JP2003090455A - 保守簡易形2ポート弁 - Google Patents

保守簡易形2ポート弁

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JP2003090455A JP2001283836A JP2001283836A JP2003090455A JP 2003090455 A JP2003090455 A JP 2003090455A JP 2001283836 A JP2001283836 A JP 2001283836A JP 2001283836 A JP2001283836 A JP 2001283836A JP 2003090455 A JP2003090455 A JP 2003090455A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弁ボディとボンネットの分解・組立が容易
で、ボンネットが誤動作で弁ボディから離脱するという
ことがない、保守が簡易な2ポート弁を提供する。 【解決手段】 ボンネット21を弁ボディ2に着脱自在
に取り付ける取付け手段を備えた2ポート弁1におい
て、上記取付け手段は、上端部に係止溝17を有する弁
ボディ2に固着した複数のシャフト16と、ハンドル3
1と、ボンネット21の上端部とハンドル31との間に
回動可能に設けられて回動により上記係止溝17に係合
または離脱する係合溝43を有するプレート41と、ハ
ンドル31の押し下げ回動位置でプレート41に設けた
係合孔44に係合しハンドル31の回動をプレート41
に伝達するハンドル31に固着された押し下げ防止ピン
35とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高真空L形弁等に
用いられる保守が簡易な2ポート弁に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】高真空L形弁等に用いられる2ポート弁
は、図18に示すように公知である。該公知の2ポート
弁は、弁ボディ111が、直交する方向に形成したポー
ト112,113と、これらのポート112と113を
連通させる流路中の弁座114と、弁座114に対向す
る開口115とを備え、開口115にベローズプレート
116を介して気密に取付けられたボンネット117
に、弁体123を駆動するための空気圧シリンダ119
のシリンダ120が形成されている。
【0003】上記弁座114を開閉する弁体123の弁
棒124は、ボンネット117を気密に貫通して空気圧
シリンダ119のピストン121に連結されており、弁
体123とボンネット117との間に復帰ばね125が
縮設されている。また、ボンネット117には、ピスト
ン121で区画されたベローズプレート116側の圧力
室126に圧縮空気を給排するポート127が開設され
ている。上記ベローズプレート116の内周面と弁体1
23には、弁棒124を囲むベローズ128の両端が気
密に固着されており、弁体123における弁座114と
の対向面には、シールリング131を取付けるための環
状の取付溝130が形成されている。
【0004】しかし、該公知の2ポート弁は、弁体12
3のシールリング131を交換したり、ベローズ128
や弁ボディ111の内面を洗浄するために、ボンネット
117を弁ボディ111から取り外す必要があるが、ボ
ンネット117が弁ボディ111にボルト(図示せず)
により固着されているために、該ボルトを回して弁ボデ
ィ111から取り外す必要があり、ボンネット117を
弁ボディ111に取り付けたり取り外すのが容易でない
ことから、メンテナンスに時間がかかるという問題があ
った。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題を解消するためになされたもので、その技術的課題
は、弁ボディとボンネットの分解・組立が容易で、保守
が簡易な2ポート弁を提供することにある。また、本発
明の他の技術的課題は、簡単に分解できる構造でありな
がら、ボンネットが誤動作で弁ボディから離脱するとい
うことがない安全な2ポート弁を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る保守簡易形2ポート弁は、2つのポー
トと、これらのポートを連通させる流路中の弁座と、該
弁座に対向する開口とを備えた弁ボディと、該開口を気
密に塞ぐボンネットと、該ボンネット内に設けたシリン
ダにより駆動され上記弁座を開閉する弁体と、該ボンネ
ットを上記弁ボディに着脱自在に取り付ける取付け手段
