JPH10150313A - 携帯情報端末機 - Google Patents

携帯情報端末機

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Publication number
JPH10150313A
JPH10150313A JP8308264A JP30826496A JPH10150313A JP H10150313 A JPH10150313 A JP H10150313A JP 8308264 A JP8308264 A JP 8308264A JP 30826496 A JP30826496 A JP 30826496A JP H10150313 A JPH10150313 A JP H10150313A
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JP
Japan
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antenna
information terminal
portable information
output screen
input
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Application number
JP8308264A
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English (en)
Inventor
Makoto Takemoto
竹本  誠
Wataru Matsumoto
渉 松本
Tsutomu Endo
勉 遠藤
Waid Adam
ウェイド アダム
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は携帯情報端末機において、使用者
の操作性を向上すると共にアンテナによる圧迫感や不快
感を減少させ、同時に実装効率を向上させる。 【解決手段】 この携帯情報端末機は、アンテナ素子に
対して直交する軸まわりに回転可能なアンテナを有する
携帯情報端末機において、情報を表示出力すると共に入
力手段で入力する入出力画面とアンテナの入出力画面側
の回転面との開き角度を、90°を越え 180°未満の角度
に傾けて、アンテナを携帯情報端末機筐体に取り付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は携帯情報端末機に
関し、特に無線通信機能を有する携帯情報端末機のアン
テナの実装構造に適用するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回転可能なアンテナを備えた携帯
情報端末機として、図15に示すように、入出力画面1
02の右側の筐体101の側面に入出力画面102とア
ンテナ104の入出力画面102側の回転面との開き角
度が90°となるようなアンテナ104を備えたものや、
図16に示すように、入出力画面102の上側の筐体1
01の側面に入出力画面102とアンテナ104の入出
力画面102側の回転面との開き角度が90°となるよう
なアンテナ104を備えたものがある。
【0003】また、図17に従来の回転可能なアンテナ
を備えた携帯情報端末機を示し、図18に従来の回転可
能なアンテナを備えた携帯情報端末機の断面を示す。さ
らに図19には、従来の回転可能なアンテナを備えた携
帯情報端末機の使用状態を示す。図17〜図19におい
て、101は筐体、102は筐体101の最大面積を有
する外面に配置された入出力画面、103は入出力画面
102に入力を行うためのペン、104は入出力画面1
02と入出力画面102側の回転面との開き角度が90°
をなすように筐体101に回転可能に取り付けられたア
ンテナ、105及び106は一使用状態でのアンテナ1
04が配される位置である。
【0004】次に動作について説明する。携帯情報端末
機を使用するとき、使用者は図19のようにアンテナ1
04を入出力画面102に対して垂直な位置(105)
まで回転させ、手に持って使用したり卓上や膝の上など
で使用する。このときアンテナ104が、使用者のペン
や指による入力時の手の動きの邪魔となり、操作性が悪
くなる問題があった。また同時にアンテナ104が顔の
方向を向くために、使用者に圧迫感や不快感を与える問
