JP2003096115A - 樹脂組成物及び接着剤 - Google Patents

樹脂組成物及び接着剤

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JP2003096115A JP2001293534A JP2001293534A JP2003096115A JP 2003096115 A JP2003096115 A JP 2003096115A JP 2001293534 A JP2001293534 A JP 2001293534A JP 2001293534 A JP2001293534 A JP 2001293534A JP 2003096115 A JP2003096115 A JP 2003096115A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 難燃性及び耐歪み性が要求される金属等の薄
板の被着体に効果的に使用できる樹脂組成物、特に接着
剤組成物の提供。 【解決手段】 重合性ビニルモノマー、重合開始剤、還
元剤、ポリリン酸誘導体、有機リン酸エステル及び金属
水酸化物を含有する樹脂組成物。さらに、エラストマー
成分を含有してもよい。重合性ビニルモノマーは重合性
(メタ)アクリル酸誘導体が好ましく、23℃での樹脂
組成物の硬化体の貯蔵弾性率は1500MPa以下が好
ましい。重合開始剤を含有する第一剤と還元剤を含有す
る第二剤に分ける二剤型樹脂組成物にしてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐熱性、難燃性に
優れた樹脂組成物、特に接着剤硬化後の内部応力を低減
した常温硬化型の接着剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】省力化、省資源及び省エネルギーの点
で、常温下、短時間で接着する接着剤として、常温速硬
化型接着剤組成物が使用されている。従来、常温速硬化
型接着剤組成物としては、二剤型速硬化エポキシ系接着
剤組成物、嫌気性接着剤組成物、瞬間接着剤組成物及び
第二世代のアクリル系接着剤組成物(SGA)が知られ
ている。
【0003】二剤型速硬化エポキシ系接着剤は、主剤と
硬化剤を計量、混合して被着体に塗布し、主剤と硬化剤
の反応により硬化するものである。しかしながら、二剤
型速硬化エポキシ系接着剤はより高い剥離強度と衝撃強
度が要求されている。
【0004】嫌気性接着剤は、被着体間において接着剤
組成物を圧着して空気を遮断することにより硬化するも
のである。しかしながら、嫌気性接着剤組成物は、圧着
する際に接着剤組成物の一部が被着体からハミ出した場
合、ハミ出した部分が空気に接触しても硬化する性質が
要求されている。又、被着体間のクリアランスが大きい
場合にも硬化する性質が要求されている。
【0005】瞬間接着剤は通常シアノアクリレートを主
成分とし、作業性に優れている。しかしながら、より高
い剥離強度や衝撃強度が要求されている。
【0006】SGAは二剤型接着剤であるが二剤の正確
な計量を必要とせず、計量や混合が不完全でも二剤の接
触だけで、常温で数分〜数十分で硬化するために、作業
性に優れ、しかも剥離強度や衝撃強度が高く、ハミ出し
部分の硬化も良好であるために、広く用いられている。
【0007】しかしながら、SGAは有機高分子化合物
を含有する組成物であるため、SGAにより接着した接
合体は加熱されたり、炎に接した場合は、高分子鎖の解
重合や熱分解を生じ、接着剤としての機能が果たせなく
なるおそれがある。その結果、加熱されたり、炎に接す
る恐れのある用途には、従来のSGAの使用は制限され
ている。
【0008】この結果、接合部が加熱されたり、炎に接
する恐れのある用途には、難燃性を付与した両面テープ
を用いる方法や溶接工法が採用されている。
【0009】難燃性を付与した両面テープを用いる方法
として特開平9−194797号公報や特開平10−1
40094号公報に、光重合開始剤とポリリン酸アンモ
ニウムを添加した速硬化型難燃性両面テープが開示され