とを備えた2ポート弁において、上記取付け手段が、上
記ボンネット内を通り該ボンネットの上端部よりも上方
に突出し上端部に係止溝を有する上記弁ボディに固着し
た複数のシャフトと、上記ボンネットの上端部に固着し
たカラーに回動可能且つ押し下げ回動位置で押し下げ可
能に取り付けられたハンドルと、上記ボンネットの上端
部と上記ハンドルとの間に回動可能に設けられて回動に
より上記シャフトの係止溝に係合または離脱する係合溝
を有するプレートと、上記ハンドルの押し下げ回動位置
で上記プレートに設けた係合孔に係合し上記ハンドルの
回動を上記プレートに伝達する上記ハンドルに固着され
た押し下げ防止ピンとを有することを特徴とするもので
ある。
【0007】上記保守簡易形2ポート弁は、上記カラー
が、上記ハンドル及び上記プレートをそれらの中央部分
に設けた貫通孔を介してガイドする中空円筒状のガイド
部と、該ガイド部の下端に設けられ上記ボンネット上端
部に固着される拡径フランジ部とを有しており、上記ガ
イド筒が、上記ハンドル及び上記プレートを離間する方
向に付勢するコイルばねを遊嵌していると共に、その上
端部に上記コイルばねの付勢力により上方に移動しよう
とする上記ハンドルの移動を阻止する固定リングを着脱
自在に装着しているのが適切である。
【0008】また、上記保守簡易形2ポート弁は、上記
コイルばねが、その一方及び他方の端部がそれぞれ上記
ハンドル及び上記プレートに連結されており、上記ハン
ドルを上記プレートに対し相対的に回転させることによ
り回転方向の付勢力を蓄積し、上記ハンドルの押し下げ
動作をやめると蓄積された軸方向の付勢力により上記ハ
ンドルと上記プレートとを相互に離間させて上記ハンド
ルに固着された押し下げ防止ピンと上記プレートに設け
た係合孔との係合を解除すると共に、蓄積された回転方
向の付勢力により上記ハンドルまたは上記プレートを逆
方向に相対回転させて元の回転位置に復帰させるのが好
ましい。
【0009】また、上記保守簡易形2ポート弁は、上記
ボンネットが、その下端部にベローズホルダーを止めリ
ングを介して着脱自在に固着すると共に、該ベローズホ
ルダーを上記弁ボディの開口に設けた環状の段部にシー
ル材を介して収納することにより、上記弁ボディの開口
を気密に塞いでおり、該ベローズホルダーの内周面と上
記弁体には、該弁体に連結された弁棒を囲むベローズの
両端が気密に固着されているのが適切である。
【0010】また、上記保守簡易形2ポート弁は、上記
ハンドルがその下面に上記シャフトの上端が相対的に回
動できるように挿入された長円溝を有し、上記ハンドル
の長円溝の一方の内周壁が上記シャフトの上端に衝突す
る回動位置が、上記ハンドルの押し下げ回動位置であ
り、該プレートと共に回動する上記ハンドルの長円溝の
他方の内周壁が上記シャフトの上端に衝突する回動位置
が、上記プレートの係合溝が上記シャフトの係止溝から
離脱する位置であるのが好ましい。
【0011】また、上記保守簡易形2ポート弁は、上記
カラーが上記ボンネットの上端部に六角孔付きボルトに
より固着され、上記プレートは上記六角孔付きボルトの
頭部が挿入される長円孔を有し、上記プレートの長円孔
の一方の内周壁が上記ボルトの頭部に衝突する回動位置
が、上記プレートの係合溝が上記シャフトの係止溝に係
合する位置であり、上記プレートの長円孔の他方の内周
壁が上記ボルトの頭部に衝突する回動位置が、上記プレ
ートの係合溝が上記シャフトの係止溝から離脱する位置
であるのが適切である。
【0012】また、上記保守簡易形2ポート弁は、上記
ボンネットが、その先端部がボンネットの上端部より突
出するようにばねにより付勢された先端部がテーパ状の
ロックピンと、該ロックピンを収納するロックピン穴と
を有し、上記プレートが、上記ロックピンが挿入される
ロック孔と上記ロックピンの先端部の先端のみが挿入さ
れる該プレートの下面に設けた小さなロック窪みとを有
し、上記プレートの係合溝が上記シャフトの係止溝に係
合する回動位置では、上記ロックピンが上記ロック孔に
挿入されて上記プレートと上記ボンネットとをロック
し、上記プレートが上記シャフトから離脱する回動位置
では、上記ロックピンが上記ロック孔から離脱してその
先端部の先端が上記ロック窪みに挿入されることにより
上記プレートと上記ボンネットとをロックするのが好ま
しい。
【0013】また、上記保守簡易形2ポート弁は、上記
ハンドルが、その先端がハンドルの下面から下方に突出
するように付勢された突出ピンを有し、該突出ピンが、
上記プレートに設けた円孔内に相対的に回動できるよう
