JP2003096715A - 河川内コンクリート橋脚の補強方法 - Google Patents
河川内コンクリート橋脚の補強方法Info
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Abstract
に生じる橋脚の阻害率の問題や、あるいは鉄板による補
強を行った際に、防錆塗料等を頻繁に塗り替える必要か
らおこるランニングコスト増の問題などを生じることな
しに、既設の河川内コンクリート橋脚を補強できる新規
な補強方法を提供する。 【解決手段】 河川内コンクリート橋脚Pの外周面を筒
状の補強鉄板層1で覆い、その外周面の全面に、高強度
の連続繊維シートからなる繊維補強層2を形成した後、
その外周面に樹脂保護層3を形成する。
Description
内コンクリート橋脚の耐力不足を補い、その強度を向上
するための新規な補強方法に関するものである。
大震災以降、橋梁や橋脚の耐力不足が各地で指摘され、
とくに橋脚についてはその外周をコンクリートや鉄板等
で覆う補強が行われつつある。しかし河川内の、コンク
リート製の橋脚の場合は、法規上の制限や、あるいは技
術的、コスト的な種々の問題があるため、補強作業があ
まり進んでいないのが現状である。
ンクリート層の厚みがどうしても大きくなる(数十c
m)ため、とくに河川の場合、河川流量の減少を考慮し
て、河川を監督する省庁や地方自治体が許可しない場合
が多い。すなわち河川管理者は、河川の流水阻害による
破堤等の問題を生じないために、橋脚の河積阻害率を定
めており、それを上回る補強は許さない。ところが既設
のコンクリート橋脚の多くは、その定められた阻害率ぎ
りぎりの構造寸法に建設されていて、さらにコンクリー
トによる補強をする余裕がない場合が多い。
内のほとんどの橋脚には、法規上の制約があって採用で
きない。一方、鉄板による補強は、コンクリートほどの
厚みを必要としないため、阻害率の問題はさほど生じな
い。しかし鉄板の腐食を防止するため、その表面には防
錆塗料と、それを保護する耐候性塗料とを塗り重ねる必
要があるが、両塗料の塗膜はともに機械的、物理的な衝
撃に弱いため、例えば洪水時の流木の衝突等によって簡
単にはく離するおそれがある。また、耐候性塗料の塗膜
だけでなく防錆塗料の塗膜まではく離した際にそれを補
修せずに放置しておくと、鉄板が腐食して補強の強度が
著しく低下するおそれがあるため、両塗料を定期的に、
頻繁に塗り直す必要もある。その上、とくに水中での塗
り替えは容易でなく、塗り替え作業のコストが高くつく
という問題もある。
の塗り替えに伴うランニングコスト減のメリットが生か
されなくなってしまう。したがって鉄板による補強も、
河川内のコンクリート橋脚ではほとんど採用されていな
いのが現状である。この発明の目的は、阻害率の問題や
ランニングコスト増の問題を生じることなしに、既設の
河川内コンクリート橋脚を補強できる新規な補強方法を
提供することにある。
1記載の発明は、河川内コンクリート橋脚の外周を囲む
ように、鉄板を用いて筒状に形成した補強鉄板層を設
け、この補強鉄板層の外周面の全面に、高強度の連続繊
維シートからなる繊維補強層を形成した後、その外周面
に樹脂保護層を形成することを特徴とする河川内コンク
リート橋脚の補強方法である。請求項1の構成では、鉄
板にて形成した補強用鉄板層と、高強度の連続繊維シー
トにて形成した繊維補強層とによって橋脚を補強してお
り、補強層全体の厚みを、コンクリート補強の場合より
も著しく小さくすることができる。このため阻害率の問
題を生じることがほとんどなく、既設のコンクリート橋
脚を、河川の流水の阻害による破堤等の問題を生じるこ
となしに、また阻害率にかかわる法的な規制を受けるこ
となしに、高強度に補強することができる。
は、従来同様に防錆塗料を塗布するのが好ましいが、請
求項1の構成では、補強用鉄板層の外周面の全面を、繊
維補強層と樹脂保護層とで保護しているため、たとえ洪
水時に、大量の流木等が繰り返し衝突するなどの大きな
衝撃を受けたとしても、繊維補強層を破壊して防錆塗料
の塗膜に傷をつけるような重大な損傷はほとんど発生し
ない。流木等が繰り返し衝突した程度では、最表面の樹
脂保護層が僅かに損傷を受ける程度である。
保護層を、その下の繊維補強層の緩衝効果によって補強
