JP2003092412A - スピントランジスタ - Google Patents

スピントランジスタ

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JP2003092412A JP2001281043A JP2001281043A JP2003092412A JP 2003092412 A JP2003092412 A JP 2003092412A JP 2001281043 A JP2001281043 A JP 2001281043A JP 2001281043 A JP2001281043 A JP 2001281043A JP 2003092412 A JP2003092412 A JP 2003092412A
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    • G11C11/00Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
    • G11C11/02Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements
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    • G11C11/161Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using magnetic elements using elements in which the storage effect is based on magnetic spin effect details concerning the memory cell structure, e.g. the layers of the ferromagnetic memory cell

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドレイン電流の磁化依存性が大きく高速読み
出しに優れたスピントランジスタを提供することを目的
とする。 【解決手段】 スピン偏極した電子を生成するスピン偏
極部(F1)を有するソース部(S)と、磁性体(F
2)を有するドレイン部(D)と、前記ソース部から前
記ドレイン部に電子を導くチャネル部(C)と、を備
え、前記チャネル部と前記ドレイン部との間にポイント
コンタクト(QP)が設けられたスピントランジスタを
提供することにより、高いMR比が得られ、従来よりも
磁気検出感度や読み出し速度を大幅に改善することが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピントランジス
タに関し、より詳細には、高密度磁気記録読み出し用磁
気ヘッドなどの磁気センサーや、磁性RAM(MRA
M:Magnetic Random Access Memory)あるいは磁性R
OM(MROM:Magnetic Read Only Memory)などの
高密度記憶素子、光検出素子などとして用いて好適なス
ピントランジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気記録の高密度化および高速化は、磁
気記録媒体の改良と並んで、磁気記録装置の進歩、なか
でも磁気記録の書き込みおよび読み出しに用いられる磁
気ヘッドの進歩に負うところが多い。例えば、磁気記録
媒体の小型化、大容量化に伴って、磁気記録媒体と読み
出し用磁気ヘッドとの相対速度は小さくなるが、その場
合でも大きな出力が取り出せる新しいタイプの読み出し
用磁気ヘッドとして、巨大磁気抵抗効果ヘッド(Giant
MagnetoResistance effect:GMRヘッド)の開発が進
められている。
【0003】GMRヘッドは従来のMR(MagnetoResis
tance effect)ヘッドと比較して、磁気抵抗変化率(M
R比)が大きく優れた特性を持っている。そして、最
近、より優れた特性が期待されるトンネル接合型のGM
Rヘッドが急速に注目を集めている。
【0004】従来の磁気記録媒体は、磁気ディスクすな
わちファイルメモリとして機能し、その情報はいったん
コンピュータ本体の半導体メモリ(DRAM、SRA
M)に読み込まれた後利用される。半導体メモリは、多
くの優れた特性を持っているが、記憶保持のために大量
の電力を消費するという大きな欠点も持っている。近
年、記憶保持のための電力が必要ないフラッシュメモリ
やFRAM(Ferroelectric Memory:誘電体メモリ)な
どの開発が進められているが、いずれも書き換え回数が
限定されるという大きな欠点を持っている。
【0005】一方で、実質的に書き換えが無限に繰り返
し可能な磁気メモリ(MRAM)の開発も始められてい
るが、その実現のためには大きなMR比を示す材料ある
いはデバイスの開発が望まれている。従来のスピンバル