に挿入されると共に、ボンネットが弁ボディに固着され
る位置では上記ハンドルの逆方向の回動を防止するのが
適切である。
【0014】上記保守簡易形2ポート弁は、上記押し下
げ回動位置以外の回動位置でハンドルを押し下げようと
しても、上記押し下げ防止ピンが上記プレートに衝突す
るためハンドルを押し下げることができないが、上記ハ
ンドルを押し下げ回動位置まで回動すると、上記押し下
げ防止ピンの位置が上記プレートに設けた係合孔の位置
と合うために上記ハンドルを押し下げることができ、上
記押し下げ防止ピンを上記係合孔に係合させることがで
きる。この状態で上記ハンドルを回動すると、上記プレ
ートは上記押し下げ防止ピンによりハンドルに係合して
いるため、上記プレートをその係合溝が上記シャフトの
係止溝から離脱する位置まで回動させることができ、こ
の位置で上記ハンドルを持ち上げると、該ハンドルに連
結されている上記ボンネットを上記弁ボディから取り外
すことができる。
【0015】また、上記弁ボディに上記ボンネットを挿
入し、上記ハンドルを押し下げ回動位置まで回動して押
し下げると、上記押し下げ防止ピンを上記係合孔に係合
させることができ、この状態で上記ハンドルを回動する
と上記プレートをその係合溝が上記シャフトの係止溝に
係合する位置まで回動させることができるから、上記ボ
ンネットを上記弁ボディに取り付けることができる。し
たがって、上記保守簡易形2ポート弁は、上記ハンドル
を押し下げたり、回動したり、持ち上げるだけで、上記
ボンネットを上記弁ボディから取り外したり上記弁ボデ
ィに取り付けることができるから、弁ボディとボンネッ
トの分解・組立が容易である。
【0016】また、上記保守簡易形2ポート弁は、上記
ハンドル、プレート、カラー、ベローズ等の部品が上記
ボンネットに連結されていて上記ボンネットを上記弁ボ
ディから取り外す際にこれらの部品も一緒に取り外すこ
とができるから、分解・組立が容易であると共に、弁の
保守が簡易である。また、上記保守簡易形2ポート弁
は、上記ハンドルを押し下げ回動位置まで回動して押し
下げることによりハンドルがプレートと係合するため、
ハンドルを回動しただけではプレートを回動させること
ができない。したがって、上記保守簡易形2ポート弁
は、上記ハンドルを誤って回動させても上記ボンネット
の固着状態が解除されるということがないから、簡単に
分解できる構造でありながら、ボンネットが誤動作で弁
ボディから離脱するということがなく、安全である。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜図17は本発明に係る保守
簡易形2ポート弁の一実施例を示すものであり、図1は
該保守簡易形2ポート弁1の縦断面図、図2は該保守簡
易形2ポート弁1の弁ボディ2から後述するボンネット
アセンブリー3を取り外した状態を示す図、図3は該保
守簡易形2ポート弁1の平面図、図4は図3におけるB
−O線での断面図、図5は同C−O線での断面図、図6
は同D−O線での断面図、図7は同E−O線での断面
図、図8は該保守簡易形2ポート弁1に用いられるプレ
ートの斜視図、図9は同コイルばねの斜視図である。ま
た、図10〜図12は該保守簡易形2ポート弁1の弁ボ
ディ2からボンネットアセンブリー3を取り外す際の動
作状態を示す図であり、図13は図11におけるF−O
線での断面図、図14〜図17は該保守簡易形2ポート
弁1の弁ボディ2にボンネットアセンブリー3を取り付
ける際の動作状態を示す図である。
【0018】該保守簡易形2ポート弁1は、図1に示す
ように、2つのポート11、12と、これらのポート1
1、12を連通させる流路中の弁座13と、該弁座13
に対向する開口14とを備えた弁ボディ2と、該開口1
4を気密に塞ぐボンネット21と、該ボンネット21内
に設けた空気圧シリンダ22により駆動され上記弁座1
3を開閉する弁体15と、該ボンネット21を上記弁ボ
ディ2に着脱自在に取り付ける取付け手段とを備えてい
る。該ボンネット21には、後述するカラー23、ハン
ドル31、プレート41、ベローズホルダー25、ベロ
ーズ26等の部品が連結しており、該ボンネット21及
びこれに連結された部品でボンネットアセンブリー3を
構成している。
【0019】該取付け手段は、上記ボンネット21内を
通り該ボンネット21の上端部よりも上方に突出し上端
部に係止溝17を有する上記弁ボディ2に固着された4
個(または2個)のシャフト16(図2参照)と、上記
ボンネット21の上端部に固着したカラー23に回動可
能且つ押し下げ回動位置で押し下げ可能に取り付けられ
