JP2005053432A - フィラキャップ装置 - Google Patents

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雄一 杉山
Toyo Tachioka
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Abstract

【課題】 給油口を開閉する際にテザーが操作の邪魔になることのないフィラキャップ装置を提供すること。
【解決手段】 フィラチューブ1に被係止凸部13を設ける一方で、フィラキャップ2に、被係止凸部13に係脱可能な係止部材5を、給油口11を閉じた状態でシール部材23および圧力調整弁4を含み燃料タンク内外を区画する部分を貫通することなく取り付け、この係止部材5を、フィラキャップ2の挿入部22を給油口11に差し込んで給油口11を密封した状態で被係止凸部13に係止し、フィラキャップ2の頭部21に設けたプッシュボタン部47を操作することにより係止を解除可能に形成した。これにより、フィラキャップ2を回すことなくフィラキャップ2を給油口11に脱着でき、給油口11を開閉する際にフィラキャップ2を車体に繋ぐテザー3が操作の邪魔にならなくなった。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両の燃料タンクの給油口を塞ぐフィラキャップ装置に関する。
従来、自動車の燃料タンクの給油口を塞ぐフィラキャップ装置としては、ねじ込み式のものが知られている。
また、フィラキャップが給油時に紛失されるのを防止するためにフィラキャップをテザーと称する長尺状の部材により燃料タンクの給油口近傍に連結することが行われている。前記テザーは、環状のリング部がフィラキャップの頭部外周に相対回動可能に装着され、このリング部が紐状に形成された紐状部により車体に連結されているものが知られている。(例えば、特許文献1参照)
特開2003−154859号公報(図1)
しかしながら、上述した従来のフィラキャップ装置にあっては、フィラキャップを給油口にねじ込む際に、テザーのリングとフィラキャップとの摺動抵抗が高くなると、リングがフィラキャップに連れられて回動し、テザーの紐状部がフィラキャップに交差し、フィラキャップを操作する人の指にテザーの紐状部がまつわりついて操作の邪魔になることがあるという問題があった。
本発明は、上述のような従来の問題点に着目して成されたもので、給油口を開閉する際にテザーが操作の邪魔になることのないフィラキャップ装置を提供することを目的としている。
上述の目的を達成するべく、本願請求項1に記載の発明は、
フィラチューブの先端の給油口を開閉するフィラキャップが、前記給油口閉時に給油口を外側から覆う頭部と、前記給油口閉時に給油口に差し込まれる挿入部とを備え、
前記フィラキャップの頭部が、紐状のテザーにより車体に繋ぎ止められ、
前記フィラキャップとフィラチューブとの少なくとも一方には、前記給油口を閉じた時に他方に圧接されて給油口を密封するシール部材が取り付けられ、
前記挿入部には、燃料タンク内が所定の高圧になった時ならびに所定の低圧になった時に開弁して燃料タンク内の圧力を調節する圧力調整弁が設けられ、
前記フィラチューブに被係止部が設けられている一方で、前記フィラキャップには、前記被係止部に係脱可能な係止部材が、前記給油口を閉じた状態でシール部材および圧力調整弁を含み燃料タンク内外を区画する部分を貫通することなく取り付けられ、
この係止部材は、前記フィラキャップの挿入部を給油口に差し込んで給油口を密封した状態で前記被係止部に係止し、前記フィラキャップの頭部に設けた操作部を操作することにより係止を解除可能に形成されていることを特徴とする手段とした。
また、請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載のフィラキャップ装置において、
前記被係止部がフィラチューブの内側に設けられ、
前記圧力調整弁には、付勢手段により閉弁方向に付勢され、燃料タンクの内外の圧力を受圧して圧力差に応じて付勢手段の付勢力に抗してストロークして開弁する弁体が設けられ、
この弁体に、前記フィラキャップの頭部まで延長されて先端部に前記操作部が設けられた延長部が設けられ、
前記弁体は、前記操作部を押したときに付勢手段の付勢力に抗して閉弁位置からフィラチューブの奥方向へ押込移動可能に挿入部に支持され、
前記係止部材は、給油口閉状態で前記燃料タンク内外を区画する部分よりもフィラチューブの奥に配置されてフィラキャップの挿入部に取り付けられ、
前記係止部材は、一端に前記フィラチューブの被係止部に係止可能な係止部が設けられ、他端に操作力が入力される操作力入力部が設けられ、
