JP2003089107A - 剥離装置 - Google Patents

剥離装置

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JP2003089107A
JP2003089107A JP2001281822A JP2001281822A JP2003089107A JP 2003089107 A JP2003089107 A JP 2003089107A JP 2001281822 A JP2001281822 A JP 2001281822A JP 2001281822 A JP2001281822 A JP 2001281822A JP 2003089107 A JP2003089107 A JP 2003089107A
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JP
Japan
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green sheet
peeling
base film
carrier film
chuck
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Application number
JP2001281822A
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English (en)
Inventor
Masayuki Hashimoto
昌之 橋本
Hiroshi Tomioka
弘嗣 冨岡
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 剥離したキャリアフィルムを容易に回収する
ことができるとともに、剥離に際して必要とされる占有
面積を削減することのできるグリーンシートの剥離装置
を提供する。 【解決手段】 剥離装置では、所定の大きさのグリーン
シートを剥離するための切れ目22が設けられたグリー
ンシート21を吸引保持する吸引板1が設けられてい
る。キャリアフィルム23の端部を保持するためのチャ
ック5が設けられている。外周面を有して外周面がキャ
リアフィルム23と接触するロール3が設けられてい
る。チャック5を下方に向けて移動させるためのチャッ
ク駆動部11が設けられている。吸引板1を移動させる
ための吸引板駆動部15が設けられている。吸引板1の
移動速度とチャック5の移動速度とを同期するための同
期部13が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は剥離装置に関し、特
に、シート状のキャリアフィルム上に形成されたセラミ
ックのグリーンシートをキャリアフィルムから剥離する
ためのグリーンシートの剥離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品の一形態として、セラミックの
シートを複数積層させることにより、たとえばコイルや
コンデンサを形成した電子部品がある。このような電子
部品は次のように形成される。まず、セラミック材料を
ポリエステルフィルム等からなるキャリアフィルム上に
均一な厚さに塗布して、これを乾燥させることでキャリ
アフィルム上にいわゆるセラミックのグリーンシートを
形成する。
【0003】次に、グリーンシートの表面にスクリーン
印刷によりたとえば内部電極等を印刷し、これを乾燥炉
等に入れて乾燥させる。その後、剥離装置によってグリ
ーンシートをキャリアフィルムから剥離する。剥離した
グリーンシートを所定枚数積み重ねて押圧した後に適当
な大きさに切断し、これを焼結することによって所望の
電子部品を形成する。
【0004】このように、セラミックのシートを積層さ
せた電子部品の製造においては、グリーンシートをキャ
リアフィルムから剥離するために剥離装置が用いられ
る。そこで、従来の剥離装置の一例として特開平6−2
16529号公報に記載された剥離装置について説明す
る。
【0005】図8に示すように、剥離装置によって、シ
ート状のキャリアフィルム123に形成されたグリーン
シート121の剥離が行われる。そのために、剥離装置
には、グリーンシート121をキャリアフィルム123