ブ膜に比べてより大きなMR比を示す素子として、「磁
性体トンネル接合素子」が注目され、それらを用いて、
あるいはそれらとMOS型トランジスタとを組み合わせ
ることによって磁気ヘッドや磁気メモリを形成する試み
が進められている。
【0006】さらに磁性体トンネル接合素子に比べさら
に優れた特性が期待されるスピントランジスタやスピン
バルブトランジスタの開発が始められている。このよう
なスピントランジスタは、例えば、S. Datta らにより
Appl. Phys. Lett., 56, (1990) p. 665に開示されて
いる。
【発明が解決しようとする課題】図12は、従来のスピ
ントランジスタの要部構成を表す模式図であり、同図
(a)はその断面構成、同図(b)はその平面構成を表
す模式図である。
【0007】このトランジスタは、ソースSの一部をな
す強磁性体Fe1と、ドレインDの一部をなす強磁性体
Fe2と、これらの間に設けられた半導体層に形成され
る2次元電子ガスチャネル部Cと、をその基本構成とし
ている。
【0008】ソース側の強磁性体F1の磁化方向に応じ
て、スピン偏極した電子がチャネル部Cに注入される。
一方、ドレイン電流の大きさは、ドレインDの一部を構
成する強磁性体F2の磁化の向きにより変化する。そし
て、強磁性体F2が強磁性体F1と同じ向きに磁化され
ている場合にはチャネル電流は流れやすく、一方逆向き
に磁化されている場合にはチャネル電流は流れにくい。
【0009】すなわち、強磁性体Fe1の磁化方向に対
する強磁性体Fe2の磁化の方向に応じてチャネル電流
が変化するという特性を有する。従って、磁気センサな
どの用途に用いることが可能である。
【0010】しかしながら、図12に例示したような従
来のスピントランジスタは、強磁性体Fe2磁化の向き
による電流変化が小さく、このために、高速読み出しが
困難であるという大きな欠点を有していた。
【0011】本発明は、かかる課題の認識に基づいてな
されたものであり、その目的は、ドレイン電流の磁化依
存性が大きく高速読み出しに優れたスピントランジスタ
を提供することにある。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1のスピントランジスタは、スピン偏極
した電子を生成するスピン偏極部を有するソース部と、
磁性体を有するドレイン部と、前記ソース部から前記ド
レイン部に電子を導くチャネル部と、を備え、前記チャ
ネル部と前記ドレイン部との間にポイントコンタクトが
設けられたことを特徴とする。
【0012】また、本発明の第2のスピントランジスタ
は、スピン偏極した電子を生成するスピン偏極部を有す
るソース部と、磁性体を有するドレイン部と、半導体層
に電圧を印加することにより、前記ソース部から前記ド
レイン部に電子を導くチャネル部を形成するゲート電極
と、を備え、前記ゲート電極の形状にくびれ部を与える
ことにより前記チャネル部と前記ドレイン部との間にポ
イントコンタクトが形成されることを特徴とする。
【0013】上記第1及び第2のトランジスタの構成に
よれば、ポイントコンタクトを設けることにより、高い
MR比が得られ、従来よりも磁気検出感度や読み出し速
度を大幅に改善することが可能となる。
【0014】なおここで、「ポイントコンタクト」と
は、スピン偏極した電子に対して量子効果が生ずるサイ
ズに限定された接合部のことをいい、そのサイズすなわ
ち電子の流れる方向に対して垂直な方向の長さは、電子
の波長程度あるいはそれ以下であるものとする。
【0015】例えば、チャネル部が半導体により形成さ
れ、その半導体中における電子の波長が10nmの場合
には、ポイントコンタクトのサイズは、10nmあるい
はそれ以下とする。
【0016】また、上記第2のスピントランジスタの場
合、ゲート電極を加工することにより確実且つ容易に微
細なポイントコンタクトを形成することができる。
【0017】また、前記スピン偏極部は、円偏光した光
の照射によりスピン偏極した電子を励起する化合物半導
体からなるものとすれば、偏光検出素子として用いるこ
とができる。
【0018】また、前記スピン偏極部及び前記磁性体の
少なくともいずれかは、一定の結晶方位に配向した鉄
(Fe)、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)あるい
はこれらを含有する合金からなるものとすれば、強い磁
化が容易に得られ、高いMR比が得られ、感度が高く、
動作の安定したスピントランジスタを実現できる。
【0019】また、前記ソース部は、トンネル接合を有
するものとすれば、チャネル部に供給する電子のスピン
偏極率をさらに高くすることが可能となる。
【0020】また、前記スピン偏極部及び前記磁性体の
少なくともいずれかは、化合物磁性半導体からなるもの
とすれば、チャネル部などを構成する半導体層との整合
性が良く、エピタキシャル成長なども容易となるため
に、スピン偏極した電子の注入効率を高くすることがで
きる。
【0021】また、前記チャネル部は、半導体中に形成
