JP2003095262A - 折り畳みコンテナー - Google Patents

折り畳みコンテナー

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JP2003095262A
JP2003095262A JP2001284867A JP2001284867A JP2003095262A JP 2003095262 A JP2003095262 A JP 2003095262A JP 2001284867 A JP2001284867 A JP 2001284867A JP 2001284867 A JP2001284867 A JP 2001284867A JP 2003095262 A JP2003095262 A JP 2003095262A
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JP
Japan
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upper frame
side wall
containers
folding container
stacked
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JP2001284867A
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English (en)
Inventor
Takashi Yabuta
貴志 藪田
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Sanko Co Ltd
Original Assignee
Sanko Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】上部フレーム10と、底部20と、上部フ
レームにその上端部が枢支されたはね上げ側壁30と、
上下に分割された分割側壁40とからなる折り畳みコン
テナーにおいて、上部フレームを構成する水平部10a
に、外方向に延在する延設部10a1を形成したもので
ある。 【効果】上部フレームを構成する水平部に、外方向に延
在する延設部を形成したので、水平部の幅が広がり、従
って、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーの上
に、同様の折り畳みコンテナーを段積みした際、或い
は、他の折り畳みが不可能なボックスコンテナー等を段
積みした際に、段積みされた折り畳みコンテナーやボッ
クスコンテナー等を、安定した状態で段積みすることが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、種々の物品の保
管、輸送或いは搬送等に使用される折り畳みコンテナー
に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、額縁状の上部フレームと底部との
間に配設される 相対する長側壁と相対する短側壁とか
らなる4枚の側壁のうち、相対する長側壁を上下に分割
し、分割した側壁をヒンジで連結して折り畳み可能に構
成し、また、相対する短側壁の上端部を上部フレームに
枢着し、上方に回動可能に構成された折り畳みコンテナ
ーが知られており、箱型に組み立てられた折り畳みコン
テナーは、上部フレームにその上端部が枢着された短側
壁を、略垂直状態から、折り畳みコンテナーの内部方向
に、略水平状態まで回動させ、次いで、上下に分割され
た長側壁を、ヒンジ部分で折り畳むことにより、箱型に
組み立てられた折り畳みコンテナーを、高さの低いコン
パクトな状態に折り畳むことができるように構成されて
いる。 【0003】図6に示されているように、上部フレーム
1は、水平部1aと、水平部1aの両縁から、それぞれ
下方に延在する内側垂直部1bと外側垂直部1cとから
構成されており、長手方向に垂直な断面形状が、略逆U
字状に形成されている。そして、外側垂直部1cの外側
壁面には、凹部1c1が形成されており、該凹部1c1
の奥壁面1c2に、ラベルが貼着されるように構成され
ている。凹部1c1の奥壁面1c2に貼着されたラベル
は、奥壁面1c2の上下に設けられた凸条1c3によ
り、例えば、折り畳みコンテナー同士が当接した場合
に、当接した折り畳みコンテナーにより、ラベルが損傷
しないように構成されている。なお、2は、上下に分割
された長側壁のうち、上部フレーム1にヒンジ連結され
た上方に位置する分割壁である。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】上述した従来の折り畳
みコンテナーにおいては、凹部1c1の上下に、凸条1
c3が突設されているために、ラベルが貼着される奥壁
面1c2の面積が小さくなるという問題があった。 【0005】また、射出成形により一体成形される略逆
U字状に形成されている上部フレーム1は、金型の下方
への抜き取りを容易にするために、内側垂直部1bと外
側垂直部1cとが、上方に向かって、互いに接近する方
向に傾斜しているので、水平部1aの幅(水平部1aの
長手方向に直交する方向の長さ)d1が狭く、従って、
箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーの上に、同様
