JP3397135B2 - チップの供給装置 - Google Patents

チップの供給装置

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JP3397135B2
JP3397135B2 JP15097698A JP15097698A JP3397135B2 JP 3397135 B2 JP3397135 B2 JP 3397135B2 JP 15097698 A JP15097698 A JP 15097698A JP 15097698 A JP15097698 A JP 15097698A JP 3397135 B2 JP3397135 B2 JP 3397135B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、ウェハ上のチップ
を移載ヘッドに供給するチップの供給装置に関するもの
である。 【0002】 【従来の技術】ウェハのチップはウェハリングに張設さ
れたウェハシート上に貼着されており、突き上げユニッ
トのピンで下方から突き上げ、突き上げられたチップを
移載ヘッドのノズルで真空吸着してピックアップされる
ようになっている。そしてピックアップされたチップは
位置ずれ補正がなされてプリント基板やリードフレーム
などの基板に実装される。 【0003】ウェハシートはウェハリングに張設される
が、ウェハシート上のチップが互いに近接していると、
突き上げユニットのピンでチップを突き上げにくいもの
である。そこでウェハシート上に貼着されたチップ同士
を互いに引き離すために、ウェハシートをエキスパンド
ユニットを用いて拡張することが行われる。またエキス
パンドユニットによるウェハシートの拡張は、チップの
突き上げユニットとは別場所で行われる場合と、チップ
の突き上げユニットの側部で行われる場合がある。 【0004】後者の場合、ウェハシートの下方に設けら
れたホットガンから温風を吹き上げ、この温風によりウ
ェハシートを暖めて柔軟にしたうえで、ウェハシートを
機械的に引っ張って拡張するようになっている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】近年、ウェハシートの
寸法は大形化する傾向にある。このような大形のウェハ
シートを拡張する場合、温風はウェハシートの下面全面
に均等に吹き当ててウェハシート全体を均一に暖め、こ
れによりウェハシート全体を均一に拡張しなければなら
ない。しかしながら従来のホットガンでは、大形のウェ
ハシートの下面全面に温風を均等に吹き当てるのは困難
であり、このためウェハシート全体を十分に拡張でき
ず、すべてのチップを必要十分に引き離すことが困難と
なっていた。 【0006】したがって本発明は、ウェハシートの下面
全面に温風を均等に吹き当てて、ウェハシート全体を十
分に拡張することができるチップの供給装置を提供する
ことを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、ウェハリング
に張設されたウェハシートを拡張するエキスパンドユニ
ットと、エキスパンドユニットにより拡張されるウェハ
シートの下方に配設されて温風を吹き上げることにより
ウェハシートを暖めるホットガンと、エキスパンドユニ
ットによるウェハシートの拡張が終了したウェハをチッ
プの突き上げユニットの上方へ移送される可動テーブル
と、ウェハシートとホットガンの間に配設されてホット
ガンから吹き上げられた温風を拡散させてウェハシート
の下面全面に吹き当てる温風拡散子とを備え、前記温風
拡散子が、略円錘体を倒立させた形状を有し、かつその
外表面に勾配の異る温風ガイド面を形成したことを特徴
とするチップの供給装置である。 【0008】 【0009】 【0010】上記構成において、ホットガンから吹き上
げられた温風は温風拡散子により拡散され、ウェハシー
トの下面全面に吹き当てられてウェハシート全体を均一
に暖める。そこでウェハシートを機械的に引っ張って拡
張し、ウェハシート上のチップを互いに引き離す。ウェ
ハシートが拡張されたウェハはチップの突き上げユニッ
トの上方へ送られ、移載ヘッドに供給される。 【0011】 【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態の電子