ている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】光重合開始剤とポリリ
ン酸アンモニウムを添加する方法は、被着体に紫外線を
照射する必要があるために金属等の光を通さない被着体
の接着には使用出来ず、又、接着力が小さいために長期
間高荷重が加わる用途には適さず、耐久性の改善が要求
されている。
【0011】特開平8−198907号公報には、芳香
族環を臭素化した難燃剤と三酸化アンチモンとを配合し
た難燃性両面テープが開示されている。しかしながら、
ハロゲン化合物と三酸化アンチモンの難燃性化合物の組
み合わせは相乗効果により難燃性は優れるものの、加熱
時に被着体が金属等の場合、被着体を腐食するガスを発
生する恐れがあるため、改善が要求されている。
【0012】被着体が金属の場合には、接合に有機化合
物を用いない溶接工法では高温に曝されても接合部位が
剥がれ落ちないメリットはあるものの、溶接時に発生す
る熱により接合体に歪みが発生してしまい、歪みの除去
作業が必要であるという課題がある。又、意匠性が必要
な金属パネルでは外観が損なわれるという課題がある。
【0013】本発明は、特定の成分を有する組成物が、
人体や環境への悪影響が少なく、難燃性を有すると共
に、金属等の薄板を接着した際には接着歪みが小さいの
で外観が良好な構造体が得られるとの知見を得て、本発
明を完成するに至った。
【0014】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、重合性
ビニルモノマー、重合開始剤、還元剤、ポリリン酸誘導
体、有機リン酸エステル、及び金属水酸化物を含有して
なる樹脂組成物であり、エラストマー成分を含有してな
る樹脂組成物であり、重合性ビニルモノマーが(メタ)
アクリル酸誘導体である樹脂組成物であり、23℃での
硬化体の貯蔵弾性率が、1500MPa以下である樹脂
組成物であり、樹脂組成物を第一剤及び第二剤に分け、
第一剤が少なくとも重合開始剤を含有してなり、第二剤
が少なくとも還元剤を含有してなる二剤型樹脂組成物で
あり、接着剤であり、樹脂組成物の硬化体であり、接着
剤により接合してなる接合体である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明を詳細に説明する。本発明
の樹脂組成物は(1)重合性ビニルモノマー、(2)重
合開始剤、(3)還元剤及び必要に応じて用いる(7)
エラストマー成分を含有する樹脂組成物と、(4)ポリ
リン酸誘導体、(5)有機リン酸エステル、及び(6)
金属水酸化物を含有する。尚、本発明の樹脂組成物は、
パラフィン類や酸化防止剤を含有してもよい。
【0016】本発明で使用する(1)重合性ビニルモノ
マーは、ラジカル重合可能であればいかなるものでもよ
いが、硬化速度等の点で、(メタ)アクリル酸誘導体で
あることが好ましく、重合性ビニルモノマー100質量
部中、(メタ)アクリル酸誘導体が70質量部以上であ
ることがより好ましく、重合性ビニルモノマーが全て
(メタ)アクリル酸誘導体であることが最も好ましい。
【0017】ここで(メタ)アクリル酸誘導体とは、ア
クリル酸誘導体及び/又はメタクリル酸誘導体をいう。
これらは通常、液状ないし固形状のものが使用される。
(メタ)アクリル酸誘導体としては例えば、次のような
ものがある。
【0018】(i) 一般式 Z−O−R1 で示される単量体。
【0019】(式中、Zは(メタ)アクリロイル基、CH
2=CHCOOCH2−CH(OH)CH2−基、又はCH2 =C(CH3)COOCH2
−CH(OH)CH2−基を示し、R1は水素、炭素数1〜20の
アルキル基、シクロアルキル基、ベンジル基、フェニル
基、テトラヒドロフルフリル基、グリシジル基、ジシク
ロペンチル基、ジシクロペンテニル基、(メタ)アクリ
ロイル基及びイソボルニル基を示す)
【0020】このような単量体としては例えば、(メ
タ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸シクロヘキ
シル、(メタ)アクリル酸ベンジル、(メタ)アクリル