する効果もある。このため樹脂保護層は、従来の耐候性
塗料の層などよりも損傷を受けにくいものとなり、その
下の各層を、これまでよりも強固に保護することができ
る。また、たとえ樹脂保護層が損傷した場合でも、高強
度の連続繊維シートによって形成された繊維補強層によ
って、その下の補強用鉄板とその表面の防錆塗料の塗膜
とを強固に保護することができる。
保護層等を頻繁に塗り替える必要がなく、ランニングコ
スト増の問題を生じることもない。なお特開平10−8
8822号公報、および特許第3050297号公報に
は、それぞれ従来の、鉄板による補強において、鉄板同
士の隙間または継ぎ目を、高強度の連続繊維シートによ
って補強することが記載されている。しかしこれらの公
報に記載の補強方法は、いずれも河川の橋脚を補強する
ことについて考慮したものではない。
繊維シートはあくまでも鉄板同士の隙間や継ぎ目の補強
のみに用いられ、その他の部分では鉄板が露出してお
り、かかる補強方法を河川の橋脚の補強に適用した場合
には、前記のように防錆塗料やその上の耐候性塗料を頻
繁に塗り替える必要が生じるためである。
Pを、この発明の補強方法によって補強した状態の一例
を示す部分切り欠き斜視図である。図に見るようにこの
発明の補強方法においては、まず既設の河川内コンクリ
ート橋脚Pの外周を囲むように、補強鉄板層1を形成す
る。補強鉄板層1は、1枚ないし複数枚の鉄板を所定の
形状に曲げ加工し、かつ溶接やボルト止め等すること
で、図のように河川内コンクリート橋脚Pの断面と相似
の断面形状を有する筒状に形成する。
補強鉄板層1と河川内コンクリート橋脚Pとの隙間に硬
化性の充てん剤Mを注入、充てんして硬化させること
で、両者を一体化する。このうち補強鉄板層1を形成す
る鉄板としては、構造体用などとして供給される各種鋼
板等、橋脚の補強に通常に使用される鉄板がいずれも使
用可能である。鉄板の厚み等は、橋脚のサイズや補強す
べき強度等に応じて適宜、設定できる。
り付ける繊維補強層2が、その形成材料である連続繊維
シートの種類によっては鉄板並みの強度を発揮しうるた
め、鉄板の厚みを、当該鉄板のみで補強する場合の所定
の厚み(道路橋示方書などで定められた方法によって算
出される厚み)より薄くすることもできる。また、鉄板
の厚みは上記所定の厚みとして、繊維補強層2の分だけ
補強の強度を上乗せすることも、もちろん可能である。
あらかじめ防錆塗料の塗膜で被覆しておくのが好まし
い。防錆塗料としては、橋梁や船舶等の錆止めに用いる
通常の防錆塗料がいずれも使用可能であるが、とくに鉄
板に対する密着性や、あるいは後述する連続繊維シート
固定用の接着剤との接着性等を考慮すると、上記接着剤
と同じ樹脂系の防錆塗料を使用するのが好ましい。例え
ばエポキシ樹脂系の接着剤を使用する場合は、エポキシ
樹脂系の防錆塗料〔例えば住友ゴム工業(株)製の商品名
グリップコートC/H200など〕を使用するのが好ま
しい。
表面を研磨あるいはブラスト処理などして、表面に浮き
出た錆などを除去するのが好ましい。また、補強鉄板層
1と河川内コンクリート橋脚Pとを一体化すべく両者の
隙間に注入、充てんする硬化性の充てん剤Mとしては、
例えばエポキシ樹脂等の硬化性樹脂を主成分とするもの
や、あるいはセメント、コンクリート、モルタル等があ
げられる。このうちエポキシ樹脂系の充てん剤として
は、例えば住友ゴム工業(株)製の商品名グリップボッド
GB30などがあげられる。
の全面に、高強度の連続繊維シートからなる繊維補強層
2を形成する。繊維補強層2は、補強鉄板層1の外周面
に硬化性の樹脂を含む接着剤を塗布し、樹脂が硬化する
前に連続繊維シートを貼り付けて、樹脂の硬化にともな
って補強鉄板層1の表面に固定することで形成するのが
好ましい。繊維補強層2のもとになる連続繊維シートと
しては、例えばアラミド繊維、炭素繊維、全芳香族ポリ
エステル繊維、ガラス繊維、およびパラフェニレンベン
ゾビスオキサゾール繊維などの高強度の連続繊維からな
るシート(織布、不織布等)があげられ、中でもパラ系
アラミド繊維の連続繊維シート〔例えば東レ・デュポン
(株)製のケブラー(R)シートなど〕が好適に使用され
る。
基準となる1枚の目付重量が100〜1000g/m2
程度のシートが好ましい。目付重量が100g/m2未
満では、1枚の連続繊維シートによる補強効果が小さ
