられた切り欠きの内側に位置
する。具体的には、前記図2に示された状態でのスライ
ドピン6aがこれに該当している。可動式端子カバー9
を開ける方向の回転動作に伴って、切り欠きの下端部9
aがスライドピン6a、7aに接触し、長穴2a、3a
内を徐々に押し上げられて上方に移動する。即ちスライ
ドピン6a、7aと一体に組まれた携帯電話接続端子ユ
ニット5は本体ユニット1内から露出されることとな
る。また、可動式端子カバー9を開く場合に、スライド
ピン6a、7aが押し上げられて長穴2a、3aの上端
に達すると可動式端子カバー9は移動を止められ、該位
置が可動式端子カバー9の最大の開き角度となる(図2
の状態がこれに該当する)。
【0035】この開き角度及び可動式端子カバー9と携
帯電話機接続端子8との間隔は、現在の携帯電話機筐体
のほとんどが可動式端子カバー9に干渉することなく携
帯電話機接続端子8に接合できるように設定されている
(実際の設計に関しては、各種携帯電話機をテストする
ことでそのサイズ等を決定することが望ましい)。図2
に示されるように可動式端子カバー9が開かれた状態で
は、携帯電話機接続端子8が十分に露出されるため、携
帯電話機14の接続は該電話機を上方から可動式端子カ
バー9に沿った形で携帯電話機接続端子8に挿入する操
作だけで容易に行うことができるとともに、可動式端子
カバー9によって保持される。
【0036】図4は、本発明の電子機器用携帯電話機接
続装置の可動式端子カバーの先端付近における携帯電話
機筐体と可動端子カバーの断面図である。
【0037】図示しているように、可動式端子カバー9
先端付近の断面形状は略コノ字型形状を有し、携帯電話
機接続端子8に挿入された携帯電話機14の筐体を三方
向から支持する。断面形状を図4のような形状とするこ
とで、使用中の動揺や意図しない接触等によって携帯電
話機14が倒れたり、脱落することを防止することがで
きる。また、本実施例における可動式端子カバー9は回
転軸の摩擦により任意位置で静止できるように構成した
ものであるが、バネ等を用いて可動式端子カバー9が自
動的に閉じるような構造にしてもよい。
【0038】図5は、本発明の電子機器用携帯電話機接
続装置の可動式端子カバーを閉じた状態の斜視図であ
る。
【0039】図3も併せて用いて説明すると、可動式端
子カバー9を閉じる方向の回転動作においては、可動式
端子カバー9の側面の切り欠きの上端部9bがスライド
ピン6a、7aに接触し、長穴2a、3a内を徐々に押
し下げられて下方に移動する。つまりスライドピン6
a、7aと一体である携帯電話機接続端子ユニット5は
本体キャビネット1内に収納されることになる。そのた
め、可動式端子カバー9を閉じるとき該カバー9の内面
上壁は携帯電話機接続端子8と干渉することなく、本体
キャビネット1の上面に接する位置まで下降することが
できる。
【0040】図6は、本発明の電子機器用携帯電話機接
続装置を電子機器に装着し不使用の状態における斜視図
である。また、図7は、本発明の電子機器用携帯電話機
接続装置を電子機器に装着して携帯する状態における斜
視図である。
【0041】上記図5の説明箇所で記載したように、携
帯電話機14を接続しない状態においては、可動式端子
カバー9を閉じるとき該カバー9の内面上壁は携帯電話
機接続端子8と干渉することなく、本体キャビネット1
の上面に接する位置まで下降することができる。つま
り、可動式端子カバー9と携帯電話機接続端子ユニット
5との連動により、携帯電話機接続装置12をコンピュ
ータ13と同等もしくはそれ以下の高さ(図7に示すよ
うな状態)に収納することができる。このため、厚み方
向に対しては出っ張りがなくなり、携帯に適した形状と
なる。
【0042】尚、上記図1、図6、図7の各説明では、
本携帯電話機接続装置12のコンピュータ13への接続
は、コンピュータ13の側面としたが、実際にはコンピ
ュータ13側の接続端子が設けられた場所であればいず
れでもよい。
【0043】また、コンピュータ13の外形形状、特に
コンピュータ13を平面に置いた場合の高さ(厚み)
は、コンピュータ13の手前と奥ではフラット(同一な
高さである)なものも存在するが、フラットではなく
(同一な高さでない)例えば手前より奥の方が高い構造