酸テトラヒドロフルフリル、(メタ)アクリル酸ジシク
ロペンチル、(メタ)アクリル酸ジシクロペンテニル、
グリセロール(メタ)アクリレート、グリセロールジ
(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレ
ート及び(メタ)アクリル酸等がある。これらの中で
は、接着性が大きく、歪みが小さい点で、(メタ)アク
リル酸メチル及び/又はイソボルニル(メタ)アクリレ
ートが好ましく、(メタ)アクリル酸メチルとイソボル
ニル(メタ)アクリレートを併用することがより好まし
い。(メタ)アクリル酸メチルとイソボルニル(メタ)
アクリレートを併用する場合、組成比は質量比で(メ
タ)アクリル酸メチル:イソボルニル(メタ)アクリレ
ート=60〜95:5〜40が好ましく、80〜90:
10〜20がより好ましい。
【0021】(ii)一般式 Z−O−(R2O) p −R1 で示される単量体。
【0022】(式中、Z及びR1は前述の通りである。
R2は−C2H4−、−C3H6−、−CH2CH(CH3)−、−C4H8−
又は−C6H12−を示し、pは1〜25の整数を表す)
【0023】このような単量体としては例えば、2−ヒ
ドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ
プロピル(メタ)アクリレート、エトキシエチル(メ
タ)アクリレート、ポリエチレングリコール(メタ)ア
クリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、
ジシクロペンテニルオキシエチル(メタ)アクリレー
ト、フェノキシジエチレングリコール(メタ)アクリレ
ート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレー
ト及び1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレー
ト等がある。これらの中では、接着性が大きく、接着後
の被着体の接着歪みが小さい点で、2−ヒドロキシエチ
ル(メタ)アクリレートが好ましい。
【0024】(iii)一般式
【化3】 で示される単量体。(式中、Z及びR2は前述の通りで
ある。R3は水素又は炭素数1〜4のアルキル基を示
し、qは0〜8の整数を表す)
【0025】このような単量体としては例えば、2,2
−ビス(4−(メタ)アクリロキシフェニル)プロパ
ン、2,2−ビス(4−(メタ)アクリロキシエトキシ
フェニル)プロパン、2,2−ビス(4−(メタ)アク
リロキシジエトキシフェニル)プロパン、2,2−ビス
(4−(メタ)アクリロキシプロポキシフェニル)プロ
パン及び2,2−ビス(4−(メタ)アクリロキシテト
ラエトキシフェニル)プロパン等がある。
【0026】(iv)前記(i)、(ii)又は(ii
i)記載の単量体に含まれない多価アルコールの(メ
タ)アクリル酸エステル。
【0027】このような単量体としては例えば、トリメ
チロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ネオペン
チルグリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリス
リトールテトラ(メタ)アクリレート及びジペンタエリ
スリトールヘキサ(メタ)アクリレート等がある。
【0028】(v)(メタ)アクリロイルオキシ基を有
するウレタンプレポリマー。このような単量体は、例え
ば水酸基を有する(メタ)アクリル酸エステル、有機ポ
リイソシアネート及び多価アルコールを反応することに
より得られる。
【0029】ここで水酸基を有する(メタ)アクリル酸
エステルとしては例えば、(メタ)アクリル酸ヒドロキ
シエチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル及び
(メタ)アクリル酸ヒドロキシブチル等がある。
【0030】又有機ポリイソシアネートとしては例え
ば、トルエンジイソシアネート、4,4−ジフェニルメ
タンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネー
ト及びイソホロンジイソシアネート等がある。
【0031】多価アルコールとしては例えば、ポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテト
ラメチレングリコール及びポリエステルポリオール等が
ある。
【0032】(vi)一般式(I)て示される酸性リン
酸化合物。
【化4】
【0033】(式中、RはCH2=CR4CO(OR5)m−基(但
し、R4は水素又はメチル基、R5は−C2H4−、−C3H6
−、−CH2CH(CH3)−、−C4H8−、−C6H12−又は
【化5】 を示し、mは1〜10の整数を表す。)を示し、nは1
又は2の整数を表す)
【0034】この一般式(I)で示される酸性リン酸化
合物としては例えば、アシッドホスホオキシエチル(メ
タ)アクリレート、アシッドホスホオキシプロピル(メ
タ)アクリレート及びビス(2−(メタ)アクリロイル
オキシエチル)フォスフェート等がある。
【0035】以上、(i)〜(vi)の単量体は、1種
又は2種以上を使用することができる。これらの中で
は、接着性が大きく、接着後の被着体の接着歪みが小さ
い点で、(i)、(ii)及び(vi)からなる群の1
種又は2種以上が好ましく、(i)、(ii)及び(v
i)を併用することがより好ましい。(i)と(ii)
を併用した場合、その組成比は質量比で(i):(i
i)=50〜95:5〜50が好ましく、60〜80:
20〜40がより好ましい。(vi)の使用量は、
(i)と(ii)の合計100質量部に対して0.05
〜10質量部が好ましく、0.1〜7質量部がより好ま
しい。
【0036】又、(メタ)アクリル酸誘導体以外の重合
性ビニルモノマーとしては例えば、スチレン、α−アル
キルスチレン、ジビニルベンゼン、ビニルエーテル、ジ
ビニルエーテル、N−ビニルピロリドン、2−ビニルピ
リジン、及び、酢酸ビニルやプロピオン酸ビニル等のビ
ニルエステル等がある。
【0037】本発明で使用する(2)重合開始剤として
は、有機過酸化物が好ましい。有機過酸化物としては例
えば、クメンハイドロパーオキサイド、パラメンタンハ
イドロパーオキサイド、ターシャリーブチルハイドロパ
ーオキサイド、ジイソプロピルベンゼンジハイドロパー
オキサイド、メチルエチルケトンパーオキサイド、ベン
ゾイルパーオキサイド及びターシャリーブチルパーオキ
シベンゾエート等がある。これらの中では、反応性の点
で、クメンハイドロパーオキサイドが好ましい。
【0038】重合開始剤の使用量は、重合性ビニルモノ
マー100質量部に対して0.1〜20質量部が好まし
く、1〜10質量部がより好ましい。0.1質量部未満
だと硬化速度が遅いおそれがあり、20質量部を越える
と貯蔵安定性が悪くなるおそれがある。
【0039】本発明で使用する(3)還元剤は、前記重
合開始剤と反応し、ラジカルを発生する公知の還元剤で
あれば使用できる。代表的な還元剤としては例えば、第
3級アミン、チオ尿素誘導体及び遷移金属塩等がある。
【0040】第3級アミンとしては例えば、トリエチル
アミン、トリプロピルアミン、トリブチルアミン及び
N,N−ジメチルパラトルイジン等がある。チオ尿素誘
導体としては例えば、2−メルカプトベンズイミダゾー
ル、メチルチオ尿素、ジブチルチオ尿素、テトラメチル
チオ尿素及びエチレンチオ尿素等がある。遷移金属塩と
しては例えば、ナフテン酸コバルト、ナフテン酸銅及び
バナジルアセチルアセトネート等がある。これらの中で
は、反応性の点で、チオ尿素誘導体が好ましく、エチレ
ンチオ尿素がより好ましい。
【0041】還元剤の使用量は重合性ビニルモノマー1
00質量部に対して0.05〜15質量部が好ましく、
0.5〜5質量部がより好ましい。0.05質量部未満
だと硬化速度が遅いおそれがあり、15質量部を越える
と未反応の還元剤が残り、接着性が低下するおそれがあ
る。
【0042】本発明で使用する(4)ポリリン酸誘導体
としては、難燃性や接着性が良好で、金属等の薄板を接
着した際、被着体構造物の変形や歪みが小さい点で、ポ