とともに吸着する吸着ヘッド101が設けられている。
その吸着ヘッド101と対向するようにテーブル109
が配置されている。テーブル109はグリーンシート1
21に切り溝を形成する際の台として用いられる。
【0006】テーブル109に載置される矩形シート状
のキャリアフィルム123の1つの角部分に対応する位
置には低位部107が設けられるとともに、この部分に
おいてキャリアフィルム121を保持する保持部材10
3が設けられている。
【0007】また、テーブル109はX軸方向に移動可
能であり、吸着ヘッド101はY軸方向に移動可能であ
る。吸着ヘッド101が移動する先には、剥離補助プレ
ート105が設けられている。
【0008】この剥離装置によって、まず、セラミック
のグリーンシート121がキャリアフィルム123とと
もに吸着ヘッド101により吸着される。次に、保持部
材103によりグリーンシート121の1つの角部分に
対応する位置においてキャリアフィルム123が保持さ
れる。この状態でテーブル109がX軸方向に移動する
とともに、この移動と同期して吸着ヘッド101がY軸
方向に移動する。
【0009】これにより、吸着ヘッド101と保持部材
103とが、矩形状のグリーンシート121の略対角線
方向に相対的に移動する。その結果、キャリアフィルム
123がグリーンシート121から剥離されることにな
る。この剥離は、矩形のグリーンシート121の1つの
角部分からほぼ対角線方向に進み、グリーンシート12
1の全域に進行する。
【0010】従来のセラミックのグリーンシートの剥離
装置は、上記のように構成され動作する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
剥離装置では次のような問題点があった。上述したよう
に、キャリアフィルム123の剥離は、保持部材103
によりグリーンシート121の1つの角部分に対応する
位置においてキャリアフィルム123を保持した状態
で、吸着ヘッド101と保持部材103とを矩形のグリ
ーンシート121の略対角線方向に相対的に移動させる
ことによって、矩形のグリーンシート121の1つの角
部分からほぼ対角線方向に行われる。
【0012】この場合には、剥離後のキャリアフィルム
123はテーブル109上に残ることになる。そのた
め、剥離後のキャリアフィルム123を回収するための
付加的な回収機構が必要になるという問題があった。
【0013】また、たとえば図9に示すように、一辺L
の矩形のグリーンシート130を剥離する場合には、吸
着ヘッド101は剥離補助プレート105の側(Y軸方
向)に向かって移動して、矩形のグリーンシート121
の1つの角部分から剥離が対角線方向に進む。そのた
め、図10に示すように、剥離補助プレートとしては一
辺Lの略直角二等辺三角形状の剥離補助プレート105
が必要になる。
【0014】すなわち、吸着ヘッド101を矢印151
に示す方向に移動させて、一辺Lの矩形のグリーンシー
トからキャリアフィルムを剥離するために、剥離補助プ
レート105を設けるためのスペースとして、少なくと
も一辺Lの略直角二等辺三角形に相当する領域131
(占有面積)を確保しなければならないという問題があ
った。
【0015】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであり、剥離したキャリアフィルムを容易に回
収することができるとともに、剥離に際して必要とされ
る占有面積を削減することのできるグリーンシートの剥
離装置を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明に係る一の剥離装
置は、シート状の基材フィルム上に形成されるととも
に、所定の大きさのグリーンシートを剥離するための切
れ目が設けられたセラミックのグリーンシートを基材フ
ィルムから剥離するための剥離装置であって、ヘッド部
と把持部とロール部とヘッド駆動部と把持駆動部と同期
部とを備えている。ヘッド部は所定の大きさのグリーン
シートの部分を保持する。把持部は所定の大きさのグリ
ーンシートの外側に位置する少なくとも基材フィルムの
部分を把持する。ロール部は外周面を有し、その外周面
が基材フィルムに接触する。ヘッド駆動部は所定の大き
さのグリーンシートの広がり方向に実質的に沿ってヘッ
