JP2003096431A - 粘着性ゲル - Google Patents

粘着性ゲル

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JP2003096431A
JP2003096431A JP2001291871A JP2001291871A JP2003096431A JP 2003096431 A JP2003096431 A JP 2003096431A JP 2001291871 A JP2001291871 A JP 2001291871A JP 2001291871 A JP2001291871 A JP 2001291871A JP 2003096431 A JP2003096431 A JP 2003096431A
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Japan
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gel
weight
water
adhesive
meth
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Application number
JP2001291871A
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English (en)
Inventor
Kazuhiro Yoshikawa
吉川  和宏
Shuichi Sasahara
秀一 笹原
Takahiko Fujita
貴彦 藤田
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Sekisui Kasei Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Plastics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高粘着と安定した離型性を有し、保護フィル
ム剥離時にゲルの損傷が起こらない粘着性ゲルを提供す
ることを課題とする。 【解決手段】 重合性単量体と架橋性単量体を共重合さ
せた高分子マトリックス内に、4000〜150000
00の重量平均分子量の非架橋の水溶性高分子と水とが
保持された粘着性ゲルであり、水溶性高分子が、ゲル中
に0.1〜5.0重量%含まれ、ゲルが、1.96N〜
19.6Nの12mmφのステンレスに対する粘着力
と、0.196N/0.02m〜1.96N/0.02
mの二軸延伸ポリエステルフィルムに対する90度剥離
強度を有することを特徴とする粘着性ゲルにより上記課
題を解決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘着性ゲルに関す
る。本発明の粘着性ゲルは、生体用電極、医療用粘着
剤、化粧品、医薬部外品、工業計測用電極、工業用粘着
剤等の原料として好適に用いることができる。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】粘着性
を有する高分子ゲルは、生体用電極や工業計測用途に導
電性高分子ゲルとして、また、経皮吸収製剤や化粧品パ
ック材等として生体をはじめとして各種材料に貼付して
用いられる。例えば、センサー用電極等にゲルが用いら
れる場合、ゲルを計測対象物と電極素子との間に介在さ
せ、安定した計測を行うために、両者を密着固定させる
必要がある。同様に、刺激電極やアース電極にゲルが用
いられる場合は、生体から部分的な剥離が生じると、電
荷の集中がおこり、火傷等の事故につながる危険性があ
る。その他、経皮吸収材や化粧品パック等にゲルが用い
られる場合においても、安定した治療効果を得るために
は、ゲルと生体を密着固定する必要がある。すなわち、
これらの用途に用いるゲルはいずれも、より高粘着であ
