JP2003098129A - エネルギー分散型マイクロアナライザ - Google Patents

エネルギー分散型マイクロアナライザ

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JP2003098129A
JP2003098129A JP2001286979A JP2001286979A JP2003098129A JP 2003098129 A JP2003098129 A JP 2003098129A JP 2001286979 A JP2001286979 A JP 2001286979A JP 2001286979 A JP2001286979 A JP 2001286979A JP 2003098129 A JP2003098129 A JP 2003098129A
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analysis
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energy dispersive
sem
edx
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JP2001286979A
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Toshikazu Yurugi
利和 万木
Masuhiro Ito
祐博 伊東
Yoshinori Numata
吉典 沼田
Sikes Keith
サイクス キース
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Oxford Instruments Analytical Ltd
Horiba Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Science Systems Ltd
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Oxford Instruments Analytical Ltd
Horiba Ltd
Hitachi Ltd
Hitachi Science Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専門的な知識や能力がなくても、試料に最適
な分析条件を誰にでも簡単に設定することができ、取り
扱いが簡単でありながらも精度の高い分析結果を得るこ
とのできるエネルギー分散型マイクロアナライザを提供
すること。 【解決手段】 電子顕微鏡11とエネルギー分散型X線
分析装置22とこれらを制御するコンピュータ13,2
4とを備えたエネルギー分散型マイクロアナライザにお
いて、電子顕微鏡11について設定する分析条件と、そ
の条件に対応する条件でエネルギー分散型X線分析装置
22について設定する分析条件とを記憶した記憶媒体1
3a,24aを設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子顕微鏡とエ
ネルギー分散型X線分析装置とこれらを制御するコンピ
ュータとを備えたエネルギー分散型マイクロアナライザ
に関する。
【0002】
【従来の技術】エネルギー分散型X線マイクロアナライ
ザの一つに、走査型電子顕微鏡(以下、SEMという)
と、このSEMに取り付けられた半導体X線検出器から
の信号を処理するエネルギー分散型X線分析装置(以
下、EDXという)とを組み合わせたものがある。この
ようなエネルギー分散型X線マイクロアナライザは、数
μmという微小領域の元素分析を行う装置で、SEMに
よる像観察と同時に、X線分析装置によって観察してい
る部分の「定性分析」、「定量分析」、「X線像による
元素分布の分析」などを行うことができるところから、
従来より金属、セラミックス、半導体などの材料の研究
に利用されているが、近年では、製品のトラブル解析な
ど品質管理の分野などにおいても利用されるようになっ
てきている。
【0003】図5は、従来のエネルギー分散型マイクロ
アナライザの構成を概略的に示すもので、この図におい
て、50はSEM部で、電子顕微鏡やX線検出器などの
SEMのハード部分51と、これを制御するコンピュー
タ52と、キーボードなどの操作部53と、微小部分の
顕微拡大画像などハード部分51からの信号をコンピュ
ータ52において処理することによって得られる画像
(以下、SEM像という)を表示するための表示装置5
4からなる。また、60はEDX部で、EDXのハード
部分61と、これを制御するコンピュータ62と、キー