ド部を移動させる。把持駆動部はロール部を介して基材
フィルムを所定の方向に向けて引出すために把持部を移
動させる。同期部はヘッド駆動部および把持駆動部のそ
れぞれの駆動速度を同期する。
【0017】この構成によれば、把持駆動部により基材
フィルムの端部を把持する把持部が移動するとともに、
ヘッド駆動部によりグリーンシートを保持するヘッド部
が移動することによって、ロール部が停止した状態でグ
リーンシートに対して基材フィルムがロール部を介して
たとえば下方などの所定の方向に引っ張られて、基材フ
ィルムがグリーンシートから剥離される。基材フィルム
が剥離された後、把持部が基材フィルムを離すことで、
剥離された基材フィルムが落下し、たとえば把持部の下
方に置かれた回収箱等に回収されることになる。これに
より、付加的な回収機構を設けることなく容易に基材フ
ィルムを回収することができる。また、従来の剥離装置
のように剥離補助プレートを設ける必要がなく、剥離装
置の占有面積も削減することができる。さらに、基材フ
ィルムをグリーンシートから相対的に引き離す際に、同
期部により把持部の移動速度とヘッド部の移動速度とが
実質的に同じ速度になり基材フィルムに弛みが生じたり
グリーンシートに破損が生じるのを防止することができ
る。
【0018】本発明に係る他の剥離装置は、シート状の
基材フィルム上に形成されるとともに、所定の大きさの
グリーンシートを剥離するための切れ目が設けられたセ
ラミックのグリーンシートを基材フィルムから剥離する
ための剥離装置であって、ヘッド部と把持部とロール部
とロール駆動部と把持駆動部と同期部とを備えている。
ヘッド部は所定の大きさのグリーンシートの部分を保持
する。把持部は、所定の大きさのグリーンシートの外側
に位置する少なくとも基材フィルムの部分を把持する。
ロール部は外周面を有し、その外周面が基材フィルムに
接触する。ロール駆動部は、所定の大きさのグリーンシ
ートの広がり方向に実質的に沿ってロール部を移動させ
る。把持駆動部は、ロール部を介して基材フィルムを所
定の方向に向けて引き出すために把持部を移動させる。
同期部はロール駆動部および把持駆動部のそれぞれの駆
動速度を同期する。
【0019】この構成によれば、把持駆動部により基材
フィルムの端部を把持する把持部が移動するとともに、
ロール駆動部によりロール部が移動することによって、
ヘッド部が停止した状態でグリーンシートに対して基材
フィルムがロール部を介してたとえば下方などの所定の
方向に引っ張られて、基材フィルムがグリーンシートか
ら剥離される。基材フィルムが剥離された後、把持部が
基材フィルムを離すことで、剥離された基材フィルムが
落下し、たとえば把持部の下方に置かれた回収箱等に回
収されることになる。これにより、付加的な回収機構を
設けることなく容易に基材フィルムを回収することがで
きる。また、従来の剥離装置のように剥離補助プレート
を設ける必要がなく、剥離装置の占有面積も削減するこ
とができる。さらに、基材フィルムをグリーンシートか
ら相対的に引き離す際に、同期部により把持部の移動速
度とロール部の移動速度とが実質的に同じ速度になり基
材フィルムに弛みが生じたりグリーンシートに破損が生
じるのを防止することができる。
【0020】また、把持部が基材フィルムを把持する際
のテンションを制御するためのテンション制御部を備え
ていることが好ましい。
【0021】これにより、把持部が基材フィルムを引っ
張る力が略一定となって、剥離の際にグリーンシートが
破れたり、あるいは基材フィルムが弛むようなことがな
くなる。
【0022】また、把持部は、基材フィルムを引き出す
方向と略直交する方向に沿って基材フィルムの端部を把
持することが好ましい。
【0023】これにより、基材フィルムを確実にしかも
安定して引っ張ることができ、容易に基材フィルムをグ
リーンシートから剥離することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】実施の形態1 本発明の実施の形態1に係るグリーンシートの剥離装置
について説明する。図1に示すように、本剥離装置は、
略矩形のシート状のキャリアフィルム23上に形成され
るとともに、所定の大きさのグリーンシート21aを剥
離するための切れ目22が設けられたセラミックのグリ