題があった。
【0005】また非使用時には、アンテナ104を側面
に接する位置に回転収納していた。このとき、アンテナ
104は図18のようにアンテナ104の回転面と入出
力画面102が90°をなすように取り付けられていたた
め、製品の幅いっぱいまで入出力画面102や回路基板
等の内部装置を実装することができず、製品幅Wに対す
る入出力画面幅W′の比(W′/W)に制限が生じ、実
装空間に無駄が生じる場合があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述のように従来の携
帯情報端末機における回転可能なアンテナ104は、そ
の回転面が入出力画面102に対して90°をなすように
取り付けられていたため、使用時には使用者の手の動き
の邪魔となったり、アンテナ104が使用者の顔の方向
に向くので、圧迫感や不快感がある等の問題があった。
また製品の幅Wいっぱいまで入出力画面102を実装す
ることができないので、実装効率が悪い問題があった。
【0007】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、使用者の操作性を向上すると共
にアンテナによる圧迫感や不快感を減少させ、同時に実
装効率を向上させ得るアンテナ構造を有する携帯情報端
末機を提案するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
めこの発明に係る携帯情報端末機は、アンテナ素子に対
して直交する軸まわりに回転可能なアンテナを有する携
帯情報端末機において、情報を表示出力すると共に入力
手段で入力する入出力画面とアンテナの入出力画面側の
回転面との開き角度を、90°を越え 180°未満の角度に
傾けて、アンテナを携帯情報端末機筐体に取り付けるも
のである。
【0009】また次の発明に係る携帯情報端末機は、携
帯情報端末機筐体の内部にアンテナを収納するアンテナ
伸縮機構を有するものである。
【0010】また次の発明に係る携帯情報端末機は、ア
ンテナの回転部にクリックストップ手段を配し、アンテ
ナを特定の回転角度でクリックストップ手段で仮固定す
るものである。
【0011】また次の発明に係る携帯情報端末機は、ア
ンテナの回転部に回転制御手段を配し、上記アンテナが
特定の回転角度に制限されて回転するものである。
【0012】また次の発明に係る携帯情報端末機は、ア
ンテナのアンテナ素子を、線状アンテナ、メアンダライ
ンアンテナ、ジグザグアンテナ、ヘリカルアンテナ又は
板状アンテナにしたものである。
【0013】また次の発明に係る携帯情報端末機は、ア
ンテナを収納したときに動作する第2のアンテナを有す
るものである。
【0014】また次の発明に係る携帯情報端末機は、携
帯情報端末機筐体の外側から、アンテナの取り外し及び
取り付けが可能であるものである。
【0015】また次の発明に係る携帯情報端末機は、ア
ンテナの断面形状が、携帯情報端末機筐体の断面形状の
一部をなすものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら、この発
明の実施の形態を説明する。
【0017】実施の形態1.図1、図2はこの発明の実
施の形態1におけるアンテナを実装した携帯情報端末機
である。図3はこの発明の実施の形態1におけるアンテ
ナを実装した携帯情報端末機の断面図である。図4は携
帯情報端末機の入出力画面に表示される画面内容の表示
例である。図1、図2及び図3において、1は回転式ア
ンテナ、2は線状のアンテナ素子、3はアンテナ素子を
保持し電気的接続をするとともに回転させるシャフト、
4は線状のアンテナ素子2とシャフト3を樹脂で保護す
るカバー、5はシャフト3を筐体7に固定させる固定金
具、6は固定金具5を筐体7に取り付けるねじ、7は携
帯情報端末機の筐体である。
【0018】また、8は筐体7の最大外面に面して取り
付けられタッチスクリーン12とLCD13から構成さ
れる入出力画面、9は音声を入力するマイク、10は音
声を出力するスピーカ、11はデータをタッチスクリー
ン12に入力するペン、12はデータを入力するタッチ
スクリーン、13はデータを表示するLCD、14は電
源を供給するバッテリ、15は電源スイッチ、16は機
能やメモリ拡張用の電子回路を持つPCカード、17は
外部機器との間でデータ授受を行う外部インターフェー