ボードなどの操作部63と、ハード部分61からの信号
をコンピュータ62において処理することによって得ら
れるX線スペクトルやマッピング像などの画像を表示す
るための表示装置64からなる。
【0004】そして、上記構成のエネルギー分散型マイ
クロアナライザにおいては、図6に示すような手順によ
って分析を行っていた。すなわち、まず、SEM部50
側において、ハード部分51の所定位置に分析対象の試
料をセットし(ステップS71)、SEM部50におけ
る分析において設定すべき条件(「SEM条件」)、例
えば加速電圧、ビーム電流、倍率、入力信号などを調整
した(ステップS72)後、試料に対して電子線を照射
して、試料の観察を行い、その観察に基づいて、SEM
部50における分析条件の調整を行う(ステップS7
4)。次いで、EDX部60側において、「スペクトル
測定条件」(測定時間、プロセスタイム)や、「SEM
像取込条件」(SEM像サイズ、速度、データサイズ)
や、「マッピング条件」(マップサイズ、dwell
time、回数)、「定性・定量条件」などのX線分析
条件を設定した(ステップS75)後、EDX部60に
よって分析を行い(ステップS76)、この分析によっ
て得られたデータを適宜処理して元素分析を行い(ステ
ップS77)、レポート作成を行う(ステップS78)
ようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
エネルギー分散型マイクロアナライザにおいては、図5
に示すように、SEM部50とEDX部60とが互いに
独立しているとともに、図6に示したように、まず、S
EM像を最適条件で観察し、その後、EDX部60にお
いてX線検出効率が最も高くなるように、分析条件をS
EM部50とEDX部60とにおいて個別に設定するよ
うにしていたので、図6におけるステップ73〜ステッ
プS76と間の作業を繰り返し行う、いわゆるカットア
ンドトライの手法を取らざるを得ず、そのため、測定技
術や調整技術に優れた専門的な知識を有する測定者によ
って条件設定を行うようにしても、所望の分析を行うた
めの条件設定にかなりの労力と時間が必要であった。
【0006】なお、このような問題は、SEMとEDX
とを組み合わせたエネルギー分散型X線マイクロアナラ
イザのみならず、電子顕微鏡として透過型電子顕微鏡
(以下、TEMという)とEDXとを組み合わせたエネ
ルギー分散型X線マイクロアナライザにおいても同様に
生じているところである。
【0007】この発明は、上述の事柄に留意してなされ
たもので、その目的は、専門的な知識や能力がなくて
も、試料に最適な分析条件を誰にでも簡単に設定するこ
とができ、取り扱いが簡単でありながらも精度の高い分
析結果を得ることのできるエネルギー分散型マイクロア
ナライザを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、電子顕微鏡とエネルギー
分散型X線分析装置とこれらを制御するコンピュータと
を備えたエネルギー分散型マイクロアナライザにおい
て、電子顕微鏡について設定する分析条件と、その条件
に対応する条件でエネルギー分散型X線分析装置につい
て設定する分析条件とを記憶した記憶媒体を設けたこと
を特徴としている。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、電子顕微
鏡とエネルギー分散型X線分析装置とこれらを制御する
コンピュータとを備えたエネルギー分散型マイクロアナ
ライザにおいて、電子顕微鏡について設定する分析条件
と、その条件に対応する条件でエネルギー分散型X線分
析装置について設定する分析条件とを記憶した記憶媒体
を設けるとともに、記憶された一方の分析条件を設定す
ることにより、その条件に対応する他方の分析条件を設
定することを特徴としている。
【0010】そして、請求項3に記載の発明では、請求
項1または2に記載の発明において、電子顕微鏡で分析
に用いた分析条件と、その条件に対応する条件でエネル
ギー分散型X線分析装置で分析に用いた分析条件とを記
憶媒体に記憶することを特徴としている。
【0011】例えば、試料の性状に合わせた各種のレシ
ピ(最適な分析条件)として、電子顕微鏡について設定
する分析条件と、その条件に対応するエネルギー分散型
X線分析装置についての分析条件とを、制御用コンピュ
ータのメモリ内に保存しておき、試料分析を行う場合に
は、前記記憶されたレシピを前記コンピュータに付設さ
れた表示装置の画面上に呼び出し、前記レシピの中から
選択し、電子顕微鏡およびエネルギー分散型X線分析装
置における分析条件を自動的に設定するのである。その
後、電子顕微鏡による像を見ながら分析領域を指定し、
分析開始ボタンを押すだけで、自動的にX線分析が行わ