ーンシート21を、キャリアフィルム23から剥離する
ための装置である。剥離装置には、そのグリーンシート
21aを吸引保持する吸引板1が設けられている。
【0025】また、キャリアフィルム23の所定の端部
を把持するチャック5が設けられている。チャック5
は、所定の大きさのグリーンシート21aの外側に位置
する耳の部分21bに位置するキャリアフィルム23の
部分を把持する。
【0026】特にこの場合、チャック5は、略矩形のキ
ャリアフィルム23を引き出す方向と略直交する方向に
沿って位置するキャリアフィルム23の一辺を含む端部
の全体を把持する。
【0027】外周面を有してその外周面がキャリアフィ
ルム23と接触するロール3が設けられている。また、
チャック5を矢印52に示すように下方に向けて移動さ
せるためのチャック駆動部11が設けられている。そし
て、吸引板1をグリーンシート21の広がり方向(矢印
51)に沿って移動させるための吸引板駆動部15が設
けられている。さらに、吸引板1の移動速度とチャック
5の移動速度とを同期するための同期部13が設けられ
ている。
【0028】次に、上述した剥離装置の動作について説
明する。まず、吸引板1によりグリーンシート21aが
吸引保持される。このとき、上記のようにグリーンシー
ト21aとそのグリーンシート21aの外側に位置する
耳の部分21bとの間には切れ目21aが形成されてい
る。
【0029】このため、キャリアフィルム23上のグリ
ーンシート21においては、吸引板1によって吸引され
ているグリーンシート21aの部分と、吸引板1によっ
て吸引されていない耳の部分21bとで分離された状態
にある。なお、キャリアフィルム23には、この切れ目
22に沿って切り溝が形成されていることはあっても、
グリーンシート21のようにキャリアフィルム23は分
離されていない。
【0030】次に、吸引板駆動部15により吸引板1が
略水平方向に移動して、ロール3の外周面がキャリアフ
ィルム23に接触し、そしてロール3の中心の直上の位
置に吸引板1の端面の位置が一致する。
【0031】次に、キャリアフィルム23と略同じ高さ
にあるチャック5が、チャック開閉シリンダ7によって
耳の部分21bに位置するキャリアフィルム23の端部
を把持する。
【0032】このとき、チャック5はキャリアフィルム
23の端部の全体を把持することが好ましい。なお、チ
ャック5が把持するキャリアフィルム23の端部におい
ては、グリーンシートの耳の部分21bは、あらかじめ
取り除かれた状態であってもよいし、キャリアフィルム
23上に残された状態であってもよい。
【0033】次に、チャック駆動部11によりチャック
5が略鉛直方向に移動される。チャック駆動部11とし
て、たとえばモータとボールネジ(いずれも図示せず)
とを有することで、モータの回転運動をボールネジによ
り略鉛直方向の運動に変換することができる。
【0034】また、チャック5がキャリアフィルム23
を引っ張る力は、テンション制御部9によりほぼ一定に
保たれる。テンション制御部9として、チャック開閉シ
リンダ7とチャック駆動部11との間にたとえばエアシ
リンダ(図示せず)を連結し、そのエアシリンダへの流
入空気圧を制御することでテンションが一定に保たれ
る。
【0035】一方、吸着板駆動部15により吸着板1が
グリーンシート21の広がり方向(矢印54)に沿って
移動される。このとき、同期部13により、チャック5
の移動速度と吸引板1の移動速度との同期が図られる。
【0036】このような動作により、ロール3が矢印5
3に示す向きに回転しながらキャリアフィルム23が下
方に向けて引っ張られて、所定の大きさのグリーンシー
ト21aが吸引板1に吸引固定された状態でキャリアフ
ィルム23がグリーンシート21から剥離される。
【0037】キャリアフィルム23が剥離された後、チ
ャック5がチャック開閉シリンダ7によって開かれる。
これにより、剥離されたキャリフィルム23が落下し、
たとえばチャック5の下方に置かれた回収箱(図示せ
ず)に回収されることになる。
【0038】上述した剥離装置では、キャリフィルム2
3をグリーンシート21から剥離した後に、キャリアフ
ィルム23をチャックしていたチャック5を緩めること
で剥離したキャリアフィルム23がそのまま下方に向け