部品実装装置の斜視図、図2は同エキスパンドユニット
とホットガンの側面図、図3は同温風拡散子とホットガ
ンの斜視図、図4は同温風拡散子の断面図である。 【0012】まず図1を参照して電子部品実装装置の全
体構造を説明する。図1において、1はリードフレーム
10の搬送路であり、その上方には第1の移載ヘッド1
1、第2の移載ヘッド12、ボンド塗布ヘッド13が配
設されている。第1の移載ヘッド11、第2の移載ヘッ
ド12、ボンド塗布ヘッド13は同一の可動テーブル1
4に装着されており、図外の駆動手段に駆動されて搬送
路1と直交する方向へ同時に往復移動する。 【0013】第1の移載ヘッド11はチップの供給装置
30に備えられたチップPをノズル15の下端部で真空
吸着してピックアップし、位置ずれ補正テーブル22上
に移載する。位置ずれ補正テーブル22上に移載された
チップPには位置ずれ補正爪23が押し当てられ、チッ
プPの位置ずれが補正される。第2の移載ヘッド12は
ノズル16の下端部で位置ずれ補正テーブル22上のチ
ップPを真空吸着してピックアップし、リードフレーム
10上に移載する。ボンド塗布ヘッド13は、ノズル2
4からボンドを吐出し、リードフレーム10に塗布す
る。チップPは第2の移載ヘッド12によりこのボンド
上に搭載される。なおボンド塗布ヘッドとしては、転写
ピン方式などの他の型式のものも用いられる。 【0014】25はXテーブル、26はYテーブルであ
り、搬送路1をX方向やY方向へ移動させてその位置を
調整する。27は第1のカメラであり、チップの供給装
置30のウェハシート上のチップPを認識する。28は
第2のカメラであり、リードフレーム10やリードフレ
ーム10上に移載されたチップPを認識する。3はリー
ドフレーム10が収納されたマガジンであり、リードフ
レーム10は1枚づつマガジン3から搬送路1へ送り出
される。またチップPが搭載されたリードフレーム10
は他方のマガジン2に回収される。 【0015】次にチップの供給装置30について説明す
る。図1において、31は可動テーブルであり、エキス
パンドユニット40が配設されている。エキスパンドユ
ニット40はウェハ32を保持している。エキスパンド
ユニット40は可動テーブル31上を矢印A方向へ移動
し、ウェハ32をホットガン34の上方位置とチップの
突き上げユニット37の上方位置に選択的に移動させ
る。突き上げユニット37は、例えば特開平2−689
38号公報などに記載されたものであって、ペパーポッ
ト38からピンを上昇させ、ウェハシート上のチップP
を突き上げる。第1の移載ヘッド11は、ピンで突き上
げられたチップPをノズル15の下端部に真空吸着して
ピックアップする。 【0016】図2において、ウェハ32はウェハシート
33上にチップPを多数個貼着したものである。ウェハ
シート33はウェハリング41に張設されている。ウェ
ハシート33はリング42に装着されている。ウェハリ
ング41は保持リング43に支持されている。保持リン
グ43には垂直な送りねじ44が挿入されている。また
リング42は送りねじ44の上端部に装着されたナット
体45に結合されている。送りねじ44にはプーリ46
が装着されており、プーリ46にはタイミングベルト4
7が調帯されている。 【0017】一方(図2において左側)の送りねじ44
はモータ48に駆動されて回転する。49は伝動用ベル
トである。一方の送りねじ44が回転すると、その回転
はタイミングベルト47を介して他方(図2において右
側)の送りねじ44に伝達される。送りねじ44が正逆
回転すると、ナット体45は送りねじ44に沿って上下
動する。ナット体45が下降すると、リング42も下降
し、ウェハシート33は拡張され、その上面に貼着され
たチップPは互いに引き離される。 【0018】図2において、ホットガン34は円筒体で
あり、その内部にはヒータ35が内蔵されている。また
ホットガン34にはダクト36からエアが送り込まれる
(破線矢印参照)。送り込まれたエアはヒータ35で暖
められ、温風はホットガン34の上端部から上方へ吹き
上げる。ダクト36は送気ユニット(図外)に接続され
ている。 【0019】ウェハ32とホットガン34の間には温風
拡散子50が設けられている。温風拡散子50は略円錘
体を倒立させた形状を有しており、その表面には上下方