前記操作力入力部は、前記弁体が通常の開弁ストローク時には操作力入力部に移動が伝達されず、前記操作部を操作した押込移動時に弁体と共に移動するように設けられているとともに、前記操作力入力部が弁体と共に移動した時に前記被係止部から外れるように前記係止部材の中間部がフィラキャップの挿入部に回動可能に支持されていることを特徴とする手段とした。
また、請求項3に記載の発明は、
請求項1に記載のフィラキャップ装置において、
前記被係止部がフィラチューブの外側に設けられ、
前記係止部材は、給油口閉状態で前記燃料タンク内外を区画する部分よりもフィラチューブの外側に配置されてフィラキャップに取り付けられ、
前記係止部材は、一端に前記フィラチューブの被係止部に係止可能な係止部が設けられ、他端に前記操作部が設けられ、かつ、この操作部が前記フィラキャップの頭部に露出された状態で、前記係止部が被係止部に係止する位置と被係止部に係止しない位置とに移動可能にフィラキャップに支持されていることを特徴とする手段とした。
本発明のフィラキャップ装置によれば、フィラキャップを、その挿入部を給油口に差し込んで給油口を密封したときには、フィラキャップに取り付けた係止部材がフィラチューブの被係止部に係止されて抜け止めが成される。
また、フィラキャップの頭部に設けられた操作部を操作して係止部材と被係止部との係止を外せばフィラキャップを外して給油口を開くことができる。
このように、本発明によれば、給油口を開閉する際に、フィラキャップを給油口に対して回すことなく脱着することができるため、テザーがフィラキャップに連れられて回ることが無く、よって、テザーが給油口を開閉操作する手に引っかかることが無く操作性を向上することができるという効果が得られる。
また、係止部材は、給油口を閉じたときに燃料タンク内外を区画する部分を貫通することなく取り付けられているため、フィラキャップによる密封機能や圧力調整弁の圧力調整機能を損なうことが無い。よって、密封のための部材や圧力調整のための部材を新たに追加すること無しに、安価に上記操作性向上を達成できるという効果が得られる。
次に、請求項2に記載の発明について説明する。
本発明にあっては、給油口を閉じている時には、フィラキャップに取り付けられた係止部材がフィラチューブの被係止部に係止されている。
この状態から給油口を開くときには、フィラキャップの頭部に設けられている操作部を操作し延長部を介して圧力調整弁の弁体に操作力を入力すると、弁体が付勢手段の付勢力に抗して押込移動される。この弁体の押込移動が係止部材の操作入力部に伝達されて係止部材が回動し、その係止部が被係止部から外れる。よって、フィラキャップを給油口から引き抜いて給油口を開くことができる。
一方、給油口を閉じる場合には、フィラキャップの挿入部を係止部材と共に給油口に差し込む。そして、給油口が密封された時点で、フィラキャップに取り付けた係止部材がフィラチューブの被係止部に係止されて抜け止めが成される。
このように給油口を閉じた状態において、温度変化や容量変化により燃料タンクの内圧が変化した場合、燃料タンクの内外の圧力差に基づいて、圧力調整弁において弁体がストロークして開弁され、燃料タンクの内外が連通されて圧力の調整が成される。
ここで、圧力調整弁の弁体は、通常の開弁ストローク時には操作力入力部に移動が伝達されず、操作部を操作した押込移動時に弁体と共に移動するように設けたため、上記圧力調整において、弁体が通常の開弁ストロークを行った時には、弁体の移動が係止部材の操作力入力部へ入力されることが無く、弁体の通常の開弁ストロークが係止部材に伝達されたり、弁体の通常の開弁ストロークが係止部材により妨げられたりすることはない。
以上のように、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様に、フィラキャップを給油口に対して回すことなく脱着することができるため、テザーがフィラキャップに連れられて回ることが無く、よって、テザーが給油口を開閉操作する手に引っかかることが無く操作性を向上することができるという効果が得られる。また、係止部材を、給油口を閉じたときに燃料タンク内外を区画する部分を貫通することなくこの区画する部分よりもフィラチューブの奥に取り付けたため、フィラキャップによる密封機能や圧力調整弁の圧力調整機能を損なうことが無く、密封のための部材や圧力調整のための部材を新たに追加すること無しに、安価に上記操作性向上を達成できるという効果が得られる。
さらに、請求項2に記載の発明では、係止部材を燃料タンク内外を区画する部分よりも奥に配置させたにも拘わらず、フィラチューブの頭部に設けた操作部に入力した操作力を既存の圧力調整弁の弁体を利用して係止部材の操作入力部に伝達するようにしたため、操作力を伝達する部材を新たに追加することなく係止部材への操作力の伝達が可能となり、部品点数を増加させることなく安価に構成することができる。