たハンドル31と、上記ボンネット21の上端部と上記
ハンドル31との間に回動可能に設けられて回動により
上記シャフト16の係止溝17に係合または離脱する係
合溝42を有するプレート41(図1,図4,図8参
照)と、上記ハンドル31の押し下げ回動位置で上記プ
レート41に設けた係合孔44(図3,図4,図8参
照)に係合し上記ハンドル31の回動を上記プレート4
1に伝達する上記ハンドル31に固着された押し下げ防
止ピン35(図4参照)とを有する。該押し下げ防止ピ
ン35は、ハンドル31に形成された円孔38(図4参
照)に圧入されることによりハンドル31に固着され
る。
【0020】上記カラー23は、図1に示すように、上
記ボンネット21の上端部より上方に突出する中空円筒
状のガイド部23aと、該ガイド部23aの下端に設け
られ上記ボンネット21の上端部に固着された拡径フラ
ンジ部23bとを有しており、該ガイド部23aは上記
ハンドル31及び上記プレート41をそれらの中央部分
に設けた貫通孔32,42を介してガイドしている。上
記ガイド部23aは、上記ハンドル31及び上記プレー
ト41を離間する方向に付勢するコイルばね55(図
1,図9参照)が遊嵌されており、該ガイド部23aの
上端部には該コイルばね55の付勢力により上方に移動
しようとする上記ハンドル31の移動を阻止する固定リ
ング36が着脱自在に装着されている。
【0021】上記ハンドル31の貫通孔32は下方部分
が拡径されて上記コイルばね55が収納される空間を兼
ねており、貫通孔32の上方部分は上方に開くように傾
斜しており、貫通孔32の最上端は蓋34により覆われ
ている。上記コイルばね55は、その一方の端部55a
が上記ハンドル31に連結され、その他方の端部55b
が上記プレート41に連結されており、該端部55bは
上記プレート41の貫通孔32に形成されている連結用
の切欠部45に挿入されている。
【0022】上記コイルばね55は、上記ハンドル31
及び上記プレート41を離間する方向に付勢するだけで
なく、上記ハンドル31を上記プレート41に対し相対
的に回転させることにより回転方向の付勢力を蓄積する
ことができるから、上記ハンドル41の押し下げ動作を
やめると蓄積された軸方向の付勢力により上記ハンドル
31と上記プレート41とを相互に離間させて上記ハン
ドル31に固着された押し下げ防止ピン35と上記プレ
ート41に設けた係合孔44との係合を解除すると共
に、蓄積された回転方向の付勢力により上記ハンドル3
1または上記プレート41を逆方向に相対回転させて元
の回転位置に復帰させるものである。
【0023】上記ボンネット21には、上記空気圧シリ
ンダ22のシリンダ孔24が形成されており、上記弁体
15に連結された弁棒29は、上記ボンネット21を気
密に貫通して空気圧シリンダ22のピストン28に連結
されており、弁体15とボンネット21との間に復帰ば
ね54が縮設されている。また、ボンネット21には、
ピストン28で区画されたベローズプレート26側の圧
力室27に圧縮空気を給排するポート30が開設されて
いる。
【0024】上記ボンネット21は、その下端部に金属
製のベローズホルダー25を止めリング51を介して着
脱自在に固着すると共に、該ベローズホルダー25を上
記弁ボディ2の開口14に設けた環状の段部にOリング
52を介して収納することにより、上記弁ボディ2の開
口14を気密に塞いでおり、該ベローズホルダー25の
内周面と上記弁体15には、上記弁棒29を囲む金属製
のベローズ26の両端が溶接等により気密に固着されて
いる。上記弁体1は弁座13との対向面に環状の取付溝
18を設けており、この取付溝18に、弁座13をシー
ルするOリング53を、その一部を取付溝18から突出
させて取付けている。従来の弁座は、図18に示すよう
に、Oリング114に対抗する面が平面であるが、上記
弁座13は、図1に示すように、弁座の形状をRをつけ
た形状にしてもよい。
【0025】上記ハンドル31は、図3に破線の長円で
示すように、その下面に上記シャフト16の上端が相対
的に回動できるように挿入された4個の長円溝37を有
しており、該長円溝37の一方の内周壁が上記シャフト
16の上端に衝突する回動位置は上記ハンドル31の押
し下げ回動位置と一致し、該長円溝37の他方の内周壁
が上記シャフト16の上端に衝突する回動位置は上記プ
レート41の係合溝43が上記シャフト16の係止溝1
7から離脱する位置と一致するように設定している。
【0026】したがって、上記ハンドル31を回動した
際にその長円溝37の内周壁が上記シャフト16の上端