向に温風案内用の溝51が複数条形成されている。この
溝51は下方から吹き上げられた温風を上方へ拡散する
ように案内する。温風拡散子50はブラケット52に装
着されている。 【0020】この電子部品実装装置は上記のような構成
より成り、次に動作を説明する。ウェハシート33をウ
ェハリング41に張設したならば、ウェハシート33を
ホットガン34の上方に位置させる。図2はこのときの
状態を示している。そこでダクト36からホットガン3
4へエアを送り、ヒータ35で暖めて上方へ吹き上げ
る。図4において、上方へ吹き上げたエアは温風拡散子
50に拡散され、ウェハシート33の下面に吹き当てら
れる。 【0021】図4において、温風拡散子50の溝51の
表面Bの勾配は、外表面Aの勾配よりも急勾配である。
この外表面Aと表面Bは、温風のガイド面となる。した
がって外表面Aに当った温風は、破線矢印aで示すよう
に外方へ大きく拡がり、ウェハシート33の外周部を暖
める。また溝51の表面Bに当った温風は、破線矢印b
で示すように溝51内を案内されてほぼ真上方向へ上昇
し、ウェハシート33の中心部付近を暖める。したがっ
てウェハシート33のその下面全面に温風がほぼ均一に
吹き当てられ、ウェハシート33は全体が均一に暖めら
れる。このように、温風拡散子50の表面に勾配の異る
温風ガイド面を形成することにより、下方から吹き上げ
られた温風をウェハシート33の下面全面に拡散させて
下面全面を均一に暖めることができる。 【0022】そこで図2において、モータ48を駆動し
て送りねじ44を回転させ、ナット体45を下降させて
リング42によりウェハシート33の周縁部を下方へ押
し下げ、ウェハシート33を拡張する。これによりウェ
ハシート33上に貼着されたチップPは互いに引き離さ
れる。以上のようにしてウェハシート33を拡張したな
らば、ホットガン34から温風を吹き上げるのを停止
し、可動テーブル31を駆動してこのウェハシート33
をチップの突き上げ装置37の上方へ移動させる。 【0023】次にペパーポット38からピンを突出させ
てウェハシート33上のチップPを突き上げ、第1の移
載ヘッド11のノズル15に真空吸着してピックアップ
する。第1の移載ヘッド11でピックアップされたチッ
プPは位置ずれ補正テーブル22に移載されてその位置
ずれが補正された後、第2の移載ヘッド12のノズル1
6に真空吸着してピックアップされ、リードフレーム1
0に移載される。 【0024】 【0025】 【発明の効果】本発明によれば、ホットガンから吹き上
げられた温風は温風拡散子により拡散され、ウェハシー
トの下面全面に吹き当てられてウェハシート全体を均一
に暖めるので、ウェハシート全体を無理なく均一に拡張
して、すべてのチップを互いに引き離すことができ、殊
に大形のウェハシートであっても全体を均一に暖めるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態の電子部品実装装置の斜視
図 【図2】本発明の実施の形態のエキスパンドユニットと
ホットガンの側面図 【図3】本発明の実施の形態の温風拡散子とホットガン
の斜視図 【図4】本発明の実施の形態の温風拡散子の断面図 【符号の説明】 33 ウェハシート 34 ホットガン 40 エキスパンドユニット 50 温風拡散子 51 溝

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】ウェハリングに張設されたウェハシートを
    拡張するエキスパンドユニットと、エキスパンドユニッ
    トにより拡張されるウェハシートの下方に配設されて温
    風を吹き上げることによりウェハシートを暖めるホット
    ガンと、エキスパンドユニットによるウェハシートの拡
    張が終了したウェハをチップの突き上げユニットの上方
    へ移送させる可動テーブルと、ウェハシートとホットガ
    ンの間に配設されてホットガンから吹き上げられた温風
    を拡散させてウェハシートの下面全面に吹き当てる温風
    拡散子とを備え、前記温風拡散子が、略円錘体を倒立さ
    せた形状を有し、かつその外表面に勾配の異る温風ガイ
    ド面を形成したことを特徴とするチップの供給装置。
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