の折り畳みコンテナーを段積みした際、或いは、他の折
り畳みが不可能なボックスコンテナー等を段積みした際
に、段積みされた折り畳みコンテナーやボックスコンテ
ナー等が、不安定な状態で段積みされるという問題があ
った。このため、上部フレーム1の外側を成形する時
に、スライド金型を用いて、水平部1aの幅d1を広く
することも行われているが、金型代が高くなる上に、上
部フレーム1の外側垂直壁の下端部と上端部との肉厚の
差が大きくなるために、上部フレーム1が変形してしま
うという問題があった。 【0006】本発明の目的は、上述した従来の折り畳み
コンテナーが有する課題を解決するとともに、強度や剛
性の向上した折り畳みコンテナーを提供することにあ
る。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、上部フレームと、底部と、上部フレ
ームにその上端部が枢支されたはね上げ側壁と、上下に
分割された分割側壁とからなる折り畳みコンテナーにお
いて、上部フレームを構成する水平部に、外方向に延在
する延設部を形成したものである。 【0008】 【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定
されるものではない。 【0009】折り畳みコンテナーは、上部フレーム10
と底部20とを有しており、上部フレーム10の短辺部
10’には、その上端部がヒンジ連結された、折り畳み
コンテナーの内側方向に回動可能な側壁(以下、この側
壁を、はね上げ側壁という。)30が配設されている。
また、上部フレーム10の長辺部10”には、上下に分
割されているとともに、適当なヒンジ40aを介して連
結された側壁(以下、この側壁を、分割側壁という。)
40が配設されており、分割側壁40は、ヒンジ40a
を挟んで上方に位置する上部分割側壁40’と、ヒンジ
40aを挟んで下方に位置する下部分割側壁40”とか
ら構成されており、上部分割側壁40’の上端部は、上
部フレーム10にヒンジ連結され、また、下部分割側壁
40”の下端部は、底部20にヒンジ連結されている。 【0010】図1に示されているように、箱型に組み立
てられた折り畳みコンテナーの略垂直状のはね上げ側壁
30を、図2に示されているように、折り畳みコンテナ
ーの内部方向に回動させて、略水平状態とし、次いで、
分割側壁40を構成する上部分割側壁40’と下部分割
側壁40”を連結しているヒンジ40aを、折り畳みコ
ンテナーの内部方向に移動させて、上部分割側壁40’
と下部分割側壁40”とを重ねることにより、箱型状態
の折り畳みコンテナーを、図3に示されているように、
高さの低いコンパクトな状態に折り畳むことができるよ
うに構成されている。 【0011】上部フレーム10は、水平部10aと、水
平部10aの両縁から、それぞれ下方に延在する内側垂
直部10bと外側垂直部10cとから構成されており、
長手方向に垂直な断面形状が、略逆U字状に形成されて
いる。また、分割側壁40を構成する上部分割側壁4
0’は、公知の適当なヒンジ部材Hにより、上部フレー
ム10の長辺部10”に連結されている。 【0012】上部フレーム10を構成する水平部10a
には、外側垂直部10cを超えて外方向に延在する延設
部10a1が突設されている。上部フレーム10を構成
する水平部10aに、このような延設部10a1を形成
することにより、水平部10aの幅(水平部10aの長
手方向に直交する方向の長さ)d2が、上述した従来の
水平部1aの幅d1より、広くなり、従って、箱型に組
み立てられた折り畳みコンテナーの上に、同様の折り畳
みコンテナーを段積みした際、或いは、他の折り畳みが
不可能なボックスコンテナー等を段積みした際に、段積
みされた折り畳みコンテナーやボックスコンテナー等
を、安定した状態で段積みすることができる。 【0013】また、上部フレーム10を構成する水平部
10aに、外側垂直部10cを超えて外方向に延在する
延設部10a1を形成したので、上部フレーム10の強
度や剛性が向上し、従って、折り畳みコンテナー自体の
強度や剛性も向上することになる。特に、折り畳みコン
テナーの重量の軽減化のために、上部フレーム10等の
肉厚を薄くした場合には、このような延設部10a1を
形成することにより、上部フレーム10等の肉厚を薄く
したための折り畳みコンテナーの強度や剛性の低下を効
果的に抑制することができる。 【0014】更に、上部フレーム10を構成する外側垂
直部10cの上端には、水平部10aを外方向に延在す
ることにより形成された延設部10a1のみが存在する
だけであるので、ラベルが貼着される凹部1c1の奥壁
面1c2の上下に凸条1c3が形成されている、図6に
示されている従来の折り畳みコンテナーに比べて、外側
垂直部10cのラベル貼着面積が大きい。そして、水平
部10aには、延設部10a1が突設されているので、
上述した従来の折り畳みコンテナーと同様に、折り畳み
コンテナー同士が当接した場合にも、当接した折り畳み
コンテナーにより、外側垂直部10cの外壁面に貼着さ
れたラベルが損傷するようなこともない。 【0015】なお、上部フレーム10を構成する水平部
10aに形成された延設部10a1は、上部フレーム1
0の全周に亘たって連続的に形成することも、また、所
定の長さを有する延設部10a1を、所定の間隙を介し
て、断続的に形成することもできる。 【0016】また、本実施例においては、上部フレーム