次に、請求項3に記載の発明について説明する。
この発明では、給油口を閉じている時には、フィラキャップに取り付けられた係止部材がフィラチューブの被係止部に係止されている。
この状態から給油口を開くときには、フィラキャップの頭部に配置された係止部材の操作部を操作して係止部材を回動させて係止部材の係止部とフィラチューブの被係止部との係合を外す。よって、フィラキャップを給油口から引き抜いて給油口を開くことができる。
一方、給油口を閉じる時には、フィラキャップを、その挿入部を係止部材と共に給油口に差し込む。給油口が密封された時点で、フィラキャップに取り付けた係止部材がフィラチューブの被係止部に係止されて抜け止めが成される。
このように給油口を閉じた状態において、温度変化や容量変化により燃料タンクの内圧が変化した場合、燃料タンクの内外の圧力差に基づいて、圧力調整弁において弁体がストロークして開弁され、燃料タンクの内外が連通されて圧力の調整が成される。
以上のように、請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明と同様に、フィラキャップを給油口に対して回すことなく脱着することができるため、テザーがフィラキャップに連れられて回ることが無く、よって、テザーが給油口を開閉操作する手に引っかかることが無く操作性を向上することができるという効果が得られる。
また、請求項3に記載の発明によれば、係止部材を、燃料タンク内外を区画する部分よりも外側に配置して燃料タンク内外を区画する部分を貫通することなく取り付けたため、フィラキャップによる密封機能や圧力調整弁の圧力調整機能を損なうことが無く、密封のための部材や圧力調整のための部材を新たに追加すること無しに、安価に上記操作性向上を達成できるという効果が得られる。さらに、係止部材の操作部をフィラキャップの頭部に配置させているため、操作力を直接係止部材に入力して、操作力を伝達する部材を設ける必要が無く、部品点数を少なくして構造の簡略化を図ることができる。
以下に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1のフィラキャップ装置を示す断面図である。
この実施の形態1のフィラキャップ装置は、請求項1および請求項2に記載の発明の実施態様であって、フィラチューブ1、フィラキャップ2、テザー3、圧力調整弁4、係止部材5,5を備えている。
前記フィラチューブ1は、図外の基端が図外の燃料タンクに接続され、先端の給油口11は、図外のフィラリッドにより開閉される図示を省略した車体の凹部に配置されている。
また、前記フィラチューブ1の給油口11には、ラッパ状に外径方向に拡がるシール受面12が全周に亘り形成されているとともに、このシール受面12から僅かに基端方向位置には、内径方向に凸形状となった被係止部としての被係止凸部13が全周に亘り形成されている。
前記フィラキャップ2は、前記給油口11を開閉するもので、前記給油口11を閉じた時に給油口11を外側から覆う頭部21と、前記給油口11を閉じた時にフィラチューブ1に差し込まれる挿入部22と、前記頭部21の図中下面に環状に取り付けられて前記フィラキャップ2が給油口11を閉じたときに前記シール受面12に全周に亘り当接されるシール部材23とを備えている。
前記頭部21は、樹脂あるいは金属などにより略円盤状に形成され、軸心部分には貫通孔21aが形成されている。
前記挿入部22は、樹脂あるいは金属などにより前記頭部21の図中下面から下方へ凸となった略有底円筒形状に形成され、途中で外径変化した筒部22aと、この筒部22aの図中下面を塞ぐ底部22bと、前記筒部22aの径変化部分で軸心方向に張り出したフランジ部22cとを備えている。また、前記底部22bとフランジ部22cとには、それぞれ軸心部に連通穴22d,22eが形成されている。
前記頭部21に形成された貫通孔21aと、前記底部22bおよびフランジ部22cに形成された連通穴22d,22eとにより、前記シール部材23とシール受面12とによりシールされる燃料タンク内外を連通する連通路Cが形成されている。
前記テザー3は、前記フィラキャップ2を、図外の車体あるいはフィラリッドにつなぎ止めるもので、導電性を有した樹脂などにより形成され、前記フィラキャップ2の頭部21の外周に形成された取付溝21bに緩く嵌め合わされたリング部31と、このリング部31の一カ所から細い紐状に延びて車体あるいはフィラリッドに連結された紐状部32とを備えている。