スコネクタ、18は情報処理機能を司るシステム基板、
19は入出力画面8とシステム基板18及びシステム基
板18と高周波回路基板20との間を電気的に接続する
基板間コネクタである。
【0019】さらに、20はシステム基板18からのデ
ータを高周波に変換しアンテナ素子2で受信した電波を
システム基板18に伝えるデータに変換する高周波回路
基板、21はシステム基板18と入出力画面8との間に
あってシステム基板18から放射されるノイズを抑制し
システム基板18が外部から受けるノイズを抑制するた
めに導電化処理されたプラスチック成形品でできた上シ
ールドケース、22はシステム基板18と高周波回路基
板20の間にあってシステム基板18から高周波回路基
板20へのノイズを抑制するために導電化処理されたプ
ラスチック成形品でできた中シールドケース、23は高
周波回路基板20の下にあって外部から高周波回路基板
20へのノイズを抑制する下シールドケース、24は高
周波回路基板20とシャフトとを電気的に接続するアン
テナ給電端子である。
【0020】また、図4において、30は電話モードに
移行する電話アイコン、31はアドレス帳を使用するソ
フトウェアを実行するアドレス帳アイコン、32はメモ
帳を作成するソフトウェアを実行するメモ帳アイコン、
33は時計アイコン、34は電子メールを送受信するメ
ールボックスアイコン、35は机以外のほかのシーンへ
移行するドアアイコン、36はスケジュール管理を行う
ソフトウェアを実行するスケジューラーアイコンであ
る。
【0021】次にこの携帯情報端末機の動作について説
明する。この実施の形態1の携帯情報端末機は、電子手
帳やパーソナルコンピュータとしての情報処理機能とセ
ルラ電話機としての無線通信機能とを併せ持つ機器であ
る。まず情報処理装置としての動作を説明する。電源ス
イッチ15を押下し電源を入れると、背面に取り付けら
れたバッテリ14によって電源が供給され、システム基
板18及び高周波回路基板20の回路が起動し、入出力
画面8には図4のような表示が現れる。図4は表示の一
例として、机の上のシーンを表示している。使用者はペ
ン11又は指を用いて、入出力画面8に表示されたメニ
ューやアイコンの中から、タッチスクリーン12上の希
望する物が表示されている場所をタッチし、データの入
力や情報の処理を行う。
【0022】ペン11がタッチされた座標はタッチスク
リーン12が検知し、システム基板18で処理され、希
望のソフトウェアが実行され、LCD13が表示し、音
声がスピーカ10から出力される。またドア35にタッ
チすることで机以外の他のシーン、例えば音量などを調
整するコントロールのシーン、ゲームのシーン、飛行機
のチケット予約センターのシーン等に移動できる。また
内蔵されているPCカード16を用いて機能やメモリを
拡張したり、外部インターフェースコネクタ17を経由
して他の機器とのデータ通信を行うことができる。
【0023】このときアンテナ1は、非使用状態あるい
は無線通信の待ち受け状態である。この回転式アンテナ
1の回転面は入出力画面に対して90°を越え 180°未満
の角度で傾けて実装されているので、図1(A)のよう
にアンテナ1は筐体7の入出力画面8の裏側の角部分に
収納される。このため図3のように製品幅Wに対する入
出力画面幅W′の比(W′/W)を大きくできる。すな
わち、携帯情報端末機の入出力画面8を製品幅Wいっぱ
いまで実装することが可能となり、実装効率を上げるこ
とができる。
【0024】次にセルラ電話としての動作を説明する。
図4の状態で、使用者が入出力画面8に表示されている
電話30をペン11でタッチすると、電話発信のモード
となり電話をかけることができる。入出力画面8に入力
された電話番号やマイク9から入力された音声等は、シ
ステム基板18で処理され、高周波回路基板20により
高周波信号に変換され、アンテナ給電端子24を経由し
てアンテナ1に給電され、電波となって放射される。逆
に、アンテナ1で受信された電波はアンテナ給電端子1
4、高周波回路基板20、システム基板18を経由して
スピーカ10より音声として出力される。
【0025】このときアンテナ1は、図1(C)のよう
に、アンテナ1を収納位置から 180°回転させ、アンテ
ナ1を直立させて一般のセルラ電話と同ように筐体を手
に持って、スピーカを耳に、マイクを口に当てるように
して使用できる。