される2次元電子ガス領域であるものとすれば、チャネ
ル部において散乱により電子がスピン情報を喪失する確
率を下げることができる。本発明者の検討の結果、図1
2に例示した従来のスピントランジスタにおいて、磁化
の方向の変化に伴うドレイン電流の変化が小さい原因と
して、次の3つの要因が挙げられることが判明した。
【0022】まず第1の要因は、磁化の向きに依存する
チャネル部CとドレインDとの間の界面抵抗が、磁化の
向きに依存しないチャネル部Cの抵抗に比較して小さい
ことである。すなわち、ドレイン電流の大きさはソース
/ドレイン間に印加した電圧とソース/ドレイン間の抵
抗値とによって決まるが、後者はソース/チャネルおよ
びチャネル/ドレイン間の界面抵抗とチャネル部の抵抗
の和になっており強磁性体F2磁化の向きに依存するの
はチャネル/ドレイン間の界面抵抗のみである。
【0023】すなわち、ドレイン電流の磁化方向依存性
(素子のMR(Magneto-resistance)比)を増大させる
ためには、チャネル/ドレイン間の界面抵抗を増大させ
ることが必要である。
【0024】素子のMR比が小さい第2の要因は、界面
抵抗の磁化方向依存性そのものが小さいことである。従
って、何らかの手段により、磁化方向依存性を増大させ
ることが必要である。
【0025】第3の要因は、ソースからチャネルに注入
される電子のスピン偏極率が小さいことである。素子の
MR比は、チャネルを伝導し、ドレインに流れる電子の
スピン偏極率とドレインの強磁性体のスピン偏極率とに
依存する。従って、何らかの方法で、スピン偏極率の高
い電子をソースからチャネルに注入することによって、
よりMR比を高めることができる。
【0026】以上の考察の結果、本発明者は、チャネル
/ドレイン接合部に半導体/金属接合からなる「ポイン
トコンタクト」を採用することにより、上述の第1と第
2の要因に起因した従来型スピントランジスタの欠点を
取り除くことに想到した。
【0027】また、MR比が小さい第3の要因を解決す
るには、チャネルにスピン偏極率の高い電子を注入する
必要がある。本発明のスピントランジスタでは、ソース
を化合物半導体で構成し、円偏光により化合物半導体内
に励起されたスピン偏極電子をチャネル領域に注入する
ことによりチャネル領域にスピン偏極率の高い電子を注
入することができる。あるいは、ソースを磁性トンネル
接合とし、磁性トンネル接合の上部電極と下部電極間に
電圧を印加することによっても、スピン偏極率の高い電
子をチャネルに注入することができる。
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。
【0028】図1は、本発明の実施の形態にかかるスピ
ントランジスタの要部構成を表す模式図である。すなわ
ち、同図(a)はその断面構成、同図(b)はその平面
構成をそれぞれ表す。
【0029】本発明のトランジスタは、ソースSの一部
をなすスピン偏極部F1と、ドレインDの一部をなす強
磁性体F2と、これらの間に設けられた半導体層に形成
されるチャネル部Cと、をその基本構成としている。
【0030】ソースSに設けられたスピン偏極部F1
は、スピン偏極した電子を生成する作用を有し、例え
ば、図12に表したような強磁性体からなるものの他に
も、後に詳述するように、化合物磁性半導体や、円偏光
によりスピン偏極する電子を生成する化合物半導体など
も包含される。
【0031】ソースSからチャネル部Cへのスピン偏極
電子の注入は、図12に例示した従来のトランジスタと
同様である。すなわち、ソース側のスピン偏極部F1の
磁化方向に応じて、スピン偏極した電子がチャネル部C
に注入される。そして、ドレインDの一部を構成する強
磁性体F2がスピン偏極部F1と同じ向きに磁化されて
いる場合にはチャネル電流は流れやすく、一方逆向きに
磁化されている場合にはチャネル電流は流れにくい。
【0032】そして、本発明のトランジスタの場合、チ
ャネル部CとドレインDとの間にポイントコンタクトQ
Pが形成されている。ポイントコンタクトQPは、強磁
性体に対して量子サイズ効果が生じうる程度の微細なコ
ンタクトを設けたものである。つまり、本発明のトラン
ジスタの場合、ドレインDの一部を構成する強磁性体F
2に対して、このような微細なコンタクトを形成してチ
ャネル部Cから電子を与えるようにする。
【0033】以下、本発明のおける「ポイントコンタク
ト」の概念についてまず説明する。
【0034】図2は、磁性体により構成されたポイント
コンタクト素子の参考例を表す概念図である。
【0035】この素子は、上下の磁性電極110、12
0の間にくびれ部Nをもつ2端子素子であり、上下電極
の磁化の向きにより抵抗が変化する。抵抗の変化率とし
て数100%というきわめて大きな値がこれまでに報告
されているが、大きな変化率を示す理由は、量子化され
た電子のバリスティック伝導に伴う現象として説明され
ている。ポイントコンタクトは、大きな抵抗変化率を示
す優れた素子であるが、それを作製するには電子の波長