に衝突してハンドル31の回動が停止した位置が、ハン
ドル31の押し下げ回動位置あるいは上記シャフト16
の係止溝17からの離脱位置になるから、上記ハンドル
31あるいは上記プレート41の位置決めが簡単にでき
る。上記プレート41は、図8に示すように、1個の上
記貫通孔42と、4個の上記係合溝43と,2個の上記
係合孔44を有し、この他に後述するロックピン65が
挿入されるロック孔47を1個と、六角孔付きボルト6
1の頭部が挿入される長円孔46を2個と、突出ピン5
6が相対的に回動できるように挿入された1個の円孔4
8と有し、該プレート41の下面の上記ロック孔47の
近傍には、図13に示すように、上記ロックピン65の
先端部65aの先端のみが挿入される小さなロック窪み
49を有する。
【0027】上記カラー23は、図5に示すように、そ
の拡径フランジ部23bを上記ボンネット21の上端部
に設けた段部60に載置すると共に、上記ボンネット2
1の上端部に螺合される六角孔付きボルト61がスペー
サ62を介して拡径フランジ部23bを上記段部60に
押し付けることにより、上記カラー23を上記ボンネッ
ト21の上端部に着脱自在に固着している。また、上記
六角孔付きボルト61の頭部は、図5に示すように、上
記プレート41の長円孔46内に挿入されており、上記
プレート41の長円孔46の一方の内周壁が上記ボルト
61の頭部に衝突する回動位置が、上記プレート41の
係合溝43が上記シャフト16の係止溝17に係合する
位置と一致し、上記プレート41の長円孔46の他方の
内周壁が上記ボルト61の頭部に衝突する回動位置が、
上記プレート41の係合溝43が上記シャフトの係止溝
17から離脱する位置と一致するように設定されてい
る。上記拡径フランジ部23bの上面には上記プレート
41が載置されると共に、該拡径フランジ部23bとプ
レート41との間にはOリング57が設けられている。
【0028】上記ボンネット21は、図6に示すよう
に、その先端部がボンネット21の上端部より突出する
ようにばね66により付勢された先端部65aがテーパ
状のロックピン65と、該ロックピン65を収納するロ
ックピン穴67とを有し、該ロックピン65は、上記プ
レート41の係合溝43が上記シャフト16の係止溝1
7に係合する回動位置(すなわち、ボンネットアセンブ
リ3が弁ボディ2に固着されている位置)では、上記プ
レート41のロック孔47に挿入されることにより上記
プレート41と上記ボンネット21とをロックしてい
る。また、上記ロックピン65は、上記プレート41の
係合溝43が上記シャフト16の係止溝17から離脱す
る回動位置では、上記ロックピン65が上記ロック孔4
7から離脱してその先端部65aの先端が上記ロック窪
み49に挿入されることにより上記プレート41と上記
ボンネット21とをロックしている。
【0029】上記ハンドル31は、図7に示すように、
その先端がハンドル31の下面から下方に突出するよう
に付勢された突出ピン56を有し、該突出ピン56は、
上記ハンドル31内に設けた貫通孔69内に摺動可能に
収納されており、該貫通孔69の上端部には鋼球70が
圧入されており、該鋼球70と突出ピン56との間には
突出ピン56を付勢するばね58が設けられている。上
記突出ピン56は、該ピン56よりも大径の上記プレー
ト41の円孔48内に相対的に回動できるように挿入さ
れると共に、ボンネット21が弁ボディ2に固着される
位置(図3に示す固定状態)では上記ハンドル31の逆
方向(すなわち、押し下げ回動位置へ向かう回転方向と
は逆の方向)の回動を防止している。
【0030】上記保守簡易形2ポート弁1の弁ボディ2
からボンネットアセンブリー3を取り外す動作を、図3
及び図10〜図12を用いて説明する。図3の状態は、
ボンネットアセンブリ3が弁ボディ2に固定されている
状態であり、プレート41はその係合溝43がシャフト
16の係止溝17に係合する回動位置にあり、プレート
41のロック孔47にロックピン65が挿入されている
状態にある。図3の状態では、ハンドル31の押し下げ
防止ピン35の位置とプレート41の係合孔44の位置
がずれているので、ハンドル31を押し下げようとして
も、押し下げ防止ピン35がプレート41の上面に衝突
しハンドル41を押し下げることができない。
【0031】図3に示す固定状態を基準位置とし、この
状態からハンドル41を5°右回転して図10に示すよ
うな状態にすると、ハンドル41は押し下げ防止ピン3
5の位置とプレート41の係合孔44の位置が一致する
押し下げ回動位置に達するので、ハンドル41を押し下