リリン酸及び/又はポリリン酸アンモニウムが好まし
く、ポリリン酸アンモニウムが特に好ましい。ポリリン
酸誘導体は、粒子表面が化学的に未処理のものや粒子表
面を熱硬化性樹脂でマイクロカプセル化したものが用い
られる。
【0043】ポリリン酸誘導体の使用量は、(1)重合
性ビニルモノマー、(2)重合開始剤、(3)還元剤及
び必要に応じて用いる(7)エラストマー成分を含有す
る樹脂組成物100質量部に対して10〜75質量部が
好ましく、30〜60質量部がより好ましい。10質量
部未満だと十分な難燃性が得られないおそれがあり、7
5質量部を越えると接着性が低下し、著しい粘度上昇を
伴い、接着剤組成物の塗布作業が困難になり、接着後の
被着体構造物の変形や歪みが大きくなるおそれがある。
【0044】本発明で使用する(5)有機リン酸エステ
ルとしては、例えばトリエチルフォスフェート、トリフ
ェニルフォスフェート、トリクレジルフォスフェート、
トリキシレニルフォスフェート、クレジルジフェニルフ
ォスフェート、クレジル−2,6−キシレニルフォスフ
ェー、トレゾルシノールジフォスフェート、リン酸−t
−ブチルフェニルフォスフェート及び芳香族縮合リン酸
エステル類等がある。
【0045】これらの中では、難燃性が大きく、接着後
の被着体構造物の変形や歪みが小さい点で、一般式
(A)及び/又は一般式(B)で示される有機リン酸エ
ステルが好ましい。
【0046】
【化6】
【0047】
【化7】
【0048】(式中、R6、R7、R8、R9、R10、R11
及びR12はCH3−、C25−、C6 5−、CH3−C6
4−又は(CH32−C63−を示し、R6、R7
8、R9、R10、R11及びR12は同一でもよく、異なっ
てもよい)
【0049】一般式(A)や一般式(B)で示される有
機リン酸エステルの中では、耐熱性、難燃性が大きく、
接着後の被着体構造物の変形や歪みが小さい点で、単位
重量あたりのリン含有量の高いものが好ましく、トリエ
チルフォスフェート、トリフェニルフォスフェート、ト
リクレジルフォスフェート及びトリキシレニルフォスフ
ェートからなる群のうちの1種又は2種以上がより好ま
しく、トリエチルフォスフェートが最も好ましい。又、
接着性が大きい点で、トリフェニルフォスフェートを用
いてもよい。
【0050】有機リン酸エステルの使用量は、(1)重
合性ビニルモノマー、(2)重合開始剤、(3)還元剤
及び必要に応じて用いる(7)エラストマー成分を含有
する樹脂組成物100質量部に対して5〜45質量部が
好ましく、10〜30質量部がより好ましい。5質量部
未満だと十分な難燃性が得られず、接着後の被着体構造
物の変形や歪みが大きくなり、金属水酸化物の割合が多
くなる場合には著しい粘度上昇を伴い、接着剤組成物の
塗布作業が困難になるおそれがあり、45質量部を越え
ると接着性が極端に低下するおそれがある。
【0051】本発明で使用する(6)金属水酸化物とし
ては、樹脂組成物中の各成分の熱分解や解重合が起こり
うる200〜400℃の範囲内に結晶水の放出を起こす
ものが好ましく、水酸化アルミニウム及び/又は水酸化
マグネシウム等がより好ましい。これらの中では、硬化
性や難燃性の点で、水酸化アルミニウムが好ましい。
【0052】金属水酸化物の使用量は、(1)重合性ビ
ニルモノマー、(2)重合開始剤、(3)還元剤及び必
要に応じて用いる(7)エラストマー成分を含有する樹
脂組成物100質量部に対して5〜50質量部が好まし
く、10〜20質量部がより好ましい。5質量部未満だ
と十分な難燃性が得られず、接着性が低下するおそれが
あり、50質量部を越えると接着後の被着体構造物の変
形や歪みが大きくなり、接着性が低下し、著しい粘度上
昇を伴い、接着剤組成物の塗布作業が困難になるおそれ
がある。
【0053】さらに、本発明では、接着性向上の点で、
(7)エラストマー成分を使用することが好ましい。エ
ラストマー成分とは、常温でゴム状弾性を有する高分子
物質をいい、(メタ)アクリル系モノマーに溶解又は分
散できるものが好ましい。
【0054】このような(7)エラストマー成分として
は、アクリロニトリル−ブタジエン−メタクリル酸共重