ることが望まれる。
【0003】従来から、生体に貼付する材料には工夫が
重ねられ、たとえば、心電図電極においては、食塩水に
ポリビニルアルコールを溶解し、粘度コントロールした
液体をスポンジに含浸させ、電極と生体との間に介在さ
せる方法が知られている。また、化粧品用途において
は、薬効成分を溶解した水溶液に、多価アルコールやポ
リアクリル酸等の水溶性高分子を溶解し、粘度コントロ
ールしたゲル状の液体を不織布に含浸させ、顔面等に貼
付する方法が知られている。しかし、これらの方法で
は、実質水溶性高分子を溶解した粘調な液体として使用
しているだけで、材料の粘着性は殆どなく、また、比較
的短時間で乾燥し、使用不能になる等、機能面に問題が
あった。
【0004】特開平9−154827号公報には、部分
的に加水分解したポリビニルアルコール;アルカリ金属
を含むアンモニウム塩又は有機系塩化物塩より選ばれる
高吸湿性化合物;高電解質塩、例えば塩化ナトリウム又
は塩化カリウムを含んでなる使い捨て電極が記載されて
いる。この使い捨て電極は、ポリビニルアルコール自体
の加水分解化度が制御され、添加する塩の選択による改
良はなされているが、実質、架橋されたマトリックスを
有するわけではない。つまり、樹脂組成物自体には保形
性がなく、流動性を有するため、使用後、皮膚表面に付
着した樹脂の一部が残留したり、電気測定時、厚みの変
動による測定ばらつきが発生したりする場合がある。
【0005】粘着力を有するゲルとして、特開平3−1
62829号公報に記載されたゲルがある。このゲル
は、ビニルピロリドン(共)重合体と(メタ)アクリル
酸(塩)−(メタ)アクリル酸アルキルエステル共重合
体のブレンドポリマーと、電解質及び軟化剤を含有する
ゲルからなる医療用導電性粘着剤である。この公報で
は、ブレンドポリマーの粘調溶液をフィルム上に流延
し、乾燥することにより1mm程度の厚さの粘着剤の層
を備えた粘着シートとしている。しかし、これも実質化
学的な架橋は行っておらず、特開平9−154827号
公報と同様の問題点を有している。また、湿度の変動に
よる影響は防げたとしても、低インピーダンス化のため
に含水量を増やしたり、生体に貼付して使用した場合の
発汗等による過度の水分と接触したりした場合は、吸水
により凝集力が低下して、乾燥前にもともと有していた
流動性が回復する結果になる。
【0006】更に、以上の問題点を克服し、粘着性と保
形性を有する粘着性ゲルを得る方法として特許第280
3886号記載の粘着性ゲルが挙げられる。この粘着性
ゲルは、親水性モノマーと2個以上の(メタ)アクリロ
イル基又はビニル基を有し、かつ分子量が400以上の
多官能化合物を親水性モノマーに対し2.0〜35重量
%含有し、更に、水、可塑剤、電解質及び重合開始剤と
を含むことを特徴としている。
【0007】この粘着性ゲルは、保管中、粘着面に保護
フィルムを貼付しておくのが一般的である。使用する
際、保護フィルムを剥がし、測定や治療の対象物に粘着
面を貼付する。一般的に、保護フィルムは、離型材をコ
ーティングしたり、又はラミネートしたりしてゲルとの
離型性を高める必要がある。特に、高粘着のゲルは、離
型処理されていないフィルムを用いた場合、ゲルとフィ
ルムが癒着し、粘着面が破壊される危険性がある。
【0008】また、特許第2803886号には、粘着
性ゲルの皮膜補強方法としてポリビニルピロリドン、ポ
リビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、ア
ルギン酸ナトリウム及びプルラン等のような合成、半合
成あるいは天然の親水性ポリマーを添加する方法が記載
されている。しかし、皮膜補強効果を得るためにはある
程度の添加量を要する。また、皮膜補強がなされるとい
うことはゲル表面が硬くなり、粘着力は逆に低くなるた
め、逆効果となる。
【0009】離型処理剤としては、シリコーンやフッ素