【0026】さらに、情報処理装置とセルラ電話の機能
を同時に使用するときの動作について説明する。入出力
画面8を使用しながらセルラ電話として無線通信を行う
とき、例えばファクシミリの送受信や電子メールの送受
信を行うときなどには、机の上や手に持った状態で、図
1(B)、図1(D)及び図2のようにアンテナ1を収
納位置から90°回転させる。データの送信の場合は、タ
ッチスクリーン12に入力されたデータがシステム基板
18で処理され、ファクシミリや電子メールのデータが
作成され、LCD13に表示され、システム基板18上
のメモリに記憶される。次にこのデータを送信するソフ
トウェアを実行すると、データは高周波回路基板20、
アンテナ給電端子24を経由してアンテナ1に伝達さ
れ、アンテナ1から電波として放射される。データの受
信の場合はこの逆である。
【0027】このときアンテナ1を収納位置から90°回
転させることで、相手局と偏波面を合わせられ、アンテ
ナ1を収納位置から 180°回転させたときよりも良好な
アンテナ効率が得られる。また、回転式アンテナを回転
面が入出力画面に対して90°を越え 180°未満の角度で
傾けて実装したので、アンテナ1を収納位置から90°回
転させたときでも、入出力画面8へのペンや指によるデ
ータ入力を行うときに手の動きに対して邪魔にならない
位置で、かつアンテナが使用者の顔の方向を向かない位
置にアンテナ1を置くことができる。すなわち、使用者
に対する圧迫感や不快感を格段的に減少させることがで
きる。
【0028】この実施の形態1によれば、回転式アンテ
ナを回転面が入出力画面に対して90°を越え 180°未満
の角度で傾けて実装したので、使用時にアンテナ1を収
納位置から90°回転させたときにはデータを入力する手
の動きの邪魔とならない位置で、かつアンテナが使用者
の顔の方向を向かない位置にアンテナ1を置くことがで
き、使用者に対する圧迫感や不快感を減少させる効果が
ある。またこのアンテナ1は入出力画面8の裏側に実装
することが可能となるので、携帯情報端末機の入出力画
面を製品幅いっぱいまで実装することが可能となり、実
装効率を上げる効果がある。
【0029】実施の形態2.上述した実施の形態1で
は、アンテナ1の動きは回転するのみであったが、この
実施の形態2では、図5〜図7のように回転部にアンテ
ナ1が伸縮する機構を備えるものである。非使用時には
図5(A)〜(C)のようにアンテナ1を筐体7の内部
に収納し、この携帯情報端末機をセルラ電話機として用
いるときには、図6(A)〜(C)のようにアンテナ1
を引き出し、また入出力画面8を使用しながら無線通信
を行うときには、図7(A)〜(C)のようにさらにア
ンテナ1を回転させて使用する。
【0030】この実施の形態2により、非使用時の収納
状態から直接セルラ電話機としての使用に適したアンテ
ナ位置に引き出せるアンテナ構造を実現できる。このよ
うに、回転部にアンテナ1が伸縮する機構を備えたの
で、非使用時の収納状態から直接セルラ電話機としての
使用に適したアンテナ位置に引き出せるアンテナ構造を
実現でき、その分使用者の使い勝手を向上できる。
【0031】実施の形態3.実施の形態1では、アンテ
ナ1が回転するときに特定の回転角度で固定しなかった
が、この実施の形態3では、図8のようにアンテナが特
定の角度でクリックストップするように固定する。この
ことにより、不用意にアンテナの位置が変わることを防
ぎ、常に一定のアンテナ効率が得られる。また、クリッ
クストップしない実施の形態1に比べて、回転操作の操
作感が向上する。固定する角度は、この実施の形態3で
は0°、90°、 120°、 180°としたが、これに限らず
他の角度でも良い。
【0032】この実施の形態3によれば、アンテナ1が
特定の角度でクリックストップするように固定したの
で、不用意にアンテナ1の位置が変わることを防ぎ、常
に一定のアンテナ効率が得られる効果がある。またクリ
ックストップしない実施の形態1に比べて、回転操作の
操作感が向上する効果がある。
【0033】実施の形態4.実施の形態1では、アンテ
ナ1の回転角度に制限を設けなかったが、図7のように
アンテナ1の回転角度を特定の角度の範囲に制限しても
良い。これによって、アンテナ1の回転角度を実施の形
態1よりも小さくすることで、回転に伴う摺動によって
生じる磨耗、接触不良等の問題を、実施の形態1に比べ
て減じることができる。