て落下するため、付加的な回収機構が不要になり容易に
回収することができる。
【0039】また、従来の剥離装置と比較すると剥離補
助プレートを設ける必要がなく、剥離装置の占有面積も
削減することができる。さらに、テンション制御部9に
よって、一定以上の引張力をもってチャック5がキャリ
アフィルム23を引っ張ることがなくなり、剥離の際に
グリーンシート21aが破れたりすることがなくなる。
反対に引張力が弱くなって、キャリアフィルム23が弛
むようなこともなくなる。
【0040】また、同期部13により吸引板1の移動速
度とチャック5の移動速度とを同じ速度にすることがで
きる。これにより、たとえば、剥離したキャリアフィル
ム23が弛むのを防止することができる。また、キャリ
アフィルム23が過度に引っ張られてグリーンシート2
1aが破損するのを防止することができる。
【0041】実施の形態2 前述した剥離装置では、キャリアフィルムをグリーンシ
ートから剥離するのに、吸引板1とチャック5とを所定
の方向に移動させた。ここでは、ロール3とチャック5
をそれぞれ所定の方向に移動する剥離装置について説明
する。
【0042】したがって、図2に示すように、この剥離
装置では、チャック5を矢印52に示すように下方に向
けて移動させるためのチャック駆動部11が設けられて
いる。そして、ロール3をグリーンシートの広がり方向
(矢印54)に実質的に沿って移動させるためのロール
駆動部17(保持台)が設けられている。これ以外の構
成については図1に示す剥離装置と同様なので、同一部
材には同一符号を付しその説明を省略する。
【0043】次に、上述した剥離装置の動作について説
明する。まず、前述したように、吸引板1によりグリー
ンシート21aが吸引保持される。次に、移動部により
吸引板1が略水平方向に移動して、ロール3の外周面が
キャリアフィルム23に接触し、そしてロール3の中心
の直上の位置に吸引板1の端面の位置が一致する。
【0044】次に、キャリアフィルム23と略同じ高さ
にあるチャック5が、チャック開閉シリンダ7によって
耳の部分21bに位置するキャリアフィルム23の端部
を把持する。
【0045】次に、チャック駆動部11によりチャック
5が略鉛直方向に移動される。チャック5がキャリアフ
ィルム23を引っ張る力は、テンション制御部9により
ほぼ一定に保たれる。
【0046】一方、ロール駆動部17によりロール3が
グリーンシート21の広がり方向に沿って矢印54に示
す方向に移動される。このとき、同期部13によって、
ロール3の移動速度とチャック5の移動速度との同期が
図られる。
【0047】このような動作により、ロール3が矢印5
3に示す向きに回転するとともに、矢印54に示す方向
に移動しながらキャリアフィルム23が下方に向けて引
っ張られて、所定の大きさのグリーンシート21aが吸
引板1に吸引固定された状態でキャリアフィルム23が
グリーンシート21から剥離される。
【0048】キャリアフィルム23が剥離された後、チ
ャック5がチャック開閉シリンダ7によって開かれる。
これにより、剥離されたキャリフィルム23が落下し、
回収箱(図示せず)に回収されることになる。
【0049】前述した剥離装置では、ロール3を停止し
た状態で、吸引板1およびチャック5をそれぞれ所定の
方向に移動させていたのに対して、本剥離装置では、吸
引板1を停止した状態で、ロール3およびチャック5を
それぞれ所定の方向に移動させる。
【0050】したがって、本剥離装置においても、吸引
されたグリーンシート21aに対して、相対的にキャリ
アフィルム23がたとえば下方の所定の方向に向けて引
っ張られることになる。これにより、前述した剥離装置
と同様に、付加的な回収機構を設けることなく容易にキ
ャリアフィルム23を回収することができる。
【0051】また、従来の剥離装置と比較すると剥離補
助プレートを設ける必要がなく、剥離装置の占有面積も
削減することができる。さらに、テンション制御部9に
よってチャック5がキャリアフィルム23を引っ張る力
が略一定となって、剥離の際にグリーンシート21が破
れたり、あるいはキャリアフィルム23が弛むようなこ
とがなくなる。
【0052】また、同期部13によりロール3の移動速
度とチャック5の移動速度とを同じ速度にすることがで
きる。これにより、剥離したキャリアフィルム23が弛