前記圧力調整弁4は、図外の燃料タンク内が大気に比べて高圧ならびに低圧となるのを防止するための弁であり、前記フィラキャップ2の挿入部22に収容されて前記連通路Cの途中に設けられ、吸入弁体41、排出弁体42、インナコイルスプリング(付勢手段)43、アウタコイルスプリング(付勢手段)44を備えている。
前記吸入弁体41は、図外の燃料タンクが低圧となった時に外気を燃料タンク内に吸入するための弁体であり、樹脂あるいは金属により前記挿入部22のフランジ部22cの内周よりも大径の円盤状に形成され、軸心部に貫通穴41aが形成されているとともに、上面には弾性体により形成された弁シール材45が設けられ、前記アウタコイルスプリング44により図中上方に付勢されて前記弁シール材45の外周上面が前記フランジ部22cの内周下面に圧接されている。
前記排出弁体42は、図外の燃料タンクが高圧となった時に圧力を車外に抜くための弁体であり、本体42aと弁フランジ部42bと着座フランジ部42cとを備えている。
前記本体42aは、樹脂などにより前記吸入弁体41の貫通穴41aよりも小径の円柱状に形成されて前記貫通穴41aに貫通して設けられている。
前記弁フランジ部42bは、前記本体42aの外周から前記貫通穴41aの内径よりも外径方向に張り出して形成され、その下面が前記吸入弁体41の上面の弁シール材45の上面内周に着座されている。
前記着座フランジ部42cは、前記本体42aの下端から前記弁フランジ部42bよりも外径方向に円盤状に張り出して形成されている。そして、前記インナコイルスプリング43が、図示のように、前記吸入弁体41の内周下面と着座フランジ部42cの外周上面との間に着座されており、これにより排出弁体42の弁フランジ部42bが弁シール材45に圧接されている。
前記係止部材5は、図示のように、略L字形状に形成され、一端の係止部51を前記フィラキャップ2の挿入部22の外側に沿わせるとともに、他端の鉤形の操作力入力部52を前記排出弁体42の図中下端面に当接させた状態でその中間の角部53が前記挿入部22に突出して設けられた支持突起22fに回動軸54を中心に回動可能に取り付けられている。また、前記係止部材5の回動中心から係止部51にかけての外側面には、図中上方に向かうに連れて外径方向に拡がる湾曲形状のカム面55が形成されている。
なお、前記フィラチューブ1の被係止凸部13の内径は、前記係止部材5ならびに挿入部22を前記被係止凸部13よりもフィラチューブ1の奥まで差し込むことができるとともに、前記係止部51を図示のように被係止凸部13の下面に係止させることのできる径に形成されている。
また、前記係止部材5は、図示のように、前記シール部材23がシール受面12に圧接されてフィラキャップ2が給油口11を密封したときに、前記係止部材5の係止部51がフィラチューブ1の被係止凸部13の下側に係止されるように配置されている。
また、前記係止部材5と支持突起22fとの間には、前記係止部51がフィラチューブ1の内周に当接する方向に付勢する方向、すなわち、図中矢印A方向に回動する方向に付勢する回動スプリングが設けられている。
また、本実施の形態1にあっては、前記係止部材5は、図中左右一対設けられ、前記挿入部22の軸心に対して左右対称に設けられているが、3以上の複数設けるようにしてもよい。
前記排出弁体42の本体42aの上端から上方へ延長部46が設けられている。
この延長部46は、前記本体42aと略同径であるとともに前記貫通孔21aよりも小径の円柱形状に形成されて前記貫通孔21aから上方に突出するまで延長され、延長部46が前記頭部21中を図中上下方向に移動可能に成されるとともに、前記連通路Cを成している。そして、この延長部46の上端には、操作部としてのプッシュボタン部47が円盤状に形成されている。なお、このプッシュボタン部47と前記頭部21との間に、ストローク用の隙間Lが設けられている。
次に、実施の形態1のフィラキャップ装置の作用について説明する。
(閉時)
給油口11を閉じる時には、従来のようにねじ込むことなく、フィラキャップ2の挿入部22をフィラチューブ1の給油口11から奥に差し込むだけでよい。この時、一対の係止部材5は、それぞれ図外の回動スプリングの付勢力により矢印A方向に回動付勢されており、係止部51が挿入部22よりも若干外側に拡がっている。なお、この拡がり量は、排出弁体42を下方に付勢するインナコイルスプリング43と図外の回動スプリングとの付勢力のバランスにより決定される。
この状態から、係止部材5と共に挿入部22を給油口11からその奥に差し込むと、係止部材5のカム面55が被係止凸部13に当たって内側に押され、各係止部材5は、カム面55の湾曲形状に基づいて図外の回動スプリングの付勢力に抗して矢印A方向の逆方向に回動しながら被係止凸部13よりも奥に移動する。