【0034】この実施の形態4によれば、アンテナ1の
回転角度を0°から90°としたことにより、アンテナ1
の回転角度が実施の形態1よりも小さくなり、回転に伴
う摺動によって生じる磨耗や接触不良等の障害の発生を
実施の形態1に比べて減少できる。
【0035】実施の形態5.実施の形態1では、アンテ
ナ1は図9(A)のように樹脂で保護された線状の素子
を使用していたが、図9(B)のようにアンテナの素子
を線状アンテナ、図9(C)のようにメアンダラインア
ンテナ、図9(D)のようにジグザグアンテナ、図9
(E)のようにヘリカルアンテナ、図9(F)のように
板状アンテナとしても良い。アンテナ1の素子を線状ア
ンテナとすることで樹脂の保護カバーを省略して実施の
形態1に比べて部品点数を減らし安価にできる。またア
ンテナ素子をメアンダラインアンテナ、ジグザグアンテ
ナ、ヘリカルアンテナにすることにより、実施の形態1
よりも小型で実施の形態1と同等のアンテナ効率が得ら
れる。さらにアンテナ素子を板状アンテナにすること
で、実施の形態1に比べてアンテナの剛性を増すことが
できる。
【0036】この実施の形態5によれば、アンテナの素
子を線状アンテナにすることにより、実施の形態1に比
べて安価にでき、またメアンダラインアンテナ、ジグザ
グアンテナ又はヘリカルアンテナにすることにより、実
施の形態1よりも小型で実施の形態1と同等のアンテナ
効率が得られる効果があり、板状アンテナとしたので、
実施の形態1に比べてアンテナの剛性を増す効果があ
る。
【0037】実施の形態6.実施の形態1では、アンテ
ナ1は1本であったが、この実施の形態6では、図1
0、図11のようにアンテナが収納されたときに動作す
る第2のアンテナを備える。これにより、第1のアンテ
ナを収納した状態でも、第2のアンテナを用いて無線通
信を行うことが可能となる。なお図10、図11におい
て70は第1のアンテナであり、71は第1のアンテナ
70が収納されたときに動作する第2のアンテナであ
る。
【0038】図10(A)、(B)は、第1のアンテナ
70に対して回転軸の対称位置に第2のアンテナ71を
備えた携帯情報端末機であり、第2のアンテナ71は第
1のアンテナ70が 180°回転したときには第1のアン
テナ70の収納位置に収納される。また図10(C)、
(D)は、第1のアンテナ70が伸縮可能な機構を備
え、第2のアンテナ71が伸縮可能な機構を備えた第1
のアンテナ70の先端に実装された携帯情報端末機であ
る。さらに図11(A)、(B)は、第2のアンテナ7
1が第1のアンテナ70の回転軸に固定されている携帯
情報端末機である。さらにまた図11(C)は、第2の
アンテナ71が筐体7に固定されている携帯情報端末機
である。
【0039】この実施の形態6によれば、第1のアンテ
ナ70が収納されたときに動作する第2のアンテナ71
を備えたので、第1のアンテナ70を収納した状態で
も、第2のアンテナ71を用いて無線通信を行うことが
可能となる携帯情報端末機を実現できる。
【0040】実施の形態7.実施の形態1では、アンテ
ナ1は筐体7の内側からのねじ6によって取付け及び取
外しを行う構造であったが、この実施の形態7では、図
12のように筐体7の外側からアンテナ1を取付け及び
取外しが可能な構造となされている。図12は、アンテ
ナ1が筐体7の外側から取付け及び取外し可能な構造を
持つ携帯情報端末機のアンテナ取付け部の断面図であ
る。図12において、80は筐体7にインサート成形に
よって固定されたインサートねじである。
【0041】図12のようにアンテナ1は取付け金具5
がインサートねじ80にねじ込まれることで固定され
る。また、固定金具5をゆるめてアンテナ全体を取り外
す。これにより、アンテナ1が故障した場合の交換が実
施の形態1に比べて容易となり、また筐体7を分解する
ことなく、より高性能なアンテナや小型のアンテナに交
換することが可能となる。
【0042】この実施の形態7によれば、筐体7の外側
からアンテナ1を取付け及び取外しが可能な構造とした
ので、アンテナ1が故障した場合の交換が実施の形態1
に比べて容易となり、また筐体7を分解することなく、
より高性能なアンテナや小型のアンテナに交換できる携
帯情報端末機を実現できる。
【0043】実施の形態8.実施の形態1では、アンテ
ナ1の断面形状については特に言及しなかったが、この