むのを防止することができる。また、キャリアフィルム
23が過度に引っ張られてグリーンシート21が破損す
るのを防止することができる。
【0053】なお、この剥離装置では、吸引板1を停止
した状態でロール3とチャック5とを所定の方向に移動
させたが、吸引板1も、前述した剥離装置のようにグリ
ーンシート21の広がり方向に沿って移動させてもよ
い。すなわち、キャリアフィルム23の剥離を、吸引板
1、ロール3およびチャック5をそれぞれ所定の方向に
移動することによって行ってもよい。
【0054】特に、この場合には、剥離に際して吸引板
1も移動させることで、吸引板1が停止している場合と
比べると、吸引板1が移動する距離が短縮されることに
なる。また、同様に、ロール3の移動する距離も短縮さ
れることになる。
【0055】したがって、従来の剥離装置と比べると、
たとえば図9に示すような一辺Lの矩形のキャリアフィ
ルムを剥離する場合、図3に示すように、剥離に必要と
される領域31は、剥離方向の長さが短縮されて1つの
辺が長さLで他の辺の長さがLよりも短い長さの矩形状
となる。その結果、剥離に際して必要とされる領域(占
有面積)をさらに削減することができる。
【0056】また、キャリアフィルム23を引き出す方
向は吸引板1が移動する方向と同じ方向でなければ構わ
ないが、よりスムーズに剥離を行うためには、吸引板1
が移動する方向と略直交する方向に引き出すことが好ま
しい。
【0057】実施の形態3 前述した剥離装置では、チャック5はキャリアフィルム
23の端部の全体を把持する。すなわち、チャック5
は、キャリアフィルム23を引っ張る方向と略直交する
方向に沿って位置するキャリフィルムの一辺を含む端部
の全体を把持するように構成されている。
【0058】ここでは、キャリアフィルムの端部を把持
するチャックの変形例として、端部を部分的に把持する
チャックについて説明する。したがって、チャック以外
の構成については、実施の形態1または実施の形態2に
おいてそれぞれ説明した剥離装置と同様である。
【0059】まず、第1の変形例について説明する。図
4(a)、(b)に示すように、キャリアフィルムを把
持する機構は、耳の部分21bに対応するキャリアフィ
ルム23の端部の一ヶ所を掴む1つのチャック5aと、
そのチャック5aを開閉するための1つのチャック開閉
シリンダ7を有して構成される。
【0060】この場合では、チャック5aはキャリアフ
ィルム23の端部の略中央付近を把持することができ
て、安定してキャリアフィルム23をグリーンシート2
1から剥離することができる。
【0061】次に、第2の変形例について説明する。図
5(a)、(b)に示すように、キャリアフィルムを把
持する機構は、耳の部分21bに対応するキャリアフィ
ルム23の端部の2ヶ所を掴む1つのチャック5bと、
そのチャック5bを開閉するための1つのチャック開閉
シリンダ7を有して構成される。
【0062】この場合では、チャック5bはキャリアフ
ィルム23の端部のコーナー部分の2ヶ所を把持するこ
とができて、安定してキャリアフィルム23をグリーン
シート21から剥離することができる。
【0063】次に、第3の変形例について説明する。図
6(a)、(b)に示すように、キャリアフィルムを把
持する機構は、耳の部分21bに対応するキャリアフィ
ルム23の端部の2ヶ所を掴む1つのチャック5cと、
そのチャック5cを開閉するための2つのチャック開閉
シリンダ7を有して構成される。
【0064】この場合では、チャック5cは2つのチャ
ック開閉シリンダ7によってキャリアフィルム23の端
部のコーナー部分の2ヶ所をそれぞれ確実に把持するこ
とができて、より安定してキャリアフィルム23をグリ
ーンシート21から剥離することができる。
【0065】次に、第4の変形例について説明する。図
7(a)、(b)に示すように、キャリアフィルムを把
持する機構は、耳の部分21bに対応するキャリアフィ
ルム23の端部の2ヶ所を掴む2つのチャック5dと、
そのチャック5dをそれぞれ開閉するための2つのチャ
ック開閉シリンダ7を有して構成される。
【0066】この場合、2つのチャック5dは、2つの
チャック開閉シリンダ7によってキャリアフィルム23
の端部のコーナー部分の2ヶ所をそれぞれ確実に掴むこ