い。このため十分な補強効果を得るべく、連続繊維シー
トを重ねる枚数が多くなるため、その分だけ補強作業が
煩雑になるおそれがある。また逆に目付重量が1000
g/m2を超える場合は、1枚の連続繊維シートの重量
が重すぎる。このため、通常は垂直面かそれに近い角度
を持った傾斜面である補強鉄板層1の外周面に、後述す
るように接着剤を用いて連続繊維シートを貼り付けるの
が容易でなくなるおそれがある。
るものを、鉄板と分担する補強の割合に応じて1枚単独
で、あるいは2枚以上の複数枚を重ねて使用するのが好
ましい。接着剤としては、例えばエポキシ樹脂系、アク
リル樹脂系、ウレア樹脂系、ウレタン樹脂系、ビニルエ
ステル樹脂系、ポリエステル樹脂系等の種々の硬化性樹
脂系の接着剤があげられるが、河川という水分のある環
境下で、鉄板もしくはその表面の防錆塗料の層と、連続
繊維シートとを高い接着力でもって接着することを考慮
すると、エポキシ樹脂系の接着剤〔例えば住友ゴム工業
(株)製の商品名グリップボッドGB35など〕が好適に
使用される。
布量は、200〜2000g/m2とするのが好まし
い。またとくに連続繊維シートの目付重量が200g/
m2以上である場合は、全塗布量の一部の接着剤を、事
前に、連続繊維シートに含浸させておくと、接着をより
確実に行うことができる。接着剤の事前の含浸量は、2
00〜1500g/m2とするのが好ましい。
するために、貼り付けた連続繊維シートの表面を、脱泡
ローラ等を用いて圧縮して、シート内の気泡をできるだ
け除去するのが好ましい。またこのとき、繊維補強層2
の表面をできるだけ平坦にするために、貼り付けた連続
繊維シートの表面に同じ接着剤を上塗りするのが好まし
い。上塗りする接着剤の量は100〜400g/m2と
するのが好ましい。
合は、やはり事前に、連続繊維シートに同じ接着剤を含
浸させておくのが、とくに各層間の接着を確実に行う上
で好ましい。連続繊維シートを1枚、貼り付けるごと
に、脱泡ローラ等を用いて圧縮して、シート内の気泡を
できるだけ除去するのが好ましいことや、積層した最も
外側の連続繊維シートの表面に同じ接着剤を上塗りする
のが好ましいことも、上記と同様である。
に樹脂保護層3を形成する。樹脂保護層3は、硬化性の
樹脂を含む塗剤を塗布したのち樹脂を硬化させることで
形成するのが好ましい。塗剤としては、例えばエポキシ
樹脂、アクリル樹脂、ウレア樹脂、ウレアウレタン樹
脂、ウレタン樹脂、ビニルエステル樹脂、ポリエステル
樹脂等の種々の硬化性樹脂を含むものがあげられ、とく
に強靭性と即硬化性とを考慮するとウレアウレタン樹脂
系またはウレタン樹脂系の塗剤が好ましく、中でもウレ
アウレタン樹脂系の塗剤〔例えば住友ゴム工業(株)製の
商品名グリップコートU60など〕が好適に使用され
る。
あるのが好ましい。厚みが0.5mm未満では、樹脂保
護層3を形成したことによる、その下の繊維補強層2等
を保護する効果が十分に得られないおそれがあり、逆に
10mmを超えてもそれ以上の保護効果が得られないだ
けでなく、コストアップに繋がるおそれがある。この発
明では、樹脂保護層3の外周面にさらに、図示していな
いが、従来同様の耐候性塗料の層を形成することもでき
る。耐候性塗料としては、例えば住友ゴム工業(株)製の
商品名グリップボッドGB45などがあげられる。
例、比較例に基づいて説明する。 実施例1 補強鉄板層1のモデルとしての鋼板〔SS41、厚み1
2mm〕の片面に、まずエポキシ樹脂系の防錆塗料〔住
友ゴム工業(株)製の商品名グリップコートC/H200
(主剤C200と硬化剤H200を定められた比率で混
合したもの)〕を、塗布量が200g/m2となるよう
に刷毛塗りし、樹脂を硬化させて厚み0.1mmの塗膜
を形成した。
シ樹脂系の接着剤〔住友ゴム工業(株)製の商品名グリッ
プボッドGB35〕を、塗布量が400g/m2となる
ようにヘラ塗りするとともに、パラ系アラミド繊維シー
ト〔東レ・デュポン(株)製のケブラー(R)シートAK−
87、目付重量870g/m2〕に、上記と同じエポキ
シ樹脂系の接着剤を、含浸量が1000g/m2となる
ように、鏝塗りして含浸させた。
て、そのうちシートを、脱泡ローラを用いて圧縮すると
ともに、その表面に、同じ接着剤を、塗布量が200g
/m 2となるようにヘラを用いて上塗りした。そして樹