のものも存在している。そのため、このようにフラット
ではない(同一な高さでない)ものの場合には、携帯電
話機接続装置12の可動式端子カバー9の外形をコンピ
ュータ13の高さの角度に合わせた形状とすることで対
応するようにしてもよい。
【0044】以上の構成により、コンピュータと電気的
及び物理的に着脱可能に結合された本携帯電話機接続装
置は、携帯時において携帯電話機による通信を面倒な接
続の手間を掛けることなく迅速確実に行うことが可能と
なる。さらに、携帯電話機接続装置の一部をなして本体
キャビネットに回転可能に取り付けられた可動式端子カ
バーにより携帯電話機との接続端子を保護するため、ホ
コリや汚れによる接触不良を防止する。また、可動式端
子カバーに連動して端子ユニットが本体キャビネットか
ら露出、収納される構造としたことから、携帯電話機を
接続しない時にはコンピュータ本体と同等ないし更に薄
く収納することができる。そのため、コンピュータに取
り付けて持ち歩いても違和感の少ない良好な携帯性が得
られる。さらに携帯電話機が携帯電話機接続装置に取り
付けられた状態においても、可動式端子カバーが携帯電
話機筐体を三方から囲う態をなして該携帯電話機の転倒
や脱落を防止する形状で構成されているため、携帯時の
使用に極めて好適なものとなっている。また、主要構成
部品に樹脂成形された材料を使用するならば、この樹脂
成形品によって部品点数も少なくできることから、低コ
ストで製作組み立てが可能となる。以上のように、本発
明の携帯電話機接続装置は従来にはなかった特有の特徴
・効果を有している。
【0045】尚、ここまで挙げた実施形態における内容
は、本発明の主旨を変えない限り、上記記載に限定され
るものではない。
【0046】
【発明の効果】本発明の電子機器用携帯電話機接続装置
においては、以下の効果が得られる。
【0047】本発明によるコンピュータと電気的及び物
理的に着脱可能に結合された携帯電話機接続装置は、携
帯時において携帯電話機による通信を面倒な接続の手間
を掛けることなく迅速確実に行うことを可能にする。さ
らに、携帯電話機接続装置の一部をなして本体キャビネ
ットに回転可能に取り付けられた可動式端子カバーによ
り携帯電話機との接続端子を保護するため、ホコリや汚
れによる接触不良を防止する。また、可動式端子カバー
に連動して端子ユニットが本体キャビネットから露出、
収納される構造としたことから、携帯電話機を接続しな
い時にはコンピュータ本体と同等ないし更に薄く収納す
ることができるため、コンピュータに取り付けて持ち歩
いても違和感の少ない良好な携帯性が得られる。さらに
携帯電話機が携帯電話機接続装置に取り付けられた状態
においても、可動式端子カバーが携帯電話機筐体を三方
から囲う態をなして該携帯電話機の転倒や脱落を防止す
る形状に構成されているため、携帯時の使用に極めて好
適なものとなっている。また、主要構成部品に樹脂成形
された材料を使用するならば、この樹脂成形品によって
部品点数も少なくできることから、低コストにて製作組
み立てが可能となるなどの本願特有の効果を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器用携帯電話機接続装置を電子
機器に装着した使用状態における斜視図である。
【図2】本発明の電子機器用携帯電話機接続装置の可動
式端子カバーを開けた状態の斜視図である。
【図3】本発明の電子機器用携帯電話機接続装置を構成
する主要部品の組立図である。
【図4】本発明の電子機器用携帯電話機接続装置の可動
式端子カバーの先端付近における携帯電話機筐体と可動
端子カバーの断面図である。
【図5】本発明の電子機器用携帯電話機接続装置の可動
式端子カバーを閉じた状態の斜視図である。
【図6】本発明の電子機器用携帯電話機接続装置を電子
機器に装着し不使用の状態における斜視図である。
【図7】本発明の電子機器用携帯電話機接続装置を電子
機器に装着して携帯する状態における斜視図である。
【符号の説明】