10の短辺部10’の中央部には、外側垂直部10cの
途中から、内側垂直部10bに向かって上方に傾斜する
とともに、内側垂直部10bに連接された傾斜部50a
が形成されており、傾斜部50aと、内側垂直部10b
と、水平部10aと、傾斜部50aの左右両端に形成さ
れた、外側垂直部10cと直交する相対する側壁部50
bとにより、持ち手用凹部50が形成されている。ま
た、持ち手用凹部50の上方に位置する水平部10aに
切り欠き部10aを形成することにより、この部分の水
平部10aの幅d2が狭くなっている。なお、50c
は、切り欠き部10aが形成されている水平部10aの
下方に、所定の間隔を置いて形成された垂直補強リブで
あり、必要に応じて、適宜、形成されている。 【0017】上述したように、持ち手用凹部50の下面
に、外側垂直部10c側から、内側垂直部10bに向か
って上方に傾斜する傾斜部50aを設けたので、従来の
下面が水平な場合に比べ、この部分に、ゴミや洗浄液等
が溜まりにくくなる。 【0018】また、折り畳みコンテナーの上部フレーム
10に蓋が配設されている場合には、上述したように、
持ち手用凹部50の上方に位置する水平部10aに切り
欠き部10aを形成することにより、この切り欠き部1
0aに、下方から手を入れることにより、折り畳みコン
テナーに被蓋されている蓋を、容易に、持ち上げ開ける
ことができる。 【0019】 【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。 【0020】上部フレームを構成する水平部に、外方向
に延在する延設部を形成したので、水平部の幅が広が
り、従って、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナー
の上に、同様の折り畳みコンテナーを段積みした際、或
いは、他の折り畳みが不可能なボックスコンテナー等を
段積みした際に、段積みされた折り畳みコンテナーやボ
ックスコンテナー等を、安定した状態で段積みすること
ができる。 【0021】また、上部フレームを構成する水平部に、
外方向に延在する延設部を形成したので、上部フレーム
の強度や剛性が向上し、従って、折り畳みコンテナー自
体の強度や剛性も向上することになる。 【0022】更に、従来の折り畳みコンテナーに比べ
て、上部フレームを構成する外側垂直部のラベル貼着面
積を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は箱型に組み立てられた状態の本発明の折
り畳みコンテナーの斜視図である。 【図2】図2は本発明の折り畳みコンテナーの折り畳み
途中の斜視図である。 【図3】図3は本発明の折り畳みコンテナーが折り畳ま
れた状態の斜視図である。 【図4】図4は本発明の折り畳みコンテナーの上部フレ
ームと分割側壁を構成する上部分割側壁の部分垂直断面
図である。 【図5】図5は上部フレームに形成された持ち手用凹部
付近の本発明の折り畳みコンテナーの上部フレームと分
割側壁を構成する上部分割側壁の部分垂直断面図であ
る。 【図6】図6は従来の折り畳みコンテナーの図4と同様
の部分垂直断面図である。 【符号の説明】 10・・・・・・・上部フレーム 10a1・・・・・延設部 20・・・・・・・底部 30・・・・・・・はね上げ側壁 40・・・・・・・分割側壁 50・・・・・・・持ち手用凹部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】上部フレームと、底部と、上部フレームに
    その上端部が枢支されたはね上げ側壁と、上下に分割さ
    れた分割側壁とからなる折り畳みコンテナーにおいて、
    上部フレームを構成する水平部に、外方向に延在する延
    設部を形成したことを特徴とする折り畳みコンテナー。
JP2001284867A 2001-09-19 2001-09-19 折り畳みコンテナー Pending JP2003095262A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008013193A (ja) * 2006-07-04 2008-01-24 Sanko Co Ltd 運搬用容器
EP3789244A1 (de) * 2019-09-06 2021-03-10 Peter Hödl Klappbare wandstruktur zur erweiterung des innenraums von transportablen aufbauten, insbesondere wohnmobilen

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008013193A (ja) * 2006-07-04 2008-01-24 Sanko Co Ltd 運搬用容器
EP3789244A1 (de) * 2019-09-06 2021-03-10 Peter Hödl Klappbare wandstruktur zur erweiterung des innenraums von transportablen aufbauten, insbesondere wohnmobilen
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