樹脂等が用いられるが、何れも高価であると共に、特殊
な樹脂との複合体となるため、リサイクルが困難である
と同時に、フッ素樹脂は副生成物発生の可能性から焼却
は容易でない。また、シリコーンの場合、通常のアクリ
ル系等の粘着剤に比べて、ゲルに対してデリケートに作
用することが知られている。具体的には、アクリル系粘
着剤に対しては殆ど影響のない塗工ばらつきでも、粘着
性ゲルの場合は剥離強度の差が大きく現われ、剥離が困
難な部位が発生したり、部分的な破壊を生じたりする危
険性があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記のような状況におい
て、本発明者らは種々の検討を行った結果、本発明を完
成した。かくして本発明によれば、重合性単量体と架橋
性単量体を共重合させた高分子マトリックス内に、40
00〜15000000の重量平均分子量の非架橋の水
溶性高分子と水とが保持された粘着性ゲルであり、水溶
性高分子が、ゲル中に0.1〜5.0重量%含まれ、ゲ
ルが、1.96〜19.6Nの12mmφのステンレス
に対する粘着力と、0.196〜1.96N/0.02
mの二軸延伸ポリエステルフィルムに対する90度剥離
強度を有することを特徴とする粘着性ゲルが提供され
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明における重合性単量体とし
ては、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、フマル酸、イ
タコン酸、クロトン酸、(ポリ)エチレングリコール
(メタ)アクリレート、(ポリ)プロピレングリコール
(メタ)アクリレート、(ポリ)グリセリン(メタ)ア
クリレート等の(メタ)アクリル酸誘導体、(メタ)ア
クリルアミド、及び、N−メチル(メタ)アクリルアミ
ド、N−エチ(メタ)ルアクリルアミド、N−プロピル
(メタ)アクリルアミド、N−ブチル(メタ)アクリル
アミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、ダ
イアセトンアクリルアミド、N,N−ジメチルアミノプ
ロピル(メタ)アクリルアミドとその塩、ターシャルブ
チルアクリルアミドスルホン酸とその塩等の(メタ)ア
クリルアミド誘導体、N−ビニルピロリドン、N−ビニ
ルホルムアミド、N−ビニルアセトアミド等のN−ビニ
ルアミド誘導体、ビニルスルホン酸、アリルスルホン酸
及びその塩等のスルホン酸系単量体の1種又は2種以上
が好ましい。なお、(メタ)アクリルは、アクリル又は
メタクリルのいずれかを意味する。
【0012】ここで、本発明の粘着性ゲルは、(メタ)
アクリル酸誘導体及び/又はポリ(メタ)アクリルアミ
ド誘導体ブロックを含有することが好ましい。このブロ
ックを含有するということは、上記重合性単量体のう
ち、少なくとも(メタ)アクリル酸誘導体又はポリ(メ
タ)アクリルアミド誘導体のいずれか一方、又は両方を
高分子マトリックスが含むことを表す。(メタ)アクリ
ル酸誘導体及び(メタ)アクリルアミド誘導体は、重合
性が良好であり、残存モノマー量の低減が可能である。
特に、本発明に最適な方法である重合性単量体と架橋性
単量体を含むモノマー配合液を重合架橋させる場合は、
重合反応後、精製等により未反応モノマーを除去する工
程を経ずゲルを生成するため、重合時に残存モノマー量
を低減することが望まれる。また、これら(メタ)アク
リル酸誘導体及び(メタ)アクリルアミド誘導体は、水
溶性であると共に非イオン性であることが好ましい。マ
トリックスの直鎖部分が非イオン性であるということ
は、例えば、導電性を要する用途に使用した場合は、電
極素子との適合性が高まり、また、薬剤の担体として用
いる場合は、イオン性の薬剤との相互作用が起こらず、
薬剤の保持性及び徐放性が良好になる。ここに、水溶性
とは水100gに10g以上溶解することを意味する。