実施の形態8では、図13、図14のようにアンテナ1
の断面形状が筐体7の断面形状の一部をなすように形成
する。図13(A)及び(B)、図14(A)は、それ
ぞれこの実施の形態8のアンテナの使用状態における携
帯情報端末機であり、図14(B)は、この実施の形態
8のアンテナ1が携帯情報端末機に収納されたときの断
面図である。これにより、アンテナ1を収納した状態で
の携帯情報端末機において、アンテナ1を携帯情報端末
機と一体であるような外観にできる。
【0044】この実施の形態8によれば、アンテナ1の
断面形状が筐体7の断面形状の一部をなすように形成し
たので、アンテナ1を収納した状態での携帯情報端末機
において、アンテナを携帯情報端末機と一体であるよう
な外観にできる。
【0045】
【発明の効果】上述のようにこの発明によれば、回転式
アンテナを回転面が入出力画面に対して90°を越え 180
°未満の角度で傾けて実装したので、使用時にアンテナ
を収納位置から90°回転させたときにおいてもデータを
入力する手の動きの邪魔とならない位置で、かつアンテ
ナが使用者の顔の方向を向かない位置にアンテナを置く
ことができ、使用者に対する圧迫感や不快感を減少し得
る携帯情報端末機を実現できる。またこのアンテナは入
出力画面の裏側に実装することが可能となるので、携帯
情報端末機の入出力画面を製品幅いっぱいまで実装する
ことが可能となり、その分実装効率を向上し得る携帯情
報端末機を実現できる。
【0046】さらに次の発明によれば、回転部にアンテ
ナが伸縮する機構を備えたので、非使用時の収納状態か
ら直接セルラ電話機としての使用に適したアンテナ位置
に引き出せるアンテナ構造にできる。
【0047】さらに次の発明によれば、アンテナが特定
の角度でクリックストップするように固定したので、不
用意にアンテナの位置が変わることを防ぎ、常に一定の
アンテナ効率が得られる効果がある。また、クリックス
トップしない構造に比べて、回転操作の操作感が向上す
る効果がある。
【0048】さらに次の発明によれば、アンテナの回転
部が特定の回転角度に制限されて回転するようにしたの
で、回転角度を制限しない構造よりもアンテナの回転角
度が小さくなり、回転に伴う摺動によって生じる磨耗、
接触不良等の問題を減じる効果がある。
【0049】さらに次の発明によれば、アンテナの素子
を線状アンテナとすることにより安価にアンテナを形成
でき、またメアンダラインアンテナ、ジグザグアンテ
ナ、ヘリカルアンテナとすることにより線状アンテナよ
りも小型で線状アンテナと同等のアンテナ効率を得るこ
とができ、さらに板状アンテナとすることにより線状ア
ンテナに比べてアンテナの剛性を増加できる。
【0050】さらに次の発明によれば、第1のアンテナ
が収納されたときに動作する第2のアンテナを備えたの
で、第1のアンテナを収納した状態でも、第2のアンテ
ナを用いて無線通信を行うことが可能となる。
【0051】さらに次の発明によれば、筐体の外側から
のアンテナの取付け及び取外しが可能な構造としたの
で、アンテナが故障した場合の交換が筐体を分解する必
要のある構造に比べて容易となり、また、筐体内を分解
することなく、より高性能なアンテナや小型のアンテナ
に交換できる。
【0052】さらに次の発明によれば、アンテナの断面
形状が筐体の断面形状の一部をなすように形成したの
で、アンテナを収納した状態での携帯情報端末機におい
て、アンテナを携帯情報端末機と一体であるような外観
にでき意匠的効果を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による携帯情報端末機の実施の形態
1を示す略線図である。
【図2】 図1の携帯情報端末機の使用状態の説明に供
する略線図である。
【図3】 図1の携帯情報端末機の内部の説明に供する
断面図である。
【図4】 図1の携帯情報端末機の入出力画面に表示さ
れる画面を示す略線図である。
【図5】 この発明による携帯情報端末機の実施の形態
2の上面、正面及び右側面を示す三面図である。
【図6】 図5の携帯情報端末機でアンテナを引き出し
た状態の上面、正面及び右側面を示す三面図である。
【図7】 図5の携帯情報端末機でアンテナを引き出し
さらに回転させた状態の上面、正面及び右側面を示す三
面図である。
【図8】 この発明による携帯情報端末機の実施の形態
3を示す略線図である。
【図9】 この発明による携帯情報端末機の実施の形態