そして、シール部材23がフィラチューブ1のシール受面12に圧接された密封状態となるまで挿入部22をフィラチューブ1の奥まで差し込んだ時点で、係止部材5の係止部51が被係止凸部13を乗り越え、係止部材5が図外の回動スプリングの付勢力により矢印A方向に回動され、図示のように、係止部51が被係止凸部13の下側に引っかかった状態となる。
したがって、フィラキャップ2は給油口11を密封するとともに、シール部材23の弾性力でフィラキャップ2がフィラチューブ1の給油口11から浮き上がろうとする動きが係止部材5と被係止凸部13との係止により規制されて、この密封状態で抜け止めが成される。
このように、本実施の形態1では、フィラキャップ2をねじ込むことなく給油口11に差し込むだけで給油口11を閉じることができる。したがって、従来と同様に、テザー3のリング部31をフィラキャップ2の頭部21に緩く嵌合させた構成であっても、テザー3のリング部31がフィラキャップ2に連れ回ることも無くなる。よって、テザー3が操作する指にまつわりつくことが無くなり、良好な操作性を確実に保持することができる。
また、この給油口11を閉じた状態で燃料タンク内において内圧が変化した時には、圧力調整弁4が作動して内圧調整が成される。
すなわち、圧力調整弁4は、図外の燃料タンクの内圧が大気圧に比べて所定圧を越えて低くなると吸入弁体41がアウタコイルスプリング44およびインナコイルスプリング43を短縮させて図中下方に下がり、吸入弁体41の弁シール材45の内周および外周で前記連通路Cが開かれた開弁状態となり、大気が燃料タンク内に吸入される。なお、この時、排出弁体42の下方移動は係止部材5を矢印A方向に回動付勢している図外の回動スプリングの付勢力で規制されている。
逆に、図外の燃料タンクの内圧が大気圧に比べて所定圧を越えて高くなると、排出弁体42がインナコイルスプリング43を短縮させて図中上方へ変位し、前記弁フランジ部42bが弁シール材45の内周から離れることにより前記連通路Cが開かれた開弁状態となり内圧が大気に放出される。
(開時)
次に、給油口11を開く際には、プッシュボタン部47を押して、フィラキャップ2をフィラチューブ1から引き抜く。
すなわち、プッシュボタン部47を押すと、延長部46に連続する排出弁体42がフィラキャップ2に対して図中下方へ変位し、この排出弁体42の下端に設けられている着座フランジ部42cの下面が係止部材5の操作力入力部52を下方に押し下げる。
これにより、係止部材5は、図外の回動スプリングの付勢力に抗して矢印A方向とは逆方向に回動され、係止部材5の係止部51とフィラチューブ1の被係止凸部13との係止が外れる。この係止解除により、シール部材23の反力でフィラキャップ2がフィラチューブ1から浮き上がり、そのままフィラキャップ2を給油口11から引き抜いて給油口11を開く。
このように、本実施の形態では、給油口11を開く際にもフィラキャップ2を回動させないことから、このときもテザー3が操作する指にまつわりつくことがなく、操作性に優れる。
以上説明したように、実施の形態1のフィラキャップ装置にあっては、給油口11を開閉する際に、フィラキャップ2を給油口11に差し込むだけで閉じることができるとともに、プッシュボタン部47を押してフィラキャップ2を給油口11から引き抜くだけで開くことができるようにして、給油口11を開閉する際にフィラキャップ2を回転させないようにしたため、給油口11を開閉する際にテザー3の紐状部32が操作する人の指にまつわりつかないようにでき、操作性を向上させることができるという効果が得られる。
また、係止部材5は、給油口11を閉じた時に、給油口11を閉じるシール部材23ならびに圧力調整弁4によるシール位置を含んで燃料タンクの内外を区画する部分よりもフィラチューブ1の奥に配置したため、シール部材23によるシール機能および圧力調整弁4による圧力調整機能を損なうことなく係止部材5を設けることができる。
さらに、係止部材5をフィラキャップ2の挿入部22の先端近傍に配置したにも拘わらず、既存の圧力調整弁4を利用して、シール部材23や圧力調整弁4に大きな変更を与えることなく、係止部材5に操作力を伝達できるようにしたため、操作力を伝達するために新たにフィラキャップ2を貫通させて部材を設けた場合と比較して、安価に構成することができる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2のフィラキャップ装置について説明するが、この実施の形態2を説明するにあたり実施の形態1と同様の構成については実施の形態1と同じ符号を付けて説明を省略する。