合体、アクリロニトリル−ブタジエン−メチルメタクリ
レート共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン−
アクリロニトリル−スチレン共重合体(MBAS)、メ
チルメタクリレート−ブタジエン−スチレン共重合体
(MBS) 、アクリロニトリル−スチレン−ブタジエン
共重合体、並びに、アクリロニトリル−ブタジエンゴ
ム、線状ポリウレタン、スチレン−ブタジエンゴム、ク
ロロプレンゴム及びブタジエンゴム等の各種合成ゴム、
天然ゴム、スチレン−ポリブタジエン−スチレン系合成
ゴムといったスチレン系熱可塑性エラストマー、ポリエ
チレン−EPDM合成ゴムといったオレフィン系熱可塑
性エラストマー、並びに、カプロラクトン型、アジペー
ト型及びPTMG型といったウレタン系熱可塑性エラス
トマー、ポリブチレンテレフタレート−ポリテトラメチ
レングリコールマルチブロックポリマーといったポリエ
ステル系熱可塑性エラストマー、ナイロン−ポリオール
ブロック共重合体やナイロン−ポリエステルブロック共
重合体といったポリアミド系熱可塑性エラストマー、
1,2−ポリブタジエン系熱可塑性エラストマー、並び
に、塩ビ系熱可塑性エラストマー等がある。これらのエ
ラストマー成分は相溶性を考慮して、1種又は2種以上
が使用できる。
【0055】又、末端メタクリル変性したポリブタジエ
ンも使用できる。
【0056】これらの中では、化合物に対する溶解性及
び接着性の点で、メチルメタクリレート−ブタジエン−
アクリロニトリル−スチレン共重合体及び/又はアクリ
ロニトリル−ブタジエンゴムが好ましく、メチルメタク
リレート−ブタジエン−アクリロニトリル−スチレン共
重合体とアクリロニトリル−ブタジエンゴムの併用がよ
り好ましい。
【0057】エラストマー成分の使用量は、重合性ビニ
ルモノマー100質量部に対して5〜50質量部が好ま
しく、10〜30質量部がより好ましい。5質量部未満
だと粘度及び接着性が低下するおそれがあり、50質量
部を越えると粘度が高すぎて作業上不都合が生じるおそ
れがある。
【0058】リン酸誘導体、有機リン酸エステル及び金
属水酸化物の添加方法は特に制限はなく、(1)第一剤
と第二剤それぞれに別のものを添加する方法、(2)一
方の剤のみに添加する方法、(3)第一剤と第二剤それ
ぞれに同じ割合で等量ずつ均等に配分する方法がある
が、第一剤と第二剤の粘度が等しくなる点で、(3)の
方法が好ましい。
【0059】本発明の樹脂組成物は空気に接している部
分の硬化を迅速にするために各種パラフィン類を使用す
ることができる。パラフィン類としては例えば、パラフ
ィン、マイクロクリスタリンワックス、カルナバろう、
蜜ろう、ラノリン、鯨ろう、セレシン及びカンデリラろ
う等がある。これらの中では、パラフィンが好ましい。
パラフィン類の融点は40〜100℃が好ましい。
【0060】パラフィン類の使用量は、重合性ビニルモ
ノマー100質量部に対して0.1〜5質量部が好まし
い。0.1質量部未満だと空気に接している部分の硬化
が悪くなるおそれがあり、5質量部を越えると接着強度
が低下するおそれがある。
【0061】更に、貯蔵安定性を改良する目的で重合禁
止剤を含む各種の酸化防止剤等を使用することができ
る。酸化防止剤としては例えば、p−メトキシフェノー
ル、ハイドロキノン、ハイドロキノンモノメチルエーテ
ル、2,6−ジターシャリーブチル−p−クレゾール、
2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−ターシャリ
ーブチルフェノール)、トリフェニルホスファイト、フ
ェノチアジン及びN−イソプロピル−N’−フェニル−
p−フェニレンジアミン等がある。これらの中では、p
−メトキシフェノールが好ましい。
【0062】酸化防止剤の使用量は、重合性ビニルモノ
マー100質量部に対して0.001〜3質量部が好ま
しい。0.001質量部未満だと効果がないおそれがあ
り、3質量部を越えると硬化物の強度が低下するおそれ
がある。
【0063】本発明では粘度の調整や粘性・流動性の調