程度のくびれ部Nを作製することが必要となる。金属中
の伝導電子の波長は1nm程度であるが、幅1nm程度
のくびれ部を再現性良く作製することは、現在の技術で
は困難なため、この素子は基礎研究の段階に留まってい
る。
【0036】なお、このようなポイントコンタクト素子
を開示したものとしては、2つの針状のニッケル(N
i)を付き合わせた磁気微小接点、あるいは2つのマグ
ネタイトを接触させた磁気微小接点が、それぞれ、文献
N. Garcia, M. Munoz, and Y.-W. Zhao, Physical Rev
iew Letters, vol.82, p2923 (1999) およびJ. J. Ver
sluijs, M. A. Bari and J. M. D. Coey, Physical Re
view Letters, vol.87,p26601 -1 (2001 ) に開示され
ている。
【0037】再び図1に戻って説明を続けると、このよ
うなポイントコンタクトQPをスピントランジスタに設
けることにより、ドレインDの一部を構成する強磁性体
F2磁化の向きによる電流変化を飛躍的に大きくし、高
速読み出しも可能となる。
【0038】ポイントコンタクトQPは、例えば、ゲー
ト電極Gの形状を図1のチャネル部Cの形状とすること
により実現できる。すなわち、図1(b)のチャネル部
Cに対応してドレインDに向かって収束する形状のゲー
ト電極Gを形成する。
【0039】このようなゲート電極Gにゲート電圧を印
加すると、チャネルとなる半導体層のうち、ゲート電極
Gの形状に対応した領域において空乏化あるいは反転が
生じ、チャネル部Cが形成される。このようにして形成
されたチャネル部Cのポテンシャル障壁により、電子を
くびれ部、すなわちポイントコンタクトQPに閉じ込め
ることができる。半導体内の電子の波長は10nm以上
あるので、くびれ部すなわちポイントコンタクトQPの
幅も数10nm程度でよい。このようなサイズの、ポイ
ントコンタクトQPの形成は現在の技術で十分可能であ
る。
【0040】また、ポイントコンタクトQPは、チャネ
ルを構成する半導体層をパターニングすることによって
も実現することができる。例えば、チャネル部Cとなり
うる半導体層をエッチングして図1(b)のチャネル部
Cの形状のメサを形成すれば良い。
【0041】あるいは、半導体層に不活性化元素を選択
的に注入することにより、図1(b)のチャネル部Cの
部分のみを活性領域として残存させてもよい。この場合
の不活性化元素としては、例えば、水素、プロトン、酸
素、鉄、及びその他各種の元素を半導体材料に応じて適
宜選択して用いることができる。
【0042】本発明によれば、チャネル部Cとドレイン
Dとの間にポイントコンタクトQPを設けることによ
り、チャネル部CとドレインDとの間のコンタクト抵抗
がチャネル抵抗に比較して著しく増大し、かつコンタク
ト抵抗の磁化依存性が上昇するため、ドレイン電流の磁
化方向依存性(MR比)を飛躍的に高めることができ
る。
【0043】このようなスピントランジスタを用いて図
3のようなメモリセルを構成すれば、新しいタイプの固
体磁気メモリ(MRAM)として利用することが原理的
には可能である。
【0044】例えば、スピン偏極部F1として用いる強
磁性体の磁化の向きを固定しておき、(図3では省略さ
れている)書き込み電流により生ずる磁場によって強磁
性体F2の磁化をF1の磁化と平行あるいは反平行に遷
移させることにより、バイナリ−コードを書き込むこと
ができる。コードの読み出しは、トランジスタのゲート
Gに繋がったワード線WLに電圧を印加してトランジス
タをオン(ON)状態にし、ビット線BLを流れるドレ
イン電流を観測することにより強磁性体F2磁化の向き
を検出することができる。
【0045】磁性トンネル接合を用いた従来のMRAM
では、1ビットの構成要素として1個のトンネル接合と
1個のトランジスタが必要であったのに対して、図3に
表したメモリセルの場合、1個のトランジスタのみで1
ビットを構成することができる。
【0046】しかも、本発明によれば、スピントランジ
スタの強磁性体F2磁化の向きによる電流変化が大き
く、このために、高速読み出しも可能となる点でさらに
有利である。
【0047】一方、ドレイン電流の磁化方向依存性(M
R比)は、ソースSからチャネル部Cに注入される電子
のスピン偏極率にも依存する。鉄(Fe)、コバルト
(Co)などの強磁性体中に存在する伝導電子のスピン
偏極率は高々50%程度なので、これらスピン偏極部F
1からチャネル部Cに注入される電子の偏極率も高々5
0%程度である。
【0048】より高いスピン偏極率の電子を注入するた
めに、本発明の一形態においては、ソースSに化合物半
導体を用いる。円偏光を照射することにより化合物半導
体内に高いスピン偏極率の電子を励起し、その電子をチ
ャネル部Cに注入することにより素子のMR比をさらに
高めることができる。
【0049】また、ソースSに磁性トンネル接合を用い