図2は実施の形態2のフィラキャップ装置を示す断面図である。この実施の形態2のフィラキャップ装置は、請求項1および請求項3に記載の発明のフィラキャップ装置の実施態様であり、フィラチューブ201、フィラキャップ202、圧力調整弁204、係止部材205を備えている。
前記フィラチューブ201の先端には、ラッパ状に外径方向に拡がる給油口211が形成され、この給油口211の上面がシール受面212とされるとともに、前記給油口211の外側下面が被係止部213とされている。
前記フィラキャップ202は、実施の形態1と同様に、円盤状の頭部221と、有底筒状に形成されて中間部に弁フランジ部222cを有した挿入部222と、シール部材223とを備えている。
前記シール部材223は、給油口211を閉じた時にフィラチューブ201のシール受面212に当接するもので、この実施の形態2では、フィラキャップ202の頭部221と挿入部222とが成すコーナ部分に取り付けられている。
また、前記頭部221には、軸心部の外周に略逆椀形状を成して上下に貫通された連通穴221aが形成され、かつ、前記挿入部222の底面222bにも連通穴222dが形成され、これら連通穴221a,222dにより給油口211を閉じた状態で燃料タンクの内外を連通する連通路C2が形成されている。
前記挿入部222には、実施の形態1と同様に圧力調整弁204が設けられている。
この圧力調整弁204は、吸入弁体241と排出弁体242とインナコイルスプリング243とアウタコイルスプリング244とを備えている。
前記吸入弁体241は、実施の形態1に示したものと同様で貫通穴241aおよび弁シール材245を備えている。
前記排出弁体242は、実施の形態1と同様の本体242a、弁フランジ部242b、着座フランジ部242cを有した糸巻き状に形成され、実施の形態1で示した延長部46およびプッシュボタン部47を有していない。
なお、両コイルスプリング243,244は、実施の形態1と同様に配置されているため、説明を省略する。
前記フィラキャップ202の頭部221には、収容穴221bが形成されている。この収容穴221bは、前記連通穴221aの中間部から外径方向に延びて給油口211よりも外側の位置で頭部221の下面に開口され、この収容穴221bに、前記係止部材205が収容されている。
前記係止部材205は、図示のように、上方へ延びる一端の操作力入力部252と、下方に延びる他端の係止部251と、径方向に延びて操作力入力部252の下端と係止部251の上端とを連結する連結部256と、を備えた鉤形形状に形成されている。そして、前記係止部材205は、一端の操作力入力部252が、操作部として前記連通穴221aからフィラキャップ202の頭部221の上面に突き出され、他端の係止部251が、前記収容穴221bの開口から頭部221の下面へ下方に突き出された状態で、角部253が軸心部に回動軸254を中心に回動可能に取り付けられている。
また、前記係止部251は、フィラチューブ201の被係止部213と係止する係止突起257が形成されているとともに、この係止突起257の下側には、図中下方へ向かうほど外径方向に拡がるカム面255が形成されている。そして、図示のように、フィラキャップ202の挿入部222をフィラチューブ201に差し込んで給油口211を密封したときに係止部材205の係止部251がフィラチューブ201の被係止部213に係止されるよう配置されている。
また、前記操作力入力部252は、指を引っ掛け易くするために三角形状に形成されている。
なお、この実施の形態2にあっても、前記係止部材205とフィラキャップの頭部221との間に、図示は省略するが、係止部材を矢印A2方向に回動付勢する回動スプリングが設けられている。
次に、実施の形態2のフィラキャップ装置の作用について説明する。
(閉時)
給油口211を閉じる時には、フィラキャップ202の挿入部222をフィラチューブ201に差し込み頭部221を給油口211に押し付けるようにするだけでよい。この時、係止部材205は、図外の回動スプリングの付勢力により矢印A2方向に回動付勢されていることで係止部251が給油口211と上下方向で重なる位置に配置されているが、フィラキャップ202の挿入部222をフィラチューブ201の給油口211から奥に差し込んだときには、係止部材205のカム面255が給油口211の先端に当たり、カム面255の湾曲形状に基づいて図外の回動スプリングの付勢力に抗して係止部材205が矢印A2方向とは逆方向に回動される。
そして、シール部材223がフィラチューブ201のシール受面212に圧接された状態となった時点で、係止部材205は、その係止部251が給油口211を乗り越えて、図外の回動スプリングの付勢力により矢印A2方向に回動され、図示のように、係止部251の係止突起257が給油口211の下側の被係止部213に引っかかった状態となる。