また、非イオン性であるということは、遊離の酸又は塩
基の状態の重合性単量体の1重量%水溶液が4〜9のp
Hを示すことを指す。なお、ここにいう高分子マトリッ
クスとは、重合性単量体と架橋性単量体を重合架橋した
マトリックスを指す。
【0013】本発明における架橋性単量体としては、分
子内に重合性を有する二重結合を2以上有しているメチ
レンビス(メタ)アクリルアミド、エチレンビス(メ
タ)アクリルアミド、(ポリ)エチレングリコールジ
(メタ)アクリレート、(ポリ)プロピレングリコール
ジ(メタ)アクリレート、グリセリンジ(メタ)アクリ
レート、グリセリントリ(メタ)アクリレート等の多官
能(メタ)アクリルアミド又は(メタ)アクリレート、
テトラアリロキシエタン、ジアリルアンモニウムクロラ
イド等の1種又は2種以上が好ましい。また、重合性の
二重結合を1以上と、脱離反応や開環反応による架橋性
反応性を有する官能基としてエポキシ基、ヒドロキシル
基、アルコキシ基等を1以上有する、グリシジル(メ
タ)アクリレート、N−メチロールアクリルアミド等も
挙げられる。また、イオンによる架橋を行う場合には、
イオン性重合性単量体の一部に架橋性単量体としての機
能を持たせることも可能である。
【0014】架橋性単量体の添加量は、高分子マトリッ
クス総量に対して、0.02mol%〜2.0mol%
であるのが好ましい。0.02mol%未満の場合、架
橋密度が低く、形状安定性が乏しくなり、生体等に貼付
し、使用後剥離する際に皮膚表面にちぎれたゲルが残留
したり、電気測定に使用する場合は、厚みの変動による
測定ばらつきが生じたりしやすくなる。また、2.0m
ol%を超えて架橋性単量体を使用した場合は、粘着力
が殆どない、硬く脆いゲルになりやすい。
【0015】本発明における非架橋の水溶性高分子とし
ては、架橋構造を有さない、ポリN−ビニルピロリド
ン、ポリビニルアルコール、ポリビニルアルコール部分
鹸化物、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸とその塩
等の合成高分子や、ヒドロキシエチルセルロース、カル
ボキシメチルセルロース等の変成多糖類等の1種又は2
種以上が挙げられる。これら水溶性高分子の重量平均分
子量は4000〜15000000であり、好ましくは
8000〜5000000である。本明細書において、
重量平均分子量は、高分子を水溶液にし、GPC(ゲル
パーミエイションクロマトグラフィー)で測定した値を
意味する。重量平均分子量が4000未満の場合、生体
等にゲルを貼付し、剥離する際、ゲル表面近傍に存在す
る水溶性高分子が皮膚表面に残留し、不快感が残る。更
に、ゲル粘着面と貼付対象物との界面に水溶性高分子が
浮き出した際、低分子量で凝集力に欠けるため、粘着を
阻害する結果となる。重量平均分子量が1500000
0を超える場合は、添加する水溶性高分子の量がたとえ
微量であっても、ゲルを作製する際に調製する配合液の
粘度が高くなりすぎ、均一溶解が困難で、結果として、
均一なゲルが得られない。
【0016】また、これら水溶性高分子の添加量は、ゲ
ルに対して0.1〜5.0重量%である。添加量が0.
1重量%未満の場合、高粘着力なゲルを得ることは可能
であるが、水溶性高分子の添加量が少ないため、ゲルと
二軸延伸ポリエステルフィルムの剥離強度を低下させる
には至らない。逆に、5.0重量%を超える場合、水溶
性高分子添加によるゲルの皮膜補強効果が現れ、保形性
が良好なゲルとなる反面、ゲルが硬くなり、粘着力が低
下する。更に、添加量を多くすると、ゲルを作製する際
に調製する配合液の粘度が高くなりすぎ、場合によって
は、水溶性高分子が凝集し、均一溶解が困難で、結果と
して、均一なゲルが得られない。好ましい水溶性高分子
の添加量は、0.2〜3.5重量%である。
【0017】本発明の粘着性ゲルは、12mmφのステ
ンレスに対して1.96〜19.6Nの粘着力を有す
る。粘着力が1.96N未満の場合、粘着力の絶対値が