ることによって、よりスピン偏極率の高い電子をチャネ
ルに注入し、MR比を高めることができる。
【0050】なお、電子がスピン情報を喪失せずにソー
スSからドレインDに達するためには、チャネル部Cに
おける散乱を抑制する必要がある。この観点からは、チ
ャネル部Cは、いわゆる2次元電子ガスが形成される条
件を満たすことが望ましい。
【0051】また、スピン偏極部F1及びF2の材料と
しては、鉄(Fe)、コバルト(Co)、ニッケル(N
i)などの単体、または、鉄(Fe)、コバルト(C
o)、ニッケル(Ni)、クロム(Cr)の少なくとも
いずれかの元素を含む合金、または、「パーマロイ」と
呼ばれるNiFe系合金、あるいは、CoNbZr系合
金、FeTaC系合金、CoTaZr系合金、FeAl
Si系合金、FeB系合金、CoFeB系合金などの軟
磁性材料、ホイスラー合金やCrO、Fe 、L
1―XSrMnOなどのハーフメタル磁性体を用
いることができる。すなわち、これらの材料のうちか
ら、トランジスタの半導体材料や用途に応じた特性を有
するものを適宜選択して用いればよい。
【0052】
【実施例】以下、実施例を参照しつつ本発明の実施の形
態についてさらに詳細に説明する。
【0053】(第1の実施例)まず、本発明の第1の実
施例として、Si(シリコン)−MOS(Metal-Oxide-
Semiconductor)反転層をチャネルとするスピントラン
ジスタについて説明する。
【0054】図4は、本実施例のスピントランジスタの
要部構成を表す模式図である。すなわち、同図(a)は
その断面構成、同図(b)はその平面構成をそれぞれ表
す。
【0055】本実施例においては、p型シリコン基板1
0の上にゲート絶縁層20を設け、ゲートGに電圧を印
加するとこの直下に反転層12が形成されるMOSトラ
ンジスタの構造を採用した。
【0056】ソースS及びドレインDには、いずれも厚
さ200nmの鉄(Fe)からなる強磁性層F1、F2
を用いている。さらに、ソースS側のF1膜の磁化を、
反強磁性体であるイリジウム・マンガン層IrMnから
の交換磁場により、同図の矢印Mの方向に固着させてい
る。一方、ドレインDの強磁性体膜F2の磁化は外部磁
場により面内で回転することができる。
【0057】このトランジスタのチャネル長は1μm、
チャネル幅は5μmであり、ゲート絶縁膜20を介して
アルミニウム(Al)ゲート電極Gが形成されている。
【0058】ゲート電極Gの形状は、幅50nmのくび
れ部QPを持った特殊形状をしている。ゲート電極Gに
正電圧を印加すると、ゲート電極Gの直下にチャネル部
(反転層)Cが形成されドレイン電流が流れるが、その
電流がドレインDを構成する強磁性体層F2の磁化の向
きにより変化する。
【0059】電子の波長程度の細いくびれ部QPを流れ
る電子の運動は、くびれ部を通過する方向にほぼ平行に
進む電子に限定され、かつその波長(およびエネルギ
ー)が量子化されるため、界面抵抗のスピン依存性が増
大する。
【0060】また、本実施例のトランジスタでは、チャ
ネル部CとドレインDとの間の界面抵抗が、ソースSと
チャネル部Cとの間の界面抵抗およびチャネル抵抗に比
較して十分大きくなっている。
【0061】図5(a)は、本実施例のトランジスタの
ドレイン電流−ゲート電圧(I−V)特性を表すグ
ラフ図である。ここで、ドレイン電圧Vは0.5Vに
固定した。また、図中の実線はドレインDの強磁性体F
2の磁化がソースSの強磁性体F1の磁化に対して平行
な場合、点線は反平行な場合をそれぞれ表す。
【0062】このグラフから分かるように、ゲート電圧
が閾値電圧(V〜0.12V)を超えるとドレイン電
流が流れはじめ、磁化の向きによる電流の変化(MR
比)は約12%であった。
【0063】図5(b)は、ドレイン電流−ドレイン電
圧(I−V)特性を表すグラフ図である。ここで、
ゲート電圧Vは1Vに固定した。また、図5(a)と
同様に、実線はドレインDの強磁性体F2の磁化がソー
スSの強磁性体F1の磁化に対して平行な場合、点線は
反平行な場合をそれぞれ表す。
【0064】ピンチオフ電圧V=V−V以下で
は、図5(a)と同様に約12%のMR比が得られてい
るが、VがVを超えると急速にMR比が減少し、ド
レイン電流はF2の磁化方向に依存しなくなることが観
測された。
【0065】VがV以上の飽和領域ではチャネル/
ドレイン電極間の空乏化に伴ってポテンシャルバリアが
発生し、ドレイン電流はこのバリアの抵抗で決まるため
磁化の向きに殆ど依存しなくなると考えられる。
【0066】ここで、本実施例に対する比較例として、
ポイントコンタクトQPを除いた他の構成を同一とした
Si−MOS反転層をチャネルとするスピントランジス
タも試作した。すなわち、この比較例においては、ゲー
ト電極Gの形状を図1(b)の如く収束形状とはせず、
通常のトランジスタと同様にチャネル半導体層の上に全
面に亘って設けた。
【0067】この比較例のトランジスタの閾値電圧は、
本実施例のトランジスタとほぼ同じ0.11Vであった