れ、分析結果が前記表示装置に表示される。すなわち、
電子顕微鏡側の操作を行うだけでエネルギー分散型X線
分析装置による分析を行うことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の詳細を、図を参
照しながら説明する。図1〜図4は、この発明の一つの
実施の形態を示す。そして、図1は、この発明のエネル
ギー分散型マイクロアナライザ1の構成の一例を概略的
に示す図であって、このエネルギー分散型マイクロアナ
ライザ1は、SEM部10とEDX部20とからなる。
SEM部10は、分析対象である試料Sに電子ビームを
照射し試料Sによって反射された電子線を測定するSE
M11と、このSEM11と接続ケーブル12を介して
接続される制御用コンピュータ13を備えている。この
コンピュータ13は、試料SのSEM像を表示する表示
装置14、ポインティングデバイスとしてのマウス1
5、キーボード16などを備えている。なお、13aは
コンピュータ13内の記憶媒体としてのメモリを示して
いる。また、前記コンピュータ13には、FDなどの記
憶媒体の読取装置が付設してあってもよい。
【0013】そして、EDX20は、前記SEM11部
分にX線検出器21を有するEDX22と、このEDX
22と接続ケーブル23を介して接続される制御用コン
ピュータ24を備えている。このコンピュータ24は、
試料Sに関するX線スペクトルやマッピング像などED
X22によって得られるEDX像を表示するため表示装
置25と、接続ケーブル26を介して接続されるMO2
7、プリンタ28などを備えている。また、24aはコ
ンピュータ24内の記憶媒体としてのメモリを示してい
る。
【0014】また、前記SEM11およびEDX22を
それぞれ制御するコンピュータ13,24は、接続ケー
ブル29で接続されており、互いに通信可能に構成され
ている。つまり、この実施の形態におけるエネルギー分
散型マイクロアナライザ1においては、SEM部10と
EDX部20とがコンピュータ13,24を介して一体
的に接続されている。そして、SEM部10のユーザイ
ンターフェースは、EDX操作画面が用意されており、
これを通してEDX部20をコントロールできるように
してある。そして、SEM部10とEDX部20とのデ
ータの共有化を図っている。
【0015】上記エネルギー分散型マイクロアナライザ
1においては、SEM部10側のコンピュータ13の表
示装置14の画面に表示されるSEM像において、マウ
ス15を用いて分析領域を指定し、分析開始ボタンを押
すことにより、自動的にEDX分析が行われ、分析結果
が前記表示装置14の画面上に表示されるようにしてあ
る。すなわち、SEM部10側の操作だけでEDX22
による分析が可能になっている。なお、この実施の形態
においては、SEM部10の制御用コンピュータ13お
よびEDX部20の制御用コンピュータ24の二つのコ
ンピュータを設けているが、一つのコンピュータによっ
てSEM部10およびEDX部20の制御を統一して行
うことも可能である。
【0016】ところで、SEM11およびEDX22に
よって試料Sについて分析を行うには、SEM1によっ
て試料Sの観察を的確に行い、この試料Sの所定の位置
に電子線を的確に照射し、そのときのX線をX線検出器
21によって検出し、このX線検出器21からの信号を
処理し、X線スペクトルやマッピング像などのEDX像
を得る必要がある。この場合、既に説明しているよう
に、SEM部10における分析において設定すべきSE
M条件と、EDX部20側における各種のX線分析条件
とを的確に設定する必要がある。つまり、試料Sの分析
のために、SEM11およびEDX22のそれぞれにお
ける各種のパラメータを、試料Sについて最適な条件と
なるように設定する必要がある。この条件設定を、従来
のエネルギー分散型マイクロアナライザにおいては、図
6に示したように、非常に煩雑な手法によって行ってい
た。この実施の形態におけるエネルギー分散型マイクロ
アナライザ1においては、以下のようにして、前記条件
設定をきわめて簡便に行えるようにしている。
【0017】すなわち、この実施の形態におけるエネル
ギー分散型マイクロアナライザ1においては、SEM1
1およびEDX22のそれぞれにおける各種のパラメー
タを互いに関連付けたデータとして、図2に示すような
レシピがEDX部20のコンピュータ24のメモリ24
a内に格納されている。このレシピは、各種の試料S、
例えば、「未知試料」、「軽元素試料」、「金属試
料」、「ガラス試料」といった試料Sの性状ごとに、こ
れらの試料Sを分析するときの「SEMについて設定す
る分析条件」と、これに対応する条件で、「スペクトル