低いため、フィルムに対する剥離強度も低くなり、ハン
ドリング性が向上するものの、実使用段階で皮膚等の粘
着対象物に貼付した場合の粘着力が低すぎるため、ゲル
と粘着対象物の間(粘着面)に部分的な浮き上がり、粘
着不良が発生し、場合によっては脱落する危険性があ
る。また、粘着力が19.6Nを超える場合、粘着力が
強すぎるため、仮にフィルム剥離強度を低減し、良好に
剥離できたとしても、実使用段階で粘着対象物に貼付
し、使用後、粘着性ゲルを除去するため、対象物から剥
離する際、例えば、皮膚なら痛みを覚え、剥離後に発赤
等の刺激症状が生じたり、カブレの原因になったりし易
い。また、皮膚以外でも、粘着対象物を破壊したり、逆
に、ゲルが破壊し、粘着対象物表面に残留し、不快感が
生じたり、除去に余分な手間がかかる結果となる。な
お、上記粘着力は、2.94〜9.8Nであることが好
ましい。
【0018】本発明の粘着性ゲルは、二軸延伸ポリエス
テルフィルムに対して0.196〜1.96N/0.0
2mの90度剥離強度を有する。剥離強度が0.196
N/0.02m未満の場合、フィルムからの剥離が容易
で、ハンドリング性の点では良好であるが、保管中や、
輸送の際に、ゲルの自重や振動によりフィルムとの滑り
によるズレが生じる。もともと、粘着面を保護するよう
にフィルムを貼付していても、ズレて、粘着面がフィル
ムからはみ出すと、粘着面にほこりが付着し、汚れた
り、包装袋内部や、ゲル同士、その他様々なものに付着
し、粘着性ゲルの商品としての価値を失ったりする。剥
離強度が1.96N/0.02mを超える場合、フィル
ムの剥離強度が高く、前記のズレの問題は解消される
が、実使用時、人が剥離する際にかなり重く感じ、使い
にくいと判断される。また、無理に剥離しようとする
と、ゲルが破壊したり、フィルムに対してゲルの裏面側
に設けられる支持部材とゲルが剥離したりする等、材料
破壊を伴う危険性がある。なお、上記剥離強度は、0.
294〜1.47N/0.02mであることが好まし
い。
【0019】本発明のゲルに含まれる水は5〜50重量
%であることが好ましく、更に好ましくは、5〜40重
量%である。5重量%未満ではゲルの平衡水分量に対す
る含水量が少なすぎるため、吸湿性が強くなり、ゲルが
経時的に変質する原因となる。また、50重量%を超え
るとゲルの平衡水分量との差が大きくなるため、乾燥に
よるゲルの収縮や、物性の変化が大きくなりやすい。
【0020】本発明の粘着性ゲルに含まれる高分子マト
リックスの濃度は、5〜50重量%が好ましく、より好
ましくは5〜40重量%である。5重量%未満では得ら
れるゲル中のマトリックス濃度が低すぎるため、溶媒を
かかえきれずブリードしやすく、ゲルの腰強度が弱くな
りやすい。一方、50重量%を超える場合は、重合時の
発熱が大きくなりすぎるため、反応が暴走したり、溶媒
の沸点を超えたりする危険性がある。また、沸騰した場
合には気泡が混入するため良好なゲルを得にくい。
【0021】本発明の粘着性ゲルは、湿潤剤を含んでい
てもよい。湿潤剤としては、エチレングリコール、プロ
ピレングリコール、ブタンジオール、グリセリン、ペン
タエリスリトール、ソルビトール等の多価アルコール
類、及び、これら多価アルコールの1種又は2種以上を
単量体として重合されたポリオール類、また、ブドウ
糖、果糖、ショ糖、乳糖等の糖類等の1種又は2種以上
が使用可能である。また、これらの多価アルコール類の
分子内、又は分子の末端にエステル結合、アルデヒド
基、カルボキシル基等の官能基を有していてもよい。
【0022】湿潤剤の濃度は、ゲルに対して10〜80
重量%であることが好ましく、より好ましくは20〜7
0重量%である。10重量%未満では、ゲルの保湿力が
乏しく、水分の蒸散が著しくなり、ゲルの経時安定性に
欠けると共に、柔軟性に欠け、粘着性の付与が困難とな
りやすい。また、80重量%を超える場合は、相対的に