が、ゲート電圧0.2Vにおけるドレイン電流は約1μ
Aに増大した。この素子のMR比は約0.5%と極めて
小さかった。
【0068】すなわち、ゲート電極Gをパターニングす
ることにより形成したポイントコンタクトQPを設ける
ことにより、MR比を大幅に高くすることができること
が確認できた。
【0069】(第2の実施例)次に、本発明の第2の実
施例として、n型InAlAs/InGaAsからなる
選択ドープへテロ構造の2次元電子ガスを用いたスピン
トランジスタを試作した。
【0070】図6は、本実施例のスピントランジスタの
要部構成を表す模式図である。すなわち、同図(a)は
その断面構成、同図(b)はその平面構成をそれぞれ表
す。
【0071】本実施例においては、InGaAs層30
の上にInAlAs層40を設け、InAlAs/In
GaAsヘテロ接合界面に形成される2次元電子系30
Aをチャネルとするスピントランジスタを作製した。
【0072】ゲート電極Gのサイズおよび形状は、第1
実施例と同様としたが、ドレインDの強磁性体F2は、
InGaAs層30の上にエピタキシャル成長した。強
磁性体F2の膜表面およびチャネルと接した端面の面方
位は何れも(001)面となっている。
【0073】本実施例のスピントランジスタは、第1実
施例のトランジスタと同様に、強磁性体F2の磁化の向
きによりドレイン電流が変化するが、その変化の割合は
第1実施例のトランジスタの約3倍であり、約35%の
MR比が観測された。本実施例において第1実施例と比
較して大きなMR比が得られた理由は以下のように考え
られる。
【0074】すなわち、トランジスタのMR比は、半導
体(チャネル)/磁性体(F2)界面の界面抵抗が強磁
性体F2の磁化方向に依存するために生じるが、磁化方
向に依存する原因は界面を透過する電子の透過率が電子
のスピンの向きに依存するためであり、磁性体のバンド
構造に由来している。
【0075】バンド構造は一般に、ブリルアンゾーンと
呼ばれる波数空間の中で表現され、例えばFeの結晶中
を[001]方向に進む電子はブリルアンゾーンの△線
上の点として表現されるが、その状態は波動関数の対称
性で区別され、通常群論の既約表現を用いて△1、△2
のように記号で記述される。
【0076】図7に表したように、鉄(Fe)のバンド
構造は複雑であるが、アップスピンバンドはフェルミ準
位の近傍で△1の対称性を持ち、ダウンスピンバンドは
△2、△2’、△5の対称性を持っている。一方、In
GaAsチャネル中を[001]方向に進む電子のバン
ドは、Δ1対称性をもっている。同じ対称性をもつバン
ド間を電子は反射されずに進むことができるので[00
1]方向に進むアップスピン電子は半導体(チャネル)
/磁性体(F2)界面を透過できるが、異なる対称性を
持つバンド間を電子は進むことができないのでダウンス
ピン電子は強く反射される。
【0077】すなわち[001]方向の半導体(チャネ
ル)/磁性体(F2)界面は強いスピン依存性を持ち、
そのためこの素子では高いMR比が得られたと考えられ
る。
【0078】第1実施例のトランジスタでは強磁性体F
2が多結晶体のため、半導体(チャネル)/磁性体(F
2)界面のスピン依存性が相対的に小さかったが、本実
施例のトランジスタにおいては、このスピン依存性がさ
らに大きくなり、MR比も大きくなったものと考えられ
る。
【0079】(第3の実施例)次に、本発明の第3の実
施例として、ソースSが化合物半導体からなるスピント
ランジスタについて説明する。
【0080】図8は、本実施例のスピントランジスタの
要部構成を表す模式図である。すなわち、同図(a)は
その断面構成、同図(b)はその平面構成をそれぞれ表
す。
【0081】本実施例においても、InGaAs層30
の上にInAlAs層40を設け、InAlAs/In
GaAsヘテロ接合界面に形成される2次元電子系30
Aをチャネルとするスピントランジスタを作製した。
【0082】但し、本実施例においては、ソースSとし
てガリウム砒素GaAsを設けた。ゲート電極Gのサイ
ズおよび形状は、第1及び第2実施例と同様とした。
【0083】本実施例のトランジスタの場合も、第1及
び第2実施例と同様に、強磁性体F2の磁化の向きに応
じてドレイン電流が変化する。
【0084】ここで、ソースSのGaAsに右円偏光し
た光Lを照射し、強磁性体F2の磁化の向きを反転させ
て、ドレイン電流の変化を測定したところ、50%のM
R比が観測された。MR比が大きくなった理由は、円偏
光によってソースSのGaAs中に高偏極率の電子が励
起され、チャネル部Cに注入されたことによると考えら
れる。この動作原理から明らかであるが、本実施例のト
ランジスタは、円偏光検出素子として用いることも可能
である。
【0085】(第4の実施例)次に、本発明の第4の実
施例として、ソースSがトンネル接合を有するスピント
ランジスタについて説明する。
【0086】図9は、本実施例のスピントランジスタの
要部断面構成を表す模式図である。
【0087】本実施例においても、InGaAs層30