したがって、フィラキャップ202は給油口211を密封するとともに、フィラチューブ201からの抜け止めが成される。
このように、本実施の形態2にあっても、実施の形態1と同様に、フィラキャップ202をねじ込むことなく給油口211に差し込むだけで給油口211を閉じることができる。したがって、従来と同様に、テザー3のリング部31をフィラキャップ202の頭部221に緩く嵌合させた構成であっても、テザー3のリング部31がフィラキャップ202に連れ回ることも無くなり、テザー3の紐状部32が操作する指にまつわりつくことが無くなり、良好な操作性を確実に保持することができる。
また、圧力調整弁204は、図外の燃料タンク内の圧力が高くなると、内外の圧力差に基づいて排出弁体242がインナコイルスプリング243を短縮させて上方へ変位して開弁するのは、実施の形態1と同様である。一方、図外の燃料タンク内の圧力が低くなったときには、内外の圧力差に基づいて吸入弁体241と排出弁体242とが一体的にアウタコイルスプリング244を短縮させて下方に変位し、弁シール材245の外周で開弁される。
(開時)
次に、フィラキャップ202を開ける際には、図示のように、係止部材205の2つの操作力入力部252,252を指で摘みながら、フィラキャップ202をフィラチューブ201から引き抜く。
すなわち、操作力入力部252,252を摘むと、係止部材205が矢印A2方向とは逆方向に回動され、係止部材205の係止部251とフィラチューブ201の被係止部213との係止が外れる。したがって、そのまま引き抜けばフィラキャップ202を給油口211から外すことができる。
このように、本実施の形態2では、給油口211を開く際にもフィラキャップ202を回動させないことから、このときもテザー3の紐状部32が操作する指にまつわりつくことがなく、操作性に優れる。
以上説明したように、実施の形態2のフィラキャップ装置にあっては、給油口211を開閉する際に、フィラキャップ202を給油口211に差し込むだけで閉じることができるとともに、フィラキャップ202の頭部221に突き出た一対の操作部としての操作力入力部252,252を摘んでフィラキャップ202を給油口211から引き抜くだけで開くことができるようにして、給油口211を開閉する際にフィラキャップ202を回転させないようにしたため、給油口211を開閉する際にテザー3の紐状部32が操作する人の指にまつわりつかないようにでき、操作性を向上させることができるという効果が得られる。
また、係止部材205は、給油口211を閉じた時に、給油口211を閉じるシール部材223ならびに圧力調整弁204によるシール位置を含んで燃料タンクの内外を区画する部分よりもフィラチューブ201の外側に配置したため、シール部材223によるシール機能および圧力調整弁204による圧力調整機能を損なうことなく係止部材205を設けることができ、かつ、係止部材205の係止を外す操作を行う操作力入力部252をフィラキャップ202の頭部221に配置させて係止部材205を直接操作できるようにすることが容易であり、構造の簡略化を図って安価に構成することができる。
以上、本発明の実施の形態を図面に基づき説明してきたが、具体的な構成については、この実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲の請求項に記載した発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。
例えば、圧力制御弁4,204は、実施例で示した構造に限定されるものではなく、図示の構成を上下逆にした構成としてもよい。
また、実施の形態1では、係止部材5の操作力入力部52を排出弁体42の下面に当接させた例を示したが、排出弁体42が上方に開弁ストロークした時には空走するような長穴を介した連結としてもよい。あるいは、操作力入力部52を吸入弁体41に連結し、この吸入弁体41に延長部を設けた構成としてもよいもので、この場合には、通常の開弁ストロークの範囲内では係合せず、押込移動時に係合するように、吸入弁体41と操作力入力部52とを離したり、長穴を介した連結としたりする。
また、実施の形態2では、係止部材205をフィラキャップ202に回動可能に支持させたが、係止部材205を例えば放射線方向にスライド可能にフィラキャップ202に取り付けてもよい。
実施の形態1のフィラキャップ装置を示す断面図である。 実施の形態2のフィラキャップ装置を示す断面図である。
符号の説明
1 フィラチューブ
11 給油口
12 シール受面
13 被係止凸部
2 フィラキャップ
21 頭部
21a 貫通孔