整のために、微粉末シリカ等も使用することができる。
これらの他にも所望により可塑剤、充填剤、着色剤又は
防錆剤等の既に知られている物質を使用することもでき
る。
【0064】本発明の樹脂組成物は、その硬化体の23
℃の貯蔵弾性率が1500MPa以下であることが好ま
しく、1000MPa以下であることがより好ましい。
1500MPaを越えると接着後の被着体構造物の変形
や歪みが大きくなるおそれがある。
【0065】ポリリン酸誘導体、金属水酸化物、および
有機リン酸エステルは、(1)第一剤及び第二剤それぞ
れ別の剤に添加する方法、(2)いずれの成分も一方の
剤のみに添加する方法、(3)第一剤と第二剤それぞれ
に同じ割合で等量ずつ均等に配分する方法があるが、第
一剤及び第二剤の粘度が等しくなる点で、(3)の方法
が好ましい。
【0066】本発明の実施態様として好ましくは、二剤
型の接着剤組成物として使用することがある。二剤型に
ついては、本発明の接着剤組成物の必須成分全てを貯蔵
中は混合せず、接着剤組成物を第一剤及び第二剤に分
け、第一剤に重合開始剤を、第二剤に還元剤を別々に貯
蔵する。二剤型は貯蔵安定性に優れる点で好ましい。こ
の場合、両剤を同時に又は別々に塗布して接触、硬化す
ることによって、二剤型の接着剤組成物として使用でき
る。
【0067】本発明の接着剤組成物により被着体を接合
して接合体を作製する。被着体の各種材料については、
紙、木材、セラミック、ガラス、陶磁器、ゴム、プラス
チック、モルタル、コンクリート及び金属等制限はない
が、被着体が金属等の場合、優れた接着性を示す。
【0068】
【実施例】以下実験例により本発明を更に詳細に説明す
る。なお、以下、各物質の使用量の単位は質量部で示
す。各物質については、次のような略号を使用した。
尚、ポリリン酸アンモニウムは微粒子化したものを用
い、パラフィンは融点は56℃のものを使用した。
【0069】〔略号〕 NBR:アクリロニトリル−ブタジエンゴム MBAS:メチルメタクリレート−ブタジェン−アクリ
ロニトリル−スチレン共重合体 TEP:トリエチルフォスフェート TPP:トリフェニルフォスフェート 酸性リン酸化合物:アシッドホスホキシエチルメタクリ
レート
【0070】各種物性については、次のようにして測定
した。
【0071】〔貯蔵弾性率〕第一剤と第二剤を等量混合
した接着剤組成物を厚さ1mmのシート状に硬化させ、
得られた硬化体を粘弾性測定装置(セイコー電子工業
(株)製テンションモジュールDMS210)により測
定し、23℃における貯蔵弾性率を求めた。
【0072】〔歪み量・歪み〕長さ200mm×幅25
mm×厚さ0.3mmのSPCC試験片中央部に、第一
剤と第二剤を等量混合した接着剤組成物を長さ100m
m×幅25mm×厚さ2mmのサイズに塗布、硬化さ
せ、室温で24時間養生した後の、SPCC試験片の反
り量(単位:mm)を測定した。又、養生後、試験片か
ら5m離れた位置から、目視により歪みの有無を判定し
た。判定は以下の通りである。 ○:反りがわからない。 △:わずかに反りが見られる。 ×:明らかに反りがある。
【0073】〔引張剪断接着強さ〕JIS K−685
6に従い、試験片(100mm×25mm×1.6mm
t、SECC−Dサンドブラスト処理)の片方に第一剤
と第二剤を等量混合した接着剤組成物を塗布した。その
後、直ちにもう片方の試験片を重ね合わせて張り合わせ
た後、室温で24時間養生したものを試料とした。尚、
試料の引張剪断接着強さ(単位:MPa)は、温度23
℃、相対湿度50%の環境下において、引張速度10m
m/分で測定した。
【0074】〔難燃性〕UL−94垂直燃焼試験法に準
じて厚さ1/8インチ(0.3175cm)の接着剤組
成物の硬化体を作製し、燃焼性を評価した。
【0075】〔作業性〕引張剪断接着強さ試験におい
て、第一剤と第二剤を等量混合した接着剤組成物を試験
片に塗布しやすかった場合を○、少し塗布しにくかった
場合を△、粘度が高く塗布しにくかった場合を×とし
た。
【0076】実験例1 表1に示す組成の樹脂組成物を調製した。この樹脂組成