測定条件」、「SEM像取込条件」、「マッピング条
件」、「定性・定量条件」などの「EDXについて設定
する分析条件」とを互いに関連付けて一覧表にしたもの
である。
【0018】そして、上記エネルギー分散型マイクロア
ナライザ1において、試料Sの分析を行うには、例えば
図3に示すような手順にしたがって行う。
【0019】(1)まず、前記コンピュータ13を用い
て、表示装置14の画面上に、図4(A)に示すよう
に、分析条件設定画面(分析レシピ画面)40を表示
し、記憶媒体に記憶されているレシピを呼び出し、分析
対象試料に適したまたは適すると思われるレシピを選択
する(ステップS1)。符号41は選択されたレシピ名
である。前記選択によって、図4(A)において符号4
2で示すように、加速電圧、ビーム電流などSEM11
についての分析条件、すなわち、SEM条件が設定され
る。この状態で、前記画面40において、設定ボタン4
3を押すと、同図(B)に示すEDX設定画面44のよ
うに、EDX22についての分析条件、すなわち、ED
X条件が設定され、この設定されたEDX条件はコンピ
ュータ13からEDX部20側のコンピュータ24に送
られる。これにより、レシピの設定が完了する。
【0020】(2)次いで、試料SをSEM11の所定
の位置にセットする(ステップS2)。なお、この試料
セットと前記レシピ設定との順序が逆になってもよい。
【0021】(3)SEM11における加速電圧、ビー
ム電流、焦点、明るさ等の微調整が行われる(ステップ
S3)。
【0022】(4)SEM部10のコンピュータ13に
対して、照射スタートの指令を入力すると、前記微調整
されたSEM条件にしたがって電子線を試料Sに照射
し、試料Sを観察を行う(ステップS4)。
【0023】(5)前記照射スタートの指令は、EDX
部20側のコンピュータ24に送られ、EDX部20も
分析状態となる。これにより、試料Sに対する電子線の
照射によって試料SからX線が生じ、これがX線検出器
21によって検出されることにより、EDXによる分析
が行われる(ステップS5)。なお、例えば一つの試料
Sについて複数の部位を分析するような場合、一つの部
位について前記EDXによる分析が終了すると、ステッ
プS4に戻り、試料Sの観察を行って他の分析部位を特
定した後、EDXによる分析を行う。
【0024】前記EDXによる分析データは、例えばE
DX部20側のコンピュータ24において適宜演算処理
された後、分析結果が表示装置25の画面に表示される
など、分析結果のレポートが行われる(ステップS
7)。
【0025】そして、前記分析結果を見ることにより、
そのときに設定された分析条件(SEM条件およびED
X条件)を保存するか否かを判別することができ、前記
分析で設定した条件が既に保存されているレシピと異な
る場合や、以後の分析に用いて好適と考えられる場合に
は、前記SEM条件とEDX条件とを互いに関連付けて
これを新しいレシピとして保存する(ステップS8)。
このレシピの保存は、SEM部10側のコンピュータ1
3において、そのメモリ13aなどの記憶媒体に記憶す
ることによって行われる。このように、SEM11での
分析条件と、それに対応するEDX2での分析条件とが
互いに関連付けられて記憶され、レシピとして保存され
る。なお、この保存は、SEM部10側のメモリ13a
に限らず、EDX部20側のメモリ24a、またはその
他のコンピュータ読取の可能な記憶媒体において行うこ
ともできる。
【0026】そして、前記分析に用いたのと同様の試料
Sを分析する場合は、前記新たに登録、保存したレシピ
をSEM部10側のコンピュータ13を用いてその表示
装置14の画面に呼び出し、図3に示した分析手順にし
たがってSEM条件とEDX条件を設定すればよいこと
はいうまでもない。
【0027】上述のように、上記実施の形態におけるエ
ネルギー分散型マイクロアナライザ1は、SEM部10
側のコンピュータ13における操作だけでSEM部10
およびEDX部20を制御することができるだけでな
く、SEM11についての最適な分析条件とEDX22
についての最適な分析条件を互いに関連付けてレシピと
して保存することができるので、試料の分析時には、当
該試料の性状に適した、または、これに近いレシピを、
前記コンピュータ13を用いて表示装置14の画面に呼
び出し、前記レシピによってSEM部10およびEDX
部20における分析条件を前記試料に最適に設定するこ
とができるので、専門的な知識や能力がなくても、試料
Sに最適な分析条件を誰にでも簡単に設定することがで
き、所望の分析を簡単に行うことができる。そして、分
析条件が常に最適に設定されるので、分析精度の高い結
果を得ることができる。