21b 取付溝
22 挿入部
22a 筒部
22b 底部
22c フランジ部
22d,22e 連通穴
22f 支持突起
23 シール部材
3 テザー
31 リング部
32 紐状部
4 圧力調整弁
41a 貫通穴
41 吸入弁体
42 排出弁体
42a 本体
42b 弁フランジ部
42c 着座フランジ部
43 インナコイルスプリング(付勢手段)
44 アウタコイルスプリング(付勢手段)
45 弁シール材
46 延長部
47 プッシュボタン部(操作部)
5 係止部材
51 係止部
52 操作力入力部
53 角部
54 回動軸
55 カム面
201 フィラチューブ
202 フィラキャップ
204 圧力調整弁
205 係止部材
211 給油口
212 シール受面
213 被係止部
221 頭部
221a 連通穴
221b 収容穴
222 挿入部
222b 底面
222c 弁フランジ部
222d 連通穴
223 シール部材
241a 貫通穴
241 吸入弁体
242 排出弁体
242a 本体
242b 弁フランジ部
242c 着座フランジ部
243 インナコイルスプリング(付勢手段)
244 アウタコイルスプリング(付勢手段)
245 弁シール材
251 係止部
252 操作力入力部(操作部)
253 角部
254 回動軸
255 カム面
256 連結部
257 係止突起
C 連通路
C2 連通路
L 隙間

Claims (3)

  1. フィラチューブの先端の給油口を開閉するフィラキャップが、前記給油口閉時に給油口を外側から覆う頭部と、前記給油口閉時に給油口に差し込まれる挿入部とを備え、
    前記フィラキャップの頭部が、紐状のテザーにより車体に繋ぎ止められ、
    前記フィラキャップとフィラチューブとの少なくとも一方には、前記給油口を閉じた時に他方に圧接されて給油口を密封するシール部材が取り付けられ、
    前記挿入部には、燃料タンク内が所定の高圧になった時ならびに所定の低圧になった時に開弁して燃料タンク内の圧力を調節する圧力調整弁が設けられ、
    前記フィラチューブに被係止部が設けられている一方で、前記フィラキャップには、前記被係止部に係脱可能な係止部材が、前記給油口を閉じた状態でシール部材および圧力調整弁を含み燃料タンク内外を区画する部分を貫通することなく取り付けられ、
    この係止部材は、前記フィラキャップの挿入部を給油口に差し込んで給油口を密封した状態で前記被係止部に係止し、前記フィラキャップの頭部に設けた操作部を操作することにより係止を解除可能に形成されていることを特徴とするフィラキャップ装置。
  2. 請求項1に記載のフィラキャップ装置において、
    前記被係止部がフィラチューブの内側に設けられ、
    前記圧力調整弁には、付勢手段により閉弁方向に付勢され、燃料タンクの内外の圧力を受圧して圧力差に応じて付勢手段の付勢力に抗してストロークして開弁する弁体が設けられ、
    この弁体に、前記フィラキャップの頭部まで延長されて先端部に前記操作部が設けられた延長部が設けられ、
    前記弁体は、前記操作部を押したときに付勢手段の付勢力に抗して閉弁位置からフィラチューブの奥方向へ押込移動可能に挿入部に支持され、
    前記係止部材は、給油口閉状態で前記燃料タンク内外を区画する部分よりもフィラチューブの奥に配置されてフィラキャップの挿入部に取り付けられ、
    前記係止部材は、一端に前記フィラチューブの被係止部に係止可能な係止部が設けられ、他端に操作力が入力される操作力入力部が設けられ、
    前記操作力入力部は、前記弁体が通常の開弁ストローク時には操作力入力部に移動が伝達されず、前記操作部を操作した押込移動時に弁体と共に移動するように設けられているとともに、前記操作力入力部が弁体と共に移動した時に前記被係止部から外れるように前記係止部材の中間部がフィラキャップの挿入部に回動可能に支持されていることを特徴とするフィラキャップ装置。
  3. 請求項1に記載のフィラキャップ装置において、
    前記被係止部がフィラチューブの外側に設けられ、
    前記係止部材は、給油口閉状態で前記燃料タンク内外を区画する部分よりもフィラチューブの外側に配置されてフィラキャップに取り付けられ、
    前記係止部材は、一端に前記フィラチューブの被係止部に係止可能な係止部が設けられ、他端に前記操作部が設けられ、かつ、この操作部が前記フィラキャップの頭部に露出された状態で、前記係止部が被係止部に係止する位置と被係止部に係止しない位置とに移動可能にフィラキャップに支持されていることを特徴とするフィラキャップ装置。
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