げて押し下げ防止ピン35を係合孔44に係合させるこ
とができる。この状態からハンドル31を左方向に回動
すると、プレート41は押し下げ防止ピン35によりハ
ンドル31に係合しているためプレート41はハンドル
31と共に回動し、プレート41が回動するとロックピ
ン65の先端部65aのテーパ状になっている部分(図
6参照)がプレート41のロック孔47の内周壁により
押されてロックピン65がばね66の付勢力に抗して押
し下げられるから、プレート41はロックピン65の先
端部65aを乗り越えて回動し、ロックピン65とロッ
ク孔47の係合によるロックを解除する。
【0032】更に、図10に示す状態からハンドル31
を10°左回転(基準位置からは5°左回転)すると、
図11に示すように、プレート41はハンドル31と共
に10°左回転(基準位置からは10°左回転)してプ
レート41の係合溝43がシャフト16の係止溝17か
ら離脱する位置に達するから、ボンネットアセンブリ3
を弁ボディ2から取り外すことができる。すなわち、ハ
ンドル31はカラー23を介してボンネット21に連結
しているので、図11に示す状態でハンドル31を持ち
上げると、ボンネット21及びこれに連結された部品を
シャフト16から引き抜くことができる。上記ハンドル
31の5°右回転、10°左回転の回転角度は、上記ハ
ンドル31の長円溝37の内周壁がシャフト16の上端
に衝突する位置で設定することができる。
【0033】そして、図11に示す状態でハンドル31
を持ち上げると、プレート41はコイルばね55を介し
てハンドル31に連結されているので、ハンドル31に
固着された押し下げ防止ピン35がプレート41に設け
た係合孔44から抜け出ると共に、プレート41はコイ
ルばね55に蓄積された回転方向の付勢力によりハンド
ル31に対し5°右回転(すなわち、ハンドル31はプ
レート41に対し5°左回転)して元の相対回転位置に
復帰する。上記プレート41が基準位置から10°左回
転した位置は、ロックピン65の先端部65aの先端が
プレート41の下面のロック窪み49に挿入されてプレ
ート41とボンネット21とが互いにロックされる位置
でもあるため、図11に示す状態からハンドル31を持
ち上げてボンネットアセンブリ3を取り出すと、プレー
ト41と共にボンネット21もハンドル31に対し5°
右回転するから、図12に示すように、プレート41及
びハンドル31は基準位置から5°左回転した位置の状
態で、ボンネット21は基準位置から5°右回転した位
置の状態で取り出される。
【0034】上記保守簡易形2ポート弁1の弁ボディ2
にボンネットアセンブリー3を取り付ける動作を、図1
4〜図17を用いて説明する。図14は、弁ボディ2に
ボンネットアセンブリー3を挿入した状態を示してお
り、この状態ではプレート41はボンネットアセンブリ
ー3を取り出した時と同じように基準位置から10°左
方向に回転した位置にあり、ハンドル41はプレート4
1と同じく基準位置から10°左方向に回転した位置に
あり、ボンネット21は基準位置にある。この状態から
ハンドル41を5°右回転(基準位置からは5°左回
転)すると、図15に示すように、ハンドル41は押し
下げ回動位置に達するので、ハンドル41を押し下げて
押し下げ防止ピン35を係合孔44に係合させることが
できる。
【0035】この状態からハンドル31を10°右回転
(基準位置からは5°右回転)すると、図16に示すよ
うに、プレート41はハンドル31と共に10°右回転
して基準位置に戻るから、プレート41の係合溝43が
シャフト16の係止溝17に係合しボンネットアセンブ
リ3を弁ボディ2に固着すると共に、プレート41のロ
ック孔47にロックピン65が挿入されてプレート41
がボンネット21にロックされる。この状態からハンド
ル31を5°左回転すると、図17に示すように、ハン
ドル31は基準位置に戻り、図3に示す固定状態と同じ
になる。
【0036】上記保守簡易形2ポート弁1は、ハンドル
31を押し下げたり、回動したり、持ち上げるだけで、
ボンネット21を弁ボディ2から取り外したり、あるい
は弁ボディ2に取り付けることができるから、弁ボディ
とボンネットの分解・組立が容易である。また、上記保
守簡易形2ポート弁1は、ハンドル31、プレート4
1、カラー23、ベローズ26等の部品がボンネット2
1に連結されていてボンネット21を弁ボディ2から取
り外す際にこれらの部品も一緒に取り外すことができる
から、分解・組立が容易であると共に、該2ポート弁1
の保守が簡易である。また、上記保守簡易形2ポート弁
1は、ハンドル31を押し下げ回動位置まで回動して押