の上にInAlAs層40を設け、InAlAs/In
GaAsヘテロ接合界面に形成される2次元電子系30
Aをチャネルとするスピントランジスタを作製した。
【0088】但し、ソースSとして、鉄コバルト(Fe
Co)合金/アルミニウム(Al)酸化膜/鉄(Fe)
からなる積層構造の磁性トンネル接合を設けた。この磁
性トンネル接合からInAlAs/InGaAs接合界
面の2次元電子ガスのチャネル部Cに、電子が供給され
る。第1乃至第3実施例と同様に、ゲート電極Gをパタ
ーニングすることにより、チャネル部Cと強磁性体F2
との間にポイントコンタクトQPを形成した。また、ド
レインDには、強磁性体としてFeNi合金を設けた。
【0089】トランジスタの断面形状は、2次元電子チ
ャネル部Cへの効率的な電子注入を行うため、図9に表
したようにメサ状とし、その側面にソースS、ドレイン
Dを設けた。ここで、トランジスタのチャネル長は1μ
m、チャネル幅は5μmとした。
【0090】ソースSに設けた積層構造における上下の
磁性体Fe、FeCoは、同方向に磁化させた。このト
ランジスタは、ドレインDの強磁性体FeNiの磁化の
向きに応じてドレイン電流が変化する。ゲート電圧V
=1V、ドレイン電圧V=0.5Vのとき、MR比
は、38%を示した。
【0091】本実施例においてMR比が大きくなった理
由としては、磁性トンネル接合からなるソースSからチ
ャネル部Cに注入された電子のスピン編極率が、第1実
施例のような磁性体のみの場合と比較して、大きくなる
ためと考えられる。
【0092】またさらに、図10に表したような構造を
有するスピントランジスタにおいても、同様なMR比の
向上が認められた。すなわち、同図に表したトランジス
タの場合、ソースSに設けられた磁性トンネル接合は、
鉄(Fe)/金(Au)/鉄(Fe)/アルミニウム
(Al)酸化膜/アルミニウム(Al)という積層構造
を有する。この積層構造の一部である、鉄(Fe)/金
(Au)/鉄(Fe)は、いわゆる「スピンバルブ」構
造である。但し、本実施例の場合、このスピンバルブ膜
中の2層の鉄(Fe)は、それぞれ同方向に磁化した。
【0093】図10に表したトランジスタの場合も、M
R比が大きくなる理由は、チャネル部Cに注入される、
電子のスピン偏極率が高くなるためと考えられる。
【0094】(第5の実施例)次に、本発明の第5の実
施例として、ソースS、ドレインDが磁性半導体からな
るスピントランジスタについて説明する。
【0095】図11は、本実施例のスピントランジスタ
の要部断面構成を表す模式図である。
【0096】本実施例においても、InGaAs層30
の上にInAlAs層40を設け、InAlAs/In
GaAsヘテロ接合界面に形成される2次元電子系30
Aをチャネルとするスピントランジスタを作製した。
【0097】但し、ソースSおよびドレインDが、それ
ぞれガリウム・マンガン・砒素磁性半導体GaMnAs
からなり、ゲート電極Gをパターニングすることにより
ポイントコンタクトQPが形成されるスピントランジス
タを作製した。
【0098】GaMnAsは、分子線エピタキシー法を
用いてエピタキシャル成膜した。チャネル長は1μm、
チャネル幅は5μmとした。
【0099】本実施例のトランジスタでは、MR比は5
0%を示した。MR比が大きく向上した理由は、ソース
SのGaMnAsとチャネル部Cとの界面では、結晶の
乱れが少ないため、GaMnAsから電子がチャネル部
Cに注入される際に、スピン反転などによるスピン情報
の喪失が起こりにくく、チャネル部Cに高偏極率の電子
を注入できるためと考えられる。
【0100】また同様に、ドレインDにおいても、チャ
ネル部Cとの界面での結晶の乱れが少ないため、ポイン
トコンタクトQPを介して流入する電子のスピン情報の
喪失が起きにくく、MR比の向上に寄与していると考え
られる。
【0101】以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施
の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの
具体例に限定されるものではない。例えば、スピントラ
ンジスタを構成する各要素の具体的な寸法関係や材料、
その他、基板、電極、導電型、ドーパント、絶縁構造な
どの形状や材質に関しては、当業者が公知の範囲から適
宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効
果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含され
る。
【0102】また、本発明のスピントランジスタにおけ
る強磁性体、チャネル部、スピン偏極部などの構成要素
は、それぞれ単層として形成してもよく、あるいは2以
上の層を積層した構造としてもよい。
【0103】その他、本発明の実施の形態として上述し
たスピントランジスタを基にして、当業者が適宜設計変
更して実施しうるすべてのスピントランジスタも同様に