高分子マトリックスや水の濃度が小さくなる。また、重
合性単量体と架橋性単量体、湿潤剤、水を含むモノマー
配合や、水溶性高分子を含むポリマー配合液を作製する
時、粘度が高くなりすぎ、ハンドリングが悪く、溶解が
困難となりやすいと同時に、ゲルに成型する際に気泡が
混入しやすく、また、脱泡作業が困難になりやすい。
【0023】更に、粘着性ゲルは、好ましくは13重量
%以下、より好ましくは10重量%以下の電解質を含ん
でいてもよい。13重量%を超える場合は電解質の溶解
が困難になるため、ゲル内部で結晶の析出が生じたり、
他の成分の溶解を阻害したりする場合がある。また、導
電性能を必要とする場合は比較的多量の電解質を添加す
る場合があるが、実質13重量%を超える電解質を添加
しても電離限界となり導電性能は頭打ちとなり添加する
こと自体意味のない行為となる。導電性能を要求しない
場合は、特に下限を設ける必要はないが、導電性を要求
する場合は0.1重量%以上であることが望ましい。水
分を含んだ粘着性ゲルは、もともと誘電体としての特性
を有し、電極素子と複合して電極を作製した場合は、ゲ
ルの厚さや電極素子面積に応じた電気容量を有する。し
かし、電極のインピーダンス(Z)は、特に1kHz未
満の低周波領域では電解質濃度の影響が大きくなる。更
に、電解質濃度が0.1重量%未満ではインピーダンス
が高くなり、導電性用途に使用可能なゲルは得られな
い。
【0024】本発明に用いることが可能な電解質は、通
常塩である。塩としては、ハロゲン化ナトリウム、ハロ
ゲン化カリウム、ハロゲン化マグネシウム、ハロゲン化
カルシウム等、ハロゲン化アルカリ金属やハロゲン化ア
ルカリ土類金属、その他の金属ハロゲン化物や、各種金
属の、次亜塩素酸、亜塩素酸、塩素酸、過塩素酸塩、硫
酸塩、硝酸塩、燐酸塩、また、アンモニウム塩や、各種
錯塩等の無機塩類、酢酸、安息香酸、乳酸、酒石酸等の
一価有機カルボン酸塩、フタル酸、コハク酸、アジピン
酸、クエン酸等の多価カルボン酸の一価又は二価以上の
塩、スルホン酸、アミノ酸、等の有機酸の金属塩、及び
有機アンモニウム塩の他、ポリ(メタ)アクリル酸、ポ
リビニルスルホン酸、ポリターシャルブチルアクリルア
ミドスルホン酸、ポリアリルアミン、ポリエチレンイミ
ン等の高分子電解質の塩が挙げられる。なお、配合作製
時には不溶性で、配合液中に分散した形態であっても、
時間とともにゲル中に溶解させることも可能である。こ
のような電解質として、珪酸塩、アルミン酸塩や金属酸
化物、水酸化物が挙げられる。
【0025】上記電解質は、ゲルの導電性能を向上させ
るために添加する場合がほとんどであるが、その他の目
的として酸性塩、塩基性塩、多官能塩を用いてpH調整
することも可能である。また、ゲルに薬効をもたせるた
めに、ゲルに塩を形成した薬効成分を添加する場合があ
る。更に、保湿性能の向上や抗菌性を持たせる目的で添
加する場合がある。
【0026】本発明における粘着性ゲルは、必要に応じ
て防腐剤、殺菌剤、防黴剤、防錆剤、酸化防止剤、安定
剤、香料、界面活性剤、着色剤等や、抗炎症剤、ビタミ
ン剤、美白剤等その他の薬効成分を適宜添加してもよ
い。本発明における粘着性ゲルを得る方法としては、例
えば、重合性単量体、架橋性単量体、水、非架橋の水溶
性高分子及び必要に応じて重合開始剤を溶解又は均一分
散し、加熱又は紫外線照射等を行うことにより重合させ
ることで得る方法が挙げられる。また、あらかじめ重合
反応によって形成された高分子マトリックスに、水や非
架橋の水溶性高分子等を含浸させることも可能である。
また、重合性単量体のみを重合させた直鎖状高分子、
水、非架橋の水溶性高分子等を溶解又は均一分散して得
られるポリマー配合液に、架橋性単量体、又は、触媒を
添加して直鎖状高分子と架橋性単量体を反応させること
によりマトリックスを生成する方法も可能である。
【0027】更に詳しくは、高分子マトリックスの架橋
を例えばイオンにより行う場合は、そのイオンと同じ極