し下げることによりプレート41と係合するため、ハン
ドル31を回動しただけではプレート41を回動させる
ことができない。したがって、上記保守簡易形2ポート
弁1は、ハンドル31を誤って回動させてもボンネット
21の固着状態が解除されるということがないから、簡
単に分解できる構造でありながら、ボンネット21が誤
動作で弁ボディ2から離脱するということがなく、安全
である。
【0037】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明によれ
ば、弁ボディとボンネットの分解・組立が容易で、ボン
ネットが誤動作で弁ボディから離脱するということがな
い、保守が簡易な2ポート弁を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る保守簡易形2ポート弁の一実施例
を示す縦断面図である。
【図2】該保守簡易形2ポート弁の弁ボディからボンネ
ットアセンブリーを取り外した状態を示す図である。
【図3】該保守簡易形2ポート弁の平面図である。
【図4】図3におけるB−O線での断面図である。
【図5】同、C−O線での断面図である。
【図6】同、D−O線での断面図である。
【図7】同、E−O線での断面図である。
【図8】該保守簡易形2ポート弁に用いられるプレート
の斜視図である。
【図9】同、コイルばねの斜視図である。
【図10】該保守簡易形2ポート弁の弁ボディからボン
ネットアセンブリーを取り外す際の動作状態を示す図で
ある。
【図11】同、別の動作状態を示す図である。
【図12】同、別の動作状態を示す図である。
【図13】(イ)は図11におけるF−O線での断面図
であり、(ロ)は(イ)の部分拡大断面図である。
【図14】該保守簡易形2ポート弁の弁ボディにボンネ
ットアセンブリーを取り付ける際の動作状態を示す図で
ある。
【図15】同、別の動作状態を示す図である。
【図16】同、別の動作状態を示す図である。
【図17】同、別の動作状態を示す図である。
【図18】従来公知の2ポート弁を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 保守簡易形2ポート弁 2 弁ボディ 3 ボンネットアセンブリー 16 シャフト 17 係止溝 21 ボンネット 31 ハンドル 35 押し下げ防止ピン 41 プレート 43 係合溝 44 係合孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3H051 AA01 BB03 CC06 3H056 AA01 BB33 CA01 CB02 CD04 GG02 3H066 AA01 BA38

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つのポートと、これらのポートを連通さ
    せる流路中の弁座と、該弁座に対向する開口とを備えた
    弁ボディと、該開口を気密に塞ぐボンネットと、該ボン
    ネット内に設けたシリンダにより駆動され上記弁座を開
    閉する弁体と、該ボンネットを上記弁ボディに着脱自在
    に取り付ける取付け手段とを備えた2ポート弁におい
    て、 上記取付け手段は、上記ボンネット内を通り該ボンネッ
    トの上端部よりも上方に突出し上端部に係止溝を有する
    上記弁ボディに固着した複数のシャフトと、上記ボンネ
    ットの上端部に固着したカラーに回動可能且つ押し下げ
    回動位置で押し下げ可能に取り付けられたハンドルと、
    上記ボンネットの上端部と上記ハンドルとの間に回動可
    能に設けられて回動により上記シャフトの係止溝に係合
    または離脱する係合溝を有するプレートと、上記ハンド
    ルの押し下げ回動位置で上記プレートに設けた係合孔に
    係合し上記ハンドルの回動を上記プレートに伝達する上
    記ハンドルに固着された押し下げ防止ピンとを有する、
    ことを特徴とする保守簡易形2ポート弁。
  2. 【請求項2】上記カラーは、上記ハンドル及び上記プレ
    ートをそれらの中央部分に設けた貫通孔を介してガイド
    する中空円筒状のガイド部と、該ガイド部の下端に設け
    られ上記ボンネット上端部に固着される拡径フランジ部
    とを有しており、 上記ガイド筒は、上記ハンドル及び上記プレートを離間
    する方向に付勢するコイルばねを遊嵌していると共に、
    その上端部に上記コイルばねの付勢力により上方に移動
    しようとする上記ハンドルの移動を阻止する固定リング