1 本体ユニット 2、3 本体キャビネット 2a、3a 長穴 2b、3b 突起 2c 被係止部(被係止手段) 4 接続端子 5 携帯電話機接続端子ユニット 6、7 携帯電話機接続端子ハウジング 6a、7a スライドピン 6b、7b 突起 8 携帯電話機接続端子 9 可動式端子カバー 10 ビス 12 携帯電話機接続装置 13 コンピュータ(電子機器) 14 携帯電話機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 5/02 G06F 1/00 312K 312E (72)発明者 高宮 國臣 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ ャープ株式会社内 Fターム(参考) 4E360 AA02 AB42 BA04 BC08 CA02 EA24 EB02 EC05 EC12 ED03 FA08 GA53 GB26 5K023 AA07 BB02 DD06 KK04 MM26 NN06 PP02 PP12 5K027 AA11 BB02 HH26 KK02 KK07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子機器に設けられた汎用の拡張用接続
    端子に携帯電話機を電気的に接続しながら当該携帯電話
    機を保持するための電子機器用携帯電話機接続装置であ
    って、 当該携帯電話機接続装置は、 電子機器の電話機との接続端子に電気的に接続可能な第
    1の接続端子と、 携帯電話機と電気的に結合可能な第2の接続端子を有す
    る携帯電話機接続端子ユニットと、 複数の本体キャビネットを組み合わせてなる本体ユニッ
    トと、 前記本体ユニットの側面に支点を設け、該支点に基づい
    て回転可能な可動式端子カバーと、 電子機器に設けられた係止部に当該携帯電話機接続装置
    を係止させる被係止手段と、を備え、 前記携帯電話機接続端子ユニットは、前記複数の本体キ
    ャビネットに挟持された形態で前記本体ユニットに組み
    込まれ、 前記可動式端子カバーは、該カバーを回転による開閉動
    作に連動して前記携帯電話機接続端子ユニットを露出あ
    るいは収納状態にし、 前記第1の接続端子を電子機器の汎用の拡張用接続端子
    に接続し、前記被係止手段によって電子機器が固着可能
    となるように構成したことを特徴とする電子機器用携帯
    電話機接続装置。
  2. 【請求項2】 携帯電話機接続端子ユニットに突設され
    た構造でスライドピンが設けられており、該スライドピ
    ンに可動式端子カバーの一部が接し、これを前記可動式
    端子カバーの回転による開閉動作に連動して移動するこ
    とで前記携帯電話機接続端子ユニットが前記可動式端子
    カバーに干渉することなく駆動され、前記可動式端子カ
    バーは、前記携帯電話機接続端子ユニットを露出あるい
    は収納状態にすることを特徴とする請求項1記載の電子
    機器用携帯電話機接続装置。
  3. 【請求項3】 可動式端子カバーの回転による開閉動作
    に連動して携帯電話機接続端子ユニットを露出させるこ
    とで、携帯電話機を第2の接続端子に接続可能な挿入空
    間を有する状態にすることを特徴とする請求項2記載の
    電子機器用携帯電話機接続装置。
  4. 【請求項4】 可動式端子カバーは、携帯電話機の三方
    を囲む略コの字形状をなして支持する断面形状を有して
    なることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の携帯電話接続装置。
  5. 【請求項5】 携帯電話機の挿入空間に携帯電話機を挿
    入し第2の接続端子に接続した際に、可動式端子カバー
    の内面に沿う姿勢で、携帯電話機を立てた状態で携帯電
    話機を保持することを特徴とする請求項3乃至4のいず
    れかに記載の携帯電話接続装置。
  6. 【請求項6】 可動式端子カバーを閉じている状態にお
    いて、該可動式端子カバーを含む携帯電話機接続装置全
    体の厚さが、電子機器の厚さと同等、もしくは同等以下
    に構成されてなることを特徴とする請求項1または2に
    記載の携帯電話接続装置。
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