とができて、より確実に安定してキャリアフィルム23
をグリーンシート21から剥離することができる。
【0067】このようなチャックを備えた剥離装置にお
いても、吸引されたグリーンシート21aに対して、キ
ャリアフィルム23を下方に向けて確実に、しかも安定
して引っ張ることができ、前述した剥離装置と同様の効
果を得ることができる。
【0068】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって、制限的なものではないと考えられるべき
である。本発明は上記の説明ではなくて特許請求の範囲
によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範
囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0069】
【発明の効果】本発明に係る一の剥離装置によれば、把
持駆動部により基材フィルムの端部を把持する把持部が
移動するとともに、ヘッド駆動部によりグリーンシート
を保持するヘッド部が移動することによって、ロール部
が停止した状態でグリーンシートに対して基材フィルム
がロール部を介してたとえば下方などの所定の方向に引
っ張られて、基材フィルムがグリーンシートから剥離さ
れる。基材フィルムが剥離された後、把持部が基材フィ
ルムを離すことで、剥離された基材フィルムが落下し、
たとえば把持部の下方に置かれた回収箱等に回収される
ことになる。これにより、付加的な回収機構を設けるこ
となく容易に基材フィルムを回収することができる。ま
た、従来の剥離装置のように剥離補助プレートを設ける
必要がなく、剥離装置の占有面積も削減することができ
る。さらに、基材フィルムをグリーンシートから相対的
に引き離す際に、同期部により把持部の移動速度とヘッ
ド部の移動速度とが実質的に同じ速度になり基材フィル
ムに弛みが生じたりグリーンシートに破損が生じるのを
防止することができる。
【0070】本発明に係る他の剥離装置によれば、把持
駆動部により基材フィルムの端部を把持する把持部が移
動するとともに、ロール駆動部によりロール部が移動す
ることによって、ヘッド部が停止した状態でグリーンシ
ートに対して基材フィルムがロール部を介してたとえば
下方などの所定の方向に引っ張られて、基材フィルムが
グリーンシートから剥離される。基材フィルムが剥離さ
れた後、把持部が基材フィルムを離すことで、剥離され
た基材フィルムが落下し、たとえば把持部の下方に置か
れた回収箱等に回収されることになる。これにより、付
加的な回収機構を設けることなく容易に基材フィルムを
回収することができる。また、従来の剥離装置のように
剥離補助プレートを設ける必要がなく、剥離装置の占有
面積も削減することができる。さらに、基材フィルムを
グリーンシートから相対的に引き離す際に、同期部によ
り把持部の移動速度とロール部の移動速度とが実質的に
同じ速度になり基材フィルムに弛みが生じたりグリーン
シートに破損が生じるのを防止することができる。
【0071】また、把持部が基材フィルムを把持する際
のテンションを制御するためのテンション制御部を備え
ていることが好ましく、これにより、把持部が基材フィ
ルムを引っ張る力が略一定となって、剥離の際にグリー
ンシートが破れたり、あるいは基材フィルムが弛むよう
なことがなくなる。
【0072】また、把持部は、基材フィルムを引き出す
方向と略直交する方向に沿って基材フィルムの端部を把
持することが好ましく、これにより、基材フィルムを確
実にしかも安定して引っ張ることができ、容易に基材フ
ィルムをグリーンシートから剥離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るグリーンシート
の剥離装置の一側面図である。
【図2】 本発明の実施の形態2に係るグリーンシート
の剥離装置の一側面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1、2に係るグリーンシ
ートの剥離装置による効果を説明するための装置の占有
領域を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態3に係るグリーンシート
の剥離装置における第1の変形例によるチャックがキャ