本発明の範囲に属する。
【0104】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
ソースから2次元電子ガス系などのチャネル領域にスピ
ン偏極電子を注入し、ドレインを構成する磁性体の磁化
の向きによりドレイン電流が変化するスピンFETにお
いて、チャネル領域とドレインとの間にポイントコンタ
クトを形成することによりMR比が大きく実用可能な素
子を提供することができ産業上のメリットは多大であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかるスピントランジス
タの要部構成を表す模式図である。
【図2】磁性体により構成されたポイントコンタクト素
子の参考例を表す概念図である。
【図3】本発明のスピントランジスタを用いて構成され
るMRAMのメモリセルを表す模式図である。
【図4】本発明の実施例のスピントランジスタの要部構
成を表す模式図である。
【図5】(a)は、本実施例のトランジスタのドレイン
電流−ゲート電圧(I−V)特性を表すグラフ図で
あり、(b)は、ドレイン電流−ドレイン電圧(I
)特性を表すグラフ図である。
【図6】本発明の実施例のスピントランジスタの要部構
成を表す模式図である。
【図7】鉄(Fe)のバンド構造を表す模式図である。
【図8】本発明の実施例のスピントランジスタの要部構
成を表す模式図である。
【図9】本発明の実施例のスピントランジスタの要部断
面構成を表す模式図である。
【図10】本発明の実施例のスピントランジスタの要部
断面構成を表す模式図である。
【図11】本発明の実施例のスピントランジスタの要部
断面構成を表す模式図である。
【図12】従来のスピントランジスタの要部構成を表す
模式図であり、同図(a)はその断面構成、同図(b)
はその平面構成を表す模式図である。
【符号の説明】
10 シリコン基板 12 反転層 20 ゲート絶縁層 30 InGaAs 30A 2次元電子系 40 InAlAs 110、120 磁性電極 BL ビット線 WL ワード線 C チャネル部 F1 スピン偏極部 F2 強磁性体 G ゲート電極 L 光 M 磁化 QP ポイントコンタクト S ソース D ドレイン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 29/80 H01L 29/80 M 29/812 31/10 A 31/10 Fターム(参考) 5F049 MA14 MA20 MB07 QA09 QA20 5F083 FZ10 HA06 PR25 5F102 FA00 FB06 GB01 GC01 GJ04 GL04 GM04 GR17 GS07 GT10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スピン偏極した電子を生成するスピン偏極
    部を有するソース部と、 磁性体を有するドレイン部と、 前記ソース部から前記ドレイン部に電子を導くチャネル
    部と、 を備え、 前記チャネル部と前記ドレイン部との間にポイントコン
    タクトが設けられたことを特徴とするスピントランジス
    タ。
  2. 【請求項2】スピン偏極した電子を生成するスピン偏極
    部を有するソース部と、 磁性体を有するドレイン部と、 半導体層に電圧を印加することにより、前記ソース部か
    ら前記ドレイン部に電子を導くチャネル部を形成するゲ
    ート電極と、 を備え、 前記ゲート電極の形状にくびれ部を与えることにより前
    記チャネル部と前記ドレイン部との間にポイントコンタ
    クトが形成されることを特徴とするスピントランジス
    タ。
  3. 【請求項3】前記スピン偏極部は、円偏光した光の照射
    によりスピン偏極した電子を励起する化合物半導体から
    なることを特徴とする請求項1または2に記載のスピン
    トランジスタ。
  4. 【請求項4】前記スピン偏極部及び前記磁性体の少なく
    ともいずれかは、一定の結晶方位に配向した鉄(F
    e)、ニッケル(Ni)、コバルト(Co)あるいはこ
    れらを含有する合金からなることを特徴とする請求項1
    または2に記載のスピントランジスタ。
  5. 【請求項5】前記ソース部は、トンネル接合を有するこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のス
    ピントランジスタ。
  6. 【請求項6】前記スピン偏極部及び前記磁性体の少なく
    ともいずれかは、化合物磁性半導体からなることを特徴
    とする請求項1または2に記載のスピントランジスタ。
  7. 【請求項7】前記チャネル部は、半導体中に形成される
    2次元電子ガス領域であることを特徴とする請求項1〜
    6のいずれか1つに記載のスピントランジスタ。
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