物を用いて、表2に示す組成の二剤型接着剤組成物を調
製し、物性を評価した。結果を表2に示す。
【0077】
【表1】
【0078】
【表2】
【0079】実験例2 表3に示す組成の二剤型接着剤組成物を調製したこと以
外は、実験例1と同様に行った。結果を表3に示す。
【0080】
【表3】
【0081】実験例3 表4に示す組成の二剤型接着剤組成物を調製したこと以
外は、実験例1と同様に行った。結果を表4に示す。
【0082】
【表4】
【0083】実験例4 表5に示す組成の二剤型接着剤組成物を調製したこと以
外は、実験例1と同様に行った。結果を表5に示す。
【0084】
【表5】
【0085】実験例5 表6に示す組成の二剤型接着剤組成物を調製したこと以
外は、実験例1と同様に行った。結果を表6に示す。
【0086】
【表6】
【0087】
【発明の効果】本発明の樹脂組成物により、人体や環境
への悪影響が少なく、難燃性が良好で、接着剤硬化後の
被着体構造物の変形や歪みが小さい接着剤組成物が得ら
れる。そのため、金属等の薄板や樹脂等のフィルムの接
着等に好ましく使用できる。例えば、被着体の厚さを薄
くしても、歪みの発生が少ないので美観が良好である。
かかる接着剤の産業上の有益性は大きい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09J 11/06 C09J 11/06 Fターム(参考) 4J011 PA04 PA07 PA10 PA36 PA45 PA46 PA54 PA69 PB29 4J040 DN061 FA041 FA061 FA071 FA141 FA151 FA161 FA171 GA01 GA05 GA08 GA10 GA11 GA17 GA19 HA136 HA156 HA286 HB27 HB41 HC01 HD08 HD24 HD43 KA21 LA07 LA08 LA11

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)重合性ビニルモノマー、(2)重
    合開始剤、(3)還元剤、(4)ポリリン酸誘導体、
    (5)有機リン酸エステル、及び(6)金属水酸化物を
    含有してなる樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 (7)エラストマー成分を含有してなる
    請求項1記載の樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 (1)重合性ビニルモノマーが(メタ)
    アクリル酸誘導体である請求項1又は2記載の樹脂組成
    物。
  4. 【請求項4】 (5)有機リン酸エステルが一般式
    (A)及び/又は一般式(B)で示される請求項1〜3
    のうちの1項記載の樹脂組成物。 【化1】 【化2】 (式中、R6、R7、R8、R9、R10、R11及びR12はC
    3−、C25−、C6 5−、CH3−C64−又は(C
    32−C63−を示し、R6、R7、R8、R9、R10
    11及びR12は同一でもよく、異なってもよい)
  5. 【請求項5】 23℃での硬化体の貯蔵弾性率が、15
    00MPa以下である請求項1〜4のうちの1項記載の
    樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のうちの1項記載の樹脂組
    成物を第一剤及び第二剤に分け、第一剤が少なくとも
    (2)重合開始剤を含有してなり、第二剤が少なくとも
    (3)還元剤を含有してなる二剤型樹脂組成物。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のうちの1項記載の樹脂組
    成物からなる接着剤。
  8. 【請求項8】 請求項1〜6のうちの1項記載の樹脂組
    成物の硬化体。
  9. 【請求項9】 請求項7項記載の接着剤により接合して
    なる接合体。
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