性を有する水溶性高分子を使用することが好ましい。ま
た、エポキシ架橋により行う場合は、ヒドロキシル基や
カルボキシル基を有する水溶性高分子は、架橋反応に関
与し、マトリックスに取り込まれる恐れがある。そのた
め、先に直鎖状高分子を形成した後に架橋反応を行う場
合は、架橋反応の種類と水溶性高分子の組み合わせを選
択する必要がある。なお、重合性単量体と架橋性単量体
を含むモノマー配合液を重合架橋させる際は、水溶性高
分子内に反応性を有するビニル基が存在していない限
り、どのような水溶性高分子も使用可能であり、より好
都合である。また、上記薬効成分を含む場合、その添加
方法としては、あらかじめ配合液に溶解又は分散させ、
高分子マトリックスを形成する方法と、一旦生成した粘
着性ゲルに後から添加する方法が挙げられる。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例を用いて更
に説明するが、本発明はこれら実施例及び比較例により
限定されることはない。 実施例1 重合性単量体としてのアクリルアミド(Fw:71)2
0重量%と、水20重量%と、電解質(中性塩)として
の塩化ナトリウム3重量%と、架橋性単量体としての
N,N’−メチレンビスアクリルアミド(Fw:15
4)0.02重量%(0.046mol%)と、水溶性
高分子としてのBASF社製ポリビニルピロリドン(PV
P);Colloidon K-90(重量平均分子量:110000
0)0.25重量%と、紫外線重合開始剤としてのチバ
ガイギー社製イルガキュア184(1-hydroxy-cyclohexy
l phenylketone)0.5重量%と、湿潤剤としての多価
アルコール(グリセリン)を全体で100重量%になる
ように加え、攪拌溶解してモノマー配合液を作製した。
次にガラス上に置いたシリコン処理を施した厚さ100
μmの二軸延伸ポリエステルフィルム上のポリカーボネ
ート製型枠(130mm×130mm、厚さ1.0m
m)にモノマー配合液を流し込み、更に型枠上にシリコ
ン処理を施していない38μmの二軸延伸ポリエステル
フィルムを気泡が入らないように置き、石英ガラスを乗
せて厚みを制御したものを作製した。これをピーク強度
50mW/cm2の紫外線ランプに60秒照射して取り
出し、型枠より切り出してサンプルとした。
【0029】実施例2 PVP K-90を0.5重量%使用したこと以外は実施例1
と同様に作製した。
【0030】実施例3 PVP K-90を4.5重量%使用したこと以外は実施例1
と同様に作製した。
【0031】実施例4 PVP K-90の代わりにPVP K-30(重量平均分子量:45
000)を使用したこと以外は実施例2と同様に作製し
た。
【0032】実施例5 PVP K-90の代わりにPVP K-17(重量平均分子量:90
00)を使用したこと以外は実施例2と同様に作製し
た。
【0033】実施例6 PVP K-90の代わりにポリアクリルアマイド(重量平均
分子量:10000000)を使用し、添加量を1.0
重量%としたこと以外は実施例1と同様に作製した。
【0034】実施例7 PVP K-90の代わりにダイセル化学工業社製ヒドロキシ
エチルセルロース(HEC)SP500を使用したこと以外は実
施例2と同様に作製した。
【0035】比較例1 PVP K-90を添加しなかったこと以外は実施例1と同様
に作製した。
【0036】比較例2 PVP K-90を0.05重量%使用したこと以外は実施例
1と同様に作製した。
【0037】比較例3 PVP K-90を8.0重量%使用したこと以外は実施例1
と同様に作製した。
【0038】比較例4 PVP K-90を10重量%使用したこと以外は実施例1と
同様に作製したが、モノマー液が完全に溶解せず、ゲル
を作製することができなかった。
【0039】比較例5 PVP K-90の代わりにポリアクリルアマイド(重量平均
分子量:18000000)を使用し、添加量を0.5