    を着脱自在に装着している、ことを特徴とする請求項1
    に記載の保守簡易形2ポート弁。
  3. 【請求項3】上記コイルばねは、その一方及び他方の端
    部がそれぞれ上記ハンドル及び上記プレートに連結され
    ており、上記ハンドルを上記プレートに対し相対的に回
    転させることにより回転方向の付勢力を蓄積し、上記ハ
    ンドルの押し下げ動作をやめると蓄積された軸方向の付
    勢力により上記ハンドルと上記プレートとを相互に離間
    させて上記ハンドルに固着された押し下げ防止ピンと上
    記プレートに設けた係合孔との係合を解除すると共に、
    蓄積された回転方向の付勢力により上記ハンドルまたは
    上記プレートを逆方向に相対回転させて元の回転位置に
    復帰させる、ことを特徴とする請求項2に記載の保守簡
    易形2ポート弁。
  4. 【請求項4】上記ボンネットは、その下端部にベローズ
    ホルダーを止めリングを介して着脱自在に固着すると共
    に、該ベローズホルダーを上記弁ボディの開口に設けた
    環状の段部にシール材を介して収納することにより、上
    記弁ボディの開口を気密に塞いでおり、 該ベローズホルダーの内周面と上記弁体には、該弁体に
    連結された弁棒を囲むベローズの両端が気密に固着され
    ている、ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれ
    かに記載の保守簡易形2ポート弁。
  5. 【請求項5】上記ハンドルはその下面に上記シャフトの
    上端が相対的に回動できるように挿入された長円溝を有
    し、 上記ハンドルの長円溝の一方の内周壁が上記シャフトの
    上端に衝突する回動位置が、上記ハンドルの押し下げ回
    動位置であり、 該プレートと共に回動する上記ハンドルの長円溝の他方
    の内周壁が上記シャフトの上端に衝突する回動位置が、
    上記プレートの係合溝が上記シャフトの係止溝から離脱
    する位置である、ことを特徴とする請求項1〜請求項4
    のいずれかに記載の保守簡易形2ポート弁。
  6. 【請求項6】上記カラーは上記ボンネットの上端部に六
    角孔付きボルトにより固着され、 上記プレートは上記六角孔付きボルトの頭部が挿入され
    る長円孔を有し、 上記プレートの長円孔の一方の内周壁が上記ボルトの頭
    部に衝突する回動位置が、上記プレートの係合溝が上記
    シャフトの係止溝に係合する位置であり、 上記プレートの長円孔の他方の内周壁が上記ボルトの頭
    部に衝突する回動位置が、上記プレートの係合溝が上記
    シャフトの係止溝から離脱する位置である、ことを特徴
    とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の保守簡易
    形2ポート弁。
  7. 【請求項7】上記ボンネットは、その先端部がボンネッ
    トの上端部より突出するようにばねにより付勢された先
    端部がテーパ状のロックピンと、該ロックピンを収納す
    るロックピン穴とを有し、 上記プレートは、上記ロックピンが挿入されるロック孔
    と上記ロックピンの先端部の先端のみが挿入される該プ
    レートの下面に設けた小さなロック窪みとを有し、 上記プレートの係合溝が上記シャフトの係止溝に係合す
    る回動位置では、上記ロックピンが上記ロック孔に挿入
    されて上記プレートと上記ボンネットとをロックし、 上記プレートが上記シャフトから離脱する回動位置で
    は、上記ロックピンが上記ロック孔から離脱してその先
    端部の先端が上記ロック窪みに挿入されることにより上
    記プレートと上記ボンネットとをロックする、ことを特
    徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の保守簡
    易形2ポート弁。
  8. 【請求項8】上記ハンドルは、その先端がハンドルの下
    面から下方に突出するように付勢された突出ピンを有
    し、 該突出ピンは、上記プレートに設けた円孔内に相対的に
    回動できるように挿入されると共に、ボンネットが弁ボ
    ディに固着される位置では上記ハンドルの逆方向の回動
    を防止する、ことを特徴とする請求項1〜請求項7のい
    ずれかに記載の保守簡易形2ポート弁。
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