リアフィルムを把持する様子を示す図であり、(a)は
その平面図であり、(b)はその正面図である。
【図5】 本発明の実施の形態3に係るグリーンシート
の剥離装置における第2の変形例によるチャックがキャ
リアフィルムを把持する様子を示す図であり、(a)は
その平面図であり、(b)はその正面図である。
【図6】 本発明の実施の形態3に係るグリーンシート
の剥離装置における第3の変形例によるチャックがキャ
リアフィルムを把持する様子を示す図であり、(a)は
その平面図であり、(b)はその正面図である。
【図7】 本発明の実施の形態3に係るグリーンシート
の剥離装置における第4の変形例によるチャックがキャ
リアフィルムを把持する様子を示す図であり、(a)は
その平面図であり、(b)はその正面図である。
【図8】 従来のグリーンシートを剥離するための剥離
装置を示す斜視図である。
【図9】 グリーンシートが形成された矩形のキャリア
フィルムを示す平面図である。
【図10】 従来のグリーンシートの剥離装置による装
置の占有領域を示す図である。
【符号の説明】
1 吸引板、3 ロール、5、5a〜5d チャック、
7 チャック開閉シリンダ、9 テンション制御部、1
1 チャック駆動部、13 同期部、15 吸引板駆動
部、17 ロール駆動部、21 グリーンシート、21
a 所定の大きさのグリーンシート、21b 耳の部
分、22 切れ目、23 キャリアフィルム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4G055 AA08 AB00 AC01 CB00 CC10 5E082 AB03 BC40 FG06 FG26 MM11 MM12 MM13

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート状の基材フィルム上に形成される
    とともに、所定の大きさのグリーンシートを剥離するた
    めの切れ目が設けられたセラミックのグリーンシートを
    基材フィルムから剥離するための剥離装置であって、 前記所定の大きさのグリーンシートの部分を保持するヘ
    ッド部と、 前記所定の大きさのグリーンシートの外側に位置する少
    なくとも前記基材フィルムの部分を把持する把持部と、 外周面を有し、前記外周面が前記基材フィルムに接触す
    るロール部と、 前記所定の大きさのグリーンシートの広がり方向に実質
    的に沿って前記ヘッド部を移動させるヘッド駆動部と、 前記ロール部を介して前記基材フィルムを所定の方向に
    向けて引出すために、前記把持部を移動させる把持駆動
    部と、 前記ヘッド駆動部および前記把持駆動部のそれぞれの駆
    動速度を同期するための同期部とを備えた、剥離装置。
  2. 【請求項2】 シート状の基材フィルム上に形成される
    とともに、所定の大きさのグリーンシートを剥離するた
    めの切れ目が設けられたセラミックのグリーンシートを
    基材フィルムから剥離するための剥離装置であって、 前記所定の大きさのグリーンシートの部分を保持するヘ
    ッド部と、 前記所定の大きさのグリーンシートの外側に位置する少
    なくとも前記基材フィルムの部分を把持する把持部と、 外周面を有し、前記外周面が前記基材フィルムに接触す
    るロール部と、 前記所定の大きさのグリーンシートの広がり方向に実質
    的に沿って前記ロール部を移動させるロール駆動部と、 前記ロール部を介して前記基材フィルムを所定の方向に
    向けて引き出すために、前記把持部を移動させる把持駆
    動部と、 前記ロール駆動部および前記把持駆動部のそれぞれの駆
    動速度を同期するための同期部とを備えた、剥離装置。
  3. 【請求項3】 前記把持部が前記基材フィルムを把持す
    る際のテンションを制御するためのテンション制御部を
    備えた、請求項1または2に記載の剥離装置。
  4. 【請求項4】 前記把持部は、前記基材フィルムを引き
    出す方向と略直交する方向に沿って前記基材フィルムの
    端部を把持する、請求項1〜3のいずれかに記載の剥離
    装置。
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