重量%としたこと以外は実施例1と同様に作製したが、
モノマー液が完全に溶解せず、ゲルを作製することがで
きなかった。
【0040】比較例6 PVP K-90を添加せず、架橋性単量体としてのN,N’
−メチレンビスアクリルアミドを1.0重量%(2.3
mol%)使用したこと以外は実施例1と同様に作製し
た。
【0041】(90度剥離強度測定)上記実施例及び比
較例の高分子ゲルを20mm×120mmに切り出して
サンプル片とし、実施例1〜7と比較例1、2、4につ
いて、JIS粘着テープ・粘着シート試験法Z0237-1980
に記載の90度引き剥がし法によって、粘着性ゲルと3
8μm二軸延伸ポリエステルフィルムのフィルム剥離強
度(N/0.02m)を測定した。この結果を表1に示
した。
【0042】(ステンレスに対する粘着力)ゲル自体の
粘着力を評価するために、垂直粘着力を垂直引張り試験
法(治具先端12mmφ、材質SUS304)により測
定した。この結果も合わせて表1に示した。
【0043】
【表1】
【0044】上記の結果から、実施例1〜7は1.96
N/0.02m以下の良好なフィルム剥離強度を示し
た。それに対し比較例1、2は3.92N/0.02m
前後の高い値を示し、剥離時にゲルの伸びやちぎれが観
察された。また、ゲル自体の粘着力も実施例1〜7は、
水溶性高分子を添加していない比較例1に比較して粘着
力は低下しなかった。また、比較例3では、水溶性高分
子添加量が多いため、皮膜補強効果が発現し、フィルム
剥離強度が低下すると同時に、ゲルの粘着力も低下し
た。更に、比較例6のように、架橋密度を調整してゲル
自体の粘着力を低下させるとフィルム剥離強度も低下す
るが、ゲルの粘着力を要求される用途には使用できな
い。以上のことから、実施例1〜7のような構成で重合
を行ったゲルは、粘着力の低下を引き起こさずにフィル
ム剥離強度を下げられることを示している。
【0045】
【発明の効果】本発明の粘着性ゲルは、高粘着でありな
がら、特に高度な処理をせずとも安定した離型性が得ら
れるため、保護フィルム剥離が容易であり、かつ保護フ
ィルム剥離時にゲルの損傷が起こらない良好な粘着性ゲ
ルが得られる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09J 153/00 C09J 153/00 Fターム(参考) 4C076 AA75 BB31 EE12A EE13A 4C083 AD071 AD091 BB36 CC07 DD41 EE05 4J040 BA082 DD022 DF012 DF102 DH032 DM001 GA07 GA17 GA22 GA25 JA05 JB09 LA01 LA06 NA02 NA19

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重合性単量体と架橋性単量体を共重合さ
    せた高分子マトリックス内に、4000〜150000
    00の重量平均分子量の非架橋の水溶性高分子と水とが
    保持された粘着性ゲルであり、水溶性高分子が、ゲル中
    に0.1〜5.0重量%含まれ、ゲルが、1.96〜1
    9.6Nの12mmφのステンレスに対する粘着力と、
    0.196〜1.96N/0.02mの二軸延伸ポリエ
    ステルフィルムに対する90度剥離強度を有することを
    特徴とする粘着性ゲル。
  2. 【請求項2】 高分子マトリックスが、重合性単量体に
    由来する直鎖単位中に、ポリ(メタ)アクリル酸誘導体
    及び/又はポリ(メタ)アクリルアミド誘導体ブロック
    を含有する請求項1に記載の粘着性ゲル。
  3. 【請求項3】 ゲルが13重量%以下の電解質塩を含む
    請求項1又は2に記載の粘着性ゲル。
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