脂を硬化させて、繊維補強層2のモデルを形成した。繊
維補強層2の厚みは約2mmであった。次にこの繊維補
強層2の表面に、ウレアウレタン樹脂系の塗剤〔住友ゴ
ム工業(株)製の商品名グリップコートU60の主剤と硬
化剤〕を、塗布量が2500g/m2となるように2液
同時スプレー塗布して樹脂を硬化させることで、厚み2
mmの樹脂保護層3を形成して、実施例1の補強のモデ
ルを完成した。
て、比較例1の補強のモデルを完成した。 比較例2 実施例1と同様にして形成した防錆塗料の塗膜の上に、
耐候性塗料〔住友ゴム工業(株)製の商品名グリップボッ
ドGB45〕を、塗布量が200g/m2となるように
ローラー塗りして樹脂を硬化させることで、厚み0.1
mmの塗膜を形成して、従来の鉄板による補強に相当す
る比較例2の補強のモデルを完成した。
ポリマーセメントモルタル〔住友ゴム工業(株)製の商品
名グリップコートSL740/SP240〕を、塗布量
が5000g/m2となるように鏝塗りして硬化させる
ことで、厚み10mmのポリマーセメントモルタル層を
形成して、比較例3の補強のモデルを完成した。
の衝突による損傷から防錆塗料の塗膜を保護する効果を
確認するために、下記の試験を行った。すなわち実施
例、比較例のモデルを、防錆塗料の塗膜などを積層した
側を上にして台盤上に載置し、その上方1mの位置か
ら、流木を想定した鋼丸棒(直径22mm、長さ90c
m、重さ約3kg)を落下させてモデル表面に衝突させ
た際の、損傷の有無および程度を調べた。結果を表1に
示す。
1回の衝突で、防錆塗料の塗膜まで傷が入ってしまうこ
とがわかった。またポリマーセメントモルタル層を形成
した比較例3の補強では、10回の衝突でポリマーセメ
ントモルタル層に浮きや亀裂が発生した。これは、比較
例3の補強におけるポリマーセメントモルタル層の厚み
が僅か10mmであって、従来の補強コンクリート層の
厚み(数十cm)に比べて著しく小さいことから、補強
の効果がほとんど得られないためであった。
で繊維補強層2に浮きが発生した。そしてこのことか
ら、樹脂保護層3を形成しない場合には、繊維補強層2
による、鉄板との補強の分担や、防錆塗料の層を保護す
る効果を期待できないことがわかった。これに対し実施
例1の補強では、樹脂保護層3に、50回の衝突で浮き
が見られ、90回の衝突で傷が見られ、さらに233回
の衝突ではく離が確認されたが、その下の繊維補強層2
は無傷であった。そしてこのことから、樹脂保護層3を
形成した場合には、当該樹脂保護層3による保護効果に
より、その下の繊維補強層2の耐久性を飛躍的に向上し
て、当該繊維補強層2による、鉄板との補強の分担や、
防錆塗料の層を保護する効果が十分に期待できることが
確認された。
方法によって補強した状態の一例を示す部分切り欠き斜
視図である。
Claims (4)
- 【請求項1】河川内コンクリート橋脚の外周を囲むよう
に、鉄板を用いて筒状に形成した補強鉄板層を設け、こ
の補強鉄板層の外周面の全面に、高強度の連続繊維シー
トからなる繊維補強層を形成した後、その外周面に樹脂
保護層を形成することを特徴とする河川内コンクリート
橋脚の補強方法。 - 【請求項2】連続繊維シートとしてパラ系アラミド繊維
のシートを用いる請求項1記載の河川内コンクリート橋
脚の補強方法。 - 【請求項3】補強鉄板層の外周面に硬化性の樹脂を含む
接着剤を塗布し、樹脂が硬化する前に連続繊維シートを
貼り付けて、樹脂の硬化にともなって補強鉄板層の表面
に固定することで繊維補強層を形成する請求項1記載の
河川内コンクリート橋脚の補強方法。 - 【請求項4】硬化性のウレタンウレア樹脂を含む塗剤を
塗布したのち樹脂を硬化させることで樹脂保護層を形成
する請求項1記載の河川内コンクリート橋脚の補強方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001294290A JP2003096715A (ja) | 2001-09-26 | 2001-09-26 | 河川内コンクリート橋脚の補強方法 |
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Publications (1)
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