5としてアンテナに用いる種々のアンテナ素子を示す略
線図である。
【図10】 この発明による携帯情報端末機の実施の形
態6を示す略線図である。
【図11】 図10と同様にこの発明による携帯情報端
末機の実施の形態6を示す略線図である。
【図12】 この発明による携帯情報端末機の実施の形
態7の構造を示す断面図である。
【図13】 この発明による携帯情報端末機の実施の形
態8を示す略線図である。
【図14】 図13と同様にこの発明による携帯情報端
末機の実施の形態8を示す略線図である。
【図15】 従来の携帯情報端末機を示す略線図であ
る。
【図16】 従来の携帯情報端末機を示す略線図であ
る。
【図17】 従来の携帯情報端末機を示す略線図であ
る。
【図18】 従来の携帯情報端末機を示す断面図であ
る。
【図19】 従来の携帯情報端末機の使用状態を示す略
線図である。
【符号の説明】
1 回転式アンテナ 2 アンテナ素子 3 シャフト 4 カバー 5 固定金具 6 ねじ 7 筐体 8 入出力画面 9 マイク 10 スピーカ 11 ペン 12 タッチスクリーン 13 LCD 14 バッテリ 15 電源スイッチ 16 PCカード 17 外部インターフェースコネクタ 18 システム基板 19 基板間コネクタ 20 高周波回路基板 21 上シールドケース 22 中シールドケース 23 下シールドケース 24 アンテナ給電端子 30 電話アイコン 31 アドレス帳アイコン 32 メモ帳アイコン 33 時計アイコン 34 メールボックスアイコン 35 ドアアイコン 36 スケジューラーアイコン 70 第1のアンテナ 71 第2のアンテナ 80 インサートねじ 101 筐体 102 入出力画面 103 ペン 104 アンテナ 105 一使用状態でのアンテナ 106 一使用状態でのアンテナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アダム ウェイド 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナ素子に対して直交する軸まわり
    に回転可能なアンテナを有する携帯情報端末機におい
    て、情報を表示出力すると共に入力手段で入力する入出
    力画面と上記アンテナの上記入出力画面側の回転面との
    開き角度を、90°を越え 180°未満の角度に傾けて、上
    記アンテナを上記携帯情報端末機筐体に取り付けること
    を特徴とする携帯情報端末機。
  2. 【請求項2】 上記携帯情報端末機筐体の内部に上記ア
    ンテナを収納するアンテナ伸縮機構を有することを特徴
    とする請求項1に記載の携帯情報端末機。
  3. 【請求項3】 上記アンテナの回転部にクリックストッ
    プ手段を配し、上記アンテナを特定の回転角度で上記ク
    リックストップ手段で仮固定することを特徴とする請求
    項1に記載の携帯情報端末機。
  4. 【請求項4】 上記アンテナの回転部に回転制御手段を
    配し、上記アンテナが特定の回転角度に制限されて回転
    することを特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末
    機。
  5. 【請求項5】 上記アンテナの上記アンテナ素子を、線
    状アンテナ、メアンダラインアンテナ、ジグザグアンテ
    ナ、ヘリカルアンテナ又は板状アンテナにしたことを特
    徴とする請求項1に記載の携帯情報端末機。
  6. 【請求項6】 上記アンテナを収納したときに動作する
    第2のアンテナを有することを特徴とする請求項1に記
    載の携帯情報端末機。
  7. 【請求項7】 上記携帯情報端末機筐体の外側から、上
    記アンテナの取り外し及び取り付けが可能であることを
    特徴とする請求項1に記載の携帯情報端末機。
  8. 【請求項8】 上記アンテナの断面形状が、上記携帯情
    報端末機筐体の断面形状の一部をなすことを特徴とする
    請求項1に記載の携帯情報端末機のアンテナ。
JP8308264A 1996-11-19 1996-11-19 携帯情報端末機 Pending JPH10150313A (ja)

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