【0028】この発明は、上述の実施の形態に限られる
ものではなく、例えば、図1に示す構成において、ED
X部20側のコンピュータ24にも、マウスやキーボー
ドなどを設け、このコンピュータ24によってエネルギ
ー分散型マイクロアナライザ1全体を制御できるように
してもよい。
【0029】また、この発明は、TEMEDXとを組
み合わせたエネルギー分散型X線マイクロアナライザに
おいても同様に適用できることは言うまでもない。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、電子
顕微鏡とエネルギー分散型X線分析装置とこれらを制御
するコンピュータとを備えたエネルギー分散型マイクロ
アナライザにおいて、電子顕微鏡について設定する分析
条件と、その条件に対応する条件でエネルギー分散型X
線分析装置について設定する分析条件とを記憶した記憶
媒体を設けるとともに、記憶された一方の分析条件を設
定することにより、その条件に対応する他方の分析条件
を設定するようにしているので、専門的な知識や能力が
なくても、試料に最適な分析条件を誰にでも簡単に設定
することができ、取り扱いが簡単でありながらも精度の
高い分析結果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のエネルギー分散型マイクロアナライ
ザの構成の一例を概略的に示す図である。
【図2】前記エネルギー分散型マイクロアナライザのコ
ンピュータ内に保存されるレシピの設定内容の一例を示
す図である。
【図3】前記エネルギー分散型マイクロアナライザにお
ける分析手順の一例を示す図である。
【図4】コンピュータにおける設定画面の一例を示す図
である。
【図5】従来のエネルギー分散型マイクロアナライザの
構成を概略的に示す図である。
【図6】従来のエネルギー分散型マイクロアナライザに
おける分析手順を示す図である。
【符号の説明】
1…エネルギー分散型マイクロアナライザ、11…電子
顕微鏡、13…コンピュータ、13a…記憶媒体、14
…表示装置、22…エネルギー分散型X線分析装置、2
4…コンピュータ、24a…記憶媒体。
フロントページの続き (71)出願人 501370901 オックスフォード インスツルメンツ ア ナリティカル リミテッド OXFORD Instruments Analytical Ltd. イギリス国 バッキンガムシャー ハイウ イカム ハリファックス ロード(番地な し) (72)発明者 万木 利和 京都府京都市南区吉祥院宮の東町2番地 株式会社堀場製作所内 (72)発明者 伊東 祐博 茨城県ひたちなか市市毛1040番地 株式会 社日立サイエンスシステムズ内 (72)発明者 沼田 吉典 茨城県ひたちなか市市毛1040番地 株式会 社日立サイエンスシステムズ内 (72)発明者 キース サイクス イギリス国 バッキンガムシャー ハイウ イカム ハリファックス ロード(番地な し) オックスフォード インスツルメン ツ アナリティカル リミテッド内 Fターム(参考) 2G001 AA03 BA05 CA01 FA06 GA01 GA06 GA09 GA11 KA01 5C033 PP05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子顕微鏡とエネルギー分散型X線分析
    装置とこれらを制御するコンピュータとを備えたエネル
    ギー分散型マイクロアナライザにおいて、電子顕微鏡に
    ついて設定する分析条件と、その条件に対応する条件で
    エネルギー分散型X線分析装置について設定する分析条
    件とを記憶した記憶媒体を設けたことを特徴とするエネ
    ルギー分散型マイクロアナライザ。
  2. 【請求項2】 電子顕微鏡とエネルギー分散型X線分析
    装置とこれらを制御するコンピュータとを備えたエネル
    ギー分散型マイクロアナライザにおいて、電子顕微鏡に
    ついて設定する分析条件と、その条件に対応する条件で
    エネルギー分散型X線分析装置について設定する分析条
    件とを記憶した記憶媒体を設けるとともに、記憶された
    一方の分析条件を設定することにより、その条件に対応
    する他方の分析条件を設定することを特徴とするエネル
    ギー分散型マイクロアナライザ。
  3. 【請求項3】 電子顕微鏡で分析に用いた分析条件と、
    その条件に対応する条件でエネルギー分散型X線分析装
    置で分析に用いた分析条件とを記憶媒体に記憶するよう
    にしてなる請求項1または2に記載のエネルギー分散型
    マイクロアナライザ。
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